JP2002071361A - 自動車旅行計画に適する情報記憶媒体及び情報通信ネットワークを利用した自動車旅行計画支援システム - Google Patents

自動車旅行計画に適する情報記憶媒体及び情報通信ネットワークを利用した自動車旅行計画支援システム

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JP2002071361A
JP2002071361A JP2000254538A JP2000254538A JP2002071361A JP 2002071361 A JP2002071361 A JP 2002071361A JP 2000254538 A JP2000254538 A JP 2000254538A JP 2000254538 A JP2000254538 A JP 2000254538A JP 2002071361 A JP2002071361 A JP 2002071361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図上に一元的に表示された旅程地図情報を
提示できる情報記録媒体を提供すること、簡易かつ迅速
に自動車旅行計画を立てることができる自動車旅行計画
支援システムを提供すること。 【解決手段】 出発地と、該出発地からの直線距離と、
旅行中に希望するアクション(ゴルフ、乗馬等)と、か
ら構成された初期情報に基づいて、予め記憶された地図
Mに、前記出発地を中心とし、前記直線距離を半径とす
る円Y(又はY及びy)を描き、この円と、前記円の内
側領域Zに所在する予め登録された停留場所(宿屋とア
クションサイト)と、が前記地図Mに表示された構成の
旅程地図情報3等を作成して提示し、この旅程地図情報
3等に示された各停留場所の中から選択された停留場所
の詳細情報7等を提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車旅行計画に
適する情報記憶媒体及び情報通信ネットワークを利用し
た自動車旅行計画支援システムに関する。より詳細に
は、自動車旅行を計画している者が、旅行の出発地、該
出発地からの直線距離、実行したいアクション(行動)
からなるすべての条件を具備する自動車旅行計画を、簡
易かつ迅速に作れるように工夫された情報記憶媒体及び
情報通信ネットワークを利用した自動車旅行計画支援シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車旅行の計画を立てようと
する場合においては、旅行日程、行動直線距離、所要時
間、宿泊場所及び宿屋、希望する行動予定等を総合的に
勘案して決定されると考えられる。
【0003】例えば、2泊3日の旅行日程で、おおむね
関東圏内、所要時間片道二時間以内、宿泊場所は日光方
面、宿屋は露天風呂付き和風旅館、旅行中にゴルフを行
う等の希望条件を設定する。そして、これらの条件をす
べて具備する旅行を実現するために、旅行パンフレッ
ト、道路地図、宿屋ガイド、ゴルフ場案内雑誌等を個別
に利用して情報を収集して、検討を進めていく。
【0004】また、近年の情報通信技術の発達により、
インターネット等を介して、各旅行情報を提供するホー
ムページ等にアクセスすることによって、各種旅行情報
をコンピュータ端末上で簡易に収集できるようにもなっ
てきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、旅行計
画、特に自動車を利用した旅行計画を立てる際に必要な
各種情報が、一元化されてユーザーに提供されるような
旅行情報ツールは、存在しなかった。
【0006】特に、自動車旅行計画を立てる際に、希望
する「出発地」を起点に、まずその出発地からのおおよ
その直線距離によって規定される行動範囲を定め、その
行動範囲の中に入る「宿泊場所」、「アクションサイ
ト」を選定するという手順に基づく旅行計画ツールは存
在しなかった。
【0007】また、旅先の予約についても、一つの情報
ツールによって、宿屋やゴルフ場等のアクションサイト
の予約を、一元的に行うことができる方法は無かったこ
とから、予約作業が迂遠かつ面倒だった。
【0008】そこで、本発明の第1の目的は、出発地か
らの直線距離に基づいて行動範囲を定め、この行動範囲
内における自動車旅行に必要な宿屋やアクションサイト
等の停留場所の情報が地図上に一元的に提示される情報
記憶媒体を提供することにある。第2の目的は、簡易か
つ迅速に自動車旅行計画を立てることができ、かつ宿
屋、アクションサイト等の採択及び予約を行うことがで
きる自動車旅行計画支援システムを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明では、まず、自動車旅行計画に適する情報
記憶媒体を提供する。なお、本願発明において「情報記
憶媒体」とは、データやプログラムが電気的、時期的に
保管される媒体や記憶装置を意味する。例えば、ハード
ディスク、フロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気
ディスク、データカートリッジなどの磁気テープ、MO
(Magneto Optical)などの光磁気ディ
スク、CD−ROM、DVD等の光ディスク、カード型
記憶媒体、メモリスティック、フラッシュメモリ、ハー
ドウエアに設置される記憶装置等を広く含むものとす
る。
【0010】まず、本発明に係る自動車旅行計画に適す
る情報記憶媒体は、次の手順(1)〜(5)が実行可能
とされたことを特徴とする。以下、手順(1)〜(5)
の構成を説明する。
【0011】(1)出発地と、該出発地からの直線距離
と、旅行中に希望するアクションと、から構成された初
期情報を入力させる手順。この手順は、自動車旅行を計
画しているユーザーが、本発明に係る情報記憶媒体に予
め記憶されている所定の入力欄をパーソナルコンピュー
タ等の情報端末に出力し、出発地と、この出発地からの
直線距離と、旅行中に希望するアクションと、を入力す
る手順である。なお、この入力手順は、複数の段階に分
けて行うようにしてもかまわない。ここで、「初期情
報」として、出発地、出発地からの直線距離、旅行中に
希望するアクションからなる3情報を入力させる理由
は、自動車旅行の計画においては、旅行開始場所(出発
地)からの概ねの行動距離をイメージするとともに、旅
行中に何をするかを優先的に考えて、検討を進めるのが
一般的であると考えられるからである。例えば、あるユ
ーザーが、自宅のある東京を出発地として、150Km
程度の行動直線距離で、旅程中においてゴルフを行いた
いと考えている場合には、所定の入力欄に、出発地とし
て「東京」、東京からの直線距離として「150」k
m、希望するアクションとして「ゴルフ」のように入力
する。なお、出発地からの直線距離を、例えば、「50
〜150」Kmのように、距離範囲によって特定させる
ように構成してもよい。これは、出発地から所定の近直
線距離圏内での停留は、希望していないという場合も想
定されるからである。
【0012】(2)予め記憶された地図に、前記出発地
を中心とし、前記直線距離を半径とする円を描く手順。
この手順は、記憶媒体に予め格納されている地図に、前
記(1)の手順で入力された出発地を中心として、該出
発地からの直線距離を半径とする円を描く(予め記憶媒
体に記憶されている)プログラムを実行する手順であ
る。この手順によって、地図上に描かれた円は、自動車
旅行におけるユーザーの行動半径としての意味を持ち、
円内の領域は、該ユーザーの停留可能性のある行動範囲
としての意味を持つものとなる。なお、予め記憶させて
おく地図としては、高速道路や主要国道、代表的な観光
地名等が簡潔に表示された道路及び地名地図が見やすく
好適である。なお、(1)の手順において、出発地から
の直線距離が、50〜150Kmのような範囲指定がな
された場合は、半径50Kmの内円と、半径150Km
の外円を描くことになる。この場合、内円と外円に囲ま
れたドーナッツ状の領域は、ユーザーが停留を希望する
行動範囲としての意味を有することになり、内円の内側
領域は、停留を希望しない行動範囲としての意味をもつ
ことになる。
【0013】(3)前記円と、前記円の内側領域に所在
する予め記憶された停留場所と、が前記地図に表示され
た旅程地図情報を作成して提示する手順。この手順は、
前記(2)の手順に従って描かれた円の内側領域に所在
する停留場所のみを自動的に抽出して地図上にプロット
することによって得られる「旅程地図情報」を作成する
手順である。ユーザーは、この「旅程地図情報」を見る
ことによって、自ら特定した行動範囲(円内領域)を地
図上で視覚的に、具体的に確認できるとともに、その行
動範囲内に所在する登録された停留場所を容易に知るこ
とができる。そして、プロットされた各停留場所の相対
的な位置関係等を視覚的に確認することにより、おおよ
その旅程イメージ又は旅行ルートを即座に把握すること
が可能となる。ここで、本願発明において「停留場所」
とは、ユーザーが旅行中に一時的又は一定期間立ち寄る
場所であって、予め登録されている宿屋又はゴルフ場、
スキー場等のアクションサイト(行動場所)を意味す
る。なお、上記旅程地図情報における停留場所のプロッ
ト表示は、停留場所の場所を示すマークと、このマーク
の近傍に、停留場所の具体的名称又は予め付与された簡
略なコードが付された形態を採用することができる。
【0014】(4)前記旅程地図情報に示された各停留
場所の中から選択された停留場所の詳細情報を提示する
手順。この手順は、ユーザに、上記(3)の手順で作成
された旅程地図情報に示されている複数の停留場所の中
からいずれかを選択する操作をさせた後、選択された停
留場所に関する予め記憶された詳細情報を提示する手順
である。提示される詳細情報は、当該停留場所のサービ
ス内容が具体的に示された情報である。例えば、選択さ
れた停留場所が宿屋である場合は、宿屋外観写真、住
所、電話番号、交通、周辺地図、料金、食事メニュー写
真、風呂の写真等によって構成されるサービス内容に関
する情報を掲載するページが考えられる。ここで、本発
明に係る自動車旅行計画に適する情報記憶媒体において
は、上記旅程地図情報に表示された円の内側領域に表示
される前記停留場所として、少なくとも予め登録されて
いる宿屋と、入力された前記アクションに対応する予め
登録されたアクションサイトと、が含まれるようにす
る。この手段では、幹線道路や主要観光地名等が表示さ
れているとともに、宿屋とアクションサイトがプロット
表示された旅程地図情報が提供されることになるため、
出発地とアクションサイトと宿屋を結ぶ効率的な移動ル
ートの検討を容易に行うことができ、好適である。
【0015】以上説明した本発明に係る情報記憶媒体
は、自動車に搭載されるナビゲーションシステムにも適
用でき、出発地や走行中の現在地点を中心とする所定直
線距離半径の円を地図上に描くとともに、円内に表示さ
れた停留場所を確認しながら走行できるように工夫する
こともできる。
【0016】次に、本発明では、情報通信ネットワーク
を介して、情報源であるサーバ(ネットワークサーバ)
とユーザーの情報端末で行われる相互情報交換によって
構築される自動車旅行計画支援システム(以下、単に
「自動車旅行計画支援システム」という。)を提供す
る。以下、この自動車旅行計画支援システムの構成を説
明する。
【0017】まず、本発明に係る自動車旅行計画支援シ
ステムは、サーバにおいて、少なくとも、次の(A)と
(B)の段階を備えることを特徴とする。以下、段階
(A)、段階(B)の構成について説明する。
【0018】(A)ユーザーに対して、出発地と、該出
発地からの直線距離と、旅行中に希望するアクション
と、から構成された初期情報を送信するように促す段
階。この段階は、サーバにアクセスしてきた、自動車旅
行計画中のユーザに対して、所定の入力欄(入力画面)
を送信し、この入力欄に所定の初期情報を書き込んでサ
ーバに送信することを促す段階である。初期情報は、自
動車旅行の出発地、この出発地からの直線距離、旅行中
に希望するアクションの以上3情報から構成されるもの
とする。この3情報を選択した理由は、本発明に係る情
報記憶媒体の場合と同様故、説明を割愛する。
【0019】(B)ユーザーに対して、予め記憶された
地図に、前記出発地を中心とし、前記直線距離を半径と
する円と、この円の内側領域に所在する予め記憶された
停留場所と、を表示した旅程地図情報を送信し、この旅
程地図情報に表示された停留場所のいずれかを選択する
ように促す段階。この段階(B)では、予めサーバに記
憶されている、道路及び地名地図に、前記(A)の段階
でユーザーから送信されてきた「出発地」と同様に送信
されてきた「直線距離」に基づいて円を描く(円を重ね
合わせる)。そして、予めサーバに記憶されている停留
場所の中から、前記円の内側領域に所在する停留場所だ
けを抽出して地図にプロット表示した構成の旅程地図情
報を、ユーザーの情報端末に送信する。そして、ユーザ
ーに対して、自らの情報端末画面で、サーバから送信さ
れてきた旅程地図情報の内容を確認するように促し、こ
の旅程地図情報に表示された停留場所のいずれかを選択
するように促す。なお、旅程地図情報に表示された円の
内側領域に表示される前記停留場所としては、宿屋と、
前記アクションに対応するアクションサイトを少なくと
も含むように構成する。ここで、ユーザーによって行わ
れる停留場所の選択作業は、旅程地図情報において表示
された停留場所の所在地を示すマークに、直接マウスカ
ーソルを移動してクリック操作等することによって行わ
れるようにしても良いし、ユーザーの要求に従って、旅
程地図情報において表示された停留場所の一覧リストを
サーバからユーザー端末に送信し、この一覧リストに表
示された停留場所の選択欄にマウスカーソルを移動させ
てクリック操作することによって行われるように構成し
てもよい。
【0020】また、本発明に係る自動車旅行計画支援シ
ステムでは、上記(A)、(B)の段階に加えて、次の
(C)、(D)の段階を備えるように工夫してもよい。
以下、(C)と(D)の段階の構成について説明する。
【0021】(C)ユーザーに対して、該ユーザーによ
って選択された停留場所に関係する詳細情報を送信し、
この詳細情報の内容に基づいて、停留場所に対する予約
希望情報を送信するように促す段階。この段階(C)
は、まず、サーバに予め記憶させておいた各停留場所に
関する詳細情報(既述)の中から、前記(B)の段階に
おいて、ユーザーによって選択された停留場所に関係す
る詳細情報のみをサーバから出力し、ユーザーの情報端
末に送信する。そして、ユーザーは、情報端末画面上
で、サーバから送信されてきた詳細情報の内容を確認
し、所定の手続(手順)に従って、サーバに当該停留場
所への予約希望情報を送信する。即ち、段階(C)は、
ユーザーに対して、選択された停留場所に関する詳細情
報をサーバから入手するように促し、この詳細情報を確
認させた上で、ユーザーに当該停留場所の予約をするか
否かを判断させ、ユーザーが予約しても良いと判断する
場合には、サーバに予約希望内容を送信するように促す
段階である。
【0022】(D)ユーザーに対して、予約希望情報の
提示された停留場所の予約可否情報を送信し、予約の確
定又は変更を行うように促す段階。この段階(D)は、
前記段階(C)で、予約希望情報がユーザーからサーバ
に送信されてきたら、サーバでは、予約希望情報に指定
された停留場所の予約が可能か否かを判断し、予約可否
情報を作成してユーザーの情報端末に送信する。そし
て、ユーザーに対して、予約可否情報の内容に基づき、
予約を希望する停留場所の予約を確定するか、予約を断
念して他の予約候補先を探す作業に入るかを判断させ
る。
【0023】続いて、本発明に係る自動車旅行計画支援
システムは、ユーザーの情報端末が、少なくとも次の
(a)〜(d)の段階を処理する機能を備えることを特
徴とする。以下、(a)〜(d)の段階の構成について
説明する。なお、本発明において情報端末は、上記サー
バにアクセスして、相互に情報の交換を行うことができ
る、パーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、
携帯電話等の種々の情報端末を広く含む。
【0024】(a)サーバに対して、出発地と、該出発
地からの直線距離と、旅行中に希望するアクションと、
からなる初期情報を送信する段階。この段階は、上記サ
ーバの段階(A)によって促されたユーザーが、サーバ
ーに対して所定の初期情報を送信する段階である。
【0025】(b)サーバに対して、予め記憶された地
図に、前記出発地を中心とし、前記直線距離を半径とす
る円と、この円の内側領域に所在する予め記憶された停
留場所と、が表示された旅程地図情報に基づいて、この
旅程地図情報に表示された停留場所のいずれかを選択す
る段階。この段階は、上記サーバの段階(B)によって
促されたユーザーが、サーバーに対して、旅程地図情報
に表示された停留場所のいずれかを選択し、その選択情
報を送信する段階である。なお、前記円の内側領域に表
示される前記停留場所には、宿屋と前記アクション(例
えば、ゴルフ)に対応するアクションサイト(例えば、
ゴルフ場)が少なくとも含まれるように構成されてい
る。
【0026】(c)サーバに対して、選択した停留場所
に関係する予め記憶された詳細情報に基づいて、停留場
所に対する予約希望情報を送信する段階。この段階は、
上記サーバの段階(C)によって促されたユーザーが、
所定の停留場所の詳細情報を確認し、サーバーに対し
て、停留場所に対する予約希望情報を送信する段階であ
る。
【0027】(d)サーバに対して、予約意思のある停
留場所の予約可否情報に基づいて、予約の確定又は変更
を行う段階。この段階は、上記サーバの段階(D)によ
って促されたユーザーが、サーバに対して予約意思があ
ることを示した停留場所に関し、サーバから送信されて
きた予約可否情報に基づき、当該予約の確定又は変更を
行う段階である。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照しながら説明する。本発明に係
る自動車旅行計画に適する情報記憶媒体に記憶されてい
る所定のプログラムによって実行される手順に関し、同
手順を簡略に示すフローチャートである図1に基づい
て、説明する。なお、図1において示される符号Sは、
一つの段階(ステップ)としてまとめることができる手
順を示している。
【0029】S1:符号S1で示される手順は、自動車旅
行を計画しているユーザー(以下、単に「ユーザー」と
いう。)が、自らのパーソナルコンピュータ、ナビゲー
ションシステム端末、携帯情報端末等の種々のコンピュ
ータ情報端末(以下、単に「端末」という。)を用い
て、情報記憶媒体に格納された所定のプログラムを、イ
ンストール又はセットアップして正規に動作させ、図3
において例示された情報入力欄1を、端末のCRTやL
CD等のディスプレイ画面Dに出力する。
【0030】なお、ディスプレイ画面Dは、説明の便宜
上、パーソナルコンピュータ端末画面の一例として示し
たものであって、符号B1〜B4で示された三角形状のボ
タンの表示領域に、マウスカーソルMCを位置させてク
リックすれば、当該三角形の頂点で定まる長方形状の表
示領域が、上下左右にスクロールするようになってい
る。なお、この構成は、以下同様である。以下、このデ
ィスプレイ画面Dを例にとって説明していくことにす
る。
【0031】ここで、情報入力欄1は、図3に示すよう
に、本システムの説明が表示された領域である案内欄1
aと、ユーザーに対して、旅行の「出発地」を入力させ
るための領域である出発地入力欄1bと、出発地入力欄
1bの入力情報の内容を確定するときにマウスカーソル
MCを位置させてクリックする、「OK」と表示された
クリックボタン1cと、を備えている。
【0032】S2:符号S2で示される手順では、ユーザ
ーが、上記情報入力欄1の出発地入力欄1bに、出発地
を入力する。この場合、ユーザーの自宅は東京にあり、
その自宅から旅行を開始しようと考えていると仮定し、
出発地入力欄1bには、「東京」の文字が入力されたも
のとする(図3参照)。この入力情報に間違いのないこ
とを確認したユーザーは、上記クリックボタン1cにマ
ウスカーソルMCを位置させてクリックすると、次の手
順S3に移行する(図3中手順S2から伸びるYESの矢
印参照)。なお、出発地入力欄1bに未入力の場合又は
不適当な情報が入力された場合は、出発地が正規に入力
されたか否かの判定を継続して行うようにする(図3中
手順S2から伸びるNOの矢印参照)。
【0033】S3:手順S3は、出発地(東京)が二重丸
マークX1として表示された地図情報2(図4参照)を
作成し、ユーザーの端末のディスプレイ画面Dに出力す
る。この地図情報2は、予め記憶されているベース地図
M上に、出発地・東京を二重丸マークX1として、自動
的に重ね合わせる(プロットする)プログラムを実行す
ることによって作成される。
【0034】ここで、地図情報2に使用されるベース地
図Mは、少なくとも高速道路を含む幹線道路が表示され
たものを採用する。例えば、図4(a)において、符号
1は常磐高速自動車道、符号d2は中央高速自動車道を
表わしている。なお、高速道路以外の主要な国道等を表
示してもよい。また、ベース地図Mには、符号Fで示す
「日光」のような主要な観光地名を表示し、目的地選定
の目安として機能させる。
【0035】なお、ベース地図Mは、ユーザーが操作す
る端末のディスプレイ画面Dの表示領域に収まる範囲で
表示される。この場合、出発地が東京であることから、
関東、甲信越周辺が表示されている(符号M1参照)。
地図情報2の表示範囲は、符号2eで示す領域に表示さ
れた拡大ボタン2e1又は縮小ボタン2e2にマウスカー
ソルMCを位置させ、必要時間押し続けることによっ
て、調整可能とされている。
【0036】ここで、地図情報2には、出発地・東京を
中心とする半径100Kmの円C1、半径200Kmの
円C2がそれぞれ点線で表示され、出発地・東京からの
直線距離の目安をユーザーに提供することによって、次
の手順S4における直線距離の特定作業を容易化する。
例えば、図4(a)に示された地図情報2によって、
「日光」は、東京から100Km圏内になく、「熱海」
は東京から100Km圏内にあることが容易にわかるの
で、日光を含む直線距離圏を特定しようとするのであれ
ば、150Km程度の直線距離の指定が必要であり、熱
海を含む直線距離圏を特定しようとするのであれば、1
00Km程度の直線距離の指定が必要であることが容易
に把握できる。
【0037】ここで、地図情報2の下方領域には、出発
地(東京)からの直線距離を入力する直線距離入力欄2
bと、旅行中に希望する「アクション」の内容を入力す
るアクション入力欄2cが設けられており、入力情報を
確定するときにマウスカーソルを位置させてクリックす
る確定ボタン2dと、手順を一つ戻るときにクリックす
る、「戻る」と表された選択ボタン2fと、が設けられ
ている。
【0038】S4:手順S4は、上記直線距離入力欄2b
に対して「直線距離」を入力し、アクション入力欄2c
に対して希望する「アクション」を入力する手順から始
まり、入力後にユーザーが確定ボタン2hをクリックす
ることによって、正規の入力情報か否かを判定し、正規
の入力が行われていれば、次の手順S5に移行し(図1
中S4の菱形ボックスから伸びる「YES」の矢印)、
未入力又は不適正な入力の状態で確定ボタン2hがクリ
ックされたときには、再度正規の入力を要求する(図1
中S4の菱形ボックスから伸びる「NO」の矢印)。こ
の場合、直線距離入力欄2bには「150」(Km)、
アクション入力欄2cには「ゴルフ」と入力されたもの
として以下説明する。
【0039】なお、図4(b)は、直線距離入力欄2
b、アクション入力欄2cの他の実施例(表示例)を示
した図であって、符号2'bで示された直線距離入力欄
は、「50〜150」Kmのように、所定の直線距離範
囲を入力できるように工夫されている。符号2'cで示
されたアクション選択欄は、アクション入力欄2cのよ
うな入力方式ではなく、ゴルフ、スキー、テニス、釣
り、乗馬、登山のようなアクションが具体的に表示され
たボタンが複数設けられ、このボタンをクリックするこ
とによって、希望のアクションを選択できるように工夫
されている。なお、直線距離入力欄2'bには「0〜1
50」Kmのように入力することもできる。
【0040】ここで、「直線距離」に関しては必須入力
事項とし、「アクション」については任意的な入力事項
として処理することによって、少なくとも直線距離入力
欄2b又は2'bに直線距離に関する情報が正規に入力
されていれば、次の手順S5に移行できるように構成し
てもよい。また、アクション入力欄2cには、例えば
「ゴルフ 乗馬」のように、複数のアクションを入力で
きるようにしてもよい(アクション選択欄2'cでは複
数のアクションを選択できるようにしてもよい)。
【0041】S5:この手順S5は、上記手順S2、S4
おいて入力された初期情報、即ち「出発地」、「出発地
からの直線距離」、「アクション」を基にして、図5に
示す旅程地図情報3を自動作成し、ユーザーの端末画面
Dに出力する手順である。
【0042】ここで、図5を参照しながら、旅程地図情
報3の構成について説明すると、まず、旅程地図情報3
には、東京を含む関東・甲信越地域の地図M1が表示さ
れている。この地図M1上に、ユーザーによって指定さ
れた出発地・東京を示す出発地マークX1と、この出発
地マークX1を中心とする半径150Kmの円Y1が実線
で表示されている。
【0043】円Y1の内側領域Z1には、予め登録された
「停留場所」である宿屋とゴルフ場が、それぞれ白抜き
四角マーク(□)と黒塗り四角マーク(■)によって、
プロット表示されている。一方、円Y1の外側領域に
は、「停留場所」が全くプロット表示されないように工
夫されている。旅程地図情報3における登録ゴルフ場マ
ーク(■)は、ユーザーが上記手順S4においてアクシ
ョン入力欄2cに「ゴルフ」と入力したことに対応して
表示されている。一方、登録宿屋マーク(□)は、アク
ションとは無関係に、円Y1の内側領域Z1に常に表示さ
れるように構成されている。なお、手順S4において、
複数のアクションサイトが入力された場合は、当該複数
のアクションサイト(例えば、ゴルフ場と乗馬場)が、
円Y1の内側領域Z1にプロット表示される。
【0044】上記宿屋マークとゴルフ場マークの近傍に
は、それぞれ宿屋に予め付与されたコード番号(H20
等)、ゴルフ場に予め付与されたコード番号(G15
等)が付記されている。なお、具体的な名称も付記され
るようにしてもよい。
【0045】旅程地図情報3の画面上方の領域には、ユ
ーザーによって指定された出発地及び直線距離を表示す
る欄3aと、画面に表示された地図情報3を拡大するた
めのボタン3e1及び縮小するボタン3e2が設けられた
画面表示調整欄3eが設けられている。また、旅程地図
情報3の画面下方領域には、白抜き四角マーク(□)が
宿屋を示すマークであって、黒塗り四角マーク(■)が
ゴルフ場を示すものであることを示す欄3bと、円Y1
内に表示された登録宿屋の全リスト(図8参照)を出力
するときにクリックする矢印ボタン3cと、円Y1内に
表示されたアクションサイト(この場合は、ゴルフ場)
の全リスト(図示せず)を出力するときにクリックする
矢印ボタン3dと、が設けられている。更に、符号3f
は、表示された旅程地図情報3を確定するときにクリッ
クするボタンであり、符号3gは、ひとつ前の手順に戻
るときにクリックするボタンである。
【0046】ここで、旅程地図情報3の変形例を説明す
る。まず、図6に示す符号4は、手順S4において、出
発地・東京からの直線距離を「50〜150」Kmと範
囲指定した場合(図4(b)参照)に出力される旅程地
図情報の表示態様を表わしている。この旅程地図情報4
の場合は、東京を中心とする半径150Kmの円Y
1と、東京を中心とする半径50Kmの小円yが実線で
表示されている。そして、円Y1と小円y間のドーナッ
ツ状の領域Z2には、該領域Z2に所在する登録宿屋と登
録ゴルフ場がプロット表示され、小円yの内側領域Z3
は、斜線で覆われるように構成する。
【0047】この構成によって、ユーザーが、出発地・
東京近傍の半径50Km圏内に停留する予定が無いよう
な場合では、ユーザーが求めていない半径50Km圏内
の停留場所の情報に関しては、予め旅程地図情報4にプ
ロット表示しないように構成し、停留場所の絞り込み及
び選定作業をし易くしている。例えば、図5の鎌倉周辺
にプロット表示されていた符号H40の宿屋(かまくら
屋、図8参照)は、小円yの内側領域に入るので、表示
されていない(図5と図6を比較参照)。なお、図6に
示す符号4a〜4gは、図5の符号3a〜3gと同様
故、説明を割愛する。
【0048】次に、図7は、ユーザーが、旅行の第一の
目的地として選定した「日光」からさらに遠出をして乗
馬をしたいと考え、上記手順S2及びS4に従って、出発
地「日光」、直線距離「100」Km、アクション「乗
馬」を指定した場合に作成された旅程地図情報5を表わ
している。この旅程地図情報5に表示された日光(符号
2の二重丸で表示された点)を中心とする半径100
Kmの円Y2の内側領域Z4には、内側領域Z4に該当す
る登録宿屋(記号□)とR1、R5、R10の符号が付され
ている黒丸(●)記号の乗馬場がプロット表示されてい
る。なお、図7に示す符号5a〜5gは、図5の符号3
a〜3gと同様故、説明を割愛する。
【0049】S6:この手順S6は、ユーザーが、端末画
面に表示された旅程地図情報3の内容を確認して、その
内容で確定するか、又はもう一度前画面(図4)に戻っ
て、直線距離、アクションの入力作業をやり直すかを判
断して、そのいずれかを実行する手順である。確定する
場合は、上記確定ボタン3fをクリックし、入力作業を
やり直すときは、上記ボタン3gをクリックする。
【0050】S7:手順S7は、上記旅程地図情報3に表
示された停留場所(登録宿屋と登録ゴルフ場)のいずれ
かを選択する手順である。この選択作業は、旅程地図情
報3に表示された登録宿屋マーク(又は登録ゴルフ場マ
ーク)にマウスカーソルMCを位置させてクリックする
ことによって行うか、図5に示された矢印ボタン3c
(又は矢印ボタン3d)をクリックして図8に示す宿屋
リスト6を出力させた後、該宿屋リスト6の選択ボタン
6aをクリックすることによって行う。なお、図示しな
い登録ゴルフ場リストに関しては、矢印ボタン3dをク
リックすることによって端末画面Dに出力することがで
きる。この場合、ユーザーは、登録宿屋の詳細情報を入
手するものと仮定し、まず始めに日光周辺に表示された
コードH1の登録宿屋(名称・中禅亭)を選択したもの
として説明する。
【0051】ここで、図8に基づき、宿屋リスト6の画
面構成を説明する。まず、該宿屋リスト6は、図5に示
す旅程地図情報3に表示された全宿屋(計8箇所)が列
記されている。具体的には、各宿屋ごとに、H1等のコ
ード6bと、中禅亭等の宿屋の名称6cと、おおまかな
所在地6dが表示されている。例えば、最上欄(ボック
ス)には、コード「H1」、名称「中禅亭」、所在地
「日光」と表示されている。なお、この宿屋リスト6に
提示されている宿屋は、本願発明の説明のために便宜上
設けられた架空の宿屋であって、実在の宿屋とは無関係
である。
【0052】図8の符号6e、6fは、宿屋リスト6が
複数のページに及ぶ場合に操作するクリックボタンであ
って、ボタン6eは、前ページのリストの戻るときにク
リックし、ボタン6fは、次ページのリストに進むとき
にクリックする。なお、図8の符号6gは、出発地・東
京から150Km圏内でリストアップされた登録宿屋の
全軒数(この場合は8軒)を表示する欄であり、符号6
hは、一つ前の手順(図5)に戻るときにクリックする
ボタンである。
【0053】S8:この手順S8では、前記手順S7で選
択された登録宿屋である「中禅亭」に関する記憶された
詳細情報を、ユーザーの端末画面Dに出力する。
【0054】登録宿屋・「中禅亭」に関する詳細情報と
しては、図9(a)に示すような構成の宿屋紹介フロン
トページ7がまず出力されるように構成する。このフロ
ントページ7には、少なくとも、名称欄7a、所在地欄
7b、住所欄7c、電話番号欄7d、宿屋の種類を特定
する種別欄7e、宿屋までの道案内説明が表示される交
通欄7f、料金欄7h、支払い方法欄7i、宿屋の特徴
に関する簡潔な説明が表示された特徴表示欄7j、宿屋
の外観写真が表示される写真欄7kを備えるようにす
る。
【0055】また、このフロントページ7には、ユーザ
ーが、宿屋周辺の地図が掲載された周辺地図ページ(図
示せず)を見たいときにクリックする矢印ボタン7g
と、食事の写真が掲載された図10に示す料理例紹介ペ
ージ8を見たいときにクリックする矢印ボタン7lと、
風呂の写真が掲載された図11に示す風呂紹介ページ9
を見たいときにクリックする矢印ボタン7mと、一つ前
の手順に戻るためのクリックボタン7nが設けられてい
る。
【0056】料理例紹介ページ8には、図10に示すよ
うに、少なくとも、料理例写真欄8aと、料理の特徴に
関する説明欄8bと、一つ前の手順に戻るためのクリッ
クボタン8cとを設け、風呂紹介ページ9には、図11
に示すように、少なくとも、風呂写真欄9aと、風呂の
特徴に関する説明欄9bと、一つ前の手順に戻るための
クリックボタン9cとを設ける。
【0057】なお、アクションサイトに関する詳細情報
に関しても、図示しないフロントページと該フロンペー
ジにリンクされる紹介ページ(ゴルフ場であれば、コー
ス紹介ページ等)によって構成することができる。
【0058】S9:この手順S9では、一連の上記手順S
1〜S8を実行したユーザーが、さらに作業を継続する
か、作業を終了するかを判断する。作業を継続する場合
は、所望する手順の段階にまで戻って、作業を繰り返
す。例えば、ユーザーが、中禅亭以外の宿屋の詳細情報
を入手したいと考える場合は、上記手順S7に戻って、
新たな宿屋の選択作業を実行する(図1参照)。
【0059】S10:ユーザーが、作業を継続しないと判
断する場合は、上記した一連の手順は完了し、エンドと
なる。
【0060】ここで、図2は、本発明に係る自動車旅行
計画に適する情報記憶媒体に記憶されている所定のプロ
グラムによって実行される手順の変形例を示している。
上記した、図1に示す上記手順S1〜S10と異なる点
は、初期情報の入力手順S12部分のみであって、手順S
11は上記手順S1と、手順S13〜S18は、上記手順S5
10と同様である。
【0061】具体的には、図2に示す手順においては、
ユーザーは、情報入力欄1に設けた所定入力欄(図示せ
ず)に、出発地、出発地からの直線距離、アクションの
全ての初期情報を入力できるように構成する。そして、
これらの初期情報入力後に、符号1cのOKボタンをク
リックすると、図5に示される旅程地図情報3が、端末
画面Dに表示される。即ち、図1の手順で採用された、
直線距離の目安をユーザーに提供するための地図情報2
(図4)を作成する手順S3が省略され、初期メニュー
欄1から旅程地図情報3に直接移行するように工夫され
ている。この構成によって、1手順(S3)分省略され
るので、迅速に作業を進めることができる。
【0062】続いて、本発明に係る「自動車旅行計画支
援システム」の構成を説明する。まず、図12は、本シ
ステムを構築するネットワークの構成を簡易に表わす図
であって、符号Tuは自動車旅行を計画するユーザーの
コンピュータ端末を、符号Thは登録を希望する又は登
録済みの宿屋のコンピュータ端末を、符号Taは登録を
希望する又は登録済みのアクションサイトのコンピュー
タ端末を、それぞれ表わしている。
【0063】図12に示すように、ユーザー、宿屋、ア
クションサイトは、それぞれのコンピュータ端末Tu,
Th,Taを利用することによって、電話回線10、イ
ンターネット(NET)13、種々の経路制御装置11
等を介して、情報源であるサーバ12にアクセスする。
【0064】サーバ12には、所定の情報、プログラム
が予め格納され、ユーザー、宿屋、アクションサイトか
らの入力情報が蓄積されている。また、ユーザー、宿
屋、アクションサイトが、それぞれ所定の手順でサーバ
12にアクセスしてきた場合には、それぞれに適合する
情報を、制御手段11を介してそれぞれの情報端末T
u,Th,Taに出力する。即ち、本ネットワークは、
ユーザー、宿屋、アクションサイトとサーバ12の間で
行われる、相互情報交換システムである。
【0065】ここで、図13は、本発明に係る「自動車
旅行計画支援システム」で使用されるサーバ12の構成
を簡易に表すブロック図である。この図13に示すよう
に、サーバ12には、CPUなどから構成された制御手
段122が設けられ、この制御手段122は、各部の制
御又はデータの転送、演算、出力情報の作成、入力デー
タの一次格納等を行う。
【0066】符号121aは、入力制御手段であり、ユ
ーザー、宿屋、アクションサイトの各情報端末Tu,T
h,Taからインターネット13を介して送信されてく
る情報(データ)の制御を行う。符号121bは、出力
制御手段であって、サーバ12からユーザー、宿屋、ア
クションサイトの各情報端末Tu,Th,Taに出力さ
れるデータを制御する。符号123〜128は、いずれ
も記憶手段であって、それぞれ以下のファイル(デー
タ)が格納、蓄積されている。
【0067】まず、記憶手段123には、サーバ12の
メインプログラムが記憶されている。このメインプログ
ラムは、制御手段122において用いられるもので、種
々の検索、登録手続、地図情報2の作成、旅程地図情報
3(4,5)の作成等に関与するプログラムから構成さ
れている。
【0068】記憶手段124には、ユーザー登録作業の
際に提示されたユーザーのID情報(図15参照)、利
用履歴情報等が格納、蓄積され、記憶手段125には、
宿屋登録の際に提示された宿屋のID情報(図16参
照)等が格納、蓄積され、記憶手段126には、アクシ
ョン登録の際に提示されたアクションサイトに係わるI
D情報(図示せず)等が格納、蓄積され、記憶手段12
7には、ユーザーからサーバ12に送信されてきた旅行
感想情報(図20)が格納、蓄積され、記憶手段128
には、地図情報(図4)や旅程地図情報(図5)を作成
するときに使用されるベース地図Mが、格納されてい
る。
【0069】以下、サーバ12とユーザー、宿屋、アク
ショサイトの間で行われる好適な相互情報交換手順の説
明を通じて、本発明に係る「自動車旅行計画支援システ
ム」の構成について説明する。なお、説明の便宜上、ユ
ーザー、宿屋、アクショサイトの利用する情報端末T
u,Th,Taは、キーボード、マウスカーソルMCを
操作して種々の手順を選択し、情報を入力する構成のパ
ーソナルコンピュータ情報端末であるものとして、以下
説明する。
【0070】まず、図14等に基づいて、自動車旅行を
計画し、登録宿屋の予約を行おうと考えているユーザー
とサーバ12の間で行われる相互情報交換手順S21〜S
33について説明する。
【0071】S21:前記ユーザーは、自らの情報端末T
uを利用することにより、アドレス(URL)等を手が
かりとして、サーバ12にアクセスする(図14参
照)。
【0072】S2:サーバ12は、ユーザーのアクセス
に応じて、図15に示す初期メニュー欄14を、ユーザ
ーの情報端末Tuに送信する。
【0073】ここで、図15に基づいて、初期メニュー
欄14の構成を説明する。初期メニュー欄14には、少
なくとも、旅行の計画をするユーザー向けの選択欄14
aと、登録を希望するユーザー、宿屋、アクションサイ
ト向けの入口となる選択欄14b(14b1,14b2
14b3)と、登録ユーザー、登録宿屋、登録アクショ
ンサイトがサーバ12から情報を入手したり、情報を提
供したりする場合のの入口となる選択欄14c(14c
1,14c2,14c3)と、旅行の感想を述べることを
希望するユーザー向けの選択欄14dと、が設けられて
いる。
【0074】S23:この場合、ユーザーは、旅行計画を
所望しているので、上記初期メニュー欄14(図15)
の選択欄14aにマウスカーソルMCを位置させてクリ
ックする。
【0075】S24:サーバ12は、既述した情報入力欄
1(図3参照)を、ユーザーの情報端末Tuに送信す
る。
【0076】S25:ユーザーは、出発地入力欄1の出発
地入力欄1bに、出発地を入力する。ここでは、出発地
として「東京」が入力されたものとする。そして、「O
K」と表示されたクリックボタン1cをクリックするこ
とによって、出発地に関する情報をサーバ12に送信す
る。
【0077】S26:サーバ12は、記憶手段128に格
納されているベース地図Mに基づき、このベース地図M
に出発地(東京)を二重丸マークX1でプロット表示し
た地図情報2(図4参照)を、メインプログラムに基づ
いて作成し、ユーザーの情報端末Tuに送信する。な
お、地図情報2の具体的構成は既述したので、割愛す
る。
【0078】S27:ユーザーは、サーバー12から送信
されてきた図4に示す地図情報2の直線距離入力欄2b
又は2'bに、今回の自動車旅行の行動範囲を特定する
ための直線距離を入力するとともに、アクション入力欄
2cに希望するアクションを入力し(又はアクション選
択欄2'cで希望するアクションを選択し)、確定ボタ
ン2dをクリックする。ここでは、直線距離情報につい
て「150」Km、アクションについて「ゴルフ」と入
力されたものとする(図4(a)参照)。
【0079】S28:サーバ12は、制御手段122(図
13参照)に一次格納されている地図情報2上に、出発
地・東京を中心とする円Y1を実線で描き、該円Y1の内
側領域に所在する登録宿屋と登録ゴルフ場を、各所在地
に所定のマークでプロット表示した構成の図5に示す旅
程地図情報3を、メインプログラムに基づいて作成し、
ユーザーの情報端末Tuに送信する。旅程地図情報3の
具体的構成は、既述したので説明を割愛する。なお、旅
程地図情報4も採用可能である。
【0080】S29:ユーザーは、サーバー12から送信
されてきた図5の旅程地図情報3の日光周辺に表示され
た符号H1が付された宿屋マーク(□)に、マウスカー
ソルMCを位置させてクリックすることによって、停留
場所の候補となる登録宿屋の一つを選択する。なお、こ
の選択作業は、矢印ボタン3cをクリックし、図8に示
す宿屋リスト6をサーバ12から出力させた後、選択ボ
タン6aをクリックすることによって行ってもよい。
【0081】S30:サーバ12は、前記手順S29で選択
された日光に所在する登録宿屋「中禅亭」の詳細情報を
構成するフロントページ7'(図9(b)参照)を出力
し、ユーザーの情報端末Tuに送信する。
【0082】S31:ユーザーは、サーバ12から送信さ
れてきたフロントページ7'、更には該フロントページ
7'にリンクされた料理紹介ページ8(図10参照)や
風呂紹介ページ9(図11)をサーバ12から出力させ
て、そのサービス内容を確認する。そして、ユーザー
が、登録宿屋「中禅亭」の予約を希望する場合には、図
9(b)に示す予約希望矢印ボタン7pをクリックし、
サーバ12に空欄状態の予約欄15(図16参照)を送
信させる(なお、この予約欄15の送信に係わる手順
は、図14において省略されている)。
【0083】ここで、図16に示す予約欄15の構成に
ついて説明する。まず、予約欄15は、少なくとも、符
号15aで示す予約者氏名入力欄と、符号15bで示さ
れた予約希望日時入力欄と、符号15cで示された宿泊
日数入力欄と、符号15dで示された宿泊人数入力欄
と、リピーターか否かを確認するための符号15eで示
された利用回数入力欄と、符号15fで示された電話番
号入力欄と、から構成される入力欄を備えている。ま
た、各入力情報の確定を行うための確定ボタン15gと
手順を一つ戻るときにクリックする、「戻る」と表示さ
れたボタン15hを備えている。
【0084】S31:ユーザーは、サーバ12から送信さ
れてきた予約欄15の各入力欄に所定の情報を入力し、
確定ボタン15fをクリックする。ここでは、図16に
示す内容の情報が入力されたものとする。
【0085】S32:サーバ12は、ユーザーから送信さ
れてきた入力済みの予約欄15を受信すると、予約欄1
5に入力された条件で、登録宿屋「中禅亭」の予約が可
能か否かを判別する。ここでは、予約欄15の入力情報
の条件通りに、登録宿屋「中禅亭」の予約が可能である
とサーバが判定したものと仮定し、サーバ12は、ユー
ザーの情報端末Tuに対して、図17に示す予約可能連
絡欄16を送信するものとする。
【0086】ここで、予約可能連絡欄16の構成を説明
する。予約可能連絡欄16は、登録宿屋名が表示される
欄16aと、予約可能である旨がユーザーに告知される
欄16bと、「予約しますか?」と表示され、予約意思
の有無の最終確認をユーザーに促す欄16cと、予約す
る場合にクリックする、「YES」と表示されたボタン
16dと、予約しない場合にクリックする、「NO」と
表示されたボタン16eと、手順を一つ前に戻すときに
クリックする、「戻る」と表示されたボタン16fと、
を少なくとも備えている。
【0087】なお、図18には、サーバ12が、図16
の予約欄15の入力情報の条件では登録宿屋「中禅亭」
の予約が不可能であると判定した場合に、ユーザーの情
報端末Tuに対して送信される予約不可能連絡欄17が
示されている。この予約不可能連絡欄17は、登録宿屋
名が表示される欄17aと、予約可能できない旨がユー
ザーに告知される欄17bと、他の日時を指定する場合
にクリックする矢印ボタン17cと、他の宿屋を指定す
る場合にクリックする矢印ボタン17dと、を少なくと
も備えている。矢印ボタン17cをクリックすると、図
16に示す予約欄15がユーザーの端末Tuに再度表示
され、矢印ボタン17dをクリックすると、図5に示す
旅程地図情報3がユーザーの端末Tuに再度表示され
る。
【0088】S33:ユーザーは、サーバ12から送信さ
れてきた予約可能連絡欄16(図17)を確認し、「Y
ES」と表示されたボタン16dにマウスカーソルを位
置させて、クリックし、予約意思情報をサーバ12に送
信する。なお、予約意思が無い場合は、「NO」と表示
されたボタン16eにマウスカーソルを位置させて、ク
リックすればよい。
【0089】S34:サーバ12は、ユーザーから送信さ
れてきた予約意思情報を確認すると、図19に示す予約
確定情報欄18を作成し、ユーザーの端末Tuに送信す
る。
【0090】この予約確定情報欄18は、予約された宿
屋名が表示される欄18aと、「予約されました」と表
示された予約確定を告知する欄18bと、予約者氏名、
日時、宿泊日数、人数、料金等が表示される予約内容欄
18cと、予約内容の確認したときにクリックするボタ
ン18dと、手順を図5の旅程地図情報3に戻すときに
クリックするボタン18eと、を少なくとも備えてい
る。
【0091】S35:ユーザーは、サーバ12から送信さ
れてきた予約確定情報欄18を確認し、確認ボタン18
dをクリックする。ここまでで、自動車旅行を計画し、
一つの登録宿屋の予約を行おうと考えているユーザーと
サーバ12の間で行われる相互情報交換手順はエンドと
なる。ユーザーは、この後、旅程地図情報3に戻って、
アクションサイトの予約作業等を継続することもでき
る。
【0092】続いて、図20に基づいて、ユーザーの登
録手続について簡潔に説明する。ユーザーは、サーバ1
2に対して予め自らのID情報を送信して、該ID情報
をサーバ12の記憶手段であるユーザーファイル124
(図13)に格納することによって、登録することがで
きる。
【0093】このユーザー登録手続は、ユーザーがサー
バ12にアクセスして、図15に示す初期メニュー欄1
4をサーバ12から入手することから始まる(図14の
手順S21、S22と同様)。そして、初期メニュー欄14
のユーザー窓口ボタン14b 1にマウスカーソルを位置
させてクリックし、サーバ12から空欄状態のユーザー
登録欄19(図20)を入手する。
【0094】そして、このユーザー登録欄19の入力欄
19aに、氏名、誕生日、年令、性別、住所、電話番
号、メールアドレス、職業、所有する自動車名、趣味、
食事の好み、所属クラブ、旅行計画で重視する点等から
なる必要事項を入力し、符号19bで示す「OK」と表
示されたボタンにマウスカーソルを位置させてクリック
する。サーバ12は、入力済みのユーザー登録欄19を
ユーザーファイル124に格納する。なお、ユーザー登
録欄19の符号19cは、一つ前の手順に戻るときにク
リックするためボタンである。
【0095】次に、宿屋の登録手続について、簡潔に説
明する。まず、ユーザーがサーバ12にアクセスして、
図15に示す初期メニュー欄14をサーバ12から入手
する(図14の手順S21、S22と同様)。そして、初期
メニュー欄14の宿屋窓口ボタン14b2にマウスカー
ソルを位置させてクリックし、サーバ12から空欄状態
の宿屋登録欄20(図21)を入手する。そして、この
宿屋登録欄20の入力欄20aに、宿屋名、所在地、住
所、電話番号、メールアドレス、種別(和風,洋風、和
洋折衷のいずれかを選択)、交通、料金、支払い方法、
特徴等を少なくとも入力し、符号20bで示す「確定」
と表示されたボタンにマウスカーソルを位置させてクリ
ックする。これにより、サーバ12は、入力済みの宿屋
登録欄20を宿屋125(図13参照)に格納するとと
もに、図22で示すパスワード等連絡欄21を登録宿屋
の端末Thに送信する。ユーザー登録欄19における符
号20cは、一つ前の手順に戻るときにクリックするた
めボタンである。アクションサイトの登録手続について
も、上記宿屋登録手続と同様の手順で行うことができる
ように構成されているので、説明は割愛する。なお、宿
屋やアクションサイトの登録は、一定の審査を経て許可
されるようにして、厳選された宿屋やアクションサイト
のみが登録できるように構成してもよい。
【0096】ここで、図21の符号20dは、登録する
宿屋が、図9〜図11で示したような宿屋紹介ページ
7,8,9の作成を希望する場合に、クリックする矢印
ボタンである。この矢印ボタンをクリックし、所定の契
約手続(有料)をサーバ12の運営者と済ませることに
よって、サーバ12の宿屋ファイル125に宿屋紹介ペ
ージを格納することができる。なお、宿屋紹介ページ7
等は、宿屋ファイル125から出力するのではなく、宿
屋が所有するホームページアドレス(URL)から出力
されるように構成してもよい。
【0097】図22のパスワード等連絡欄21は、登録
手続を完了した個々の登録宿屋に対してサーバから授与
されるパスワード(ここでは、「XY01AB」とす
る。)の表示欄21aを備えている。このパスワード
は、登録宿屋が、サーバ12に情報を送信する場合に必
要とする入力暗号として機能する。
【0098】また、パスワード等連絡欄21は、旅程地
図情報3等に表示されることになる登録宿屋固有のコー
ド(ここでは、「H1」とする。)の表示欄21bと、
後述する感想入力用コード(ここでは、「HCZT」と
する。)の表示欄21cと、を備えている。なお、ユー
ザーやアクションサイトが登録手続を完了したときに
も、パスワード等連絡欄21同様の所定の連絡欄(図示
せず)が、アクションサイトの端末にTaに送信され
る。
【0099】感想入力用コードは、登録宿屋又は登録ア
クションサイトを利用したユーザーが、感想をサーバ1
2に送信する時に必要な入力暗号として用いられる。こ
の感想入力コードは、登録宿屋又は登録アクションサイ
トを利用したユーザーに対して、登録宿屋又は登録アク
ションサイト側から、図23に示したようなカード(又
はリーフレット)22が提供されることによって、開示
される。
【0100】例えば、登録宿屋である日光・中禅亭を利
用したユーザーに対して、チェックアウト時に、中禅亭
側から中禅亭固有の感想入力用コードがである「HCZ
T」が表示されたカード22が手渡される。なお、ユー
ザーに対する感想入力用コードの開示方法は、カード2
2を手渡す方法に限定するものではなく、例えば、ユー
ザーのメールアドレスに対して、感想入力用コードを連
絡するためのメールを送信することによって行ってもよ
い。
【0101】このように、本システムにおいては、感想
入力用コードを登録宿屋又は登録アクションサイトを利
用したユーザーにのみ開示、提供するように工夫したこ
とによって、いたずらによる感想入力を有効に防止でき
る。また、実際に利用したユーザーの意見を、登録宿屋
又は登録アクションサイトに確実に伝えることによっ
て、サービス内容の改善やユーザーのニーズを把握する
ための情報として役立てることができる。更には、実際
に利用したユーザーの意見を他のユーザーにも開示する
ことによって、旅行計画に役立つ有用なユーザー情報を
形成し、蓄積していくことができる。
【0102】感想入力コードを入手したユーザーは、自
らの端末Tuを用いて、サーバ12にアクセスして図1
5の初期メニュー欄14を入手し、符号14cで示され
た、「旅行の感想を述べたい方」と表示された選択ボタ
ンをクリックする。サーバ12は、図24に示す感想入
力用フロントページ23を空欄状態でユーザーの端末T
uに送信し、ユーザーは、空欄23a〜23eに所定事
項を入力する。
【0103】ここでは、ユーザーは、旅行先「日光」、
宿泊した宿屋「中禅亭」、当該宿屋の感想入力用コード
「HCZT」、利用したアクションサイト「奥鬼怒カン
トリークラブ」、当該奥鬼怒カントリークラブから提示
された感想入力用コード「GKNG」を入力した上で、
「OK」ボタン23fをクリックしたものとする。
【0104】「OK」ボタン23fがクリックされる
と、サーバ12は、図25で示す感想入力欄24を空欄
状態で、ユーザーの端末Tuに送信し、ユーザーは、旅
行先感想入力欄24a、宿屋感想入力欄24b、アクシ
ョンサイト入力欄24cにそれぞれの感想を入力する。
【0105】図25に示すように、宿屋感想入力欄24
bとアクションサイト感想欄24cには、サービス内容
のランクを、一つ星、二つ星、三つ星の3段階で評価さ
せる評価選択ボタン24b1〜24b3、24c1〜24
2が設けられている。ユーザーは、この評価選択ボタ
ン24b1〜24b3、24c1〜24c2の中からそれぞ
れ一つずつ選択し、クリックする。以上の感想入力作業
を完了したユーザーが、符号24dの「OK」と表示さ
れたボタンをクリックすると、入力済みの感想入力欄2
4はサーバー12に送信され、サーバー12の旅行感想
ファイル127(図13)に格納される。なお、図25
の符号24eで示すボタンは、一つ前の手順に戻るとき
にクリックする。
【0106】感想入力欄24に入力された情報は、旅行
感想ファイル127においては、旅行先、宿屋、アクシ
ョンサイト別に分けて、所定の感想一覧形式で格納され
る。図26には、入力日、入力者氏名、感想欄(宿屋感
想入力欄24bの入力情報と一致する情報が表示されて
いる)、評価(選択した星の数が表示されている)の項
目からなる宿屋感想一覧表25が例示されている。な
お、旅行先、アクションサイトに関しても、図26と略
同様の所定の感想一覧(図示せず)が格納されている。
【0107】なお、宿屋感想一覧表25には、当該登録
宿屋の現在までの累積予約件数を表示する表示ボックス
25aや平均獲得星数をリアルタイムで計算し、表示す
る表示ボックス25bを設けて、ユーザーに当該登録宿
屋の評判を一目で見当をつけることができるように工夫
してもよい。
【0108】以上のように、サーバー12には、登録ユ
ーザー、登録宿屋、登録アクションサイトに関する情報
が格納・蓄積されており、サーバ12は、図27に示す
ように、登録宿屋、登録アクションサイトに対しては、
ユーザーのユーザー関連情報Uを提供し、ユーザーに対
しては、登録宿屋のサービス関連情報I1、登録アクシ
ョンサイトのサービス関連情報I2を提供する。
【0109】ユーザー関連情報Uには、登録停留場所
(宿屋、アクションサイト)を利用したときの感想情報
や利用履歴情報が含まれ、サービス関連情報Iには、登
録ユーザーに対して、サーバ12を介して提供される登
録宿屋又は登録アクションサイトに関係する旅行企画又
は広告関連情報も含まれている。
【0110】ユーザー関連情報U、サービス関連情報I
1,I2は、登録ユーザー、登録宿屋、登録アクションサ
イトが、それぞれの手続入口として機能する初期メニュ
ー欄14の選択欄14c1、14c2、14c3(図15
参照)をクリックし、図示しない所定の手順(パスワー
ド入力手順や情報選択手順)を経ることによって入手で
きる構成とされている。
【0111】例えば、登録ユーザーは、選択欄14c1
をクリックすることによって、自分自身の宿屋又はアク
ションサイトに係わる過去の宿屋又はアクションサイト
の利用履歴情報、登録宿屋又は登録アクションサイトに
関係する旅行企画又は広告関連情報をサーバ12から入
手できる。登録宿屋、登録アクションサイトは、それぞ
れ選択欄14c2、14c3をクリックすることによっ
て、登録ユーザーの過去の利用履歴情報や感想情報(図
26参照)をサーバ12から入手することができる。
【0112】本発明に係る自動車旅行計画に適する情報
記憶媒体及び情報通信ネットワークを利用した自動車旅
行計画支援システムは、上記した実施形態に限定するも
のではない。また、各手順に対応してコンピュータ画面
等に表示される画面表示形態は添付図面の実施例に限定
するものではない。
【0113】
【発明の効果】本発明では、自動車旅行の行動範囲を、
入力された出発地からの直線距離に基づいて形成される
円によって自在に設定して予め記憶された地図上に表示
できるので便利である。また、地図上に表示された円の
内側領域に、自動車旅行において採択される宿屋やアク
ションサイトが自動的にプロット表示された構成の旅程
地図情報を得ることができるので、効率的な旅行ルート
を視覚的に把握でき、簡易かつ迅速に自動車旅行計画を
立てることができる。また、宿屋とアクションサイトの
採択及び予約を、一つの情報ツールでまとめて行うこと
ができるので、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車旅行計画に適する情報記憶
媒体に格納された所定のプログラムに基づいて実行され
る手順を簡略に示すフローチャート
【図2】同手順の他の実施例を簡略に示すフローチャー
【図3】情報入力欄の一実施例をコンピュータ画面表示
状態で示す図
【図4】(a)出発地・東京が表示された地図情報の一
実施例をコンピュータ画面表示状態で示す図 (b)同地図情報の変形例の一部をコンピュータ画面表
示状態で示す図
【図5】出発地・東京、直線距離150Km、アクショ
ン・ゴルフからなる初期情報に基づいて作成された旅程
地図情報の一実施例をコンピュータ画面表示状態で示す
【図6】出発地・東京、直線距離50〜150Km、ア
クション・ゴルフからなる初期情報に基づいて作成され
た旅程地図情報の一実施例をコンピュータ画面表示状態
で示す図
【図7】出発地・日光、直線距離100Km、アクショ
ン・乗馬からなる初期情報に基づいて作成された旅程地
図情報の一実施例をコンピュータ画面表示状態で示す図
【図8】旅程地図情報3に表示された登録宿屋リストの
一実施例をコンピュータ画面表示状態で示す図
【図9】(a)登録宿屋・中禅亭の詳細情報を提供する
フロントページの一実施例をコンピュータ画面表示状態
で示す図 (b)同フロントページの変形例の一部をコンピュータ
画面表示状態で示す図
【図10】登録宿屋・中禅亭の詳細情報を提供する料理
例紹介ページの一実施例をコンピュータ画面表示状態で
示す図
【図11】登録宿屋・中禅亭の詳細情報を提供する風呂
紹介ページの一実施例をコンピュータ画面表示状態で示
す図
【図12】本発明に係る自動車旅行計画支援システムを
構築するネットワークの構成を簡易に表わす図
【図13】同システムで使用される好適なサーバの構成
を簡易に表わすブロック図
【図14】ユーザーとサーバの間で行われる自動車旅行
計画に係わる相互情報交換手順の一実施例を表わすフロ
ーチャート図
【図15】同手順でサーバからユーザーの端末に送信さ
れる初期メニュー欄のの一実施例をコンピュータ画面表
示状態で示す図
【図16】同手順でサーバからユーザーの端末に送信さ
れた予約欄の入力済み状態をコンピュータ画面表示状態
で示す図
【図17】同手順でサーバからユーザーの端末に送信さ
れる予約可能連絡欄の一実施例ををコンピュータ画面表
示状態で示す図
【図18】同手順でサーバからユーザーの端末に送信さ
れる予約不可能連絡欄の一実施例ををコンピュータ画面
表示状態で示す図
【図19】同手順でサーバからユーザーの端末に送信さ
れる予約確定情報欄の一実施例ををコンピュータ画面表
示状態で示す図
【図20】ユーザー登録手続で使用されるユーザー登録
欄の一実施例をコンピュータ画面表示状態で示す図
【図21】宿屋登録手続で使用される宿屋登録欄の一実
施例をコンピュータ画面表示状態で示す図
【図22】宿屋登録手続においてサーバからユーザーの
端末に送信されるパスワード等連絡欄の一実施例をコン
ピュータ画面表示状態で示す図
【図23】宿屋・中禅亭から同宿屋を利用したユーザー
に手渡されるカードの一実施例を示す図
【図24】感想入力用フロントページの一実施例をコン
ピュータ画面表示状態で示す図
【図25】入力済みの感想入力欄の一実施例をコンピュ
ータ画面表示状態で示す図
【図26】サーバに格納されている宿屋感想一覧の一実
施例をコンピュータ画面に出力した状態で示す図
【図27】ユーザー、登録宿屋、登録アクションサイト
の各端末とサーバの情報交換のやり取りを簡易に示すブ
ロック図
【符号の説明】
3,4,5 旅程地図情報 7,7' 詳細情報である宿屋紹介フロントページ 8 詳細情報である料理例紹介フロントページ 9 詳細情報である風呂紹介フロントページ 12 サーバ 15 予約希望情報として機能する入力済み予約欄 16 予約可否情報の一つである予約可能連絡欄 17 予約可否情報の一つである予約不可能連絡欄 M(M1,M2) 予め記憶されている地図(ベース地
図) X1 出発地・東京を表わすマーク X2 出発地・日光を表わすマーク Y1 東京を中心とする半径150Kmの円 Y2 日光を中心とする半径100Kmの円 y 東京を中心とする半径50Kmの円 Z1 円Y1の内側領域 Z2 円Y1と円yの間の領域 Z3 円yの内側領域 Z4 円Y2の内側領域 □ 停留場所録宿屋を示すマーク ■ 停留場所である登録ゴルフ場を示すマーク ● 停留場所である登録乗馬場を示すマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 A F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発地と、該出発地からの直線距離と、
    旅行中に希望するアクションと、から構成された初期情
    報を入力させる手順と、 予め記憶された地図に、前記出発地を中心とし、前記直
    線距離を半径とする円を描く手順と、 前記円と、前記円の内側領域に所在する予め記憶された
    停留場所と、が前記地図に表示された構成の旅程地図情
    報を作成して提示する手順と、 前記旅程地図情報に示された各停留場所の中から選択さ
    れた停留場所の詳細情報を提示する手順と、 を少なくとも備えたことを特徴とする自動車旅行計画に
    適する情報記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記円の内側領域に表示される前記停留
    場所には、少なくとも、予め登録された宿屋と、前記ア
    クションに対応する予め登録されたアクションサイト
    と、が含まれることを特徴とする請求項1記載の自動車
    旅行計画に適する情報記憶媒体。
  3. 【請求項3】 ユーザーに対して、出発地と、該出発地
    からの直線距離と、旅行中に希望するアクション(行
    動)と、から構成された初期情報を送信するように促す
    段階と、 ユーザーに対して、予め記憶された地図に、前記出発地
    を中心とし、前記直線距離を半径とする円と、この円の
    内側領域に所在する予め記憶された停留場所と、を表示
    した旅程地図情報を送信し、この旅程地図情報に表示さ
    れた停留場所のいずれかを選択するように促す段階と、 を少なくとも備えたことを特徴とする情報通信ネットワ
    ークを利用した自動車旅行計画支援システム。
  4. 【請求項4】 ユーザーに対して、該ユーザーによって
    選択された停留場所に関係する詳細情報を送信し、この
    詳細情報の内容に基づいて、前記停留場所に対する予約
    希望情報を送信するように促す段階と、 ユーザーに対して、予約意思情報の提示された停留場所
    の予約可否情報を送信し、予約の確定又は変更を行うよ
    うに促す段階と、 を備えたことを特徴とする請求項3記載の自動車旅行計
    画支援システム。
  5. 【請求項5】 前記円の内側領域に表示される前記停留
    場所は、宿屋と、前記アクションに対応するアクション
    サイトと、であることを特徴とする請求項3又は4記載
    の自動車旅行計画支援システム。
  6. 【請求項6】 サーバに対して、出発地と、該出発地か
    らの直線距離と、旅行中に希望するアクションと、から
    なる初期情報を送信する段階と、 サーバに対して、予め記憶された地図に、前記出発地を
    中心とし、前記直線距離を半径とする円と、この円の内
    側領域に所在する予め記憶された停留場所と、が表示さ
    れた旅程地図情報に基づいて、この旅程地図情報に表示
    された停留場所のいずれかを選択する段階と、 を少なくとも備えたことを特徴とする自動車旅行計画支
    援システム。
  7. 【請求項7】 サーバに対して、選択した停留場所に関
    係する予め記憶された詳細情報に基づいて、停留場所に
    対する予約希望情報を送信する段階と、 サーバに対して、予約意思のある停留場所の予約可否情
    報に基づいて、予約の確定又は変更を行う段階と、 を備えたことを特徴とする請求項6記載の自動車旅行計
    画支援システム。
  8. 【請求項8】 前記円の内側領域に表示される前記停留
    場所は、宿屋と、前記アクションに対応するアクション
    サイトと、であることを特徴とする請求項6又は7記載
    の自動車旅行計画支援システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293362A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Hitachi Software Eng Co Ltd 商品情報提供装置
JP2019053440A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 株式会社ブロードリーフ 乗物管理装置、乗物管理方法及びコンピュータプログラム
JP2020109600A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 株式会社竹中工務店 回遊促進支援装置、回遊促進支援システム、及びプログラム

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