JP2002067832A - 車載時計の減光回路 - Google Patents

車載時計の減光回路

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JP2002067832A
JP2002067832A JP2000253693A JP2000253693A JP2002067832A JP 2002067832 A JP2002067832 A JP 2002067832A JP 2000253693 A JP2000253693 A JP 2000253693A JP 2000253693 A JP2000253693 A JP 2000253693A JP 2002067832 A JP2002067832 A JP 2002067832A
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JP
Japan
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signal
display unit
circuit
luminance
dimming
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JP2000253693A
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English (en)
Inventor
Yuichi Iwama
祐一 岩間
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たにICを開発したり外部発振回路を用い
ることなく、減光の比率を変更することができる車載時
計の減光回路を提供することにある。 【解決手段】 減光回路26は、IC2からの周波数信
号Cを供給する周波数信号供給回路39と、その出力信
号EとIC2からのグリッド制御信号G1,G2とを合
成する合成回路27を有している。グリッド制御信号G
1,G2は256Hzのパルス信号からなり、減光時に
は8分の1のデューティ比に切り換わる。周波数信号C
は64Hzの周波数を有している。合成信号H1,H2
は、表示部4の輝度を16分の1に下げる信号となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輝度の切り換えが
可能な車載時計に関するものであり、特に、車載時計の
基本構成を変えることなく、簡素な回路を追加するだけ
で、より大幅に輝度を切り換えることを可能とする減光
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載時計は、蛍光表示管からな
る表示部と、時刻を計時し且つ表示部を駆動して時刻を
表示させるICにより構成されている。この車載時計に
おけるICには、夜間、表示部の輝度を下げる輝度切換
機能が設けられている。この輝度切換機能は、夜間等、
車外が暗くなったときに、表示部を減光させてまぶしさ
をなくし、時刻を読み取り易くするためのものであり、
ライトスイッチのオン操作に応答して減光するように構
成されている。
【0003】即ち、表示部の輝度は、ICが表示部に供
給するグリッド制御信号のデューティ比を変えること
で、通常(昼間)の輝度の8分の1に減光するように切
り換えられている。このため、グリッド制御信号のデュ
ーティ比を変更すれば、減光の割合を変えることができ
る。
【0004】上記より、従来は、実公平6−13012
号公報に開示されているように、ワンショットマルチバ
イブレータ等の外部発振回路を用いて、表示部に供給す
る信号のデューティ比を任意に作成し、輝度を変更する
ことを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ICか
ら供給されるグリッド制御信号のデューティ比を変える
ことにより表示部の輝度を変更することができるが、こ
の種の時計用ICは大量に生産されているものが使用さ
れており、輝度を変更することだけを目的として新たに
開発すると、大幅なコストアップをまねくことになる。
まして、現在使用されている8分の1に減光する機能を
有するICと更に異なる比率に減光するICの両方を適
宜選択して使用する場合には、総生産量が同一である
と、それぞれのICの生産量が減少するため、両IC共
に生産コストが高くなるという課題があった。
【0006】このため、従来技術に記載したように、I
Cを変えずに、外部発振回路を設けて表示部に供給する
信号を作成することが行われていたが、外部発振回路に
はコンデンサや抵抗が使用されており、温度に応じて信
号波形が変化してしまい、輝度にバラツキが生じるとい
う課題があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなさ
れたもので、新たにICを開発することなく、現在のI
Cで、しかも外部発振回路を用いることなく、減光の比
率を変更することができる車載時計の減光回路を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車載時計の減光
回路は、蛍光表示管からなる表示部と、時刻を計時し且
つ計時した時刻を前記表示部を駆動して表示すると共に
前記表示部の輝度の切り換えを可能とするICと、を備
えた車載時計において、前記ICが前記表示部の輝度を
切り換えるときに、前記ICから常時出力されている一
定周波数の周波数信号を供給する周波数信号供給回路
と、該周波数信号供給回路から供給される周波数信号と
前記ICから出力されるグリッド制御信号とを合成し、
前記表示部に供給する合成回路と、を備えている。
【0009】この減光回路における前記グリッド制御信
号は256Hzのパルス信号からなり、輝度の切換時に
は輝度を8分の1に減光する8分の1のデューティ比に
切り換わり、前記周波数信号は64Hzの周波数を有
し、前記グリッド制御信号と前記周波数信号とを合成し
信号は輝度を16分の1に減光する信号となる。
【0010】また、本発明の車載時計は、蛍光表示管か
らなる表示部と、時刻を計時し且つ計時した時刻を前記
表示部を駆動して表示すると共に前記表示部の輝度の切
り換えを可能とするICと、を備えた車載時計におい
て、前記ICが前記表示部の輝度を切り換えるときに、
前記ICから常時出力されている一定周波数の周波数信
号と前記ICから出力されるグリッド制御信号とを合成
した信号を、前記表示部に供給して減光する減光回路を
備えるものとなっている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の車載時計の減光回路は、
従来と同様のIC、即ち、計時した時刻を表示部に表示
すると共に表示部の輝度を8分の1に減光することがで
きるICと、表示部との間に設けられている。この減光
回路には、ICが表示部の輝度を切り換えるときに、I
Cから常時出力されている周波数信号を供給する周波数
信号供給回路と、その周波数信号とICから出力される
グリッド制御信号とを合成し、表示部に供給する合成回
路が設けられている。
【0012】上記グリッド制御信号は256Hzのパル
ス信号からなり、輝度の切換時には輝度を8分の1に減
光する8分の1のデューティ比に切り換わる。また、周
波数信号は64Hzの周波数を有している。このグリッ
ド制御信号と周波数信号とを合成回路にて合成すると、
その合成信号は、8分の1のデューティ比のパルス信号
におけるパルスの数を半数にした信号となる。この信号
を表示部のグリッドに供給すると、輝度は8分の1の更
に半分の16分の1に下がることになる。
【0013】このような構成からなる減光回路を用いた
車載時計は、新たにICを開発せず、また、外部発振回
路を使用していないため、コストアップを防ぎ、温度に
よる輝度のバラツキを防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る車載時計の構成を示
す回路図である。図1において、2は車載時計用のIC
であり、4はこのIC2により駆動されて時刻を表示す
る蛍光表示管からなる表示部である。
【0015】このIC2は、従来の車載時計に用いられ
ているものであり、計時機能と、表示部4を駆動制御す
る機能と、その輝度を8分の1に切り換えて減光する機
能を有している。このIC2の電源入力VDDには、車
載バッテリとの接続端子6に接続された抵抗10、ツェ
ナーダイオード12及びコンデンサ14からなる定電圧
回路8の出力が接続されている。
【0016】また、このIC2には、水晶振動子16が
接続されており、IC2はこの水晶振動子16が出力す
る高周波数信号を分周し、カウントすることにより計時
すると共に各機能を作動させ、更に信号を出力するもの
となっている。この水晶振動子16には調整用のコンデ
ンサ16a,16bが接続されており、その発振状態を
監視するためのカウンタ出力2aがIC2に設けられて
いる。通常、このカウンタ出力2aからは64Hzのパ
ルス信号Cが常時出力されており、車載時計の製造時
に、この信号Cの状態から水晶振動子16の発振状態を
チェックしている。
【0017】更に、IC2には、表示部4を駆動するア
ノード信号及びグリッド制御信号の出力を制御するため
の信号出力制御入力2bが設けられている。この信号出
力制御入力2bは、エンジンキーのアクセサリスイッチ
に接続されている接続端子18に電流制御抵抗20を介
して接続されている。
【0018】また、IC2には、表示部4の輝度を切り
換える輝度選択入力2cが設けられており、ライトスイ
ッチに接続されている接続端子24に電流制御抵抗22
を介して接続されている。
【0019】26は表示部4の輝度を切り換える減光回
路である。この減光回路26には、IC2の出力GR
1,GR2から出力され且つ256Hzのパルス信号か
らなるグリッド制御信号G1,G2を一方の入力端にそ
れぞれ入力するナンドゲート28,30と、その出力信
号F1,F2をそれぞれベースに入力すると共にエミッ
タ・ベース間に抵抗32,34が接続され且つコレクタ
が表示部4のグリッドに接続されたトランジスタ36,
38と、IC2のカウンタ出力2aからの信号Cとライ
トスイッチからの信号Bを入力するアンドゲート40
と、その出力信号Dを反転して信号Eとしナンドゲート
28,30の他方の入力端にそれぞれ印加するインバー
タ42と、が設けられている。上記ナンドゲート28,
30とトランジスタ36,38は、グリッド制御信号G
1,G2と64Hzの信号Cを合成し、また、その合成
した信号F1,F2に基づいて所定の電流値を表示部4
のグリッドに供給する合成回路27を構成している。ま
た、アンドゲート40とインバータ42は、輝度を切り
換えるときのみ合成回路27に64Hzの信号Cを供給
する周波数信号供給回路39を構成している。
【0020】また、表示部4は、IC2からのアノード
信号と、減光回路26のトランジスタ36,38からの
グリッド信号H1,H2と、抵抗44を介してアクセサ
リスイッチからの信号Aと、をそれぞれアノード、グリ
ッド、フィラメントに入力することにより時刻を表示す
るものとなっている。
【0021】次に、上記構成からなる車載時計の動作を
図2に示すタイムチャートに基づいて説明する。はじめ
に、エンジンキーが操作され、アクセサリスイッチがオ
ン状態になると、接続端子18からの信号AがHレベル
に立ち上がる。IC2は、この信号Aに応答してアノー
ド信号を表示部4に供給する。また、信号Aは表示部4
のフィラメントにも供給され、表示部4は時刻を表示す
ることになる。このときに、ライトスイッチがオフ状態
で信号BがLレベルであると、IC2の出力GR1,G
R2からは、通常の輝度に相当するデューティ比を有す
るパルスが発生する256Hzのグリッド制御信号G
1,G2が出力される。この信号G1,G2はナンドゲ
ート28,30を介してトランジスタ36,38に印加
され、それらをオン状態にして、必要な電流値の信号H
1,H2を表示部4のグリッドに供給する。この結果、
通常(周囲が明るい場合)の輝度で表示部4には時刻が
表示される。
【0022】ここで、外部が暗くなり、ライトスイッチ
がオン操作されると、信号BがHレベルになる。これに
応答してIC2は、出力GR1,GR2から出力するグ
リッド制御信号G1,G2のデューティ比を8分の1に
して出力する。従来は、このグリッド制御信号G1,G
2をそのままグリッドに供給していたため、そのデュー
ティ比が8分の1になれば輝度も8分の1に減少されて
いた。本実施例においては、このグリッド制御信号G
1,G2を減光回路26を介して16分の1に減光する
信号として表示部4のグリッドに供給している。
【0023】即ち、信号BがHレベルになると、これを
入力しているアンドゲート40が閉状態になって64H
zの信号Cが出力信号Dに発生する。この信号Dはイン
バータ42にて反転され、信号Eとしてナンドゲート2
8,30に印加される。これによりナンドゲート28,
30は、8分の1に減光するグリッド制御信号G1,G
2と64Hzの信号Eを合成し、信号F1,F2として
出力する。この信号F1,F2によりトランジスタ3
6,38がオン状態になると、そのコレクタ側の信号H
1,H2には、8分の1の輝度にするグリッド制御信号
G1,G2のパルス数(例えば図中の一定期間内に8個
ある)の半分の数(図中の同期間内に4個)のパルスが
発生することになり、8分の1のデューティ比でパルス
数が半分になるため、輝度は16分の1になる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、従来から使用されてい
た8分の1に輝度を減少させることができるICをその
まま使用し、ICの出力信号を合成する減光回路を追加
するだけで、外部発振回路を使用することなく、輝度を
16分の1にすることができる。
【0025】この結果、ICを新たに開発する必要がな
いので、コストアップを防ぐことができる。また、ワン
ショットマルチバイブレータのような外部発振回路を必
要としないので、温度変化による輝度のバラツキも防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載時計の構成を示す
回路図である。
【図2】図1に示す信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
2 IC 4 表示部 8 定電圧回路 16 水晶振動子 26 減光回路 27 合成回路 39 周波数信号供給回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光表示管からなる表示部と、 時刻を計時し且つ計時した時刻を前記表示部を駆動して
    表示すると共に前記表示部の輝度の切り換えを可能とす
    るICと、を備えた車載時計において、 前記ICが前記表示部の輝度を切り換えるときに、前記
    ICから常時出力されている一定周波数の周波数信号を
    供給する周波数信号供給回路と、 該周波数信号供給回路から供給される周波数信号と前記
    ICから出力されるグリッド制御信号とを合成し、前記
    表示部に供給する合成回路と、を備えることを特徴とす
    る車載時計の減光回路。
  2. 【請求項2】 前記グリッド制御信号は256Hzのパ
    ルス信号からなり、輝度の切換時には輝度を8分の1に
    減光する8分の1のデューティ比に切り換わり、 前記周波数信号は64Hzの周波数を有し、 前記グリッド制御信号と前記周波数信号とを合成し信号
    は輝度を16分の1に減光する信号となることを特徴と
    する請求項1記載の車載時計の減光回路。
  3. 【請求項3】 蛍光表示管からなる表示部と、 時刻を計時し且つ計時した時刻を前記表示部を駆動して
    表示すると共に前記表示部の輝度の切り換えを可能とす
    るICと、を備えた車載時計において、 前記ICが前記表示部の輝度を切り換えるときに、前記
    ICから常時出力されている一定周波数の周波数信号と
    前記ICから出力されるグリッド制御信号とを合成した
    信号を、前記表示部に供給して減光する減光回路を備え
    ることを特徴とする車載時計。
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