JP2002067664A - 電気自動車 - Google Patents
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- cooling box
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 主制御装置及び空調用制御装置を単一の冷却
ボックス内に収納して冷却する電気自動車を提供する。 【解決手段】 主制御装置8にて駆動制御される走行用
モータ3にて電気自動車1を走行させる。車室外に設け
られたコンプレッサ10及び室外熱交換器(凝縮器)1
3と車室内に設けられた室内熱交換器(蒸発器)19な
どから冷凍サイクルを構成する。コンプレッサ10を駆
動するためのコンプレッサモータ11を車載バッテリー
5から給電する。コンプレッサモータ11の運転を制御
する空調用制御装置28とを有する空気調和装置9を備
える。主制御装置8及び空調用制御装置28を単一の冷
却ボックス29内に収納する。冷却ボックス29を冷却
手段(冷却用水回路31)冷却する。
ボックス内に収納して冷却する電気自動車を提供する。 【解決手段】 主制御装置8にて駆動制御される走行用
モータ3にて電気自動車1を走行させる。車室外に設け
られたコンプレッサ10及び室外熱交換器(凝縮器)1
3と車室内に設けられた室内熱交換器(蒸発器)19な
どから冷凍サイクルを構成する。コンプレッサ10を駆
動するためのコンプレッサモータ11を車載バッテリー
5から給電する。コンプレッサモータ11の運転を制御
する空調用制御装置28とを有する空気調和装置9を備
える。主制御装置8及び空調用制御装置28を単一の冷
却ボックス29内に収納する。冷却ボックス29を冷却
手段(冷却用水回路31)冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載バッテリーよ
り給電され、主制御装置にて駆動制御される走行用モー
タにて走行する電気自動車に関するものである。
り給電され、主制御装置にて駆動制御される走行用モー
タにて走行する電気自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来電気自動車の制御装置は車輪を駆動
制御する主制御装置と、車室内の空調を行なう制御装置
とを備えていた。該主制御装置の制御回路基板にはHI
C(PAMとinverterが一つのモジュールとし
て納められているハイブリッドIC)が設けられてお
り、このHICによって車載バッテリー電圧(DC23
0V)を所定の電圧に昇圧して走行用モータ駆動し電気
自動車を走らせていた。
制御する主制御装置と、車室内の空調を行なう制御装置
とを備えていた。該主制御装置の制御回路基板にはHI
C(PAMとinverterが一つのモジュールとし
て納められているハイブリッドIC)が設けられてお
り、このHICによって車載バッテリー電圧(DC23
0V)を所定の電圧に昇圧して走行用モータ駆動し電気
自動車を走らせていた。
【0003】また、車室内の空調を行なう制御装置は、
操作パネルに設けられた空調用スイッチがONされる
と、コンプレッサモータが回転してコンプレッサが回転
駆動される。そして、コンプレッサから吐出され室外熱
交換器に流入した高温のガス冷媒は、電動モータで駆動
され高速回転する室外送風機により車室外の空気と熱交
換されて放熱し凝縮液化された後、膨張弁を介して車室
内に設けられた室内熱交換器に流入する。
操作パネルに設けられた空調用スイッチがONされる
と、コンプレッサモータが回転してコンプレッサが回転
駆動される。そして、コンプレッサから吐出され室外熱
交換器に流入した高温のガス冷媒は、電動モータで駆動
され高速回転する室外送風機により車室外の空気と熱交
換されて放熱し凝縮液化された後、膨張弁を介して車室
内に設けられた室内熱交換器に流入する。
【0004】液冷媒はそこで蒸発し、その時に周囲から
熱を吸収することにより冷却作用を発揮し室内送風機に
て車室内の空気と熱交換して車室内を冷却し空調を行な
った後、再び冷媒はコンプレッサに戻る冷凍サイクルを
繰り返す冷媒回路が構成されている。係る制御装置の制
御回路基板にもHICが設けられ、このHICによって
車載バッテリー電圧(DC230V)を所定の電圧に昇
圧してコンプレッサモータを回転駆動し車室内の空調を
行なっていた。
熱を吸収することにより冷却作用を発揮し室内送風機に
て車室内の空気と熱交換して車室内を冷却し空調を行な
った後、再び冷媒はコンプレッサに戻る冷凍サイクルを
繰り返す冷媒回路が構成されている。係る制御装置の制
御回路基板にもHICが設けられ、このHICによって
車載バッテリー電圧(DC230V)を所定の電圧に昇
圧してコンプレッサモータを回転駆動し車室内の空調を
行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
を走らせるHICと、車室内の空調を行なうHICは発
熱量が大きく、両HICが高温になると異常動作をして
しまう。そこで、自動車を走らせるHICと、車室内の
空調を行なうHICとをそれぞれ別々の冷却ボックスに
収納し高温による両HICの異常動作を防止していた。
このため、一台の電気自動車に二つの冷却ボックスを用
意しなければならず、これによって冷却回路が複雑にな
り電気自動車がコストアップしてしまう問題があった。
を走らせるHICと、車室内の空調を行なうHICは発
熱量が大きく、両HICが高温になると異常動作をして
しまう。そこで、自動車を走らせるHICと、車室内の
空調を行なうHICとをそれぞれ別々の冷却ボックスに
収納し高温による両HICの異常動作を防止していた。
このため、一台の電気自動車に二つの冷却ボックスを用
意しなければならず、これによって冷却回路が複雑にな
り電気自動車がコストアップしてしまう問題があった。
【0006】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、主制御装置及び空調用制御
装置を単一の冷却ボックス内に収納して冷却する電気自
動車を提供することを目的とする。
ために成されたものであり、主制御装置及び空調用制御
装置を単一の冷却ボックス内に収納して冷却する電気自
動車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の電気自動
車は、車載バッテリーより給電され、主制御装置にて駆
動制御される走行用モータにて走行するものであって、
電気自動車の車室外に設けられたコンプレッサ及び室外
熱交換器と電気自動車の車室内に設けられた室内熱交換
器などから構成される冷凍サイクルと、車載バッテリー
により給電され、コンプレッサを駆動するためのコンプ
レッサモータと、該コンプレッサモータの運転を制御す
る空調用制御装置とを有する空気調和装置を備え、主制
御装置及び空調用制御装置を単一の冷却ボックス内に収
納し、冷却手段にて冷却ボックスを冷却するものであ
る。
車は、車載バッテリーより給電され、主制御装置にて駆
動制御される走行用モータにて走行するものであって、
電気自動車の車室外に設けられたコンプレッサ及び室外
熱交換器と電気自動車の車室内に設けられた室内熱交換
器などから構成される冷凍サイクルと、車載バッテリー
により給電され、コンプレッサを駆動するためのコンプ
レッサモータと、該コンプレッサモータの運転を制御す
る空調用制御装置とを有する空気調和装置を備え、主制
御装置及び空調用制御装置を単一の冷却ボックス内に収
納し、冷却手段にて冷却ボックスを冷却するものであ
る。
【0008】本発明によれば、車載バッテリーより給電
され、主制御装置にて駆動制御される走行用モータにて
走行するものであって、電気自動車の車室外に設けられ
たコンプレッサ及び室外熱交換器と電気自動車の車室内
に設けられた室内熱交換器などから構成される冷凍サイ
クルと、車載バッテリーにより給電され、コンプレッサ
を駆動するためのコンプレッサモータと、該コンプレッ
サモータの運転を制御する空調用制御装置とを有する空
気調和装置を備え、主制御装置及び空調用制御装置を単
一の冷却ボックス内に収納し、冷却手段にて冷却ボック
スを冷却するようにしているので、走行用モータを制御
する主制御装置と空気調和装置の空調用制御装置を単一
の冷却ボックスにて冷却することが可能となる。これに
より、例えば従来のように主制御装置用冷却ボックスと
空調用制御装置用冷却ボックスをそれぞれ別々に手配す
る必要もなくなるので冷却ボックスを作製する手間を省
くことが可能となる。従って、主制御装置と空調用制御
装置を単一の冷却ボックスにて冷却することができるの
で、冷却ボックスの生産性及び設置作業性の大幅な省力
化を行なうことができ、電気自動車の利便性を極めて向
上させることができるようになるものである。
され、主制御装置にて駆動制御される走行用モータにて
走行するものであって、電気自動車の車室外に設けられ
たコンプレッサ及び室外熱交換器と電気自動車の車室内
に設けられた室内熱交換器などから構成される冷凍サイ
クルと、車載バッテリーにより給電され、コンプレッサ
を駆動するためのコンプレッサモータと、該コンプレッ
サモータの運転を制御する空調用制御装置とを有する空
気調和装置を備え、主制御装置及び空調用制御装置を単
一の冷却ボックス内に収納し、冷却手段にて冷却ボック
スを冷却するようにしているので、走行用モータを制御
する主制御装置と空気調和装置の空調用制御装置を単一
の冷却ボックスにて冷却することが可能となる。これに
より、例えば従来のように主制御装置用冷却ボックスと
空調用制御装置用冷却ボックスをそれぞれ別々に手配す
る必要もなくなるので冷却ボックスを作製する手間を省
くことが可能となる。従って、主制御装置と空調用制御
装置を単一の冷却ボックスにて冷却することができるの
で、冷却ボックスの生産性及び設置作業性の大幅な省力
化を行なうことができ、電気自動車の利便性を極めて向
上させることができるようになるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の電気自動車1に取り付
けた空気調和装置9のブロック図、図2は本発明の電気
自動車1の駆動系の構成図、図3は本発明の電気自動車
1のに取り付けた空気調和装置9の構成図、図4は本発
明の電気自動車1に取り付けた空気調和装置9の回路図
をそれぞれ示している。
形態を詳述する。図1は本発明の電気自動車1に取り付
けた空気調和装置9のブロック図、図2は本発明の電気
自動車1の駆動系の構成図、図3は本発明の電気自動車
1のに取り付けた空気調和装置9の構成図、図4は本発
明の電気自動車1に取り付けた空気調和装置9の回路図
をそれぞれ示している。
【0010】図において1は自動車(実施例ではハイブ
リッドカー(HEV))で、この自動車1には内燃機関
(エンジン)2と、制御装置28を具備した空気調和装
置9が搭載されている。空気調和装置9は自動車1の車
室内の冷房、暖房及び除湿等の空調を行なうもので、ロ
ータリーコンプレッサ等にて構成されたコンプレッサ1
0の吐出側の配管10Aは室外熱交換器としての凝縮器
13に接続され、凝縮器13の出口側は受液器17に接
続されている。受液器17の出口側の配管17Aは減圧
装置としての膨張弁18に接続され、膨張弁18は室内
熱交換器(冷却器)としての蒸発器19に接続されてい
る。蒸発器19の出口側はコンプレッサ10の吸込側の
配管10Bに接続されて環状の冷凍サイクル(冷媒回
路)を構成している(図4)。尚、33はヒータで最低
回転数の時(停止時を含む)或いは、更に車室内を暖め
たい時に使用するものである。
リッドカー(HEV))で、この自動車1には内燃機関
(エンジン)2と、制御装置28を具備した空気調和装
置9が搭載されている。空気調和装置9は自動車1の車
室内の冷房、暖房及び除湿等の空調を行なうもので、ロ
ータリーコンプレッサ等にて構成されたコンプレッサ1
0の吐出側の配管10Aは室外熱交換器としての凝縮器
13に接続され、凝縮器13の出口側は受液器17に接
続されている。受液器17の出口側の配管17Aは減圧
装置としての膨張弁18に接続され、膨張弁18は室内
熱交換器(冷却器)としての蒸発器19に接続されてい
る。蒸発器19の出口側はコンプレッサ10の吸込側の
配管10Bに接続されて環状の冷凍サイクル(冷媒回
路)を構成している(図4)。尚、33はヒータで最低
回転数の時(停止時を含む)或いは、更に車室内を暖め
たい時に使用するものである。
【0011】該コンプレッサ10、凝縮器13及びエン
ジン2などは人が乗車しない車室外に設けられると共
に、蒸発器19は人が乗車する車室内に設置されてい
る。コンプレッサ10にはコンプレッサモータ11が設
けられ、このコンプレッサモータ11によってコンプレ
ッサ10は駆動される。凝縮器13には室外送風機15
が設けられており、この室外送風機15は室外送風機モ
ータ16によって回転駆動される。蒸発器19には室内
送風機21が設けられており、この室内送風機21は室
内送風機モータ22によって回転駆動される。
ジン2などは人が乗車しない車室外に設けられると共
に、蒸発器19は人が乗車する車室内に設置されてい
る。コンプレッサ10にはコンプレッサモータ11が設
けられ、このコンプレッサモータ11によってコンプレ
ッサ10は駆動される。凝縮器13には室外送風機15
が設けられており、この室外送風機15は室外送風機モ
ータ16によって回転駆動される。蒸発器19には室内
送風機21が設けられており、この室内送風機21は室
内送風機モータ22によって回転駆動される。
【0012】また、コンプレッサ10の冷媒吐出側には
冷媒吐出温度を検出するための温度センサ12が設けら
れ、凝縮器13の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出す
るための温度センサ14が設けられると共に、蒸発器1
9の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出するための温度
センサ20が設けられ、これらは制御装置28に接続さ
れている。23は室内送風機21より車室内に吹き出さ
れる空気の温度を検出するための温度センサであり、温
度センサ23も制御装置28に接続されている。また、
室外送風機モータ16、室内送風機モータ22、車室内
の空調操作パネルに設けられた温度設定ボリューム24
或いは空調用スイッチ25なども制御装置28に接続さ
れている。尚、28Aは制御装置28の制御回路が設け
られた制御回路基板28Aである。
冷媒吐出温度を検出するための温度センサ12が設けら
れ、凝縮器13の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出す
るための温度センサ14が設けられると共に、蒸発器1
9の冷媒出口側には冷媒出口温度を検出するための温度
センサ20が設けられ、これらは制御装置28に接続さ
れている。23は室内送風機21より車室内に吹き出さ
れる空気の温度を検出するための温度センサであり、温
度センサ23も制御装置28に接続されている。また、
室外送風機モータ16、室内送風機モータ22、車室内
の空調操作パネルに設けられた温度設定ボリューム24
或いは空調用スイッチ25なども制御装置28に接続さ
れている。尚、28Aは制御装置28の制御回路が設け
られた制御回路基板28Aである。
【0013】ここで、制御装置28はPAM(Puls
e Amplitude Modulation:パル
ス振幅変調)により車載バッテリー5電圧(DC230
V)を希望の電圧に昇圧し、inverterによって
コンプレッサモータ11駆動電圧に変換してコンプレッ
サ10を回転駆動させるが、PAMとinverter
が一つのモジュールとして納められている図示しないハ
イブリッドIC(HIC)は非常に高温になってしま
う。このため、HICは後述する冷却ボックス29に取
り付けられる。
e Amplitude Modulation:パル
ス振幅変調)により車載バッテリー5電圧(DC230
V)を希望の電圧に昇圧し、inverterによって
コンプレッサモータ11駆動電圧に変換してコンプレッ
サ10を回転駆動させるが、PAMとinverter
が一つのモジュールとして納められている図示しないハ
イブリッドIC(HIC)は非常に高温になってしま
う。このため、HICは後述する冷却ボックス29に取
り付けられる。
【0014】また、制御装置28にはコンプレッサ10
の回転数に比例して回転するAUTOと、一定割合で
1.2.3の3段階に室内送風機21の回転数を変化さ
せ、車室内に吹き出す送風量をマニュアルで決定するブ
ロアファンスイッチ26が接続されている。尚、25A
はコンプレッサ10が運転されている時に点灯する運転
LED、27はバッテリー(DC12V)で図示しない
前照灯、方向指示器、ラジオ或いは制御装置28などを
動作させるための電源である。
の回転数に比例して回転するAUTOと、一定割合で
1.2.3の3段階に室内送風機21の回転数を変化さ
せ、車室内に吹き出す送風量をマニュアルで決定するブ
ロアファンスイッチ26が接続されている。尚、25A
はコンプレッサ10が運転されている時に点灯する運転
LED、27はバッテリー(DC12V)で図示しない
前照灯、方向指示器、ラジオ或いは制御装置28などを
動作させるための電源である。
【0015】前記自動車1には図2に示す如く、エンジ
ン2と走行用モータ3と発電器4とが設けられており、
走行用モータ3はモータ制御用インバータ3Aを介して
車載バッテリー(DC230V)5に接続されると共
に、発電器4は発電用インバータ4Aを介して車載バッ
テリー5に接続されている。エンジン2と走行用モータ
3と発電器4とには図示しないトルク分割機構が接続さ
れ、トルク分割機構は走行用モータ3と発電器4、及
び、エンジン2と走行用モータ3の回転を一つに合わせ
て、後述する無段変速機6を駆動する。尚、トルク分割
機構にて走行用モータ3と発電器4、及び、エンジン2
と走行用モータ3の回転を一つに合わせて無段変速機6
を駆動する技術については周知の技術であるため詳細な
説明を省略する。
ン2と走行用モータ3と発電器4とが設けられており、
走行用モータ3はモータ制御用インバータ3Aを介して
車載バッテリー(DC230V)5に接続されると共
に、発電器4は発電用インバータ4Aを介して車載バッ
テリー5に接続されている。エンジン2と走行用モータ
3と発電器4とには図示しないトルク分割機構が接続さ
れ、トルク分割機構は走行用モータ3と発電器4、及
び、エンジン2と走行用モータ3の回転を一つに合わせ
て、後述する無段変速機6を駆動する。尚、トルク分割
機構にて走行用モータ3と発電器4、及び、エンジン2
と走行用モータ3の回転を一つに合わせて無段変速機6
を駆動する技術については周知の技術であるため詳細な
説明を省略する。
【0016】係る走行用モータ3は主にエンジン2での
ガソリン効率の悪い発進時、低速時にエンジン2の駆動
力より多く使用され、ガソリン効率の良い高速に移るに
つれて、エンジン2主導で動作する。また、エンジン2
主導時は発電器4で発電された電力が車載バッテリー5
及びバッテリー27に充電される。また、発電器4はエ
ンジン2回転中の発電作用の他、エンジン2始動時にス
タータとしても利用される。
ガソリン効率の悪い発進時、低速時にエンジン2の駆動
力より多く使用され、ガソリン効率の良い高速に移るに
つれて、エンジン2主導で動作する。また、エンジン2
主導時は発電器4で発電された電力が車載バッテリー5
及びバッテリー27に充電される。また、発電器4はエ
ンジン2回転中の発電作用の他、エンジン2始動時にス
タータとしても利用される。
【0017】前記無段変速機(CVT機構(Conti
nuously VariableTransmiss
ion))6は車輪7に接続されている。そして、エン
ジン2或いは走行用モータ3は無段変速機6を介して車
輪7を回転させて、自動車1を走行させる。尚、エンジ
ン2或いは走行用モータ3にて駆動される無段変速機6
にて車輪7を回転させ自動車1を走行させる技術につい
ては従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略す
る。
nuously VariableTransmiss
ion))6は車輪7に接続されている。そして、エン
ジン2或いは走行用モータ3は無段変速機6を介して車
輪7を回転させて、自動車1を走行させる。尚、エンジ
ン2或いは走行用モータ3にて駆動される無段変速機6
にて車輪7を回転させ自動車1を走行させる技術につい
ては従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略す
る。
【0018】ここで、主制御装置8は、前述同様PAM
により車載バッテリー5電圧(DC230V)を所定の
電圧に昇圧して、inverter(モータ制御用イン
バータ3A)によって走行用モータ3駆動電圧に変換
し、走行用モータ3を回転させるが、この場合もPAM
とinverterが一つのモジュールとして納められ
ている図示しないHICは非常に高温になってしまう。
このため、HICは後述する冷却ボックス29に取り付
けられる。
により車載バッテリー5電圧(DC230V)を所定の
電圧に昇圧して、inverter(モータ制御用イン
バータ3A)によって走行用モータ3駆動電圧に変換
し、走行用モータ3を回転させるが、この場合もPAM
とinverterが一つのモジュールとして納められ
ている図示しないHICは非常に高温になってしまう。
このため、HICは後述する冷却ボックス29に取り付
けられる。
【0019】また、制御装置28は図3に示す如き主制
御回路基板8Aに接続され、主制御回路基板8Aはコン
プレッサ10駆動信号を生成している。そして、制御装
置28は主制御装置8から得たコンプレッサモータ11
の誘起電圧からコンプレッサモータ11の回転子の位置
検出を行ない、マイクロコンピュータで次の励磁パター
ンを作るインバータで、コンプレッサモータ11の回転
制御を行なう。尚、主制御回路基板8Aには温度センサ
32Aが取り付けられており、この温度センサ32Aは
制御装置28に接続されている。また、主制御回路基板
8Aには車載バッテリー5、コンプレッサモータ11な
どが接続されている。
御回路基板8Aに接続され、主制御回路基板8Aはコン
プレッサ10駆動信号を生成している。そして、制御装
置28は主制御装置8から得たコンプレッサモータ11
の誘起電圧からコンプレッサモータ11の回転子の位置
検出を行ない、マイクロコンピュータで次の励磁パター
ンを作るインバータで、コンプレッサモータ11の回転
制御を行なう。尚、主制御回路基板8Aには温度センサ
32Aが取り付けられており、この温度センサ32Aは
制御装置28に接続されている。また、主制御回路基板
8Aには車載バッテリー5、コンプレッサモータ11な
どが接続されている。
【0020】一方、図5に冷却ボックス29を示してい
る。該冷却ボックス29は車室外に取り付けられると共
に、内部には前記空調用制御装置28の制御回路基板2
8Aと、自動車1の駆動系を制御する主制御装置8の主
制御回路基板8Aとが内蔵されている。冷却ボックス2
9は一側を開口する筺体29Bと、筺体29Bの開口を
閉塞すると共に開口より少許大きな固定板29Aとから
構成されている。固定板29Aは熱伝導率の良好な金属
にて構成されており、固定板29Aには所定の厚さ、所
定の幅、所定の長さの熱交換フィン30が複数設けられ
ている。この熱交換フィン30は筺体29Bの反対面に
設けられると共に、筺体29Bの離間側に延在してい
る。
る。該冷却ボックス29は車室外に取り付けられると共
に、内部には前記空調用制御装置28の制御回路基板2
8Aと、自動車1の駆動系を制御する主制御装置8の主
制御回路基板8Aとが内蔵されている。冷却ボックス2
9は一側を開口する筺体29Bと、筺体29Bの開口を
閉塞すると共に開口より少許大きな固定板29Aとから
構成されている。固定板29Aは熱伝導率の良好な金属
にて構成されており、固定板29Aには所定の厚さ、所
定の幅、所定の長さの熱交換フィン30が複数設けられ
ている。この熱交換フィン30は筺体29Bの反対面に
設けられると共に、筺体29Bの離間側に延在してい
る。
【0021】また、固定板29Aは所定の厚さを呈して
おり、この固定板29Aに冷却手段としての冷却水(不
凍液など)が流通する冷却用水回路31が設けられてい
る。この冷却用水回路31は固定板29A内に設けられ
ると共に、冷却用水回路31には循環モータ32が設け
られている。そして、固定板29Aに制御回路基板28
Aと主制御回路基板8Aに設けられた両HICの裏面が
密着固定されている。尚、冷却用水回路31は車室外に
設けられ冷却ファンを備えた水冷式のラジエータ(図示
せず)に接続されており、このラジエータによって冷却
用水回路31内の冷却水は放熱される。また、循環モー
タ32は制御装置28に接続されている。
おり、この固定板29Aに冷却手段としての冷却水(不
凍液など)が流通する冷却用水回路31が設けられてい
る。この冷却用水回路31は固定板29A内に設けられ
ると共に、冷却用水回路31には循環モータ32が設け
られている。そして、固定板29Aに制御回路基板28
Aと主制御回路基板8Aに設けられた両HICの裏面が
密着固定されている。尚、冷却用水回路31は車室外に
設けられ冷却ファンを備えた水冷式のラジエータ(図示
せず)に接続されており、このラジエータによって冷却
用水回路31内の冷却水は放熱される。また、循環モー
タ32は制御装置28に接続されている。
【0022】そして、自動車1が走行すると主制御回路
基板8Aに設けられたHICは自己発熱して温度上昇し
て行くが、熱交換フィン30は自動車1の走行による風
によって冷却されこれによってHICは放熱し冷却され
る。主制御回路基板8Aに設けられたHICの温度が自
動車1の走行による風で放熱しても自己発熱して更に温
度上昇する場合、制御装置28は温度センサ32Aが所
定の温度以上に上昇したのを検出して循環モータ32を
駆動し冷却用水回路31中の冷却水を循環させる。
基板8Aに設けられたHICは自己発熱して温度上昇し
て行くが、熱交換フィン30は自動車1の走行による風
によって冷却されこれによってHICは放熱し冷却され
る。主制御回路基板8Aに設けられたHICの温度が自
動車1の走行による風で放熱しても自己発熱して更に温
度上昇する場合、制御装置28は温度センサ32Aが所
定の温度以上に上昇したのを検出して循環モータ32を
駆動し冷却用水回路31中の冷却水を循環させる。
【0023】これにより、冷却水は固定板29Aから熱
を奪って固定板29Aに密着固定された主制御装置8の
HICを冷却している。また、固定板29Aには空調用
制御装置28のHICも密着固定しているので、空調用
制御装置28のHICも冷却されるので、両HICが高
温になって損傷してしまう不都合を防止することができ
る。即ち、冷却ボックス29の固定板29A内に冷却用
水回路31を設け、この冷却用水回路31に設けられた
循環モータ32によって冷却水を循環させている。これ
により、制御回路基板28Aに設けられたHICと主制
御回路基板8Aに設けられたHICとが冷却され、それ
らが高温になって損傷してしまうのを防止している。
を奪って固定板29Aに密着固定された主制御装置8の
HICを冷却している。また、固定板29Aには空調用
制御装置28のHICも密着固定しているので、空調用
制御装置28のHICも冷却されるので、両HICが高
温になって損傷してしまう不都合を防止することができ
る。即ち、冷却ボックス29の固定板29A内に冷却用
水回路31を設け、この冷却用水回路31に設けられた
循環モータ32によって冷却水を循環させている。これ
により、制御回路基板28Aに設けられたHICと主制
御回路基板8Aに設けられたHICとが冷却され、それ
らが高温になって損傷してしまうのを防止している。
【0024】次に、自動車1用空気調和装置9の動作を
説明する。以下自動車1はエンジン2を搭載していない
電気自動車(図1よりエンジン2を取り除いた自動車)
で説明する。また、コンプレッサモータ11と室外送風
機モータ16は車載バッテリー5より給電されると共
に、車載バッテリー5及びバッテリー27は満充電され
ているものとする。空気調和装置9が運転されると制御
装置28はコンプレッサモータ11の回転数を制御して
コンプレッサ10の運転を行なう。これによって、コン
プレッサ10で圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒
は配管10Aから凝縮器13に流入し、室外送風機15
の送風によって凝縮器13は車室外で冷却される(図1
中抜き矢印)。凝縮器13に流入したガス冷媒はそこで
放熱して凝縮液化された後、受液器17に流入する。受
液器17に一旦貯溜された液冷媒は、配管17Aを経て
膨張弁18に至り、そこで絞られた後、蒸発器19に流
入する。
説明する。以下自動車1はエンジン2を搭載していない
電気自動車(図1よりエンジン2を取り除いた自動車)
で説明する。また、コンプレッサモータ11と室外送風
機モータ16は車載バッテリー5より給電されると共
に、車載バッテリー5及びバッテリー27は満充電され
ているものとする。空気調和装置9が運転されると制御
装置28はコンプレッサモータ11の回転数を制御して
コンプレッサ10の運転を行なう。これによって、コン
プレッサ10で圧縮され吐出された高温高圧のガス冷媒
は配管10Aから凝縮器13に流入し、室外送風機15
の送風によって凝縮器13は車室外で冷却される(図1
中抜き矢印)。凝縮器13に流入したガス冷媒はそこで
放熱して凝縮液化された後、受液器17に流入する。受
液器17に一旦貯溜された液冷媒は、配管17Aを経て
膨張弁18に至り、そこで絞られた後、蒸発器19に流
入する。
【0025】蒸発器19に流入した冷媒はそこで蒸発
し、その時に周囲から熱を吸収することにより冷却作用
を発揮すると共に室内送風機21の送風によって車室内
を冷却して空調を行なう(図1中抜き矢印)。蒸発器1
9を出た冷媒はアキュムレータ(図示せず)に入り、そ
こで未蒸発液冷媒を気液分離された後、ガス冷媒のみが
コンプレッサ10に吸い込まれ、再度コンプレッサ10
で圧縮され吐出される冷凍サイクルを繰り返す。尚、コ
ンプレッサ10によって車室内の空調を行なう技術につ
いては従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略
する。
し、その時に周囲から熱を吸収することにより冷却作用
を発揮すると共に室内送風機21の送風によって車室内
を冷却して空調を行なう(図1中抜き矢印)。蒸発器1
9を出た冷媒はアキュムレータ(図示せず)に入り、そ
こで未蒸発液冷媒を気液分離された後、ガス冷媒のみが
コンプレッサ10に吸い込まれ、再度コンプレッサ10
で圧縮され吐出される冷凍サイクルを繰り返す。尚、コ
ンプレッサ10によって車室内の空調を行なう技術につ
いては従来より周知の技術であるため詳細な説明を省略
する。
【0026】係る走行用モータ3を制御する主制御装置
8と空気調和装置9の空調用制御装置28を単一の冷却
ボックス29内に収納し、この冷却ボックス29内に収
納した制御回路基板28Aと主制御回路基板8Aに設け
られた両HICを循環モータ32によって循環する冷却
水によって冷却している。これにより、従来のように主
制御装置8用冷却ボックスと空調用制御装置28用冷却
ボックスをそれぞれ別々に手配する必要もなくなる。従
って、主制御装置8と空調用制御装置28を単一の冷却
ボックス29にて冷却することができるので、冷却ボッ
クス29の冷媒回路を簡素化することができるようにな
る。
8と空気調和装置9の空調用制御装置28を単一の冷却
ボックス29内に収納し、この冷却ボックス29内に収
納した制御回路基板28Aと主制御回路基板8Aに設け
られた両HICを循環モータ32によって循環する冷却
水によって冷却している。これにより、従来のように主
制御装置8用冷却ボックスと空調用制御装置28用冷却
ボックスをそれぞれ別々に手配する必要もなくなる。従
って、主制御装置8と空調用制御装置28を単一の冷却
ボックス29にて冷却することができるので、冷却ボッ
クス29の冷媒回路を簡素化することができるようにな
る。
【0027】このように、主制御装置8と空調用制御装
置28を単一の冷却ボックス29内に収納し、この冷却
ボックス29を冷凍サイクルにて冷却するようにしてい
るので、従来のように主制御装置8と空調用制御装置2
8をそれぞれ別々の冷却ボックス29に収納して冷却し
なければならない不都合も解消される。また、主制御装
置8と空調用制御装置28とを収納した冷却ボックス2
9の固定板29Aに冷却用水回路31を設けて、主制御
装置8と空調用制御装置28を冷却する冷却用水回路3
1を単一化しているので、冷却ボックス29の冷媒回路
が簡素化できて、自動車1の生産性及び設置作業性の大
幅な省力化を行なうことができるようになる。
置28を単一の冷却ボックス29内に収納し、この冷却
ボックス29を冷凍サイクルにて冷却するようにしてい
るので、従来のように主制御装置8と空調用制御装置2
8をそれぞれ別々の冷却ボックス29に収納して冷却し
なければならない不都合も解消される。また、主制御装
置8と空調用制御装置28とを収納した冷却ボックス2
9の固定板29Aに冷却用水回路31を設けて、主制御
装置8と空調用制御装置28を冷却する冷却用水回路3
1を単一化しているので、冷却ボックス29の冷媒回路
が簡素化できて、自動車1の生産性及び設置作業性の大
幅な省力化を行なうことができるようになる。
【0028】次に、図6にもう一つの自動車1用空気調
和装置9の実施例を説明する。この場合、自動車1は大
型のもので車室内前後には蒸発器19、59がそれぞれ
設けられ、これらの蒸発器19、59によって車室内全
体が好適に空調できるように構成されている。即ち、自
動車1には前述同様の環状の冷媒回路が設けられ、この
冷媒回路の受液器17の出口側の配管17Aから分岐し
て減圧装置としての膨張弁58に接続され、膨張弁58
は室内熱交換器(冷却器)としての蒸発器59に接続さ
れている。
和装置9の実施例を説明する。この場合、自動車1は大
型のもので車室内前後には蒸発器19、59がそれぞれ
設けられ、これらの蒸発器19、59によって車室内全
体が好適に空調できるように構成されている。即ち、自
動車1には前述同様の環状の冷媒回路が設けられ、この
冷媒回路の受液器17の出口側の配管17Aから分岐し
て減圧装置としての膨張弁58に接続され、膨張弁58
は室内熱交換器(冷却器)としての蒸発器59に接続さ
れている。
【0029】そして、蒸発器59の出口側はコンプレッ
サ10の吸込側の配管10Bに接続され環状の冷凍サイ
クル(冷媒回路)を構成している。また、蒸発器59に
は温度センサ60、室内送風機61、室内送風機モータ
62、温度センサ63が設けられ、温度センサ60、室
内送風機モータ62及び温度センサ63はそれぞれ制御
装置28に接続されている。即ち、前述の膨張弁18と
蒸発器19に並列に膨張弁58と蒸発器59が設けられ
ている。
サ10の吸込側の配管10Bに接続され環状の冷凍サイ
クル(冷媒回路)を構成している。また、蒸発器59に
は温度センサ60、室内送風機61、室内送風機モータ
62、温度センサ63が設けられ、温度センサ60、室
内送風機モータ62及び温度センサ63はそれぞれ制御
装置28に接続されている。即ち、前述の膨張弁18と
蒸発器19に並列に膨張弁58と蒸発器59が設けられ
ている。
【0030】そして、受液器17の出口側の配管17A
から分岐した蒸発器59も制御装置28によって前述同
様大型自動車の車室内の空調が行なわれる。この場合
も、主制御装置8と空調用制御装置28を単一の冷却ボ
ックス29にて冷却することができるので、冷却ボック
ス29の冷媒回路を簡素化することができるようにな
る。これによって自動車1の生産性及び設置作業性の大
幅な省力化を行なうことができるようになる。
から分岐した蒸発器59も制御装置28によって前述同
様大型自動車の車室内の空調が行なわれる。この場合
も、主制御装置8と空調用制御装置28を単一の冷却ボ
ックス29にて冷却することができるので、冷却ボック
ス29の冷媒回路を簡素化することができるようにな
る。これによって自動車1の生産性及び設置作業性の大
幅な省力化を行なうことができるようになる。
【0031】尚、実施例では自動車1を電気自動車(E
V)で説明したがこれに限らず、自動車1はハイブリッ
ドカー(HEV)、燃料電池自動車(FCEV)などで
も差し支えない。
V)で説明したがこれに限らず、自動車1はハイブリッ
ドカー(HEV)、燃料電池自動車(FCEV)などで
も差し支えない。
【0032】また、温度センサ20で蒸発器19の冷媒
出口温度を検出し、温度センサ23で室内送風機21か
ら車室内に吹き出される空気の温度を検出するようにし
たが、これに限らず、蒸発器19の冷媒出口側温度と室
内送風機21の送風温度は略同一温度になるので、温度
センサ23を削除して温度センサ20だけで車室内に吹
き出される空気の温度を検出するための温度センサ23
を兼ねコストの低減を図るようにしても差し支えない。
出口温度を検出し、温度センサ23で室内送風機21か
ら車室内に吹き出される空気の温度を検出するようにし
たが、これに限らず、蒸発器19の冷媒出口側温度と室
内送風機21の送風温度は略同一温度になるので、温度
センサ23を削除して温度センサ20だけで車室内に吹
き出される空気の温度を検出するための温度センサ23
を兼ねコストの低減を図るようにしても差し支えない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、電気
自動車の車室外に設けられたコンプレッサ及び室外熱交
換器と電気自動車の車室内に設けられた室内熱交換器な
どから構成される冷凍サイクルと、車載バッテリーによ
り給電され、コンプレッサを駆動するためのコンプレッ
サモータと、該コンプレッサモータの運転を制御する空
調用制御装置とを有する空気調和装置を備え、主制御装
置及び空調用制御装置を単一の冷却ボックス内に収納
し、冷却手段にて冷却ボックスを冷却するようにしてい
るので、走行用モータを制御する主制御装置と空気調和
装置の空調用制御装置を単一の冷却ボックスにて冷却す
ることが可能となる。これにより、例えば従来のように
主制御装置用冷却ボックスと空調用制御装置用冷却ボッ
クスをそれぞれ別々に手配する必要もなくなるので冷却
ボックスを作製する手間を省くことが可能となる。従っ
て、主制御装置と空調用制御装置を単一の冷却ボックス
にて冷却することができるので、冷却ボックスの生産性
及び設置作業性の大幅な省力化を行なうことができ、電
気自動車の利便性を極めて向上させることができるよう
になるものである。
自動車の車室外に設けられたコンプレッサ及び室外熱交
換器と電気自動車の車室内に設けられた室内熱交換器な
どから構成される冷凍サイクルと、車載バッテリーによ
り給電され、コンプレッサを駆動するためのコンプレッ
サモータと、該コンプレッサモータの運転を制御する空
調用制御装置とを有する空気調和装置を備え、主制御装
置及び空調用制御装置を単一の冷却ボックス内に収納
し、冷却手段にて冷却ボックスを冷却するようにしてい
るので、走行用モータを制御する主制御装置と空気調和
装置の空調用制御装置を単一の冷却ボックスにて冷却す
ることが可能となる。これにより、例えば従来のように
主制御装置用冷却ボックスと空調用制御装置用冷却ボッ
クスをそれぞれ別々に手配する必要もなくなるので冷却
ボックスを作製する手間を省くことが可能となる。従っ
て、主制御装置と空調用制御装置を単一の冷却ボックス
にて冷却することができるので、冷却ボックスの生産性
及び設置作業性の大幅な省力化を行なうことができ、電
気自動車の利便性を極めて向上させることができるよう
になるものである。
【図1】本発明の電気自動車に取り付けた空気調和装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】本発明の電気自動車の駆動系の構成図である。
【図3】本発明の電気自動車のに取り付けた空気調和装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図4】本発明の電気自動車に取り付けた空気調和装置
の回路図である。
の回路図である。
【図5】冷却ボックスの縦断側面図である。
【図6】電気自動車に取り付けたもう一つの空気調和装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
1 自動車 3 走行用モータ 3A モータ制御用インバータ 4 発電器 5 車載バッテリー 8 主制御装置 9 空気調和装置 10 コンプレッサ 11 コンプレッサモータ 12 温度センサ 13 凝縮器 14 温度センサ 15 室外送風機 16 室外送風機モータ 17 受液器 18 膨張弁 19 蒸発器 20 温度センサ 21 室内送風機 22 室内送風機モータ 23 温度センサ 25 空調用スイッチ 27 バッテリー 28 制御装置 29 冷却ボックス 29A 固定板 29B 筺体 30 熱交換フィン 31 冷却用水回路 32 循環モータ 32A 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田垣 和久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H115 PA11 PC06 PG04 PI13 PI18 PI29 PI30 PU08 PU25 PV09 QA01 QA05 QE01 RB08 RB22 RE13 SE04 SE05 SE08 TO05 UI40
Claims (1)
- 【請求項1】 車載バッテリーより給電され、主制御装
置にて駆動制御される走行用モータにて走行する電気自
動車において、 前記電気自動車の車室外に設けられたコンプレッサ及び
室外熱交換器と前記電気自動車の車室内に設けられた室
内熱交換器などから構成される冷凍サイクルと、前記車
載バッテリーにより給電され、前記コンプレッサを駆動
するためのコンプレッサモータと、該コンプレッサモー
タの運転を制御する空調用制御装置とを有する空気調和
装置を備え、 前記主制御装置及び前記空調用制御装置を単一の冷却ボ
ックス内に収納し、冷却手段にて前記冷却ボックスを冷
却することを特徴とする電気自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262791A JP2002067664A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 電気自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262791A JP2002067664A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 電気自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002067664A true JP2002067664A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18750421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000262791A Pending JP2002067664A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 電気自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002067664A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005226555A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Toyota Motor Corp | 冷却システム |
JP2007244035A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Toshiba Corp | 電気車制御装置 |
JP2010235015A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ptcヒータの搭載構造 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000262791A patent/JP2002067664A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005226555A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Toyota Motor Corp | 冷却システム |
JP2007244035A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Toshiba Corp | 電気車制御装置 |
JP2010235015A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ptcヒータの搭載構造 |
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