JP2002070772A - ヘリカルコンプレッサ - Google Patents

ヘリカルコンプレッサ

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JP2002070772A
JP2002070772A JP2000258921A JP2000258921A JP2002070772A JP 2002070772 A JP2002070772 A JP 2002070772A JP 2000258921 A JP2000258921 A JP 2000258921A JP 2000258921 A JP2000258921 A JP 2000258921A JP 2002070772 A JP2002070772 A JP 2002070772A
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roller
cylinder
compression mechanism
helical
compressor
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JP2000258921A
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English (en)
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Yutaka Sasahara
豊 笹原
Masatoshi Yoshida
政敏 吉田
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Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンプレッサ停止時に、ローラの逆回転を円滑
かつ確実に防止し、信頼性が高く、高いコンプレッサ性
能を維持できるヘリカルコンプレッサを提供する。 【解決手段】ヘリカルコンプレッサ11は密閉ケース1
6内にメインベアリング24およびサブベアリング25
を備えたヘリカルブレード式の圧縮機構19が収容され
る。圧縮機構19はシリンダ27とこのシリンダ27内
に偏心して収容されたローラ28と、このローラ28と
シリンダ27との間に介装されたヘリカルブレード29
とを有する。密閉ケース16内には、外部からの冷媒ガ
スが圧縮機構19の吸込部36に案内される吸込通路4
6が形成される。この吸込通路46は、サブベアリング
25の吸込孔、スラストシート33の吸込口、シリンダ
27の吸込孔45で構成され、シリンダ27の吸込孔が
圧縮機構19の吸込部36に伝達される。シリンダ27
の吸込通路に逆止弁50を設けられ、ローラ28の逆転
防止機構46が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍サイクル装置に
備えられるヘリカルコンプレッサに係り、特に逆転防止
機構を備えたヘリカルコンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に冷蔵庫や冷凍・冷却ショーケー
ス、空気調和装置等には冷凍サイクル装置が備えられて
おり、この冷凍サイクル装置には冷媒ガスを圧縮し、高
圧化するコンプレッサが組み込まれる。コンプレッサに
はレシプロ式コンプレッサやロータリ式コンプレッサの
他、螺旋状ブレードを採用したヘリカルコンプレッサが
知られている。
【0003】ヘリカルコンプレッサは、密閉ケース内に
電動機とこの電動機にて回転駆動されるヘリカルブレー
ド式の圧縮機構とが収容される。圧縮機構は、シリンダ
と、シリンダ内に偏心して設置されるローラと、このロ
ーラとシリンダとの間に介装されたヘリカルブレードと
を有する。圧縮機構のローラは電動機にて駆動され、シ
リンダ内を公転運動するようになっている。
【0004】ローラの公転運動により、ヘリカルブレー
ドはローラの螺旋状溝内に出し入れされ、このヘリカル
ブレードによりシリンダとローラとの間に複数の圧縮室
がローラの軸方向に沿って形成される。ヘリカルブレー
ドはローラの螺旋状溝と一致する不等ピッチに形成する
ことで、複数の圧縮室はローラ軸方向に漸次容積が減少
するように形成される。
【0005】ヘリカルブレード式圧縮機構は、ローラが
公転運動することにより、シリンダとローラとの間に形
成される圧縮室が、ローラの軸方向に螺旋状に移動して
容積が漸次連続的に減少し、冷媒ガスを圧縮し、高圧化
させている。
【0006】従来のヘリカルコンプレッサには、冷媒ガ
スの圧縮作用が円滑かつスムーズに行なわれるように、
ローラの逆回転を防止する逆転防止機構が設けられてい
る。
【0007】この逆転防止機構は、ヘリカルコンプレッ
サの吸込管に吸込弁機構を設けて構成したり、また、圧
縮機構のシリンダあるいはサブベアリングに弁座を設
け、この弁座に吸込弁を当接可能に構成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の逆転防止機構と
して吸込管に吸込弁機構を設けたものでは、吸込管内部
に弁座機構を備えた弁部品機構が必要となり、吸込弁機
構が複雑で吸気騒音等の発生要因となり易く、また、吸
込管内に吸込弁機構を組み立てて配置するため、吸気通
路の通路面積が著しく制約を受け、通路抵抗が増大し
て、信頼性を低下させる要因となっている。
【0009】また、ヘリカルブレード式圧縮機構のシリ
ンダあるいはサブベアリングのような機械部の吸込部廻
りに弁座部を設けた弁構造では、弁座部の加工に高い精
度と精密性が要求され、弁座加工が複雑で高価となった
り、また、吸込弁が弁座部に高速にて衝突を繰り返すた
めに、弁座部に機械的・物理的に高い強度と剛性が要求
され、信頼性の面でも問題があった。
【0010】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、ローラの逆回転を円滑かつ確実に防止し、信
頼性が高く、コンプレッサ性能を長期間維持できるヘリ
カルコンプレッサを提供することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、弁構造を簡素化し、
騒音の発生を未然にかつ有効的に防止し、安価に製造で
きるヘリカルコンプレッサを提供する。
【0012】また、本発明の他の目的は、加工精度が要
求される弁座部の加工を不要とし、安価で信頼性が高
く、しかも長期間安定した運転を保証できるヘリカルコ
ンプレッサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヘリカルコ
ンプレッサは、上述した課題を解決するために、請求項
1に記載したように、密閉ケース内にメインベアリング
とサブベアリングを備えたヘリカルブレード式の圧縮機
構を設け、この圧縮機構はシリンダとこのシリンダ内に
偏心して収容されたローラと、このローラとシリンダと
の間に介装されたヘリカルブレードとを有するヘリカル
コンプレッサにおいて、前記ベアリングに密閉ケースの
外部から案内される冷媒ガスの吸込通路を形成し、この
吸込通路に対向して前記圧縮機構の吸込部に冷媒ガスを
案内する吸込通路をシリンダ内に形成し、このシリンダ
の吸込通路に逆止弁を設けたものである。
【0014】また、上述した課題を解決するために、本
発明に係るヘリカルコンプレッサは、請求項2に記載し
たように、前記圧縮機構のローラとベアリングとの間に
耐摩耗性に優れたスラストシートを介装し、このスラス
トシートでローラのスラスト面を支持したものであり、
さらに、請求項3に記載したように、前記逆止弁はスプ
リングと弁体とからなるフリー弁構造に構成され、上記
弁体の弁座ストッパをスラストシートに兼用させたもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るヘリカルコンプレッ
サの実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明に係るヘリカルコンプレッ
サを、一例として冷蔵庫、冷凍ショーケース、ワインク
ーラ等の冷凍サイクル10に組み込んだ例を示す。冷凍
サイクル10はヘリカルコンプレッサ11、凝縮器1
2、キャピラリチューブ等の絞り機構13および蒸発器
14を順次冷媒配管15で接続して原理的に構成され
る。
【0017】ヘリカルコンプレッサ11は、図1に示す
ように、螺旋状のブレードを採用した横置きタイプのコ
ンプレッサである。横形ヘリカルコンプレッサ11は密
閉ケース16内に電源端子17からの通電により駆動さ
れる電動機18と、この電動機18にて駆動されるヘリ
カルブレード式圧縮機構19とを収容している。
【0018】電動機18は密閉ケース16内の一側に圧
入固定されるステータ20と、このステータ20内に収
容されるロータ21とを有する。ロータ21はクランク
シャフト22に回転一体に軸装され、固定される。クラ
ンクシャフト22は、圧縮機構19に備えられたメイン
ベアリング24とサブベアリング25により回転自在に
支持される。
【0019】クランクシャフト22を支持するメインベ
アリング24は両側に突出するボス部を、また、サブベ
アリング25も突出ボス部をそれぞれ備え、クランクシ
ャフト22を支持する軸受面の軸方向長さを長くとって
いる。これにより、クランクシャフト22はメインベア
リング24とサブベアリング25により安定的に回転自
在に支持される。
【0020】ヘリカルブレード式圧縮機構19は、密閉
ケース16内に収容され、固定されるスリーブ状シリン
ダ27と、このシリンダ27内に偏心して配置されるロ
ーラ28と、このローラ28とシリンダ27との間に介
装されるヘリカルブレード29とを有し、上記シリンダ
27両側に外周フランジ27a,27bが一体に設けら
れ、上記外周フランジ27a,27bにメインベアリン
グ24とサブベアリング25が締付ねじ等の締着手段で
固定される。
【0021】圧縮機構19のローラ28は、クランクシ
ャフト22のクランク部22aに回転フリーに軸装さ
れ、クランクシャフト22の回転運動に伴って偏心旋回
運動するようになっている。ローラ28とサブベアリン
グ25との間にオルダム機構31が設けられ、ローラ2
8の回転(自転)を防止している。このオルダム機構3
1によりローラ28はシリンダ22内を公転するように
なっている。
【0022】また、ローラ28とサブベアリング25と
の間に高硬度の鋼製スラストシート33が介装され、こ
のスラストシート33でローラ28のスラスト面を面接
触にて支持し、ローラスラスト面の焼付き等の損傷を防
止している。スラストシート33は摺動特性に優れた高
硬度のスウェーデン鋼等が用いられる。
【0023】さらに、ローラ28の外周面には螺旋状の
溝34が形成されている。この螺旋状溝34はサブベア
リング25からメインベアリング24側に向って溝ピッ
チが小さくなる不等ピッチに形成される。ローラ28の
螺旋状溝34にヘリカルブレード29が嵌め込まれる。
このヘリカルブレード29によりシリンダ27とローラ
28との間に複数の圧縮室35が軸方向に沿って複数個
形成される。
【0024】ヘリカルブレード29は、射出成形可能な
合成樹脂材で構成され、柔軟性、耐熱性、耐環境性(冷
凍機油、温度、冷媒)、低摩擦係数等のブレード特性を
考慮してフッ素樹脂材が用いられる。
【0025】フッ素樹脂材としては、パーフルオロアル
コキシ樹脂材(PFA樹脂材)の他に、パーフルオロエ
チレンプロピレン(FEP)樹脂材、エチレン四フッ化
エチレン(ETFE)樹脂材、ポリ三フッ化クロルエチ
レン(PCTFE)樹脂材等がある。ヘリカルブレード
29の機械的・物理的強度を向上させるために、フッ素
樹脂材、例えばPFA樹脂材にガラス繊維や炭素繊維等
の強化材を配設してもよく、さらにヘリカルブレード2
9の自己潤滑性を改善するために、例えばPFA樹脂材
に冷凍機油等の潤滑油を予め含浸させてもよい。
【0026】ヘリカルブレード29自体に自己潤滑性を
持たせることにより、ローラ28の螺旋状溝34へのヘ
リカルブレード29の出入れがスムーズになり、シール
性が向上する一方、ヘリカルブレード29の機械強度や
耐摩耗性を改善することができる。
【0027】ヘリカルブレード29は射出成形機(図示
せず)にて生産性良く、高いブレード精度を持って製造
される。ヘリカルブレード29の内径寸法は、組立やシ
ール性を考慮し、ローラ28の外径寸法より大に形成さ
れる一方、ローラ28の螺旋状溝34と同じピッチを有
するように成形される。
【0028】ヘリカルブレード式圧縮機構19の組立
は、ヘリカルブレード29がローラ28の螺旋状溝34
に直径を強制的に縮小させた状態で嵌め込まれ、ヘリカ
ルブレード29の外周面がシリンダ27の内周面に全周
に亘り、弾力的に接触する状態で組み付けられ、シリン
ダ内周面をヘリカルブレード29でシールしている。
【0029】このようにして、圧縮機構19のシリンダ
27とローラ28との間にヘリカルブレード29で仕切
られた複数の圧縮室35が形成され、各圧縮室35はロ
ーラ28の公転運動(偏心旋回運動)によりローラ28
の軸方向に螺旋状に移動し、螺旋状に移動する間に容積
が漸次連続的に縮小せしめられる。
【0030】圧縮機構19のサブベアリング25側の吸
込部36から圧縮室35に吸い込まれた冷媒ガスは、ロ
ーラ28の公転運動により連続的な圧縮作用を受けて高
圧化し、メインベアリング24側の吐出孔37を経て密
閉ケース16内に吐出される。密閉ケース16内に吐出
された冷媒ガスは、密閉ケース16の内部を通って吐出
ポート38から冷凍サイクル10に吐出される。
【0031】密閉ケース16の吐出ポート38と同じ側
に吸込ポート39が形成されている。吸込ポート39は
冷凍サイクル10の吸込配管40に接続される一方、密
閉ケース16内の吸込通路43を経て圧縮機構19の吸
込部36に連通される。吸込通路43はサブベアリング
25からスラストシート33、シリンダ27を経て圧縮
機構19の吸込部36に延設される。
【0032】ヘリカルブレード式圧縮機構19の吸込部
36に連通される吸込通路43は、サブベアリング2
5、プレート状のスラストシート33およびシリンダ2
7の外周フランジ27b部を通して形成される。図2
(A)および(B)に示すように、シリンダ27の外周
フランジ部27bには、スラストシート33側に開口す
る吸込孔45が形成され、この吸込孔45にローラ28
の逆回転を防止する逆転防止機構46が設けられる。吸
込孔45はシリンダ27の吸込通路を構成している。
【0033】シリンダ27の吸込孔45は、図2(A)
および(B)に示すように、シリンダ27の軸方向に延
設される一方、この吸込孔45は、スラストシート33
の吸込口48およびサブベアリング25の吸込孔49を
経て吸込ポート39に連通される。逆転防止機構46を
構成する逆止弁50は、シリンダ27の吸込孔45に収
容される。逆止弁50は、コイル状スプリング51と弁
体52とを有するフリー弁構造に構成され、この弁体5
2の弁座をスラストシート33で構成している。スラス
トシート33の吸込口48は、逆止弁50の弁体52の
外径より小さな穴径に形成される。
【0034】スラストシート33は、図3に示すように
構成され、中央の開口53廻りがスラストシート摺動面
54を構成し、このスラストシート摺動面54でローラ
28の端面を当接支持し、ローラ28のスラスト荷重を
支持している。スラストシート33は吸込口48周り
に、弁座ストッパ55を構成しており、この弁座ストッ
パ55が逆止弁50の弁体52の弁座を兼ねる一方、ス
トッパを構成して弁体の移動ストロークを規制してい
る。弁体52の背側にスプリング51が装着される。し
かして、逆止弁50は図2(A)および(B)に示すよ
うに吸込孔45内を弁体52がフリーに動くように収容
され、吸込孔45には、圧縮機構19の吸込部36に通
ずる切欠きあるいは側孔が形成されている。なお、符号
56は装着孔である。
【0035】また、密閉ケース16の下部には、図1に
示すように潤滑油59が貯溜されており、貯溜された潤
滑油59はオイルポンプ装置60により吸い上げられ、
クランクシャフト22の潤滑部に供給されるようになっ
ている。オイルポンプ装置60はクランクシャフト22
の回転に連動して作動し、ポンプ作用を行なうようにな
っている。
【0036】次に、ヘリカルコンプレッサ11の作用を
説明する。
【0037】ヘリカルコンプレッサ11は、電動機18
に電源端子17を通じて通電することにより駆動され、
電動機18のロータ21が回転せしめられる。このロー
タ21の回転駆動力はクランクシャフト22を介してヘ
リカルブレード式圧縮機構19に伝達され、圧縮機構1
9のローラ28を偏心旋回運動させる。その際、ローラ
28の回転(自転)はオルダム機構31により規制され
るので、ローラ28ははクランクシャフト22の回転に
伴い公転運動する。
【0038】ヘリカルブレード式圧縮機構19はローラ
28の公転運動(偏心旋回運動)により、ヘリカルブレ
ード29がローラ28の螺旋状溝34内に出し入れされ
る。圧縮機構19のローラ28の公転運動により、この
ローラ28とシリンダ27との間に形成される圧縮室3
5はローラ28の軸方向に螺旋状に移動し、この移動の
間に圧縮室35の容積が漸次、連続的に縮小せしめら
れ。冷媒ガスは圧縮作用を受ける。
【0039】一方、ヘリカルコンプレッサ11の通常運
転時には、逆転防止機構46は、図2(B)に示す状態
となり、蒸発器14からの低圧の冷媒ガスが吸込通路4
3を通って圧縮機構11の吸込部36に吸い込まれる。
吸込部36に案内された冷媒ガスは、圧縮室35に流入
し、ローラ28の公転運動に伴ってローラ28の軸方向
に螺旋状に移動し、その間に連続的な圧縮作用をうけて
高圧化し、吐出孔37から密閉ケース16内に吐出され
る。密閉ケース16内に吐出された高圧の冷媒ガスは、
密閉ケース16の内部を通って吐出ポート38に案内さ
れ、吐出ポート38から冷凍サイクル10に吐出され
る。
【0040】その際、ヘリカルコンプレッサ11は、ヘ
リカルブレード式の圧縮機構19により連続的かつ滑ら
かな圧縮作用を受けるので、吐出脈動の発生を有効的に
かつ未然に防止できる。したがって、吐出脈動が生じな
い高圧の冷媒ガスを吐出ポート38から冷凍サイクル1
0に安定して吐出させることができる。
【0041】また、ヘリカルコンプレッサ11の通常運
転中、吸込弁としての逆止弁50の弁体52は、冷媒ガ
スのガス圧力の作用を受けてスプリング51を押し下げ
る。逆止弁50の弁体52は、冷媒ガスの吸込圧力の大
小に応じて押下げストロークを異にする。弁体52は、
冷媒ガスのガス圧力に応じ、弁座ストッパ55までのス
トローク間で自由に移動し、吸込通路43としての冷媒
ガス流路が開放される。
【0042】ヘリカルコンプレッサ11の通常運転中に
は、密閉ケース16内の高圧と吸い込冷媒圧力との差圧
分が図4に示すように、ローラ28の軸方向に作用し、
ローラ28をスラストシート33の方向に押し付ける。
ローラ28はスラストシート33上をシールしながら摺
動する。その際、スラストシート33は図3に示すよう
に、プレート状に形成され、摺動特性に優れた高硬度の
鋼材が使用されるので、ローラスラスト面の焼付き等の
損傷を防止できる。
【0043】また、ヘリカルコンプレッサ11の運転が
停止すると、凝縮器12に滞留する吐出冷媒ガス(高温
・高圧のガス)が、密閉ケース16内に作用し、密閉ケ
ース16内のヘリカルブレード式圧縮機構19に図2
(A)に示すように作用する。その際、圧縮機構19に
はヘリカルブレード29が使用され、螺旋状に傾斜して
いるため、通常運転中とは逆方向にローラ28の回転を
生じさせ、逆回転させようとする。
【0044】このローラ28の逆回転を防止するため
に、逆転防止機構46が設けられる。
【0045】ヘリカルコンプレッサ11の運転停止後
は、逆転防止機構46を構成する逆止弁50は、スプリ
ング51のばね力と逆流冷媒ガスの圧力により、弁体5
2を逆方向に移動させて弁座ストッパ側に押し付ける。
これにより、弁体52はシリンダ27とサブベアリング
25との間に介装されたスラストシート33の弁座スト
ッパ面に密着せしめられる。
【0046】逆止弁50の弁体52がスラストシート3
3の弁座ストッパ55に密着することにより、逆止弁5
0は閉塞され、吸込管40を逆流する蒸発器14側への
流れを防止できる。この冷媒ガスの逆流防止により、高
温の冷媒ガスが蒸発器14に案内されるのを未然にかつ
確実に防止でき、蒸発器14の温度上昇を防止できる。
したがって、ヘリカルコンプレッサ11再起動時の消費
電力の低減が図れ、省エネルギ化を図ることができる。
【0047】その際、吸込弁を兼ねる逆止弁50には高
速で膨脹する逆流冷媒ガスのガス圧力により、弁体52
がスラストシート33に衝突する。しかし、スラストシ
ート33は平坦度が高い高硬度の鋼材で形成され、弁座
ストッパ55を兼ねているので、弁体52のストッパ部
材を独立して設ける必要がなく、構造が簡素化され、安
価な設計が可能となる。
【0048】また、スラストシート33は高硬度の鋼材
で形成され、高平面度の確保を容易に維持できるので、
弁体52の衝突が円滑かつスムーズになり、衝突による
弁体52の局部応力の発生等による破損を有効的に防止
できる。さらに、スラストシート33には、吸込口48
の周辺を弁座に構成でき、冷媒ガスの吸込口48を開口
させるだけで弁座を形成するために特別な機械加工を要
しないので、弁座部の加工が容易になる。
【0049】逆止弁50およびスラストシート33によ
り逆転防止機構46を構成し、ローラ28の逆転を防止
することにより、クランクシャフト22やローラ28、
ヘリカルブレード29廻りの摺動部の摺動面の潤滑油切
れを防止することができ、ヘリカルコンプレッサ11の
信頼性を向上させることができる。
【0050】また、図5は図3に用いられるスラストシ
ート33の変形例を示すものである。この変形例に示さ
れたスラストシート33Aは、図3のスラストシート3
3に油ポケット孔62を追設したものである。スラスト
シート33Aに油ポケット孔62を追設することで、油
ポケット孔62に潤滑油を貯溜させることができ、スラ
ストシート33の摺動面の潤滑性能を向上させることが
できる。
【0051】図6ないし図9は、本発明に係るヘリカル
コンプレッサの第2実施形態を示すものである。
【0052】図6は、横形ヘリカルコンプレッサ11A
に本発明を適用した例を示す。横形ヘリカルコンプレッ
サ11Aの全体的構成は、図1に示されたヘリカルコン
プレッサ11と異ならないので、同一符号を付し説明を
省略する。
【0053】この横形ヘリカルコンプレッサ11Aは、
潤滑油の排油装置65をヘリカルブレード式圧縮機構1
9のサブベアリング25に設けたものである。この排油
装置65を設けることにより、密閉ケース16の下部に
貯溜された潤滑油59と摺動部の潤滑に供される潤滑油
とのオイル循環を向上させ、油潤滑による冷却作用を効
率的に行なうようになっている。
【0054】密閉ケース16の下部に貯溜された潤滑油
はオイルポンプ装置60のポンプ作用により、クランク
シャフト22の摺動部、ローラ28の螺旋状溝34やス
ラスト摺動面およびオルダム機構31の摺動面に供給さ
れ、各潤滑部を油潤滑するようになっている。
【0055】オルダム機構31は、図7(A)および
(B)に示すように、ヘリカルブレード式圧縮機構19
のローラ28の自転を規制するもので、ローラ28の端
部とサブベアリング25との間に設けられる。オルダム
機構31は、サブベアリング25の周溝66に収容され
るオルダムリング67を有する。オルダムリング67は
図8(B)に示すローラ28の摺動溝68と図9(A)
および(B)に示すサブベアリング25の摺動溝69に
スライド自在に係合する係合歯(突起)70,71を両
側に一体に備える。
【0056】ヘリカルブレード式圧縮機構19のローラ
28は、図8(A)および(B)に示すように構成さ
れ、ローラ28の外周面に不等ピッチの螺旋状溝34を
有する一方、ローラ28のスラスト端面に放射方向の摺
動溝68が形成される。このローラ28の摺動溝68に
オルダムリング67一側の係合歯70がスライド自在に
係合せしめられる。ローラ28の摺動溝68は、例えば
直径方向に対向して一対形成される。
【0057】また、ヘリカルブレード式圧縮機構19の
サブベアリング25には、図9(A)および(B)に示
すように、ローラ28側に周溝66が形成される一方、
この周溝66内に放射方向に延設された摺動溝69が続
いて形成される。サブベアリング25の周溝66内にオ
ルダムリング67が収納され、オルダムリング67他側
の係合歯71が周溝66に続く摺動溝69に摺動自在に
係合している。サブベアリング25の摺動溝69は、オ
ルダムリング67の係合歯71の逃げ用に構成され、例
えば周溝66の直径方向に対向して一対形成される。
【0058】さらに、サブベアリング25には周溝66
内に開口する排油孔74と、摺動溝69に開口して放射
方向に延びる排油孔75とを形成しており、これら2系
統の排油孔74,75により潤滑油の排油装置65を構
成している。
【0059】なお、図9(A)において、符号76は、
吸込ポート39からの吸込通路43を形成する吸込孔で
あり、符号77はサブベアリング25をシリンダ27の
外周フランジ27bに固定させるための装着孔である。
【0060】この横形ヘリカルコンプレッサ11Aは、
電動機18への通電により、ロータ21が回転駆動せし
められる。このロータ21の回転駆動力はクランクシャ
フト22を介してヘリカルブレード式圧縮機構19に伝
達され、この圧縮機構19のローラ28をシリンダ27
内で偏心旋回運動(公転運動)させる。
【0061】ローラ28の公転運動により、吸込ポート
39を経て圧縮機構19の吸込部36に吸い込まれた冷
媒は圧縮作用を受ける。圧縮機構19のシリンダ27と
ローラ28との間にヘリカルブレード29により圧縮室
35が形成されており、この圧縮室35はローラ28の
公転運動によりローラ軸方向に螺旋状に移動し、この移
動の間に圧縮室35に案内されて冷媒が連続的な圧縮作
用を受けて高圧化し、吐出孔37から密閉ケース16内
に吐出され、続いて密閉ケース16の内部を通って吐出
ポート38から外部に吐出される。
【0062】横形ヘリカルコンプレッサ11Aの運転中
には、密閉ケース16の下部に貯溜される潤滑油59
は、オイルポンプ装置60のポンプ作用を受けてクラン
クシャフト22の摺動部、ローラ28のスラスト摺動
面、サブベアリング25の摺動部やオルダム機構31の
摺動面に供給され、各摺動部を潤滑している。
【0063】中でも、クランクシャフト22の回転に連
動するオイルポンプ装置60により、サブベアリング2
5内径やクランクシャフト22およびそのクランク部2
2aの油孔からローラ28とサブベアリング25の閉鎖
空間78に潤滑油が供給され、この潤滑油でローラ28
のスラスト面およびオルダム機構31の摺動面を油潤滑
させる。
【0064】また、ヘリカルブレード式圧縮機構19の
ローラ28とサブベアリング25で閉鎖された空間78
と密閉ケース16内とは潤滑油の排油装置65で連通さ
れている。具体的には、図9(A)に示すように、サブ
ベアリング25に形成される2系統の排油孔74,75
で連通されている。
【0065】潤滑油の排油装置65でヘリカルブレード
式圧縮機構19内の密閉空間78と密閉ケース16内と
を連通させることにより、油潤滑に混入する異物、摩耗
粉、ローラ28のスラスト面やオルダム機構31の摺動
面で発生した摩耗粉を排油することができる。
【0066】潤滑油の排油装置65を設けることによ
り、オイルポンプ装置60から供給される潤滑油を排油
装置65で回収し、密閉ケース16の下部に戻すことが
できるので、密閉ケース16内での潤滑油のオイル循環
が促進され、圧縮機構19の内部を冷却し、ローラ28
内部の温度を低い温度に維持可能である。
【0067】図9(A)および(B)に示すように、サ
ブベアリング25に潤滑油の排油装置65を設け、2系
統の排油孔74,75を形成することで、オルダムリン
グ67摺動面で発生した摩耗粉を密閉ケース16内に即
時排出できる。その際、排油孔74,75を密閉ケース
16のケース中心より上部に位置させることにより、ロ
ーラ28の内径部に潤滑油を滞留させ、ローラ28のス
ラスト面やオルダムリング67の摺動面に安定した給油
を実施できる。
【0068】ヘリカルブレード式圧縮機構19のローラ
28とサブベアリング25により閉鎖された空間78に
は、ローラスラスト面を通る潤滑油が供給されるが、サ
ブベアリング25に2系統の排油孔74,75を設ける
ことにより、ローラ28のスラスト摺動面で発生する摩
耗粉やスラストリング67の摺動面で発生する摩耗粉を
圧縮機構19の外部に排油でき、ローラスラスト面やス
ラストリング摺動面を円滑かつスムーズに異常摩耗を生
じさせることなくオイル潤滑することができる。
【0069】なお、図6ないし図9に示す横形ヘリカル
コンプレッサ11Aにおいては2系統の排油孔74,7
5を設けた例を説明したが、潤滑油の排油装置はヘリカ
ルブレード式圧縮機構と密閉ケース内とを連通するもの
であれば、1系統であってもよい。
【0070】また、本発明の実施形態においては、横形
ヘリカルコンプレッサの例を示したが、縦形ヘリカルコ
ンプレッサにも同様に適用できる。
【0071】さらに、実施の形態では、横形ヘリカルコ
ンプレッサに備えられるヘリカルブレード式圧縮機構は
ローラの外周面に螺旋状溝を形成した例を示したが、こ
の螺旋状溝はローラの外周面に形成する代りに、あるい
はローラの外周面とともにシリンダの内周壁面に形成し
てもよい。
【0072】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係るヘリ
カルコンプレッサにおいては、密閉ケースの外部からヘ
リカルブレード式圧縮機構の吸込部に冷媒ガスを案内す
る吸込通路に逆止弁を設けたので、この逆止弁の弁作用
によりローラの逆回転を未然にかつ有効的に防止し、冷
媒ガスが吸込ポート側に逆流するのを確実に防止したの
で、信頼性が高く、長期間に亘り安定したコンプレッサ
運転を行なうことができ、コンプレッサ性能を良好に維
持することができる。
【0073】また、逆止弁の弁座ストッパをスラストシ
ートで兼用させることにより、弁座を形成するための正
確で高精度な機械加工が不要となり、弁構造を簡素化
し、安価で信頼性の高い逆転防止機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘリカルコンプレッサの第1の実
施形態を示すもので、このヘリカルコンプレッサを備え
た冷凍サイクルの原理図。
【図2】本発明に係るヘリカルコンプレッサに組み込ま
れるヘリカルブレード式の圧縮機構を示すもので、
(A)は上記圧縮機構の運転停止時を示す縦断面図、
(B)は上記圧縮機構の通常運転時の作動状態を示す縦
断面図。
【図3】ヘリカルブレード式圧縮機構に組み込まれるス
ラストシートを示す図。
【図4】ヘリカルブレード式圧縮機構のローラに作用す
る圧力関係を示す図。
【図5】図3に示されたスラストシートの変形例を示す
図。
【図6】本発明に係るヘリカルコンプレッサの第2の実
施形態を示す縦断面図。
【図7】(A)および(B)は、図6の横形ヘリカルコ
ンプレッサのヘリカルブレード式圧縮機構に備えられる
オルダムリングの正面図および側断面図。
【図8】(A)および(B)は、上記ヘリカルブレード
式圧縮機構に備えられるサブベアリングの正面図および
側面図。
【図9】(A)および(B)は、上記ヘリカルブレード
式圧縮機構に備えられるサブベアリングの正面図および
図9(A)のA−A線に沿う側断面図。
【符号の説明】
10 冷凍サイクル 11,11A ヘリカルコンプレッサ 12 凝縮器 13 絞り機構 14 蒸発器 15 冷媒配管 16 密閉ケース 17 電源端子 18 電動機 19 圧縮機構 20 ステータ 21 ロータ 22 クランクシャフト 22a クランク部 24 メインベアリング 25 サブベアリング 27 シリンダ 27a,27b 外周フランジ 28 ローラ 29 ヘリカルブレード 31 オルダム機構 33,33A スラストシート 34 螺旋状溝 35 圧縮室 36 吸込部 37 吐出孔 38 吐出ポート 39 吸込ポート 40 吸込配管 43 吸込通路 45 吸込孔(シリンダ) 46 逆転防止機構 48 吸込口 49 吸込孔(サブベアリング) 50 逆止弁 51 スプリング 52 弁体 53 中央開口 54 スラストシート摺動面 55 弁座ストッパ 56 装置孔 59 潤滑油 60 オイルポンプ装置 65 潤滑油の排油装置 66 周溝 67 オルダムリング 68,69 摺動溝 70,71 係合歯 74,75 排油孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA01 AA14 AB03 BB49 CC14 CC18 CC19 CC24 CC38 3H040 AA09 BB00 BB10 CC03 CC07 CC08 DD14 DD22 DD27 DD36

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケース内にメインベアリングとサブ
    ベアリングを備えたヘリカルブレード式の圧縮機構を設
    け、この圧縮機構はシリンダとこのシリンダ内に偏心し
    て収容されたローラと、このローラとシリンダとの間に
    介装されたヘリカルブレードとを有するヘリカルコンプ
    レッサにおいて、前記ベアリングに密閉ケースの外部か
    ら案内される冷媒ガスの吸込通路を形成し、この吸込通
    路に対向して前記圧縮機構の吸込部に冷媒ガスを案内す
    る吸込通路をシリンダ内に形成し、このシリンダの吸込
    通路に逆止弁を設けたことを特徴とするヘリカルコンプ
    レッサ。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機構のローラとベアリングとの
    間に耐摩耗性に優れたスラストシートを介装し、このス
    ラストシートでローラのスラスト面を支持した請求項1
    に記載のヘリカルコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 前記逆止弁はスプリングと弁体とからな
    るフリー弁構造に構成され、上記弁体の弁座ストッパを
    スラストシートに兼用させた請求項1記載のヘリカルコ
    ンプレッサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114211805A (zh) * 2021-12-15 2022-03-22 宜兴市宙斯泵业有限公司 一种小型化旋压式湿料挤干机

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