JP2002062699A - 画像形成機 - Google Patents

画像形成機

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JP2002062699A
JP2002062699A JP2000249602A JP2000249602A JP2002062699A JP 2002062699 A JP2002062699 A JP 2002062699A JP 2000249602 A JP2000249602 A JP 2000249602A JP 2000249602 A JP2000249602 A JP 2000249602A JP 2002062699 A JP2002062699 A JP 2002062699A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主搬送径路(28)と副搬送径路(88)と
を具備する画像形成機において、シート部材のジャムが
発生した場合、シート部材がジャムした部位を操作者が
認識する必要なくして、そしてまた開閉部材(118)
を閉位置から開位置に移動せしめる操作を遂行するのみ
で、主搬送径路と副搬送径路を所要とおりに開放してジ
ャムしたシート部材を除去することが可能にする。 【解決手段】 開閉部材と可動部材(120)とを選択
的に連結して開閉部材の移動に付随して可動部材も移動
せしめられるようになす連結手段を装備し、シート部材
がジャムした部位に応じて連結手段が作用状態と非作用
状態とのいずれかに選択的に設定されるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写機、印
刷機及びファクシミリの如き画像形成機、更に詳しくは
画像を形成すべきシート部材を搬送するための2種の搬
送径路、即ち主搬送径路及びこの主搬送径路の上流域と
下流域との間を延びる副搬送径路、を備えた画像形成機
に関する。
【0002】
【従来の技術】静電式複写機、印刷機及びファクリミリ
の如き画像形成機として、当業者には周知の如く、ハウ
ジングと、このハウジング内に配設された画像担持手段
と、画像担持手段上にトナー像を形成するための画像形
成手段と、上流端から下流端に向けて順次に配置された
上流域、転写域、中間域、定着域及び下流域を含む主搬
送径路と、この主搬送径路の下流域に接続された上流端
から主搬送径路の上流域に接続された下流端まで延びる
副搬送径路と、主搬送径路の上流域にシート部材を供給
するためのシート部材供給手段と、転写域において画像
担持手段上に形成されたトナー像を主搬送径路を通して
搬送されるシート部材に転写するための転写手段と、定
着域においてシート部材上のトナー像をシート部材上に
定着せしめるための定着手段とを具備する形態のものが
広く実用に供されている。特に小型化が意図された画像
形成機においては、上記主搬送径路の少なくとも主部は
ハウジングの片側部を下流に向かって上方に延び、副搬
送径路の少なくとも主部はハウジングの片側部における
主搬送径路よりも外側を下流に向かって下方に延びてい
る。シート部材の片面に単一画像を形成する場合には、
シート部材供給手段がら送出されたシート部材が主搬送
径路を通して搬送せしめられる。画像担持手段上に形成
されたトナー像が転写域においてシート部材に転写さ
れ、そしてかかるトナー像が定着域においてシート部材
上に定着される。シート部材の両面に画像を形成する場
合或いはシート部材の片面に2個の画像を重合せしめて
形成する場合には、片面にトナー像が転写され定着され
たシート部材が主搬送径路の下流域から副搬送径路に導
入され、副搬送径路を通して主搬送径路の上流域に戻さ
れる。
【0003】上述した形態の画像形成機においては、主
搬送径路及び副搬送径路を通してシート部材を搬送する
際に、不可避的にシート部材のジャム(詰まり)が発生
する。そこで、主搬送径路におけるシート部材のジャム
を検出する第一のジャム検出手段と副搬送径路における
シート部材のジャムを検出する第二のジャム検出手段と
を配設し、第一のジャム検出手段と第二のジャム検出手
段とのいずれかがシート部材のジャムを検出した場合に
は、画像形成機の作用を停止すると共にシート部材のジ
ャムを操作者に警告するように構成している。シート部
材のジャムが警告された場合には、操作者は主搬送径路
或いは副搬送径路を少なくとも部分的に開放し、ジャム
したシート部材を主搬送径路或いは副搬送径路から除去
しなければならない。
【0004】特許第2715539号公報に開示されて
いる画像形成機においては、ハウジングの壁の一部を閉
位置と開位置との間を移動自在な開閉部材によって規定
すると共に、ハウジング内にも開位置と閉位置との間を
移動自在な可動部材を配設し、上記主搬送径路の少なく
とも一部の片側を可動部材によって規制し、上記副搬送
径路の少なくとも一部は開閉部材と可動部材との間に規
定している。開閉部材を閉位置から開位置に移動せしめ
ると、副搬送径路の少なくとも一部が開放され、従って
そこでジャムしたシート部材を除去することが可能にな
り、開閉部材を閉位置から開位置に移動せしめた後に、
更に可動部材を閉位置から開位置に移動せしめると、主
搬送径路の少なくとも一部が開放され、従ってそこでジ
ャムしたシート部材を除去することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、上述した形態
の従来の画像形成機には次のとおりの解決すべき問題が
ある。即ち、シート部材がジャムした部位を操作者が適
切に認識し、シート部材がジャムした部位に応じて、開
閉部材及び可動部材の移動を適切に選定して遂行しなけ
ればならない。例えば、シート部材が主搬送径路でジャ
ムした場合には、開閉部材を閉位置から開位置に移動せ
しめ、次いで可動部材を閉位置から開位置に移動せしめ
る。シート部材が副搬送径路でジャムした場合には、開
閉部材を閉位置から開位置に移動せしめる。シート部材
が主搬送径路を通して搬送される頻度はシート部材が副
搬送径路を通して搬送される頻度よりも相当大きく、従
ってシート部材のジャムは主搬送径路において発生する
確率が大きいが、主搬送径路においてシート部材がジャ
ムした場合には、開閉部材を閉位置から開位置に移動せ
しめた後に可動部材を閉位置から開位置に移動せしめる
ことが必要であり、煩雑な操作を遂行することが必要で
ある。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、シート部材のジャムが
発生した場合、単に開閉部材を閉位置から開位置に移動
せしめる操作を遂行しさえすれば、シート部材がジャム
した部位に応じて、開閉部材のみが閉位置から開位置に
移動され、或いは開閉部材の移動に付随して可動部材も
閉位置から開位置に移動され、従ってシート部材がジャ
ムした部位を操作者が認識する必要なくして、そしてま
た主搬送径路においてシート部材がジャムした場合でも
開閉部材を閉位置から開位置に移動せしめる操作を遂行
するのみで、主搬送径路と副搬送径路を所要とおりに開
放してジャムしたシート部材を除去することが可能にな
る、新規且つ改良された画像形成機を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
主たる技術的課題を達成するために、開閉部材と可動部
材とを選択的に連結して開閉部材の移動に付随して可動
部材も移動せしめられるようになす連結手段を装備し、
シート部材がジャムした部位に応じて連結手段が作用状
態と非作用状態とのいずれかに選択的に設定されるよう
に構成する。
【0008】即ち、本発明によれば、上記主たる技術的
課題を達成する画像形成機として、ハウジングと、該ハ
ウジング内に配設された画像担持手段と、該画像担持手
段上にトナー像を形成するための画像形成手段と、上流
端から下流端に向けて順次に配置された上流域、転写
域、中間域、定着域及び下流域を含む、該ハウジング内
を延びる主搬送径路と、該主搬送径路の該下流域に接続
された上流端から該主搬送径路の該上流域に接続された
下流端まで延びる副搬送径路と、該主搬送径路の該上流
域にシート部材を供給するためのシート部材供給手段
と、該転写域において該主搬送径路を通して搬送される
シート部材上に該画像担持手段上のトナー像を転写する
ための転写手段と、該定着域において該主搬送径路を通
して搬送されるシート部材上のトナー像をシート部材上
に定着するための定着手段と、該主搬送径路におけるシ
ート部材のジャムを検出するための第一のジャム検出手
段と、該副搬送径路におけるジャムを検出するための第
二のジャム検出手段とを具備し、該ハウジングの壁の一
部は閉位置と開位置との間を移動自在に装着された開閉
部材によって規定されており、該主搬送径路の少なくと
も一部の片側は閉位置と開位置との間を移動自在に該ハ
ウジング内に配設された可動部材によって規定されてお
り、該副搬送径路の少なくとも一部は該開閉部材と該該
可動部材との間に規定されている画像形成機において、
該開閉部材と該可動部材とを選択的に連結して該開閉部
材の移動に付随して該可動部材も移動せしめられるよう
になすための連結手段を備え、該第一のジャム検出手段
が該主搬送径路におけるシート部材のジャムを検出した
時には、該開閉部材と該可動部材とが連結され、該開閉
部材を該閉位置から該開位置に移動せしめると、該可動
部材も該閉位置から該開位置に移動せしめられて該主搬
送径路の少なくとも一部が開放され、該第二のジャム検
出手段が該副搬送径路におけるシート部材のジャムを検
出した時には、該開閉部材と該可動部材とが連結される
ことはなく、該開閉部材を該閉位置から該開位置に移動
せしめると、該可動部材は該閉位置に残留せしめられて
該副搬送径路の少なくとも一部が開放される、ことを特
徴とする画像形成機が提供される。
【0009】好適には、該副搬送径路は順次に配置され
た上流域、中間域及び下流域を含み、該副搬送径路の該
上流域の片側は該開閉部材によって規定されており、該
可動部材を該閉位置に残留せしめて該開閉部材を該閉位
置から該開位置に移動せしめると、該主搬送径路の少な
くとも一部が開放されると共に該副搬送径路の該上流域
が開放されるように構成されており、該第二のジャム検
出手段は該副搬送径路の該中間部及び該下流域における
シート部材のジャムを検出し、該副搬送径路の該上流域
におけるシート部材のジャムを検出するための第三のジ
ャム検出手段が配設されており、該第三のジャム検出手
段が該主搬送径路の該上流域におけるシート部材のジャ
ムを検出した時には、該連結手段が該開閉部材と該可動
部材とを連結し、該開閉部材を該閉位置から該開位置に
移動せしめると、該可動部材も該閉位置から該開位置に
移動せしめられて該主搬送径路の少なくとも一部と共に
該副搬送径路の該上流部が開放される。該主搬送径路の
少なくとも主部は該ハウジングの片側部を下流に向かっ
て上方に延び、該副搬送径路の少なくとも主部は該ハウ
ジングの該片側部における該主搬送径路よりも外側を下
流に向かって下方に延びているのが好都合である。ま
た、該開閉部材はその下端部を該主搬送径路及び該副搬
送径路の幅方向に延びる旋回中心軸線を中心として該閉
位置と該開位置との間を旋回動自在に装着されており、
該可動部材も該旋回中心軸線を中心として該閉位置と該
開位置との間を旋回自在に装着されているのが好都合で
ある。好ましくは、該開閉部材にはロック位置と非ロッ
ク位置との間を旋回自在に装着され且つ該ロック位置に
弾性的に偏倚せしめられている第一のロック部材が配設
されており、該第一のロック部材にはロック片、把持片
及び被係合片が形成されており、該可動部材にはロック
位置と非ロック位置との間を旋回自在に装着され且つ該
ロック位置に弾性的に偏倚せしめられている第二のロッ
ク部材が配設されており、該第二のロック部材にはロッ
ク片及び係合片が形成されており、該ハウジング内には
第一の被ロック部材と第二の被ロック部材とが配設され
ており、該連結手段は該第二のロック部材を弾性偏倚作
用に抗して該非ロック位置に旋回せしめる作動器を含
み、該可動部材が該閉位置に位置せしめられ該第二のロ
ック部材が該ロック位置に位置せしめられている時に
は、該第二のロック部材の該ロック片が該第二の被ロッ
ク部材に係合せしめられて該可動部材が該閉位置にロッ
クされ、該開閉部材が該閉位置に位置せしめられ該第一
のロック部材が該ロック位置に位置せしめられている時
には、該第一のロック部材の該ロック片が該第一の被ロ
ック部材に係合せしめられて該開閉部材が該閉位置にロ
ックされ、該第一のロック部材の該把持片を把持して弾
性偏倚作用に抗して該第一のロック部材を該非ロック位
置に旋回せしめると、該第一のロック部材の該ロック片
が該第一の被ロック部材から離脱せしめられて該開閉部
材を該閉位置から該開位置に移動せしめることが可能に
なり、該作動器によって該第二のロック部材を該非ロッ
ク位置に旋回せしめると、該第二のロック部材の該ロッ
ク片が該第二の被ロック部材から離脱せしめられて該可
動部材を該閉位置から該開位置に移動せしめることが可
能になると共に、該第一のロック部材の該係合片が該第
一のロック部材の該被係合片に係合せしめられ、これに
よって該開閉部材と該可動部材が連結される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
画像形成機の好適実施形態を図示している添付図面を参
照して、更に詳細に説明する。
【0011】図1を参照して説明すると、図示の画像形
成機は略直方体形状でよいハウジング2を具備してい
る。ハウジング2内の下部には上下方向に積重配置され
た一対のシート部材供給手段4a及び4bが配設されて
いる。このシート部材供給手段4a及び4bは、夫々、
カセット手段6a及び6b並びに送出手段8a及び8b
から構成されている。カセット手段6a及び6bはハウ
ジング2内の作用位置とこの作用位置から前方(図1に
おいて紙面に垂直で且つ手前向き方向)に引き出した引
出位置との間を移動自在に装着されており、カセット手
段6a及び6bを引出位置に引き出して所要寸法の普通
紙でよい複数枚のシート部材を積層状態で装填すること
ができる。送出ローラ10a及び10b並びに分離ロー
ラ12a及び12bを含む周知の形態でよい送出手段8
a及び8bは、カセット手段6a及び6bからシート部
材を1枚毎送出する。ハウジング2内における上記シー
ト部材供給手段4a及び4bの上方には、周表面に静電
写真感光体が配設されている回転ドラムから構成された
画像担持手段14が配設されている。図1において時計
方向に回転駆動される画像担持手段14の周囲には、画
像担持手段14上にトナー像を形成するための画像形成
手段が配設されている。かかる画像形成手段は、画像担
持手段14の周囲にその回転方向に見て順次に配置され
た一様帯電手段16、画像露光手段18、現像手段20
及びクリーニング手段22を含んでいる。画像担持手段
14の周囲には、現像手段20とクリーニング手段22
との間に位置する転写手段24も配設されている。一様
帯電手段16によって画像担持手段14の表面が特定極
性に一様に帯電され、次いで画像露光手段18によって
画像担持手段14の表面が選択的に露光されて除電さ
れ、これによって画像担持手段14上に静電潜像が形成
される。次いで、現像手段20によって静電潜像がトナ
ー像に現像される。しかる後に、画像担持手段14上の
トナー像が転写手段24の作用によってシート部材(更
に詳しくは、後述する主搬送径路の転写域を通して搬送
されるシート部材)上に転写される。クリーニング手段
22は、トナー像転写の後に画像担持手段14上に残留
するトナーを画像担持手段14上から除去する。現像手
段20には交換自在なトナーカートリッジ26が付設さ
れており、トナー補給径路(図示していない)を介して
トナーカートリッジ26から現像装置20にトナーが補
給される。
【0012】ハウジング2内の片側部(図1において左
側部)には主搬送径路28が配設されている。図示の実
施形態における主搬送径路28は、上記シート部材供給
手段4aの送出端からハウジング2の上部に配置された
シート部材排出口30まで、ハウジング2内の片側部を
下流に向かって上方に略鉛直に延びている。かかる主搬
送径路28は転写域32及び定着域34に加えて転写域
32よりも上流に位置する上流域36、転写域32と定
着域34との間に位置する中間域38、及び定着域34
よりも下流に位置する下流域40を含んでいる。主搬送
径路28の上流域36は案内部材42、44、46、4
8、50及び52によって規定されている。そして、主
搬送径路28の上流域36には搬送ローラ対54及びレ
ジストローラ対56が配設されている。主搬送径路28
の転写域32には上述した転写手段24が配設されてい
る。転写手段24は所要電圧が印加される導電性ローラ
から構成することができる。主搬送径路28の中間域3
8は案内部材58及び60によって規定されている。主
搬送径路28の定着域34には定着手段62が配設され
ており、この定着手段62は定着ローラ対64を含んで
いる。主搬送径路28の下流域40は案内部材65、6
6及び68によって規定されている。下流域40の下流
端即ちシート部材排出口30には、排出ローラ対70が
配設されている。
【0013】通常の画像形成工程においては、上述した
シート部材供給手段4a又は4bから主搬送径路28に
シート部材が送出され、かかるシート部材が主搬送径路
28を通して搬送される。シート部材が転写域32を通
る際には転写手段24の作用によって画像担持手段14
上のトナー像がシート部材上に転写される。シート部材
が定着域34を通る際には、シート部材上に転写された
トナー像が定着手段62によってシート部材上に加熱定
着される。ハウジング4の上面には受け手段72が配設
されており、シート部材排出口30から排出されるシー
ト部材はこの受け手段72上に排出される。
【0014】図示の実施形態においては、主搬送径路2
8の上流端には導入径路74が付設されている。この導
入径路74はハウジング2の下面に配設された導入口7
6から主搬送径路28の上流端まで延びている。導入径
路76は案内部材78及び80並びに上記案内部材42
及び44によって規定されている。導入径路76には搬
送ローラ対82が配設されている。ハウジング2の下方
には必要に応じて適宜の形態のシート部材供給ユニット
(図示していない)を組み合わすことができる。かかる
シート部材供給ユニットからシート部材が送出される場
合には、シート部材供給ユニットから送出されたシート
部材が導入口76から導入径路76に導入され、導入径
路76から主搬送径路28に導入される。主搬送径路2
8には、その下流域40から分岐して延びる付加排出径
路84も付設されている。この付加排出径路84は主搬
送径路28の下流域40から分岐してハウジング2の上
面に形成されている排出口85まで延びている。主搬送
径路28と付加排出径路84との分岐部には切換手段8
6が配設されている。切換手段86が実線で示す第一の
位置に位置せしめられている時には、主搬送径路28の
定着域34から下流域40に搬送されたシート部材はシ
ート部材排出口30を通して受け手段72上に排出され
る。一方、切換手段86が二点鎖線で示す第二の位置に
位置せしめられると、主搬送径路28の定着域34から
下流域40に搬送されたシート部材は付加排出径路84
に搬入され、排出口85を通して排出される。ハウジン
グ2の上面にはメールボックスと称される分配ユニット
の如き適宜のユニット(図示していない)を付設するこ
とができ、排出口85から排出されるシート部材はかか
るユニットに導入される。
【0015】図1を参照して説明を続けると、ハウジン
グ2内には、更に、副搬送径路88が配設されている。
図示の実施形態における副搬送径路88は、主搬送径路
28の下流域40に接続された上流端から主搬送径路2
8の上流域36に接続された下流端まで延びている。か
かる副搬送径路88は上流域87、中間域89及び下流
域91を含んでいる。副搬送径路88の上流端部及び下
流端部は略水平に延びているが、副搬送径路88の主部
(即ち、上流域87の下流半部、中間域89及び下流域
91の上流半部)はハウジング2の片側部における主搬
送径路28よりも外側を下流に向かって下方に略鉛直に
延びている。かような副搬送径路88は案内部材90、
92、94、96、98、100及び102によって規
定されている。部材90は主搬送径路28の一部を規定
している上記部材65と一体に形成することができ、ま
た部材102は主搬送径路28の一部を規定している上
記部材44と一体に形成することができる。副搬送径路
88には、搬送ローラ対104、106及び108が配
設されている。副搬送径路88の上流端と主搬送径路2
8との接続部には切換手段110が配設されている。切
換手段110が実線で示す第一の位置に位置せしめられ
ている時には、主搬送径路28の下流域40に搬送され
たシート部材が副搬送径路88に搬入されることはな
く、シート部材は主搬送径路28の下流域40を通して
搬送され或いは下流域40から付加排出径路84に導入
される。一方、切換手段110が二点鎖線で示す第二の
位置に位置せしめられると、主搬送径路28の下流域4
0に搬送されたシート部材は副搬送径路88に導入され
る。更に詳述すると、シート部材の表裏両面に画像を形
成する場合には、片面に画像が形成されたシート部材は
その大部分がシート部材排出口30から排出されその後
端部が排出ローラ対68にニップされている状態になる
まで、主搬送径路28を通して搬送され、しかる後に切
換手段110が二点鎖線で示す第二の位置に切り換えら
れると共に排出ローラ対68が逆方向に回転駆動せしめ
られ、かくしてシート部材はその後端を先頭にせしめて
副搬送径路88に導入される。そして、副搬送径路88
を通して搬送されて、その表裏を反転せしめて主搬送径
路28の上流域36に戻され、主搬送径路28の転写域
32、中間域38、定着域34及び下流域40を通して
搬送され、シート部材排出口30から排出され或いは付
加排出径路84を通して排出される。転写域32を通し
て搬送される際には、画像担持手段14上のトナー像が
シート部材の他面に転写され、定着域34を通る際に
は、かかるトナー像がシート部材の他面上に定着され
る。シート部材の片面に2個の画像を重ねて形成する場
合には、主搬送径路28を通して搬送されるシート部材
が下流域40に導入される前に切換手段110が二点鎖
線で示す第二の位置に切り換えられ、シート部材はその
先端からそのまま副搬送径路88に導入される。そし
て、副搬送径路88を通して搬送されて、その表裏を反
転せしめられることなく再び主搬送径路28の上流域3
6に戻され、主搬送径路28の転写域32、中間域3
8、定着域34及び下流域40を通して搬送され、シー
ト部材排出口30から排出され或いは付加排出径路84
を通して排出される。転写域32を通して搬送される際
には、画像担持手段14上のトナー像がシート部材の片
面に重ねて転写され、定着域34を通る際には、かかる
トナー像がシート部材の片面上に定着される。
【0016】図示の実施形態においては、副搬送径路8
8の上流部には付加排出径路112が付設されている。
この付加排出径路112は副搬送径路88の上流端部か
ら分岐してハウジング2の片側壁に形成された排出口1
14まで延びている。副搬送径路88と付加排出径路1
12との分岐部には切換手段116が配設されている。
切換手段116が実線で示す第一の位置に位置せしめら
れている時には、副搬送径路88に導入されたシート部
材はそのまま副搬送径路88を通して搬送され、主搬送
径路28に戻される。一方、切換手段116が二点鎖線
で示す第二の位置に切り換えられると、副搬送径路88
に導入されたシート部材は、副搬送径路88の上流端部
から付加排出径路112に導入され、排出口114から
排出される。ハウジング2の片側にはソート機能及び/
又はステープル機能等を備えたフィニッシャ(図示して
いない)を配設すことができ、排出口114から排出さ
れたシート部材をフィニッシャに導入することができ
る。
【0017】而して、図示の画像形成機における上述し
たとおりの構成及び作用は当業者には周知の形態でよ
く、本発明に従って構成された画像形成機における新規
な特徴を構成するものではなく、それ故にこれらについ
ての詳細な説明は本明細書においては省略する。
【0018】図1と共に図2及び図3を参照して説明を
続けると、図示の画像形成機においては、ハウジング2
の片側壁(図1乃至図3において左側壁)の一部、更に
詳しくは下端部を除く主部は、図1に図示する閉位置と
図2及び図3に図示する開位置との間を旋回動自在に装
着されている開閉部材118によって規定されている。
そしてまた、ハウジング2内には、開閉部材118と選
択的に連動せしめられて、開閉部材118と共に図1及
び図2において反時計方向に旋回せしめられる可動部材
120が装着されている。更に詳述すると、ハウジング
2内の下端部には図1乃至図3において紙面に垂直な方
向に延びる支持軸122が配設されており、開閉部材1
18及び可動部材120はそれらの下端部が支持軸12
2に旋回自在に装着、従って支持軸122の中心軸線を
旋回中心軸線として旋回自在に装着されている。開閉部
材118が図1に示す閉位置に位置せしめられている時
には、後に詳述する如く開閉部材118は閉位置に解除
自在にロックされている。開閉部材118が図2及び図
3に示す開位置まで旋回動せしめられると、図示してい
ないが開閉部材118の特定部位が静止制限部材に当接
せしめられ、これによって開閉部材118が図2及び図
3に図示する開位置を越えて更に図1乃至図3において
反時計方向に旋回動することが阻止される。
【0019】図2及び図3を参照することによって明確
に理解されるとおり、主搬送径路28を規定している上
記部材44、48、52及び60は可動部材120に固
定され或いは可動部材120と一体に形成されている。
また、主搬送径路28に配設されている搬送ローラ対5
4における外側ローラ、レジストローラ対56における
外側ローラ、及び転写手段24も可動部材120に装着
されている。更に、副搬送径路88における搬送ローラ
対104における内側ローラ、搬送ローラ対106にお
ける双方のローラ及び搬送ローラ対108における双方
のローラも可動部材120に装着されている。一方、主
搬送径路28を規定している上記部材65と共に、副搬
送径路88を規定している上記部材90、96及び10
0は開閉部材118に固定され或いは開閉部材118と
一体に形成されている。また、副搬送径路88と付加排
出径路112との分岐部に配設されている切換手段11
6も開閉部材118に装着されている。かような次第で
あるので、開閉部材118及び可動部材120が図2に
図示する開位置まで旋回動せしめられると、主搬送径路
28における大部分、更に詳細には上流域36、転写域
32、中間域38、下流域40の上流側半部が開放さ
れ、そしてまた副搬送径路88における一部、更に詳細
には上流域87の大部分も開放される。従って、主搬送
径路28においてシート部材がジャムした場合には、開
閉部材118及び可動部材120を図2に図示する位置
まで旋回動せしめて主搬送径路118の大部分を開放す
ることによって、ジャムしたシート部材を充分容易に除
去することができる。また、副搬送径路88の上流域8
7においてシート部材がジャムした場合にも、開閉部材
118及び可動部材120を図2に図示する位置まで旋
回動せしめて副搬送径路88を部分的に開放することに
よって、ジャムしたシート部材を充分容易に除去するこ
とができる。更に、開閉部材118及び可動部材120
を図2に示す位置まで旋回動せしめた後に、可動部材1
20を図3に示す位置まで旋回動せしめれば、副搬送径
路88の大部分、更に詳しくは下流端部を除いて上流端
部及び主部が開放される。従って、開閉部材118及び
可動部材120を図2に示す位置まで旋回動せしめた後
に、可動部材120を図3に示す位置まで旋回動せしめ
れば、副搬送径路88のいずれにおいてシート部材がジ
ャムした場合でも、ジャムしたシート部材を充分容易に
除去することができる。
【0020】本発明に従って構成された図示の画像形成
機においては、主搬送径路28及び副搬送径路88にお
いてシート部材がジャムした場合に、かかるジャムを検
出するための検出器124、126及び128が形成さ
れている。検出器124は主搬送径路28の下流域40
に配置された検出アームを有するマイクロスイッチから
構成されている。検出器126は副搬送径路88の上流
域87に配置された検出アームを有するマイクロスイッ
チから構成されている。検出器128は副搬送径路88
の下流域91に配置された検出アームを有するマイクロ
スイッチから構成されている。所望ならば、反射型又は
透過型光スイッチの如き他の適宜の形態のスイッチから
検出器124、126及び128を構成することもでき
る。例えば、主搬送径路28を通して搬送されるシート
部材のジャムは、次のとおりにして検出される。シート
部材供給手段4a又は4bからシート部材が送出された
時点から所定時間を経過しても検出器124がシート部
材を検出しない時には、主搬送径路28においてシート
部材がジャムしたことが認識される。また、検出器12
4がシート部材の先端を検出した時点から所定時間を経
過しても検出器124がシート部材の後端を検出しない
場合には、主搬送径路28の下流域40においてシート
部材がジャムしたことが認識される。従って、検出器1
24は主搬送径路28におけるシート部材のジャムを検
出するための第一のジャム検出手段を構成する。主搬送
径路28の下流域40から副搬送径路88にシート部材
が導入され、副搬送部材28を介して主搬送径路28の
上流域36にシート部材が戻される場合には、次のとお
りにしてシート部材のジャムが検出される。シート部材
供給手段4a又は4bからシート部材が送出された時点
から所定時間を経過しても検出器126がシート部材を
検出しない時には、主搬送径路28において或いは主搬
送径路28から副搬送径路88の上流端部に至る領域に
おいてシート部材がジャムしたことが認識される。ま
た、検出器126がシート部材の先端を検出した時点か
ら所定時間を経過しても検出器126がシート部材の後
端を検出しない場合には、副搬送径路88の上流域87
においてシート部材がジャムしたことが認識される。従
って、検出器126は主搬送径路28におけるシート部
材のジャムを検出するための第一のジャム検出手段を構
成すると共に、副搬送径路88の上流域87におけるシ
ート部材のジャムを検出するための第三のジャム検出手
段を構成する。検出器126がシート部材の先端を検出
した時点から所定時間を経過しても検出器128がシー
ト部材を検出しない時には、副搬送径路88、更に詳し
くは副搬送径路88の上流域87、中間域89又は中間
域89から下流域91の上流端部に至る領域においてシ
ート部材がジャムしたことが認識される。また、検出器
128がシート部材の先端を検出した時点から所定時間
を経過しても検出器128がシート部材の後端を検出し
ない場合には、副搬送径路88の中間域89、下流域9
1又は下流域91から主搬送径路28の上流域36に至
る領域においてシート部材がジャムしたことが認識され
る。
【0021】図4を参照して説明を続けると、上記開閉
部材118には、支持ピン130を中心として実線で示
すロック位置と二点鎖線で示す非ロック位置との間を旋
回自在に、第一のロック部材132が装着されている。
この第一のロック部材132の一端には、ハウジング2
の外部から把持することができる把持片134が形成さ
れている。ロック部材132の他端には、ロック片13
6と係合片138が形成されている。一方、ハウジング
2内の所定位置にはピンから構成することができる第一
の被ロック部材140が固定されている。開閉部材11
8の本体とロック部材132との間には引張ばね142
が配設されており、第一のロック部材132は実線で示
すロック位置に弾性的に偏倚せしめられている。可動部
材120には、支持ピン144を中心として実線で示す
ロック位置と二点鎖線で示す非ロック位置との間を旋回
自在に第二のロック部材146が装着されている。この
第二のロック部材146の一端には係合片148が形成
されており、他端にはロック片150が形成されてい
る。そして、ハウジング2内の所定位置にはピンから構
成することができる第二の被ロック部材152を固定し
ている。本発明に従って構成された図示の実施形態にお
いては、更に、可動部材120には作動器154が配設
されている。電磁ソレノイドから構成することができる
作動器154の出力ロッドは第二のロック部材146に
接続されている。作動器154が除勢されている時に
は、作動器154に配設されている圧縮ばね156の弾
性偏倚作用によって、第二のロック部材146は実線で
示すロック位置に位置せしめられている。作動器154
が付勢されると、第二のロック部材146は圧縮ばね1
56の弾性偏倚作用に抗して二点鎖線で示す非ロック位
置に位置せしめられる。後の説明から明らかになるとお
り、作動器154は第一のロック部材132の係合片1
38及び第二のロック部材146の係合片148と協働
して、開閉部材118と可動部材120を選択的に連結
して両者が一体として旋回動せしめられることを可能に
する連結手段を構成する。
【0022】図4を参照して説明を続けると、開閉部材
118が閉位置に位置せしめられている時には、引張ば
ね142によって実線で示すロック位置に弾性的に偏倚
せしめられている第一のロック部材132のロック片1
36が第一の被ロック部材140に係止せしめられ、こ
れによって開閉部材118が閉位置にロックされてい
る。また、第二のロック部材146も実線で示すロック
位置に弾性的に偏倚せしめられていて、そのロック片1
50が第二の被ロック部材152に係止せしめられ、こ
れによって可動部材120も閉位置にロックされてい
る。かかる状態において、第一のロック部材132の把
持片134に手を掛けて第一のロック部材132を二点
鎖線で示す非ロック位置に旋回せしめると、第一のロッ
ク部材132のロック片136が被ロック部材140か
ら離脱されて開閉部材118のロックが解除される。従
って、把持片134を引っ張って開閉部材118を図1
及び図3において反時計方向に旋回せしめて、図3に図
示する開位置にせしめることができる。第二のロッ部材
146は図4に実線で示すロック位置に位置せしめられ
ている故に、第一のロック部材132の係合片138が
第二のロック部材146の係合片146の係合片148
に係合せしめられることはない。開閉部材118を図3
に図示する開位置から図1及び図4に図示する閉位置に
旋回動せしめると、その最終段階において、ロック位置
に位置せしめられている第一のロック部材132のロッ
ク片136の先端縁に形成されている傾斜面が第一の被
ロック部材140に当接せしめられ、次いで開閉部材1
18の旋回動に応じて第一のロック部材132が図4に
おいて時計方向に幾分旋回せしめられる。開閉部材11
8が閉位置まで旋回動せしめられると、第一のロック部
材132のロック片136の先端縁に形成されている傾
斜面が第一の被ロック部材140を通過し、従って第一
のロック部材132がロック位置に弾性的に戻されてそ
のロック片136が第一の被ロック部材140に係止せ
しめられる。
【0023】一方、開閉部材118と共に可動部材12
0が図4に実線で示す閉位置に位置せしめられている状
態において、作動器154が付勢されると、第二のロッ
ク部材146は二点鎖線で示す非ロック位置に旋回せし
められ、これによって第二のロック部材146のロック
片150が第二の被ロック部材152から離脱せしめら
れ、可動部材120のロックが解除される。かような状
態において、第一のロック部材132の把持片134に
手を掛けて第一のロック部材132を二点鎖線で示す非
ロック位置に旋回せしめると、第一のロック部材132
のロック片136が非ロック部材140から離脱されて
開閉部材118のロックが解除され、そそしてまた第一
のロック部材132の係合片138が非ロック位置に位
置せしめられている第二のロック部材146の係合片1
48に係合せしめられ、これによって開閉部材118と
可動部材120とが連結される。従って、第一のロック
部材の把持片134を引っ張って開閉部材118を図1
及び図2において反時計方向に旋回せしめて図2に示す
開位置に旋回せしめると、開閉部材118の旋回に付随
せしめられて可動部材120も図1及び図2において反
時計方向に旋回せしめられて図2に図示する開位置にせ
しめられる。開閉部材118を図1及び図2において時
計方向に旋回せしめて図1及び図4に図示する閉位置に
戻すと、これに付随して可動部材120も図1及び図2
において時計方向に旋回せしめられて図1及び図4に図
示する閉位置に戻される。しかる後に作動器154が除
勢され、第二のロック部材146が図4に実線で示すロ
ック位置に戻される。図示の実施形態においては、作動
器154を付勢して第二のロック部材146を非ロック
位置に位置せしめた状態において、第一のロック部材1
32を非ロック位置に旋回せしめた時点で始めて、第二
のロック部材146の係合片148が第一のロック部材
132の係合片138に係合せしめられるが、所望なら
ば、作動器154を付勢して第二のロック部材146を
非ロック位置にせしめた時点で、第二のロック部材14
6の係合片148が第一のロック部材132の係合片1
38に係合して、開閉部材118と可動部材120とが
連結されるように構成することもできる。
【0024】本発明に従って構成された図示の画像形成
機においては、第一のジャム検出手段を構成する検出器
124がシート部材のジャムを検出した時、即ち主搬送
径路28においてシート部材がジャムした時には、自動
的に作動器154が付勢される。従って、開閉部材11
8を開位置に旋回動せしめると、これに付随して可動部
材120も開位置に旋回動せしめられる。かくして、図
2に図示する如く、主搬送径路28における大部分、更
に詳細には上流域36、転写域32、中間域38、下流
域40の上流側半部が開放され、そしてまた副搬送径路
88における一部、更に詳細には上流域87の大部分も
開放される。従って、主搬送径路28においてジャムし
たシート部材を充分容易に除去することができる。第一
のジャム検出手段を構成すると共に第三のジャム検出手
段を構成する検出器126がシート部材のジャムを検出
した時、即ち主搬送径路28においてシート部材がジャ
ムした時及び副搬送径路88の上流域87においてシー
ト部材がジャムした時にも、自動的に作動器154が付
勢される。従って、開閉部材118を開位置に旋回動せ
しめると、これに付随して可動部材120も開位置に旋
回動せしめられる。かくして、図2に図示する如く、主
搬送径路28における大部分、更に詳細には上流域3
6、転写域32、中間域38、下流域40の上流側半部
が開放され、そしてまた副搬送径路88における一部、
更に詳細には上流域87の大部分も開放される。従っ
て、主搬送径路28において或いは副搬送径路88の上
流域87においてジャムしたシート部材を充分容易に除
去することができる。第二のジャム検出手段を構成する
検出器128がシート部材のジャムを検出した時、即ち
副搬送径路88の上流域87、中間域89、下流域9
1、及び副搬送径路88の下流域91から主搬送径路2
8の上流域36に至る領域においてシート部材がジャム
した時には、作動器154が付勢されるとはない。従っ
て、図3に図示する如く、開閉部材118を開位置に旋
回せしめても、可動部材120は閉位置に残留せしめら
れ、副搬送径路88の大部分が開放され、副搬送径路8
8のいずれかの部分を含む領域においてジャムしたシー
ト部材を充分容易に除去することができる。
【0025】図5及び図6には、開閉部材118及び可
動部材120のロック手段及び相互連結手段の変形例を
図示している。図5及び図6に図示する変形例において
は、第一のロック部材232は主部233と先端部23
5とから構成されている。主部232は、支持ピン23
0を中心として実線で示すロック位置と二点鎖線で示す
非ロック位置との間を旋回自在に、開閉部材118に装
着されている。先端部235は連結ピン237を中心と
して旋回自在に主部233に連結されている。そして、
主部233と先端部235との間には弦巻ばね239が
配設されている。弦巻ばね239は主部233に対して
先端部235を図5及び図6において時計方向に弾性的
に偏倚し、先端部235を図5及び図6において実線で
示す通常位置に弾性的に維持する。先端部235が通常
位置に位置せしめられている時には、先端部235に形
成されている当接突起(図示していない)が主部233
に形成されている被当接突起(図示していない)に当接
し、これによって先端部235が図5及び図6において
更に時計方向に旋回することが阻止される。第一のロッ
ク部材232における主部233には把持片234が形
成されており、先端部235にはロック片236と係合
片238とが形成されている。引張ばね242は開閉部
材118の本体と主部233との間に配設されている。
【0026】図5及び図6に図示する変形例において
は、可動部材120には、ピンから構成することができ
る第二の被ロック部材252と共に、同様にピンから構
成することができる係合部材248が固定されている。
そして、第二のロック部材246はハウジング2内の所
定位置には支持ピン244によって旋回自在に装着され
ている。この第二のロック部材246の一端には係合片
248が形成されている。ハウジング2内の所定位置に
は電磁ソレノイドから構成することができる作動器25
4が配設されており、この作動器254の出力ロッドは
第二のロック部材246に接続されている。作動器25
4が除勢されている時には、作動器254に配設されて
いる圧縮ばね256の弾性偏倚作用によって、第二のロ
ック部材246は実線で示すロック位置に位置せしめら
れている。作動器254が付勢されると、第二のロック
部材246は圧縮ばね256の弾性偏倚作用に抗して二
点鎖線で示す非ロック位置に位置せしめられる。
【0027】図5及び図6を参照して説明を続けると、
開閉部材118が閉位置に位置せしめられている時に
は、引張ばね242によって実線で示すロック位置に弾
性的に偏倚せしめられている第一のロック部材232の
ロック片236が第一の被ロック部材240に係止せし
められ、これによって開閉部材118が閉位置にロック
されている。また、第二のロック部材246も実線で示
すロック位置に弾性的に偏倚せしめられていて、そのロ
ック片250が第二の被ロック部材252に係止せしめ
られ、これによって可動部材120も閉位置にロックさ
れている。かかる状態において、第一のロック部材23
2の把持片234に手を掛けて第一のロック部材232
を図5に二点鎖線で示すと共に図6に実線で示す非ロッ
ク位置に旋回せしめると、第一のロック部材232のロ
ック片236が被ロック部材240から離脱されて開閉
部材118のロックが解除される。また、第一のロック
部材232の係合片236が開動部材120に固定され
ている係合部材248に係合せしめられ、これによって
開閉部材118と可動部材120とが一旦連結される。
しかしながら、第二のロック部材246のロック片25
0が開動部材120に固定された第二の被ロック部材2
52に係止せしめられていて、開動部材120は閉位置
にロックされている故に、開閉部材118を図5におい
て反時計方向に旋回せしめると、第一のロック部材23
2における先端部235が弦巻ばね239の弾性偏倚作
用に抗して図6において反時計方向に旋回せしめられ、
第一のロック部材232の係合片236が係合部材24
8から離脱せしめられ、開閉部材118と可動部材12
0の連結が解除される。従って、可動部材120を閉位
置に残留せしめて開閉部材118のみが図3に図示する
開位置にせしめられる。
【0028】一方、開閉部材118と共に可動部材12
0が図5に実線で示す閉位置に位置せしめられている状
態において、作動器254が付勢されると、第二のロッ
ク部材246は二点鎖線で示す非ロック位置に旋回せし
められ、これによって第二のロック部材246のロック
片250が第二の被ロック部材252から離脱せしめら
れ、可動部材120のロックが解除される。かような状
態において、第一のロック部材232の把持片234に
手を掛けて第一のロック部材232を図5に二点鎖線で
示すと共に図6に実線で示す非ロック位置に旋回せしめ
ると、第一のロック部材232のロック片236が被ロ
ック部材240から離脱されて開閉部材118のロック
が解除されると共に、第一のロック部材232の係合片
236が開動部材120に固定されている係合部材24
8に係合せしめられて開閉部材118と可動部材120
とが連結される。次いで、開閉部材118を図1及び図
2において反時計方向に旋回せしめて図2に示す開位置
に旋回せしめると、開閉部材118の旋回に付随せしめ
られて可動部材120も図1及び図2において反時計方
向に旋回せしめられて図2に図示する開位置にせしめら
れる。開閉部材118を図1及び図2において時計方向
に旋回せしめて図1及び図4に図示する閉位置に戻す
と、これに付随して可動部材120も図1及び図2にお
いて時計方向に旋回せしめられて図1及び図4に図示す
る閉位置に戻される。しかる後に作動器254が除勢さ
れ、第二のロック部材246が図5に実線で示すロック
位置に戻される。
【発明の効果】本発明に従って構成された画像形成機に
おいては、シート部材のジャムが発生した場合、単に開
閉部材を閉位置から開位置に移動せしめる操作を遂行し
さえすれば、シート部材がジャムした部位に応じて、開
閉部材のみが閉位置から開位置に移動され、或いは開閉
部材の移動に付随して可動部材も閉位置から開位置に移
動され、従ってシート部材がジャムした部位を操作者が
認識する必要なくして、そして又主搬送径路においてシ
ート部材がジャムした場合でも開閉部材を閉位置から開
位置に移動せしめる操作を遂行するのみで、主搬送径路
と副搬送径路を所要とおりに開放してジャムしたシート
部材を除去することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された画像形成機を示す簡
略断面図。
【図2】図1に示す画像形成機を、開閉部材及び可動部
材を開位置に旋回動せしめた状態で示す簡略部分断面
図。
【図3】図1に示す画像形成機を、開閉部材を開位置に
残留せしめて可動部材のみを閉位置に戻した状態で示す
簡略部分断面図。
【図4】図1に示す画像形成機における開閉部材及び可
動部材の連結様式を示す簡略図。
【図5】開閉部材およびかどう部材の連結様式の変形例
を示す簡略図。
【図6】図5に示す変形例の一部を拡大して示す部分拡
大図。
【符号の説明】
2:ハウジング 4:シート部材供給手段 14:画像担持手段 16:一様帯電手段(画像形成手段) 18:画像露光手段(画像形成手段) 20:現像手段(画像係止手段) 22:クリーニング手段(画像形成手段) 24:転写手段 28;主搬送径路 30:シート部材排出口 32:転写域 34:定着域 36:上流域 38:中間域 40:下流域 62:定着手段 88;副搬送径路 118:開閉部材 120:可動部材 132:第一のロック部材 134:把持片 136:ロック片 138:係合片(連結手段) 140:第一の被ロック部材 146:第二のロック部材 148:係合片(連結手段) 150:ロック片 152:被ロック部材 154:作動器(連結手段) 232:第一のロック部材 238:併合片(連結手段) 246:第二のロック部材 248:係合部材(連結手段) 254:作動器(連結手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 AA03 AA06 AA13 AA15 AA18 AA19 AA54 BA05 BA14 BA22 BA27 BA29 DA23 2H072 AA02 CA01 EA16 3F048 AA02 AB01 BA14 BD02 EA02 EA11 EB22 3F049 AA04 CA32 DA12 LA02 LB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジング内に配設さ
    れた画像担持手段と、該画像担持手段上にトナー像を形
    成するための画像形成手段と、上流端から下流端に向け
    て順次に配置された上流域、転写域、中間域、定着域及
    び下流域を含む、該ハウジング内を延びる主搬送径路
    と、該主搬送径路の該下流域に接続された上流端から該
    主搬送径路の該上流域に接続された下流端まで延びる副
    搬送径路と、該主搬送径路の該上流域にシート部材を供
    給するためのシート部材供給手段と、該転写域において
    該主搬送径路を通して搬送されるシート部材上に該画像
    担持手段上のトナー像を転写するための転写手段と、該
    定着域において該主搬送径路を通して搬送されるシート
    部材上のトナー像をシート部材上に定着するための定着
    手段と、該主搬送径路におけるシート部材のジャムを検
    出するための第一のジャム検出手段と、該副搬送径路に
    おけるジャムを検出するための第二のジャム検出手段と
    を具備し、該ハウジングの壁の一部は閉位置と開位置と
    の間を移動自在に装着された開閉部材によって規定され
    ており、該主搬送径路の少なくとも一部の片側は閉位置
    と開位置との間を移動自在に該ハウジング内に配設され
    た可動部材によって規定されており、該副搬送径路の少
    なくとも一部は該開閉部材と該該可動部材との間に規定
    されている画像形成機において、 該開閉部材と該可動部材とを選択的に連結して該開閉部
    材の移動に付随して該可動部材も移動せしめられるよう
    になすための連結手段を備え、 該第一のジャム検出手段が該主搬送径路におけるシート
    部材のジャムを検出した時には、該開閉部材と該可動部
    材とが連結され、該開閉部材を該閉位置から該開位置に
    移動せしめると、該可動部材も該閉位置から該開位置に
    移動せしめられて該主搬送径路の少なくとも一部が開放
    され、 該第二のジャム検出手段が該副搬送径路におけるシート
    部材のジャムを検出した時には、該開閉部材と該可動部
    材とが連結されることはなく、該開閉部材を該閉位置か
    ら該開位置に移動せしめると、該可動部材は該閉位置に
    残留せしめられて該副搬送径路の少なくとも一部が開放
    される、 ことを特徴とする画像形成機。
  2. 【請求項2】 該副搬送径路は順次に配置された上流
    域、中間域及び下流域を含み、該副搬送径路の該上流域
    の片側は該開閉部材によって規定されており、該可動部
    材を該閉位置に残留せしめて該開閉部材を該閉位置から
    該開位置に移動せしめると、該主搬送径路の少なくとも
    一部が開放されると共に該副搬送径路の該上流域が開放
    されるように構成されており、 該第二のジャム検出手段は該副搬送径路の該中間部及び
    該下流域におけるシート部材のジャムを検出し、該副搬
    送径路の該上流域におけるシート部材のジャムを検出す
    るための第三のジャム検出手段が配設されており、該第
    三のジャム検出手段が該主搬送径路の該上流域における
    シート部材のジャムを検出した時には、該連結手段が該
    開閉部材と該可動部材とを連結し、該開閉部材を該閉位
    置から該開位置に移動せしめると、該可動部材も該閉位
    置から該開位置に移動せしめられて該主搬送径路の少な
    くとも一部と共に該副搬送径路の該上流部が開放され
    る、請求項1記載の画像形成機。
  3. 【請求項3】 該主搬送径路の少なくとも主部は該ハウ
    ジングの片側部を下流に向かって上方に延び、該副搬送
    径路の少なくとも主部は該ハウジングの該片側部におけ
    る該主搬送径路よりも外側を下流に向かって下方に延び
    ている、請求項1記載の画像形成機。
  4. 【請求項4】 該開閉部材はその下端部を該主搬送径路
    及び該副搬送径路の幅方向に延びる旋回中心軸線を中心
    として該閉位置と該開位置との間を旋回動自在に装着さ
    れており、該可動部材も該旋回中心軸線を中心として該
    閉位置と該開位置との間を旋回自在に装着されている、
    請求項3記載の画像形成機。
  5. 【請求項5】 該開閉部材にはロック位置と非ロック位
    置との間を旋回自在に装着され且つ該ロック位置に弾性
    的に偏倚せしめられている第一のロック部材が配設され
    ており、該第一のロック部材にはロック片、把持片及び
    係合片が形成されており、該可動部材にはロック位置と
    非ロック位置との間を旋回自在に装着され且つ該ロック
    位置に弾性的に偏倚せしめられている第二のロック部材
    が配設されており、該第二のロック部材にはロック片及
    び係合片が形成されており、該ハウジング内には第一の
    被ロック部材と第二の被ロック部材とが配設されてお
    り、該連結手段は該第二のロック部材を弾性偏倚作用に
    抗して該非ロック位置に旋回せしめる作動器を含み、該
    可動部材が該閉位置に位置せしめられ該第二のロック部
    材が該ロック位置に位置せしめられている時には、該第
    二のロック部材の該ロック片が該第二の被ロック部材に
    係合せしめられて該可動部材が該閉位置にロックされ、
    該開閉部材が該閉位置に位置せしめられ該第一のロック
    部材が該ロック位置に位置せしめられている時には、該
    第一のロック部材の該ロック片が該第一の被ロック部材
    に係合せしめられて該開閉部材が該閉位置にロックさ
    れ、該第一のロック部材の該把持片を把持して弾性偏倚
    作用に抗して該第一のロック部材を該非ロック位置に旋
    回せしめると、該第一のロック部材の該ロック片が該第
    一の被ロック部材から離脱せしめられて該開閉部材を該
    閉位置から該開位置に移動せしめることが可能になり、
    該作動器によって該第二のロック部材を該非ロック位置
    に旋回せしめると、該第二のロック部材の該ロック片が
    該第二の被ロック部材から離脱せしめられて該可動部材
    を該閉位置から該開位置に移動せしめることが可能にな
    ると共に、該第一のロック部材の該係合片が該第二のロ
    ック部材の該係合片に係合せしめられ、これによって該
    開閉部材と該可動部材が連結される、請求項1から4ま
    でのいずれかに記載の画像形成機。
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JP2005078342A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kyocera Mita Corp 表示装置
JP2015227908A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 キヤノン株式会社 画像形成装置

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