JP2010231599A - 医療機器管理装置とそれにより管理される医療機器、ならびに医療施設の管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】診療に際して病状や処方等のカルテ情報を患者毎に入力するための診療用端末と、該診療用端末が接続されており、前記患者のカルテ情報を記録し、その診療記録を管理するための制御部と、前記診療用端末と一体とされ、あるいは、直接もしくは前記制御部を介して接続され、個々の患者用に用意されている携帯用記録媒体に、当該患者用に割り当てられている複数の医療機器に対応した個別の処方データを記録する記録装置。
【選択図】図1
Description
これに対して、患者のQOLの観点から自動腹膜透析装置を患者の自宅に配置して、患者自らが操作して腹膜透析を行う自動腹膜透析装置が利用されつつある(特許文献1参照)。
しかしながら、このような自動腹膜透析装置では、患者の病気の程度や進行状態を医師が診察し、その診察結果である処方に基づいた透析内容としなければならない。
そこで、病院では、医師が処方内容を記載した書面を患者に渡し、患者は自宅に帰って、自宅に備えてある透析装置に処方どおりの内容を設定し、透析を受けるようにしている。
上記構成によれば、診察時に、必要とする複数の医療機器に対応するように、前記携帯用記録媒体をフォーマットすることができるので、患者個人に正確に適合した携帯用記録媒体を容易に作成することができ、医療事務も軽減され、作成ミスも生じにくい。
上記構成によれば、各医療機器は、治療や検査を実行した作業記録データを前記携帯用記録媒体に格納するようになっており、その場合、ひとつの携帯用記録媒体の限られた記憶容量に複数の医療機器を割り当てていることから、医療機器は、当該携帯用記録媒体の追記可能容量を確認することにより、前記作業記録データの追記を確実に行うことができる。
上記構成によれば、医療機器が治療や検査を行った後で記録する作業記録データは、携帯用記録媒体の追記可能容量との関係でデータ量を調整することにより、より確実に当該記録を残すことができるようにされている。
上記構成によれば、携帯用記録媒体の限られた記憶容量をより有効に利用することができる。
これにより、患者は、書類ではなく、カード式診察券を保持するだけで、診療をうけられるだけでなく、例えば、自宅にこれら医療機器が備えられている場合には、帰宅して、当該携帯用記録媒体から、複数の各医療機器に対応した処方を与えるだけで、容易に、しかも誤りなく処方どおりの治療や検査を受けることが可能となる。また、医療機関等においては、カード式診察券のみにより、当該医療機関内の診療記録等だけでなく、患者の自宅等に設置した医療機器の作業記録データも管理することができる。
このように、医療機関等や患者は、カード式診察券以外に余分の携帯用記録媒体を所持する必要がないので、管理の煩雑さを避けることができ、紛失などの危険も大幅に低減することができる。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図2は、そのブロック図である。後述するように、図2は医療機関または医療施設の管理装置全体を概略的に示しており、医療機器の管理装置を構成する場合は、図2の構成要素全てを必要とするものではない。
なお、以下の説明で「診察券」という場合、通常の診察券に本発明の「携帯用記録媒体」を兼ねるものを指すものとする。
診療用端末47には、後述する記録媒体発行装置46を備えている。記録媒体発行装置46は、携帯用記録媒体が診察券と別に発行される場合には、新規にICカードを発行する装置として構成される。そうでない場合は、診察券と携帯用記録媒体を兼ねる場合には、診察券のメモリの一部をフォーマットし、診療結果や、投薬に関する処方、当該患者が使用する複数の医療機器に対応した処方等を書き込んで記録する。処方設定を作成する。処方結果を解析する等の作業を行うものである。
すなわち、診療用端末47およびそれに付属するリーダライタ46(カード発行装置)では、診察券81の情報の作成、変更ができる。記録されている処方の閲覧ができる。処方結果の解析ができる。医療機器の動作ログ(後述する「作業記録データ」の解析ができる。診察券81のデータのバックアップができる。
図1の場合、患者自宅には、複数の医療機器がある場合を示しているが、これに限らず、複数の医療機器は、医療機関、病院の処置室等にあってもよい。
患者は、自宅の複数の医療機器、この場合、自動腹膜透析装置70、血圧計100、酸素濃縮装置120、インスリン注入などの携帯型薬液注入装置(図示せず)を使用するに際して、全て一枚のカード型の診察券81をセットするだけで、それぞれの機器に対応して、該診察券81に予め格納された処方データが、これら自動腹膜透析装置70、血圧計100、酸素濃縮装置120にそれぞれ読み込まれて、処方通りの処置や検査が正確に行われる。
また、各処置や検査後には、これら自動腹膜透析装置70、血圧計100、酸素濃縮装置120から、処置内容や検査結果が作業記録データとして、診察券81に格納されるので、患者は、この診察券81を再び医療機関等に持参し、診察自動チェックイン機41aもしくは受付用端末41により、上記作業記録データが医療機関側の管理装置(図2)により読み込まれる。
血圧計100の場合には、診察券81に患者が測定した際の検出データ(血圧値)が書き込まれる。尚、リーダライタ505は血圧計100の本体に組み込んでもよい。
酸素濃縮装置120の場合にも、診察券81から診療を受けた後の患者に対する処方データが読み込まれて、該酸素濃縮装置120に当該処方データが設定される。その後、作業記録として処方した動作ログが診察券81に書き込まれる。携帯型薬液注入装置の場合も、診察券81から診療を受けた後の患者に対する処方データが読み込まれて、携帯型薬液注入装置に当該処方データが設定される。その後、作業記録として処方した動作ログが診察券81に書き込まれる。
図において、管理装置90は、例えば、病院内に設けた図示しない通信回線、すなわち、伝送線やバスを介して、すなわち、例えば、病院内のイントラネット等を介して、複数の診療用端末47や医療機器を接続し、管理するものである。それに加えて、患者とその診療に関する情報を管理する医療管理システムの一部として構成することができる。
この通信回線は、あるいはインターネット等を用いて、病院等の医療施設から遠隔の地にある代理店や修理・検査機関・医療機器メーカー等のサイトにあるホストコンピュータを利用して構成することもできる。
すなわち、記憶部92、データサーバを中心として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、もしくはハードディスク等を有し、これらは他のデバイスとともにバスを介して接続されている。
ホストコンピュータである制御部91はCPU(Central Processing Unit)を有し、所定のプログラムの処理を行う他、バスに接続されたROM等を制御している。ROMは、各種プログラムや各種情報等を格納している。RAMは、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
すなわち、記憶部92には、管理対象となる医療機器に関する機器データ93が格納されている。機器データ93は、病院内だけでなく、診療に通う患者の自宅に置いてある図1で説明したような各医療機器に関する管理用のデータ、後述する作業記録データ等が更新されながら保存されている。
また、記録部92には診療に通う患者のIDや通院期間等の記録や、各患者と登録されている医療機器の関係等に関する患者データ94、患者別の治療内容や入院歴等の診療記録95、患者別の投薬記録や医療機器による処置や検査の記録である処方記録96等が含まれている。
診療用端末47は、基本的には各診察室に備えるパソコンなどで構成されており、後述するカード発行装置を兼ねるリーダライタ46が接続されている。
なお、各診療用端末47の近傍には、携帯用記録媒体が診察券81と兼用されない場合に、専用に医療機器管理用のICカードを発行するためのフォーマット前(後述)のカードを格納したカードストック97等が配置されている。
ホストコンピュータ91には、図1で説明した受付用端末41が接続されている。
医療機器500には、CPUを中心としたコンピュータである制御部501を備え、図示しないROMやRAMその他の記憶装置および入出力手段を備えている。
制御部501には、当該医療機器500による処置や検査に当たり、医療従事者などから与えられる処方データを保持する処方記録部502と、各医療機器に独自に備える治療や検査機能を実現するための治療検査実行部503と、個別の医療機器を識別するためのID504と、診察券と兼用され、あるいは診察券とは別に形成された携帯用記録媒体81に対してデータを書き込み、あるいは読み出すためのリーダライタ505を備えている。
特に重要なのは、制御部501が、書込み制御部506を備えており、この書込み制御部506は、医療機器500の作業記録データとしての動作ログを、診察券81に対して、後述するように記録するためのソフトウエアを備えている。
カード発行装置46は、CPU等でなる制御部603と、変調部602、復調部604、アンテナ601を有しており、制御部603には、図示しないバスライン等により、図2で説明した制御部91が、診療用端末47を介して接続されている。診療用端末47には、診察券81をフォーマットしたり、処方データを書き込んだり、あるいは診察券81側から、医療機器の作業記録データ(動作ログ)を取り込むためのソフトウエアが備えられており、診療用端末47の指示に基づいて、これらの作業をするようになっている。
診察券81は、例えば、ICカードであり、好ましくは、ISO15693やFeliCa(登録商標)による磁気結合通信等を用いた近距離通信(NFC)(Near Field Communication)を利用したものが適している。消費電力が少なく、診察券81を対象とする医療機器に近づけることで、通信可能範囲に入ると、容易に通信可能とすることができるからである。
この診察券81は、CPUを備える制御部703と、変調部702と、復調部704と電気的に記憶の消去・書き込みを行うことができるROMであるEPROM705とを有し、これらを動作させるための電源となるバッテリ706を内蔵している。
すなわち、復調部704は、制御部703と接続されており、アンテナ701から入力された変調波を復調して制御部703に出力する。制御部703は入力されたデータに基づいた処理を行う。具体的には、制御部703はデータがEPROM705に記憶させるためのものである場合には、該データをEPROM705に書き込み、あるいは入力されたデータがEPROM705に保存されている所定の情報の読み出し要求である場合には、該情報を読み出して制御部703に接続された変調部702に出力する。変調部702は、該情報を変調してアンテナ701から、所定の周波数で放射する。
医療機器500の使用後は、作業記録データとしての動作ログを診察券81に送信し、後述する方法で書き込むように構成されている。
図5の符号CAは、非接触ICタグ内蔵のフォーマット前のICカードであり、データ保存前のブランクカードである。このカードは、診察券兼用とする場合には、図1の受付端末41aに接続されたリーダライタ42により、診療管理情報に対応した箇所だけプリフォーマットされている。そして、各医療機器用の記録領域について、カード発行装置であるリーダライタ46により各医療機器用にフォーマットされた診察券81とされる。診察券と兼用しない場合には、ICカードのユーザ領域の大部分の記録領域がカード発行装置であるリーダライタ46により各医療機器用にフォーマットされる。この場合は診察券以外の各患者用に処方データを書き込んだり、医療機器からの作業記録データ(動作ログ)が記録される携帯用記録媒体としてのICカードとなる。
以下では、携帯用記録媒体としての機能や作用効果は同じなので、患者にとってより便利である診察券と兼用するICカードにフォーマットし、記録する態様について説明する。
カード発行装置であるリーダライタ46によりフォーマットされるのは、装置データ領域28だけである。
なお、図1の医療機器管理システム内の各所に存在するリーダライタにおいては、診察券81の記録情報のうち、いかなる領域のいかなる情報を読み出し、あるいは書き込めるかについて、診察券81との間で通信により認証されたIDに応じて、アクセス者限りの権限が予め決められている。つまり、各端末を操作する人のIDを確認して、許された情報だけ読み出すことができるようにされている。また、ユーザ領域26の記録を読み出しても、法律により保護されるべき個人情報が権限の無い人に読み出されないようにされている。
カードに記録される処方データや作業記録データ(動作ログ)は、機器の種類により異なる。このため、機器の種類に応じて、カード上に用意される必要容量が決められている。この情報は、図2の管理装置90の機器データ93が保持している。
図示の場合、診察券81−1で機器用に割り当てられている装置データ領域28の全容量を100とした場合に。診察券81−2のフォーマット例では、患者は医療機器Xと、医療機器Yを用いるので、医療機器X用に80、医療機器Y用に20の各記録容量となるようにフォーマットされている。
同様に、診察券81−3のフォーマット例では、患者は医療機器Xと、医療機器Yと医療機器Zを用いるので、医療機器X用に60、医療機器Y用に30、医療機器Z用に10の各記録容量となるようにフォーマットされている。
診察券81−4のフォーマット例では、患者は医療機器Zしか使用する必要がないので、装置データ領域の全容量100が医療機器Z用の記録容量となるようにフォーマットされている。
これらのフォーマット内容は、各診察券のカード情報領域27に書き込まれる。
診療用端末47内部に診察券81であるカードのデータをコピーすることが可能である。フォーマットする前に、コピーすることを促す。
コピーしたデータを使用しても、処方結果、後述する作業記録データである動作ログの解析ができる。
ただし、フォーマットが異なる可能性があるので、コピーデータを記憶カードに書き込むことはできない。
診察券81のフォーマット後に、各医療機器用の余り部分を整理して、現状のデータを壊さずにフォーマットを変更できる。余り部分があるため、割り当てを現状より増やす方向で調整ができることが前提となるため、現状のデータが破壊されない。ただし、データの信頼性を確保するため、操作者の指示により変更をする。
カード発行システムは、カードデータを解析するために対応する機器のデータ構造と可変方法の情報を有しているので、割り当て領域に余りを出さないように推奨フォーマットを作成できる。
この場合、操作者が以下の優先したい事項を選択することで、推奨のフォーマットを作成する。
ア 記録日数
各医療機器は同等の日数分記録できるように、割り当てをする。
データ領域にムダ(余り)が発生することが多いと考えられる。
イ 優先する医療機器データを順に設定
選択された機器の最低必要容量を確保する。この時点で合計容量が超えている場合は、
フォーマットができない。最低必要容量に追加して、優先度の高い医療機器から標準記録
容量を確保する。
図8を参照する。
自動腹膜透析装置70は、腹膜透析液の交換を自動的に行うことを目的とした装置であり、就寝中の腹膜透析液の自動交換をすることもできる。
図8では、自動腹膜透析装置70に、透析液76が5パック接続されている。透析液76は、通常、主成分としてぶどう糖液が使用される。符号77は追加の透析液である。また、自動腹膜透析装置70には廃液タンク78が接続されている。
自動腹膜透析装置70内には、透析用の着脱式カセット70−1が収容されている。カセット70−1は、エアー駆動のダイヤフラムポンプ70−2と、流路切換え柄部70−3、面ヒータによる加温カセット回路70−4を有しており、所定温度に加温された透析液を患者75の腹腔へ送る。腹腔内に貯留された透析液は、腹膜の浸透圧を利用して体内の老廃物を液内に取り込み、水分とともに廃液として廃液タンク78に送られるようになっている。
そのひとつは、透析液の腹腔内での1サイクル内の各貯留時間を固定時間とし、透析時間で調整するもの(Aタイプ)である。他のひとつは、透析時間全体(例えば4サイクル)を固定時間として、それに合うように、各サイクルにおける貯留期間を調整するもの(Bタイプ)である。
加えて、上記の手法をどのような治療パターンで行うかにより、次の治療パターンがある。
(NPD)
夜間連続で透析液交換を行い、昼間は腹腔内を空とする処方。
(CCPD)
夜間連続の透析液交換と最終注液を行い、昼間は透析液交換を行わず腹腔内に貯留のままとする、又は必要に応じ昼間透析液交換を行う処方。
タイダール(TPD)
初期注液量の約半分の量を頻回交換する処方。
コンディショニング
Aタイプの手法のみ可能。導入初期のコンディショニングのため、透析液の注液、排液のみを行う処方。
図9及び図10はこれらの処方をタイプ別に説明した図である。
図11に、診察券81に自動腹膜透析装置70が作業記録データとして書き込むデータの項目が示されている。
すなわち、図11の表の一番左の欄には、上から順に記録されるデータの項目が記載されており、これらは自動腹膜透析装置70内の装置メモリに記録されている。これら各項目に該当するデータを図11で「診察券」と記載されているように、診察券81に書き込む。
図12は、図11における記録項目のうちの「治療設定履歴」の細目を示すものである。図13は、図11における記録項目のうちの「治療結果履歴1」の細目を示すものである。図14は、図11における記録項目のうちの「治療結果履歴2」の細目を示すものである。図15は、図11における記録項目のうちの「エラー履歴」の細目を示すものである。
これらの全ての記録を記入する上で、医療機器の書込み制御部506(図2参照)は、診察券81の各医療機器に割り当てられた装置データ領域に関して、次のような判定をする。
当該装置データ領域が、ほぼ過不足ないデータ容量、すなわち、医療機器が一般に求められている情報内容での記憶容量を、第1の所定容量であり、標準の容量である、B容量(1ないし1.2倍)とする。ここでは、所定項目(図12,図13,図14参照)が第1の所定日数分(例えば1ケ月分として31日分)記憶される。また、第2の所定容量であり、B容量よりも多い容量をA容量(1.2倍以上)とし、ここでは、所定項目(図12,図13,図14参照)が第2の所定日数分(例えば1ケ月以上として31日分以上)記憶される。医療機器がデータを管理する上で最低限必要な情報内容の記録に対応した記憶容量、例えば、記録項目ないしそれに含まれる細目のデータを完全に記録できない容量を、第3の所定容量である、C容量(1倍以下)とし、ここでは、所定項目(図12,図13,図14参照)が第3の所定日数分(例えば半月から1ケ月として31日15〜31日分)記憶される。
診察券81の装置データ領域の当該医療機器(この場合、自動腹膜透析装置70)に割り当てられている容量上記のように判断して、作業記録データを記載するか、記載しないか等の選択を、例えば、図7のフロー図に示すように実行する。
図7において、医療機器Xを稼働して(ST1)、該医療機器Xと通信可能範囲に診察券81−2を近接させると、診察券81のカード情報領域27の情報を医療機器Xが読みだして、該医療機器X(それが図1の自動腹膜透析装置70である場合には、当該自動腹膜透析装置70)用のものであるかどうかを確認し(ST2)、カード情報領域27の情報によりそうでないと判断されたら、医療機器Xはなにもしない(ST16)。
次に、読み出した診察券81−2の医療機器X用の装置データ領域の現在の容量が、作業記録データを書き込むのに必要な最低容量を満たしているかどうか、例えば、上記したC容量に該当するものであっても、さらに予め定めた閾値以下の容量しか無い場合は、「容量不足」の判断をして、ステップ15に進む。この場合は、余り容量がどれだけあるかを書き込み(ST15)、終了する(ST9)。後で、診療用端末は、その容量を見て、書き込み可能レベルに達しない余り容量であるかどうかを判断することになる。
例えば、可変できるデータの1日の記録必要量は、治療設定履歴+サイクル数が19回の治療結果履歴+エラー履歴16件である。
そして、データを記録できる記録可能日数は、(記憶可能容量−固定部分の容量)/可変データの1日の記録必要量)の整数部である。
したがって、記録に必要な容量は(固定部分)+(可変データ)なので、装置設定+治療パラメータ1+治療パラメータ2+治療設定+治療設定履歴+サイクル数が19回の治療結果履歴+エラー履歴)の記録可能日数分となる(図11ないし図15参照)。
ただし、エラー履歴は1日16件換算で500件以上になる。また、例えば、記録可能日数の上限は366日とする(エラー履歴は5856件)(ST12)。
B容量と判断する場合には、医療機器Xは、記録できるデータ容量に余裕があるので、それに対応した作業記録データ(動作ログ)の記録内容を計算する(ST10)。
しかし、B容量は、予め定めた標準記憶容量なので、図11ないし図15に示すように、B容量の場合のデータ記録を行う(ST11)。その後、上記したステップ14に進む。
例えば、可変データの1日の記録必要量は、治療設定履歴+サイクル数が8または19回の治療結果履歴である。
そして、記録可能日数は、(記憶可能容量−固定部分の容量)/可変データの1日の記録必要量)の整数部である。
したがって、記録に必要な容量は、(固定部分)+(可変データ)の部分と記録可能日数分に関する(装置設定+治療パラメータ1+治療パラメータ2+治療設定+エラー履歴500件)と、さらに(治療設定履歴+サイクル数が8または19回の治療結果履歴)の記録可能日数分である(図11ないし図15参照)。
次いで、上記計算結果による記録データを診察券81−2に書き込み(ST8)、終了する(ST9)。
すなわち、患者が処方通りの処置を受けた後では、医療機器Xは、作業記録データを装置データ領域28−1に書き込む。この場合、機器ごとに書き込むべき項目と内容は後述するように決まっている。したがって、当該作業記録データである動作ログが、装置データ領域28−1において確認された容量内で記録可能かどうかを判断する。もし、装置データ領域28−1の容量が当該作業記録データを全て記録するのに足りない場合は、医療機器Xは、予め決められたより少ない容量で書き込めるデータ内容に変更もしくは予め用意されたより少ないデータ量の情報を選択するようにして当該装置データ領域28−1に書き込む。
この場合、医療機器Xが選択もしくは調整し得る最も少ないデータ量でも診察券81−2の装置データ領域28−1の容量が足りない場合、あるいは残容量がゼロである場合には書き込めない。
そして、患者が処方通りの処置を受けた後では、医療機器Yは、作業記録データを装置データ領域28−2に書き込む。この場合も医療機器Yは、その作業記録データである動作ログが、装置データ領域28−2において確認された容量内で記録可能かどうかを判断する。もし、装置データ領域28−2の容量が当該作業記録データを全て記録するのに足りない場合は、医療機器Yは、予め決められたより少ない容量で書き込めるデータ内容に変更もしくは予め用意されたよりすくないデータ量の情報を選択するようにして当該装置データ領域28−2に書き込む。
ところが、仮に、医療機器Zを稼働して、該医療機器Zと通信可能範囲に診察券81−2を近接させると、診察券81のカード情報領域27の情報を医療機器Zが読みだして、該医療機器Z用の装置データ領域の容量はゼロであることを読み出す。
したがって、診察券81−2により医療機器Zは使用できないということになる。
図16は、図1の血圧計100のブロック構成図である。
図16の破線で示すように、血圧計本体部は、コロトコフ音(K音)検出システム50と、加圧システム51と、排気システム52と、圧力検出システム53と、電源システム54と、音声システム55と、制御システム56とを有する。
制御システム56には、図2で説明した書込み制御部506を有し、該書込み制御部506には、診察券81の情報を読み出し、作業記録データ(検査結果等)を書き込むためのリーダライタ505が接続されている。
すなわち、腕帯部に収納されたカフにより、エアーで患者の腕を加圧して血管内の血流を止めた後に減圧し、再び血流が流れる時の最初のK音信号が検出された時点の圧力を最高血圧値に設定し、更に減圧を続けて血管の管路断面積が十分に拡がり、K音信号が検出されなくなったら、最後のK音信号が検出された時点の圧力を最低血圧値に設定する。また、制御システム56は、最高血圧値と最低血圧値から得られる血管脈動またはK音信号の出現間隔から脈拍数を演算する。
電子血圧計100では、腕帯部内のカフをポンプ44,45で加圧した後、微速度で排気して減圧しつつ圧力センサ64を用いて腕帯部内のカフの圧力を検出すると同時に、マイクロフォンを用いてコロトコフ音(K音)を検出する。そして、電子血圧計100は、K音信号と、このK音信号の発生ポイントと消滅ポイントを検出することで、最高血圧値と最低血圧値を算出して、算出した最高血圧値と最低血圧値を表示部31に表示できる。
圧縮空気のみによる正圧変動吸着法は、圧縮空気のみを吸着筒体内に送って窒素を吸着させる。正圧変動吸着法は、圧縮空気と減圧空気による正負圧変動吸着法(VPSA)に比べて、コンプレッサの小型化と軽量化が図れるメリットがある。
図17に示す主筐体2は、外気である原料空気を導入するための吸気口2cと、排気するための排気口2bを有している。吸気口2cには空気中の塵埃等の不純物を除去するためのフィルタ3が配置されており、原料空気は、コンプレッサ10が作動すると、吸気口2cのフィルタ3を介してF方向に沿って内部の配管4を通じてコンプレッサ10側に導入される。
酸素出口9には、鼻カニューレ314のアダプタ313が着脱可能に接続される。アダプタ313は、チューブ315を介して鼻カニューレ314に接続されている。患者は、鼻カニューレ314を経て、例えば最大流量1L/分の流量で、約90%程度以上に濃縮された酸素の吸入が可能である。デマンド弁117を制御して呼吸同調制御を行なうことで、一般にIE比(吸気時間(秒)と呼気時間(秒)の比)は、1:2であることを考えると、呼吸同調制御により、患者には90%以上に濃縮された酸素を実質的に最大3L/分で供給する効果と同等となる。
図17に示すAC(商用交流)電源のコネクタ430は、スイッチングレギュレータ式のACアダプタ419に電気的に接続され、ACアダプタ419は商用交流電源の交流電圧を所定の直流電圧に整流する。内蔵電池228は、例えば、主筐体2の底部に内蔵されている。外部電池227は、コネクタ431を介して着脱可能に設けられる。電源制御回路226は、コネクタ430,431に電気的に接続されている。
内蔵電池228および外部電池227は、繰り返し充電可能な2次電池であり、内蔵電池228は電源制御回路226からの電力供給を受けて充電できる。外部電池227については、電源制御回路226からの電力供給を受けて充電することもできるが、通常は別途準備される電池充電器を用いて繰り返し充電されることになる。
中央制御部200には、図2で説明した書込み制御部506を有し、該書込み制御部506には、診察券81の情報を読み出し、作業記録データ(検査結果等)を書き込むためのリーダライタ505が接続されている。
上述の実施形態では、自動腹膜透析装置、血圧計、酸素濃縮装置にそれぞれ本発明をできる点を詳しく説明したが、上記各説明から明らかなように、CPUを備える制御部を備える医療機器では、書込み制御部506とリーダライタ505を付加することにより、本発明を実現することができる。
上記実施形態に記載された事項は、その一部を省略してもよいし、上記で説明しない他の構成と組み合わせることによっても本発明の範囲を逸脱するものではない。
Claims (9)
- 診療に際して病状や処方等のカルテ情報を患者毎に入力するための診療用端末と、
該診療用端末が接続されており、前記患者のカルテ情報を記録し、その診療記録を管理するための制御部と、
前記診療用端末と一体とされ、あるいは、直接もしくは前記制御部を介して接続され、個々の患者用に用意されている携帯用記録媒体に、当該患者用に割り当てられている複数の医療機器に対応した個別の処方データを記録する記録装置と
を備えることを特徴とする医療機器管理装置。 - 前記携帯用記録媒体は、非接触ICタグを内蔵し、前記記録装置から輻射される近距離用の周波数帯による電磁波を受信して前記記録がなされるとともに、前記各医療機器には、前記一つの携帯用記録媒体が前記周波数帯の電磁波を輻射することにより、該携帯用記録媒体に保持されている前記処方データを与える構成としたことを特徴とする請求項1に記載の医療機器管理装置。
- 前記記録装置が、前記携帯用記録媒体に備えられている記録部が、未使用の該携帯用記録媒体に対して、個々の患者が使用する複数の前記医療機器の数に応じて、それぞれ当該医療機器の種類を記録するとともに、それぞれについて予め決められた記憶容量を割り当てるようにフォーマットする記録媒体発行装置を兼ねることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の医療機器管理装置。
- 非接触ICタグを備える携帯用記録媒体から放射される電磁波により与えられる処方データを受領して、動作・機能する医療機器であって、
前記携帯用記録媒体とやりとりすることにより、当該医療機器用に割り当てられた記憶部である割当記録部を検出して、前記処方値を読みとって処方どおりの作業を行った後で、当該記憶部に作業記録を記録する構成とした
ことを特徴とする医療機器。 - 前記割当記録部の追記可能容量を検出して、当該追記可能容量に合うように前記作業記録データを作成する構成としたことを特徴とする請求項4に記載の医療機器。
- 前記追記可能容量が前記作業記録用データの記録を記録することができる容量に足りない場合に、データ内容の優先順位を決めておいて該作業記録データを削減する構成としたことを特徴とする請求項5に記載の医療機器。
- 前記携帯用記録媒体における各医療機器用の個々の割当記録部には、記録回数もしくは記録日数が決められており、該記録回数または記録日数分だけ前記作業記録データを記録した後に空き容量が存在する場合には、当該空き容量を他の医療機器の作業記録データ保持用に使えることを示す記録を残す構成としたことを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに記載の医療機器。
- 来院した患者を記録して、該患者用に発行される情報の記録読み出し可能なカード式の診察券と、
診療に際して前記カード式診察券を受容するとともに、当該患者の病状や処方等のカルテ情報を患者毎に入力するための診療用端末と、
該診療用端末が接続されており、前記患者のカルテ情報を記録し、その診療記録を管理するための制御部と、
前記診療用端末と一体とされ、あるいは、直接もしくは前記制御部を介して接続され、個々の患者用に用意されている前記カード式診察券に、当該患者用に割り当てられている複数の医療機器に対応した個別の処方データを記録する記録装置と
を備えていることを特徴とする医療施設の管理システム。 - 前記カード式診察券が、非接触ICタグを内蔵し、前記記録装置から輻射される近距離用の周波数帯による電磁波を受信して前記記録がなされるとともに、前記各医療機器には、前記一枚のカード式診察券が前記周波数帯の電磁波を輻射することにより、該カード式診察券に保持されている前記処方データを与える構成としたことを特徴とする請求項8に記載の医療施設の管理システム。
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