JP2002067156A - 鋼管ライニング用樹脂管、その製造方法およびライニング鋼管 - Google Patents

鋼管ライニング用樹脂管、その製造方法およびライニング鋼管

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JP2002067156A
JP2002067156A JP2000261955A JP2000261955A JP2002067156A JP 2002067156 A JP2002067156 A JP 2002067156A JP 2000261955 A JP2000261955 A JP 2000261955A JP 2000261955 A JP2000261955 A JP 2000261955A JP 2002067156 A JP2002067156 A JP 2002067156A
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resin
steel pipe
lining
pipe
adhesive layer
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JP2000261955A
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Inventor
Kenji Ikeda
賢士 池田
Hitoshi Sugiyama
斉 杉山
Susumu Koseki
進 小関
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CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂管と接着剤層との界面の接着強度が高
く、鋼管の内周壁への接着性に優れ、そして表面の耐ブ
ロッキング性に優れた鋼管ライニング用樹脂管、その製
造方法、およびライニング鋼管を提供する。 【解決手段】 塩化ビニル樹脂の樹脂管2と、樹脂管2
の外周壁に積層された、エチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂およびホットメルト用ポリアミド系樹脂を含有する
第1の接着剤層3と、第1の接着剤層3の外面に積層さ
れた、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体を含有す
る第2の接着剤層4とを有する鋼管ライニング用樹脂管
1、および樹脂管2の外周壁に第1のホットメルト接着
剤および第2のホットメルト接着剤を共押出して、第1
の接着剤層3および第2の接着剤層4を形成する鋼管ラ
イニング用樹脂管1の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管、排水管な
どの鋼管の内周壁を被覆するための鋼管ライニング用樹
脂管、その製造方法、および内周壁に鋼管ライニング用
樹脂管をライニングしたライニング鋼管に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼管の内周壁に塩化ビニル樹脂からなる
樹脂管がライニングされたライニング鋼管は、金属の強
度と、塩化ビニル樹脂の耐腐食性、耐薬品性を兼ね備え
た鋼管であり、ビル等の建物内部の水道管、排水管など
として使用されている。
【0003】このライニング鋼管は、例えば、塩化ビニ
ル樹脂からなる樹脂管の外周壁に接着剤層が積層された
鋼管ライニング用樹脂管を鋼管内に挿入し、この鋼管を
引き絞りなどの冷間加工等を行って縮径させ、鋼管と樹
脂管を圧接させる方法;塩化ビニル樹脂からなる樹脂管
の外周壁に接着剤層が積層された鋼管ライニング用樹脂
管を鋼管内に挿入し、樹脂管を加熱して膨張、拡径さ
せ、鋼管の内周壁に接着させる方法などによって製造す
ることができる。
【0004】鋼管と樹脂管との接着に用いられる接着剤
としては、水系接着剤、溶剤型接着剤、ホットメルト接
着剤などが挙げられる。中でも、常温での取扱いが容易
で、接着性能が比較的良好なホットメルト接着剤が一般
に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ホットメルト接着剤と
しては、エチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とした
接着剤がよく用いられている。しかしながら、エチレン
−酢酸ビニル共重合体を主成分とした接着剤は、鋼管お
よび樹脂管の双方に対する接着性が十分とはいえず、ま
た、高温や低温に長時間曝されたり、低温で衝撃を与え
られると、鋼管または樹脂管と接着剤層との界面で剥離
が発生するという問題を有していた。
【0006】接着性が改良された接着剤としては、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体に合成Waxをブレンドした
ブレンドタイプの接着剤が知られている。しかしなが
ら、このブレンドタイプの接着剤も、鋼管および樹脂管
の双方に対する接着性がいまだ十分とはいえず、低温で
衝撃を与えられると、鋼管または樹脂管と接着剤層との
界面で剥離が発生するという問題を有していた。
【0007】また、これらエチレン−酢酸ビニル共重合
体を主成分とした接着剤は、融点が低く、表面がべたつ
いたり、柔らかくなったりする。そのため、このホット
メルト接着剤からなる接着剤層が形成された鋼管ライニ
ング用樹脂管は、耐ブロッキング性が悪く、輸送の際、
表面にゴミが付いたり、表面にへこみができたりして、
鋼管への接着性が低下してしまうという問題も有してい
た。
【0008】よって、本発明の目的は、樹脂管と接着剤
層との界面の接着強度が高く、鋼管の内周壁への接着性
に優れ、そして表面の耐ブロッキング性に優れた鋼管ラ
イニング用樹脂管、このような鋼管ライニング用樹脂管
を低コストで得ることができる製造方法、および鋼管と
樹脂管との間の接着性に優れたライニング鋼管を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の鋼管ライニング
用樹脂管は、塩化ビニル樹脂からなる樹脂管と、この樹
脂管の外周壁に積層された、エチレン−酢酸ビニル共重
合体およびホットメルト用ポリアミド系樹脂を含有する
第1のホットメルト接着剤からなる第1の接着剤層と、
この第1の接着剤層の外面に積層された、エチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体を含有する第2のホットメ
ルト接着剤からなる第2の接着剤層とを有することを特
徴とする。
【0010】また、前記第1のホットメルト接着剤は、
エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体をさらに含有す
ることが望ましい。また、前記樹脂管は、熱膨張性を有
する塩化ビニル樹脂からなることが望ましい。また、前
記エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体は、エチレン
−メタアクリル酸共重合体であることが望ましい。
【0011】また、本発明の鋼管ライニング用樹脂管の
製造方法は、塩化ビニル樹脂からなる樹脂管を押出成形
する工程と、この樹脂管の外周壁に、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体およびホットメルト用ポリアミド系樹脂を
含有する第1のホットメルト接着剤と、エチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体を含有する第2のホットメルト
接着剤とを、第1のホットメルト接着剤が樹脂管側にな
るように管状に共押出して、第1の接着剤層および第2
の接着剤層を形成する工程とを有することを特徴とす
る。また、本発明のライニング鋼管は、本発明の鋼管ラ
イニング用樹脂管が、鋼管の内周壁にライニングされて
いることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の鋼管ライニング用樹脂管の一例を示す
断面図である。この鋼管ライニング用樹脂管1は、樹脂
管2と、この樹脂管2の外周壁に積層された第1の接着
剤層3と、この第1の接着剤層3の外面に積層された第
2のホットメルト接着剤からなる第2の接着剤層4とを
有して概略構成される。
【0013】樹脂管2は、塩化ビニル樹脂からなるもの
であり、鋼管の内周壁へのライニングのしやすさの点
で、熱膨張性を有する塩化ビニル樹脂からなるものが好
ましい。この樹脂管2の外径は、鋼管の内径よりもやや
小径に設定されている。塩化ビニル樹脂としては、通常
のライニング鋼管に使用されている塩化ビニル樹脂であ
れば、いずれのものも用いることができる。
【0014】第1の接着剤層3は、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体と、ホットメルト用ポリアミド系樹脂とを含
有する第1のホットメルト接着剤からなる層である。エ
チレン−酢酸ビニル共重合体としては、例えば、酢酸ビ
ニル含量15〜50重量%、好ましくは20〜35重量
%のエチレン−酢酸ビニル共重合体が用いられる。
【0015】ホットメルト用ポリアミド系樹脂とは、酸
アミドを繰り返し単位にもつ高分子である。中でも、ダ
イマー酸とジアミンとからなるポリアミド樹脂であっ
て、アミン価が3〜30、軟化点が90℃以上、粘度が
300(cps,200℃)以上のポリアミド樹脂が好
適に用いられる。このようなポリアミド系樹脂として
は、例えば、大豆油、桐油、トール油等の脂肪酸の二量
体であるダイマー酸と、エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン等のアルキルジアミンとの反応生成物が挙げ
られる。ホットメルト用ポリアミド系樹脂の具体例とし
ては、トーマイド(富士化成工業社製)、ニューマイド
(ハリマ化成社製)、マクロメルト(ヘンケル白水社
製)などが挙げられる。
【0016】上記第1のホットメルト接着剤の全樹脂成
分中のエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有量は、40
〜80重量%、好ましくは45〜70重量%の範囲であ
り、ホットメルト用ポリアミド系樹脂の含有量は、20
〜60重量%、好ましくは30〜55重量%の範囲であ
る。このホットメルト用ポリアミド系樹脂の含有量が6
0重量%を超えると耐水性が劣るようになり、また20
重量%未満であると樹脂管に対する高温時や低温時の接
着性が低下するおそれがある。
【0017】第1のホットメルト接着剤には、必要に応
じて第2のホットメルト接着剤で使用されるエチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体を含有させてもよい。この
エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体は、第1のホッ
トメルト接着剤(第1の接着剤層)と第2のホットメル
ト接着剤(第2の接着剤層)との接着性を改良するもの
である。このようなエチレン−(メタ)アクリル酸共重
合体としては、エチレン−メタアクリル酸共重合体(E
MAA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)が
挙げられ、上記のエチレン−酢酸ビニル共重合体および
ホットメルト用ポリアミド系樹脂の一部を上記のエチレ
ン−(メタ)アクリル酸共重合体に置き換えて使用する
ことができる。
【0018】このエチレン−(メタ)アクリル酸共重合
体の含有量は、上記第1のホットメルト接着剤の全樹脂
成分中、0〜40重量%、好ましくは10〜35重量%
の範囲で用いられる。この含有量が40重量%を超える
と、樹脂管に対する接着性が低下するので好ましくな
い。
【0019】第1のホットメルト接着剤の具体例として
は、MK−26(コニシ社製)などの市販のホットメル
ト接着剤が挙げられる。
【0020】第1のホットメルト接着剤には、これらの
他に必要に応じて、タルク等の充填剤、他の合成樹脂、
粘着付与剤、粘稠化剤、着色剤、酸化防止剤、老化防止
剤などを添加してもよい。第1の接着剤層の厚さは、樹
脂管2や鋼管の径、ライニング鋼管の用途などに応じ
て、適宜選択され、特に限定はされないが、通常、30
〜70μmの範囲とされることが好ましい。
【0021】第2の接着剤層4は、エチレン−(メタ)
アクリル酸共重合体を主成分として含有する第2のホッ
トメルト接着剤からなる層である。エチレン−(メタ)
アクリル酸共重合体としては、鋼管に対する接着強度が
高く、ブロッキングを起こさない比較的高融点のものが
用いられる。このようなエチレン−(メタ)アクリル酸
共重合体としては、エチレン−メタアクリル酸共重合体
(EMAA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EA
A)が挙げられ、(メタ)アクリル酸含量5〜20重量
%、好ましくは7〜18重量%のエチレン−メタアクリ
ル酸共重合体が好適に用いられる。
【0022】第2のホットメルト接着剤におけるエチレ
ン−(メタ)アクリル酸共重合体の含有量は、第2のホ
ットメルト接着剤の全樹脂成分中の70〜100重量
%、好ましくは80〜100重量%の範囲である。必要
に応じて、上記第1のホットメルト接着剤で使用される
エチレン−酢酸ビニル共重合体を30重量%以下、好ま
しくは20重量%以下の量を配合することができる。こ
のエチレン−酢酸ビニル共重合体の含有量が30重量%
を超えると鋼管に対する接着性が低下し、第2のホット
メルト接着剤(第2の接着剤層)の表面の耐ブロッキン
グ性に劣るようになるので好ましくない。
【0023】第2のホットメルト接着剤の具体例として
は、MK−30(コニシ社製)などの市販のホットメル
ト接着剤が挙げられる。
【0024】第2のホットメルト接着剤には、これらの
他に必要に応じて、タルク等の充填剤、他の合成樹脂、
粘着付与剤、粘稠化剤、着色剤、酸化防止剤、老化防止
剤などを添加してもよい。第2の接着剤層の厚さは、樹
脂管2や鋼管の径、ライニング鋼管の用途などに応じ
て、適宜選択され、特に限定はされないが、通常、30
〜70μmの範囲とされることが好ましい。
【0025】このような鋼管ライニング用樹脂管1によ
れば、塩化ビニル樹脂からなる樹脂管2に対するエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体の接着性を、ホットメルト用ポ
リアミド系樹脂の配合により改良しているので、樹脂管
2と第1の接着剤層3との界面の接着強度が従来のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体に合成Waxをブレンドした
ブレンドタイプの接着剤を用いたものよりも高い。ま
た、第1の接着剤層3の外面に、鋼管に対する接着強度
が高いエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体を含有す
る第2の接着剤層4が形成されているので、鋼管の内周
壁にライニングした際、鋼管の内周壁への接着性に優れ
る。さらに、第2の接着剤層4に含まれるエチレン−
(メタ)アクリル酸共重合体が比較的高融点の樹脂であ
るので、表面の耐ブロッキング性に優れる。
【0026】また、第1の接着剤層3に含まれるホット
メルト用ポリアミド系樹脂は、吸湿性を有しているが、
第1の接着剤層3の外面に第2の接着剤層4が形成され
ているので、ホットメルト用ポリアミド系樹脂の吸湿を
防ぎことができ、鋼管の内周壁にライニングする際に、
吸湿したポリアミド系樹脂から発生する水蒸気による樹
脂管2と鋼管との剥離が発生することもない。
【0027】次に、本発明の鋼管ライニング用樹脂管の
製造方法について説明する。図2は、本発明の鋼管ライ
ニング用樹脂管の製造に使用される製造装置の一例を示
す概略構成図である。この製造装置10は、押出機11
と、樹脂管冷却部12と、共押出成形用の金型13と、
金型13に溶融状態の接着剤を供給する接着剤ルーダー
14,15とを具備して概略構成される。
【0028】押出機11は、供給されたペレットまたは
パウダ状の塩化ビニル樹脂を加熱し、溶融させ、溶融樹
脂を環状口金で構成された金型より押出して、樹脂管2
を成形するものである。樹脂管冷却部12は、水槽から
構成されるものであり、押出機11で成形された樹脂管
2をこの水槽内で縮径させ、冷却、固化させるものであ
る。
【0029】金型13は、中央に貫通した樹脂管2の搬
送路(図示略)と、搬送路の出口の周囲に同心円状に配
設された2つの環状口金(図示略)とを有して概略構成
されるものである。これら2つの環状口金のうち、内側
の口金は、搬送路を通る樹脂管2の外周壁に対して2〜
5mmの間隔を有するように配設されている。これら2
つの環状口金には、それぞれヒートホース18,19に
よって連結された接着剤ルーダー14,15から第1の
ホットメルト接着剤および第2のホットメルト接着剤が
供給されるようになっている。また、この金型13に
は、樹脂管2の外周壁と、2つの環状口金から共押出し
された2層構造の管状の接着剤膜との間の空間を減圧に
し、接着剤膜を樹脂管2の外周壁に密着させるための真
空ポンプなどの吸引ポンプが連結されている。
【0030】この製造装置10を用いた鋼管ライニング
用樹脂管1の製造は、以下のようにして行われる。ま
ず、押出機11によって塩化ビニル樹脂を加熱、溶融さ
せた後、溶融樹脂を押出機11の環状口金の金型より押
出して樹脂管2を成形する。成形直後の樹脂管2をサイ
ジングダイ(図示略)に通して縮径した後、樹脂冷却部
12の水槽内で冷却水により冷却し、樹脂管2を縮径冷
却作用によって押出機11から押出された直後の直径に
対して約10%前後縮径させる。
【0031】樹脂管冷却部12で縮径された樹脂管2を
金型13の搬送路に通し、同時に接着剤ルーダー14,
15から供給された第1のホットメルト接着剤および第
2のホットメルト接着剤を、第1のホットメルト接着剤
が樹脂管2側になるように金型13の2つの環状口金か
ら管状に共押出し、樹脂管2の外周壁と、2層構造の管
状の接着剤膜との間の空間を吸引ポンプによって減圧に
し、接着剤膜を樹脂管2の外周壁に密着させる。
【0032】このような鋼管ライニング用樹脂管1の製
造方法によれば、第1の接着剤層3および第2の接着剤
層4を共押出によって形成しているので、各接着剤層を
別々に押出して形成した場合に比べ、各接着剤層の厚さ
が薄く、また、製造装置も複雑にならないので、高性能
の鋼管ライニング用樹脂管1の製造コストを低く抑える
ことができる。
【0033】次に、本発明の鋼管ライニング用樹脂管を
用いた本発明のライニング鋼管について説明する。本発
明のライニング鋼管は、本発明の鋼管ライニング用樹脂
管が鋼管の内周壁にライニングされているものである。
【0034】このようなライニング鋼管は、例えば、以
下のようにして製造される。まず、所定の長さに切断さ
れた鋼管ライニング用樹脂管1を鋼管内に挿入する。つ
いで、鋼管の外周壁に電磁コイルを配設し、鋼管を加熱
することによって、鋼管ライニング用樹脂管1を同時に
加熱する。鋼管ライニング用樹脂管1を樹脂管2の押出
成形時の温度付近まで加熱することによって、縮径冷却
作用によって縮径していた樹脂管2が元の径まで膨張、
拡径し、同時に溶融状態になった第2の接着剤層4が鋼
管の内周壁に接着し、鋼管ライニング用樹脂管1が鋼管
の内周壁にライニングされたライニング鋼管を得る。
【0035】なお、鋼管を加熱する方法は、電磁コイル
による方法には限定はされず、高周波による加熱方法、
ガス燃焼による熱風方法など公知の方法を用いることが
できる。また、鋼管ライニング用樹脂管を鋼管の内周壁
にライニングさせる方法は、上記の方法に限定はされ
ず、鋼管ライニング用樹脂管を鋼管内に挿入し、この鋼
管を引き絞りなどの冷間加工等を行って縮径させ、鋼管
と樹脂管を圧接させる方法など、公知のライニング方法
を用いることができる。
【0036】このようなライニング鋼管によれば、鋼管
ライニング用樹脂管1の最外層に鋼管との接着性に優れ
たエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体を主成分とす
る第2のホットメルト接着剤を用いているので、鋼管と
鋼管ライニング用樹脂管1の第2の接着層との界面の接
着強度が高い。また、樹脂管2と第1の接着剤層3との
界面の接着強度も高いので、鋼管と鋼管ライニング用樹
脂管1との間の接着性は極めて良好となる。また、鋼管
ライニング用樹脂管1の最外層である第2の接着剤層が
耐ブロッキング性に優れ、ベタつきが少ないので、鋼管
ライニング用樹脂管1を鋼管内に挿入しやすく、作業性
がよい。
【0037】
【実施例】以下、実施例を示して本発明を詳しく説明す
る。 [評価内容]鋼管ライニング用樹脂管およびライニング
鋼管の評価は、以下の項目について行った。 (接着強度試験)長さが40cmのライニング鋼管を用
意し、JWWA K−116に準拠して行った。具体的
には、長さ40cmのライニング鋼管から軸線方向に長
さ2cmの試験片を輪切りにして切り取り、この試験片
を、内側の樹脂管の外径よりも若干大きめの穴のあいた
受け台上に、試験片と穴とが同軸となるように水平に置
き、内側の樹脂管のみに上方から徐々に荷重を加え、樹
脂管と鋼管との接着面が剥離したときの荷重を測定し、
この測定値を接着強度とした。
【0038】(耐熱性試験)長さ40cmのライニング
鋼管を80℃のオーブン中に48時間保持した後のライ
ニング鋼管を観察した。 OK : 試験前と変わらないもの。 管端縮み: 樹脂管の端部が縮んでいるもの。 剥離 : 鋼管と樹脂管とが剥離した部分のあるも
の。 (耐寒性試験)長さ40cmのライニング鋼管を−30
℃の冷凍庫中に48時間保持した後のライニング鋼管を
観察した。 OK : 試験前と変わらないもの。 剥離 : 鋼管と樹脂管とが剥離した部分のあるも
の。
【0039】(耐寒衝撃性試験)長さ40cmのライニ
ング鋼管を−30℃の冷凍庫中に1時間保持した後、1
kgの重りを高さ1mからライニング鋼管に落として、
その状態を観察した。 OK : 試験前と変わらないもの。 剥離 : 鋼管と樹脂管とが剥離した部分のあるも
の。 (サイクル試験)長さ40cmのライニング鋼管を75
℃のオーブン中に1時間および−20℃の冷凍庫中に1
時間それぞれ保持し、これを24サイクル続けて、ライ
ニング鋼管の状態を観察した。 OK : 試験前と変わらないもの。 剥離 : 鋼管と樹脂管とが剥離した部分のあるも
の。
【0040】(耐ブロッキング性試験)ホットメルト接
着剤を外面に設けた長さ40cmの樹脂管3本を束ね、
紐で2箇所結束した。この束ねたものを、60℃のオー
ブン中で2時間保持した後、取り出して樹脂管同士の粘
着性を判定した。 ○ : 全く粘着しない。 △ : 若干、粘着感がある。 × : 粘着している。
【0041】[実施例1] (鋼管ライニング用樹脂管の製造)鋼管ライニング用樹
脂管は、図2に示す製造装置を用いて製造した。まず、
押出機11によって硬質の塩化ビニル樹脂を180℃に
加熱、溶融させた後、溶融樹脂を押出機11の環状口金
の金型より押出して内径117mm、外径120mmの
樹脂管を成形し、サイジングダイに通した後、樹脂管冷
却部12で60℃まで冷却し、樹脂管を縮径冷却作用に
よって押出機11から押出された直後の直径に対して1
1%縮径させた。
【0042】この樹脂管を金型13の搬送路に通し、同
時に接着剤ルーダー14,15から供給された溶融状態
の第1のホットメルト接着剤および第2のホットメルト
接着剤を、第1のホットメルト接着剤が樹脂管側になる
ように金型13の2つの環状口金から170℃で共押出
し、樹脂管の外周壁と、2層構造の管状の接着剤膜との
間の空間を吸引ポンプによって減圧にし、接着剤膜を樹
脂管の外周壁に密着させた。厚さ50μmの第1の接着
剤層および厚さ50μmの第2の接着剤層が形成された
鋼管ライニング用樹脂管を得た。
【0043】ここで、第1のホットメルト接着剤として
は、酢酸ビニル含有量が30重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体55重量部、ホットメルト用ポリアミド樹
脂(ニューマイド3008、ハリマ化成社製)35重量
部およびメタクリル酸含有量が15重量%のエチレン−
メタクリル酸共重合体10重量部からなる樹脂成分に、
タルクを15重量部配合したものを使用した。また、第
2のホットメルト接着剤としては、上記のメタクリル酸
含有量が15重量%のエチレン−メタクリル酸共重合体
90重量部および酢酸ビニル含有量が30重量%のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体10重量部からなる樹脂成分
に、タルクを10重量部配合したものを使用した。
【0044】(ライニング鋼管の製造)長さ575cm
の鋼管ライニング用樹脂管を長さ550cmの鋼管(配
管用炭素鋼鋼管、JIS G 3452)内に挿入し、
ついで、鋼管の外周壁に電磁コイルを配設した。電磁コ
イルに通電して鋼管を130〜150℃に加熱し、縮径
された樹脂管を元の径まで膨張、拡径して、鋼管ライニ
ング用樹脂管を鋼管の内周壁に接着させて、ライニング
鋼管を得た。このライニング鋼管について、表1に示す
各試験を実施したが、全項目ともに良好な結果であっ
た。
【0045】[実施例2]実施例1の第1のホットメル
ト接着剤を、酢酸ビニル含有量が30重量%のエチレン
−酢酸ビニル共重合体60重量部、ホットメルト用ポリ
アミド樹脂(ニューマイド3008、ハリマ化成社製)
30重量部およびアクリル酸含有量が10重量%のエチ
レン−アクリル酸共重合体10重量部からなる樹脂成分
に、タルクを15重量部配合したものに変更し、第2の
ホットメルト接着剤を、アクリル酸含有量が10重量%
のエチレン−アクリル酸共重合体95重量部および酢酸
ビニル含有量が30重量%のエチレン−酢酸ビニル共重
合体5重量部からなる樹脂成分に、タルクを15重量部
配合したものに変更した以外は、実施例1と同様にして
ライニング鋼管を製造した。このライニング鋼管につい
て、表1に示す各試験を実施したが、全項目ともに良好
な結果であった。
【0046】[比較例1] (鋼管ライニング用樹脂管の製造)鋼管ライニング用樹
脂管は、図2に示す製造装置のうち金型13の環状口金
を1つに変更した製造装置を用いて製造した。まず、押
出機11によって硬質の塩化ビニル樹脂を180℃に加
熱、溶融させた後、溶融樹脂を押出機11の環状口金の
金型より押出して内径117mm、外径120mmの樹
脂管を成形し、サイジングダイに通した後、樹脂管冷却
部12で60℃まで冷却し、樹脂管を縮径冷却作用によ
って押出機11から押出された直後の直径に対して11
%縮径させた。
【0047】この樹脂管を金型13の搬送路に通し、同
時に接着剤ルーダー14から供給された溶融状態のホッ
トメルト接着剤を金型13の1つの環状口金から160
℃で押出し、樹脂管の外周壁と、1層構造の管状の接着
剤膜との間の空間を吸引ポンプによって減圧にし、接着
剤膜を樹脂管の外周壁に密着させた。厚さ100μmの
接着剤層が形成された樹脂管の接着剤層を固化させるこ
とによって、鋼管ライニング用樹脂管を得た。
【0048】ここで、ホットメルト接着剤としては、実
施例1で使用した酢酸ビニル含有量が30重量%のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体80重量部および合成Wax
20重量部からなる樹脂成分に、タルクを10重量部配
合したものを使用した。
【0049】(ライニング鋼管の製造)長さ575cm
の鋼管ライニング用樹脂管を長さ550cmの鋼管(配
管用炭素鋼鋼管、JIS G 3452)内に挿入し、
ついで、鋼管の外周壁に電磁コイルを配設した。電磁コ
イルに通電して鋼管を130〜150℃に加熱し、縮径
された樹脂管を元の径まで膨張、拡径して、鋼管ライニ
ング用樹脂管を鋼管の内周壁に接着させて、ライニング
鋼管を得た。このライニング鋼管について、表1に示す
各試験を実施した。
【0050】
【表1】
【0051】表1の結果から明らかなように、接着剤層
を、エチレン−酢酸ビニル共重合体とホットメルト用ポ
リアミド系樹脂とを含有する第1のホットメルト接着剤
からなる第1の接着剤層およびエチレン−(メタ)アク
リル酸共重合体を含有する第2のホットメルト接着剤か
らなる第2の接着剤層の2層構造とすることによって、
塩化ビニル樹脂からなる樹脂管と鋼管との間の接着性が
向上していることがわかる。また、鋼管ライニング用樹
脂管の最外層として第2の接着剤層を形成しているの
で、耐ブロッキング性にも優れていることがわかる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鋼管ライ
ニング用樹脂管は、塩化ビニル樹脂からなる樹脂管と、
この樹脂管の外周壁に積層された、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体およびホットメルト用ポリアミド系樹脂を含
有する第1のホットメルト接着剤からなる第1の接着剤
層と、この第1の接着剤層の外面に積層された、エチレ
ン−(メタ)アクリル酸共重合体を含有する第2のホッ
トメルト接着剤からなる第2の接着剤層とを有するの
で、樹脂管と接着剤層との界面の接着強度が高く、鋼管
の内周壁への接着性に優れ、そして表面の耐ブロッキン
グ性に優れる。また、前記第1のホットメルト接着剤
が、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体をさらに含
有すれば、第2のホットメルト接着剤との接着性が向上
する。また、前記樹脂管が、熱膨張性を有する塩化ビニ
ル樹脂からなるものであれば、鋼管の内周壁へのライニ
ングが行いやすくなる。
【0053】また、本発明の鋼管ライニング用樹脂管の
製造方法は、塩化ビニル樹脂からなる樹脂管を押出成形
する工程と、この樹脂管の外周壁に、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体およびホットメルト用ポリアミド系樹脂を
含有する第1のホットメルト接着剤と、エチレン−(メ
タ)アクリル酸共重合体を含有する第2のホットメルト
接着剤とを、第1のホットメルト接着剤が樹脂管側にな
るように管状に共押出して、第1の接着剤層および第2
の接着剤層を形成する工程とを有するので、樹脂管と接
着剤層との界面の接着強度が高く、鋼管の内周壁への接
着性に優れ、そして表面の耐ブロッキング性に優れた鋼
管ライニング用樹脂管を、低コストで得ることができ
る。また、本発明のライニング鋼管は、本発明の鋼管ラ
イニング用樹脂管が、鋼管の内周壁にライニングされて
いるので、鋼管と樹脂管との間の接着性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の鋼管ライニング用樹脂管の一例を示
す側断面図である
【図2】 本発明の鋼管ライニング用樹脂管の製造に使
用される製造装置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 鋼管ライニング用樹脂管 2 樹脂管 3 第1の接着剤層 4 第2の接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 27/30 101 B32B 27/30 101 27/34 27/34 31/30 31/30 F16L 9/12 F16L 9/12 9/14 9/14 // B29K 27:06 B29K 27:06 B29L 23:00 B29L 23:00 (72)発明者 小関 進 東京都中央区京橋一丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 Fターム(参考) 3H111 AA01 BA03 BA15 CB04 CB05 CB09 CB14 DA26 DB03 DB05 EA04 4F100 AB03D AK15A AK46B AK46G AK68B AK70C AK71G BA03 BA07 BA10A CB03B CB03C DA11 EH20 GB90 JA02A JK06 4F207 AA10 AA15 AA21 AA29 AG03 AG08 KA01 KA17 KB18 KB26 KK84 4F211 AA10 AA15 AD05 AD12 AG08 SA13 SC03 SD04 SG01 SN02 SN07 SN08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル樹脂からなる樹脂管と、この
    樹脂管の外周壁に積層された、エチレン−酢酸ビニル共
    重合体およびホットメルト用ポリアミド系樹脂を含有す
    る第1のホットメルト接着剤からなる第1の接着剤層
    と、この第1の接着剤層の外面に積層された、エチレン
    −(メタ)アクリル酸共重合体を含有する第2のホット
    メルト接着剤からなる第2の接着剤層とを有することを
    特徴とする鋼管ライニング用樹脂管。
  2. 【請求項2】 前記第1のホットメルト接着剤が、エチ
    レン−(メタ)アクリル酸共重合体をさらに含有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の鋼管ライニング用樹脂
    管。
  3. 【請求項3】 前記樹脂管が、熱膨張性を有する塩化ビ
    ニル樹脂からなることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の鋼管ライニング用樹脂管。
  4. 【請求項4】 前記エチレン−(メタ)アクリル酸共重
    合体が、エチレン−メタアクリル酸共重合体であること
    を特徴とする請求項1ないし3いずれか一項に記載の鋼
    管ライニング用樹脂管。
  5. 【請求項5】 塩化ビニル樹脂からなる樹脂管を押出成
    形する工程と、この樹脂管の外周壁に、エチレン−酢酸
    ビニル共重合体およびホットメルト用ポリアミド系樹脂
    を含有する第1のホットメルト接着剤と、エチレン−
    (メタ)アクリル酸共重合体を含有する第2のホットメ
    ルト接着剤とを、第1のホットメルト接着剤が樹脂管側
    になるように管状に共押出して、第1の接着剤層および
    第2の接着剤層を形成する工程とを有することを特徴と
    する鋼管ライニング用樹脂管の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4いずれか一項に記載の
    鋼管ライニング用樹脂管が、鋼管の内周壁にライニング
    されていることを特徴とするライニング鋼管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103194989A (zh) * 2013-03-19 2013-07-10 南京荣仕景复合材料有限公司 塑木公路护栏及其制备方法
CN103644390A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 无锡合众信息科技有限公司 一种耐老化的多层管
CN106626651A (zh) * 2016-12-01 2017-05-10 天津三瑞塑胶制品有限公司 一种层压凃敷粘合胶片的生产工艺

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