JP2002066365A - 磨砕機 - Google Patents

磨砕機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 山砂に含まれる軟石やコンクリート廃材の破
砕物表面に付着したモルタルを、他の成分を過粉砕する
ことなく確実に選択除去することができて、これらの原
料からコンクリート用骨材として使用できる再生骨材を
回収することができる磨砕機を提供すること。 【解決手段】 被磨砕物の入口と出口を兼ねる複数の開
口部を有し被磨砕物を内部に取り入れて回転する中空回
転体と、該中空回転体の内部に装填された所要数の装填
材とを備え、中空回転体の回転に伴う装填材の運動によ
って被磨砕物を磨砕する磨砕機であって、前記中空回転
体にはその内部を貫通するとともに中空回転体とは逆方
向に回転する中心軸が設けられ、該中心軸の表面には複
数の円柱状棒体が中心軸と平行向きに設けられてなるこ
とを特徴とする磨砕機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磨砕機に係り、その
目的は山砂やコンクリート廃材からなる原料からコンク
リート用骨材として使用できる良質な再生砂を回収する
ことができる磨砕機を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】従来、我が国においては、河川から採取
された砂がコンクリート用骨材の原料として使用されて
いたが、長年にわたって大量に採取され続けた結果、河
砂の資源は枯渇しつつあり、近年では河砂に代わるもの
として山砂や海砂が使用されることが多くなっている。
特に関東地方では、河砂の代替物として山砂が使用され
ることが多いが、山砂には粘土塊や土塊等の軟石が多く
含有されており、これら軟石が砂中に含有されることに
よって比重や吸水率等の性質が悪くなり、コンクリート
用骨材としての使用が困難となるという問題があった。
そこで、従来はロッドミルやボールミル等を使用して砂
中に含有される軟石の破砕処理を行っていることが多い
が、これらの装置を使用した破砕処理では、原料の過粉
砕や粉砕不足が生じ易く、軟石のみを効率良く粉砕して
良質な骨材を得ることが難しかった。
【0003】一方、建築物の解体等にともなって膨大な
量のコンクリート廃棄物が発生しており、従来このよう
な廃棄物は埋め立て処理されていたが、近年その処理方
法が資源保護や環境保全の観点から問題視されるように
なってきた。そこで、建築物の解体等によって発生する
コンクリート廃材を破砕処理することによって再生骨材
を得る方法も開発されつつあるが、コンクリート廃材の
破砕により得られた再生骨材の表面にはモルタルが付着
しているため、吸水率が高い上に比重が小さく、しかも
安定性試験の値が大きいために、コンクリート用骨材
(砕砂)としてのJIS規格を満たすことが困難である
という問題があった。
【0004】尚、本願出願人は先に特許第286315
8号において、所要数の装填材(粉砕媒体)を内部に備
えた中空回転体の外周面に、内部と連通し被粉砕物の入
口と出口を兼ねる複数の開口部を設けた微粉砕機を提案
している。この本願出願人の提案に係る微粉砕機は、従
来のロッドミルやボールミルに比べて粉砕処理効率が高
い点で優れていたが、装填材の上昇落下運動によって原
料の粉砕を行うものであるから、その衝撃力によって原
料の過粉砕が生じやすいという欠点があり、山砂に含ま
れる軟石や、コンクリート廃材の破砕物表面に付着した
モルタルのみを選択除去することは困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、山砂に含まれる軟石やコン
クリート廃材の破砕物表面に付着したモルタルを、他の
成分を過粉砕することなく確実に選択除去することがで
きて、これらの原料からコンクリート用骨材として使用
できる再生骨材を回収することができる磨砕機を提供せ
んとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
被磨砕物の入口と出口を兼ねる複数の開口部を有し被磨
砕物を内部に取り入れて回転する中空回転体と、該中空
回転体の内部に装填された所要数の装填材とを備え、中
空回転体の回転に伴う装填材の運動によって被磨砕物を
磨砕する磨砕機であって、前記中空回転体にはその内部
を貫通するとともに中空回転体とは逆方向に回転する中
心軸が設けられ、該中心軸の表面には複数の円柱状棒体
が中心軸と平行向きに設けられてなることを特徴とする
磨砕機に関する。請求項2に係る発明は、前記中空回転
体の内部空間容積に占める装填材の体積が50〜90%
とされてなることを特徴とする請求項1記載の磨砕機に
関する。請求項3に係る発明は、前記棒体の本数が4〜
10本とされてなることを特徴とする請求項1又は2記
載の磨砕機に関する。請求項4に係る発明は、前記棒体
が中空筒状とされ、その内部には所要数の装填材が装填
されるとともに、その表面には内部と貫通する複数の開
口部が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至3
いずれかに記載の磨砕機に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磨砕機の好適
な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に
係る磨砕機の外観図であり、図2は図1のA−A線断面
図であり、図3は図1のB−B線断面図である。本発明
に係る磨砕機は、内部に被磨砕物を取り入れて回転する
中空回転体(1)と、該中空回転体(1)の内部に装填
された所要数の装填材(2)と、該中空回転体(1)の
内部を貫通する中心軸(3)と、該中心軸(3)の表面
に取り付けられた複数の円柱状棒体(5)とを主要構成
として具備するものである。
【0008】中空回転体(1)は、円筒形状であってそ
の外周面に内部と連通する複数の開口部(4)を有して
おり、その内部には複数の装填材(2)が装填されてい
る。そして、被磨砕物は開口部(4)から中空回転体
(1)の内部へと取り入れられ、中空回転体(1)の回
転に伴う装填材(2)の運動によって磨砕された後、開
口部(4)から外部へと排出される。尚、図示していな
いが、中空回転体(1)の外側を囲うようにケーシング
を設けて、ケーシング内に被磨砕物を投入する構成が好
ましく採用される。
【0009】尚、図示例では装填材(2)としてロッド
を使用した例が示されているが、本発明において装填材
(2)の種類はこれに限定されず、ボール等の他の公知
の形状の装填材(粉砕媒体)を使用してもよい。また、
中空回転体(1)の形状も図示の円筒形状に限定される
ものではなく、四角筒状、六角筒状、八角筒状、球状、
楕円筒状など、装填材(2)及び被磨砕物を内部に入れ
ることができる内部空間と、被磨砕物を流通させるため
の開口部(4)を備えている限り、種々の形状を採用す
ることができる。また、開口部(4)の大きさや数につ
いても特に限定されず、中空回転体(1)の大きさ、被
磨砕物の種類、被磨砕物の所望粒径などの条件に応じて
適宜設定すればよい。
【0010】一般にロッドミルやボールミル等の粉砕機
における装填材の充填率は40〜50%程度であるが、
本発明において中空回転体(1)の内部空間容積に占め
る装填材(2)の体積(充填率)は50〜90%とされ
る。これは、装填材の充填率を高めることによって、装
填材(2)が中空回転体(1)の内部で激しく上昇落下
運動して被磨砕物がその衝撃力により粉砕されてしまう
のを防ぎ、装填材と被磨砕物との擦り合わせ作用によっ
て被磨砕物の表面を磨砕するためである。
【0011】中空回転体(1)の回転軸(6)は円筒状
に形成されており、中心軸(3)はこの回転軸(6)の
中に挿通されている。そして、回転軸(6)と中心軸
(3)とは互いに逆方向に回転するように構成されてい
る。尚、本発明において、通常中心軸(3)と回転軸
(6)の駆動機構(モーター等)は別々に設けられる
が、同じ駆動機構を用いて互いに逆方向に回転させるよ
うに構成してもよい。本発明に係る磨砕機では、中空回
転体(1)の回転軸(6)と逆方向に回転する中心軸
(3)を設けることにより、装填材の回転が均一化され
て装填材を効率良く稼働させることができるとともに、
中空回転体内の被磨砕物が一箇所に固まることなく適度
にほぐされ、しかも被磨砕物の流れが中空回転体内で留
められて適度な滞留時間をもたせることが可能となる。
【0012】また、中心軸(3)の表面には、複数の円
柱状棒体(5)が中心軸(3)と平行向きに設けられて
おり、これによって、装填材(2)と被磨砕物との間の
みならず、円柱状棒体(5)と被磨砕物との間でも磨砕
作用を行わせて、磨砕処理効率を格段に高めることを可
能としている。尚、従来より多数の突起が表面に設けら
れた中心軸をもつ微粉砕機は存在しているが、従来設け
られている突起は多段粉砕を行うための隔壁の役割もし
くは攪拌目的或いは粉砕目的のものであって、本発明の
円柱状棒体(5)のように磨砕作用を高める役割を果た
すことはできないものであり、その目的及び作用効果に
おいて全く異なるものであった。
【0013】円柱状棒体(5)の本数は4〜10本とさ
れる。これは、円柱状棒体(5)の本数が3本以下であ
ると装填材(2)が円柱状棒体(5)の間に入り込んで
中心軸(3)が回転しにくくなり、一方、中心軸表面に
取り付ける本数を多くすると円柱状棒体(5)の径が小
さくなって前述したほぐし作用や磨砕作用が充分に発揮
されなくなり、いずれの場合も好ましくないからであ
る。尚、図示例の如く、中心軸(3)と略同じ径をもつ
円柱状棒体(5)を5本程度取り付ける構成とすると、
上記した不都合が最も生じにくいためより好ましい。ま
た、中心軸(3)と円柱状棒体(5)とは、別体に形成
してから適当な固定手段によって一体化させてもよい
が、予め一体の部材として形成してもよい。
【0014】円柱状棒体(5)の長さは、中空回転体
(1)の長さよりも僅かに短い程度とすることが好まし
い。また、円柱状棒体(5)の材料は装填材(2)の材
質と同じとすることが好ましく、具体的には鉄が好適に
使用される。本発明に係る磨砕機では、装填材(2)及
び円柱状棒体(5)は使用に伴って表面が徐々に磨耗し
ていくので、磨耗量が一定以上になった場合には新しい
ものと交換して使用を続ければよい。
【0015】本発明に係る磨砕機においては、円柱状棒
体(5)として図1及び図2に示したような中実体を使
用してもよいが、図4乃至図6に示すような中空筒状体
を使用することも可能である。中空筒状とされた円柱状
棒体(5)の内部には所要数の装填材(7)が装填され
るとともに、その表面には内部と貫通する複数の開口部
(8)が設けられる。尚、図示例では装填材(7)とし
てロッドを使用した例が示されているが、本発明におい
て装填材(7)の種類はこれに限定されず、ボール等の
他の公知の形状の装填材を使用してもよい。本発明にお
いて上記したような中空筒状の円柱状棒体(5)を使用
すると、被磨砕物は円柱状棒体(5)の開口部(8)か
ら内部に取り入れられて装填材(7)及び円柱状棒体
(5)との間での磨砕作用をも受けることになるため、
磨砕処理効率により一層優れたものとなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る磨砕機を使用した実験結
果を示すことによって本発明の効果をより明確にする。
但し、本発明は以下の実施例には何ら限定されない。 (原材料の調製)コンクリートガラを破砕機(バルドパ
クト)で破砕して得られた粒径0〜40mmの骨材を振
動篩にかけて0〜10mmの成分を取り出し、これを原
材料とした。
【0017】(実施例1)磨砕機として、図1乃至図3
に示す形状のものを使用した。尚、中空回転体(1)は
内径φ580mm、中心軸(3)は外径φ65mmであ
り、円柱状棒体(5)としては外径φ80mmのものを
5本使用した。また、装填材(2)としては外径φ60
mmの鉄球を使用し、中空回転体(1)内部の空隙率は
20%であった。実験は、上記調製された原材料を中空
回転体の内部に入れ、中空回転体を40rpm、中心軸
を83rpmで互いに逆方向に1時間連続回転させるこ
とにより湿式処理で行った。
【0018】(実施例2)実施例1の磨砕機において、
円柱状棒体(5)を図4及び図5に示す中空筒状体に代
えて実験を行った。円柱状棒体(5)は外径φ80m
m,内径φ60mmであり、円柱状棒体(5)の内部の
装填材(7)としては外径φ30mmのロッドを使用し
た。尚、中空回転体内部の空隙率は20%であった。
尚、その他の条件は実施例1と同じとした。
【0019】(比較例)実施例1の磨砕機において、中
心軸(3)及び円柱状棒体(5)を取り外し、その他の
条件は同じとして実験を行った。
【0020】実施例及び比較例の実験での処理後の原材
料について、絶乾比重、吸水率、安定性をJIS基準に
従って測定した。結果を表1に示す。
【表1】
【0021】表1に示される如く、実施例及び比較例の
いずれの実験により得られた処理物もコンクリート用骨
材(砕砂)の品質基準(JISA 5005)である絶
乾比2.5以上、吸水率3%以下、安定性10%以下を
満たしていたが、実施例により得られた処理物は吸水率
及び安定性において比較例よりも優れており、特に安定
性試験では比較例よりも格段に優れた結果が得られた。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、被磨砕物の入口と出口を兼ねる複数の開口部を有
し被磨砕物を内部に取り入れて回転する中空回転体と、
該中空回転体の内部に装填された所要数の装填材とを備
え、中空回転体の回転に伴う装填材の運動によって被磨
砕物を磨砕する磨砕機であって、前記中空回転体にはそ
の内部を貫通するとともに中空回転体とは逆方向に回転
する中心軸が設けられ、該中心軸の表面には複数の円柱
状棒体が中心軸と平行向きに設けられてなることを特徴
とする磨砕機であるから、以下に述べる効果を奏する。
すなわち、中空回転体の回転軸と逆方向に回転する中心
軸が設けられているので、装填材の回転が均一化されて
装填材を効率良く稼働させることができるとともに、中
空回転体内の被磨砕物が一箇所に固まることなく適度に
ほぐされ、しかも被磨砕物の流れが中空回転体内で留め
られて適度な滞留時間をもたせることが可能となる。ま
た、中心軸の表面に複数の円柱状棒体が中心軸と平行向
きに設けられていることにより、装填材と被磨砕物との
間のみならず、円柱状棒体と被磨砕物との間でも磨砕作
用が行われ、磨砕処理効率が格段に高められる。従っ
て、山砂中に含まれる軟石やコンクリート廃材に付着す
るモルタル等の不純物を磨砕処理により確実に除去して
高い回収率で良質の再生骨材を回収することができる。
【0023】請求項2に係る発明は、前記中空回転体の
内部空間容積に占める装填材の体積が50〜90%とさ
れてなることを特徴とする請求項1記載の磨砕機である
から、装填材が中空回転体の内部で激しく上昇落下運動
して被磨砕物がその衝撃力により過粉砕されることがな
く、装填材と被磨砕物との擦り合わせによって被磨砕物
の表面を確実に磨砕することができる。請求項3に係る
発明は、前記棒体の本数が4〜10本とされてなること
を特徴とする請求項1又は2記載の磨砕機であるから、
被磨砕物へのほぐし作用や磨砕作用を充分且つ確実に発
揮することができる。請求項4に係る発明は、前記棒体
が中空筒状とされ、その内部には所要数の装填材が装填
されるとともに、その表面には内部と貫通する複数の開
口部が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至3
いずれかに記載の磨砕機であるから、被磨砕物は円柱状
棒体の開口部から内部に取り入れられて装填材及び円柱
状棒体との間での磨砕作用をも受けることになるため、
磨砕処理効率により一層優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磨砕機の外観図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明に係る磨砕機において使用される円柱状
棒体の別の実施形態を示す外観図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】 1 中空回転体 2 装填材 3 中心軸 4 開口部 5 円柱状棒体 6 回転軸 7 装填材 8 開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被磨砕物の入口と出口を兼ねる複数の開
    口部を有し被磨砕物を内部に取り入れて回転する中空回
    転体と、該中空回転体の内部に装填された所要数の装填
    材とを備え、中空回転体の回転に伴う装填材の運動によ
    って被磨砕物を磨砕する磨砕機であって、前記中空回転
    体にはその内部を貫通するとともに中空回転体とは逆方
    向に回転する中心軸が設けられ、該中心軸の表面には複
    数の円柱状棒体が中心軸と平行向きに設けられてなるこ
    とを特徴とする磨砕機。
  2. 【請求項2】 前記中空回転体の内部空間容積に占める
    装填材の体積が50〜90%とされてなることを特徴と
    する請求項1記載の磨砕機。
  3. 【請求項3】 前記棒体の本数が4〜10本とされてな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の磨砕機。
  4. 【請求項4】 前記棒体が中空筒状とされ、その内部に
    は所要数の装填材が装填されるとともに、その表面には
    内部と貫通する複数の開口部が設けられてなることを特
    徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の磨砕機。
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