JP2002070637A - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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JP2002070637A
JP2002070637A JP2000267351A JP2000267351A JP2002070637A JP 2002070637 A JP2002070637 A JP 2002070637A JP 2000267351 A JP2000267351 A JP 2000267351A JP 2000267351 A JP2000267351 A JP 2000267351A JP 2002070637 A JP2002070637 A JP 2002070637A
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Nagahisa Fujita
永久 藤田
Yukinobu Kashu
行伸 夏秋
Kazunori Okuda
和▲徳▼ 奥田
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記録部の限られた記憶容量を有効に活
用して、制御装置のフェイルないしは故障の原因等の究
明等に用いられるデータを確実かつ効率的に記録するこ
とができるデータ記録装置を提供する。 【解決手段】 自動車のコントロールユニット5のフェ
イル時ないしは故障時には、故障コード出力信号をトリ
ガにして、それ以前の検出信号データがドライビングレ
コーダ6(データ記録装置)のデータ記録部21に保存
される。また、コントロールユニット5のフェイルない
しは故障の内容、車両状態、又はデータ記録部21の記
憶可能容量に応じて、保存するデータのサンプリングレ
ート又は保存期間が変更され、データ記録部21の限ら
れた記憶容量が有効に活用され、コントロールユニット
5のフェイルないしは故障の原因等の究明等に用いられ
るデータが確実かつ効率的に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式の制御装
置、例えば自動車に搭載されているコントロールユニッ
ト等がフェイル(誤動作)ないしは故障したときに、該
制御装置についての各種データを、データ記憶部の限ら
れた記憶容量を有効に活用しつつ、確実に収集・記録す
ることができるデータ記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、何らかの制御を必要とする制御対
象機器(例えば、自動車)の制御装置としては、マイク
ロコンピュータ等を用いた電子式の制御装置が広く用い
られている。しかしながら、かかる電子式の制御装置で
は、時としてフェイル(誤動作)ないしは故障が起こる
ことがある。そこで、データ記録装置を用いて、制御装
置から出力される各種データを記録し、このデータに基
づいて制御装置のフェイルないしは故障の原因等を究明
するといった対応がなされることが多い(例えば、特開
平11−65647号公報参照。)。
【0003】具体的には、例えば自動車メーカーでは、
自動車にドライビングレコーダを搭載し、エンジンある
いは自動変速機等を制御するコントロールユニットから
出力される各種データをドライビングレコーダに記録
し、該データに基づいてコントロールユニットのフェイ
ルないしは故障の原因等を究明するといった対応がなさ
れている。なお、特開平11−65647号公報に開示
された制御装置(プログラマブルコントローラ)では、
その故障発生時に故障履歴をPCカードに記録するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のデータ記録装置では、非常に多くのデータを記録
しなければならないのにもかかわらず、データ記録部の
記憶容量に限りがあるので、該データを確実に記録する
ことが困難であるといった問題がある。本発明は、上記
従来の問題を解決するためになされたものであって、デ
ータ記録部の限られた記憶容量を有効に活用して、制御
装置のフェイルないしは故障の原因等の究明等に用いら
れるデータを確実かつ効率的に記録することができるデ
ータ記録装置を提供することを解決すべき課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明にかかるデータ記録装置は、対象制御
装置(例えば、自動車のコントロールユニット等)の誤
動作時(フェイル時)又は故障時における各種検出信号
データをデータ記録部(メモリ)に保存するデータ制御
手段を備えているデータ記録装置であって、データ制御
手段が、対象制御装置の誤動作又は故障の内容(例え
ば、急変、緩慢な変化等)に応じて、保存するデータの
サンプリングレート(サンプリング周期)又は保存期間
を変更するようになっていることを特徴とするものであ
る。なお、データ制御手段は、車両状態(例えば、エン
ジン回転数、車速)に応じて、保存するデータのサンプ
リングレート又は保存期間を変更するようになっていて
もよい。また、データ制御手段は、データ記録部の記憶
可能容量(残存記憶容量)に応じて、保存するデータの
サンプリングレート又は保存期間を変更するようになっ
ていてもよい。
【0006】これらのデータ記録装置においては、対象
制御装置の誤動作又は故障の内容、、車両状態、又はデ
ータ記録部の記憶可能容量に応じて、保存するデータの
サンプリングレート又は保存期間が変更されるので、デ
ータ記録部の限られた記憶容量を有効に活用して、制御
装置の誤動作ないしは故障の原因等の究明等に用いられ
るデータを確実かつ効率的に記録することができる。
【0007】上記データ記録装置においては、データ制
御手段は、各種検出信号データをランダムアクセスメモ
リ(以下、「RAM」という。)に順次更新しつつ記憶
させる一方、RAMに記憶されているデータを間引いて
(圧縮して)データ記録部に記録することによりサンプ
リングレートを変更するようになっていてもよい。
【0008】上記データ記録装置においては、データ制
御手段は、各種検出信号データから予想される誤動作又
は故障の種別を推測し、予想される誤動作又は故障の種
別に応じてサンプリングレート又は保存期間を変更する
ようになっていてもよい。また、データ制御手段は、各
種検出信号データの種類毎にサンプリングレート又は保
存期間を変更するようになっていてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。なお、この実施の形態では、自動車のコ
ントロールユニットのデータを収集・記録する場合を例
にとって説明するが、本発明にかかるデータ記録装置の
応用分野は自動車のコントロールユニットに限定される
ものではなく、該データ記録装置が種々の電子式の制御
装置に幅広く応用されることができるのはもちろんであ
る。
【0010】図1と図2とに示すように、自動車1(実
験用車両)には、エンジン2、自動変速機3等を制御す
るために、マイクロコンピュータを備えたコントロール
ユニット5(ECU)が設けられている。なお、自動車
1内の各種電気機器には、バッテリ4から電力が供給さ
れる。そして、自動車1には、コントロールユニット5
のフェイル(誤動作)ないしは故障の原因等を究明する
ために、コントロールユニット5の各種出力信号データ
を記録するドライビングレコーダ6が搭載されている。
ドライビングレコーダ6は、電源ケーブル7を介して、
コントロールユニット5のバックアップ電源端子11
(ACC)に接続されている。
【0011】さらに、ドライビングレコーダ6は、接続
ハーネス8を介してコントロールユニット5に接続され
ている。接続ハーネス8は、先端部がエンジン2内ない
しは自動変速機3内の各種機器(アクチュエータ等)に
接続された車両ハーネス8aと、該車両ハーネス8aと
コントロールユニット5とを接続する中間ハーネス8b
と、該中間ハーネス8bから分岐してドライビングレコ
ーダ6に接続された分岐ハーネス8cとで構成されてい
る。また、ドライビングレコーダ6は、随時、収集デー
タ転送用ケーブル9を用いてホストコンピュータ10
(パーソナルコンピュータ)に接続することができるよ
うになっている。つまり、ドライビングレコーダ6とホ
ストコンピュータ10とは、収集データ転送用ケーブル
9を介してシリアル通信を行うようになっている。な
お、ドライビングレコーダ6とホストコンピュータ10
とは、両矢印Xで示すように、RAMカード12を用い
て情報を伝達・交換することもできる。
【0012】以下、ドライビングレコーダ6の構成、機
能等を詳しく説明する。ドライビングレコーダ6は、コ
ントロールユニット5のフェイル時ないしは故障時の各
種信号データを確実に収集・記録するものであって、コ
ントロールユニット5から出力される故障コード出力信
号に応じて、フェイル時以前ないしは故障時以前、場合
によってはフェイル後ないしは故障後の各種信号データ
を確実に記録することができるようになっている。ま
た、ドライビングレコーダ6は、後で詳しく説明するよ
うに、コントロールユニット5のフェイルないしは故障
の内容、車両状態、データ記録部の記憶容量等に応じて
データ記録方法を変更するようになっている。
【0013】図3に示すように、ドライビングレコーダ
6には、ドライビングレコーダ全体の制御を司る集中演
算部15(CPU)と、コントロールユニット5から出
力された各種出力信号(例えば、エンジン回転数信号、
スロットル開度信号、車速信号、冷却水温度信号、ブレ
ーキスイッチ信号等)を受け入れこれらに対して入力レ
ベル変換及びフィルタリングを施す入力インターフェー
ス(I/F)部16と、コントロールユニット5から出
力された故障コード出力信号を受け入れてコントロール
ユニット5のフェイルないしは故障の内容(状態)を検
出する誤動作/故障内容検出部17と、操作スイッチ
(SW)群18から出力された各種操作スイッチ信号を
受け入れこれらの命令系を処理して集中演算部15(C
PU)へ出力する操作スイッチ処理部19と、常時サン
プリングしているデータを格納するSRAM20と、サ
ンプリングデータを記録するデータ記録部21(不揮発
性メモリ、例えばEEPROM)とが設けられている。
また、データ記録部21には、RAMカード12(フラ
ッシュメモリ:図2参照)を着脱可能とするために、R
AMカードスロットが設けられており、RAMカード1
2にデータを保存できるようになっている。
【0014】ドライビングレコーダ6は、簡素かつコン
パクトなものであり、かつ信頼性の高いものである。す
なわち、ドライビングレコーダ6は、例えば250mm
×245mm×100mm程度のコンパクトなものであ
って、数台を積み重ねて使用することも可能である。し
たがって、ドライビングレコーダ6は、耐久車に初期か
ら搭載可能なサイズのものであり、その信頼性は非常に
高く、コントロールユニット5と同等の信頼性が確保さ
れている。なお、前記のとおり、ドライビングレコーダ
6は、電源ケーブル7と分岐ハーネス8cとを用いて自
動車1に極めて容易に接続することができる。
【0015】また、ドライビングレコーダ6の操作は極
めて簡易であり、誰でも容易に使用することができるよ
うになっている。すなわち、このドライビングレコーダ
6は、自動車1のイグニッションスイッチ(図示せず)
がオンされると、自動的に計測を開始する。ただし、手
動操作で計測を開始することも可能である。他方、イグ
ニッションスイッチがオフされたときには、その4分後
にスリープモードに切り替わり、省電力化が図られる。
そして、トリガ条件が成立したとき、すなわち故障コー
ド出力信号が入力されたときに、計測を停止する。ただ
し、スイッチ操作で計測を停止することも可能である。
【0016】かくして、ドライビングレコーダ6は、ト
リガ条件が成立したとき、すなわちコントロールユニッ
ト5のフェイル時ないしは故障時には、確実にデータを
収集・記録することができる。このドライビングレコー
ダ6は、例えば16チャンネルのデータを高速でサンプ
リングすることができ、コントロールユニット5のほぼ
全ての入出力信号(16種類/台)を測定することが可
能である。そして、故障コード出力信号をトリガにし
て、その前1〜4分の各種データを測定する。なお、故
障コード出力信号が入力されていない場合でも、随時、
手動スイッチを押すことによりトリガをかけることがで
きる。また、このドライビングレコーダ6では、データ
処理が極めて簡便である。例えば、スイッチ操作により
各種データをRAMカード12(フラッシュカード)に
保存することができ、RAMカード12によりデータを
やり取りすることが可能である。また、これらのデータ
は、ホストコンピュータ10のウインドウズ(登録商
標)画面上で解析が可能である。
【0017】また、このドライビングレコーダ6は、そ
の使用方法ないしは操作方法が極めて簡易である。ドラ
イビングレコーダ6の操作方法の概要は、およそ次のと
おりである。 (1)まず、ドライビングレコーダ6の操作条件を設定
する。ホストコンピュータ10とのシリアル通信により
設置する場合は、サンプリングレートと、トリガモード
と、各測定チャンネルの信号名と、コメントと、時刻と
を設定する。サンプリングレートは、例えば0.1m
s、1ms又は10msに設定される。トリガモード
は、コントロールユニット5の制御態様、イグニッショ
ンスイッチオン後のトリガ禁止時間(例えば、10m
s、20ms、30ms)等に応じて複数種(例えば、
9種)設定される。なお、ドライビングレコーダ6のス
イッチにより操作条件を設定する場合は、サンプリング
レート(例えば、0.1ms、1ms、10ms)と、
ドライビングレコーダ6へのトリガ信号のロジック反転
スイッチとを設定し、チャンネル1の入力ゲインを変更
する。
【0018】(2)次に、データのサンプリングを開始
する。ドライビングレコーダ6に付設されたサンプリン
グスタートスイッチ(図示せず)をオンすることにより
手動で、又はイグニッションスイッチのオンにより自動
的にデータのサンプリングを開始する。
【0019】(3)かくして、コントロールユニット5
にフェイルないしは故障が生じたときには、データのサ
ンプリングを停止する。ドライビングレコーダ6に付設
されたサンプリングストップスイッチ(図示せず)をオ
ンすることにより手動で、又は故障コード出力信号の入
力により自動的にデータのサンプリングを停止する。な
お、誤ってデータサンプリングを停止した場合は、サン
プリングストップスイッチを一定時間以上(例えば、5
秒以上)押し続ければ、再びサンプリングが可能な状態
となる。
【0020】(4)そして、サンプリングされたデータ
をデータ記録部21に記録する。なお、随時、サンプリ
ングされたデータをRAMカード12に記録することが
できる。この場合、RAMカード12をRAMカードス
ロットに挿入し、RAMカードライトスイッチ(図示せ
ず)をオンしてデータをRAMカード12に保存する
(RAMカード12は、自動車走行中はスロットに挿入
しないのが好ましい。)。RAMカード12へのデータ
の書き込みが終了すれば、ドライビングレコーダ6内部
のデータはクリアする。ただし、データの書き込みが正
常に終了しなかった場合、測定データはクリアしない。
【0021】以下、ドライビングレコーダ6におけるデ
ータの具体的な収集・記録手法を説明する。このドライ
ビングレコーダ6におけるデータ収集の原理は、およそ
次のとおりである。なお、ここでは、便宜上、記憶容量
は80MB(メガバイト)であるとする。図4に示すよ
うに、コントロールユニット5がオン状態にあるとき
(電源オン時)には、常時、各種データのサンプリング
が行われる。なお、データのサンプリングのスタートポ
イントR1は、コントロールユニット5がオン作動され
たときである。記憶容量は80MBであるので、80M
Bを超えるデータをサンプリングしたときには、古いデ
ータは順次消去されてゆき、常時、最新の80MB分の
データが記憶される。
【0022】そして、何らかの検出手段で異常が検出さ
れたとき、すなわちトリガポイントR2で、上記各種デ
ータのサンプリングが停止され、それ以前にサンプリン
グされたデータが不揮発性メモリ(データ記録部)に書
き込まれる。ここで、不揮発性メモリへのデータの書き
込みサイズは、トリガポイントR2を先頭にしてエンド
ポイントまでの全サンプル(80MB)とされる。ただ
し、スタートポイントR1〜エンドポイントR3が全メモ
リ容量(80MB)より小さい場合は、データの書き込
みサイズは、スタートポイントR1〜エンドポイントR3
間のデータ量とされる。
【0023】図5に、このようにして収集・記録された
データ及びその解析結果の一例を示す。なお、図5にお
いて、エンジン回転数センサ(図示せず)からコントロ
ールユニット5に入力されたアナログエンジン回転数信
号であり、SGCは、気筒識別センサ(図示せず)から
コントロールユニット5に入力されたアナログ気筒識別
信号である。そして、NE+ PCM及びSGC PCM
は、それぞれ、アナログエンジン回転数信号NE+及び
アナログ気筒識別信号SGCに基づいて、コントロール
ユニット5によって生成(出力)された、エンジン回転
数信号及び気筒識別信号である。図5に示す例では、コ
ントロールユニット5は、アナログ気筒識別信号SGC
のノイズNのため、気筒を誤検出(気筒識別エラー)し
ている。すなわち、コントロールユニット5によって生
成された気筒識別信号SGC PCMには、気筒誤検出
部Pが認められる。このように、ドライビングレコーダ
6に記録されたデータを解析することにより、コントロ
ールユニット5のフェイルないしは故障の原因等を究明
することができる。
【0024】以下、ドライビングレコーダ6の具体的な
動作を説明する。このドライビングレコーダ6では、コ
ントロールユニット5のフェイルないしは故障を検出す
る手段として、コントロールユニット5から出力される
故障コード出力信号が用いられる。さらに、コントロー
ルユニット5のフェイルないしは故障の内容、自動車1
の車両情報、自動車1の運転状態、データ記録部21の
残存記憶容量等に応じてデータの記録方法が変更され
る。
【0025】具体的には、コントロールユニット5のフ
ェイルないしは故障の内容の検出は、コントロールユニ
ット5から出力される故障コード出力信号によって行わ
れる。故障コード出力信号は、予めコントロールユニッ
ト5内に記録されている故障コードに従って、フェイル
ないしは故障の部位、フェイルないしは故障の内容に応
じて出力される。
【0026】表1に、フェイルないしは故障の内容と、
故障コードとの対応関係の一例を示す。
【表1】表1 故障内容と故障コードとの対応関係
【0027】また、自動車1の運転状態は、コントロー
ルユニット5の各種出力信号に基づいて、ドライビング
レコーダ6が検出するようになっている。具体的には、
この実施の形態では、エンジン回転数信号、スロットル
開度信号、車速信号、冷却水温度信号、ブレーキスイッ
チ信号等の信号に基づいて、自動車1の運転状態が検出
される。ドライビングレコーダ6のデータ記録部21
(記録メモリ)の記憶可能容量は、ドライビングレコー
ダ6内部で、データ記録部21のデータ書き込みが可能
な残存容量を調べることにより確認される。自動車1の
車両情報は、操作スイッチ群18から操作スイッチ処理
部19に車両コードを送ることにより、入力される。
【0028】この実施の形態では、フェイルないしは故
障の内容に対応する故障コードと、自動車1の運転状態
と、ドライビングレコーダ6のデータ記録部21(記録
メモリ)の残存容量とに応じて、データ記録方法が変更
される。ここで、データ記録方法の変更手法としては、
例えば、データ記録容量の変更によるもの、データ
サンプリングレートの変更によるもの、データ記録タ
イミングの変更によるもの、記録メモリの残存容量等
に応じたデータ圧縮記録(データの間引き)によるもの
等があげられる。これらの各変更手法の要点は、次のと
おりである。
【0029】データ記録容量の変更の場合 故障コードにより、データ記録容量が変更される。例え
ば、エンスト、エンジン失火、車速センサの故障などと
いった重大なフェイルないしは故障あるいは法規違反に
つながるフェイルないしは故障については、事後の原因
解析を詳細に行えるように、記録可能な最大容量のデー
タが記録される。また、水温センサあるいはブレーキス
イッチのフェイルないしは故障などといった、比較的故
障ランクの低いものは、そのランクに応じて、記録可能
な最大容量の1/2〜1/10程度の容量のデータが記
録され、多数のフェイルないしは故障についてのデータ
記録が可能となっている。なお、表1に記載されたフェ
イルないしは故障の内容においては、故障コード番号が
小さいものほど、故障ランク(優先順位)が高い。
【0030】データサンプリングレートの変更の場合 故障コードや運転状態により、データサンプリングレー
トが変更される。例えば、エンストやエンジン失火につ
いては、ノイズや信号波形等の解析を可能にするため、
サンプリングレートは最大(高速)とされる。また、エ
ンジン回転数信号や車速信号のフェイルないしは故障に
ついては、事後の原因解析を容易にするため、フェイル
ないしは故障の発生時のエンジン回転数や、車速信号の
周波数によってサンプリングレートが変更される。さら
に、水温信号やブレーキスイッチのフェイルないしは故
障などといった、比較的信号の変動が緩慢なものについ
ては、多数のフェイルないしは故障についてのデータ記
録を可能にするため、サンプリングレートが最小(低
速)とされる。
【0031】データ記録タイミングの変更の場合 故障コードにより、データ記録タイミングが変更され
る。例えば、エンジン失火、水温センサのフェイルない
しは故障が発生すると、その後の制御が不安定になる。
その結果、エミッション規制等に違反するような場合
は、フェイル後ないしは故障後のデータが重要となる。
このような場合は、フェイルないしは故障の発生時のタ
イミングが、記録データ長の中央となるようにデータが
収集・記録される。また、クランクセンサ、車速セン
サ、ブレーキスイッチ等の故障などといった、フェイル
後ないしは故障後の情報よりも、それ以前の情報が重要
なものについては、フェイルないしは故障の発生時のタ
イミングが記録データ長の末尾となるようにデータが収
集・記録される(フェイルないしは故障の発生前のデー
タが記録される)。
【0032】記録メモリの残容量等に応じたデータ圧
縮記録(データの間引き)の場合 フェイルないしは故障の発生時に、記録すべきデータの
容量がデータ記録部21(メモリ)の残存容量を上回る
(容量不足)場合は、データが残存容量に記録できるよ
うに、容量不足分に応じてデータの間引きが段階的に行
われる、なお、この実施の形態では、車両情報によるデ
ータ記録方法の変更は行っていないが、車両情報に応じ
て、上記〜に優先順位をつけるようにしてもよい。
【0033】また、ドライビングレコーダ6におけるサ
ンプリングレート(サンプリング周期)は、コントロー
ルユニット5のフェイルないしは故障の内容、自動車1
の車両情報、自動車1の運転状態、コントロールユニッ
ト5の形式(種類)、予想されるフェイルないしは故障
の内容に応じて変更される。これにより、より確実なデ
ータ収集が可能となり、データ記録部21(記録メモ
リ)の有効活用が可能となる。
【0034】コントロールユニット5の態様及び車両情
報は、ユーザによる操作スイッチ群18の操作により、
予め設定されたコントロールユニット5の形式及び車両
情報の各コードを入力することにより、ドライビングレ
コーダ6内部に記録される。自動車1の運転状態の検出
手法は前記のとおりである。予想されるフェイルないし
は故障の内容は、入力インターフェース部16に入力さ
れる各種出力信号に基づいて予測される。この予測は、
例えば次のような手順で行われる。 (i)入力インターフェース部16に入力されている信
号を検出する。 (ii)入力されている信号の組み合わせにより、予め設
定されたフェイルないしは故障の内容を、優先順位に基
づいて設定する。 (iii)ユーザの操作スイッチ群18の操作により、予
め設定された故障コードを入力する。このようにして、
ドライビングレコーダ6の内部に、予測故障内容が登録
される。
【0035】また、サンプリングレートの変更手法とし
ては、例えば、コントロールユニットにより変更する
もの、自動車1の車両情報により変更するもの、自
動車1の運転状態により変更するもの、予想されるフ
ェイルないしは故障の内容により変更するもの等があげ
られる。これらの各変更手法の要点は、次のとおりであ
る。
【0036】コントロールユニットにより変更する場
合 コントロールユニット5によって個々に制御周期が設定
されているが、この制御周期に応じてサンプリングレー
トが変更される。サンプリングレートは、制御周期に対
して、1倍、2倍、4倍の時間を選択することができ
る。
【0037】車両情報により変更する場合 ユーザの操作により設定された車両情報により、サンプ
リングレートが変更される。例えば、高回転エンジン搭
載車種や、最高速度の高い車種については、データの取
りこぼしがないように、サンプリングレートは高め(高
速)に設定される。これに対して、エンジン回転数が低
い車種や、最高速度が低い車種については、サンプリン
グレートは低め(低速)に設定される。
【0038】自動車の運転状態により変更する場合 エンジン回転数信号、スロットル開度信号、車速信号、
冷却水温度信号、ブレーキスイッチ信号等の信号に基づ
いて検出された自動車1の運転状態に応じて、サンプリ
ングレートが変更される。例えば、エンジン高回転時や
高車速時には、エンジン回転数信号、車速信号等の変動
周波数は高く、エンジン低回転時や低車速時には、その
逆となる。そこで、エンジン回転数信号、車速信号の変
化に同期してサンプリングを行うことにより、事後のデ
ータ解析を容易にするようにしている。
【0039】予想されるフェイルないしは故障の内容
により変更する場合 予想されるフェイルないしは故障の内容に応じて、サン
プリングレートが変更され、フェイルないしは故障の発
生時に、詳細なデータが確実に記録される。なお、上記
〜の変更手法に優先度をつけてもよい。
【0040】また、ドライビングレコーダ6では、記録
すべきデータを、データ収集系統毎あるいは所定時間毎
に、コントロールユニット5のフェイルないしは故障の
状態に応じて複数個に分割して保存することにより、保
存されたデータの安全性(保存性)を高めるようにして
いる。すなわち、このドライビングレコーダ6では、コ
ントロールユニット5から出力される故障コード出力信
号の出力パターンを読み取り、コントロールユニット5
のフェイルないしは故障の状態(故障コード)を検出
し、これに応じて保存データの分割数を変更するように
している。例えば、前記の表1に示す故障コードに対応
する優先順位が高いものほど分割数を多くしている。
【0041】具体的には、操作スイッチの操作により、
データ収集チャンネル毎あるいは所定時間(時間軸)毎
に保存データを書き込むことができるようになってい
る。例えば、図6に示すように、ファイルをチャンネル
毎に分割して書き込むことにより、データ記録部21と
して用いられている記憶媒体の不良ないしは損傷に起因
してファイルが全損するのが防止される。すなわち、記
録媒体の不良ないしは損傷の影響を最小限にくい止める
ことができる。また、図7に示すように、ファイルを時
間軸に分割して書き込むことによっても、同様に、デー
タ記録部21として用いられている記憶媒体の不良ない
しは損傷に起因してファイルが全損するのが防止され
る。
【0042】以下、図8〜図9に示すフローチャートを
参照しつつ、ドライビングレコーダ6の具体的な動作な
いしは制御手法を説明する。図8(a)に示すように、
ドライビングレコーダ6が動作を開始すると、まずステ
ップT10で、記憶スタート指令の有無が判定され、記
憶スタート指令がなければ(NO)、以下の全ステップ
をスキップして、このステップT10が繰り返し実行さ
れる。つまり、記憶スタート指令がでるまで待機する。
他方、ステップT10で記憶スタート指令があると判定
された場合は(YES)、ステップT20で一時記憶ル
ーチンが実行され、次にステップT30で記憶ルーチン
が実行される。
【0043】次に、上記各ルーチン(ステップT20、
T30)における具体的な動作ないしは制御手法を説明
する。図8(b)に示すように、ステップT20の一時
記憶ルーチンにおいては、ステップT21で、受信した
各種入力信号ないしは各制御信号あるいは出力信号(以
下、「信号データ」という。)が、所定の容量(例え
ば、80MB)のSRAM20に一時的に記憶される。
信号データが上記容量を超えたときには、古い信号デー
タから更新・記録される。
【0044】図8(c)に示すように、ステップT30
の記憶ルーチンにおいては、まずステップT31で、ワ
ーニングランプ(図示せず)が点灯したか否かが判定さ
れ、ワーニングランプが点灯していなければ(NO)、
以下の全ステップをスキップして、この記憶ルーチンは
終了する。
【0045】他方、ステップT31でワーニングランプ
が点灯していると判定された場合は(YES)、ステッ
プT32で、断芯チェック確認サブルーチンが実行さ
れ、ワーニングランプの点灯が断芯チェックによるもの
であるか否かが吟味される。なお、断芯チェックとは、
イグニッションスイッチをオンしたときに、ドライバ
が、ワーニングランプの断芯の有無を確認できるよう
に、所定時間だけ無条件にワーニングランプを点灯させ
るといった動作である。次に、ステップT33で、ワー
ニングランプの点灯が断芯チェックによる点灯であるか
否かが判定される。そして、断芯チェックによる点灯で
あれば(YES)、この記憶ルーチンを終了する。
【0046】他方、ステップT33で断芯チェックによ
る点灯でないと判定された場合は(NO)、ステップT
34で選択サブルーチンが実行される。なお、選択サブ
ルーチンの具体的な内容は後で説明する(図9(a)〜
(d))。次に、ステップT35で、選択された記憶内
容がデータ記録部21(不揮発性メモリ、例えばEEP
ROM)に書き込まれ、この記憶ルーチンは終了する。
このようにして、データ記録部21に記録されたデータ
に基づいてコントロールユニット5のフェイルないしは
故障の原因等が究明される。
【0047】以下、図9(a)〜(d)を参照しつつ、
図8(c)におけるステップT34の選択サブルーチン
の具体的な制御手法を4通り説明する(選択サブルーチ
ン1〜4)。図9(a)に示すように、選択サブルーチ
ン1の場合は、まずステップV11で、コントロールユ
ニット5のフェイルないしは故障の内容が検出される。
続いて、ステップV12で、フェイル内容ないしは故障
内容に応じて各種入力信号ないしは制御信号毎に、サン
プリングレート又は保存期間が設定される。この後、ス
テップV13で、サンプリングレート又は保存期間に基
づいて、データ記録部21に記憶すべき内容が選択され
る。
【0048】図9(b)に示すように、選択サブルーチ
ン2の場合は、まずステップV21で、各種入力信号な
いしは制御信号により、フェイル内容ないしは故障内容
が推測される。続いて、ステップV22で、推測された
フェイル内容ないしは故障内容に応じて、各種入力信号
ないしは制御信号毎に、サンプリングレート又は保存期
間が設定される。この後、ステップV23で、サンプリ
ングレート又は保存期間に基づいて、データ記録部21
に記憶すべき内容が選択される。
【0049】図9(c)に示すように、選択サブルーチ
ン3の場合は、まずステップV31で、車両状態(例え
ば、車速、エンジン回転数等)が検出される。続いて、
ステップV32で、検出された車両状態に応じて、各種
入力信号ないしは制御信号毎に、サンプリングレート又
は保存期間が設定される。この後、ステップV33で、
サンプリングレート又は保存期間に基づいて、データ記
録部21に記憶すべき内容が選択される。
【0050】図9(d)に示すように、選択サブルーチ
ン4の場合は、まずステップV41で、データ記録部2
1内の残存メモリ容量が検出される。続いて、ステップ
V42で、フェイルないしは故障の頻度が検出される。
次に、ステップV43で、フェイルないしは故障の頻度
に応じて、残存メモリ容量が補正される。そして、ステ
ップV44で、補正された残存メモリ容量に応じて、各
種入力信号ないしは制御信号毎に、サンプリングレート
又は保存期間が設定される。この後、ステップV45
で、サンプリングレート又は保存期間に基づいて、デー
タ記録部21に記憶すべき内容が選択される。
【0051】以上、本実施の形態においては、コントロ
ールユニット5のフェイル時ないしは故障時には、故障
コード出力信号をトリガにしてそれ以前の検出信号デー
タがデータ記録部21に保存される。さらに、コントロ
ールユニット5のフェイルないしは故障の内容、車両状
態、又はデータ記録部21の記憶可能容量に応じて、保
存するデータのサンプリングレート又は保存期間が変更
されるので、データ記録部21の限られた記憶容量を有
効に活用して、コントロールユニット5のフェイルない
しは故障の原因等の究明等に用いられるデータを確実か
つ効率的に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるドライビングレコーダを搭載
した自動車の側面説明図である。
【図2】 ドライビングレコーダの、コントロールユニ
ット及びホストコンピュータへの接続形態を示す模式図
である。
【図3】 ドライビングレコーダの構成を示すブロック
図である。
【図4】 ドライビングレコーダ内のSRAMにおける
データの収集原理を示す図である。
【図5】 コントロールユニットのフェイル時ないしは
故障時に、ドライビングレコーダによって収集・記録さ
れたデータの一例を示すグラフである。
【図6】 データ記録部において、ファイルをチャンネ
ル毎に分割して記録する場合のデータ記録形態を示す図
である。
【図7】 データ記録部において、ファイルを時間軸に
分割して記録する場合のデータ記録形態を示す図であ
る。
【図8】 (a)はドライビングレコーダにおけるメイ
ン制御ルーチンの制御手法を示すフローチャートであ
り、(b)はメイン制御ルーチン中の一時記憶ルーチン
の制御手法を示すフローチャートであり、(c)はメイ
ン制御ルーチン中の記憶ルーチンの制御手法を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 (a)〜(d)は、それぞれ、図8(c)に
示す記憶ルーチン中の選択サブルーチンの制御手法を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…自動車、2…エンジン、3…自動変速機、4…バッ
テリ、5…コントロールユニット(ECU)、6…ドラ
イビングレコーダ(データ記録装置)、7…電源ケーブ
ル、8…接続ハーネス、8a…車両ハーネス、8b…中
間ハーネス、8c…分岐ハーネス、9…収集データ転送
用ケーブル、10…ホストコンピュータ、11…バック
アップ電源端子、12…RAMカード、15…集中演算
部(CPU)、16…入力インターフェース部、17…
誤動作/故障内容検出部、18…操作スイッチ群、19
…操作スイッチ処理部、20…SRAM、21…データ
記録部(不揮発性メモリ、例えばEEPROM)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 和▲徳▼ 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3G084 DA31 EA04 EB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象制御装置の誤動作時又は故障時にお
    ける各種検出信号データをデータ記録部に保存するデー
    タ制御手段を備えているデータ記録装置であって、 上記データ制御手段が、対象制御装置の誤動作又は故障
    の内容に応じて、保存する上記データのサンプリングレ
    ート又は保存期間を変更するようになっていることを特
    徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 対象制御装置の誤動作時又は故障時にお
    ける各種検出信号データをデータ記録部に保存するデー
    タ制御手段を備えているデータ記録装置であって、 上記データ制御手段が、車両状態に応じて、保存する上
    記データのサンプリングレート又は保存期間を変更する
    ようになっていることを特徴とするデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 対象制御装置の誤動作時又は故障時にお
    ける各種検出信号データをデータ記録部に保存するデー
    タ制御手段を備えているデータ記録装置であって、 上記データ制御手段が、データ記録部の記憶可能容量に
    応じて、保存する上記データのサンプリングレート又は
    保存期間を変更するようになっていることを特徴とする
    データ記録装置。
  4. 【請求項4】 上記データ制御手段が、各種検出信号デ
    ータをランダムアクセスメモリに順次更新しつつ記憶さ
    せる一方、ランダムアクセスメモリに記憶されている上
    記データを間引いてデータ記録部に記録することにより
    サンプリングレートを変更するようになっていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のデータ
    記録装置。
  5. 【請求項5】 上記データ制御手段が、各種検出信号デ
    ータから予想される誤動作又は故障の種別を推測し、予
    想される誤動作又は故障の種別に応じてサンプリングレ
    ート又は保存期間を変更するようになっていることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ記録装置。
  6. 【請求項6】 上記データ制御手段が、各種検出信号デ
    ータの種類毎にサンプリングレート又は保存期間を変更
    するようになっていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1つに記載のデータ記録装置。
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