JP2002064368A - 電子機器、半導体装置、および、クロック発生装置 - Google Patents

電子機器、半導体装置、および、クロック発生装置

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JP2002064368A
JP2002064368A JP2000250862A JP2000250862A JP2002064368A JP 2002064368 A JP2002064368 A JP 2002064368A JP 2000250862 A JP2000250862 A JP 2000250862A JP 2000250862 A JP2000250862 A JP 2000250862A JP 2002064368 A JP2002064368 A JP 2002064368A
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clock signal
path
clock
cycle
circuit
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Tetsuyoshi Shioda
哲義 塩田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の動作を高速化する。 【解決手段】 パス特定手段11は、プロセッサ21に
対して問い合わせを行うことにより、回路20において
将来使用されるパスを特定する。クロック信号周期決定
手段12は、パス特定手段11によって特定されたパス
の遅延時間に対応してクロック信号の周期を決定する。
クロック信号発生手段13は、クロック信号周期決定手
段12によって決定された周期を有するクロック信号を
発生し、対象となる回路20に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器およびクロ
ック発生回路に関し、特に、クロック信号に同期して動
作する電子機器、クロック信号に同期して動作する半導
体装置、および、電子回路に対してクロック信号を供給
するクロック発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの電気製品にマイクロプロセ
ッサが搭載され、内蔵されたソフトウエアによって複雑
な制御を行うことが可能となっている。
【0003】ところで、マイクロプロセッサを含む回路
の動作速度は、クロック信号の周波数に依存するため、
その周波数はできるだけ高い方が望ましい。しかしなが
ら、回路を構成する素子は信号の伝搬遅延を有するた
め、周波数が高くなり過ぎると正常に動作しなくなる場
合がある。
【0004】そこで、従来においては、最大遅延を有す
る経路における遅延時間を基準としてクロック信号の周
波数を決定する場合があった。具体的には、例えば、図
16に示すような同期式回路1に対して、図17(A)
に示すような周期T1のクロック信号を入力する場合を
考えると、このクロック信号は、内部のフリップフロッ
プ素子(以下、FF素子と称する。)1aと、FF素子
1bとに入力される。ところで、FF素子1aの出力
は、パス1cを経由してからFF素子1bに入力される
ことから遅延を受けることになる。この遅延によってパ
ス1cから出力される信号が、次のクロック信号よりも
前にFF素子1bに到達しない場合には、FF素子1b
の動作は正常ではなくなる。従って、クロックCK0の
周期は、パス1cによる遅延を考慮して定める必要があ
る。
【0005】ところで、通常の回路ではこのようなパス
1cは、複数存在すると考えられる。図17(B)は、
回路に存在するパスの遅延時間と、その遅延時間を有す
るパスの本数との関係を示す図である。この図の例で
は、パスの遅延時間と、パスの本数との関係は、正規分
布を示している。この図からも分かるように、最大値に
近い遅延時間T1を有するパスの本数は、全体のパス本
数に比較して非常に少なくなっている。この結果、周期
T1よりも十分に短い遅延時間のパスが大多数であるこ
とが理解できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、図1
7(B)に示す僅かに存在している最大遅延時間付近の
パスも考慮して、回路全体のクロック周期を決定してい
た。しかしながら、最大遅延時間T1付近のパスは本数
が少ないことから、回路の動作時においてそのようなパ
スが使用されるケースは稀である。
【0007】従って、ほとんどの処理はT1よりも十分
短い時間で終了する。これは、処理が終了してからT1
が経過するまでは無駄な時間を消費していることを意味
し、回路の高速化の障害となるという問題点があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、回路の高速化が可能な電子機器を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、不安定になることな
く、高速な動作が可能な半導体装置を提供することを目
的とする。
【0009】更に、本発明は、電子機器を高速に動作さ
せることが可能なクロック発生装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示す、クロック信号に同期して動
作する電子機器において、将来において使用されるパス
を特定するパス特定手段11と、パス特定手段11によ
って特定されたパスの遅延時間に対応してクロック信号
の周期を決定するクロック信号周期決定手段12と、ク
ロック信号周期決定手段12によって決定された周期を
有するクロック信号を発生するクロック信号発生手段1
3と、を有することを特徴とする電子機器が提供され
る。
【0011】ここで、パス特定手段11は、将来におい
て使用されるパスを特定する。クロック信号周期決定手
段12は、パス特定手段11によって特定されたパスの
遅延時間に対応してクロック信号の周期を決定する。ク
ロック信号発生手段13は、クロック信号周期決定手段
12によって決定された周期を有するクロック信号を発
生する。
【0012】また、本発明では、クロック信号に同期し
て動作する半導体装置において、将来において使用され
るパスを特定するパス特定手段と、パス特定手段によっ
て特定されたパスの遅延時間に対応してクロック信号の
周期を決定するクロック信号周期決定手段と、クロック
信号周期決定手段によって決定された周期を有するクロ
ック信号を発生するクロック信号発生手段と、を有する
ことを特徴とする半導体装置が提供される。
【0013】ここで、パス特定手段は、将来において使
用されるパスを特定する。クロック信号周期決定手段
は、パス特定手段によって特定されたパスの遅延時間に
対応してクロック信号の周期を決定する。クロック信号
発生手段は、クロック信号周期決定手段によって決定さ
れた周期を有するクロック信号を発生する。
【0014】また、本発明では、電子回路に対して供給
するクロック信号を発生するクロック発生装置におい
て、将来において電子回路において使用されるパスを特
定するパス特定手段と、パス特定手段によって特定され
たパスの遅延時間に対応してクロック信号の周期を決定
するクロック信号周期決定手段と、クロック信号周期決
定手段によって決定された周期を有するクロック信号を
発生するクロック信号発生手段と、を有することを特徴
とするクロック発生装置が提供される。
【0015】ここで、パス特定手段は、将来において電
子回路において使用されるパスを特定する。クロック信
号周期決定手段は、パス特定手段によって特定されたパ
スの遅延時間に対応してクロック信号の周期を決定す
る。クロック信号発生手段は、クロック信号周期決定手
段によって決定された周期を有するクロック信号を発生
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の動作原理
を説明する原理図である。この図に示すように、クロッ
ク発生装置10は、パス特定手段11、クロック信号周
期決定手段12、および、クロック信号発生手段13に
よって構成されており、回路20に対してクロック信号
を供給する。
【0017】ここで、パス特定手段11は、回路20に
おいて将来使用されるパスを特定する。クロック信号周
期決定手段12は、パス特定手段11によって特定され
たパスの遅延時間に対応してクロック信号の周期を決定
する。
【0018】クロック信号発生手段13は、クロック信
号周期決定手段12によって決定された周期を有するク
ロック信号を発生する。一方、回路20は、複数の素子
と、素子間を連結するパスP1〜P3と、回路全体を制
御するプロセッサ21によって構成されている。
【0019】パスP1〜P3は、素子どうしを連結して
信号を伝達する。プロセッサ21は、図示せぬ記憶部に
格納されているプログラムに従って回路20の各部を制
御する。
【0020】次に、以上の原理図の動作について説明す
る。いま、パスP1〜P3の遅延時間がP1>P2>P
3であると仮定する。そのような場合に、プロセッサが
次のクロックサイクルにおいて実行する命令が明らかに
なったとすると、パス特定手段11は、その命令を実行
する場合に使用されるパスを特定する。
【0021】例えば、パスP2が使用されることが特定
されたとすると、パス特定手段11は、その旨をクロッ
ク信号周期決定手段12に通知する。クロック信号周期
決定手段12は、パスP2の遅延時間に対応するクロッ
ク信号の周期を決定し、クロック信号発生手段13に通
知する。例えば、パスP2の遅延時間に対応するクロッ
ク信号の周期としてT2を決定し、クロック信号発生手
段13に通知する。
【0022】クロック信号発生手段13は、クロック信
号周期決定手段12によって決定された周期のクロック
信号を発生し、回路20に供給する。いまの例では、周
期がT2のクロック信号が回路20に供給されることに
なる。
【0023】続いて、次のクロックサイクルにおいて、
パスP1が使用されることが明らかになった場合には、
パスP1に対応する周期T1(>T2)のクロック信号
が、クロック信号発生手段13によって発生され、回路
20に供給される。
【0024】続いて、次のクロックサイクルでは、パス
P3が使用されることが明らかになった場合には、パス
P3に対応する周期T3(<T2)のクロック信号が、
クロック信号発生手段13によって発生され、回路20
に供給される。
【0025】その結果、従来の回路では、最大遅延時間
であるパスP1の遅延時間に対応する周期T1のクロッ
ク信号が常に供給されていたが、本発明によれば平均的
にはそれ以下の周期のクロック信号によって回路を動作
させることが可能となるので、回路の動作速度を向上さ
せることが可能となる。
【0026】以上に説明したように、本発明によれば、
回路において将来使用されるパスを特定し、そのパスに
対応する周期のクロック信号を発生して供給するように
したので、回路の動作を高速化させることができる。
【0027】次に、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図であ
る。この図において、クロック発生回路30は、周期が
T0であり、それぞれの位相がTd(=T0/m)だけ
ずれを有するm個のクロック信号CK0〜CKm−1
(図3(A)〜(D)参照)を発生し、セレクタ31に
供給する。なお、回路33の最大遅延時間(T1)は、
T0+2Tdと等しくなるように設定されている。
【0028】セレクタ31は、制御回路32からの制御
信号CNTLによって指示されたクロック信号を選択
し、回路33に対してクロック信号CKAを出力する。
制御回路32は、回路33に内蔵されているプロセッサ
33aに対して、次に実行するパスを問い合わせ、問い
合わせ結果に応じてセレクタ31に制御信号CNTLを
供給する。
【0029】回路33は、複数の素子およびそれらを接
続するパスと、回路33の全体を制御するプロセッサ3
3aを有しており、セレクタ31から供給されたクロッ
ク信号CKAに同期して動作する。
【0030】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。初期状態(t=t0)において、CNTL信号
が0の状態であるとする。第1クロックサイクルでは、
回路33で使用される全てのパスの遅延時間の最大遅延
時間がT0以下であるとすると、クロック信号の周期は
T0であれば十分であるので、制御回路32はセレクタ
31に対してCK0を選択するように指示する(図3
(E)参照)。
【0031】その結果、セレクタ31からはクロックC
K0がそのまま出力されることになる(図3(F)参
照)。第2クロックサイクルでは、最大遅延T1(=T
0+2Td)であるパスが使用されることが判明したと
する。この場合、制御回路32は、1クロックサイクル
の間にクロックCK0〜CK2を順次選択する。その結
果、セレクタ31からは、図3(E)に示すように、
0,1,2が順次出力される。このとき、0が出力され
ている際には、クロックCK0の“H”の部分(太線で
示す部分)がセレクタ31から出力され、続いて、1が
出力されている際には、クロックCK1の“L”の部分
が出力され、2が出力されている際には、クロックCK
2の“L”の部分が出力される。その結果、図3(F)
に示すように、クロック信号CKAの周期はT0+2T
dとなり、最大遅延T1に対応することが可能となる。
【0032】第3クロックサイクルでは、T0−Td以
上の遅延が存在しないことが判明したとすると、制御回
路32は、セレクタ31に対して、2,1を順に出力す
る。その結果、図3(F)に示すように、クロック信号
CKAの周期はT0−Tdとなる。このように、クロッ
クの周期をT0−Tdに減少させた場合でも、それ以上
の遅延時間を有するパスは使用されないので、回路33
の動作は正常に保たれる。
【0033】図4は、パス遅延時間とパス本数の関係
と、クロック信号CKAの周期との関係を示す図であ
る。この図に示すように、クロック周期が最大のT0+
2Tdで動作させる必要があるパスは、パス遅延時間が
T0+Td以上のものに限られる。それ以外のパスに関
しては、最大の周期よりも短いクロック信号によって動
作可能となる。従って、平均的に見れば、回路33の動
作速度を向上させることが可能となる。
【0034】以上に説明したように、本発明の実施の形
態によれば、将来において使用されるパスを特定し、そ
のパスに応じた周期を有するクロック信号を発生するよ
うにしたので、回路33の動作を高速化することが可能
となる。
【0035】なお、以上の実施の形態では、1クロック
サイクルの間に2段階だけCNTL信号を変化させた
が、3段階以上変化させることも可能である。このよう
に変化の範囲を大きくとれば、クロック信号CKAの平
均的な周期を短くすることが可能となる。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。本発明の第2の実施の形態では、その構成に
関してはm=4である場合の第1の実施の形態の場合と
同様であるのでその説明は省略する。
【0037】図5は、本発明の第2の実施の形態の動作
を説明するタイミングチャートである。この図に示すよ
うに、本発明の第2の実施の形態では、クロック信号C
K0の“H”の状態である期間が、第1の実施の形態の
場合に比較して短く(T0/4)設定されている。
【0038】従って、第2の実施の形態の場合では、時
刻t1に示すように、CK0,CK1,CK2が共に
“L”となる期間(陰が付された部分)が存在する。従
って、CK1が選択されている場合に、CK2またはC
K0に移行する場合のタイミングを同時刻とすることも
可能である。このため、CNTL信号を変化させるタイ
ミングの制御が簡易になり、そのための回路も簡略化す
ることができる。
【0039】なお、このような効果は、被選択信号の本
数がm本の場合、信号パルスの幅がT0の(m−2)/
mより小さい場合に発揮される。次に、図6を参照し
て、図2に示すクロック発生回路30の詳細な構成例に
ついて説明する。
【0040】図6に示す回路は、m=4の場合の構成例
を示している。この図の例は、T0の2分の1を周期と
する信号MCKをクロック入力とするFF素子40aか
ら構成される分周回路40と、信号MCKを反転するイ
ンバータ42と、インバータ42の出力をクロック入力
とするFF素子41aから構成される分周回路41から
構成されている。
【0041】次に、以上の回路の動作を図7に示すタイ
ミングチャートを参照して説明する。先ず、図7(A)
に示すリセット信号が入力されると、FF素子40a,
41aはそれぞれリセットされる。即ち、クロック信号
CK0,CK1は“L”の状態となり、一方、クロック
信号CK2,CK3は、“H”の状態となる。
【0042】続いて、リセット信号が“L”の状態とさ
れた後、分周回路40に図7(B)に示す信号MCKの
供給が開始されると、FF素子40aは信号MCKを分
周したものをクロック信号CK0(図7(C)参照)と
して出力し、その反転信号をクロック信号CK2(図7
(E)参照)として出力する。
【0043】一方、分周回路41のFF素子41aは、
信号MCKを反転したものをクロック入力とするので、
信号MCKの立ち下がりで状態が変化するクロック信号
CK1とその反転信号であるクロック信号CK3とを出
力する。
【0044】ここで、クロック信号CK0〜CK3に注
目すると、これらの位相はT0/4ずつずれている。従
って、このような回路を用いれば、図2に示すクロック
発生回路30を実現することができる。
【0045】次に、図8を参照して、図5に示すクロッ
ク信号を発生する回路の構成例について説明する。図6
に示す回路は、m=4の場合の構成例を示している。こ
の図の例は、論理積素子50〜53によって構成されて
おり、位相がT0/4だけずれた信号MCK0〜MCK
3が供給される。
【0046】論理積素子50は信号MCK0と信号MC
K1との論理積を演算して出力する。論理積素子51は
信号MCK1と信号MCK2との論理積を、論理積素子
52は信号MCK2と信号MCK3との論理積を、論理
積素子53は、信号MCK3と信号MCK0との論理積
をそれぞれ演算して出力する。
【0047】次に、以上の回路の動作について説明す
る。論理積素子50に、信号MCK0(図9(A)参
照)と、信号MCK1(図9(B)参照)とが供給され
ると、論理積素子50はこれらの論理積を演算して出力
する。その結果、信号MCK0と信号MCK1がともに
“H”の状態である場合には出力信号であるクロック信
号CK0も“H”の状態となる。従って、クロック信号
CK0は、図9(E)に示すような信号となる。
【0048】クロック信号CK1〜CK3も、同様の処
理によって生成される。このように、論理積素子50〜
53と、それぞれ位相がT0/4だけずれた信号MCK
0〜MCK3を用いることにより、図5に示すクロック
信号を簡単に生成することが可能となる。
【0049】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図10は、本発明の第3の実施の形態の構成
例を示す図である。なお、この図において、図2と対応
する部分には対応する符号を付してあるのでその詳細な
説明は省略する。
【0050】この実施の形態では、図2の場合と比較し
て、クロック発生回路30が出力するクロック信号がC
K0〜CK3の4種類(m=4)となっている。また、
セレクタ31と制御回路32の間にカウンタ60が新た
に追加されている。その他の部分は、図2の場合と同様
である。
【0051】ここで、カウンタ60は、制御回路32か
ら供給されるUP信号またはDOWN信号に応じて、カ
ウントアップまたはカウントダウン動作を行い、カウン
ト値に対応する2ビットの信号をセレクタ31に対して
出力する。なお、出力信号が2ビットであるのは、被選
択信号であるクロック信号が4種類だからである。
【0052】なお、この実施の形態の動作は、カウンタ
60のカウント動作が新たに加わることを除けば図2の
場合と同様であるのでその詳細な説明は省略する。この
ような実施の形態によれば、UP信号またはDOWN信
号をアクティブにすることで、所望のクロック信号を生
成することが可能となるので、制御回路32の制御を簡
単にすることが可能となる。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図11は、本発明の第4の実施の形態の構成
例を示す図である。なお、この図において、図2と対応
する部分には対応する符号を付してあるのでその詳細は
省略する。
【0054】この実施の形態では、図2の場合と比較し
て、クロック発生回路30が出力するクロック信号がC
K0〜CK3の4種類(m=4)となっている。また、
セレクタ31と制御回路32の間にシフトレジスタ70
が新たに追加されている。その他の部分は、図2の場合
と同様である。
【0055】ここで、シフトレジスタ70は、セレクタ
31に対して4ビットの信号を出力しており、制御回路
32から供給されるUP信号またはDOWN信号に応じ
てカウントアップ動作またはカウントダウン動作を行
い、カウント値に対応するビットを“H”の状態にす
る。セレクタ31は、シフトレジスタ70からのCNT
L信号のうち“H”の状態になっているビットに応じて
クロック信号CK0〜CK3を選択して出力する。
【0056】なお、この実施の形態の動作は、シフトレ
ジスタ70のカウント動作が新たに加わることを除けば
図2の場合と同様であるのでその詳細な説明は省略す
る。このような実施の形態によれば、第3の実施の形態
に比較すると、CNTL信号の制御が簡単となり、その
結果、回路を構成する素子数を減少させることが可能と
なる。
【0057】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。図12は、本発明の第5の実施の形態の構成
例を示す図である。なお、この図において、図11と対
応する部分には対応する符号を付してあるのでその詳細
は省略する。
【0058】この実施の形態では、図11の場合と比較
して、カウンタ80が新たに付加されている。その他の
部分は、図11の場合と同様である。ここで、カウンタ
80は、シフトレジスタ70のシフトアウト(SO)信
号をカウントし、そのカウント値を出力する。
【0059】このような構成によれば、シフトレジスタ
70のデータが一巡すると、カウンタのデータが1だけ
増減する。シフトレジスタ70のデータが一巡するとい
うことは、クロック信号CKAがクロック信号CK0か
らクロック信号CK3まで一巡したことを意味する。こ
れは、クロック信号CKAのサイクル数(=立ち上がり
の回数)がクロック信号CK0のサイクル数(=立ち上
がりの回数)よりも1だけ増減していることと等価であ
る。
【0060】従って、カウンタ80の出力を観察するこ
とにより、回路33のサイクルが外部から供給されるク
ロック信号CK0よりも何サイクルだけずれているかを
知ることができる。このような情報により、回路33が
外部の回路とデータを交換する場合のタイミングを知る
ことが可能となる。
【0061】なお、この実施の形態では、シフトレジス
タ70を使用したが、カウンタを用いることも可能であ
ることはいうまでもない。次に、図13を参照して、プ
ロセッサ33aによって次に使用されるパスを特定する
方法の一例について説明する。
【0062】以上の実施の形態では、回路33に内蔵さ
れているプロセッサ33aからの信号によって次に使用
されるパスを特定し、最適なクロック信号を発生するよ
うにした。その際に、使用されるパスを特定する方法と
しては、図13に示すような方法が考えられる。なお、
この図において、クロック発生部90は、クロック発生
回路30、セレクタ31、および、制御回路32等をま
とめたものである。
【0063】この例では、プロセッサ33aに内蔵され
ている命令デコーダ33bから、例えば、図10に示す
カウンタ60を駆動するためのUP信号およびDOWN
信号が出力されている。
【0064】命令デコーダ33bは、次に実行される命
令をメモリ等から取得し、デコード(解釈)するので、
この命令デコーダ33bによって、次に使用されるパス
を特定し、その特定されたパスに応じてUP信号または
DOWN信号を出力するようにすれば、簡易にUP信号
またはDOWN信号を生成することが可能となる。
【0065】図14は、プロセッサ33aによって次に
使用されるパスを特定する他の方法の一例を説明する図
である。この図の例では、命令デコーダ33bから出力
された信号は、記憶回路33cに供給されている。ま
た、記憶回路33cはUP信号およびDOWN信号を生
成してクロック発生部90に供給している。
【0066】ここで、記憶回路33cは、次に実行され
る命令と、その命令に対する最適なクロック信号の周期
とを対応付けたテーブルを記憶しており、命令デコーダ
33bによって次に実行される命令が特定された場合に
は、その命令に対応するクロック周期を、前述のテーブ
ルから取得し、UP信号またはDOWN信号を生成して
クロック発生部90に供給する。
【0067】このような方法によっても、前述の場合と
同様の動作を実現することが可能となるのみならず、記
憶回路33cに記憶されているテーブルを変更すること
により、特性を容易に変化させることが可能となる。こ
のような方法は、特に、回路設計の初期段階におけるシ
ステム全体の遅延を考慮したデコーダ部の設計が不要と
なるので、設計を容易にすることが可能となる。
【0068】図15は、図14に示す回路を半導体装置
として製造するための設計手法の一例を示す図である。
なお、この図において、破線で囲繞された一連のステッ
プS0は、従来における設計手法との共通部分を示して
いる。このフローチャートが開始されると、以下の処理
が実行される。 [S1]半導体装置の仕様を設計する。 [S2]ステップS1で決定された設計仕様に応じた論
理設計を行う。 [S3]仮配線負荷を決定する。 [S4]配線およびセルのレイアウトを決定する。 [S5]実配線負荷を決定する。 [S6]回路の遅延解析を行う。 [S7]実際のチップにおいて、各パスの遅延時間を解
析する。 [S8]ステップS6における解析結果と、ステップS
7における実測結果とを参照し、命令毎の最大遅延(時
間)を算出する。 [S9]各命令と、最大遅延時間とを対応付けたテーブ
ルを生成する。
【0069】以上の処理によれば、図14に示す回路の
記憶回路33cに記憶させるべきテーブルを生成するこ
とができる。なお、以上の実施の形態では、回路として
は電子機器を想定したが、例えば、半導体基板上に形成
される半導体装置等を想定してもよいことはいうまでも
ない。
【0070】また、以上の実施の形態では、クロック信
号の周期を変化させる方法として、複数の位相の異なる
クロック信号を順次選択する方法を採用したが、本発明
はこのような場合にのみ限定されるものではなく、例え
ば、電圧制御のクロック発生回路等を用いるようにして
もよいことはいうまでもない。
【0071】(付記1) クロック信号に同期して動作
する電子機器において、将来において使用されるパスを
特定するパス特定手段と、前記パス特定手段によって特
定されたパスの遅延時間に対応してクロック信号の周期
を決定するクロック信号周期決定手段と、前記クロック
信号周期決定手段によって決定された周期を有するクロ
ック信号を発生するクロック信号発生手段と、を有する
ことを特徴とする電子機器。
【0072】(付記2) 前記クロック信号発生手段
は、所定の位相差を有する複数のクロック信号から所定
のクロック信号を順次選択することにより、所望の周期
を有するクロック信号を発生することを特徴とする付記
1記載の電子機器。
【0073】(付記3) 前記所定の位相差を有する複
数のクロック信号のデューティー比は、1/2以下に設
定されていることを特徴とする付記2記載の電子機器。 (付記4) 前記パス特定手段は、プロセッサにおいて
将来実行される命令を参照してパスを特定することを特
徴とする付記1記載の電子機器。
【0074】(付記5) クロック信号に同期して動作
する半導体装置において、将来において使用されるパス
を特定するパス特定手段と、前記パス特定手段によって
特定されたパスの遅延時間に対応してクロック信号の周
期を決定するクロック信号周期決定手段と、前記クロッ
ク信号周期決定手段によって決定された周期を有するク
ロック信号を発生するクロック信号発生手段と、を有す
ることを特徴とする半導体装置。
【0075】(付記6) 電子回路に対して供給するク
ロック信号を発生するクロック発生装置において、将来
において前記電子回路において使用されるパスを特定す
るパス特定手段と、前記パス特定手段によって特定され
たパスの遅延時間に対応してクロック信号の周期を決定
するクロック信号周期決定手段と、前記クロック信号周
期決定手段によって決定された周期を有するクロック信
号を発生するクロック信号発生手段と、を有することを
特徴とするクロック発生装置。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、電子機
器において将来使用されるパスを特定し、特定されたパ
スの遅延時間に対応してクロック信号の周期を決定し、
決定された周期を有するクロック信号を発生するように
したので、従来よりも高速動作が可能な電子機器を提供
することが可能となる。
【0077】また、半導体装置において将来使用される
パスを特定し、特定されたパスの遅延時間に対応してク
ロック信号の周期を決定し、決定された周期を有するク
ロック信号を発生するようにしたので、パスに応じて最
適な周期のクロック信号を供給することが可能な半導体
装置を提供することが可能となる。
【0078】更に、対象となる電子回路において将来使
用されるパスを特定し、特定されたパスの遅延時間に対
応してクロック信号の周期を決定し、決定された周期を
有するクロック信号を発生するようにしたので、対象と
なる電子回路の動作に応じて最適な周期のクロック信号
を供給することが可能なクロック発生装置を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図で
ある。
【図3】図2に示す第1の実施の形態の主要部分の信号
の時間的変化を示すタイミングチャートである。
【図4】パス遅延時間とパス本数の関係と、クロック信
号CKAの周期との関係を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図6】図2に示すクロック発生回路の詳細な構成例を
示す図である。
【図7】図6に示す回路の主要部分の信号の時間的変化
を示すタイミングチャートである。
【図8】図5に示すクロック発生回路の詳細な構成例を
示す図である。
【図9】図8に示す回路の主要部分の信号の時間的変化
を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図
である。
【図11】本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図
である。
【図12】本発明の第5の実施の形態の構成例を示す図
である。
【図13】プロセッサによって次に使用されるパスを特
定する方法の一例を説明する図である。
【図14】プロセッサによって次に使用されるパスを特
定する他の方法の一例を説明する図である。
【図15】図14に示す記憶回路に格納するテーブルを
作成するための処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【図16】回路が有するパスについて説明する図であ
る。
【図17】図17(A)は、クロック信号の周期を示す
図であり、図17(B)はパス遅延時間と、そのパス遅
延時間を有するパスの存在本数との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 クロック発生装置 11 パス特定手段 12 クロック信号周期決定手段 13 クロック信号発生手段 20 回路 21 プロセッサ 30 クロック発生回路 31 セレクタ 32 制御回路 33 回路 40,41 分周回路 40a,41a FF素子 42 インバータ 50〜53 論理積素子 60 カウンタ 70 シフトレジスタ 80 カウンタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 H01L 27/04 M Fターム(参考) 5B079 BA01 BB02 BC03 CC13 CC14 DD08 DD20 5F038 CD06 CD09 CD15 DF01 DF04 DF06 DF14 DF17 EZ08 EZ10 EZ20 5F064 AA01 BB01 BB09 EE47 EE54 FF09 FF52 HH10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に同期して動作する電子機
    器において、 将来において使用されるパスを特定するパス特定手段
    と、 前記パス特定手段によって特定されたパスの遅延時間に
    対応してクロック信号の周期を決定するクロック信号周
    期決定手段と、 前記クロック信号周期決定手段によって決定された周期
    を有するクロック信号を発生するクロック信号発生手段
    と、 を有することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号発生手段は、所定の位
    相差を有する複数のクロック信号から所定のクロック信
    号を順次選択することにより、所望の周期を有するクロ
    ック信号を発生することを特徴とする請求項1記載の電
    子機器。
  3. 【請求項3】 前記パス特定手段は、プロセッサにおい
    て将来実行される命令を参照することによってパスを特
    定することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 クロック信号に同期して動作する半導体
    装置において、 将来において使用されるパスを特定するパス特定手段
    と、 前記パス特定手段によって特定されたパスの遅延時間に
    対応してクロック信号の周期を決定するクロック信号周
    期決定手段と、 前記クロック信号周期決定手段によって決定された周期
    を有するクロック信号を発生するクロック信号発生手段
    と、 を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 電子回路に対して供給するクロック信号
    を発生するクロック発生装置において、 将来において前記電子回路において使用されるパスを特
    定するパス特定手段と、 前記パス特定手段によって特定されたパスの遅延時間に
    対応してクロック信号の周期を決定するクロック信号周
    期決定手段と、 前記クロック信号周期決定手段によって決定された周期
    を有するクロック信号を発生するクロック信号発生手段
    と、 を有することを特徴とするクロック発生装置。
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