JP2002062016A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
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- JP2002062016A JP2002062016A JP2000249350A JP2000249350A JP2002062016A JP 2002062016 A JP2002062016 A JP 2002062016A JP 2000249350 A JP2000249350 A JP 2000249350A JP 2000249350 A JP2000249350 A JP 2000249350A JP 2002062016 A JP2002062016 A JP 2002062016A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 均温化を図りながら冷却貯蔵庫の能力を高め
大容量化を図る。 【解決手段】 内壁11に設けた冷却器10a,10b
と、冷却器10a,10bを被う冷却器カバー12と、
冷却器カバー12に設けた冷却ファン16a,16b
と、同じく冷却器カバー12に設けた吸込み口15a,
15bからなる上部または下部の冷却ユニット17aま
たは冷却ユニット17bを、1つの貯蔵室9に対し、上
下2組設けたことにより、均温化を図りながら、冷却能
力を高め大容量化を図ることができる。
大容量化を図る。 【解決手段】 内壁11に設けた冷却器10a,10b
と、冷却器10a,10bを被う冷却器カバー12と、
冷却器カバー12に設けた冷却ファン16a,16b
と、同じく冷却器カバー12に設けた吸込み口15a,
15bからなる上部または下部の冷却ユニット17aま
たは冷却ユニット17bを、1つの貯蔵室9に対し、上
下2組設けたことにより、均温化を図りながら、冷却能
力を高め大容量化を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却貯蔵庫におけ
る冷却装置の構成に関するものである。
る冷却装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、食文化の多様化から冷却貯蔵庫の
大容量化のニーズが高まっており、さらに冷却機能のみ
ならず、調湿機能も求められるようになってきた。
大容量化のニーズが高まっており、さらに冷却機能のみ
ならず、調湿機能も求められるようになってきた。
【0003】従来のこの種の冷却貯蔵庫としては、特開
平10−300303号公報に示されているものがあ
る。
平10−300303号公報に示されているものがあ
る。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の冷却
貯蔵庫を説明する。
貯蔵庫を説明する。
【0005】図8は従来の冷却貯蔵庫の縦断面図、図9
は一部切り欠きの背面図である。
は一部切り欠きの背面図である。
【0006】図8、図9において、1は冷却貯蔵庫本体
で、2は熱電モジュール、3は熱電モジュール2を内部
に備えたマニホールド、4はマニホールド3の冷却側熱
交換面と連結し冷却貯蔵庫本体1の内部に設けた冷却用
熱交換器、5aは冷却用熱交換器4に連結した冷却用循
環ポンプ、前記マニホールド3と冷却用熱交換器4と冷
却用循環ポンプ5aより冷却側冷却液循環経路を形成す
る。
で、2は熱電モジュール、3は熱電モジュール2を内部
に備えたマニホールド、4はマニホールド3の冷却側熱
交換面と連結し冷却貯蔵庫本体1の内部に設けた冷却用
熱交換器、5aは冷却用熱交換器4に連結した冷却用循
環ポンプ、前記マニホールド3と冷却用熱交換器4と冷
却用循環ポンプ5aより冷却側冷却液循環経路を形成す
る。
【0007】一方、5bはマニホールド3の放熱側熱交
換面と連結した放熱用循環ポンプ、6は放熱用循環ポン
プ5bに連結し貯蔵庫本体1の外部に設けた放熱用熱交
換器であり、マニホールド3と放熱用循環ポンプ5bと
放熱用熱交換器6より放熱側冷却液循環経路を形成す
る。
換面と連結した放熱用循環ポンプ、6は放熱用循環ポン
プ5bに連結し貯蔵庫本体1の外部に設けた放熱用熱交
換器であり、マニホールド3と放熱用循環ポンプ5bと
放熱用熱交換器6より放熱側冷却液循環経路を形成す
る。
【0008】7aは庫内攪拌用ファンモータ、7bは放
熱用ファンモータである。
熱用ファンモータである。
【0009】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0010】まず、マニホールド3の内部に設けた熱電
モジュール2に通電することにより、熱電モジュール2
の冷却側熱交換面を冷却する。
モジュール2に通電することにより、熱電モジュール2
の冷却側熱交換面を冷却する。
【0011】この冷熱を冷却用循環ポンプ5aにより冷
却用熱交換器4に搬送し冷却用熱交換器4により冷却し
た空気を庫内攪拌用ファンモータ7aで貯蔵庫内を冷却
する。
却用熱交換器4に搬送し冷却用熱交換器4により冷却し
た空気を庫内攪拌用ファンモータ7aで貯蔵庫内を冷却
する。
【0012】同様に、マニホールド3の内部に設けた熱
電モジュール2の発熱した放熱側熱交換面と連結した放
熱用循環ポンプ5bにより、放熱用熱交換器6及び、放
熱用ファンモータ7bにより庫外へ放熱する。
電モジュール2の発熱した放熱側熱交換面と連結した放
熱用循環ポンプ5bにより、放熱用熱交換器6及び、放
熱用ファンモータ7bにより庫外へ放熱する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、夫々一個のマニホールド3と、冷却用熱交
換器4と、放熱用熱交換器6よりなる冷却装置で貯蔵庫
内を冷却しており小容量の貯蔵庫には有効であったが、
貯蔵庫内の均温化を図りながら大容量化することが困難
であるという問題があった。
来の構成は、夫々一個のマニホールド3と、冷却用熱交
換器4と、放熱用熱交換器6よりなる冷却装置で貯蔵庫
内を冷却しており小容量の貯蔵庫には有効であったが、
貯蔵庫内の均温化を図りながら大容量化することが困難
であるという問題があった。
【0014】本発明は従来の課題を解決するもので、簡
素な構成で能力を高め、大容量化を可能にする冷却貯蔵
庫を提供することを目的とする。
素な構成で能力を高め、大容量化を可能にする冷却貯蔵
庫を提供することを目的とする。
【0015】また、上記従来の構成は、冷却用熱交換器
4はほぼ均一な温度であり、さらに貯蔵庫本体1の貯蔵
庫内の温度と近接しているため、貯蔵庫内の湿度が高く
なる傾向があった。
4はほぼ均一な温度であり、さらに貯蔵庫本体1の貯蔵
庫内の温度と近接しているため、貯蔵庫内の湿度が高く
なる傾向があった。
【0016】本発明の他の目的は、貯蔵庫内の湿度を上
げ過ぎないで適湿に保つことである。
げ過ぎないで適湿に保つことである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、冷却貯蔵庫本体と、貯蔵室と、前記貯蔵室外
に設けた放熱用熱交換器と、前記貯蔵室の内壁に設けた
冷却器と、前記冷却器を被う冷却器カバーと、前記貯蔵
室の内壁と前記冷却器カバーが冷却室を形成し、前記冷
却器カバーに設けた吸込み口と、前記冷却器カバーの吐
出部に設けた冷却ファンを備え、前記貯蔵室に対し、前
記冷却器と、前記吸込み口と、前記吐出部と、前記冷却
ファンよりなる冷却ユニットを上下2組設けたものであ
り、貯蔵室の容量増加により増大した吸熱負荷に対抗
し、上部の冷却器と下部の冷却器で冷却し、貯蔵庫内の
均温化を図りながら冷却能力を高め大容量化を図ること
ができる。
の発明は、冷却貯蔵庫本体と、貯蔵室と、前記貯蔵室外
に設けた放熱用熱交換器と、前記貯蔵室の内壁に設けた
冷却器と、前記冷却器を被う冷却器カバーと、前記貯蔵
室の内壁と前記冷却器カバーが冷却室を形成し、前記冷
却器カバーに設けた吸込み口と、前記冷却器カバーの吐
出部に設けた冷却ファンを備え、前記貯蔵室に対し、前
記冷却器と、前記吸込み口と、前記吐出部と、前記冷却
ファンよりなる冷却ユニットを上下2組設けたものであ
り、貯蔵室の容量増加により増大した吸熱負荷に対抗
し、上部の冷却器と下部の冷却器で冷却し、貯蔵庫内の
均温化を図りながら冷却能力を高め大容量化を図ること
ができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、冷却室のほぼ中
間にあり、上部の吸込み口と、下部の冷却ファンの間に
位置し、貯蔵室の内壁と前記冷却器カバーに当接させ、
冷却ユニットの上下間に仕切りを設けたものであり、冷
却室の内部で、貯蔵室の戻り空気が、冷却ファンによ
り、冷却空気と混合して貯蔵室に吐出されるショートサ
ーキットを防止するもので、冷却効率が下がることを防
止するという作用を有する。
間にあり、上部の吸込み口と、下部の冷却ファンの間に
位置し、貯蔵室の内壁と前記冷却器カバーに当接させ、
冷却ユニットの上下間に仕切りを設けたものであり、冷
却室の内部で、貯蔵室の戻り空気が、冷却ファンによ
り、冷却空気と混合して貯蔵室に吐出されるショートサ
ーキットを防止するもので、冷却効率が下がることを防
止するという作用を有する。
【0019】請求項3に記載の発明は、仕切りの断面形
状を、上部冷却ユニットの冷却器の結露水を受ける樋型
としたものであり、上部の冷却器の結露水を受け、下部
の冷却ファンに結露水がかかるのを防止するという作用
を有する。
状を、上部冷却ユニットの冷却器の結露水を受ける樋型
としたものであり、上部の冷却器の結露水を受け、下部
の冷却ファンに結露水がかかるのを防止するという作用
を有する。
【0020】請求項4に記載の発明は、仕切りを左右ど
ちらかに傾斜させたものであり、下部の冷却ファンを避
けて効率良く排水するという作用を有する。
ちらかに傾斜させたものであり、下部の冷却ファンを避
けて効率良く排水するという作用を有する。
【0021】請求項5に記載の発明は、仕切りの排水経
路を略V字型にし、屈曲部に水抜き穴を設けたものであ
り、冷却室の右側の内壁と冷却器カバーの合わせ目を避
け、貯蔵室に水漏れすること無く、排水するという作用
を有する。
路を略V字型にし、屈曲部に水抜き穴を設けたものであ
り、冷却室の右側の内壁と冷却器カバーの合わせ目を避
け、貯蔵室に水漏れすること無く、排水するという作用
を有する。
【0022】請求項6に記載の発明は、仕切りのほぼ中
央部を両端よりも高くしたものであり、冷却器の結露水
を左右に分散し、効率良く排水するという作用を有す
る。
央部を両端よりも高くしたものであり、冷却器の結露水
を左右に分散し、効率良く排水するという作用を有す
る。
【0023】請求項7に記載の発明は、冷却器カバー上
下の吐出部に設けたそれぞれの冷却ファンの吹き出し方
向を前方にしたものであり、下部の冷却ファンより吐出
した冷気は、自然対流で自然降下するため、十分貯蔵庫
内を冷却せずに、上部吸込み口に戻るショートサーキッ
トを防止するもので、効率良く貯蔵庫内を冷却するとい
う作用を有する。
下の吐出部に設けたそれぞれの冷却ファンの吹き出し方
向を前方にしたものであり、下部の冷却ファンより吐出
した冷気は、自然対流で自然降下するため、十分貯蔵庫
内を冷却せずに、上部吸込み口に戻るショートサーキッ
トを防止するもので、効率良く貯蔵庫内を冷却するとい
う作用を有する。
【0024】請求項8に記載の発明は、上部の冷却器に
備えた冷却ファンの送風能力を大きくし、下部の冷却器
に備えた前記冷却ファンと能力の差を設けたものであ
り、自然対流で冷気が自然降下するため、下部の冷却フ
ァンは、上部の冷却ファンより能力が小さくても貯蔵室
の温度むらを防ぐ作用を有する。
備えた冷却ファンの送風能力を大きくし、下部の冷却器
に備えた前記冷却ファンと能力の差を設けたものであ
り、自然対流で冷気が自然降下するため、下部の冷却フ
ァンは、上部の冷却ファンより能力が小さくても貯蔵室
の温度むらを防ぐ作用を有する。
【0025】請求項9に記載の発明は、上部の冷却ユニ
ットに設けた吸込み口の面積を大きくし、下部の吸込み
口の面積を小さくしたものであり、上部の吸込み口の風
速を小さくすなわち、吸込み静圧を小さく、下部の吸込
み口の循環風量を抑えており、下部の冷却ファンの吐出
した冷気が、上部の吸込み口に戻ることを抑える作用を
有する。
ットに設けた吸込み口の面積を大きくし、下部の吸込み
口の面積を小さくしたものであり、上部の吸込み口の風
速を小さくすなわち、吸込み静圧を小さく、下部の吸込
み口の循環風量を抑えており、下部の冷却ファンの吐出
した冷気が、上部の吸込み口に戻ることを抑える作用を
有する。
【0026】請求項10に記載の発明は、熱電モジュー
ルと、前記熱電モジュールの冷却面と熱結合した冷却器
と、前記熱電モジュールの放熱面との熱交換部を内部に
設けたマニホールドと、前記マニホールドと連結した放
熱用熱交換器と、前記放熱用熱交換器と連結した循環ポ
ンプを備え、前記マニホールドと前記放熱用熱交換器と
循環ポンプにより冷却液循環経路を形成して内部に冷却
液を充填した冷却装置において、前記上下それぞれの冷
却ユニットを含む、2つの前記冷却液循環経路に設け
た、フィンとパイプとよりなる前記放熱用熱交換器1個
に2回路を設け、並列した前記冷却液循環経路を形成し
たものであり、上下それぞれの冷却器が吸収した吸熱負
荷を、マニホールド内に備えた、熱電モジュールを介し
て放熱面から、循環ポンプにより、放熱用熱交換器のそ
れぞれの回路に熱搬送して放熱を行い、放熱用熱交換器
1個で上下の冷却ユニットの冷却をまかなう作用を有す
る。
ルと、前記熱電モジュールの冷却面と熱結合した冷却器
と、前記熱電モジュールの放熱面との熱交換部を内部に
設けたマニホールドと、前記マニホールドと連結した放
熱用熱交換器と、前記放熱用熱交換器と連結した循環ポ
ンプを備え、前記マニホールドと前記放熱用熱交換器と
循環ポンプにより冷却液循環経路を形成して内部に冷却
液を充填した冷却装置において、前記上下それぞれの冷
却ユニットを含む、2つの前記冷却液循環経路に設け
た、フィンとパイプとよりなる前記放熱用熱交換器1個
に2回路を設け、並列した前記冷却液循環経路を形成し
たものであり、上下それぞれの冷却器が吸収した吸熱負
荷を、マニホールド内に備えた、熱電モジュールを介し
て放熱面から、循環ポンプにより、放熱用熱交換器のそ
れぞれの回路に熱搬送して放熱を行い、放熱用熱交換器
1個で上下の冷却ユニットの冷却をまかなう作用を有す
る。
【0027】請求項11に記載の発明は、放熱用熱交換
器を前記上下の冷却ユニットのほぼ中間位置に配置した
ものであり、循環ポンプの圧力損失を抑える一方で、放
熱用熱交換器の放熱側は排熱により雰囲気温度が上昇
し、貯蔵室内と温度差が大きく、単位面積あたりの吸熱
負荷が大きくなる、放熱用熱交換器を冷却ユニットのほ
ぼ中間位置の高い位置とすることで、全体の吸熱負荷を
抑え、効率良く貯蔵室を冷却する作用を有する。
器を前記上下の冷却ユニットのほぼ中間位置に配置した
ものであり、循環ポンプの圧力損失を抑える一方で、放
熱用熱交換器の放熱側は排熱により雰囲気温度が上昇
し、貯蔵室内と温度差が大きく、単位面積あたりの吸熱
負荷が大きくなる、放熱用熱交換器を冷却ユニットのほ
ぼ中間位置の高い位置とすることで、全体の吸熱負荷を
抑え、効率良く貯蔵室を冷却する作用を有する。
【0028】請求項12に記載の発明は、上部の冷却器
と、下部の冷却器に温度差を設けたものであり、全ての
冷却器を同じ温度で、貯蔵室の温度に近づけることに比
べ、冷却器に温度差を付け、低い温度の冷却器を設ける
ことにより、貯蔵室の除湿を促進し、湿度が上がりすぎ
る傾向を抑える作用を有する。
と、下部の冷却器に温度差を設けたものであり、全ての
冷却器を同じ温度で、貯蔵室の温度に近づけることに比
べ、冷却器に温度差を付け、低い温度の冷却器を設ける
ことにより、貯蔵室の除湿を促進し、湿度が上がりすぎ
る傾向を抑える作用を有する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷却貯蔵庫の
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0030】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による冷却貯蔵庫の縦断面図である。図2は同実
施の形態1による冷却貯蔵庫の貯蔵室正面図である。
形態1による冷却貯蔵庫の縦断面図である。図2は同実
施の形態1による冷却貯蔵庫の貯蔵室正面図である。
【0031】図1、図2において、8は冷却貯蔵庫本体
であり断熱箱体を形成する。
であり断熱箱体を形成する。
【0032】9は貯蔵室、10a,10bは貯蔵室9の
内壁11に設けた冷却器、12は冷却器10a,10bを
被う冷却器カバー、13は冷却器カバー12と内壁11
で囲まれた冷却室、14a,14bは冷却器カバー12
の吐出部、15a,15bは同じく冷却器カバーの吸込
み口、16a,16bは冷却器カバー12の吐出部14
a,14bに設けた冷却ファンである。
内壁11に設けた冷却器、12は冷却器10a,10bを
被う冷却器カバー、13は冷却器カバー12と内壁11
で囲まれた冷却室、14a,14bは冷却器カバー12
の吐出部、15a,15bは同じく冷却器カバーの吸込
み口、16a,16bは冷却器カバー12の吐出部14
a,14bに設けた冷却ファンである。
【0033】また、上部の冷却ユニット17aは、冷却
器10aと、吐出部14aと、冷却ファン16aよりで
きており、下部の冷却ユニット17bは、冷却器10b
と、吐出部14bと、冷却ファン16bよりできてい
る。 また、冷却器10a,10bは、熱伝導の良い例
えばアルミニウムで出来たベースと熱交換表面積を拡大
するためのフィン等を備えており、熱電モジュール2と
それぞれ対をなし冷却側熱交換面と熱結合している。
器10aと、吐出部14aと、冷却ファン16aよりで
きており、下部の冷却ユニット17bは、冷却器10b
と、吐出部14bと、冷却ファン16bよりできてい
る。 また、冷却器10a,10bは、熱伝導の良い例
えばアルミニウムで出来たベースと熱交換表面積を拡大
するためのフィン等を備えており、熱電モジュール2と
それぞれ対をなし冷却側熱交換面と熱結合している。
【0034】熱電モジュール2の放熱側熱交換面にはマ
ニホールド18と熱結合しており、マニホールド18の
内部を冷却液が満たしており、熱電モジュール2の放熱
側熱交換面で冷却液と熱交換する。また、マニホールド
18は、放熱用熱交換器19と冷却液循環用の循環ポン
プ20と直列に連結している。7bは放熱用熱交換器1
9の放熱を促進させるための放熱用ファンモータであ
る。
ニホールド18と熱結合しており、マニホールド18の
内部を冷却液が満たしており、熱電モジュール2の放熱
側熱交換面で冷却液と熱交換する。また、マニホールド
18は、放熱用熱交換器19と冷却液循環用の循環ポン
プ20と直列に連結している。7bは放熱用熱交換器1
9の放熱を促進させるための放熱用ファンモータであ
る。
【0035】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0036】冷却器10aは、熱電モジュール2の冷却
側熱交換面と熱結合しているため冷却され、吸込み口1
5aより吸込まれたエアーを冷却し、冷却されたエアー
は、吐出部14aより貯蔵室9に、冷却ファン16aに
より吐出し、貯蔵室内9を冷却する。
側熱交換面と熱結合しているため冷却され、吸込み口1
5aより吸込まれたエアーを冷却し、冷却されたエアー
は、吐出部14aより貯蔵室9に、冷却ファン16aに
より吐出し、貯蔵室内9を冷却する。
【0037】また、冷却器10bは、熱電モジュール2
の冷却側熱交換面と熱結合しているため冷却され、吸込
み口15bより吸込まれたエアーを冷却し、冷却された
エアーは、吐出部14bより貯蔵室9に、冷却ファン1
6bにより吐出し、貯蔵室内9を冷却する。
の冷却側熱交換面と熱結合しているため冷却され、吸込
み口15bより吸込まれたエアーを冷却し、冷却された
エアーは、吐出部14bより貯蔵室9に、冷却ファン1
6bにより吐出し、貯蔵室内9を冷却する。
【0038】本来、貯蔵室9が小容量であれば、冷却ユ
ニット17a,17bが1組で貯蔵室9の吸熱負荷に対
抗して冷却することが可能であるが、貯蔵室9が大容量
になると、それにつれて貯蔵庫内9の上下の均温化が困
難となる。
ニット17a,17bが1組で貯蔵室9の吸熱負荷に対
抗して冷却することが可能であるが、貯蔵室9が大容量
になると、それにつれて貯蔵庫内9の上下の均温化が困
難となる。
【0039】そこで本発明では、上下に冷却ユニット1
7a,17bを2組設け、さらにそれぞれの冷却ユニッ
トで貯蔵室9をくまなく冷却することにより、貯蔵室内
9の均温化を図りながら、冷却能力を高め大容量化を図
ることができる。
7a,17bを2組設け、さらにそれぞれの冷却ユニッ
トで貯蔵室9をくまなく冷却することにより、貯蔵室内
9の均温化を図りながら、冷却能力を高め大容量化を図
ることができる。
【0040】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2による冷却貯蔵庫の冷却室正面図である。
形態2による冷却貯蔵庫の冷却室正面図である。
【0041】図1、図3、において、21は仕切りであ
り、冷却室13のほぼ中間に位置し、貯蔵室9の内壁1
1と冷却器カバー12に当接させ、上下の冷却ユニット
17a,17bを仕切っている。
り、冷却室13のほぼ中間に位置し、貯蔵室9の内壁1
1と冷却器カバー12に当接させ、上下の冷却ユニット
17a,17bを仕切っている。
【0042】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0043】仕切り21で仕切ることにより、冷却室1
3の内部で、貯蔵室9からの上部冷却ユニット17aの
戻り空気が、冷却ファン16bにより冷却空気と混合し
て貯蔵室9に吐出されるショートサーキットを防止する
ことができ、冷却効率の低下を防止することができる。
3の内部で、貯蔵室9からの上部冷却ユニット17aの
戻り空気が、冷却ファン16bにより冷却空気と混合し
て貯蔵室9に吐出されるショートサーキットを防止する
ことができ、冷却効率の低下を防止することができる。
【0044】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3による冷却貯蔵庫の仕切りの要部断面図である。
形態3による冷却貯蔵庫の仕切りの要部断面図である。
【0045】図1、図3、図4、において、仕切り21
は図4の断面形状で、樋型をしている。
は図4の断面形状で、樋型をしている。
【0046】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0047】冷却器10aの冷却により結露した水が、
流下または、落下したものを、樋型をした、仕切り21
にて受けることができ、下部の冷却ファン16bに結露
水がかかるのを防ぐことができる。
流下または、落下したものを、樋型をした、仕切り21
にて受けることができ、下部の冷却ファン16bに結露
水がかかるのを防ぐことができる。
【0048】(実施の形態4)図3は、本発明の実施の
形態4による冷却貯蔵庫の冷却室正面図である。
形態4による冷却貯蔵庫の冷却室正面図である。
【0049】図1、図3、図4、において仕切り21は
右に傾斜している。
右に傾斜している。
【0050】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0051】冷却器10aに結露した水は、落下または
流下により仕切り21に集められ、頻り21の傾斜に沿
って排水され、冷却器10aの結露水が、下部の冷却フ
ァン16bにかかることなく効率良く排水することがで
きる。
流下により仕切り21に集められ、頻り21の傾斜に沿
って排水され、冷却器10aの結露水が、下部の冷却フ
ァン16bにかかることなく効率良く排水することがで
きる。
【0052】(実施の形態5)図5は、本発明の実施の
形態5による冷却貯蔵庫の仕切りの要部正面図である。
形態5による冷却貯蔵庫の仕切りの要部正面図である。
【0053】図1、図4、図5、において仕切り21
は、排水経路を略V字型に形成されし、屈曲部22に水
抜き穴23が設けられている。
は、排水経路を略V字型に形成されし、屈曲部22に水
抜き穴23が設けられている。
【0054】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0055】冷却器10aに結露した水は、落下または
流下により仕切り21に集められ、頻り21の傾斜に沿
って流れ、屈曲部22に設けられた水抜き穴23より排
水され、冷却器10aの結露水が、下部の冷却ファン1
6bにかかることなく、屈曲部22の水抜き穴23を経
由して排水し、冷却室13の左側の内壁11と、冷却器
カバー12の合わせ目を避け、貯蔵室9に水漏れするこ
と無く、排水することができる。
流下により仕切り21に集められ、頻り21の傾斜に沿
って流れ、屈曲部22に設けられた水抜き穴23より排
水され、冷却器10aの結露水が、下部の冷却ファン1
6bにかかることなく、屈曲部22の水抜き穴23を経
由して排水し、冷却室13の左側の内壁11と、冷却器
カバー12の合わせ目を避け、貯蔵室9に水漏れするこ
と無く、排水することができる。
【0056】(実施の形態6)図6は、本発明の実施の
形態6による冷却貯蔵庫の仕切りの要部正面図である。
形態6による冷却貯蔵庫の仕切りの要部正面図である。
【0057】図6において、仕切り21はほぼ中央部を
端部より高くしたものである。
端部より高くしたものである。
【0058】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0059】冷却器10aの結露水が、流下または落下
したものを、仕切り21にて、左右に分散し、下部の冷
却ファン16bにかかることなく効率良く排水すること
ができる。
したものを、仕切り21にて、左右に分散し、下部の冷
却ファン16bにかかることなく効率良く排水すること
ができる。
【0060】(実施の形態7)図1は、本発明の実施の
形態7による冷却貯蔵庫の縦断面図、図2は同実施の形
態6による冷却貯蔵庫の正面図である。
形態7による冷却貯蔵庫の縦断面図、図2は同実施の形
態6による冷却貯蔵庫の正面図である。
【0061】図1、図2において、12は冷却器カバー
であり、冷却器カバー12には、吸込み口15a,15
bと、吐出部14a,14bを備え、吐出部14a,1
4bにはそれぞれ、冷却ファン16a,16bを設けて
いる、冷却ファン16a,16bの吹き出し方向は、前
方に向いている。
であり、冷却器カバー12には、吸込み口15a,15
bと、吐出部14a,14bを備え、吐出部14a,1
4bにはそれぞれ、冷却ファン16a,16bを設けて
いる、冷却ファン16a,16bの吹き出し方向は、前
方に向いている。
【0062】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0063】上部冷却ファン16aより吐出した冷気は
貯蔵庫9の主に上部半分を冷却し上部の吸込み口15a
より戻り、下部の冷却ファン16bより吐出した冷気は
貯蔵庫9の主に下部半分を冷却し下部の吸込み口15b
より戻る。
貯蔵庫9の主に上部半分を冷却し上部の吸込み口15a
より戻り、下部の冷却ファン16bより吐出した冷気は
貯蔵庫9の主に下部半分を冷却し下部の吸込み口15b
より戻る。
【0064】このとき、それぞれの冷却ファン16a、
16bの吹き出し方向は、前方に向いており、貯蔵庫9
の内部をくまなく冷却すると共に、下部の冷却ファン1
6bより吐出した冷気は、自然対流で自然降下するた
め、十分貯蔵庫9を冷却せずに、上部の吸込み口15a
に混入するショートサーキットを防止することができ、
効率良く貯蔵庫9冷却することができる。
16bの吹き出し方向は、前方に向いており、貯蔵庫9
の内部をくまなく冷却すると共に、下部の冷却ファン1
6bより吐出した冷気は、自然対流で自然降下するた
め、十分貯蔵庫9を冷却せずに、上部の吸込み口15a
に混入するショートサーキットを防止することができ、
効率良く貯蔵庫9冷却することができる。
【0065】(実施の形態8)図2は、本発明の実施の
形態8による冷却貯蔵庫の貯蔵室正面図である。
形態8による冷却貯蔵庫の貯蔵室正面図である。
【0066】図2において、上部の冷却ファン16aは
同タイプのものを2個、下部の冷却ファン16bは1個
としている。
同タイプのものを2個、下部の冷却ファン16bは1個
としている。
【0067】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0068】上部の冷却ファン16aは同タイプのもの
を2個用い、下部の冷却ファン16bは1個としている
ため、上部の送風能力を大きく、下部の送風能力を小さ
くしている。 自然対流で冷気が自然降下し、下部は上
部より冷える傾向があるため、上部の送風能力を下部よ
り大きくすることにより、上部の冷却能力を高め、貯蔵
室9の温度むらを防ぐことができる。
を2個用い、下部の冷却ファン16bは1個としている
ため、上部の送風能力を大きく、下部の送風能力を小さ
くしている。 自然対流で冷気が自然降下し、下部は上
部より冷える傾向があるため、上部の送風能力を下部よ
り大きくすることにより、上部の冷却能力を高め、貯蔵
室9の温度むらを防ぐことができる。
【0069】尚、冷却ファンの個数により送風能力に差
を設けたが、ファンの回転数、または、ファンの径を変
えることで送風能力に差を設けても良い。
を設けたが、ファンの回転数、または、ファンの径を変
えることで送風能力に差を設けても良い。
【0070】(実施の形態9)図2は、本発明の実施の
形態9による冷却貯蔵庫の貯蔵室正面図である。
形態9による冷却貯蔵庫の貯蔵室正面図である。
【0071】図2において、15aは冷却器カバー12
に備えた上部の吸込み口で、開口面積を大きくしてお
り、15bは同じく下部の吸込み口であり、上部の吸込
み口15aの開口面積を、下部の吸込み口15bに比
べ、大きくしている。
に備えた上部の吸込み口で、開口面積を大きくしてお
り、15bは同じく下部の吸込み口であり、上部の吸込
み口15aの開口面積を、下部の吸込み口15bに比
べ、大きくしている。
【0072】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0073】上部の吸込み口15aの風速を小さく、す
なわち吸込み静圧を小さく、下部の吸込み口15bの循
環風量を抑えており、下部の冷却ファン16bの吐出し
た冷気が、上部の吸込み口15aに戻り、冷気の一部
が、十分貯蔵庫9を冷却せずに、上部の吸込み口15a
に混入する、ショートサーキットを防止し、効率良く貯
蔵庫9を冷却することができる。
なわち吸込み静圧を小さく、下部の吸込み口15bの循
環風量を抑えており、下部の冷却ファン16bの吐出し
た冷気が、上部の吸込み口15aに戻り、冷気の一部
が、十分貯蔵庫9を冷却せずに、上部の吸込み口15a
に混入する、ショートサーキットを防止し、効率良く貯
蔵庫9を冷却することができる。
【0074】(実施の形態10)図7は、本発明の実施
の形態10による冷却貯蔵庫の要部背面図である。
の形態10による冷却貯蔵庫の要部背面図である。
【0075】図1、図7において、2は熱電モジュー
ル、熱電モジュール2の冷却面と熱結合した冷却器10
a,10bと、熱電モジュール2の放熱面との熱交換部
を内部に設けたマニホールド18と、マニホールド18
と連結した放熱用熱交換器19と、放熱用熱交換器19
と連結した循環ポンプ20を備え、マニホールド18と
放熱用熱交換器19と循環ポンプ20により冷却液循環
経路を形成して内部に冷却液を充填した冷却装置におい
て、上下それぞれの冷却ユニット17a,17bを含
む、2つの冷却液循環経路に設けた、フィン24とパイ
プ25よりなる19の放熱用熱交換器1個に2回路を設
け、並列した冷却液循環経路を形成したものである。
ル、熱電モジュール2の冷却面と熱結合した冷却器10
a,10bと、熱電モジュール2の放熱面との熱交換部
を内部に設けたマニホールド18と、マニホールド18
と連結した放熱用熱交換器19と、放熱用熱交換器19
と連結した循環ポンプ20を備え、マニホールド18と
放熱用熱交換器19と循環ポンプ20により冷却液循環
経路を形成して内部に冷却液を充填した冷却装置におい
て、上下それぞれの冷却ユニット17a,17bを含
む、2つの冷却液循環経路に設けた、フィン24とパイ
プ25よりなる19の放熱用熱交換器1個に2回路を設
け、並列した冷却液循環経路を形成したものである。
【0076】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0077】上下それぞれの冷却器10a,10bが吸
収した吸熱負荷を、マニホールド18内に備えた、熱電
モジュール2を介して放熱面から、循環ポンプ20によ
り、放熱用熱交換器19のそれぞれの回路に熱搬送して
放熱を行い、19の放熱用熱交換器1個で上下の冷却ユ
ニットの冷却をまかなうことができる。
収した吸熱負荷を、マニホールド18内に備えた、熱電
モジュール2を介して放熱面から、循環ポンプ20によ
り、放熱用熱交換器19のそれぞれの回路に熱搬送して
放熱を行い、19の放熱用熱交換器1個で上下の冷却ユ
ニットの冷却をまかなうことができる。
【0078】(実施の形態11)図7は、本発明の実施
の形態11による冷却貯蔵庫の要部背面図である。
の形態11による冷却貯蔵庫の要部背面図である。
【0079】図1、図7において、19は放熱用熱交換
器であり、上下の冷却ユニット17a、17bのほぼ中
間位置にあり、電子式冷却貯蔵庫本体8のほぼ中間位置
である。
器であり、上下の冷却ユニット17a、17bのほぼ中
間位置にあり、電子式冷却貯蔵庫本体8のほぼ中間位置
である。
【0080】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0081】従来、放熱用熱交換器は貯蔵室を広くする
ため、背面下部に位置していたが、本発明の実施の形態
では放熱用熱交換器19を、上下の冷却ユニット17
a、17bのほぼ中間位置の高い位置に配置したため、
循環ポンプ20の圧力損失を抑える一方で、放熱用熱交
換器19の放熱側は排熱により雰囲気温度が上昇し、貯
蔵室9内と温度差が大きく、単位面積あたりの吸熱負荷
が大きくなる、放熱用熱交換器19を冷却ユニット17
a、17bのほぼ中間位置の高い位置とすることで、雰
囲気温度の高い部分の面積を減少させ、全体の吸熱負荷
を抑えることができ、電子式冷却貯蔵庫の冷却効率を上
昇させることができる。
ため、背面下部に位置していたが、本発明の実施の形態
では放熱用熱交換器19を、上下の冷却ユニット17
a、17bのほぼ中間位置の高い位置に配置したため、
循環ポンプ20の圧力損失を抑える一方で、放熱用熱交
換器19の放熱側は排熱により雰囲気温度が上昇し、貯
蔵室9内と温度差が大きく、単位面積あたりの吸熱負荷
が大きくなる、放熱用熱交換器19を冷却ユニット17
a、17bのほぼ中間位置の高い位置とすることで、雰
囲気温度の高い部分の面積を減少させ、全体の吸熱負荷
を抑えることができ、電子式冷却貯蔵庫の冷却効率を上
昇させることができる。
【0082】(実施の形態12)図3は、本発明の実施
の形態12による冷却貯蔵庫の要部正面図である。
の形態12による冷却貯蔵庫の要部正面図である。
【0083】図1、図3、図7において、10aは上部
の冷却器で同じものを2個直列に連結している、10b
は下部の冷却器であり、それぞれ放熱側熱交換面のマニ
ホールド18と、放熱用熱交換器19と並列した冷却液
循環経路を形成している。
の冷却器で同じものを2個直列に連結している、10b
は下部の冷却器であり、それぞれ放熱側熱交換面のマニ
ホールド18と、放熱用熱交換器19と並列した冷却液
循環経路を形成している。
【0084】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
【0085】上部の冷却器10aは同じものを2個直列
に連結しており、上下の冷却器10a,10bそれぞれ
の熱電モジュール2に同じ印加電圧を印加すれば、上部
の冷却器10aは、ほぼ2倍の放熱量を放熱用熱交換器
19に熱搬送することになる、一方、下部の冷却器10
bに熱接触した、放熱側熱交換面のマニホールド18に
連結した側の、放熱用熱交換器19の回路は放熱能力が
十分あり結果として、冷却器10bの温度が低くなり、
常に冷却器10bと、冷却器10aは温度差がつき、全
ての冷却器10a,10bを同じ温度で、貯蔵室9の温
度に近づけることに比べ、前述の、低い温度の冷却器1
0bを設けることにより、貯蔵室9の除湿を促進し、湿
度が上がり過ぎる傾向を抑えることができる。
に連結しており、上下の冷却器10a,10bそれぞれ
の熱電モジュール2に同じ印加電圧を印加すれば、上部
の冷却器10aは、ほぼ2倍の放熱量を放熱用熱交換器
19に熱搬送することになる、一方、下部の冷却器10
bに熱接触した、放熱側熱交換面のマニホールド18に
連結した側の、放熱用熱交換器19の回路は放熱能力が
十分あり結果として、冷却器10bの温度が低くなり、
常に冷却器10bと、冷却器10aは温度差がつき、全
ての冷却器10a,10bを同じ温度で、貯蔵室9の温
度に近づけることに比べ、前述の、低い温度の冷却器1
0bを設けることにより、貯蔵室9の除湿を促進し、湿
度が上がり過ぎる傾向を抑えることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、貯蔵室外に設けた放熱用熱交換器と、貯蔵室の内
壁に設けた冷却器と、冷却器を被う冷却器カバーと、貯
蔵室の内壁と冷却器カバーが冷却室を形成し、冷却器カ
バーに設けた吸込み口と、冷却器カバーの吐出部に設け
た冷却ファンを備え、1つの貯蔵室に対し、冷却器と、
吸込み口と、吐出部と、冷却ファンよりなる冷却ユニッ
トを上下2組設けたので、貯蔵室の容量増加により、貯
蔵室の上下の均温が困難となる。
明は、貯蔵室外に設けた放熱用熱交換器と、貯蔵室の内
壁に設けた冷却器と、冷却器を被う冷却器カバーと、貯
蔵室の内壁と冷却器カバーが冷却室を形成し、冷却器カ
バーに設けた吸込み口と、冷却器カバーの吐出部に設け
た冷却ファンを備え、1つの貯蔵室に対し、冷却器と、
吸込み口と、吐出部と、冷却ファンよりなる冷却ユニッ
トを上下2組設けたので、貯蔵室の容量増加により、貯
蔵室の上下の均温が困難となる。
【0087】そこで、上下の冷却器で冷却するため、均
温化を図りながら、冷却能力を高め大容量化を図ること
ができる。
温化を図りながら、冷却能力を高め大容量化を図ること
ができる。
【0088】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、冷却室のほぼ中間に位置し、貯
蔵室の内壁と冷却器カバーに当接させ、冷却ユニットの
上下間に仕切りを設けたので、冷却室の内部で、貯蔵室
の戻り空気が、冷却ファンにより、冷却空気と混合して
貯蔵室に吐出されるショートサーキットを防止するもの
で、冷却効率が下がることを防止することができる。
に記載の発明に加えて、冷却室のほぼ中間に位置し、貯
蔵室の内壁と冷却器カバーに当接させ、冷却ユニットの
上下間に仕切りを設けたので、冷却室の内部で、貯蔵室
の戻り空気が、冷却ファンにより、冷却空気と混合して
貯蔵室に吐出されるショートサーキットを防止するもの
で、冷却効率が下がることを防止することができる。
【0089】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明における仕切りの断面形状を、上部冷却ユ
ニットの冷却器の結露水を受ける樋型としたので、上部
の冷却器の結露水を受け、下部の冷却ファンに結露水が
かかるのを防止することができる。
に記載の発明における仕切りの断面形状を、上部冷却ユ
ニットの冷却器の結露水を受ける樋型としたので、上部
の冷却器の結露水を受け、下部の冷却ファンに結露水が
かかるのを防止することができる。
【0090】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明における仕切りを左右どちらかに傾斜させ
たので、下部の冷却ファンを避けて効率良く排水するこ
とができ、水の落下時の飛散も防ぐことができる。
に記載の発明における仕切りを左右どちらかに傾斜させ
たので、下部の冷却ファンを避けて効率良く排水するこ
とができ、水の落下時の飛散も防ぐことができる。
【0091】また、請求項5に記載の発明は、請求項3
に記載の発明における仕切りの排水経路を略V字型に
し、屈曲部に水抜き穴を設けたので、冷却器の結露水
が、下部の冷却ファンにかかることなく、屈曲部の水抜
き穴を経由して排水し、冷却室の内壁と、冷却器カバー
の合わせ目を避け、貯蔵室に水漏れすること無く、排水
することができる。
に記載の発明における仕切りの排水経路を略V字型に
し、屈曲部に水抜き穴を設けたので、冷却器の結露水
が、下部の冷却ファンにかかることなく、屈曲部の水抜
き穴を経由して排水し、冷却室の内壁と、冷却器カバー
の合わせ目を避け、貯蔵室に水漏れすること無く、排水
することができる。
【0092】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
に記載の発明における仕切りのほぼ中央部を両端よりも
高くしたので、冷却器の結露水を左右に分散し、効率良
く排水することができ、冷却器カバーの前後方向の強度
を向上させることができる。
に記載の発明における仕切りのほぼ中央部を両端よりも
高くしたので、冷却器の結露水を左右に分散し、効率良
く排水することができ、冷却器カバーの前後方向の強度
を向上させることができる。
【0093】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
から6のいずれか一項に記載の発明において、冷却器カ
バー上下の吐出部に設けたそれぞれの冷却ファンの吹き
出し方向を前方にしたので、下部の冷却ファンより吐出
した冷気は、自然対流で自然降下するため、十分貯蔵庫
内を冷却せずに、上部吸込み口に戻るショートサーキッ
トを防止するもので、効率良く貯蔵庫内を冷却すること
ができ、貯蔵室をくまなく冷却し温度むらを防ぐことが
できる。
から6のいずれか一項に記載の発明において、冷却器カ
バー上下の吐出部に設けたそれぞれの冷却ファンの吹き
出し方向を前方にしたので、下部の冷却ファンより吐出
した冷気は、自然対流で自然降下するため、十分貯蔵庫
内を冷却せずに、上部吸込み口に戻るショートサーキッ
トを防止するもので、効率良く貯蔵庫内を冷却すること
ができ、貯蔵室をくまなく冷却し温度むらを防ぐことが
できる。
【0094】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
から7のいずれか一項に記載の発明において、上部の冷
却器に備えた冷却ファンの能力を大きくし、下部の冷却
器に備えた冷却ファンと送風能力の差を設けたので、自
然対流で冷気が自然降下し、下部は上部より、冷える傾
向があるため、上部の送風能力を下部より大きくするこ
とにより、上部の冷却能力を高め、貯蔵室の温度むらを
防ぐことができる。
から7のいずれか一項に記載の発明において、上部の冷
却器に備えた冷却ファンの能力を大きくし、下部の冷却
器に備えた冷却ファンと送風能力の差を設けたので、自
然対流で冷気が自然降下し、下部は上部より、冷える傾
向があるため、上部の送風能力を下部より大きくするこ
とにより、上部の冷却能力を高め、貯蔵室の温度むらを
防ぐことができる。
【0095】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の発明において、上部の冷却ユニットに設けた吸
込み口の面積を大きくし、下部の吸込み口の面積を小さ
くしたので、上部の吸込み口の風速を小さくすなわち、
吸込み静圧を小さく、下部の吸込み口の循環風量を抑え
ており、下部の冷却ファンの吐出した冷気が、上部の吸
込み口に戻ることを抑え、下部の冷却ファンより吐出し
た冷気が十分貯蔵庫内を冷却せずに、上部吸込み口に戻
るショートサーキットを防止するもので、効率良く貯蔵
庫内を冷却することができる。
に記載の発明において、上部の冷却ユニットに設けた吸
込み口の面積を大きくし、下部の吸込み口の面積を小さ
くしたので、上部の吸込み口の風速を小さくすなわち、
吸込み静圧を小さく、下部の吸込み口の循環風量を抑え
ており、下部の冷却ファンの吐出した冷気が、上部の吸
込み口に戻ることを抑え、下部の冷却ファンより吐出し
た冷気が十分貯蔵庫内を冷却せずに、上部吸込み口に戻
るショートサーキットを防止するもので、効率良く貯蔵
庫内を冷却することができる。
【0096】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、熱電モジュールと、熱電モジ
ュールの冷却面と熱結合した冷却器と、熱電モジュール
の放熱面との熱交換部を内部に設けたマニホールドと、
マニホールドと連結した放熱用熱交換器と、放熱用熱交
換器と連結した循環ポンプを備え、マニホールドと放熱
用熱交換器と循環ポンプにより冷却液循環経路を形成し
て内部に冷却液を充填した冷却装置において、上下それ
ぞれの冷却ユニットを含む、2つの前記冷却液循環経路
に設けた、フィンとパイプとよりなる放熱用熱交換器1
個に2回路を設け、並列した冷却液循環経路を形成した
ので、上下それぞれの冷却器が吸収した吸熱負荷を、マ
ニホールド内に備えた、熱電モジュールを介して放熱面
から、循環ポンプにより、放熱用熱交換器のそれぞれの
回路に熱搬送して放熱を行い、放熱用熱交換器1個で上
下の冷却ユニットの冷却をまかなうことができ、簡略
で、安価な、冷却貯蔵庫を提供できる。
1に記載の発明において、熱電モジュールと、熱電モジ
ュールの冷却面と熱結合した冷却器と、熱電モジュール
の放熱面との熱交換部を内部に設けたマニホールドと、
マニホールドと連結した放熱用熱交換器と、放熱用熱交
換器と連結した循環ポンプを備え、マニホールドと放熱
用熱交換器と循環ポンプにより冷却液循環経路を形成し
て内部に冷却液を充填した冷却装置において、上下それ
ぞれの冷却ユニットを含む、2つの前記冷却液循環経路
に設けた、フィンとパイプとよりなる放熱用熱交換器1
個に2回路を設け、並列した冷却液循環経路を形成した
ので、上下それぞれの冷却器が吸収した吸熱負荷を、マ
ニホールド内に備えた、熱電モジュールを介して放熱面
から、循環ポンプにより、放熱用熱交換器のそれぞれの
回路に熱搬送して放熱を行い、放熱用熱交換器1個で上
下の冷却ユニットの冷却をまかなうことができ、簡略
で、安価な、冷却貯蔵庫を提供できる。
【0097】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載の発明において、放熱用熱交換器を上下の冷
却ユニットのほぼ中間位置に配置したので、循環ポンプ
の圧力損失を抑える一方で、放熱用熱交換器の放熱側は
排熱により雰囲気温度が上昇し、貯蔵室内と温度差が大
きく、単位面積あたりの吸熱負荷が大きくなる、放熱用
熱交換器を冷却ユニットのほぼ中間位置の高い位置とす
ることで、全体の吸熱負荷を抑え効率良く貯蔵室を冷却
できる。
10に記載の発明において、放熱用熱交換器を上下の冷
却ユニットのほぼ中間位置に配置したので、循環ポンプ
の圧力損失を抑える一方で、放熱用熱交換器の放熱側は
排熱により雰囲気温度が上昇し、貯蔵室内と温度差が大
きく、単位面積あたりの吸熱負荷が大きくなる、放熱用
熱交換器を冷却ユニットのほぼ中間位置の高い位置とす
ることで、全体の吸熱負荷を抑え効率良く貯蔵室を冷却
できる。
【0098】また、請求項12に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、上部の冷却器と、下部の冷却
器に温度差を設けたので、全ての冷却器を同じ温度で、
貯蔵室の温度に近づけることに比べ、冷却器に温度差を
付け、低い温度の冷却器を設けることにより、貯蔵室の
除湿を促進し、湿度が上がりすぎる傾向を抑え、適湿に
保つことができる。
1に記載の発明において、上部の冷却器と、下部の冷却
器に温度差を設けたので、全ての冷却器を同じ温度で、
貯蔵室の温度に近づけることに比べ、冷却器に温度差を
付け、低い温度の冷却器を設けることにより、貯蔵室の
除湿を促進し、湿度が上がりすぎる傾向を抑え、適湿に
保つことができる。
【図1】本発明による冷却貯蔵庫の実施の形態1の縦断
面図
面図
【図2】同実施の形態の冷却貯蔵庫の貯蔵室正面図
【図3】本発明による冷却貯蔵庫の実施の形態2の冷却
室正面図
室正面図
【図4】本発明による冷却貯蔵庫の実施の形態3の仕切
りの要部断面図
りの要部断面図
【図5】本発明による冷却貯蔵庫の実施の形態5の仕切
りの要部正面図
りの要部正面図
【図6】本発明による冷却貯蔵庫の実施の形態6の仕切
りの要部正面図
りの要部正面図
【図7】本発明による冷却貯蔵庫の実施の形態10の要
部背面図
部背面図
【図8】従来の冷却貯蔵庫の縦断面図
【図9】従来の冷却貯蔵庫の一部切り欠き背面図
2 熱電モジュール 8 電子冷却貯蔵庫本体 9 貯蔵室 10a 冷却器 10b 冷却器 11 内壁 12 冷却器カバー 13 冷却室 14a 吐出部 14b 吐出部 15a 吸込み口 15b 吸込み口 16a 冷却ファン 16b 冷却ファン 17a 冷却ユニット 17b 冷却ユニット 18 マニホールド 19 放熱用熱交換器 20 循環ポンプ 21 仕切り 22 屈曲部 23 水抜き穴 24 フィン 25 パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑島 勝之 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 中本 雅文 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 津田 一俊 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 中川 明 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 宮本 功 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA04 BA01 CA02 DA02 DA04 EA01 GA04 HA02 HA07 PA04 3L048 AA06 BA01 BB03 BC02 BD01 CA02 CB02 DA02
Claims (12)
- 【請求項1】 冷却貯蔵庫本体と、貯蔵室と、前記貯蔵
室外に設けた放熱用熱交換器と、前記貯蔵室の内壁に設
けた冷却器と、前記冷却器を被う冷却器カバーと、前記
貯蔵室の内壁と前記冷却器カバーが冷却室を形成し、前
記冷却器カバーに設けた吸込み口と、前記冷却器カバー
の吐出部に設けた冷却ファンを備え、前記貯蔵室に対
し、前記冷却器と、前記吸込み口と、前記吐出部と、前
記冷却ファンよりなる冷却ユニットを上下2組設けたこ
とを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 【請求項2】 冷却室のほぼ中間に位置し、貯蔵室の内
壁と冷却器カバーに当接させ、冷却ユニットの上下間に
仕切りを設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷却
貯蔵庫。 - 【請求項3】 仕切りの断面形状を、上部冷却ユニット
の冷却器の結露水を受ける樋型としたことを特徴とする
請求項2に記載の冷却貯蔵庫。 - 【請求項4】 仕切りを左右どちらかに傾斜させたこと
を特徴とする請求項3に記載の冷却貯蔵庫。 - 【請求項5】 仕切りの排水経路を略V字型にし、屈曲
部に水抜き穴を設けたことを特徴とする請求項3に記載
の冷却貯蔵庫。 - 【請求項6】 仕切りのほぼ中央部を両端よりも高くし
たことを特徴とする請求項3に記載の冷却貯蔵庫。 - 【請求項7】 冷却器カバー上下の吐出部に設けたそれ
ぞれの冷却ファンの吹き出し方向を前方にしたことを特
徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の
冷却貯蔵庫。 - 【請求項8】 上部の冷却器に備えた冷却ファンの能力
を大きくし、下部の冷却器に備えた前記冷却ファンと送
風能力の差を設けたことを特徴とする請求項1から請求
項7のいずれか一項に記載の冷却貯蔵庫。 - 【請求項9】 上部の冷却ユニットに設けた吸込み口の
面積を大きくし、下部の吸込み口の面積を小さくしたこ
とを特徴とする請求項8に記載の電子式冷却貯蔵庫。 - 【請求項10】 熱電モジュールと、前記熱電モジュー
ルの冷却面と熱結合した冷却器と、前記熱電モジュール
の放熱面との熱交換部を内部に設けたマニホールドと、
前記マニホールドと連結した放熱用熱交換器と、前記放
熱用熱交換器と連結した循環ポンプを備え、前記マニホ
ールドと前記放熱用熱交換器と循環ポンプにより冷却液
循環経路を形成して内部に冷却液を充填した冷却装置に
おいて、上下それぞれの冷却ユニットを含む、2つの前
記冷却液循環経路に設けた、フィンとパイプとよりなる
前記放熱用熱交換器1個に2回路を設け、並列した前記
冷却液循環経路を形成したことを特徴とする請求項1に
記載の冷却貯蔵庫。 - 【請求項11】 放熱用熱交換器を上下の冷却ユニット
のほぼ中間位置に配置したことを特徴とする請求項10
に記載の冷却貯蔵庫。 - 【請求項12】 上部の冷却器と、下部の冷却器に温度
差を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷却貯蔵
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000249350A JP2002062016A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000249350A JP2002062016A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002062016A true JP2002062016A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18739099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000249350A Pending JP2002062016A (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-21 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002062016A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009168364A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
CN103033015A (zh) * | 2012-12-30 | 2013-04-10 | 合肥华凌股份有限公司 | 冰箱 |
JP7038779B1 (ja) | 2020-10-12 | 2022-03-18 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2000
- 2000-08-21 JP JP2000249350A patent/JP2002062016A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009168364A (ja) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Toshiba Corp | 冷蔵庫 |
CN103033015A (zh) * | 2012-12-30 | 2013-04-10 | 合肥华凌股份有限公司 | 冰箱 |
JP7038779B1 (ja) | 2020-10-12 | 2022-03-18 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2022063871A (ja) * | 2020-10-12 | 2022-04-22 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2022063384A (ja) * | 2020-10-12 | 2022-04-22 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 冷蔵庫 |
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