JP2002069215A - ポリエステルフィルム及び金属ラミネート用ポリエステルフィルム - Google Patents
ポリエステルフィルム及び金属ラミネート用ポリエステルフィルムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械的特性に優れ、高結晶化度であっても金
属板との熱圧着が可能であり、しかも、金属板に熱圧着
する際の条件変動に対してラミネート金属板の品質が変
化しにくく、比較的低温で熱圧着可能であり、成型加工
性に優れ、生産性も十分に考慮した金属ラミネート用フ
ィルムを提供すること。 【解決手段】 ポリエチレンテレフタレートまたはこれ
を主体とする構造を有するポリエステル樹脂(A)と
ポリブチレンテレフタレートまたはこれを主体とする構
造を有するポリエステル樹脂またはポリエチレン2,6
―ナフタレートのいずれかから選ばれる樹脂(B)、と
を配合したポリエステル系樹脂組成物からなるフィルム
であって、280℃雰囲気に10分おいた後で、示査走
査熱量計(DSC)における融点ピークが180℃以上
280℃未満の領域において2つ以上存在し、且つ、厚
みが5〜100μmの範囲にあるポリエステルフィルム
であって、フィルム表面のダイナミック硬度が0.5〜
30.0gf/μm2の範囲であることを特徴とするポリ
エステルフィルム。
属板との熱圧着が可能であり、しかも、金属板に熱圧着
する際の条件変動に対してラミネート金属板の品質が変
化しにくく、比較的低温で熱圧着可能であり、成型加工
性に優れ、生産性も十分に考慮した金属ラミネート用フ
ィルムを提供すること。 【解決手段】 ポリエチレンテレフタレートまたはこれ
を主体とする構造を有するポリエステル樹脂(A)と
ポリブチレンテレフタレートまたはこれを主体とする構
造を有するポリエステル樹脂またはポリエチレン2,6
―ナフタレートのいずれかから選ばれる樹脂(B)、と
を配合したポリエステル系樹脂組成物からなるフィルム
であって、280℃雰囲気に10分おいた後で、示査走
査熱量計(DSC)における融点ピークが180℃以上
280℃未満の領域において2つ以上存在し、且つ、厚
みが5〜100μmの範囲にあるポリエステルフィルム
であって、フィルム表面のダイナミック硬度が0.5〜
30.0gf/μm2の範囲であることを特徴とするポリ
エステルフィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムラミネー
ト金属板の構成材料として有用なフィルムさらには、こ
のラミネート金属板を用いて製造した金属缶体及び缶蓋
材に関するものである。
ト金属板の構成材料として有用なフィルムさらには、こ
のラミネート金属板を用いて製造した金属缶体及び缶蓋
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飲食料の包装容器の一形態である金属缶
は、機械的強度に優れることから、内容物の長期保存が
可能であり、また、内容物を高温で充填しそのまま密封
したり、レトルト処理等の殺菌処理も容易に行えるた
め、包装容器としての安全衛生性に対する信頼性も高
く、更に加温状態で内容物を保存できたり、使用後の缶
体分別回収が比較的容易であるという多くの長所を有す
るため、近年様々な内容物が充填され多量に使用されて
いる。
は、機械的強度に優れることから、内容物の長期保存が
可能であり、また、内容物を高温で充填しそのまま密封
したり、レトルト処理等の殺菌処理も容易に行えるた
め、包装容器としての安全衛生性に対する信頼性も高
く、更に加温状態で内容物を保存できたり、使用後の缶
体分別回収が比較的容易であるという多くの長所を有す
るため、近年様々な内容物が充填され多量に使用されて
いる。
【0003】飲食用金属缶の内面及び外面は、内容物の
風味を保ち、金属缶の腐食を防止するため、あるいは缶
外面の美粧性向上、印刷面保護を目的として従来より熱
硬化性樹脂を主成分とする塗料が金属缶に塗布使用され
てきた。しかし、このような金属缶は、製造時に多量の
溶剤を使用するため、製造時の脱溶剤による環境への影
響、塗膜中の残留溶剤による衛生面での問題、熱硬化時
の反応不良で残留するオリゴマーによるフレーバー性の
低下等の問題を有する。
風味を保ち、金属缶の腐食を防止するため、あるいは缶
外面の美粧性向上、印刷面保護を目的として従来より熱
硬化性樹脂を主成分とする塗料が金属缶に塗布使用され
てきた。しかし、このような金属缶は、製造時に多量の
溶剤を使用するため、製造時の脱溶剤による環境への影
響、塗膜中の残留溶剤による衛生面での問題、熱硬化時
の反応不良で残留するオリゴマーによるフレーバー性の
低下等の問題を有する。
【0004】これらの問題点を克服するために、プラス
チックフィルムを金属にラミネートする方法が提案され
ている。ポリエステル樹脂フィルムを金属板にラミネー
トした金属板としては、いわゆる3ピース缶(以下3P
缶と略す)や2ピース缶(以下2P缶と略す)が提案さ
れている。缶のシームレス化という観点では、2P缶の
普及が望まれている。
チックフィルムを金属にラミネートする方法が提案され
ている。ポリエステル樹脂フィルムを金属板にラミネー
トした金属板としては、いわゆる3ピース缶(以下3P
缶と略す)や2ピース缶(以下2P缶と略す)が提案さ
れている。缶のシームレス化という観点では、2P缶の
普及が望まれている。
【0005】2P缶の一般的な製造方法として、プラス
チックフィルムがラミネートされた金属板を製缶機で打
ち抜き、絞りしごき工程によりシームレス缶とする方法
が一般的である。この製缶工程において、フィルムは絞
りしごきのせん断を受けながら金属板の延展に追従する
ことが要求される。
チックフィルムがラミネートされた金属板を製缶機で打
ち抜き、絞りしごき工程によりシームレス缶とする方法
が一般的である。この製缶工程において、フィルムは絞
りしごきのせん断を受けながら金属板の延展に追従する
ことが要求される。
【0006】これらの要求特性に対して、特定の極限粘
度を有するポリエチレンテレフタレート(PET)系ポリ
エステル樹脂と特定の極限粘度を有するポリブチレンテ
レフタレート(PBT)系ポリエステル樹脂とを配合した
において製缶性に優れたフィルムが提案されている。
(特許第2882985号公報、特許第3020731
号公報、特開平10−195210号公報、特開平10
−110046号公報)。
度を有するポリエチレンテレフタレート(PET)系ポリ
エステル樹脂と特定の極限粘度を有するポリブチレンテ
レフタレート(PBT)系ポリエステル樹脂とを配合した
において製缶性に優れたフィルムが提案されている。
(特許第2882985号公報、特許第3020731
号公報、特開平10−195210号公報、特開平10
−110046号公報)。
【0007】しかしながら、上記画期的な発明において
も絞り成型後にしごき工程を施す場合には、フィルムと
金属板の変形追従性、接着性、成型性は十分といえず成
型時にフィルムが剥離したり、ミクロクラックが発生す
る場合があるという問題があった。また、前記フィルム
を用いて得られたラミネート金属板や金属缶体からのオ
リゴマーの溶出を減少させるために加熱処理してフィル
ムの結晶化度を増加させる場合に、急激に結晶化させる
と、球晶が生長したり、フィルムの剥離が発生する等の
問題があり改善が求められていた。
も絞り成型後にしごき工程を施す場合には、フィルムと
金属板の変形追従性、接着性、成型性は十分といえず成
型時にフィルムが剥離したり、ミクロクラックが発生す
る場合があるという問題があった。また、前記フィルム
を用いて得られたラミネート金属板や金属缶体からのオ
リゴマーの溶出を減少させるために加熱処理してフィル
ムの結晶化度を増加させる場合に、急激に結晶化させる
と、球晶が生長したり、フィルムの剥離が発生する等の
問題があり改善が求められていた。
【0008】2種類のポリエステルからなるフィルムに
することにおいて、缶成形時の金属の変形においてフィ
ルムが追従することと、缶内容物のフレーバー性を両立
させている。そのためには適度な結晶性を有することが
必要となる。そのためには、エステル交換反応による異
なるポリエステルの共重合化を防ぐ必要がある。そのた
め、たとえば樹脂の溶融時間やそれ以後の延伸、熱処理
工程においてフィルムにかかる熱量を下げるような工夫
がされている。しかしながら、工業的生産を考量すると
これらの方法では限界がある。それは、生産性を上げる
ために樹脂の吐出量を上げ、かつ厚みムラなど品質変動
の少ないフィルムを製造するには押出機の容量を上げ、
かつ吐出を安定にするため樹脂の滞留時間を長くする必
要がある。そのため、これまでのものは必要特性および
生産性を満足するものを得るのは困難であった。
することにおいて、缶成形時の金属の変形においてフィ
ルムが追従することと、缶内容物のフレーバー性を両立
させている。そのためには適度な結晶性を有することが
必要となる。そのためには、エステル交換反応による異
なるポリエステルの共重合化を防ぐ必要がある。そのた
め、たとえば樹脂の溶融時間やそれ以後の延伸、熱処理
工程においてフィルムにかかる熱量を下げるような工夫
がされている。しかしながら、工業的生産を考量すると
これらの方法では限界がある。それは、生産性を上げる
ために樹脂の吐出量を上げ、かつ厚みムラなど品質変動
の少ないフィルムを製造するには押出機の容量を上げ、
かつ吐出を安定にするため樹脂の滞留時間を長くする必
要がある。そのため、これまでのものは必要特性および
生産性を満足するものを得るのは困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
課題を解決し、以下の目的を達成することを主たる課題
とするものである。機械的特性に優れ、高結晶化度で
あっても金属板との熱圧着が可能であり、しかも、金属
板に熱圧着する際の条件変動に対してラミネート金属板
の品質が変化しにくく、比較的低温で熱圧着可能な金属
ラミネート用フィルムを提供すること。成型加工性に
優れ、しかも熱圧着や各種成型加工後のラミネート金属
板や金属缶体フィルムを結晶化処理してもフィルムが白
化したり剥離したり、ミクロクラックが発生したりする
問題が発生せず、フレーバー性や耐衝撃性に優れた金属
缶体を容易に製造することができる金属ラミネート用フ
ィルムを提供すること。生産性も十分に考慮した金属
缶用ポリエステルフィルムを提供すること。
課題を解決し、以下の目的を達成することを主たる課題
とするものである。機械的特性に優れ、高結晶化度で
あっても金属板との熱圧着が可能であり、しかも、金属
板に熱圧着する際の条件変動に対してラミネート金属板
の品質が変化しにくく、比較的低温で熱圧着可能な金属
ラミネート用フィルムを提供すること。成型加工性に
優れ、しかも熱圧着や各種成型加工後のラミネート金属
板や金属缶体フィルムを結晶化処理してもフィルムが白
化したり剥離したり、ミクロクラックが発生したりする
問題が発生せず、フレーバー性や耐衝撃性に優れた金属
缶体を容易に製造することができる金属ラミネート用フ
ィルムを提供すること。生産性も十分に考慮した金属
缶用ポリエステルフィルムを提供すること。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鋭意検討した結果、ポリエチレンテ
レフタレートまたはこれを主体とする構造を有するポリ
エステル樹脂(A)とポリブチレンテレフタレートまた
はこれを主体とする構造を有するポリエステル樹脂また
はポリエチレン2,6−ナフタレートのいずれかから選
ばれる樹脂(B)、とを配合したポリエステル系樹脂組
成物からなるフィルムであって、280℃雰囲気に10
分おいた後で、示査走査熱量計(DSC)における融点
ピークが180℃以上280℃未満の領域において2つ
以上存在し、且つ、厚みが5〜100μmの範囲にある
ポリエステルフィルムであって、フィルム表面のダイナ
ミック硬度が0.5〜30.0gf/μm2の範囲である
ことを特徴とするポリエステルフィルムにより、上記課
題を解決することができることを見出した。
を解決するために、鋭意検討した結果、ポリエチレンテ
レフタレートまたはこれを主体とする構造を有するポリ
エステル樹脂(A)とポリブチレンテレフタレートまた
はこれを主体とする構造を有するポリエステル樹脂また
はポリエチレン2,6−ナフタレートのいずれかから選
ばれる樹脂(B)、とを配合したポリエステル系樹脂組
成物からなるフィルムであって、280℃雰囲気に10
分おいた後で、示査走査熱量計(DSC)における融点
ピークが180℃以上280℃未満の領域において2つ
以上存在し、且つ、厚みが5〜100μmの範囲にある
ポリエステルフィルムであって、フィルム表面のダイナ
ミック硬度が0.5〜30.0gf/μm2の範囲である
ことを特徴とするポリエステルフィルムにより、上記課
題を解決することができることを見出した。
【0011】
【発明の実施形態】以下、発明に関して詳細に説明す
る。
る。
【0012】本発明において用いられるポリエステル
(A)は、テレフタル酸成分とエチレングリコール成分
と主成分として溶融重縮合反応、あるいは引き続いて固
相重合されたものであり、極限粘度は0.50〜0.9
0であることが必要であり、好ましくは、0.55〜
0.80であり、分子量は、重量平均分子量で2000
0〜200000であることが必要であり、重量平均分
子量と数平均分子量の比よりあらわされる分子量分布
は、2.0〜10.0であることが必要である。
(A)は、テレフタル酸成分とエチレングリコール成分
と主成分として溶融重縮合反応、あるいは引き続いて固
相重合されたものであり、極限粘度は0.50〜0.9
0であることが必要であり、好ましくは、0.55〜
0.80であり、分子量は、重量平均分子量で2000
0〜200000であることが必要であり、重量平均分
子量と数平均分子量の比よりあらわされる分子量分布
は、2.0〜10.0であることが必要である。
【0013】極限粘度と重量平均分子量がこの範囲より
小さくなると、実用に供することのできる機械的強度を
有するフィルムが得られず、この範囲を超えるとフィル
ムの金属板への熱圧着性が損なわれるので好ましくな
い。一方、分子量分布がこの範囲より小さくなると、製
缶時のフィルムの金属板変形への追従性が損なわれ、ま
た分子量分布がこの範囲より大きくなるとオリゴマー量
が多くなりフレーバー性が損なわれ好ましくない。
小さくなると、実用に供することのできる機械的強度を
有するフィルムが得られず、この範囲を超えるとフィル
ムの金属板への熱圧着性が損なわれるので好ましくな
い。一方、分子量分布がこの範囲より小さくなると、製
缶時のフィルムの金属板変形への追従性が損なわれ、ま
た分子量分布がこの範囲より大きくなるとオリゴマー量
が多くなりフレーバー性が損なわれ好ましくない。
【0014】ポリエステル(A)は、本発明の効果が損
なわれない範囲で適宜他の成分を共重合することができ
る。共重合の酸成分としては、イソフタル酸、(無水)
フタル酸、2.4−ナフタレンジカルボン酸、5―ナト
リウムスルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シ
ュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライ
ン酸、ドデカンジカルボン酸、(無水)マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸等の脂
肪族ジカルボン酸、(無水)ヘキサヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、シクロヘキサンジエメタンカルボ
ン酸の脂環族ジカルボン酸、炭素数20〜60のダイマ
ー酸、p−ヒドロキシ安息香酸、乳酸、β―ヒドロキシ
酪酸、ε―カプロラクトン等のヒドロキシカルボン酸
や、(無水)トリメリット酸、トリメシン酸、(無水)
ピロメリット酸等の多官能カルボン酸をあげることがで
きる。
なわれない範囲で適宜他の成分を共重合することができ
る。共重合の酸成分としては、イソフタル酸、(無水)
フタル酸、2.4−ナフタレンジカルボン酸、5―ナト
リウムスルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シ
ュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライ
ン酸、ドデカンジカルボン酸、(無水)マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸等の脂
肪族ジカルボン酸、(無水)ヘキサヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、シクロヘキサンジエメタンカルボ
ン酸の脂環族ジカルボン酸、炭素数20〜60のダイマ
ー酸、p−ヒドロキシ安息香酸、乳酸、β―ヒドロキシ
酪酸、ε―カプロラクトン等のヒドロキシカルボン酸
や、(無水)トリメリット酸、トリメシン酸、(無水)
ピロメリット酸等の多官能カルボン酸をあげることがで
きる。
【0015】また、共重合成分としてのアルコール成分
としては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,4−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグコ
ール、分子量ガ200〜3000のポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコール等の脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジエタノー
ル、等の脂環族ジオール、ビスフェノールAやビスフェ
ノールSのエチレンオキサイドあるいはプロピレンオキ
サイド付加物等の芳香族ジオール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール等の多官能ア
ルコール等をあげることができる。
としては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,4−ペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグコ
ール、分子量ガ200〜3000のポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコール等の脂肪族ジオール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジエタノー
ル、等の脂環族ジオール、ビスフェノールAやビスフェ
ノールSのエチレンオキサイドあるいはプロピレンオキ
サイド付加物等の芳香族ジオール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタエリスリトール等の多官能ア
ルコール等をあげることができる。
【0016】ポリエステル(A)の製造方法としては、
公知の方法を採用することができる。たとえば、ポリビ
ス(β―ヒドロキシエチル)テレフタレート及びその低
重合体ノ存在するエステル化反応槽器に、テレフタル酸
トエチレングリコール及び必要に応じて他の共重合成分
のスラリーを連続的に供給し、250℃付近の温度で3
〜10時間程度反応させ、エステル化反応率95%付近
のエステル化物を連続的に得る。次いで、これを重合器
に移送し、二酸化ゲルマニウム、三酸化アンチモン、テ
トラ-n-ブチルチタネート、テトライソプロピルチタネ
ート、等の触媒存在下に1.5エステル(A)の製造方
法としては、公知の方法をあげることができる。たとえ
ば、hPa以下の減圧下、温度250〜290℃の所望
の極限粘度、分子量、分子量分布が得られるまで溶融重
縮合反応を行えばよい。また、上記方法により得られた
ポリエステルを更に固相重合してもよい。
公知の方法を採用することができる。たとえば、ポリビ
ス(β―ヒドロキシエチル)テレフタレート及びその低
重合体ノ存在するエステル化反応槽器に、テレフタル酸
トエチレングリコール及び必要に応じて他の共重合成分
のスラリーを連続的に供給し、250℃付近の温度で3
〜10時間程度反応させ、エステル化反応率95%付近
のエステル化物を連続的に得る。次いで、これを重合器
に移送し、二酸化ゲルマニウム、三酸化アンチモン、テ
トラ-n-ブチルチタネート、テトライソプロピルチタネ
ート、等の触媒存在下に1.5エステル(A)の製造方
法としては、公知の方法をあげることができる。たとえ
ば、hPa以下の減圧下、温度250〜290℃の所望
の極限粘度、分子量、分子量分布が得られるまで溶融重
縮合反応を行えばよい。また、上記方法により得られた
ポリエステルを更に固相重合してもよい。
【0017】本発明におけるポリエステル(B)は、テ
レフタル酸成分と1,4−ブタンジオール成分とを主成
分として溶融重縮合反応、あるいは引き続いて固相重合
反応して得られたものであり、極限粘度が0.60〜
2.2、重量平均分子量が50000〜200000、
重量平均分子量と数平均分子量の比である分子量分布
が、1、5〜5、0であることが必要である。
レフタル酸成分と1,4−ブタンジオール成分とを主成
分として溶融重縮合反応、あるいは引き続いて固相重合
反応して得られたものであり、極限粘度が0.60〜
2.2、重量平均分子量が50000〜200000、
重量平均分子量と数平均分子量の比である分子量分布
が、1、5〜5、0であることが必要である。
【0018】極限粘度と重量平均分子量がこの範囲より
小さくなると、実用に供することのできる機械的強度を
有するフィルムが得られず、この範囲を超えるとフィル
ムの金属板への熱圧着性が損なわれるので好ましくな
い。一方、分子量分布がこの範囲より小さくなると、製
缶時のフィルムの金属板変形への追従性が損なわれ、ま
た分子量分布がこの範囲より大きくなるとオリゴマー量
が多くなりフレーバー性が損なわれ好ましくない。また
ポリエステル(B)は、本発明の効果が損なわれない範
囲で適宜ポリエステル(A)と同様の他の成分を共重合
できる。
小さくなると、実用に供することのできる機械的強度を
有するフィルムが得られず、この範囲を超えるとフィル
ムの金属板への熱圧着性が損なわれるので好ましくな
い。一方、分子量分布がこの範囲より小さくなると、製
缶時のフィルムの金属板変形への追従性が損なわれ、ま
た分子量分布がこの範囲より大きくなるとオリゴマー量
が多くなりフレーバー性が損なわれ好ましくない。また
ポリエステル(B)は、本発明の効果が損なわれない範
囲で適宜ポリエステル(A)と同様の他の成分を共重合
できる。
【0019】ポリエステル(B)の製造方法としては、
公知の方法を採用することができる。たとえば、ジメチ
ルテレフタレートとテレフタレと1,4―ブタンジオー
ル及び必要に応じて他の共重合成分をエステル交換反応
器に仕込み230℃付近の温度で5時間反応させて、エ
ステル交換反応率が95%付近のものを得る。、次いで
これを重合器に移送し、テトラ-n-ブチルチタネート、
テトライソプロピルチタネート、等の触媒存在下に1.
5エステル(A)の製造方法としては、公知の方法をあ
げることができる。たとえば、1.3hPa以下の減圧
下、温度220〜260℃の所望の極限粘度、分子量、
分子量分布が得られるまで溶融重縮合反応を行えばよ
い。また、上記方法により得られたポリエステルを更に
固相重合してもよい。
公知の方法を採用することができる。たとえば、ジメチ
ルテレフタレートとテレフタレと1,4―ブタンジオー
ル及び必要に応じて他の共重合成分をエステル交換反応
器に仕込み230℃付近の温度で5時間反応させて、エ
ステル交換反応率が95%付近のものを得る。、次いで
これを重合器に移送し、テトラ-n-ブチルチタネート、
テトライソプロピルチタネート、等の触媒存在下に1.
5エステル(A)の製造方法としては、公知の方法をあ
げることができる。たとえば、1.3hPa以下の減圧
下、温度220〜260℃の所望の極限粘度、分子量、
分子量分布が得られるまで溶融重縮合反応を行えばよ
い。また、上記方法により得られたポリエステルを更に
固相重合してもよい。
【0020】本発明の発明の特徴であるダイナミック硬
度とは、島津評論―Vol.50.No3,(1199
3.12)321頁に記載されているとおり、超微小領
域における硬度をあらわすものであり、試料に対して圧
子をあて、押圧力を0から設定荷重まで一定の割合を増
加させ、試料に圧子を押し込んでいく過程で、圧子の押
し込み深さと押圧力と試料の変形抵抗を連続的に測定し
硬度を求めるものであり、式1より表されるものであ
る。 [式1] DH= αP / D*D DH:ダイナミック硬度、α:圧子形状による定数、
P:試験荷重、 D :押し込み深さ(μm) このダイナミック硬度は、圧子を押し込んでいく過程の
荷重と押し込み深さから得られる硬さであり、試料の塑
性変形と弾性変形を合わせた状態での特性値になる。
度とは、島津評論―Vol.50.No3,(1199
3.12)321頁に記載されているとおり、超微小領
域における硬度をあらわすものであり、試料に対して圧
子をあて、押圧力を0から設定荷重まで一定の割合を増
加させ、試料に圧子を押し込んでいく過程で、圧子の押
し込み深さと押圧力と試料の変形抵抗を連続的に測定し
硬度を求めるものであり、式1より表されるものであ
る。 [式1] DH= αP / D*D DH:ダイナミック硬度、α:圧子形状による定数、
P:試験荷重、 D :押し込み深さ(μm) このダイナミック硬度は、圧子を押し込んでいく過程の
荷重と押し込み深さから得られる硬さであり、試料の塑
性変形と弾性変形を合わせた状態での特性値になる。
【0021】本発明におけるダイナミック硬度は、フィ
ルム表面の硬度であり、フィルム最表面から一定の深さ
における硬度を指し、0〜5μmにおける硬度を意味す
る。本発明のダイナミック硬度の範囲は、0.5〜30
gf/μm2であり、好ましくは0.5〜25gf/μm2
であることである。
ルム表面の硬度であり、フィルム最表面から一定の深さ
における硬度を指し、0〜5μmにおける硬度を意味す
る。本発明のダイナミック硬度の範囲は、0.5〜30
gf/μm2であり、好ましくは0.5〜25gf/μm2
であることである。
【0022】上記範囲より小さくなると、表面微小領域
の硬度がやわらかくなるため、微小領域の機械的強度が
維持されず、製缶時のフィルム破損が発生し、一方上記
範囲より大きくなると、微小領域の硬度が高すぎて絞り
しごき製缶工程において、金属板の変形にフィルムが追
従しなくなる。
の硬度がやわらかくなるため、微小領域の機械的強度が
維持されず、製缶時のフィルム破損が発生し、一方上記
範囲より大きくなると、微小領域の硬度が高すぎて絞り
しごき製缶工程において、金属板の変形にフィルムが追
従しなくなる。
【0023】本発明の特徴であるフィルムの表面のダイ
ナミック硬度を上記範囲に設計する手段としては、本発
明のポリエステル樹脂組成物に特定の構造のP化合物を
添加することにより、ポリエステル樹脂(A)とポリエ
ステル樹脂(B)の間のエステル交換反応を抑制するこ
とをあげることができる。ポリエステル樹脂(A)と
(B)の間でエステル交換反応が生成すると、ポリエス
テル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の共重合体が
生成するこになり、ポリエステル樹脂(A)の主成分構
造であるエチレンテレフタレート構造がランダム化し、
その特徴である剛直性がそこなわれ、一方ポリエステル
樹脂(B)の主成分構造であるブチレンテレフタレート
構造がランダム化し、その特徴である高結晶性が損なわ
れる。
ナミック硬度を上記範囲に設計する手段としては、本発
明のポリエステル樹脂組成物に特定の構造のP化合物を
添加することにより、ポリエステル樹脂(A)とポリエ
ステル樹脂(B)の間のエステル交換反応を抑制するこ
とをあげることができる。ポリエステル樹脂(A)と
(B)の間でエステル交換反応が生成すると、ポリエス
テル樹脂(A)とポリエステル樹脂(B)の共重合体が
生成するこになり、ポリエステル樹脂(A)の主成分構
造であるエチレンテレフタレート構造がランダム化し、
その特徴である剛直性がそこなわれ、一方ポリエステル
樹脂(B)の主成分構造であるブチレンテレフタレート
構造がランダム化し、その特徴である高結晶性が損なわ
れる。
【0024】本発明においては、缶成形性とフレーバー
性を持ち、かつ成形後のフィルムの白化が起きないよう
にする必要がある。
性を持ち、かつ成形後のフィルムの白化が起きないよう
にする必要がある。
【0025】そのためには、結晶化速度および結晶化度
を制御するため、ポリエステル(A)とポリエステル
(B)が共重合しないように両者のエステル交換反応を
抑制する必要がある。
を制御するため、ポリエステル(A)とポリエステル
(B)が共重合しないように両者のエステル交換反応を
抑制する必要がある。
【0026】本発明で用いられる特定のP化合物とは、
少なくとも分子中にひとつ以上のPとOの結合を有する
ものである。少なくとも分子中ひとつ以上のP―O結合
が存在すると、該化合物は、ポリエステル樹脂(A)及
び(B)中に存在する金属触媒に配位子として有機金属
化学的に結合し、金属触媒の活性を失活させる。この結
果、ポリエステル樹脂(A)及びポリエステル樹脂
(B)でエステル交換反応を抑制するこが可能となり、
フィルム組成物としてポリエステル樹脂(A)及び
(B)の本来の特性を生かすことが可能となる。
少なくとも分子中にひとつ以上のPとOの結合を有する
ものである。少なくとも分子中ひとつ以上のP―O結合
が存在すると、該化合物は、ポリエステル樹脂(A)及
び(B)中に存在する金属触媒に配位子として有機金属
化学的に結合し、金属触媒の活性を失活させる。この結
果、ポリエステル樹脂(A)及びポリエステル樹脂
(B)でエステル交換反応を抑制するこが可能となり、
フィルム組成物としてポリエステル樹脂(A)及び
(B)の本来の特性を生かすことが可能となる。
【0027】本発明の特徴である少なくとも分子中にひ
とつ以上のP−O結合を有するものとしては、有機ホス
フアイト等の有機リンエーテルや有機ホスフエート等の
有機リンエステルや、有機ホスフインオキサイド等の有
機リンエーテルをあげることができる。このようなもの
の具体的なものとしては、例えば、トリフエニルホスフ
アイト等の芳香族ホスフアイト、ビス(アセタデカ)ペ
ンタエリスリトールジホスフアイト等の脂肪族ホスフア
イト、ビス(2,6−ジーt―ブチルー4−メチルフエ
ニル)ペンタエイスリトール、ビス(2,4−ジクミル
フウエニル)ペンタエリスリトールジフオスフアイト、
2−[[2,4,8,10、−テトラキス(1,1−ジメ
チルエーテル)ジベンゾ[df][1,3,2]ジオキサフ
オスフエピン6−イル]オキシ]―N,N―ビス[2−[[2,
4,8、10−テトラキス(1,1、ジメチルエル)ジ
ベンゾ[]d、f][1,3,2]ジオキサフオスフエピン
ー6−イル]オキシ]―エチル]エタノミン、ジフエニル
イソデシルホスフアイト等の脂肪族芳香族ホスフアイ
ト、トリメチルホスフエート、トリエチルホスフエー
ト、トリブチルホスフエート、エチルジエチルホスホノ
アセテート、ベンジルエチルホスホネート、ジー2−エ
チルヘキシルフオスフエート、トリス(2―クロロエチ
ル)ホスフエート、等の有機リン酸エステル等をあげる
ことができるがこれらに限定されない。
とつ以上のP−O結合を有するものとしては、有機ホス
フアイト等の有機リンエーテルや有機ホスフエート等の
有機リンエステルや、有機ホスフインオキサイド等の有
機リンエーテルをあげることができる。このようなもの
の具体的なものとしては、例えば、トリフエニルホスフ
アイト等の芳香族ホスフアイト、ビス(アセタデカ)ペ
ンタエリスリトールジホスフアイト等の脂肪族ホスフア
イト、ビス(2,6−ジーt―ブチルー4−メチルフエ
ニル)ペンタエイスリトール、ビス(2,4−ジクミル
フウエニル)ペンタエリスリトールジフオスフアイト、
2−[[2,4,8,10、−テトラキス(1,1−ジメ
チルエーテル)ジベンゾ[df][1,3,2]ジオキサフ
オスフエピン6−イル]オキシ]―N,N―ビス[2−[[2,
4,8、10−テトラキス(1,1、ジメチルエル)ジ
ベンゾ[]d、f][1,3,2]ジオキサフオスフエピン
ー6−イル]オキシ]―エチル]エタノミン、ジフエニル
イソデシルホスフアイト等の脂肪族芳香族ホスフアイ
ト、トリメチルホスフエート、トリエチルホスフエー
ト、トリブチルホスフエート、エチルジエチルホスホノ
アセテート、ベンジルエチルホスホネート、ジー2−エ
チルヘキシルフオスフエート、トリス(2―クロロエチ
ル)ホスフエート、等の有機リン酸エステル等をあげる
ことができるがこれらに限定されない。
【0028】これらのすくなくとも分子中にひとつ以上
のP−O結合を有する特定の有機リン化合物のポリエス
テルフィルム組成物中に添加する量としては、金属触媒
中の金属量[M]に対して、有機リン化合物中のリン量
[P]として、[P]/[M]が1以上500以下の範
囲にあることが好ましい。この範囲より小さくなると金
属の有機リン化合物に対する配位効率が低下し、触媒の
失活度が不足し、この範囲より大きくなると、有機リン
化合物が可塑的にはたらきフィルムの物性を低下させる
ことになる。
のP−O結合を有する特定の有機リン化合物のポリエス
テルフィルム組成物中に添加する量としては、金属触媒
中の金属量[M]に対して、有機リン化合物中のリン量
[P]として、[P]/[M]が1以上500以下の範
囲にあることが好ましい。この範囲より小さくなると金
属の有機リン化合物に対する配位効率が低下し、触媒の
失活度が不足し、この範囲より大きくなると、有機リン
化合物が可塑的にはたらきフィルムの物性を低下させる
ことになる。
【0029】本発明では、ポリエステル樹脂(A)及び
(B)をフィルム組成物中でエステル交換等の副反応を
抑制する手段としてはさまざまな手段が公知となってい
る。しかし、工業的フィルム生産の場で応用するには、
特定のリン化合物を添加することにより、触媒による
エステル交換反応を抑制すること、リン化合物はあら
かじめポリエチレンテレフタレートに予備混練するこ
と、混合する際の樹脂ペレットのサイズを制御するこ
とが必要となる。
(B)をフィルム組成物中でエステル交換等の副反応を
抑制する手段としてはさまざまな手段が公知となってい
る。しかし、工業的フィルム生産の場で応用するには、
特定のリン化合物を添加することにより、触媒による
エステル交換反応を抑制すること、リン化合物はあら
かじめポリエチレンテレフタレートに予備混練するこ
と、混合する際の樹脂ペレットのサイズを制御するこ
とが必要となる。
【0030】リン化合物としては、ペンタエリストール
型のりん化合物とホスホン酸類のリン化合物の併用がも
っとも効果的である。また押出し機内での安定性を考え
ると融点は200℃以上、分子量は200以上のものが
よい。これらのリン化合物は、種類により最適添加量が
異なるが、そのエステル交換反応抑制から見ると、0.
01重量%以上0.3重量%以下の量を混合するのが好
ましい。なお、飲料缶など食品用途に使用する場合はF
DA(米国食品医薬品局)、ポリオレフィン等衛生協議
会などの基準を満たす化合物および量で使用する必要が
ある。
型のりん化合物とホスホン酸類のリン化合物の併用がも
っとも効果的である。また押出し機内での安定性を考え
ると融点は200℃以上、分子量は200以上のものが
よい。これらのリン化合物は、種類により最適添加量が
異なるが、そのエステル交換反応抑制から見ると、0.
01重量%以上0.3重量%以下の量を混合するのが好
ましい。なお、飲料缶など食品用途に使用する場合はF
DA(米国食品医薬品局)、ポリオレフィン等衛生協議
会などの基準を満たす化合物および量で使用する必要が
ある。
【0031】これらのリン化合物は、あらかじめポリエ
チレンテレフタレートに予備混練し、マスターバッチ化
することがより好ましい。マスターバッチ化することに
より、エステル交換反応抑制効果が大きくなる。
チレンテレフタレートに予備混練し、マスターバッチ化
することがより好ましい。マスターバッチ化することに
より、エステル交換反応抑制効果が大きくなる。
【0032】また、一方のポリエステル樹脂ペレットの
体積を他方のペレットの大きさの1.2倍以上、好まし
くは1.5倍以上2倍以下とすることある。その結果、
両ポリエステル樹脂の溶融タイミングを変えることがで
き、よりエステル交換反応抑制効果が発揮される。な
お、本発明においては、上述した方法を採用するのがよ
り好ましいが、他の方法により後述する特性を満たすな
らば、必ずしも限定されるものではない。
体積を他方のペレットの大きさの1.2倍以上、好まし
くは1.5倍以上2倍以下とすることある。その結果、
両ポリエステル樹脂の溶融タイミングを変えることがで
き、よりエステル交換反応抑制効果が発揮される。な
お、本発明においては、上述した方法を採用するのがよ
り好ましいが、他の方法により後述する特性を満たすな
らば、必ずしも限定されるものではない。
【0033】本発明の金属ラミネート用フィル製造時、
ポリエステル樹脂(A)と(B)と特定の有機リン化合
物は、フィルムの成型時に押出し機中で直接溶融混合し
てもよいし、両者を一旦溶融混合してチップ化したもの
を用いてフィルム化してもよい。押出し機としては、単
軸スクリュー方向、同方向または異方向の二軸スクリュ
ー式のものが好ましく、スクリューの形状や寸法は任意
でよい。押出し機は、生産性と品質の安定性から好まし
くは溶融時間(A、Bのいずれかの樹脂が溶融を開始
し、T‐ダイから押出された後に冷却ロールに密着する
までの時間)が21分以上、より好ましくは29分以上
である。21分未満では、大量生産での安定性にかけ、
品質不良となることがある。
ポリエステル樹脂(A)と(B)と特定の有機リン化合
物は、フィルムの成型時に押出し機中で直接溶融混合し
てもよいし、両者を一旦溶融混合してチップ化したもの
を用いてフィルム化してもよい。押出し機としては、単
軸スクリュー方向、同方向または異方向の二軸スクリュ
ー式のものが好ましく、スクリューの形状や寸法は任意
でよい。押出し機は、生産性と品質の安定性から好まし
くは溶融時間(A、Bのいずれかの樹脂が溶融を開始
し、T‐ダイから押出された後に冷却ロールに密着する
までの時間)が21分以上、より好ましくは29分以上
である。21分未満では、大量生産での安定性にかけ、
品質不良となることがある。
【0034】フィルムの製造は、十分に乾燥させた後、
押出し機にてポリマーの融点より10〜80℃高い温度
で溶融押出し、T字型あるいは円形口金等を用いて、シ
ート状または円筒状に口金より吐出させ、未延伸フィル
ムを得る。続いて、この未延伸フィルムを少なくとも1
軸方向に延伸する。1軸に延伸する場合はオーブンを続
いて幅方向に延伸することが望ましく、2軸に延伸する
場合には、延伸ロール等を用いて長手方向に延伸し、続
いて幅方向に延伸する逐次2軸延伸、両方向に実質的に
同時延伸する同時2軸延伸のいずれでもよい。また、延
伸されたフィルムは、本発明の目的を損なわない程度
で、熱処理や表面処理等を施してもよい。また。ポリエ
ステルフィルムは、単層であっても多層であってもよ
い。
押出し機にてポリマーの融点より10〜80℃高い温度
で溶融押出し、T字型あるいは円形口金等を用いて、シ
ート状または円筒状に口金より吐出させ、未延伸フィル
ムを得る。続いて、この未延伸フィルムを少なくとも1
軸方向に延伸する。1軸に延伸する場合はオーブンを続
いて幅方向に延伸することが望ましく、2軸に延伸する
場合には、延伸ロール等を用いて長手方向に延伸し、続
いて幅方向に延伸する逐次2軸延伸、両方向に実質的に
同時延伸する同時2軸延伸のいずれでもよい。また、延
伸されたフィルムは、本発明の目的を損なわない程度
で、熱処理や表面処理等を施してもよい。また。ポリエ
ステルフィルムは、単層であっても多層であってもよ
い。
【0035】本発明のポリエステルフィルムは、厚みが
5〜50μmであることが好ましい。ポリエステルフィ
ルムは、通常、滑剤を添加して成形してフィルムとされ
る。滑剤としては、二酸化珪素、カオリン、クレー、炭
酸カルシウム、テレフタル酸カルシウム、酸化アルミニ
ウム、酸化チタン、リン酸カルシウム、シリコーン粒
子、等が挙げられるが、無機系滑剤が好ましい。尚、溶
融混合に際し、滑剤の他に、必要に応じて、安定剤、着
色剤、酸化防止剤、消泡剤、帯電防止剤、等の添加剤を
含有させることができる。
5〜50μmであることが好ましい。ポリエステルフィ
ルムは、通常、滑剤を添加して成形してフィルムとされ
る。滑剤としては、二酸化珪素、カオリン、クレー、炭
酸カルシウム、テレフタル酸カルシウム、酸化アルミニ
ウム、酸化チタン、リン酸カルシウム、シリコーン粒
子、等が挙げられるが、無機系滑剤が好ましい。尚、溶
融混合に際し、滑剤の他に、必要に応じて、安定剤、着
色剤、酸化防止剤、消泡剤、帯電防止剤、等の添加剤を
含有させることができる。
【0036】得られたポリエステルフィルムを金属板に
ラミネートすることにより、ラミネート板とする。この
場合、ローラーまたは金属板を150〜270℃に加熱
しておき、金属板とフィルムとをローラーを介して貼り
合わせた後、急冷し、金属板に接するフィルムの少なく
とも表層部を溶融融着させればよい。ラミネート速度
は、1〜200m/分である。また、ポリエステルフィ
ルムを積層した後、金属板をラミネートしてもよい。
ラミネートすることにより、ラミネート板とする。この
場合、ローラーまたは金属板を150〜270℃に加熱
しておき、金属板とフィルムとをローラーを介して貼り
合わせた後、急冷し、金属板に接するフィルムの少なく
とも表層部を溶融融着させればよい。ラミネート速度
は、1〜200m/分である。また、ポリエステルフィ
ルムを積層した後、金属板をラミネートしてもよい。
【0037】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。尚、
実施例におけるポリエステルの各特性値は、次のように
して測定した。 (a)極限粘度 フエノールと四塩化エタンの等重量混合物を溶媒とし
て、温度20℃で測定した。 (b)分子量及び分子量分布 (c)ダイナミック硬度 機種:島津ダイナミック超微小硬度計DUH201、 荷重:0.5gf、負荷速度:0.0145gf / sec 測定温度:25℃、湿度:64%、試験モード:軟質材
料測定モード (d)熱特性 リガク電機社製DSC3100S 測定は、試料を280℃で10分溶融後、急冷し、−2
0℃より20℃/分の昇温速度で測定。ポリエステル樹
脂(A)由来の融点(245〜253℃)とポリエステ
ル樹脂(B)由来の融点(B)が各々存在するかどうか
でエステル交換が生成しているかどうかを判定。 (e)分子量、分子量分布 試料調製 各試料15mgをヘキサフルオロイソプロパノール/ク
ロロホルム=2/3(v/v)1mlに溶解後、クロロホルム20ml に定溶する。標準物質としてポリスチレン(TOSHO製)
溶液を調製し、GPC校正曲線用試料とする。 分析条件 Column:gmhxl-gmhxl-g2000hxl(TOSOH) Mobile phase:HFIP/Chloroform=2/98(v/v) Flow rate : 0.7ml/min Column Temp : 40℃ Detection Vol : 200ml 測定に用いた装置 GPC:SYDTEM-21(Shodex) データ処理:SIC-480(SIC,システムインスルメンツ) (e)製缶性 フィルムサンプルを80℃のアルミ板にラミネートし、
240℃で処理後、缶体を成 形した後のフィルムの剥
離、切れ、クラック等の損傷の有無を目視及び蛍光顕微
鏡で( 倍率80倍)で観察し、以下の基準にもとづき
評価した。 ○: 缶体100個のうち、95個以上に損傷なし。 △: 缶体100個のうち、80〜94個に損傷なし。 ×: 缶体100個のうち21個以上になんらかの損傷
あり
実施例におけるポリエステルの各特性値は、次のように
して測定した。 (a)極限粘度 フエノールと四塩化エタンの等重量混合物を溶媒とし
て、温度20℃で測定した。 (b)分子量及び分子量分布 (c)ダイナミック硬度 機種:島津ダイナミック超微小硬度計DUH201、 荷重:0.5gf、負荷速度:0.0145gf / sec 測定温度:25℃、湿度:64%、試験モード:軟質材
料測定モード (d)熱特性 リガク電機社製DSC3100S 測定は、試料を280℃で10分溶融後、急冷し、−2
0℃より20℃/分の昇温速度で測定。ポリエステル樹
脂(A)由来の融点(245〜253℃)とポリエステ
ル樹脂(B)由来の融点(B)が各々存在するかどうか
でエステル交換が生成しているかどうかを判定。 (e)分子量、分子量分布 試料調製 各試料15mgをヘキサフルオロイソプロパノール/ク
ロロホルム=2/3(v/v)1mlに溶解後、クロロホルム20ml に定溶する。標準物質としてポリスチレン(TOSHO製)
溶液を調製し、GPC校正曲線用試料とする。 分析条件 Column:gmhxl-gmhxl-g2000hxl(TOSOH) Mobile phase:HFIP/Chloroform=2/98(v/v) Flow rate : 0.7ml/min Column Temp : 40℃ Detection Vol : 200ml 測定に用いた装置 GPC:SYDTEM-21(Shodex) データ処理:SIC-480(SIC,システムインスルメンツ) (e)製缶性 フィルムサンプルを80℃のアルミ板にラミネートし、
240℃で処理後、缶体を成 形した後のフィルムの剥
離、切れ、クラック等の損傷の有無を目視及び蛍光顕微
鏡で( 倍率80倍)で観察し、以下の基準にもとづき
評価した。 ○: 缶体100個のうち、95個以上に損傷なし。 △: 缶体100個のうち、80〜94個に損傷なし。 ×: 缶体100個のうち21個以上になんらかの損傷
あり
【0038】(実施例1)ポリエステル樹脂(A)とポ
リエステル樹脂(B)及び有機リン化合物(C)を表1
の組成比で径45mm、L/D60の二軸押出し機で2
80℃滞留時間10分溶融混合し、押出後急冷して厚さ
190μmの未延伸フィルムを得、さらに縦方向に90
℃で4倍に延伸したあと幅方向に235℃で4倍に延伸
した。延伸後、175℃で熱処理をおこない、冷却して
厚さ25μmのフィルムを得た。得られたフィルムの評
価結果を表2に示した。いずれもダイナミック硬度が、
0.5〜30gf/μm2にはいるものは、良好な製缶性を
示した。
リエステル樹脂(B)及び有機リン化合物(C)を表1
の組成比で径45mm、L/D60の二軸押出し機で2
80℃滞留時間10分溶融混合し、押出後急冷して厚さ
190μmの未延伸フィルムを得、さらに縦方向に90
℃で4倍に延伸したあと幅方向に235℃で4倍に延伸
した。延伸後、175℃で熱処理をおこない、冷却して
厚さ25μmのフィルムを得た。得られたフィルムの評
価結果を表2に示した。いずれもダイナミック硬度が、
0.5〜30gf/μm2にはいるものは、良好な製缶性を
示した。
【0039】(比較例)実施例において、有機リン化合
物(C)を除いた以外すべて実施例と同じようにしてフ
ィルムを得て評価した結果を表2に示した。いずれもダ
イナミック硬度が、0.5〜30gf/μm2の範囲から
はずれ良好な製缶性を得ることができなかった。
物(C)を除いた以外すべて実施例と同じようにしてフ
ィルムを得て評価した結果を表2に示した。いずれもダ
イナミック硬度が、0.5〜30gf/μm2の範囲から
はずれ良好な製缶性を得ることができなかった。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、機械的特性に優れ、
高結晶化度であっても金属板と熱圧着が可能であり、し
かも、金属板に熱圧着する際の条件変動に対してラミネ
ート金属板の品質が変化しにくく、比較的低温で熱圧着
が可能な金属ラミネート用フィルムを提供することがで
き、成型加工性に優れ、しかも熱圧着や各種成型加工
後のラミネート金属板や金属缶体フィルムを結晶化処理
してもフィルムが白化したり剥離したり、ミクロクラッ
クが発生せずフレーバー性や耐衝撃性に優れ、生産に
優れる金属ラミネート用フィルムを提供することがで
き、工業的価値が極めて高く、産業界に寄与すること大
である。
高結晶化度であっても金属板と熱圧着が可能であり、し
かも、金属板に熱圧着する際の条件変動に対してラミネ
ート金属板の品質が変化しにくく、比較的低温で熱圧着
が可能な金属ラミネート用フィルムを提供することがで
き、成型加工性に優れ、しかも熱圧着や各種成型加工
後のラミネート金属板や金属缶体フィルムを結晶化処理
してもフィルムが白化したり剥離したり、ミクロクラッ
クが発生せずフレーバー性や耐衝撃性に優れ、生産に
優れる金属ラミネート用フィルムを提供することがで
き、工業的価値が極めて高く、産業界に寄与すること大
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 秀紀 愛知県犬山市大字木津前畑344番地 東洋 紡績株式会社犬山工場内 (72)発明者 永野 煕 愛知県犬山市大字木津前畑344番地 東洋 紡績株式会社犬山工場内 (72)発明者 井上 光生 大阪府大阪市北区堂島浜二丁目2番8 東 洋紡績株式会社本社内 (72)発明者 形舞 祥一 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4F071 AA44X AA45 AA46 AA46X AA76 AA81 AF23 AF53 AH05 BA01 BB06 BC01 BC10 BC12 4F100 AB01B AB10B AK42A AK42J AK42K AL01A AL05A BA02 EH17 EJ38 GB16 JA04A JK06 JK10 JK12A JL00 JL01 YY00A 4J002 CF06W CF07X CF08X GF00 GG01
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリエチレンテレフタレートまたはこれ
を主体とする構造を有するポリエステル樹脂(A)と
ポリブチレンテレフタレートまたはこれを主体とする構
造を有するポリエステル樹脂またはポリエチレン2,6
―ナフタレートのいずれかから選ばれる樹脂(B)、と
を配合したポリエステル系樹脂組成物からなるフィルム
であって、280℃雰囲気に10分おいた後で、示査走
査熱量計(DSC)における融点ピークが180℃以上2
80℃未満の領域において2つ以上存在し、且つ、厚み
が5〜100μmの範囲にあるポリエステルフィルムで
あって、フィルム表面のダイナミック硬度が0.5〜3
0.0gf/μm2の範囲であることを特徴とするポリエ
ステルフィルム。 - 【請求項2】 請求項1記載のポリエステルフィルムで
あって、溶融または軟化させてアルミ板に接着させた後
に、270℃雰囲気下に10分おいた後で、示査走査熱
量計(DSC)における融点ピークが180℃以上280
℃未満の領域において2つ以上存在することを特徴とす
る金属ラミネート用ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の金属ラミネー
ト用ポリエステルフィルム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000263289A JP2002069215A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | ポリエステルフィルム及び金属ラミネート用ポリエステルフィルム |
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JP (1) | JP2002069215A (ja) |
Cited By (3)
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