JP2002066408A - 容器熱処理装置 - Google Patents

容器熱処理装置

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JP2002066408A
JP2002066408A JP2000261405A JP2000261405A JP2002066408A JP 2002066408 A JP2002066408 A JP 2002066408A JP 2000261405 A JP2000261405 A JP 2000261405A JP 2000261405 A JP2000261405 A JP 2000261405A JP 2002066408 A JP2002066408 A JP 2002066408A
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watering
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storage tanks
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Akinori Kawamuki
了典 川向
Akira Aoki
明 青木
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Shibuya Corp
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Shibuya Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】散水ノズル22(22B),24(24A)か
ら放出された水が隣接する散水ゾーン8,6に入らない
ようにして、隣接する散水ゾーンの境界部でも散水を可
能にする。 【解決手段】パストライザは、搬送コンベヤ4によって
搬送される容器30の搬送方向に沿って、複数の散水ゾ
ーン6,8,10,12が設けられている。各散水ゾー
ンの下部には、それぞれ貯水槽14,16,18,20
が設けられ、上部には、それぞれ複数の散水ノズル2
2,24,26,28が設置されている。各貯水槽はそ
れぞれ異なる設定温度に維持されており、散水ノズルは
貯水槽から送られた水を、搬送コンベヤによって搬送さ
れている容器に散水する。隣接する散水ゾーンの境界に
設けられている散水ノズル22(22B),24(24
A)の中間に、仕切板32が設置されており、これら散
水ノズルから散水された水は、仕切板に当たるので隣の
散水ゾーンに入ってしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はパストライザ、ウオ
ーマ、クーラ等の容器熱処理装置に係り、より詳しく
は、異なる温度に管理された複数の貯水槽内の水を、そ
れぞれの貯水槽の水が送られる散水ノズルから容器に順
次散水して、この容器の加熱または冷却等を行う容器熱
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パストライザ等の容器熱処理装置は、容
器搬送手段によって連続的に搬送される容器に順次異な
る温度の水を散水して、これら容器を加熱し、または冷
却するようになっており、容器の搬送方向に沿って複数
の加熱、冷却等の散水ゾーンが設置されている。
【0003】例えば、7槽式のパストライザは、容器を
搬送するコンベヤの進行方向に沿って、順次、第1予熱
ゾーン、第2予熱ゾーン、加熱ゾーン、殺菌ゾーン、第
1予冷ゾーン、第2予冷ゾーンおよび冷却ゾーンが設け
られている。これら各散水ゾーンの下部側には、それぞ
れ異なる温度に設定された貯水槽が設置され、上部に
は、それぞれ複数の散水ノズルが配置されている。
【0004】前記各散水ゾーンの散水ノズルには、その
ゾーンの貯水槽からポンプによって吸い上げた水を供給
して散水し、または、熱交換を行うため、冷却ゾーン側
の貯水槽の水を予熱ゾーン側に送るとともに、予熱ゾー
ン側の貯水槽の水を冷却ゾーン側に送って、それぞれの
散水ノズルから搬送されている容器に散水するようにな
っている。そして、散水ノズルから容器に散水された水
は、そのゾーンの下方に設置された貯水槽に流下する。
【0005】前記構成のパストライザでは、複数の散水
ゾーンの境界付近に設けられている散水ノズルから散水
された水の一部が、異なる温度に設定されている隣接ゾ
ーンの貯水槽内に入ってしまうため、熱エネルギーのロ
スを生ずるという問題があった。そこで、従来は、各散
水ゾーンが隣接している境界部付近には、散水ノズルを
設置せず散水しない領域を設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のパストライ
ザ等の容器熱処理装置は、散水ノズルを設置せず散水を
行わないようにしている隣接ゾーンの境界付近では、熱
処理を行わない無駄なスペースができてしまうため、そ
の分装置全体が大型化するという問題があった。また、
散水を行わない領域を通過すると容器の温度が変動して
しまうという問題もあった。
【0007】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、隣接するゾーンの境界付近でも散水を行うこ
とを可能にして、無駄なスペースを無くし装置全体を小
型化できる容器熱処理装置を提供することを目的とする
ものである。また、散水ゾーンの境界付近で散水ノズル
から散水をしても、隣接する貯水槽に流入することが無
く、高レベルな温度管理が可能な容器熱処理装置を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器熱処理
装置は、容器を搬送する搬送手段と、この搬送手段の下
方に、搬送方向に沿って配置された複数の貯水槽と、こ
れら各貯水槽に貯留された水をそれぞれ所定温度に制御
する温度制御手段と、前記各貯水槽の上方にそれぞれ配
置されて、いずれかの貯水槽内に接続された複数の散水
ノズルとを備えており、前記搬送手段による容器の搬送
中に、散水ノズルを介して各貯水槽に貯留されている水
を散水することにより容器の熱処理を行うようにしたも
ので、さらに、前記各貯水槽の境界の上方に、鉛直方向
を向けて、かつ、搬送される容器に干渉しない高さに仕
切板を設置し、散水ノズルから散水される水が、異なる
貯水槽の領域に飛散することを防止するようにしたもの
である。
【0009】また、請求項4に記載の容器熱処理装置
は、前記各貯水槽の境界付近に配置された散水ノズル
を、ほぼ鉛直方向に散水するフラットスプレーノズルと
し、これら各散水ノズルから散水される水が異なる貯水
槽の領域に飛散することを防止するようにしたものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る容器熱処理装置(この例はパストライザ)の正面図、
図2はその要部の拡大図である。このパストライザは、
缶体2の内部に4つの散水ゾーンが設けられており、容
器搬送コンベヤ4の搬送方向(図1の矢印A参照)に沿
って、上流側(図1の左方)の第1散水ゾーン6から、
第2,第3および第4の散水ゾーン8,10,12が順
に並んでいる。
【0011】各散水ゾーン6,8,10,12の下部に
は、それぞれ貯水槽(上流側から順に第1貯水槽14,
第2貯水槽16,第3貯水槽18および第4貯水槽2
0)が、そして上部には、それぞれ複数組の散水ノズル
(第1散水ノズル22,第2散水ノズル24,第3散水
ノズル26および第4散水ノズル28)が設置されてい
る。前記各貯水槽14,16,18,20内に貯留され
た水は、図示しない温度制御手段によって、それぞれ設
定された異なる温度に制御されている。上方に設置され
た散水ノズル22,24,26,28には、同一の散水
ゾーン6,8,10,12の貯水槽14,16,18,
20から、または他の散水ゾーン6,8,10,12の
貯水槽14,16,18,20のいずれかから水が供給
され、搬送コンベヤ4によって搬送されている容器30
に散水する。例えば、第1貯水槽14の水を第4散水ノ
ズル28に送るとともに、第4貯水槽20の水を第1散
水ノズル20に送って、それぞれ容器30に散水する。
【0012】さらに、この実施の形態では、各散水ゾー
ン6,8,10,12の境界に位置する散水ノズル22
(22B),24(24A),24(24B),26
(26A),26(26B),28(28A)の間に、
搬送コンベヤ4による容器30の搬送方向Aと直交する
方向(搬送コンベヤ4を横断する方向)で、かつ、鉛直
方向を向いた仕切板32,34,36が設けられてい
る。なお、図2には第1散水ノズル22(22B)と第
2散水ノズル24(24A)との境界部を示してある
が、他の散水ゾーン8,10,12の境界部も同一の構
成であるので、この第1および第2散水ゾーン6,8の
境界部についてだけ説明する。この仕切板32は、両側
の散水ゾーン6,8の下流端および上流端にそれぞれ設
けられている散水ノズル22(22B),24(24
A)の散水口から放出された水が当たって、隣の散水ゾ
ーン8,6に入ることを阻止できるような長さを有して
いる。
【0013】以上の構成に係る容器熱処理装置(パスト
ライザ)の作動について説明する。このパストライザの
外部から連続的に搬送されてきた容器30は、缶体2の
入口から缶体2内に搬入され、容器搬送コンベヤ4によ
って搬送されて、先ず、第1の散水ゾーン6に進入し、
この散水ゾーン6の上部に設けられた第1散水ノズル2
2からの散水を受ける。第1散水ノズル22から放出さ
れた水は、第1散水ゾーン6の下部に設置されている第
1貯水槽14内に流入する。また、この第1散水ゾーン
6の下流端に設置されている散水ノズル22(22B)
から放出された水は、隣接する第2散水ゾーン8側に向
かう部分が仕切板32に当たり、仕切板32を伝わって
流下し、第2散水ゾーン8側に入ることなく、第1散水
ゾーン6の第1貯水槽14内に流下する。
【0014】第1散水ゾーン6を通過した容器30は、
続いて第2散水ゾーン8に入り、このゾーン8に設けら
れている第2散水ノズル24から散水を受ける。第2散
水ノズル24から放出された水はその下方の第2貯水槽
16内に流入する。この第2散水ゾーン8の最も上流側
に設けられた散水ノズル24(24A)と最も下流側に
設けられた散水ノズル24(24B)から放出された水
は、それぞれ、隣接する第1散水ゾーン6および第3散
水ゾーン10との境界に設置されている仕切板32,3
4によって、他の散水ゾーン6,10に入ることがな
く、下方の第2貯水槽16内に流入する。
【0015】また、前記容器30は、さらに、第3散水
ゾーン10および第4散水ゾーン12に順次導入され、
これらのゾーン10,12に設けられた各散水ノズル2
6,28からの散水を受ける。これら各散水ゾーン1
0,12でも、前記第1および第2散水ゾーン6,8と
同様に、第3散水ゾーン10の上流端の散水ノズル26
(26A)から放出された水は仕切板34に当たるた
め、第2散水ゾーン8の貯水槽16に入ることはほとん
どなく、第3散水ゾーン10の貯水槽18内に流入し、
また、第3散水ゾーン10の下流端に設けられた散水ノ
ズル26(26B)から放出された水は、仕切板36に
当たるため第4散水ゾーン12に入ることはほとんどな
く、下方の第3貯水槽18に流入し、さらに、第4散水
ゾーン12の上流端に設けられている散水ノズル28
(28A)から放出された水は、仕切板36に当たるた
め第3散水ゾーン10に入ることはほとんどなく、下方
の第4貯水槽20に流入する。
【0016】このように隣接する散水ゾーン6,8,1
0,12の境界に位置する散水ノズル22(22B),
24(24A),24(24B),26(26A),2
6(26B),28(28A)の間に、それぞれ仕切板
32,34,36を設けたので、各散水ゾーン6,8,
10,12の境界部でも散水ノズル22,24,26,
28を設置して散水することが可能になり、無駄なスペ
ースをなくすことにより装置をコンパクト化することが
出来る。また、隣接する散水ゾーン6,8,10,12
の異なる温度の水が混入することがないので、正確な温
度管理を行うことができる。なお、前記実施の形態で
は、隣接する散水ゾーン6,8,10,12の境界にそ
れぞれ一枚の仕切板32,34,36を設けているが、
仕切板を二枚並列に配置するようにしても良い。
【0017】図3は、第2の実施の形態に係る容器熱処
理装置の要部を示す図であり、隣接する二つの散水ゾー
ン6,8の境界部に位置している端部の散水ノズル22
(22B),24(24A)の中間に、第1の実施の形
態と同様の仕切板132が設置され、さらに、この仕切
板132の下端部に、ひさし状の傾斜板132a,13
2bが設けられている。前記第1の実施の形態の構成で
は、仕切板32の両側に位置する散水ノズル22(22
B),24(24A)から放射された水が、仕切板32
に当たり、この仕切板32を伝わって流れ落ちた後、一
部が混合してしまうおそれがあるが、この実施の形態で
は、仕切板132の両側に設けられた散水ノズル22
(22B),24(24A)から放射された水が、仕切
板132を伝わって流れ落ちた後、ひさし状の傾斜板1
32a,132bによって、それぞれ自らのゾーン6,
8の内部側に戻されて貯水槽14,16に流入するの
で、両側の異なる温度の水が混ざり合ってしまうことが
なく、より高レベルな温度管理が可能である。
【0018】図4は、第3の実施の形態に係る容器熱処
理装置の要部を示すもので、前記各実施の形態と同様
に、隣接する二つの散水ゾーン6,8の境界部に設けら
れた散水ノズル22(22B),24(24A)を示し
ている。この実施の形態では、各散水ゾーン6,8の下
流端または上流端に設けられている散水ノズル22(2
2B),24(24A)に、前記各実施の形態の仕切板
32,132と同様に、散水ノズル22(22B),2
4(24A)から放出された水が隣接する散水ゾーン
8,6に入ることを防止する邪魔板(仕切板)232,
233を取り付けている。この実施の形態でも、前記第
1の実施の形態と同様の効果を奏するとともに、各散水
ゾーン6,8の端部に設けられた散水ノズル22(22
B),24(24A)がそれぞれ邪魔板(仕切板)23
2,233を有しているので、これら邪魔板232,2
33を伝って流れ落ちる水が混じり合うことがなく、そ
れぞれの貯水槽14,16内に流入する。
【0019】さらに、図5(a),(b)は、第4の実
施の形態に係る容器熱処理装置の要部を示すもので、図
5(a)は隣接する二つの散水ゾーン6,8の境界部に
設置されている散水ノズル122(122B),124
(124A)を示している。これら境界部に設けられた
散水ノズル122(122B),124(124A)
は、放出された水が拡開せずに絞られた状態で直進する
フラットスプレーノズルが用いられている。これらフラ
ットスプレーノズル(散水ノズル122(122B),
124(124A))から散水された水は、図5(b)
に示すように、搬送コンベヤ4による容器30の搬送方
向(図の左右方向)には拡散せず、搬送方向と直交する
方向(図の上下方向)には拡散するようになっている。
【0020】この実施の形態では、各散水ゾーン6,8
の境界に仕切板を設けなくとも、散水ノズル122,1
24から放出された水が隣の散水ゾーン6,8に入って
しまうことがない。従って、隣接する散水ゾーン6,8
の境界付近でも散水が可能になり、スペースに無駄がな
く装置全体を小型化することができる。また、散水後の
水が他の散水ゾーン6,8の貯水槽に混入することがな
いので、高レベルの温度管理が可能である。なお、図5
(a)に示す実施の形態では、第1散水ゾーン6と第2
散水ゾーン8との境界に位置するそれぞれ2列(図1に
示す搬送コンベヤ4を横断する方向にそれぞれ2列配置
されている)の散水ノズル122,124をフラットス
プレーノズルにしたが、最も境界よりの端部に位置する
1列の散水ノズルだけ、あるいは3列以上の散水ノズル
またはすべての散水ノズルをフラットスプレーノズルに
しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
器を搬送する搬送手段と、この搬送手段の下方に、搬送
方向に沿って配置された複数の貯水槽と、これら各貯水
槽に貯留された水をそれぞれ所定温度に制御する温度制
御手段と、前記各貯水槽の上方にそれぞれ配置されて、
いずれかの貯水槽内に接続された複数の散水ノズルとを
備え、前記搬送手段による容器の搬送中に、散水ノズル
を介して各貯水槽に貯留されている水を散水することに
より容器の熱処理を行う容器熱処理装置において、 前
記各貯水槽の境界の上方に、鉛直方向を向けて、かつ、
搬送される容器に干渉しない高さに仕切板を設置し、散
水ノズルから散水される水が、異なる貯水槽の領域に飛
散することを防止したことにより、各貯水槽の境界部の
上方にも散水ノズルを設けて散水することができるの
で、装置内の無駄なスペースをなくすことができ、しか
も、正確な温度管理を行うことができる。
【0022】また、請求項4に記載の発明は、前記容器
熱処理装置において、各貯水槽の境界付近に配置された
散水ノズルを、ほぼ鉛直方向に散水するフラットスプレ
ーノズルとし、これら各散水ノズルから散水される水が
異なる貯水槽の領域に飛散することを防止したので、境
界部に仕切板を設けなくとも、装置内の無駄なスペース
をなくすことができ、しかも、正確な温度管理を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る容器熱処理装置
(パストライザ)の全体の構成を示す正面図である。
【図2】前記第1の実施の形態に係る容器熱処理装置
の、隣接する二つの散水ゾーンの境界部に設けられてい
る散水ノズルを示す拡大図である。
【図3】第2の実施の形態に係る容器熱処理装置の、図
2と同様の境界部を示す図である。
【図4】第3の実施の形態に係る容器熱処理装置の、図
2と同様の境界部を示す図である。
【図5】図(a)は、第4の実施の形態に係る容器熱処
理装置の、図2と同様の境界部を示す図、図(b)は第
4の実施の形態に用いられるフラットスプレーノズルか
ら散水される水の状態を上方から見た図である。
【符号の説明】 4 搬送手段(搬送コンベヤ) 14 貯水槽(第1貯水槽) 16 貯水槽(第2貯水槽) 18 貯水槽(第3貯水槽) 20 貯水槽(第4貯水槽) 22 散水ノズル(第1散水ノズル) 24 散水ノズル(第2散水ノズル) 26 散水ノズル(第3散水ノズル) 28 散水ノズル(第4散水ノズル) 30 容器 32 仕切板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を搬送する搬送手段と、この搬送手
    段の下方に、搬送方向に沿って配置された複数の貯水槽
    と、これら各貯水槽に貯留された水をそれぞれ所定温度
    に制御する温度制御手段と、前記各貯水槽の上方にそれ
    ぞれ配置されて、いずれかの貯水槽内に接続された複数
    の散水ノズルとを備え、前記搬送手段による容器の搬送
    中に、散水ノズルを介して各貯水槽に貯留されている水
    を散水することにより容器の熱処理を行う容器熱処理装
    置において、 前記各貯水槽の境界の上方に、鉛直方向を向けて、か
    つ、搬送される容器に干渉しない高さに仕切板を設置
    し、散水ノズルから散水される水が、異なる貯水槽の領
    域に飛散することを防止したことを特徴とする容器熱処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記仕切板の下部に、この仕切板を伝わ
    って流れ落ちる水が混じることを防止するひさしを設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の容器熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記仕切板を、前記境界の両側に位置す
    る散水ノズルに取り付けたことを特徴とする請求項1に
    記載の容器熱処理装置。
  4. 【請求項4】 容器を搬送する搬送手段と、この搬送手
    段の下方に、搬送方向に沿って配置された複数の貯水槽
    と、これら各貯水槽に貯留された水をそれぞれ所定温度
    に制御する温度制御手段と、前記各貯水槽の上方にそれ
    ぞれ配置されて、いずれかの貯水槽内に接続された複数
    の散水ノズルとを備え、前記搬送手段による容器の搬送
    中に、散水ノズルを介して各貯水槽に貯留されている水
    を散水することにより容器の熱処理を行う容器熱処理装
    置において、 前記各貯水槽の境界付近に配置された散水ノズルを、ほ
    ぼ鉛直方向に散水するフラットスプレーノズルとし、こ
    れら各散水ノズルから散水される水が異なる貯水槽の領
    域に飛散することを防止したことを特徴とする容器熱処
    理装置。
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