JP2002064913A - 配線用遮断器動作要因判別装置 - Google Patents
配線用遮断器動作要因判別装置Info
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Abstract
流によるものか否かを確実に判別する配線用遮断器動作
要因判別装置を提供する。 【解決手段】配線用遮断器1に配線用遮断器1が動作し
て主回路接点が開路したとき閉路する補助接点2と、主
回路の電流を検出する電流変成器3と、該電流変成器3
により検出した主開路の電流が過電流になったことを検
出する過電流検出開路5と、補助接点2および過電流検
出回路5の信号を入力する過電流動作判定回路8を設
け、過電流動作判定回路8は補助接点2の閉路時に過電
流検出開路5が過電流を検出していたとき出力を発して
その出力を保持するようにした。
Description
ために使用される配線用遮断器が動作したときの動作要
因を判別する配線用遮断器動作要因判別装置に関する。
流あるいは短絡電流を検出して動作し、回路を遮断する
ものである。しかし、実際には振動や電磁波あるいは雷
サージなどにより誤動作することがある。配線用遮断器
が誤動作して回路を遮断した場合には、自動的に配線用
遮断器を再投入し、負荷の運転を継続することが望まし
い。そのような目的で、配線用遮断器に配線用遮断器が
動作したとき閉路する接点を内蔵し、その接点の閉路に
より配線用遮断器を投入する自動再投入装置が使用され
ているが、負荷に異常があって配線用遮断器が動作した
ような場合に再投入すると、事故の拡大を招くことにな
る。したがって、配線用遮断器が負荷の過電流あるいは
短絡によって動作したか否かを知り、過電流あるいは短
絡電流により動作したときは再投入しないようにしなけ
ればならない。さらには、雷サージの検出器を設置し、
雷サージがあって配線用遮断器が動作したときのみ自動
投入をするようにすることも試みられた。しかし誤動作
要因を雷サージのみに限定しているため電磁波、振動等
その他の誤動作要因の時には自動投入が行われないとい
う問題があった。
に通知する警報装置では、配線用遮断器が動作したこと
を表示する機能はあっても、動作原因を表示する機能が
ないため、誤動作であっても負荷及び配線の点検を行な
わねばならず、復旧に時間がかかっていた。また、別途
過電流継電器を設置して過電流継電器の動作により過電
流であることを検知することが試みられたが、配線用遮
断器の動作により過電流が遮断されると過電流継電器の
出力がなくなってしまうという問題があった。また、事
前警報機能付の配線用遮断器を使用して配線用遮断器が
動作する手前の電流で過電流を検知し、警報を出力し、
その出力を保持することも試みられたが、配線用遮断器
が動作する直前に負荷電流が正常値に戻った場合にも、
警報出力が保持されてしまうという問題があった。
点を解決するためになされたもので、配線用遮断器の動
作要因が過電流によるものか否かを確実に判別する配線
用遮断器動作要因判別装置を提供するためになされたも
のである。
断器の動作を検出したとき出力を発する動作検出手段
と、主回路の電流を検出する電流検出手段と、該電流検
出手段で検出した電流値が過電流であったとき出力を発
する過電流検出手段と、動作検出手段と過電流検出手段
がともに出力を発したときに出力を発してその出力を保
持する過電流動作判定手段から構成したことを特徴とす
る本発明の配線用遮断器動作要因判別装置によって解決
できる。
し、過電流検出手段が出力を発しないときに出力を発す
る非過電流動作判定手段を備えたものとし、漏電時出力
を発する漏電検出手段と動作検出手段と非過電流検出手
段がともに出力を発したときに出力を発してその出力を
保持する漏電動作判定手段を備えたものとし、非過電流
動作判定手段の出力により配線用遮断器の再投入回路を
構成するようにした配線用遮断器動作要因判別装置とし
て具体化できる。
要因判別装置に係る実施形態について、図1を参照しな
がら説明する。図において、1は配線用遮断器であっ
て、動作して主回路接点が開路すると補助接点2が閉路
する。3は主開路の電流を検出する電流変成器であっ
て、該電流変成器3の検出出力は整流回路4により整流
され、過電流検出回路5に供給される。過電流検出回路
5は整流回路4によって整流された電流変成器の検出出
力が基準設定素子6により設定された基準値を超えると
出力を発し、その出力は保持回路7で保持され、過電流
動作判定回路8、非過電流動作判定回路9に加えられ
る。また、21は再投入回路であり、非過電流動作判定
回路9の出力により配線用遮断器の再投入動作を行なう
ものである。図2は図1に示す各回路の具体的な構成例
を示すもので、図1の相当する部分と同一の符号が付し
てある。
のように動作する。電流変成器3により検出された負荷
電流は整流回路4により整流されて過電流検出回路5に
加えられる。なお、整流回路4は電流変成器3の負荷抵
抗を含むものとしている。整流回路4から加えられる電
圧が上昇し、基準設定素子6の両端の電圧が過電流検出
回路5下側のトランジスタ10の閾値を超えると該トラ
ンジスタ10はオンとなり、上側のトランジスタ11も
オンとなって出力を発し保持回路7のコンデンサを充電
する。保持回路7のコンデンサに蓄えられた電荷は過電
流動作判定回路8のサイリスタにゲート電流を供給する
ことになる。この動作は、負荷に流れる電流が基準設定
素子6により設定された電流値を上回ったとき、すなわ
ち過電流のときに生ずる。過電流になると、配線用遮断
器1は動作して主回路接点を開路し、補助接点2が閉路
することになる。補助接点2が閉路すると過電流動作判
定回路8のサイリスタ12に電源が供給されることにな
ってサイリスタ12はオンとなり、直列に接続されたフ
ォトカプラ17を介して過電流動作判定出力を出力し、
発光ダイオード18により過電流動作判定の表示をす
る。このとき、主開路接点が開放されることにより過電
流が解消され、過電流検出回路5の出力が消滅すること
になるが、保持回路7のコンデンサに電荷が蓄積されて
いることからサイリスタ12は確実にオンになり、また
過電流動作判定出力はサイリスタ12により保持され
る。なお、サイリスタ12は補助接点2をオフにする
か、電源を遮断することによりオフにし、次回の動作に
備える。
設定された電流値を上回っていないとき、すなわち過電
流でないときは基準設定素子6の両端の電圧が過電流検
出回路5下側のトランジスタ10の閾値を超えず、該ト
ランジスタ10はオフのままで、上側のトランジスタ1
1はオンにならず、サイリスタ12にゲート電流が供給
されることはない。このとき配線用遮断器1が動作して
主回路接点を開路し、補助接点2が閉路して過電流動作
判定回路8のサイリスタ12に電源が供給されても、サ
イリスタ12はゲート電流が供給されないからオンとな
ることはなく、過電流動作判定出力を出力することはな
い。一方、非過電流動作判定回路9のトランジスタ13
にはベース電流が供給されてオンになり、フォトカプラ
19を介して非過電流動作判定出力を出力し、発光ダイ
オード20により非過電流動作判定の表示をする。な
お、各回路の電源は、配線用遮断器の一次側から降圧、
整流して供給するか、あるいは電池を使用する。
線用遮断器の動作状態と負荷電流の値とから配線用遮断
器の動作原因を判定しているため、適確な判定を行なえ
るものである。また、過電流動作及び非過電流動作の表
示方法としては、上記した発光ダイオードによるものの
ほか、各判定出力に基づく音声警報であってもよい。
た再投入回路21は、非過電流動作判定回路9の出力信
号に基づいて配線用遮断器の再投入動作を行なうもので
ある。従って、過負荷及び短絡事故時には再投入を行な
うことがないため、事故が拡大するおそれがないもので
ある。
た場合の構成を示すブロック図である。この実施形態で
は、漏電検出手段には零相変流器14を使用し、零相変
流器14の出力電流を漏電検出回路15に加えて漏電の
有無を検知するようにしており、補助接点2が閉路した
とき漏電検出回路15が漏電を検知し、過電流動作判定
回路8が出力を発していないときに漏電動作判定回路1
6が出力を発するものとしている。従って、この実施形
態では配線用遮断器の動作原因が過電流であるのか、漏
電であるのか、それ以外の原因によるものかを判定する
ことが可能である。
ば、配線用遮断器が動作したときに過電流によって動作
したか否かが確実に判定できるので、配線用遮断器の誤
動作時の負荷の再投入が適確に行える利点がある。ま
た、配線用遮断器の動作原因を外部より確実に把握でき
るため、誤動作した場合の復旧を短時間で行なえる利点
を有する。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】配線用遮断器の動作を検出したとき出力を
発する動作検出手段と、主回路の電流を検出する電流検
出手段と、該電流検出手段で検出した電流値が過電流で
あったとき出力を発する過電流検出手段と、動作検出手
段と過電流検出手段がともに出力を発したときに出力を
発してその出力を保持する過電流動作判定手段から構成
したことを特徴とする配線用遮断器動作要因判別装置。 - 【請求項2】動作検出手段が出力を発し、過電流検出手
段が出力を発しないときに出力を発する非過電流動作判
定手段を備えた請求項1に記載の配線用遮断器動作要因
判別装置。 - 【請求項3】漏電時出力を発する漏電検出手段と動作検
出手段と非過電流検出手段がともに出力を発したときに
出力を発してその出力を保持する漏電動作判定手段を備
えた請求項1に記載の配線用遮断器動作要因判別装置。 - 【請求項4】非過電流動作判定手段の出力により配線用
遮断器の再投入回路を構成するようにした請求項1に記
載の配線用遮断器動作要因判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000249302A JP4104279B2 (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 配線用遮断器動作要因判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000249302A JP4104279B2 (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 配線用遮断器動作要因判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002064913A true JP2002064913A (ja) | 2002-02-28 |
JP4104279B2 JP4104279B2 (ja) | 2008-06-18 |
Family
ID=18739062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000249302A Expired - Lifetime JP4104279B2 (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 配線用遮断器動作要因判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4104279B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007057524A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-03-08 | Kawamura Electric Inc | 漏れ電流検出回路、電源コンセント装置、及び電源コード装置 |
JP2007129874A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 屋内用分電盤 |
JP2018206473A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 東芝ライテック株式会社 | 電源分岐盤および電源分岐盤の取付方法 |
-
2000
- 2000-08-21 JP JP2000249302A patent/JP4104279B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007057524A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-03-08 | Kawamura Electric Inc | 漏れ電流検出回路、電源コンセント装置、及び電源コード装置 |
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JP4679337B2 (ja) * | 2005-11-07 | 2011-04-27 | 中国電力株式会社 | 屋内用分電盤 |
JP2018206473A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 東芝ライテック株式会社 | 電源分岐盤および電源分岐盤の取付方法 |
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JP4104279B2 (ja) | 2008-06-18 |
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