JP2002064913A - 配線用遮断器動作要因判別装置 - Google Patents

配線用遮断器動作要因判別装置

Info

Publication number
JP2002064913A
JP2002064913A JP2000249302A JP2000249302A JP2002064913A JP 2002064913 A JP2002064913 A JP 2002064913A JP 2000249302 A JP2000249302 A JP 2000249302A JP 2000249302 A JP2000249302 A JP 2000249302A JP 2002064913 A JP2002064913 A JP 2002064913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overcurrent
output
circuit
current
detecting means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000249302A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4104279B2 (ja
Inventor
Hisanori Asaoka
久典 浅岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2000249302A priority Critical patent/JP4104279B2/ja
Publication of JP2002064913A publication Critical patent/JP2002064913A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4104279B2 publication Critical patent/JP4104279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線用遮断器が動作したときの動作要因が過電
流によるものか否かを確実に判別する配線用遮断器動作
要因判別装置を提供する。 【解決手段】配線用遮断器1に配線用遮断器1が動作し
て主回路接点が開路したとき閉路する補助接点2と、主
回路の電流を検出する電流変成器3と、該電流変成器3
により検出した主開路の電流が過電流になったことを検
出する過電流検出開路5と、補助接点2および過電流検
出回路5の信号を入力する過電流動作判定回路8を設
け、過電流動作判定回路8は補助接点2の閉路時に過電
流検出開路5が過電流を検出していたとき出力を発して
その出力を保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線の保護の
ために使用される配線用遮断器が動作したときの動作要
因を判別する配線用遮断器動作要因判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配線用遮断器は配線に流れる負荷の過電
流あるいは短絡電流を検出して動作し、回路を遮断する
ものである。しかし、実際には振動や電磁波あるいは雷
サージなどにより誤動作することがある。配線用遮断器
が誤動作して回路を遮断した場合には、自動的に配線用
遮断器を再投入し、負荷の運転を継続することが望まし
い。そのような目的で、配線用遮断器に配線用遮断器が
動作したとき閉路する接点を内蔵し、その接点の閉路に
より配線用遮断器を投入する自動再投入装置が使用され
ているが、負荷に異常があって配線用遮断器が動作した
ような場合に再投入すると、事故の拡大を招くことにな
る。したがって、配線用遮断器が負荷の過電流あるいは
短絡によって動作したか否かを知り、過電流あるいは短
絡電流により動作したときは再投入しないようにしなけ
ればならない。さらには、雷サージの検出器を設置し、
雷サージがあって配線用遮断器が動作したときのみ自動
投入をするようにすることも試みられた。しかし誤動作
要因を雷サージのみに限定しているため電磁波、振動等
その他の誤動作要因の時には自動投入が行われないとい
う問題があった。
【0003】一方、配線用遮断器が動作したことを外部
に通知する警報装置では、配線用遮断器が動作したこと
を表示する機能はあっても、動作原因を表示する機能が
ないため、誤動作であっても負荷及び配線の点検を行な
わねばならず、復旧に時間がかかっていた。また、別途
過電流継電器を設置して過電流継電器の動作により過電
流であることを検知することが試みられたが、配線用遮
断器の動作により過電流が遮断されると過電流継電器の
出力がなくなってしまうという問題があった。また、事
前警報機能付の配線用遮断器を使用して配線用遮断器が
動作する手前の電流で過電流を検知し、警報を出力し、
その出力を保持することも試みられたが、配線用遮断器
が動作する直前に負荷電流が正常値に戻った場合にも、
警報出力が保持されてしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、配線用遮断器の動
作要因が過電流によるものか否かを確実に判別する配線
用遮断器動作要因判別装置を提供するためになされたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、配線用遮
断器の動作を検出したとき出力を発する動作検出手段
と、主回路の電流を検出する電流検出手段と、該電流検
出手段で検出した電流値が過電流であったとき出力を発
する過電流検出手段と、動作検出手段と過電流検出手段
がともに出力を発したときに出力を発してその出力を保
持する過電流動作判定手段から構成したことを特徴とす
る本発明の配線用遮断器動作要因判別装置によって解決
できる。
【0006】また、本発明は、動作検出手段が出力を発
し、過電流検出手段が出力を発しないときに出力を発す
る非過電流動作判定手段を備えたものとし、漏電時出力
を発する漏電検出手段と動作検出手段と非過電流検出手
段がともに出力を発したときに出力を発してその出力を
保持する漏電動作判定手段を備えたものとし、非過電流
動作判定手段の出力により配線用遮断器の再投入回路を
構成するようにした配線用遮断器動作要因判別装置とし
て具体化できる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の配線用遮断器動作
要因判別装置に係る実施形態について、図1を参照しな
がら説明する。図において、1は配線用遮断器であっ
て、動作して主回路接点が開路すると補助接点2が閉路
する。3は主開路の電流を検出する電流変成器であっ
て、該電流変成器3の検出出力は整流回路4により整流
され、過電流検出回路5に供給される。過電流検出回路
5は整流回路4によって整流された電流変成器の検出出
力が基準設定素子6により設定された基準値を超えると
出力を発し、その出力は保持回路7で保持され、過電流
動作判定回路8、非過電流動作判定回路9に加えられ
る。また、21は再投入回路であり、非過電流動作判定
回路9の出力により配線用遮断器の再投入動作を行なう
ものである。図2は図1に示す各回路の具体的な構成例
を示すもので、図1の相当する部分と同一の符号が付し
てある。
【0008】この配線用遮断器動作要因判別装置は以下
のように動作する。電流変成器3により検出された負荷
電流は整流回路4により整流されて過電流検出回路5に
加えられる。なお、整流回路4は電流変成器3の負荷抵
抗を含むものとしている。整流回路4から加えられる電
圧が上昇し、基準設定素子6の両端の電圧が過電流検出
回路5下側のトランジスタ10の閾値を超えると該トラ
ンジスタ10はオンとなり、上側のトランジスタ11も
オンとなって出力を発し保持回路7のコンデンサを充電
する。保持回路7のコンデンサに蓄えられた電荷は過電
流動作判定回路8のサイリスタにゲート電流を供給する
ことになる。この動作は、負荷に流れる電流が基準設定
素子6により設定された電流値を上回ったとき、すなわ
ち過電流のときに生ずる。過電流になると、配線用遮断
器1は動作して主回路接点を開路し、補助接点2が閉路
することになる。補助接点2が閉路すると過電流動作判
定回路8のサイリスタ12に電源が供給されることにな
ってサイリスタ12はオンとなり、直列に接続されたフ
ォトカプラ17を介して過電流動作判定出力を出力し、
発光ダイオード18により過電流動作判定の表示をす
る。このとき、主開路接点が開放されることにより過電
流が解消され、過電流検出回路5の出力が消滅すること
になるが、保持回路7のコンデンサに電荷が蓄積されて
いることからサイリスタ12は確実にオンになり、また
過電流動作判定出力はサイリスタ12により保持され
る。なお、サイリスタ12は補助接点2をオフにする
か、電源を遮断することによりオフにし、次回の動作に
備える。
【0009】負荷に流れる電流が基準設定素子6により
設定された電流値を上回っていないとき、すなわち過電
流でないときは基準設定素子6の両端の電圧が過電流検
出回路5下側のトランジスタ10の閾値を超えず、該ト
ランジスタ10はオフのままで、上側のトランジスタ1
1はオンにならず、サイリスタ12にゲート電流が供給
されることはない。このとき配線用遮断器1が動作して
主回路接点を開路し、補助接点2が閉路して過電流動作
判定回路8のサイリスタ12に電源が供給されても、サ
イリスタ12はゲート電流が供給されないからオンとな
ることはなく、過電流動作判定出力を出力することはな
い。一方、非過電流動作判定回路9のトランジスタ13
にはベース電流が供給されてオンになり、フォトカプラ
19を介して非過電流動作判定出力を出力し、発光ダイ
オード20により非過電流動作判定の表示をする。な
お、各回路の電源は、配線用遮断器の一次側から降圧、
整流して供給するか、あるいは電池を使用する。
【0010】以上説明したように本発明においては、配
線用遮断器の動作状態と負荷電流の値とから配線用遮断
器の動作原因を判定しているため、適確な判定を行なえ
るものである。また、過電流動作及び非過電流動作の表
示方法としては、上記した発光ダイオードによるものの
ほか、各判定出力に基づく音声警報であってもよい。
【0011】また、非過電流動作判定回路9に接続され
た再投入回路21は、非過電流動作判定回路9の出力信
号に基づいて配線用遮断器の再投入動作を行なうもので
ある。従って、過負荷及び短絡事故時には再投入を行な
うことがないため、事故が拡大するおそれがないもので
ある。
【0012】図3は上記実施形態に漏電検出手段を加え
た場合の構成を示すブロック図である。この実施形態で
は、漏電検出手段には零相変流器14を使用し、零相変
流器14の出力電流を漏電検出回路15に加えて漏電の
有無を検知するようにしており、補助接点2が閉路した
とき漏電検出回路15が漏電を検知し、過電流動作判定
回路8が出力を発していないときに漏電動作判定回路1
6が出力を発するものとしている。従って、この実施形
態では配線用遮断器の動作原因が過電流であるのか、漏
電であるのか、それ以外の原因によるものかを判定する
ことが可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明した本発明の実施の態様によれ
ば、配線用遮断器が動作したときに過電流によって動作
したか否かが確実に判定できるので、配線用遮断器の誤
動作時の負荷の再投入が適確に行える利点がある。ま
た、配線用遮断器の動作原因を外部より確実に把握でき
るため、誤動作した場合の復旧を短時間で行なえる利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における回路図である。
【図3】漏電検出手段を加えた場合のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 配線用遮断器 2 補助接点 3 電流変成器 4 整流回路 5 過電流検出回路 6 基準設定素子 7 保持回路 8 過電流動作判定回路 9 非過電流動作判定回路 10 トランジスタ 11 トランジスタ 12 サイリスタ 13 トランジスタ 14 零相変流器 15 漏電検出回路 16 漏電動作判定回路 17 フォトカプラ 18 発光ダイオード 19 フォトカプラ 20 発光ダイオード 21 再投入回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線用遮断器の動作を検出したとき出力を
    発する動作検出手段と、主回路の電流を検出する電流検
    出手段と、該電流検出手段で検出した電流値が過電流で
    あったとき出力を発する過電流検出手段と、動作検出手
    段と過電流検出手段がともに出力を発したときに出力を
    発してその出力を保持する過電流動作判定手段から構成
    したことを特徴とする配線用遮断器動作要因判別装置。
  2. 【請求項2】動作検出手段が出力を発し、過電流検出手
    段が出力を発しないときに出力を発する非過電流動作判
    定手段を備えた請求項1に記載の配線用遮断器動作要因
    判別装置。
  3. 【請求項3】漏電時出力を発する漏電検出手段と動作検
    出手段と非過電流検出手段がともに出力を発したときに
    出力を発してその出力を保持する漏電動作判定手段を備
    えた請求項1に記載の配線用遮断器動作要因判別装置。
  4. 【請求項4】非過電流動作判定手段の出力により配線用
    遮断器の再投入回路を構成するようにした請求項1に記
    載の配線用遮断器動作要因判別装置。
JP2000249302A 2000-08-21 2000-08-21 配線用遮断器動作要因判別装置 Expired - Lifetime JP4104279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000249302A JP4104279B2 (ja) 2000-08-21 2000-08-21 配線用遮断器動作要因判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000249302A JP4104279B2 (ja) 2000-08-21 2000-08-21 配線用遮断器動作要因判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002064913A true JP2002064913A (ja) 2002-02-28
JP4104279B2 JP4104279B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=18739062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000249302A Expired - Lifetime JP4104279B2 (ja) 2000-08-21 2000-08-21 配線用遮断器動作要因判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4104279B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057524A (ja) * 2005-07-29 2007-03-08 Kawamura Electric Inc 漏れ電流検出回路、電源コンセント装置、及び電源コード装置
JP2007129874A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 屋内用分電盤
JP2018206473A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 東芝ライテック株式会社 電源分岐盤および電源分岐盤の取付方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057524A (ja) * 2005-07-29 2007-03-08 Kawamura Electric Inc 漏れ電流検出回路、電源コンセント装置、及び電源コード装置
JP2007129874A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 屋内用分電盤
JP4679337B2 (ja) * 2005-11-07 2011-04-27 中国電力株式会社 屋内用分電盤
JP2018206473A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 東芝ライテック株式会社 電源分岐盤および電源分岐盤の取付方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4104279B2 (ja) 2008-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101710776B1 (ko) 누전 차단기
US4931893A (en) Loss of neutral or ground protection circuit
RU2553669C2 (ru) Автоматический выключатель с индикацией отказов и вторичным источником питания
KR101384422B1 (ko) 누전 차단기
KR20060062552A (ko) 누설 전류 차단기
US20180090925A1 (en) Motor drive
KR20010088890A (ko) 누설전류차단기의 서지 오동작 방지회로
JP2002064913A (ja) 配線用遮断器動作要因判別装置
KR200440531Y1 (ko) 누전 차단기
KR100712672B1 (ko) 일체식 2단 접점 개폐구조를 갖는 자동복귀형 누전차단기
JP3554675B2 (ja) 漏電警報機能付回路遮断器及び漏電遮断器
JP4716412B2 (ja) 直流電源装置の過電流保護回路
JP3157386B2 (ja) 地絡検出装置
CN114206657A (zh) 用于车辆的具有自触发保护的电子断路器及用于其的方法
JP4052165B2 (ja) 無停電電源装置用変圧器の保護装置
JPH06178600A (ja) 過電圧保護回路付レギュレータ
JP2629984B2 (ja) 漏電検出装置および漏電しゃ断装置
JP3046844U (ja) 遮断器
JP3168883B2 (ja) 転流型直流遮断器及びそれを用いた電気鉄道用き電回路
KR101705203B1 (ko) 한시 회로를 이용한 사고 상태 구별형 무전원 변류기 2차 단자 보호 및 경보 장치
JP2017126438A (ja) 漏電遮断器
JP3375800B2 (ja) 漏電遮断器
JP2001314031A (ja) 漏電遮断器
JP4627364B2 (ja) 電流検出装置
JPH0646195Y2 (ja) 磁石式交流発電機の電圧調整器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250