JP2008287511A - Icカード及びicカード発行機及びicカード利用端末機 - Google Patents
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Abstract
【課題】種々の券種、種々のセキュリティー要求に応えることができるICカード、このICカードの発行機、利用端末機を提供する。
【解決手段】本発明は、システムエリアと、データエリアとからなるメモリを記憶素子として用いるICカードであって、システムエリアには、唯一無二の固有シリアルナンバーを記憶するシリアルナンバーエリアと、所定のデータエリアを書き換え不能とする情報を書き込むデータメモリロックエリアと、一度のみ書き換え可能なワンタイムカウンタエリアと、を設け、データエリアには、書き換え不能平文エリアと、書き換え不能エリア用チェックコードエリアと、書き換え不能エリア用署名エリアと、書き換え可能平文エリアと、書き換え可能エリア用チェックコードエリアと、書き換え可能エリア用署名エリアと、を設けたメモリを記憶素子として用いる。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、システムエリアと、データエリアとからなるメモリを記憶素子として用いるICカードであって、システムエリアには、唯一無二の固有シリアルナンバーを記憶するシリアルナンバーエリアと、所定のデータエリアを書き換え不能とする情報を書き込むデータメモリロックエリアと、一度のみ書き換え可能なワンタイムカウンタエリアと、を設け、データエリアには、書き換え不能平文エリアと、書き換え不能エリア用チェックコードエリアと、書き換え不能エリア用署名エリアと、書き換え可能平文エリアと、書き換え可能エリア用チェックコードエリアと、書き換え可能エリア用署名エリアと、を設けたメモリを記憶素子として用いる。
【選択図】図3
Description
本発明は、一つのフォーマットによって、種々の券種、種々のセキュリティー要求に応えることができるICカードと、このICカードを発行するためのICカード発行機、及び、このICカードを利用するために用いられるICカード利用端末機に関する。
現在、改札機に内蔵されるリーダライタと無線通信により非接触で情報交信を行うICカードによって、料金の収受を行うICカードシステムが普及している。このようなICカードにおいては、電子マネーなどの金銭情報を再チャージすることができて、リサイクルユースが可能となる、というメリットがあり、公共交通機関における料金収受用途に用いられている。このようなタイプのICカードをより多くの用途に利用しようとする試みがなされている。
たとえば、特許文献1(特開平10−307950号公報)には、複数の各ロケーションで読み書き可能なカードを用いるカード処理システムにおいて、カード発行装置とカード処理装置とで構成され、カード発行装置は、カードを同一フォーマットするカード初期化手段と、フォーマットされたカードの所定領域に各ロケーションに共通の初期識別データを書き込むデータ書込み手段とを備え、カード処理装置は、カードデータを読み書きするカード読み書き手段と、ロケーションごとの専用識別データを設定するデータ設定手段と、使用されたカードの所定領域に記憶されたデータが初期識別データのとき、そのデータをデータ設定手段による専用識別データに書き換える書換え手段とを備えたことを特徴とするカード処理システムが記載されている。
特開平10−307950号公報
特許文献1に記載のカード処理システムでは、複数のロケーションで利用することができるカードを発行するに際して、特定のロケーションで用いるカード発行時・利用時の作業効率・セキュリティーを高めるものである。
ところで、前記のようなICカードは普及や技術革新などに伴い、より安価なものとなってきている。そこで、このようなICカードを様々な用途に利用することが検討され始めた。例えば、ICカードを、コンサート、映画、アミューズメント施設などにおける入場チケットの代替用途として用いたり、ガソリンスタンドや飲食・サービス提供店におけるプリペイドカードとして用いたり、或いは商品の割引サービスを提供するためのクーポンとして用いたり、といったようなアプリケーションが検討されている。
ところが、例えば特許文献1に記載のカード処理システムでは、遊園地や社員食堂のキャッシュレス化のためのカードを、そのロケーションごとに応じた仕様のカードを発行するものに過ぎない。このようなカード処理システムでは、上記のような様々アプリケーションに対応するために、チケットやプリペイドカードといったカードの券種毎に、開発をし直さなければならないこととなる、とうい問題があった。また、ICカードの券種が異なれば、当然、要求されるセキュリティーニーズも変わってくるが、当然のことながら、特許文献1に記載のシステムでは、種々のセキュリティーニーズに対応することは不可能である、という問題があった。
本発明は以上のような課題を解決するためのもので、請求項1に係る発明は、システムエリアと、データエリアとからなるメモリを記憶素子として用いるICカードであって、システムエリアには、唯一無二の固有シリアルナンバーを記憶するシリアルナンバーエリアと、所定のデータエリアを書き換え不能とする情報を書き込むデータメモリロックエリアと、一度のみ書き換え可能なワンタイムカウンタエリアと、を設け、データエリアには、書き換え不能な平文を記憶する書き換え不能平文エリアと、書き換え不能平文エリア用のチェックコードを記憶する書き換え不能エリア用チェックコードエリアと、書き換え不能エリア用の署名を記憶する書き換え不能エリア用署名エリアと、書き換え可能な平文を記憶する書き換え可能平文エリアと、書き換え可能平文エリア用のチェックコードを記憶する書き換え可能エリア用チェックコードエリアと、書き換え可能エリア用の署名を記憶する書き換え可能エリア用署名エリアと、を設けたメモリを記憶素子として用いることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のICカードを発行するICカード発行機であって、メモリの書き換え不能平文エリアへの書き込み行う書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、書き換え不能エリア用署名エリアに用いる第1暗号鍵を生成する第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、書き換え不能エリア用署名を生成し、該書き換え不能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、書き換え不能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え不能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え可能平文エリアへの書き込み行うモジュール書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)、書き換え可能エリア用署名エリアに用いる第2暗号鍵を生成する第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、書き換え可能エリア用署名を生成し、該書き換え可能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、書き換え可能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え可能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、ICカードのワンタイムカウンタエリアへの書き込み行うワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、の各モジュール(プログラム)を任意に組み合わせることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載のICカードを利用するICカード利用端末機であって、メモリの書き換え不能平文エリアへの書き込み行う書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、書き換え不能エリア用署名エリアに用いる第1暗号鍵を生成する第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、書き換え不能エリア用署名を生成し、該書き換え不能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、書き換え不能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え不能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え可能平文エリアへの書き込み行うモジュール書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)、書き換え可能エリア用署名エリアに用いる第2暗号鍵を生成する第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、書き換え可能エリア用署名を生成し、該書き換え可能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、書き換え可能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え可能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、ICカードのワンタイムカウンタエリアへの書き込み行うワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え不能平文エリアの読み込みを行う書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え不能エリア用署名の読み込みを行う書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え不能エリア用チェックコードの読み込みを行う書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え可能平文エリアの読み込みを行う書き換え可能平文エリア読込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え可能エリア用署名の読み込みを行う書き換え可能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、ICカードの書き換え可能エリア用チェックコードの読み込みを行う書き換え可能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、ICカードのワンタイムカウンタエリアの読み込みを行うワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)、の各モジュール(プログラム)を任意に組み合わせることを特徴とする。
本発明の実施の形態に係るICカードによれば、開発負担を要すことなくICカードを様々なアプリケーションに利用することができると共に、様々なアプリケーションに応じたセキュリティーレベルを達成することができる。
また、本発明の実施の形態に係るICカード発行機及びICカード利用端末機によれば、開発・設計の負担を減らすことができると共に、セキュリティー要求レベルが低いICカードに対応するICカード発行機及びICカード利用端末機については安価に構成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るICカードのブロック構成を示す図である。図1において、10はICカード、11はアンテナ部、12は電力生成部、13は通信制御部、14はリード/ライトロジック回路部、15はメモリ部をそれぞれ示している。
ICカード10は、無線通信によって非接触で不図示のICカード発行機及びICカード利用端末機に内蔵されるICカードリーダライタとの交信を行うものであり、主要な構成としてアンテナ部11、電力生成部12、通信制御部13、リード/ライトロジック回路部14、メモリ部15を備えるものである。
アンテナ部11は、閉ループのコイルなどで形成されており、当該コイルに流れる電流によって電磁波の送受信を行い、ICカードリーダライタとのデータの送受信を行う。また、電磁誘導によりICカードリーダライタからの電力の供給を受ける。
電力生成部12は、アンテナ部11から供給される電力を、通信制御部13、リード/ライトロジック回路部14、メモリ部15に供給する。
通信制御部13は、アンテナ部11で電流の同調と検波を行い、復調し、受信データを生成する。また、通信制御部13は、送信するデータの符号化、変調を行い、アンテナ部11に所定の電流を流す。これによって、アンテナ部11は、この変調されたデータを副搬送波信号としてICカードリーダライタに向けて発信する。
リード/ライトロジック回路部14は、上位機である不図示のICカード発行機及びICカード利用端末機によって発行されるリードライトコマンドによって、メモリ部15の所定の領域の読み書きを行うためのロジック回路である。
メモリ部15は、一部が書き換え可能なメモリで構成されており、後述するようなメモリマップを有している。
図2は、本発明の実施の形態に係るICカードのメモリ部のメモリマップを示す図である。本実施形態におけるメモリ部15は、図に示すように4バイト×16ページの記憶領域を有しており、最初の0ページ目から3ページ目まではシステムエリアとして用いられ、4ページ目から15ページ目まではデータエリアとして用いられる。
システムエリアは、それぞれのICカード10のメモリ部15に一つ一つ割り当てられている、唯一無二の固有シリアルナンバーを記憶するシリアルナンバーエリアと、所定のデータエリアを書き換え不能とする情報を書き込むデータメモリロックエリアと、一度のみ書き換え可能なワンタイムカウンタエリアと、を少なくとも有している。図2において、SNxで示されるエリアがシリアルナンバーエリアであり、Lockxで示されるエリアがデータメモリロックエリアであり、OTPxで示されるエリアがワンタイムカウンタエリアである。シリアルナンバーエリアは、7バイト分用意されており、それぞれのICカード10に固有のIDを付与することができる。また、データメモリロックエリアは、2バイト分有り、ページ単位でデータエリアの書き換えを不能とすることができる。ワンタイムカウンタエリアは、4バイトあり、32ビット分、すなわち32回のカウントを行うことができる。
図2に示す、4ページ目から15ページ目まではデータエリアであり、その一部のエリアはデータメモリロックエリアの指定によって書き換え不能とすることができる。
以上のように構成されるメモリ部15の使用形態について説明する。図3は本発明の実施の形態に係るICカードのメモリ部の利用方法を示す図である。本発明におけるメモリ部15の利用方法については、エリアに分割し、それぞれに役割を持たせることに一つの特徴があるということができる。後述するように、本発明はこのようなメモリ部15のフォーマットを採用することによって、種々の券種、種々のセキュリティー要求に応えることができる、という効果を奏することができる。
図3に示すように、メモリ部15のデータエリアは、「書き換え不能平文エリア」、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え不能エリア用署名エリア」、「書き換え可能平文エリア」、「書き換え可能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え可能エリア用署名エリア」に分割されて利用される。
「書き換え不能平文エリア」は書き換え不能な平文を記憶し、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」は書き換え不能エリア用のチェックコードを記憶し、「書き換え不能エリア用署名エリア」は書き換え不能エリア用の署名を記憶する。
また、「書き換え可能平文エリア」は、書き換え可能な平文を記憶し、「書き換え可能エリア用チェックコードエリア」は書き換え可能エリア用のチェックコードを記憶し、「書き換え可能エリア用署名エリア」は書き換え可能エリア用の署名を記憶する。
「書き換え不能平文エリア」は、ICカード10によるサービスを提供するサービス事業者コードや、そのICカード10をどのようなカードとして用いるのかといった情報である券種コードや、ICカード10の開始年月日に係る情報などを書き込むエリアである。
「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」は、「書き換え不能平文エリア」に対するパリティーチェックコードなどを記憶するエリアである。
「書き換え不能エリア用署名エリア」は、「書き換え不能平文エリア」の偽造・改竄の防止のために用いられる電子署名が書き込まれるエリアである。
以上のような、書き換え不能エリアは、前述したデータメモリロックエリアによって指定がなされ、書き換え不能とされる。
「書き換え可能平文エリア」は、ICカード10によるサービスを提供した年月日情報や、ICカード10によるサービスを提供した店舗に係る情報、また、ICカード10と交信を行ったICカード利用端末機に係る情報、といった流動的な情報を書き込むエリアである。
「書き換え可能エリア用チェックコードエリア」は、「書き換え可能平文エリア」に対するパリティーチェックコードなどを記憶するエリアである。
「書き換え可能エリア用署名エリア」は、「書き換え可能平文エリア」の偽造・改竄の防止のために用いられる電子署名が書き込まれるエリアである。
以上のように定義されるエリアからなるメモリ部15によれば、ICカード10によるサービスを提供する事業者の種々の券種、種々のセキュリティー要求レベルのニーズを満たすことができる。
図4は、セキュリティー要求レベルが低い場合のメモリ部の使用領域を示してしており、図5はセキュリティー要求レベルが高い場合のメモリ部の使用領域を示してしている。図4及び図5において、データエリア内の使用するエリアに斜線が施されている。なお、図4においても、図5において、システムエリアには斜線が施されていないが、システムエリアは当然用いるものとする。
図4に示す例では、「書き換え不能平文エリア」のみを使用している。このような使用形態では、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え不能エリア用署名エリア」も用いないので、セキュリティーレベルは低いICカードの利用形態となるが、このようなICカードの利用形態でも十分な場合もある。さらに、「書き換え可能な平文エリア」を用いないので、種々の更新情報を書き込むことのない場合である。このような利用形態のメモリ部15を有するICカード10は、例えば、セキュリティーレベルの低い本人確認用途などに用いることができる。
図5に示す例では、データエリア内の全てのエリアを使用している。このような使用形態では、「書き換え不能平文エリア」に対して、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」によるパリティー等のチェック、さらに「書き換え不能エリア用署名エリア」による電子署名が施されるので、ICカード10利用において高度なセキュリティー要求に対応することできる。
「書き換え可能平文エリア」には、書き換え可能なエリアには、種々の更新情報が書き込まれ、さらに「書き換え可能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え可能エリア用署名エリア」も用いられ、セキュリティー的に高度なものとされる。
次に、ICカード10において利用する暗号鍵の生成について説明する。「書き換え不能平文エリア」には、ICカード10によるサービスを提供するサービス事業者それぞれに割り当てられる「サービス事業者コード」を書き込む。A銀行の「サービス事業者コード」は「001」、B商事の「サービス事業者コード」は「002」というような形で定義される。実際には、「サービス事業者コード」は、「書き換え不能平文エリア」の3バイト程度の割り当てを想定している。
また、「書き換え不能平文エリア」には、ICカード10をどのような形態で利用するのかに係る情報である「券種コード」を書き込む。ICカード10をクーポンとして利用するときの「券種コード」は「001」、プリペイドカードとして利用するときの「券種コード」は「002」、というような形で定義される。実際には、「券種コード」は「書き換え不能平文エリア」の2バイト程度の割り当てを想定している。本発明における暗号鍵の生成には、以上のような「サービス事業者コード」、「券種コード」を利用するものである。具体的には、図6に示すようなイメージとなる。図6は本発明の実施の形態に係るICカードにおける暗号鍵の生成方法を示す図である。図6に示すように、「第1暗号鍵生成」のブロックは、「サービス事業者コード」及び「券種コード」のインプットを受けて、これらに所定の演算を施すことで、「第1暗号鍵」の生成を行う。このような方法によって、ICカードによるサービスを提供するサービス事業者、そしてICカードの券種に応じてユニークな暗号鍵を生成することが可能となる。この「第1暗号鍵」は、「書き換え不能エリア用署名エリア」の電子署名生成に用いられるものである。
また、「書き換え不能平文エリア」には、ICカード10をどのような形態で利用するのかに係る情報である「券種コード」を書き込む。ICカード10をクーポンとして利用するときの「券種コード」は「001」、プリペイドカードとして利用するときの「券種コード」は「002」、というような形で定義される。実際には、「券種コード」は「書き換え不能平文エリア」の2バイト程度の割り当てを想定している。本発明における暗号鍵の生成には、以上のような「サービス事業者コード」、「券種コード」を利用するものである。具体的には、図6に示すようなイメージとなる。図6は本発明の実施の形態に係るICカードにおける暗号鍵の生成方法を示す図である。図6に示すように、「第1暗号鍵生成」のブロックは、「サービス事業者コード」及び「券種コード」のインプットを受けて、これらに所定の演算を施すことで、「第1暗号鍵」の生成を行う。このような方法によって、ICカードによるサービスを提供するサービス事業者、そしてICカードの券種に応じてユニークな暗号鍵を生成することが可能となる。この「第1暗号鍵」は、「書き換え不能エリア用署名エリア」の電子署名生成に用いられるものである。
これに対して、「書き換え可能エリア用署名エリア」に用いる電子署名を生成する暗号鍵は「第2暗号鍵」として定義されるものである。図7は本発明の実施の形態に係るICカードにおける第2暗号鍵の生成方法を示す図である。「第2暗号鍵」も、「サービス事業者コード」及び「券種コード」のインプットを受けて、所定の演算することで生成されるものであるが、先の「第1暗号鍵」の生成における演算とは異なる演算が施される。
次に、ICカード10において利用する電子署名の生成について説明する。図8及び図10は、本発明の実施の形態に係るICカードにおける電子署名の生成方法を示す図である。
「書き換え不能エリア用署名エリア」に用いる電子署名は、シリアルナンバーエリアに記憶される固有「シリアルナンバー」と「第1暗号鍵」とのインプットを受け、「書き換え不能エリア用署名生成」ブロックが、所定の演算を施すことによって得ることができる。
「書き換え不能エリア用署名エリア」に用いる電子署名は、シリアルナンバーエリアに記憶される固有「シリアルナンバー」と「第1暗号鍵」とのインプットを受け、「書き換え不能エリア用署名生成」ブロックが、所定の演算を施すことによって得ることができる。
同様に、「書き換え可能エリア用署名エリア」に用いる電子署名は、シリアルナンバーエリアに記憶される固有「シリアルナンバー」と「第2暗号鍵」とのインプットを受け、「書き換え可能エリア用署名生成」ブロックが、所定の演算を施すことによって得ることができる。
次に、ICカード10において利用するチェックコードの生成について説明する。図9及び図11は、本発明の実施の形態に係るICカードにおけるチェックコードの生成方法を示す図である。
「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」に用いるチェックコードは、「サービス事業者コード」と「券種コード」とのインプットを受け、「書き換え不能エリア用チェックコード生成」ブロックが、所定の演算を施すことによって得ることができる。
同様に、「書き換え可能エリア用チェックコードエリア」に用いるチェックコードは、「サービス事業者コード」と「券種コード」とのインプットを受け、「書き換え可能エリア用チェックコード生成」ブロックが、所定の演算を施すことによって得ることができる。
次に、本発明の実施の形態に係るICカード発行機及びICカード利用端末機について説明する。本発明のICカード発行機及びICカード利用端末機はいずれも、中央演算装置やROM、RAMなどの記憶装置からなる周知の情報処理装置と、ICカードリーダライタとを備えるものであり、構成としては従来周知のものを用いることができる。
以下、ICカード発行機及びICカード利用端末機の機能を、個々のモジュールやプログラムとして表現する。ここで、「モジュール」はハードウエアによって当該機能を実現するものであり、
「プログラム」としてソフトウエアで当該機能を実現するものである。
「プログラム」としてソフトウエアで当該機能を実現するものである。
本発明においては、メモリ部15を複数のエリアに分割し、それぞれに役割を持たて、それを任意に組み合わせて使用することで、種々の券種、種々のセキュリティー要求に応えることができる、ということを既に説明したが、これに対応するように、ICカード発行機及びICカード利用端末機においても、種々のモジュール(プログラム)を選択して搭載することで、開発・設計の負担を減らすことができるとともに、セキュリティー要求レベルが低いICカードに対応するICカード発行機及びICカード利用端末機については安価に構成することができる、というメリットがある。
図12は本発明の実施の形態に係るICカード発行機のモジュール(プログラム)の構成を示す図である。図12において、100はICカード発行機、105は書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、110は第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、111は書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、112は書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、115は書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)、120は第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、121は書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、122は書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、130はワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)をそれぞれ示している。
なお、本発明の実施の形態に係るICカード発行機やICカード利用端末機を実現するためには、真偽判定モジュール(プログラム)等のその他のモジュール(プログラム)も必要となるが、簡単のために説明に不要なモジュール(プログラム)については省略した。
ICカード発行機100は、前述のような情報処理装置とICカードリーダライタとを備えるものである。図12においては、ICカード発行機100の機能を、個々のモジュール又はプログラムとしている。
書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)105は、ICカード10の書き換え不能平文エリアへの書き込み行うモジュール(プログラム)である。
第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)110は、先に説明した方法により、第1暗号鍵を生成するモジュール(プログラム)である。
書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)111は、先に説明した方法により、書き換え不能エリア用署名を生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)112は、先に説明した方法により、書き換え不能エリア用チェックコードを生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)115は、ICカード10の書き換え可能平文エリアへの書き込み行うモジュール(プログラム)である。
第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)120は、先に説明した方法により、第2暗号鍵を生成するモジュール(プログラム)である。
書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)121は、先に説明した方法により、書き換え可能エリア用署名を生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)122は、先に説明した方法により、 書き換え可能エリア用チェックコードを生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)130は、ICカード10のワンタイムカウンタエリアへの書き込み行うモジュール(プログラム)である。
本発明の全モジュールを備えるICカード発行機100は、図12に示すものとなるが、実使用においては、各モジュールを選択してICカード発行機100に搭載するものとする。これにより、本発明のICカード発行機100は、開発・設計の負担を減らすことができるとともに、セキュリティー要求レベルが低いICカードに対応するICカード発行機100については安価に構成することができる、
図13は本発明の実施の形態に係るICカード利用端末機のモジュール(プログラム)の構成を示す図である。図13において、200はICカード利用端末機、205は書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、210は第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、211は書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、212は書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、215は書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)、220は第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、221は書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、222は書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、230はワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、235は書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)、240は書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、241は書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、245は書き換え可能平文エリア読込モジュール(プログラム)、250は書き換え可能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、251は書き換え可能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)260はワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)をそれぞれ示している。
図13は本発明の実施の形態に係るICカード利用端末機のモジュール(プログラム)の構成を示す図である。図13において、200はICカード利用端末機、205は書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、210は第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、211は書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、212は書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、215は書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)、220は第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、221は書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、222は書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、230はワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、235は書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)、240は書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、241は書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、245は書き換え可能平文エリア読込モジュール(プログラム)、250は書き換え可能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、251は書き換え可能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)260はワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)をそれぞれ示している。
ICカード利用端末機200は、前述のような情報処理装置とICカードリーダライタとを備えるものである。図13においては、ICカード利用端末機200の機能を、個々のモジュール又はプログラムとしている。
書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)205は、ICカード10の書き換え不能平文エリアへの書き込み行うモジュール(プログラム)である。
第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)210は、先に説明した方法により、第1暗号鍵を生成するモジュール(プログラム)である。
書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)211は、先に説明した方法により、書き換え不能エリア用署名を生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)212は、先に説明した方法により、書き換え不能エリア用チェックコードを生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)215は、ICカード10の書き換え可能平文エリアへの書き込み行うモジュール(プログラム)である。
書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)215は、ICカード10の書き換え可能平文エリアへの書き込み行うモジュール(プログラム)である。
第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)220は、先に説明した方法により、第2暗号鍵を生成するモジュール(プログラム)である。
書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)221は、先に説明した方法により、書き換え可能エリア用署名を生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)222は、先に説明した方法により、書き換え可能エリア用チェックコードを生成したり、これをICカード10に書き込んだりするモジュール(プログラム)である。
ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)230は、ICカード10のワンタイムカウンタエリアへの書き込み行うモジュール(プログラム)である。
書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)235は、ICカード10の書き換え不能平文エリアの読み込みを行うモジュール(プログラム)である。
書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)240は、ICカード10の書き換え不能エリア用署名の読み込みを行うモジュール(プログラム)である。
書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)241は、ICカード10の書き換え不能エリア用チェックコードの読み込みを行うモジュール(プログラム)である。
書き換え可能平文エリア読込モジュール(プログラム)245は、ICカード10の書き換え可能平文エリアの読み込みを行うモジュール(プログラム)である。
書き換え可能エリア用署名読込モジュール(プログラム)250は、ICカード10の書き換え可能エリア用署名の読み込みを行うモジュール(プログラム)である。
書き換え可能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)251は、ICカード10の書き換え可能エリア用チェックコードの読み込みを行うモジュール(プログラム)である。
ワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)260は、ICカード10のワンタイムカウンタエリアの読み込みを行うモジュール(プログラム)である。
本発明の全モジュールを備えるICカード利用端末機200は、図12に示すものとなるが、実使用においては、各モジュールを選択してICカード利用端末機200に搭載するものとする。これにより、本発明のICカード利用端末機200は、開発・設計の負担を減らすことができるとともに、セキュリティー要求レベルが低いICカードに対応するICカード利用端末機200については安価に構成することができる、
次に、以上のような技術思想に基づいて構築されるICカード発行機及びICカード利用端末機について説明する。本発明のICカード発行機及びICカード利用端末機は、ICカード10の券種のセキュリティーニーズに応じて種々の構成を取り得る。
次に、以上のような技術思想に基づいて構築されるICカード発行機及びICカード利用端末機について説明する。本発明のICカード発行機及びICカード利用端末機は、ICカード10の券種のセキュリティーニーズに応じて種々の構成を取り得る。
図14乃至図16を用いて、ICカードを1回のみ利用する形態のチケットとして発行するときの構成について説明する。1回のみ利用する形態のチケットには、各種興行、アミューズメントパーク、展示会、映画などのチケットがある。
図14は本発明の実施の形態に係る1回チケット用ICカード発行機のモジュール(プログラム)の構成を示す図であり、図15は本発明の実施の形態に係る1回チケット用ICカード利用端末機のモジュール(プログラム)の構成を示す図であり、図16は本発明の実施の形態に係る1回チケット用ICカードのメモリ部の使用エリアを示す図である。
図16において斜線で示す部分が、メモリ部の使用エリアであり、1回チケット用ICカードのメモリ部では、システムエリアにおける「ワンタイムカウンタエリア」、「書き換え不能平文エリア」、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え不能エリア用署名エリア」が用いられる。なお、当然のことながら、システムエリアにおけるシリアルナンバーエリアやデータメモリロックエリアは用いられるものとする。
シリアルナンバーエリアは、7バイトであり、先に説明したように、署名生成などに使用する。なお、シリアルナンバーエリアは、ネットワーク接続する場合などでの真偽判定の利用も可能である。また、シリアルナンバーエリアは、顧客DBとリンクさせる事によりCRM等にも利用可能となる。
ICカードを1回のみ利用する形態のチケットとして利用するときに、32ビットのワンタイムカウンタエリアのうち、1ビットだけ0にしておいてICカードを発行する。そして、ICカードを利用したときに、ICカード利用端末機200で、このビットに1をたてて、未使用ICカードを使用済みICカードに変更する。
「書き換え不能平文エリア」には、例えば、「サービス事業者コード」(3バイト)、「券種コード」(1バイト)、「座席コード」(3バイト)、「予備」(2バイト)、「開始年月日」(3バイト)、「終了年月日」(3バイト)に割り当てる。
また、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」は、1バイトが割り当てられる。
また、「書き換え不能エリア用署名エリア」は、8バイトが割り当てられる。
ICカードを1回のみ利用する形態のチケットとして利用するときには、メモリ部が以上のようなフォーマットとなるので、このような1回チケット用のICカードに対応したICカード発行機100は、図14に示されるように、書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)105、第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)110、書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)111、書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)112、ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)130を搭載する構成とすればよい。
また、1回チケット用のICカードに対応したICカード利用端末機200は、図15に示されるように、ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)230、書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)235、書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)240、書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)241、ワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)260を搭載する構成とすればよい。
次に、本発明を用いた他の利用形態について説明する。図17乃至図19を用いて、ICカードを本人確認・証明用のIDとして発行するときの構成について説明する。本人確認・証明用のIDには、診察券、社員証・学生証、ファンクラブ会員証、共有設備利用(図書館、体育館等)、レジャー施設(ボーリング、ゴルフ、アミューズメント等)の会員証、などがある。
図17は本発明の実施の形態に係る本人確認・証明ID用ICカード発行機のモジュール(プログラム)の構成を示す図であり、図18は本発明の実施の形態に係る本人確認・証明ID用ICカード利用端末機のモジュール(プログラム)の構成を示す図であり、図19は本発明の実施の形態に係る本人確認・証明ID用ICカードのメモリ部の使用エリアを示す図である。
図19において斜線で示す部分が、メモリ部の使用エリアであり、本人確認・証明ID用ICカードのメモリ部では、システムエリアにおける「書き換え不能平文エリア」、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え不能エリア用署名エリア」が用いられる。なお、当然のことながら、システムエリアにおけるシリアルナンバーエリアやデータメモリロックエリアは用いられるものとする。
シリアルナンバーエリアは、7バイトであり、先に説明したように、署名生成などに使用する。なお、ICカード利用端末機200を会員管理データベースなどと接続し、当該シリアルナンバーで「認証」を行うような利用も可能である。
「書き換え不能平文エリア」には、例えば、「サービス事業者コード」(3バイト)、「券種コード」(1バイト)、「会員番号」(5バイト)、「開始年月日」(3バイト)、「終了年月日」(3バイト)などに割り当てる。
また、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」は、1バイトが割り当てられる。
また、「書き換え不能エリア用署名エリア」は、8バイトが割り当てられる。
ICカードを本人確認・証明IDとして利用するときには、本人確認・証明ID用のICカードでは、メモリ部が以上のようなフォーマットとなるので、このような本人確認・証明ID用のICカードに対応したICカード発行機100は、図17に示されるように、書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)105、第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)110、書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)111、書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)112を搭載する構成とすればよい。
また、本人確認・証明ID用のICカードに対応したICカード利用端末機200は、図18に示されるように、書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)235、書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)240、書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)241を搭載する構成とすればよい。
次に、本発明を用いた他の利用形態について説明する。図20乃至図23を用いて、ICカードをプリペイドカードとして発行するときの構成について説明する。プリペイドカードには、
図書カード、文具カード、飲食カード等、駐車場回数チケットなどがある。
図書カード、文具カード、飲食カード等、駐車場回数チケットなどがある。
図20は本発明の実施の形態に係るプリペイドカード用ICカード発行機のモジュール(プログラム)の構成を示す図であり、図21は本発明の実施の形態に係るプリペイドカード用ICカード利用端末機のモジュール(プログラム)の構成を示す図であり、図22は本発明の実施の形態に係るプリペイドカード用ICカードのメモリ部の使用エリアを示す図であり、図23はICカードをプリペイドカードとして利用するときにワンタイムカウンタエリアの使用イメージを示す図である。
図22において斜線で示す部分が、メモリ部の使用エリアであり、プリペイドカード用ICカードのメモリ部では、システムエリアにおける「ワンタイムカウンタエリア」、データエリアにおける「書き換え不能平文エリア」、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え不能エリア用署名エリア」が用いられる。プリペイドカード用ICカードの利用形態においては、情報更新が必要であることから、さらに、データエリアにおける「書き換え可能平文エリア」、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」、「書き換え可能エリア用署名エリア」が用いられる。なお、当然のことながら、システムエリアにおけるシリアルナンバーエリアやデータメモリロックエリアは用いられるものとする。
シリアルナンバーエリアは、7バイトであり、先に説明したように、署名生成などに使用する。なお、ICカード利用端末機200をデータベースなどと接続し、当該シリアルナンバーでネガチェックを行うような利用も可能である。このようなネガチェック機能は、ICカードが不正利用されたものであるかをチェックする機能である。
「ワンタイムカウンタエリア」には、度数などの情報が書き込まれる。図23を参照しつつこれを説明する。例えば、プリペイドカード用ICカードが500円券の場合を考える。このときワンタイムカウンタエリアにおける1ビットを20円(係数)として25ビットに0を設定し、それ以外のビットには1を設定した状態でICカードの発行を行う(図23(A))。次に、プリペイドカード用ICカードが利用されるたびに、ICカード利用端末機200で、ワンタイムカウンタエリアの0がたっているビットを1ビットにする。図23(B)は、上記のようなプリペイドカード用ICカードで100円分利用した場合のワンタイムカウンタエリアの状態を示す。また、図23(C)は、プリペイドカード用ICカードの全額を利用した状態を示している。
「書き換え不能平文エリア」には、例えば、「サービス事業者コード」(3バイト)、「券種コード」(1バイト)、「係数(2バイト)」、「鍵バージョン」(2バイト)、「予備」(1バイト)、「年月日」(3バイト)、「年月日」(3バイト)などに割り当てる。
また、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」は、1バイトが割り当てられる。
また、「書き換え不能エリア用署名エリア」は、8バイトが割り当てられる。
また、「書き換え可能平文エリア」には、「使用事業者コード」(3バイト)、「店舗コード」(3バイト)、「端末番号」(1バイト)、「使用日」(3バイト)、「端数(2バイト)」、「予備」(3バイト) などに割り当てる。
また、「書き換え不能エリア用チェックコードエリア」は、1バイトが割り当てられる。
また、「書き換え可能エリア用署名エリア」は、8バイトが割り当てられる。このエリアには、プリペイドカード用ICカード利用のたび毎に、ICカード利用端末機200で書き込みが行われる。
ICカードをプリペイドカードとして利用するときには、プリペイドカード用のICカードでは、メモリ部が以上のようなフォーマットとなるので、このようなプリペイドカード用のICカードに対応したICカード発行機100は、図20に示されるように、書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)105、第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)110、書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)111、書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)112、書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)115、第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)120、書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)121、書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)122、ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)130を搭載する構成となる。
また、プリペイドカード用のICカードに対応したICカード利用端末機200は、図21に示されるように、書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)205、第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)210、書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)211、書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)212、書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)215、第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)220、書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)221、書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)222、ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)230、書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)235、書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)240、書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)241、書き換え可能平文エリア読込モジュール(プログラム)245、書き換え可能エリア用署名読込モジュール(プログラム)250、書き換え可能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)251、ワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)260を搭載する構成となる。
以上、本発明の実施の形態に係るICカードによれば、開発負担を要すことなくICカードを様々なアプリケーションに利用することができると共に、様々なアプリケーションに応じたセキュリティーレベルを達成することが達成することができる。
また、以上のように、本発明のICカード発行機100及びICカード利用端末機200は、必要となるモジュール(プログラム)を適宜選択して構成する仕様となっているので、ICカード発行機100、ICカード利用端末機200の開発・設計の負担を減らすことができるとともに、セキュリティー要求レベルが低いICカードに対応するICカード利用端末機200については安価に構成することができるようになる。
10・・・ICカード、11・・・アンテナ部、12・・・電力生成部、13・・・通信制御部、14・・・リード/ライトロジック回路部、15・・・メモリ部、100・・・ICカード発行機、105・・・書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、110・・・第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、111・・・書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、112・・・書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、115・・・書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、120・・・第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、121・・・書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、122・・・書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、130・・・ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、200・・・ICカード利用端末機、205・・・書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、210・・・第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、211・・・書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、212・・・書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、215・・・書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、220・・・第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、221・・・書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、222・・・書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、230・・・ワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、235・・・書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)、240・・・書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、241・・・書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、245・・・書き換え可能平文エリア読込モジュール(プログラム)、250・・・書き換え可能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、251・・・書き換え可能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、260・・・ワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)
Claims (3)
- システムエリアと、データエリアとからなるメモリを記憶素子として用いるICカードであって、
システムエリアには、
唯一無二の固有シリアルナンバーを記憶するシリアルナンバーエリアと、
所定のデータエリアを書き換え不能とする情報を書き込むデータメモリロックエリアと、
一度のみ書き換え可能なワンタイムカウンタエリアと、を設け、
データエリアには、
書き換え不能な平文を記憶する書き換え不能平文エリアと、
書き換え不能平文エリア用のチェックコードを記憶する書き換え不能エリア用チェックコードエリアと、
書き換え不能エリア用の署名を記憶する書き換え不能エリア用署名エリアと、
書き換え可能な平文を記憶する書き換え可能平文エリアと、
書き換え可能平文エリア用のチェックコードを記憶する書き換え可能エリア用チェックコードエリアと、
書き換え可能エリア用の署名を記憶する書き換え可能エリア用署名エリアと、を設けたメモリを記憶素子として用いることを特徴とするICカード。 - 請求項1に記載のICカードを発行するICカード発行機であって、
メモリの書き換え不能平文エリアへの書き込み行う書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、
書き換え不能エリア用署名エリアに用いる第1暗号鍵を生成する第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、
書き換え不能エリア用署名を生成し、該書き換え不能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、
書き換え不能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え不能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え可能平文エリアへの書き込み行うモジュール書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)、
書き換え可能エリア用署名エリアに用いる第2暗号鍵を生成する第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、
書き換え可能エリア用署名を生成し、該書き換え可能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、
書き換え可能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え可能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、
ICカードのワンタイムカウンタエリアへの書き込み行うワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、
の各モジュール(プログラム)を任意に組み合わせることを特徴とするICカード発行機。 - 請求項1に記載のICカードを利用するICカード利用端末機であって、
メモリの書き換え不能平文エリアへの書き込み行う書き換え不能平文エリア書込モジュール(プログラム)、
書き換え不能エリア用署名エリアに用いる第1暗号鍵を生成する第1暗号鍵生成モジュール(プログラム)、
書き換え不能エリア用署名を生成し、該書き換え不能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え不能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、
書き換え不能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え不能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え不能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え可能平文エリアへの書き込み行うモジュール書き換え可能平文エリア書込モジュール(プログラム)、
書き換え可能エリア用署名エリアに用いる第2暗号鍵を生成する第2暗号鍵生成モジュール(プログラム)、
書き換え可能エリア用署名を生成し、該書き換え可能エリア用署名をICカードに書き込む書き換え可能エリア用署名生成・書込モジュール(プログラム)、
書き換え可能エリア用チェックコードを生成し、該書き換え可能エリア用チェックコードをICカードに書き込む書き換え可能エリア用チェックコード生成・書込モジュール(プログラム)、
ICカードのワンタイムカウンタエリアへの書き込み行うワンタイムカウンタエリア書込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え不能平文エリアの読み込みを行う書き換え不能平文エリア読込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え不能エリア用署名の読み込みを行う書き換え不能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え不能エリア用チェックコードの読み込みを行う書き換え不能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え可能平文エリアの読み込みを行う書き換え可能平文エリア読込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え可能エリア用署名の読み込みを行う書き換え可能エリア用署名読込モジュール(プログラム)、
ICカードの書き換え可能エリア用チェックコードの読み込みを行う書き換え可能エリア用チェックコード読込モジュール(プログラム)、
ICカードのワンタイムカウンタエリアの読み込みを行うワンタイムカウンタエリア読込モジュール(プログラム)、
の各モジュール(プログラム)を任意に組み合わせることを特徴とするICカード利用端末機。
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