JP2002064634A - 通訳サービス方法及び通訳サービスシステム - Google Patents

通訳サービス方法及び通訳サービスシステム

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JP2002064634A
JP2002064634A JP2000250536A JP2000250536A JP2002064634A JP 2002064634 A JP2002064634 A JP 2002064634A JP 2000250536 A JP2000250536 A JP 2000250536A JP 2000250536 A JP2000250536 A JP 2000250536A JP 2002064634 A JP2002064634 A JP 2002064634A
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JP2000250536A
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Shuhei Oda
修平 織田
Takashi Yagi
貴史 八木
Satoshi Ishibashi
聡 石橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がネットワークを介して、きめ細かい
各種通訳サービスを利用できるようにする。 【解決手段】 発信者端末100、受信者端末200、
通訳者端末300及び通訳仲介サーバ400を、ネット
ワーク500を介して接続する。通訳者は、当該通訳者
端末の接続情報と当該通訳者が提供可能な通訳サービス
を示す通訳者情報とを通訳仲介サーバ400に登録して
おく。通訳仲介サーバ400は、発信者端末100から
通訳要求情報、通訳対象情報、受信者端末の接続情報な
どを受信し、通訳要求情報に適合した通訳者を選択する
手段402、該通訳者に対応する通訳者端末300と接
続して通訳対象情報を送信し、通訳結果を受信し、受信
者端末の接続情報により受信者端末200と接続して、
通訳結果を送信する手段402、及び、必要な課金処理
を行う手段403を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して、発信者端末から受信者端末へ音声や文字等の情報
を送信する際、通訳者により情報を通訳・翻訳(以下、
通訳で総称する)して受信者端末に送信する通訳サービ
ス方法及び通訳サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から通訳システムとしては、各言語
間の自動翻訳システムや、音声認識技術や音声合成技術
を用いて音声と文字を相互に変換するシステムなど、ネ
ットワークを用いた各種システムが種々開発されてい
る。これらのシステムは、いずれも通訳機能の自動化を
図り、省力化を狙ったものである。
【0003】また、人手を利用した通訳サービスとして
は、通訳サービスの種類毎にそれぞれの専門の業者に通
訳を依頼し、その業者が契約している通訳者が通訳をし
てその結果を依頼者に提供する等のサービスがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者は、通訳サービス
をネットワークを用いてシステム化し、多くの利用者を
対象にするものではあるが、通訳処理を自動化するもの
であり、現状の技術レベルでは通訳のレベルは必ずしも
十分ではない。
【0005】また、後者は、利用者のそれぞれに対して
きめ細かい通訳サービスが可能であるが、ネットワーク
を用いたシステム化がなされていないため、利用者が各
種の通訳サービスを手軽に利用できるものではなかっ
た。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、利用者がネットワークを介し
てきめ細かい各種通訳サービスを利用することが可能な
通訳サービス方法及び通訳サービスシステムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、通訳サービスを要求する発信者端末、
通訳結果を受信する受信者端末、通訳者の通訳者端末、
及び、通訳サービスを仲介する通訳仲介サーバを、ネッ
トワークを介して接続し、通訳者は、あらかじめ当該通
訳者端末の接続情報と当該通訳者が提供可能な通訳サー
ビスを示す通訳者情報を通訳者端末などから通訳仲介サ
ーバに送信して登録しておく。
【0008】一実施形態では、通訳仲介サーバは、発信
者端末から、通訳サービスを要求するために必要な通訳
要求情報と、通訳の対象となる通訳対象情報と、受信者
端末の接続情報とを受信すると、登録された通訳者情報
の中から前記通訳要求情報に適合した通訳者を選択し、
該選択された通訳者に対応する通訳者端末の接続情報に
より通訳者端末と接続して、前記通訳対象情報を送信
し、通訳者端末から通訳者による通訳結果を受信し、前
記受信者端末の接続情報により前記受信者端末と接続し
て、前記通訳結果を送信する。
【0009】また、他の実施形態では、通訳仲介サーバ
は、発信者端末から、通訳サービスを要求するために必
要な通訳要求情報と、受信者端末の接続情報とを受信す
ると、登録された通訳者情報の中から前記通訳要求情報
に適合した通訳者を選択し、選択された通訳者に対応す
る通訳者端末の接続情報により通訳者端末を呼び出し、
前記発信者端末と前記通訳者端末とを接続するととも
に、前記受信者端末の接続情報により受信者端末を呼び
出し、前記通訳者端末と前記受信者端末とを接続し、前
記発信者端末から通訳の対象となる通訳対象情報を受信
して前記通訳者端末に送信し、該通訳者端末からの前記
通訳対象情報の通訳結果を受信して前記受信者端末に送
信する。
【0010】通訳者情報を登録した通訳者は、通訳サー
ビスの受付の可/不可を示す受付情報を通訳仲介サーバ
に送信し、通訳仲介サーバは、通訳者の選択の際、登録
されている通訳者情報と該受付情報に基づいて選択する
ことも可能である。
【0011】また、通訳者情報には、通訳サービスのサ
ービス種別と通訳者レベルを含め、通訳仲介サーバは、
通訳サービスのサービス種別と通訳者レベルに応じて、
通訳者を選択したり、課金処理を行うことも可能であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面により具体的に説明する。図1は、本発明による通
訳サービスシステムの構成例を示すブロック図である。
図1中、100は通訳サービスを要求する発信者端末、
200は通訳結果を受信する受信者端末、300は通訳
者が使用する通訳者端末、400は通訳サービスを仲介
する通訳仲介サーバであり、それぞれはネットワーク5
00を介して接続される。ネットワーク500として
は、インターネットやその他、どのようなネットワーク
でもよい。発信者端末100、受信者端末200、通訳
者端末300は、いずれも1以上からなる。また、発信
者端末100と受信者端末200は別々の端末である必
要がなく、両者を兼ね備えていてもよい。
【0013】各発信者端末100(発信者端末1〜発信
者端末n1)は、ネットワーク500を介して通訳仲介
サーバ400と接続するための接続手段101と、各種
情報を入力する情報入力手段102とを少なくとも具備
する。情報入力手段102は、具体的にはマイク、キー
ボードなどであり、さらには、必要に応じ手話などのた
めのビデオカメラ、文書を直接読み取るためのイメージ
スキャナなどがあってもよい。
【0014】各受信者端末200(受信者端末1〜受信
者端末n2)は、ネットワーク500を介して通訳仲介
サーバ400と接続するための接続手段201と、通訳
結果等を出力する情報出力手段202とを少なくとも具
備する。情報出力手段202は、具体的にはスピーカ、
ディスプレイなどである。
【0015】各通訳者端末300(通訳者端末1〜通訳
者端末m)は、ネットワーク500を介して通訳仲介サ
ーバ400と接続するための接続手段301と、各種情
報を入力する情報入力手段302と、各種情報を出力す
るための情報出力手段303、通訳処理を行うための通
訳手段304とを少なくとも具備する。情報入力手段3
02は、具体的には、マイク、キーボードなどであり、
また、必要によっては手話のためにビデオカメラなども
用意する。情報出力手段303は、具体的には、スピー
カ、ディスプレイなどである。通訳手段304は、通訳
者が通訳のために利用する種々の手段やその他の補助手
段の総称であり、例えば、言語相互間の通訳ソフト、音
声と文字等の各種メディア相互間の変換ソフトなどが含
まれる。
【0016】通訳仲介サーバ400は、各発信者端末1
00や各着信者端末200と各通訳者端末300間の接
続制御を行う接続制御手段401と、発信者端末100
からの通訳サービスの要求に適合した通訳者の選択を行
う通訳者選択手段402と、課金処理を行う課金処理手
段403と、各種情報を記憶するための記憶手段404
とを少なくとも具備する。
【0017】図2は、本通訳サービスシステムの第1の
動作シーケンス例を示す図である。以下、図1、図2に
従って本発明による通訳サービスの第1の実施形態を説
明する。
【0018】各通訳者は、あらかじめ通訳者端末300
から、当該通訳者が提供可能な通訳サービスを示す通訳
者情報と当該通訳者端末300の接続情報とをネットワ
ーク500を介して通訳仲介サーバ400に送信する
(ステップ1001)。通訳者情報は通訳者が提供可能
なサービスの種別と通訳者のレベル等からなる。サービ
ス種別としては、例えば各言語相互間の通訳、音声と文
字等の各種メディア相互間の変換、文字や音声と手話と
の相互変換等、通訳サービスの種別が設定される。ま
た、通訳者のレベルとしては、通訳者の能力等に応じ
て、例えば、ハイレベル通訳、標準通訳などの区別やボ
ランティアにより無料で通訳をする場合の区別などが設
定される。通訳者端末300の接続情報としては、電話
番号やメールアドレスなどのネットワーク500が通訳
者端末を識別できる情報が設定される。
【0019】通訳仲介サーバ400では、接続制御手段
401が、通訳者情報と通訳者端末の接続情報とをネッ
トワーク500を介して通訳者端末300から受信する
と、通訳者情報と通訳者端末の接続情報とを対応づけて
記憶手段404に格納して登録する(ステップ100
2)。図4に記憶手段404の記憶内容の構成例を示
す。なお、この時点では、受付情報は未登録か、あるい
は初期設定(可又は不可)としておく。
【0020】各通訳者は、現時点以降、通訳サービスを
提供できるようになった場合、あるいは、現時点以降、
通訳サービスが提供できなくなった場合に、通訳者端末
300から通訳サービスの提供の可/不可を示す受付情
報を通訳仲介サーバ400に送信する(ステップ100
3)。通訳仲介サーバ400では、受信した受付情報を
図4に示すように、通訳者情報と通訳者端末の接続情報
と対応づけて、記憶手段404に格納する(ステップ1
004)。
【0021】各発信者は、通訳サービスの提供を受けた
い場合、発信者端末100を使用して、通訳サービスの
提供を要求するための通訳要求情報と、通訳する対象の
通訳対象情報と、通訳結果を送信する受信者端末の接続
情報とを、情報入力手段102から入力し、接続手段1
01によりネットワーク500を介して通訳仲介サーバ
400に送信する(ステップ1011)。発信者端末1
00が各情報を送信するタイミングとしては、必ずしも
同時である必要はなく、通訳仲介サーバ400において
必要になった都度、送信するようにしてもよい。通訳要
求情報は、通訳者が登録した通訳者情報に対応するもの
であり、通訳者を選択するのに必要な、サービス種別、
通訳者レベルの情報を含む。通訳対象情報としては、通
訳するサービスの種別により異なり、文字情報、画像情
報、音声情報など、種々の形式のデータが含まれる。受
信者端末の接続情報としては、電話番号やメールアドレ
スなどのネットワークが受信者端末を識別できる情報が
設定される。
【0022】通訳仲介サーバ400では、通訳者選択手
段402が、発信者端末100から受信した通訳要求情
報を解析して、発信者が要求しているサービスの種別と
通訳者のレベルを求め(ステップ1012)、図4に示
したように記憶手段404に格納されている通訳者情報
をサーチし、発信者の要求に適合した通訳者の候補を選
択する(ステップ1013)。そして、選択された通訳
者の候補のそれぞれに対し、現時点で通訳サービスの提
供が可能か否かをチェックするため、受付情報をチェッ
クし(ステップ1014)、受付情報が可の候補者を通
訳者として選択する(ステップ1015)。受付情報が
可の候補者がない場合には、発信者端末100に対し、
通訳サービスが提供できない旨を通知する。また、複数
の候補者があった場合には、登録順や任意の者を選択す
る。
【0023】通訳仲介サーバ400では、通訳者選択手
段402により通訳者が選択されると、接続制御手段4
01が、該選択された通訳者の接続情報を記憶手段40
4から読出し、該当通訳者端末300を呼び出して接続
し(ステップ1016)、通訳者が通訳サービスを行う
ために必要な通訳情報を送信する(ステップ101
7)。通訳情報としては、通訳の対象である通訳対象情
報を少なくとも含み、それ以外にも、通訳を実行するた
めに必要な発信者が指定したより詳細な情報も含む。
【0024】通訳者端末300では、接続手段301に
より通訳仲介サーバ400から通訳情報を受信すると、
情報出力手段303に出力し、通訳者が情報入力手段3
02や通訳手段304により通訳を実施し(ステップ1
018)、通訳結果を接続手段301によりネットワー
ク500を介して通訳仲介サーバ400に送信する(ス
テップ1019)。なお、通訳結果が得られるまでの時
間は、通訳サービスにより異なり、時間がかかる場合
は、一旦、通訳仲介サーバ400との接続を切断し、通
訳結果がでた時点で再度接続するようにしてもよい。
【0025】通訳仲介サーバ400では、接続制御手段
401が、通訳者端末300から通訳結果を受信する
と、ステップ1011で発信者端末100から受信され
た受信者端末の接続情報により受信者端末200を呼び
出して接続し(ステップ1020)、通訳結果を送信す
る(ステップ1021)。
【0026】受信者端末200では、接続手段201に
より通訳結果を受信し、情報出力手段202により通訳
結果を出力する(ステップ1022)。
【0027】一方、通訳仲介サーバ400では、通訳者
端末300から受信した情報、発信者端末100から受
信した情報、受信者端末200に送信した情報等のうち
必要な情報を通訳サービスの提供の都度、履歴情報とし
て取得し、記憶手段404に記憶しておく。課金処理手
段403では、月単位など定期的に記憶手段404に記
憶されている履歴情報を読出し、課金処理を行う(ステ
ップ1030)。例えば、発信者は、サービス種別、通
訳者レベル等に応じて通訳者と通訳仲介サーバ提供者に
利用料金を支払い、通訳者は、提供したサービス種別、
通訳者レベルに応じた収入を得る、等のための課金処理
を行う。
【0028】以上述べたように、本発明の第1の実施形
態によれば、通訳サービスを利用する発信者は、豊富な
通訳サービスの利用が可能となり、また、通訳者は、す
きな時間に、在宅でも通訳サービスを提供でき、かつ収
入を得ることが可能になる。また、通訳サービスとし
て、手話通訳、文字による要約筆記などを加えることに
より、聴覚障害者などの障害者にとっても有効なものと
なる。
【0029】図3は、図1の通訳サービスシステムの第
2の動作シーケンス例を示す図である。次に、図1、図
3に従って本発明による通訳サービスの第2の実施形態
を説明する。
【0030】図3の動作シーケンス例は、発信者端末1
00と通訳者端末300と受信者端末200とが通訳仲
介サーバ400を介して接続された状態で通訳サービス
を提供する場合の例であり、即時性が必要な通訳サービ
スの場合、例えば、各言語間の同時通訳、手話通訳など
に有効である。
【0031】通訳者は、第1の実施形態の場合と同様
に、あらかじめ通訳者端末300から通訳仲介サーバ4
00に当該通訳者情報と当該通訳者端末300の接続情
報を送信し、さらに必要の都度、受付情報を送信し、通
訳仲介サーバ400の記憶手段404に記憶しておく
(ステップ2001〜2004)。
【0032】各発信者は、通訳サービスの提供を受けた
い場合、発信者端末100を使用して、通訳サービスの
提供を要求するための通訳要求情報と、通訳結果を送信
する受信者端末の接続情報とを、情報入力手段102か
ら入力し、接続手段101によりネットワーク500を
介して通訳仲介サーバ400に送信する(ステップ20
11)。ここで、第1の実施形態の場合と異なり、通訳
対象情報については、この時点では通訳仲介サーバ40
0に送信しない。
【0033】通訳仲介サーバ400では、通訳者選択手
段402が、第1の実施形態の場合と同様に、発信者の
通訳要求情報に適合した通訳者の候補を、記憶手段40
4に格納されている通訳者情報をサーチして選択する
(ステップ2012、2013)。そして、選択された
通訳者の候補のそれぞれに対し、受付情報をチェック
し、受付情報が可の通訳者を選択する(ステップ201
4、2015)。
【0034】通訳仲介サーバ400では、通訳者が選択
されると、接続制御手段401が、該選択された通訳者
の接続情報を記憶手段404から読出し、該当通訳者端
末300を呼び出し、発信者端末100と通訳者端末3
00とを該サーバ400を介して接続する(ステップ2
016)。さらに、接続制御手段401は、発信者端末
100から受信した受信者端末の接続情報により、該当
受信者端末200を呼び出し、通訳者端末300と受信
者端末200とを、同じく該サーバ400を介して接続
する(ステップ2017)。
【0035】以上のように、発信者端末100と通訳者
端末300と受信者端末200とが通訳仲介サーバ40
0を介して接続された状態において、発信者は発信者端
末100から通訳対象情報を通訳仲介サーバ400に送
信し(ステップ2018)、通訳仲介サーバ400は、
通訳者が通訳サービスを行うために必要な通訳情報を通
訳者端末300に送信する(ステップ2019)。
【0036】通訳者端末300は、接続手段301によ
り通訳情報を受信すると、情報出力手段303に出力
し、通訳者がその通訳を実行し(ステップ2020)、
通訳結果を直ちに通訳仲介サーバ400に対し送信する
(ステップ2021)。この際、通訳者は必ずしも通訳
手段304の手をかりることなく通訳を行う。例えば、
音声と音声により各言語間の同時通訳を行う場合には、
通訳者は、スピーカから出力される音声を通訳し、その
結果を即マイクにより入力する。また、音声を手話で同
時通訳を行う場合には、スピーカから出力される音声を
手話に通訳し、手話をカメラにより撮影して即入力す
る。
【0037】通訳仲介サーバ400では、接続制御手段
401が、通訳者端末300から受信した通訳結果を受
信者端末200に送信する(ステップ2022)。受信
者端末200では、接続手段201により通訳結果を受
信し、情報出力手段202により通訳結果を出力する
(ステップ2023)。
【0038】以下、ステップ2018からステップ20
23の動作シーケンスが繰り返される。そして、発信者
端末100あるいは受信者端末200からの終了通知な
どにより、通訳仲介サーバ400では、接続制御手段4
01が、発信者端末100と通訳者端末300との接続
断、及び通訳者端末300と受信者端末200との接続
断を行う。
【0039】また、通訳仲介サーバ400では、第1の
実施形態の場合と同様に、各種情報を履歴情報として取
得し、記憶手段404に記憶しておき、課金処理手段4
03により、月単位など定期的に記憶手段404に記憶
されている履歴情報を読出し、課金処理を行う(ステッ
プ2030)。
【0040】以上述べたように、本発明の第2の実施形
態によれば、先の第1の実施形態で述べた利点に加え、
通訳仲介サーバを介して、発信者端末、通訳者端末、受
信者端末のそれぞれが接続された状態にすることによ
り、各言語間の同時通訳や手話通訳などのように通訳結
果が即必要となる即時性の高い通訳サービスの提供が可
能となる。
【0041】なお、図2及び図3の動作シーケンス例で
は、通訳者端末の接続情報や通訳者情報の登録、その後
の受付情報の設定は、通訳者情報300からネットワー
ク500を介して通訳仲介サーバ400に送信すること
で行うとしたが、通訳者が別の任意の手段で通訳仲介サ
ーバ400に送付・通知することでもよい。また、本通
訳サービスの提供を受けたい利用者もあらかじめ登録し
ておき、該登録された利用者に対してのみ通訳サービス
を提供することでもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、通訳サービスを利用す
る発信者は、豊富な通訳サービスの利用が可能となり、
また、通訳者は、好きな時間に、在宅でも通訳サービス
を提供でき、かつ収入を得ることが可能になる。また、
通訳サービスとして、手話通訳、文字による要約筆記な
どを加えることにより、聴覚障害者などの障害者にとっ
ても有効なものとなる。さらに、発信者端末、通訳者端
末、受信者端末のそれぞれが接続された状態にすること
により、各言語間の同時通訳や手話通訳などのように通
訳結果が即必要となる即時性の高い通訳サービスの提供
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通訳サービスシステムの構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の動作シーケンス例を示す図であ
る。
【図3】本発明の第2の動作シーケンス例を示す図であ
る。
【図4】通訳仲介サーバの記憶手段の記憶内容の構成例
を示す図である。
【符号の説明】
100 発信者端末 200 受信者端末 300 通訳者端末 400 通訳仲介サーバ 401 接続制御手段 402 通訳者選択手段 403 課金処理手段 404 記憶手段 500 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 聡 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA76 BB07 CC01 DD01 DD04 EE09 FF06 GG01 GG03 GG10 GG12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通訳サービスを要求する1以上の発信者
    端末と、通訳結果を受信する1以上の受信者端末と、通
    訳者が通訳サービスを提供する1以上の通訳者端末と、
    通訳仲介サーバとがネットワークを介して接続され、 前記通訳仲介サーバに、通訳者端末の接続情報と当該通
    訳者が提供可能な通訳サービスを示す通訳者情報とを登
    録しておき、 前記通訳仲介サーバは、発信者端末から、通訳サービス
    を要求するために必要な通訳要求情報と、通訳の対象と
    なる通訳対象情報と、受信者端末の接続情報とを受信す
    ると、登録された通訳者情報の中から前記通訳要求情報
    に適合した通訳者を選択し、該選択された通訳者に対応
    する通訳者端末の接続情報により通訳者端末と接続して
    前記通訳対象情報を送信し、前記通訳者端末から通訳結
    果を受信し、前記受信者端末の接続情報により前記受信
    者端末と接続して前記通訳結果を送信する、 ことを特徴とする通訳サービス方法。
  2. 【請求項2】 通訳サービスを要求する1以上の発信者
    端末と、通訳結果を受信する1以上の受信者端末と、通
    訳者が通訳サービスを提供する1以上の通訳者端末と、
    通訳仲介サーバとがネットワークを介して接続され、 前記通訳仲介サーバに、通訳者端末の接続情報と当該通
    訳者が提供可能な通訳サービスを示す通訳者情報とを登
    録しておき、 前記通訳仲介サーバは、発信者端末から、通訳サービス
    を要求するために必要な通訳要求情報と受信者端末の接
    続情報とを受信すると、登録された通訳者情報の中から
    前記通訳要求情報に適合した通訳者を選択し、該選択さ
    れた通訳者に対応する通訳者端末の接続情報により通訳
    者端末を呼び出し、前記発信者端末と前記通訳者端末と
    を接続するとともに、前記受信者端末の接続情報により
    受信者端末を呼び出し、前記通訳者端末と前記受信者端
    末とを接続し、前記発信者端末から通訳の対象となる通
    訳対象情報を受信して前記通訳者端末に送信し、該通訳
    者端末からの前記通訳対象情報の通訳結果を受信して前
    記受信者端末に送信する、 ことを特徴とする通訳サービス方法。
  3. 【請求項3】 通訳仲介サーバに、通訳者の通訳サービ
    スの受付の可/不可を示す受付情報を登録し、通訳仲介
    サーバでは、通訳者の選択の際、通訳者情報の中から通
    訳要求情報に適合する通訳者候補を選択し、該選択され
    た通訳者候補の中から前記受付情報に基づいて通訳者を
    選択することを特徴とする請求項1または2記載の通訳
    サービス方法。
  4. 【請求項4】 通訳者情報は、少なくとも通訳サービス
    のサービス種別と通訳者レベルとを含むことを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の通訳サービス方法。
  5. 【請求項5】 通訳仲介サーバは、通訳サービス仲介の
    履歴情報を記憶しておき、該履歴情報をもとに課金処理
    を行うことを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の通訳サービス方法。
  6. 【請求項6】 通訳サービスを要求する1以上の発信者
    端末と、通訳結果を受信する1以上の受信者端末と、通
    訳者が通訳サービスを提供する1以上の通訳者端末と、
    通訳仲介サーバとがネットワークを介して接続された通
    訳サービスシステムであって、 通訳仲介サーバは、通訳者端末の接続情報と当該通訳者
    が提供可能な通訳サービスを示す通訳者情報とを記憶す
    る記憶手段と、発信者端末から、通訳サービスを要求す
    るために必要な通訳要求情報と、通訳の対象となる通訳
    対象情報と、受信者端末の接続情報とを受信すると、前
    記記憶された通訳者情報の中から前記通訳要求情報に適
    合した通訳者を選択する通訳者選択手段と、前記選択さ
    れた通訳者に対応する通訳者端末の接続情報により通訳
    者端末と接続して前記通訳対象情報を送信し、前記通訳
    者端末から通訳結果を受信し、前記受信者端末の接続情
    報により前記受信者端末と接続して前記通訳結果を送信
    する接続制御手段とを具備する、 ことを特徴とする通訳サービスシステム。
  7. 【請求項7】 通訳サービスを要求する1以上の発信者
    端末と、通訳結果を受信する1以上の受信者端末と、通
    訳者が通訳サービスを提供する1以上の通訳者端末と、
    通訳仲介サーバとがネットワークを介して接続された通
    訳サービスシステムであって、 通訳仲介サーバは、通訳者端末の接続情報と当該通訳者
    が提供可能な通訳サービスを示す通訳者情報とを記憶す
    る記憶手段と、発信者端末から、通訳サービスを要求す
    るために必要な通訳要求情報と受信者端末の接続情報と
    を受信すると、前記記憶された通訳者情報の中から前記
    通訳要求情報に適合した通訳者を選択する通訳者選択手
    段と、前記選択された通訳者に対応する通訳者端末の接
    続情報により通訳者端末を呼び出し、前記発信者端末と
    前記通訳者端末とを接続するとともに、前記受信者端末
    の接続情報により受信者端末を呼び出し、前記通訳者端
    末と前記受信者端末とを接続し、前記発信者端末から通
    訳の対象となる通訳対象情報を受信して前記通訳者端末
    に送信し、該通訳者端末からの前記通訳対象情報の通訳
    結果を受信して前記受信者端末に送信する接続制御手段
    とを具備する、ことを特徴とする通訳サービスシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 通訳仲介サーバでは、記憶手段は通訳者
    端末の接続情報と通訳者情報とに対応づけて、通訳者の
    通訳サービスの受付の可/不可を示す受付情報を記憶
    し、通訳者選択手段は、通訳者情報の中から通訳要求情
    報に適合する通訳者候補を選択し、該選択された通訳者
    候補の中から前記受付情報に基づいて通訳者を選択す
    る、 ことを特徴とする請求項6または7記載の通訳サービス
    システム。
  9. 【請求項9】 通訳仲介サーバでは、記憶手段は通訳サ
    ービス仲介の履歴情報を記憶するとともに、前記記憶さ
    れた履歴情報をもとに課金処理を実行する課金処理手段
    を具備する、 ことを特徴とする請求項6、7または8記載の通訳サー
    ビスシステム。
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