JP2002071194A - 電気機器の保護装置、空気調和機又は電気機器の保護方法。 - Google Patents

電気機器の保護装置、空気調和機又は電気機器の保護方法。

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JP2002071194A
JP2002071194A JP2000255522A JP2000255522A JP2002071194A JP 2002071194 A JP2002071194 A JP 2002071194A JP 2000255522 A JP2000255522 A JP 2000255522A JP 2000255522 A JP2000255522 A JP 2000255522A JP 2002071194 A JP2002071194 A JP 2002071194A
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、吹出口を構成する部品脱着可能な空気
調和機は、作業者が脱着可能な部品を取外し、内部の清
掃を行う際に回転駆動部などで不具合が生じ、安心して
空気調和機内部の清掃を行うことが困難となる等の問題
があった。 【解決手段】 この発明は、脱着可能部品の脱着状態を
検知する脱着状態検知部として低電圧回路を用い、前記
脱着状態検知部の情報に基づいてマイクロコンピュータ
によって制御される複数の回転駆動部を備えた構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は商用電源を使用し
ている電気機器に係り、特にその電気機器の保護装置並
びに保護装置を用いた吹き出し口等を構成する部品の脱
着が可能な空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の空気調和機の上フラッ
プを風向き変更装置から取り外す脱着方法説明図を示
し、図において1は空気調和機本体で、パネル2にグリ
ル2aと、この本体の通風路に上フラップ3、下フラッ
プ4が装着されている。前記上フラップ3は吹き出し口
を閉鎖する位置であることを示している。図12は上フ
ラップ3とそれを支えるパネル2に固定される構造を含
めた風向き変更装置5の図で、枠体に支持された上フラ
ップ駆動軸5aと一体の上フラップ3が回転して風向を
変えることが出来る。風向き変更装置5の枠体に穴部5
bが固定されており、この穴部へ上フラップ3の板状の
部品が左端と中央部に2箇所スライドできるようにスラ
イダー5cが設けられている。
【0003】この状態から図13に示すごとく、中央の
スライダー5cの軸部を穴部5bから右に弾性力に抗し
てスライドさせて穴と軸の掛かりをはずすとともに図1
3(a)(b)のごとく左端においてもスライダー5c
の軸部を穴部5bから右にスライドさせて穴と軸の掛か
りをはずす。これにより板状部材の左側への動きが自由
になるため上フラップ3の板状部材全体を左に動かし
て、板状部材と枠体との右端結合部から軸の掛かりをは
ずすことが出来る。
【0004】同様な作業で二枚目の板状部材である下フ
ラップ4を本体1から取り外すことができ、このフラッ
プの水洗い等の清掃作業は外部で行え、出口側の汚れを
除去できる。さらにパネル2の吹き出し口に設けられた
風向き変更装置5がのぞかれて風路が開放され、空気調
和機の内部の清掃も行える。
【0005】また、空気調和機の吸込みグリルの降下時
に送風ファンを自動停止させメンテナンスの作業性と安
全性の向上を図った技術が、特開平11−132499
号公報又は特開2000−74459号に開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機にお
いては、吹出口構成部品を取り外し、空気調和機の内部
の清掃をする際に、回転駆動部である横流ファンモー
タ、上下フラップモータ、左右ベーンモータなどのよう
な回転駆動部が電気的な接続で動作することによって作
業者が安全に空気調和機内部の清掃ができないという問
題点があった。
【0007】また、安全を確保するために主電源である
高圧部の電圧をダイレクトにカットしても吹出口構成部
品が取り外れているのか、装着されているのかが作業者
自身が確認することが困難でわからないという問題点が
あった。
【0008】この発明による電気機器の保護装置は、上
記問題点を解消すべく電気機器の破損を防止することを
目的とする。
【0009】また、この発明による電気機器の保護方法
は、回転物などの安全性を向上させることを目的とす
る。
【0010】また、この発明による空気調和機は、保護
装置を安価に提供することを目的とする。
【0011】また、この発明による空気調和機は、製品
のコストを低減させると共に、空気調和機内部の清掃作
業を安全、かつ効率的に可能にさせることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の電気機器の保
護装置は、脱着可能部品の脱着状態を検知する脱着状態
検知部として低電圧回路を用い、前記脱着状態検知部の
情報に基づいてマイコンによって制御される回転駆動部
を備えたものである。
【0013】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着状態検知部として、マイコンに入力可能な低電圧信
号を入切するスイッチを用いたものである。
【0014】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着可能部品の取り外しが検知されたら回転駆動部を停
止し、所定の表示を行うものである。
【0015】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着可能部品の取り付けが検知されたら回転駆動部の運
転を開始し、所定の表示を行うものである。
【0016】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着を検知する上記スイッチの接点状態が、脱着可能部
品の実装時には非導通、脱着可能部品の脱着時には、導
通するものである。
【0017】また、この発明の空気調和機は、空気調和
機本体に設けられ、空気を吸込んで吹出すファンと、こ
の本体に設けられ空気の流れを導く通風路に脱着可能に
取り付けられた脱着可能部品と、前記脱着可能部品の取
り付け及び脱着の状態を検知する脱着状態検知手段と、
前記脱着状態検知部の検知に応じて運転停止される回転
駆動部とを備えたものである。
【0018】また、この発明の空気調和機は、回転駆動
部がファン駆動モータ又は風向手段駆動モータであるも
のである。
【0019】また、この発明の空気調和機は、脱着可能
部品の取り付けが検知され、回転駆動部は運転指示手段
による運転開始指示まで停止のままとし、所定の表示を
行うものである。
【0020】また、この発明の空気調和機は、空気調和
機本体の表面に位置し、最初に取り外しを要し、最後に
取り付けを要する部品の脱着を検出可能とする位置に脱
着状態検知部を設けたものである。
【0021】また、この発明の空気調和機は、脱着状態
検知部と脱着可能部品の間にスペーサを設けたものであ
る。
【0022】また、この発明の電気機器の保護方法は、
脱着状態検知部の脱着を検知するよう設けられたスイッ
チでスイッチ動作を検出するステップと、このスイッチ
動作を検出するステップで検出した動作をマイコンで脱
着状態として判断するステップと、取り外し判断した場
合、モータの運転を停止させる動作を行わせるステップ
とを備えたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下に、この発明
の実施の形態1による吹出し口を構成する部品の脱着可
能な空気調和機説明する。図1は電気機器の保護装置を
示すブロック図を示し、図2は図1の回路図、図3は制
御フローチャート図を示す。6は吹出し口を構成する部
品の脱着を検知する脱着状態検知部、7は吹出し口を構
成する部品の脱着状態を検知する脱着状態検知部6から
の情報に基づき回転駆動部を制御するマイコン、8はフ
ァン駆動モータ9によって駆動されて、回転し吸い込ん
だ空気を吹き出す送風機であるファン(図示していな
い)を駆動するファン制御部、10は風向手段駆動モー
タである上フラップモータ11により駆動され、上下方
向へ風向きを変える上フラップ(図示していない)を駆
動する上フラップ制御部、5は前記風向手段駆動モータ
である他の左右ベーンモーター13により回転し左右方
向へ風向きを変える左右ベーン(図示していない)を駆
動する左右ベーン制御部である。
【0024】次に、動作について図2に示す制御ブロッ
ク図により説明する。吹出し口を構成する部品の脱着状
態を検知する脱着状態検知部6が、吹出し口を構成する
部品の取り外しを検知し、マイコン7に入力する。マイ
コン7は、吹出し口を構成する部品の脱着状態を検知す
る脱着状態検知部6からの取り外し情報に基づき、回転
駆動部の制御部である、ファン制御部8、上フラップ制
御部10、左右ベーン制御部12への通電を停止する。
これにより作業者は、安全に空気調和機内部の清掃を行
うことが出来る。
【0025】次に、この実施の形態1の動作を図3の制
御フローチャートに基づき説明する。ステップST1に
て脱着状態検知部6が脱着可能部品の状態を検知しマイ
コンに入力する。ステップST2にてマイコン7は脱着
可能部品の状態に基づき、脱着可能部品が取り付けられ
ていると判断したときには、ステップST3aにて、フ
ァンモータ9への通電を開始、ステップST4aにて、
上フラップモータ11への通電を開始、ステップST5
aにて、左右ベーンモータ13への通電を開始する。ス
テップST2にて、脱着可能部品が取り外されていると
判断された場合には、ステップST3bにて、ファンへ
の通電を停止、ステップST4bにて、上フラップモー
タ11への通電を停止し、ステップST5bにて、左右
ベーンモータ13の通電を停止する。
【0026】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2による吹出し口を構成する部品の脱着可能な空気調
和機について説明する。図4、図5、図6、図7、図
8、図9及び図10を用いて詳細に説明する。図4
(a)(b)は空気調和機の斜視図、図5は部品の脱着
状態を検知する脱着状態検知部であるスイッチの平面
図、図6はスイッチの動作説明図。図7は部品の脱着可
能な空気調和機の脱着検知スイッチ取り付け図を示す要
部拡大斜視図、図8制御ブロック図、図9はその回路
図、図10は制御フローチャート図である。
【0027】図において、1は空気調和機本体で、パネ
ル2にグリル2aと、この本体の通風路に上フラップ
3、下フラップ4が装着されている。前記上フラップ3
は吹き出し口を閉鎖する位置であることを示している。
5aは枠体に支持された上フラップ駆動軸で、一体の上
フラップ3が回転して風向を変えることが出来る。5b
は穴部、5cはこの穴部にスライド挿入されるスライダ
ー、6aは吹き出し口を構成する部品の脱着を検知する
低電圧電気信号を入切する前記実施の形態1で示した脱
着状態検知部であるスイッチ本体で、低電圧電気信号を
出す一対の固定ピン6bと、この固定ピンに接触させ導
通させる可動片6cと、この可動片により常に固定ピン
6bを導通状態に保持する前記可動片6cに取付けられ
たばね6dと、前記可動片6cを強制的に前記固定ピン
6bから非導通状態にするレバー部6eとから構成され
ている。そして前記レバー部6eが倒されの状態とな
っているときは、非導通、の状態となっているときは
導通となっている。
【0028】7は部品の脱着状態を検知する部品からの
情報に基づき回転駆動部を制御するマイコン、8はファ
ン駆動モータ9によって駆動されて回転し吸い込んだ空
気を吹き出す送風機であるファンを駆動するファン制御
部、10は風向手段駆動モータである上フラップモータ
11により駆動され、上下方向へ風向きを変える上フラ
ップ3を駆動する上フラップ制御部、12は同じく風向
手段駆動モータである左右ベーンモーター13により回
転し左右方向へ風向きを変える左右ベーンを駆動する左
右ベーン制御部である。14は取り付け表示部15a、
取り外し表示部15bを駆動する表示駆動部で、前記空
気調和機本体1のパネル2に設けている。15cは複数
のクリーン状態を表示するモニタ表示部1、モニタ表示
部2、モニタ表示部3、15dは運転表示部である。1
6は運転指示手段であるリモコン(図示されていない)
の運転入/切信号が発信されるリモコン信号の信号受信
部である。17は前記スイッチ6aのレバー部6eとス
ライダー5cとの間に位置して、前記レバー部を上下さ
せる持ち上げ板である。18はスペーサで、前記スイッ
チ6a裏面に設けられている。
【0029】上記記述の吹き出し口を構成する部品の脱
着が可能な空気調和機においては、吹き出し口を構成す
る部品を取り外していく際には、上フラップ9を取り外
さなければ他の部品は取り外すことの出来ない構造とな
っおり、図11において空気調和機内部の清掃作業を行
う際の各部品を取り外す順序は、空気調和機の構造的な
組立構造から以下に述べる順序に従って取り外すことで
ないと空気調和機内部の清掃は不可能となる。まず、清
掃作業者側から見て空気調和機本体1の手前側となる上
フラップ3を1番最初に取り外す、次に、奥側の下フラ
ップ4を取り外し最後に左右ベーンを取り外す順序とな
る。その際に吹き出し口を構成する部品の脱着を検知す
る低電圧電気信号を入切りするスイッチ6aが取り外し
を検知できる構造となっている。
【0030】また、空調機内部の清掃作業が終了し、吹
き出し口を構成する部品の取り付けを行う際には、清掃
作業者側から見て空気調和機本体1の手前側に位置する
一番最後に取付けられる上フラップ3の取付けを低電圧
で動作するスイッチ6aで検知できる。上記記述の吹き
出し口を構成する部品の脱着が可能な空気調和機におい
ては、吹き出し口を構成する部品を取り付けていく際に
は、上フラップ3以外の部品を取り付けなければ上フラ
ップ3を取り付けることの出来ない構造となっている。
【0031】また、図6と図7に基づき、スイッチが取
り外され、スイッチが導通するまでの動作を説明する。
図7は、上フラップ3等の脱着可能部品が取付けられて
いる状態を示しており、この時、スイッチ6aは、図6
におけるの状態となっており非導通となっている。脱
着可能部品の中で一番最初に取り外される上フラップ3
を取り外す際には、従来の技術のように、スライダー5
cの軸部を穴部5bからスライドさせ穴と軸の掛かりを
はずす。これにより、スライダー5cの軸部に接触して
いたレバー部6eを持ち上げ板17が手前側に倒れ、ス
イッチ6aが図15におけるの状態となり導通とな
る。
【0032】次に、図8に示すこの発明の実施の形態2
によるブロック図の制御動作を説明する。吹き出し口を
構成する部品の脱着を検知する低電圧電気信号を入切す
るスイッチ6aが、吹き出し口を構成する部品の取り付
け、取り外しを検知し、マイコン7に入力する。マイコ
ン7は、吹き出し口を構成する部品の脱着を検知する脱
着検知部で、スイッチ6aからの取り付け、取り外し情
報に基づき、回転駆動部の制御部である、ファン制御部
8、上フラップ制御部10、左右ベーン制御部12への
通電の開始/停止をすると共に、吹き出し口を構成する
部品の取り付け、取り外しを表示部15により表示す
る。また、作業者がリモコン(図示されていない)を操
作し、リモコン受信部16にリモコン信号が入力され運
転が開始された場合には、通常に運転を再開する。これ
により作業者は、より安全に空気調和機内部の清掃を行
うことが出来る。
【0033】次に、この発明の実施の形態2による制御
動作を図10に示すフローチャート図に基づき説明す
る。始めに、ステップST6にて低電圧電気信号を入切
りするスイッチ6aが脱着可能部品の状態を検知しマイ
コン7に入力する。次にステップST7にてマイコン7
は脱着可能部品の状態を判断する。そして、その判断に
基づき、脱着可能部品が取り付けられていると判断した
ときにはステップST8aにてファンモータへ9の通電
を開始、ステップST9aにて上フラップモータ11へ
の通電を開始、ステップST10aにて左右ベーンモー
タ13への通電を開始する。そして、ステップST11
で吹き出し口を構成する部品の取り付けを表示部15に
より表示し、ステップST12にてリモコン受信待機状
態となる。
【0034】また、ステップST7にて脱着可能部品が
取り外されていると判断された場合には、ステップST
8bにてファンへの通電を停止、ステップST9bにて
上フラップモータ11への通電を停止し、ステップST
10bにて左右ベーンモータ13への通電を停止する。
そして、取り外しを検知し回転駆動部への通電を停止し
た場合には、ステップST11bにて取り外し表示を行
う。
【0035】次に、この実施の形態2の表示部の動作
は、図4(a)において、脱着可能部品が取り付けられ
ている時、取り付け表示部15aが点灯し、取り外し表
示部15bは消灯、また、脱着可能部品が取り外されて
いる時は、取り外し表示部が点灯し、取り付け表示部1
5aは消灯している。また、図4(b)において、脱着
可能部品が取り付けられている時、取り付け表示部をク
リーン表示部15cの表示部1、表示部2を点滅表示さ
せる。さらに、脱着可能部品が取り外されている時、ク
リーン表示部1、表示部2、表示部3を同時に点滅させ
るものである。
【0036】ところで、上記実施の形態2は、取り外し
を表示する表示部15を設けたが、既存の表示部、例え
ば運転表示部15dを用いて取り外しを表示することも
可能である。また、取り外しを表示する表示部との兼
用、表示を行わないことで作業者に取り付を知らせるこ
とも可能である。
【0037】
【発明の効果】この発明の電気機器の保護装置は、脱着
可能部品の脱着状態を検知する脱着状態検知部として低
電圧回路を用い、前記脱着状態検知部の情報に基づいて
マイクロコンピュータ(以下マイコンと呼ぶ)によって制
御される回転駆動部を備えた構成としたから、回転物に
清掃器具を当てることなく、電気機器を破損することを
防止する効果を有する。
【0038】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着状態検知部として、マイコンに入力可能な低電圧信
号を入切するスイッチを用いた構成としたから、保護装
置を安価に提供できる効果を有する。
【0039】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着可能部品の取り外しが検知されたら回転駆動部を停
止し、所定の表示を行う構成としたから、製品のコスト
低減を図り、かつ作業者が脱着可能部品の取り外しを視
覚的に確認でき、作業効率を向上させることができる効
果を有する。
【0040】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着可能部品の取り付けが検知されたら回転駆動部の運
転を開始し、所定の表示を行う構成としたから、製品の
コスト低減を図り、脱着可能部品の取り付けが視覚的に
確認でき、かつ自動的に運転再開がされる効果を有す
る。
【0041】また、この発明の電気機器の保護装置は、
脱着を検知する上記スイッチの接点状態が、脱着可能部
品の実装時には非導通、脱着可能部品の脱着時には、導
通する構成としたから、無駄なエネルギーを使うことな
く清掃作業を実行することができる効果を有する
【0042】また、この発明の空気調和機は、空気調和
機本体に設けられ、空気を吸込んで吹出すファンと、こ
の本体に設けられ空気の流れを導く通風回路に脱着可能
に取り付けられた脱着可能部品と、前記脱着可能部品の
取り付け及び脱着の状態を検知する脱着状態検知手段
と、前記脱着状態検知部の検知に応じて運転停止される
回転駆動部とを備えた構成としたから、効率的に清掃作
業を遂行できる効果を有する。
【0043】また、この発明の空気調和機は、回転駆動
部がファン駆動モータ又は風向手段駆動モータである構
成としたから、回転物等の電気機器の安全性を向上させ
る効果を有する。
【0044】また、この発明の空気調和機は、脱着可能
部品の取り付けが検知され、回転駆動部は運転指示手段
による運転開始指示まで停止のままとし、所定の表示を
行う構成としたから、製品のコスト低減を図り、作業者
の要求による指示での運転再開が選択でき、清掃作業が
スムーズに実行できる効果を有する。
【0045】また、この発明の空気調和機は、空気調和
機本体の表面に位置し、最初に取り外しを要し、最後に
取り付けを要する部品の脱着を検出可能とする位置に脱
着状態検知部を設けた構成としたから、脱着検知部を複
数設けることなく、より安価な装置を提供できる効果を
有する。
【0046】また、この発明の空気調和機は、脱着状態
検知部と脱着可能部品の間にスペーサを設けた構成とし
たから、スイッチの誤作動を防止でき、かつ安全で、信
頼性の高い装置を提供できる効果を有する。
【0047】また、この発明の電気機器の保護方法は、
脱着状態検知部の脱着を検知するよう設けられたスイッ
チでスイッチ動作を検出するステップと、このスイッチ
動作を検出するステップで検出した動作をマイコンで脱
着状態として判断するステップと、取り外しを判断した
場合、モータの運転を停止させる動作を行わせるステッ
プとを備えた構成としたから、清掃作業者が確実に安全
を確かめ、
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における電気機器の
保護装置の制御ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における電気機器の
保護装置の制御回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における電気機器の
保護装置の制御フローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2におけ空気調和機を
示す外観斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における空気調和機
の要部を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における空気調和機
の要部であるスイッチの動作説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における空気調和機
の要部を示す拡大斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態2における空気調和機
の制御ブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態2における空気調和機
の制御回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態2における空気調和
機の制御フローチャートである。
【図11】従来の空気調和機を示す外観斜視図である。
【図12】 従来の空気調和機の要部を示す拡大斜視図
である。
【図13】 従来の空気調和機の要部を示す動作説明図
である。
【符号の説明】
1 空気調和機、2 パネル、3 上フラップ、4 下
フラップ、6 脱着検知部、6a スイッチ、6b 固
定ピン、6c 可動ピン、6d バネ、6eレバー部、
7 マイコン、8 ファン制御部、9 ファンモータ、
10 上フラップ制御部、11 上フラップモータ、1
2 左右ベーン制御部、13 左右ベーンモータ、14
表示駆動部、15 表示部、15a 取り付け表示
部、15b 取り外し表示部、15c クリーン表示
部、15d 運転表示部、16 リモコン信号受信部、
17 持ち上げ板、18 スペーサ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱着可能部品の脱着状態を検知する脱着
    状態検知部として低電圧回路を用い、前記脱着状態検知
    部の情報に基づいてマイクロコンピュータ(以下マイコ
    ンと呼ぶ)によって制御される回転駆動部を備えたこと
    を特徴とする電気機器の保護装置。
  2. 【請求項2】 脱着状態検知部として、マイコンに入力
    可能な低電圧信号を入切するスイッチを用いたことを特
    徴とする請求項1記載の電気機器の保護装置。
  3. 【請求項3】 脱着可能部品の取り外しが検知されたら
    回転駆動部を停止し、所定の表示を行うことを特徴とす
    る請求項1又は請求項3記載の電気機器の保護装置。
  4. 【請求項4】 脱着可能部品の取り付けが検知されたら
    回転駆動部の運転を開始し、所定の表示を行うことを特
    徴とする請求項1ないし請求項3の内の少なくとも1項
    記載の電気機器の保護装置。
  5. 【請求項5】 脱着を検知する上記スイッチの接点状態
    が、脱着可能部品の実装時には非導通、脱着可能部品の
    脱着時には、導通することを特徴とする請求項1ないし
    請求項4の内の少なくとも1項記載の電気機器の保護装
    置。
  6. 【請求項6】 空気調和機本体に設けられ、空気を吸込
    んで吹出すファンと、この本体に設けられ空気の流れを
    導く通風路に脱着可能に取り付けられた脱着可能部品
    と、前記脱着可能部品の取り付け及び脱着の状態を検知
    する脱着状態検知手段と、前記脱着状態検知部の検知に
    応じて運転停止される回転駆動部とを備えたことを特徴
    とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 回転駆動部がファン駆動モータ又は風向
    手段駆動モータであることを特徴とする請求項6記載の
    空気調和機。
  8. 【請求項8】 脱着可能部品の取り付けが検知され、回
    転駆動部は運転指示手段による運転開始指示まで停止の
    ままとし、所定の表示を行うことを特徴とする請求項6
    記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】 空気調和機本体の表面に位置し、最初に
    取り外しを要し、最後に取り付けを要する部品の脱着を
    検出可能とする位置に脱着状態検知部を設けたことを特
    徴とする請求項6ないし請求項8の内の少なくとも1項
    記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 脱着状態検知部と脱着可能部品の間に
    スペーサを設けたことを特徴とする請求項6ないし請求
    項9の内の少なくとも1項記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 脱着状態検知部の脱着を検知するよう
    設けられたスイッチでスイッチ動作を検出するステップ
    と、このスイッチ動作を検出するステップで検出した動
    作をマイコンで脱着状態として判断するステップと、取
    り外しを判断した場合、モータの運転を停止させる動作
    を行わせるステップとを備えたことを特徴とする電気機
    器の保護方法。
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