JP3954829B2 - 熱交換器及び熱交換ユニット並びに冷却貯蔵庫 - Google Patents

熱交換器及び熱交換ユニット並びに冷却貯蔵庫 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍サイクルに組み込まれて冷却,放熱作用を行う熱交換器、この熱交換器と除霜ヒーターとを組み合わせた熱交換ユニット、およびこれらの熱交換器や熱交換ユニットを備えた冷蔵庫,ショーケース,自動販売機,冷水機,製氷機などの冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、冷蔵庫等に用いられる熱交換器は、着霜を伴うため、除霜用放射ヒーターなどの除霜手段を備えた構成となっている。熱交換器が霜で覆われると冷却性能が低下し、消費電力が増大するため、除霜用の放射ヒーターから霜を加熱して除霜を行っている。しかしながら、前述の事由から、除霜運転は必要なものの、除霜運転自体は、本来冷却したい冷蔵庫内を放射ヒーターで加熱することとなり、除霜効率が100%とならない限り、冷蔵庫内を暖めていることとなる。したがって、省エネルギー化、温暖化防止の要請から、除霜効率の向上を望む声は多い。
【0003】
以下、図面を参照しながら従来の冷蔵庫の一例について説明する。図8は、実開昭59−4979号公報に示された冷蔵庫の要部断面図である。
【0004】
図8において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵庫内の内壁を構成する内箱、3は食品を凍結状態で保存する冷凍室、4は各種の食品を冷蔵し保存する冷蔵室、5は冷凍室3と冷蔵室4とを区分けする中仕切りである。6は熱交換器、7は冷凍室3の奥部の熱交換器6の手前に配置したファングリル、8は内箱2とファングリル7とで構成された熱交換器6を収納する冷却室、9は冷機循環用のファンである。10はファングリル7の上部に配設した冷凍室用冷気の吹き出し口、11はファングリル7の下部に配置した冷凍用冷気の吸い込み口、12は内箱2の背面に形成した冷気送風用ダクト、13は中仕切5内に形成した冷蔵室内循環後の冷気の吸い込みダクトである。14は熱交換器6の下方部に配設した除霜用の放射ヒーター、15は霜の融解水が放射ヒーター14に直接落ちないようにするカバーである。
【0005】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下、その動作について説明する。熱交換器6で冷却された冷気の一部は、ファン9により冷凍室3内に吹き出され、冷凍室3内を循環後に吸い込み口11から冷却室8内に戻る。またこの他の冷気は吹きだしダクト12から冷蔵室4内に送風され、冷蔵室4内を循環後に吸い込みダクト13から冷却室8内に戻る。
【0006】
この冷却装置では冷却運転中に熱交換器6に霜が付着すると、空気と冷却面との接触面積が減少し、冷却性能が著しく低下する。そこで、除霜用の放射ヒーター14を設け、除霜を行えるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような冷蔵庫は、熱交換器6に着霜が見られ、これを融解させるため熱交換器6の下方部に放射ヒーター14が取り付けられていた。これは、熱交換器6の風上側である下方斜線部近傍に集中的な着霜が見られることと、放射ヒーター14自身および、放射熱により加熱された冷蔵庫の内壁から熱を受け取った空気が上方に対流し、除霜に寄与するためである。しかし、放射ヒーター14が熱交換器6に対面する平面は熱交換器6の下部の水平面1面であり、直接放射熱が授受されるのはこの面しかない。前述のように、暖められた空気は、除霜に寄与するが、空気が放射ヒーターから受け取った熱の大部分は除霜に用いられることなく冷蔵庫内を対流し、本来冷却したい冷蔵庫内を暖めてしまうという欠点があった。
【0008】
また、上記のような冷蔵庫は、熱交換器6とそれを加熱する放射ヒーター14を適正な配置で設計するため、大きなスペースを冷却装置に与えなければならず、これが庫内容積の低下、すなわち同一内容積での内箱2の拡大を余儀なくし、コストの増大を招き、ひいては資源の有効活用に反するという欠点があった。
【0009】
本発明は、従来の課題を解決するもので、高い除霜効率と、庫内スペースの有効活用による経済性や熱交換能力の増強とを両立する熱交換器及び除霜ヒーターを含めた熱交換ユニット並びにこれらを備えた冷蔵庫等の冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、内部を冷媒が流動する伝熱管と、前記伝熱管の管軸方向に互いに間隔をとりながら重ねられ、且つ、前記伝熱管に貫通される形で固定される独立した平板状フィンとでフィン群を構成し、前記フィン群を所定の間隔をおいて複数設けるとともに、蛇行状に折り曲げて複数列,複数段のフィン群を有するフィンブロックを形成したものにおいて、前記伝熱管の管軸方向に垂直な前記フィンブロックの投影断面形状が、矩形の仮想外形を基準として少なくとも1ブロック分のフィンブロックを除去した形状となるとともに、除去するフィンブロック部分には、伝熱管のみを配置した
熱交換器であり、フィンブロックの除去部分の形状を加味して、特有の形状の構造体との組み合わせや除去部分への他の機能部品等の配置が可能となり、熱交換器自体や熱交換器を含めた組品がコンパクトに省スペースで配置構成でき、また機能効率を高めることができる、という作用を有する。また、熱交換器を冷却器として使用した場合に平板状フィンを有しない伝熱管周辺部分の着霜を疎にでき、吸気部近辺に対応させることにより全体の着霜分布のバランスがとれ、冷却効率や除霜効率を高めることができる、という作用を有する。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、隣接するフィンブロックの伝熱管を、空気の流通方向に対して同一投影線上に配置したものであり、単純な蛇行曲げを繰り返すことによって、矩形の仮想外形を基準として少なくとも1ブロック分のフィンブロックを除去した形状を容易に実現できる、という作用を有する。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の角部のフィンブロックとしたものであり、熱交換器が配置される周辺の構造体の形状が段付き形状となる部分にも上手く適合し、スペース効率が高まる。また、フィンブロックの除去部分に他の機能部品等を配置すれば、機能部品の作用を熱交換器の角部の切り欠かれた2面に対して効率よく及ぼすことができる、という作用を有する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の角部とこれに隣接するフィンブロックとしたものであり、熱交換器が配置される周辺の構造体の形状が段付き形状となる部分にも上手く適合し、スペース効率が高まる。また、フィンブロックの除去部分に他の機能部品等を配置すれば、機能部品の作用を熱交換器の角部とこれに隣接する部分の切り欠かれた2面に対して効率よく及ぼすことができる、という作用を有する。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の外周部のうち角部以外のフィンブロックとこれに隣接する内側のフィンブロックとしたものであり、フィンブロックの除去部分に他の機能部品や構造体を食い込ませて配置すれば、配置効率が高まり、機能部品が深く配置されれば、その作用も熱交換器の切り欠かれた3面に対して一層効率よく及ぼすことができる、という作用を有する。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の内側のフィンブロックのみとしたものであり、フィンブロックの除去部分に他の機能部品等を配置すれば、周囲をフィンブロックで囲まれることになるため機能部品の作用も熱交換器全体に対して効率よく及ぼすことができる、という作用を有する。
【0017】
請求項に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器と、前記熱交換器のフィンブロックの除去部分に配置した前記熱交換器の除霜用の放射ヒーターとを備えた熱交換ユニットであり、熱交換器が放射ヒーターから直接放射熱を受け取る面が増大することにより、除霜効率が向上するという作用を有する。さらに、放射ヒーターが熱交換器のフィンブロック外形内に食い込む配置となるため設置スペースのコンパクト化が図れるという作用も有する。
【0018】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の熱交換器と、前記熱交換器の伝熱管のみを配置した部分に近接して前記熱交換器の除霜用の放射ヒーターを備えた熱交換ユニットであり、平板状フィンを有しない伝熱管内に滞留した冷媒が蒸発しやすく、熱交換器内で再凝縮することにより、除霜を促進するという作用を有する。
【0019】
請求項に記載の発明は、請求項または請求項に記載の発明に、さらに、除霜用の放射ヒーターの上部にヒーターカバーを備えたものであり、除霜時の除霜水がヒーターに直接落下して蒸発音を生じることを防止し、ヒーターへの直接の衝撃をさけ、部品の耐久信頼性を高めることができる、という作用を有する。
【0020】
請求項10に記載の発明は、請求項に記載の発明において、熱交換器と除霜用の放射ヒーターを一体的に組み込んだものであり、組み立て品としての精度が高まり、また製品への組み込み作業性が向上する、という作用を有する。
【0021】
請求項11に記載の発明は、請求項から請求項10のいずれか一項に記載の熱交換ユニットと、熱交換器で冷却した空気を強制送風する送風機と、前記送風機により送られた冷却空気によって冷却される貯蔵室とを備えた冷却貯蔵庫であり、フィンブロックの除去部分の形状を加味して、特有の形状の構造体との組み合わせや除去部分への除霜ヒーターの配置が可能となり、熱交換器自体や熱交換器を含めた組品がコンパクトに省スペースで配置構成できるため貯蔵室内の有効スペースを拡大することができる。また、熱交換器の除霜効率を高めることができ、電力消費を低減できる、という作用を有する。
【0022】
請求項12に記載の発明は、請求項3に記載の熱交換器と、前記熱交換器で冷却した空気を強制送風する送風機と、前記送風機により送られた冷却空気によって冷却される貯蔵室と、前記貯蔵室からの吸気方向と前記貯蔵室への排気方向とで直角方向に方向転換する通気ダクトとを備え、前記熱交換器を前記通気ダクトの方向転換部分に嵌合するよう配置した冷却貯蔵庫であり、通気ダクトが異形形状であっても一つの熱交換器でダクト形状に合わせて配置することができ、熱交換器の設置スペースを拡大することなく庫内スペースを有効に活用できるという作用を有する。
【0023】
請求項13に記載の発明は、請求項11または請求項12に記載の発明において、伝熱管内を流動する冷媒を可燃性冷媒としたものであり、除霜効率が向上することに伴い、除霜用放射ヒーターの温度を低下させることができ、冷媒漏れが発生した場合でも放射ヒーターの表面温度を可燃性冷媒の発火点以下に抑えることができる、という作用を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による熱交換ユニットを備えた冷却貯蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0025】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷却貯蔵庫の断面図である。図2は、同実施の形態の冷却貯蔵庫の冷却部断面図である。図1,図2において、16は冷却貯蔵庫(以下、冷蔵庫16という)であり、貯蔵室17(以下、冷凍室17という)の後部に熱交換器18と強制送風用の送風機19を備えた冷却室20を形成している。熱交換器18は伝熱管21に独立した平板状フィン22を貫通し、相互に所定の間隔をあけて配置固定したフィン群を複数備え、このフィン群間の伝熱管部分を蛇行状に折り曲げて複数列,複数段のフィンブロックを形成している。
【0026】
本実施の形態においては、熱交換器18は、伝熱管21の管軸方向に垂直な投影断面形状を3列,3段のフィンブロックよりなる矩形の仮想外形とし、この仮想外形を基準として下部後方の1フィンブロックを除去した形状をしている。
【0027】
そして、このフィンブロックの除去部分には熱交換器18に付着した霜を除霜するためのガラス管ヒーターなどの放射ヒーター23が配置され、固定されている。
【0028】
そして、熱交換器18で冷却された冷気は、送風機19によって冷凍室17内に強制送風され、冷凍室17を冷却した後、冷却室20内に戻る。
【0029】
以上のような構成において、冷却運転中に熱交換器18に霜が付着すると、空気と冷却面との接触面積が減少し、冷却性能が著しく低下する。そこで、除霜用の放射ヒーター23に通電して、除霜が行われる。このとき、図2に示すように放射ヒーター23が熱交換器18のフィンブロックの除去部分に配置されているため、放射ヒーター23の対面する平面が水平面と垂直面の2平面となり、この場合、放射ヒーター23の放射エネルギーを4方向に区分すると、上方向と左方向は霜に直接放射エネルギーが供給され、従来例のように上方向のみの場合に比べ、除霜効率が向上する。また、下方向への放射エネルギーは従来と同様に、排水皿の加熱等に用いられることとなる。
【0030】
また、除霜効率が高まり、対面するフィンブロックが2面になることで放射ヒーター23の温度を低下させることができ、例えばプロパンやイソブタンといった可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルを構成して、万一冷媒漏れが発生した場合でも放射ヒーター23の表面温度を可燃性冷媒の発火点以下に抑えることが可能となり、冷蔵庫16の安全性を確保することができる。加えて、放射ヒーター23の消費電力を低減できることと、庫内温度の上昇を抑制できることから、冷蔵庫16としての消費電力の低減効果が大きい。また、従来必要であった放射ヒーター23の設置スペースを別途設ける必要がなく熱交換器18の仮想外形内にコンパクトに収めることができることから、冷凍室17などの庫内スペースを有効活用できる。
【0031】
なお、熱交換器18は隣接するフィンブロックの伝熱管21を、空気の流通方向に対して同一投影線上に配置した所謂インライン配列とすることにより、単純な蛇行曲げを繰り返すことによって、矩形の仮想外形を基準として少なくとも1ブロック分のフィンブロックを除去した形状を容易に実現することができる。
【0032】
また、放射ヒーター23の上部にヒーターカバー(図示せず)を具備することにより、除霜時の除霜水が放射ヒーター23に直接落下してなくなり、蒸発音の発生を防止することができる。また、放射ヒーター23への直接の衝撃をさけ、部品の耐久信頼性を高めることができる。
【0033】
また、熱交換器18と除霜用の放射ヒーター23を予め一体的に組み込んだユニットを構成しておけば、熱交換器18と放射ヒーター23との距離関係など組み立て品としての精度が高まり、また製品への組み込み作業も容易になるなど好都合である。
【0034】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2による冷却貯蔵庫の冷却部断面図である。図3において、24は熱交換器で、伝熱管21の管軸方向に垂直な投影断面形状を3列,3段のフィンブロックよりなる矩形の仮想外形とし、この仮想外形を基準として下部前方の角部およびこれに隣接する後方の2つのフィンブロックを除去した形状をしている。
【0035】
そして、このフィンブロックの除去部分の後部すなわち熱交換器24の下部中央には熱交換器24に付着した霜を除霜するためのガラス管ヒーターなどの放射ヒーター23が配置され、固定されている。また、フィンブロックの除去部分の前部は冷凍室17からの吸気経路に臨んでいる。
【0036】
以上のような構成において、冷凍室17を冷却した後の吸入空気は熱交換器24のフィンブロックの除去部分を主体として吸入されるため、熱交換器全体としては着霜分布が比較的偏らず、冷却効率が改善される。また、放射ヒーター23の除霜作用が効率的に行われて除霜効率が高まる。
【0037】
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、放射ヒーター23の表面温度を可燃性冷媒の発火点以下に抑えることが可能となり、加えて、実施の形態1と同様の理由から、消費電力の低減効果が大きい。また、放射ヒーター23の設置スペースがコンパクト化できる。
【0038】
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3による冷却貯蔵庫の冷却部断面図である。図4において、25は熱交換器で、伝熱管21の管軸方向に垂直な投影断面形状を3列,3段のフィンブロックよりなる矩形の仮想外形とし、この仮想外形を基準として下部中央のフィンブロックおよびこれに隣接する内側のフィンブロックを除去した形状をしている。
【0039】
そして、このフィンブロックの除去部分の上部すなわち熱交換器25の中央には熱交換器25に付着した霜を除霜するためのガラス管ヒーターなどの放射ヒーター23が配置され、固定されている。
【0040】
以上のような構成において、放射ヒーター23が熱交換器25内に食い込んで配置され、熱交換器25の切り欠かれた3面に対して一層効率よく除霜効果を発揮することができる。
【0041】
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、放射ヒーター23の表面温度を可燃性冷媒の発火点以下に抑えることが可能となり、加えて、実施の形態1と同様の理由から、消費電力の低減効果が大きい。また、放射ヒーター23の設置スペースがコンパクト化できる。
【0042】
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4による冷却貯蔵庫の冷却部断面図である。図5において、26は熱交換器で、伝熱管21の管軸方向に垂直な投影断面形状を3列,3段のフィンブロックよりなる矩形の仮想外形とし、この仮想外形を基準として中央部のフィンブロックのみを除去した形状をしている。
【0043】
そして、このフィンブロックの除去部分の上部すなわち熱交換器26の中央には熱交換器26に付着した霜を除霜するためのガラス管ヒーターなどの放射ヒーター23が配置され、固定されている。
【0044】
以上のような構成において、放射ヒーター23が熱交換器26の中央に配置され、放射ヒーター23の周囲が熱交換器25のフィンブロックで囲まれているため、熱交換器26全体に対して極めて効率よく除霜効果を及ぼすことができる。
【0045】
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、放射ヒーター23の表面温度を可燃性冷媒の発火点以下に抑えることが一層容易になり、加えて、実施の形態1と同様の理由から、消費電力の低減効果が大きい。また、放射ヒーター23の設置スペースがコンパクト化できる。
【0046】
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5による冷却貯蔵庫の冷却部断面図である。図6において、27は熱交換器であり、伝熱管21の管軸方向に垂直な投影断面形状を3列,3段のフィンブロックよりなる矩形の仮想外形とし、この仮想外形を基準として下部中央部のフィンブロックのみは平板状フィン22を除去して伝熱管21を裸管で配置した形状をしている。
【0047】
そして、この平板状フィン22を除去して伝熱管21の下部近傍には熱交換器27に付着した霜を除霜するためのガラス管ヒーターなどの放射ヒーター23が配置されている。
【0048】
以上のような構成において、平板状フィン22を有しない伝熱管21の周辺部分の着霜が疎になり、この部を冷凍室17の吸気部近辺に対応させることにより全体の着霜分布のバランスがとれ、冷却効率や除霜効率を高めることができる。また、裸管の伝熱管21内に滞留する冷媒の蒸発が促進され、平板状フィン22を有する伝熱管22内で再凝縮することにより、霜の融解が促進され、除霜効率が向上する。
【0049】
(実施の形態6)
図7は、本発明の実施の形態6による冷却貯蔵庫の冷却部断面図である。図7において、28は熱交換器で、伝熱管21の管軸方向に垂直な投影断面形状を3列,3段のフィンブロックよりなる矩形の仮想外形とし、この仮想外形を基準として角部のフィンブロックのみを除去した形状をしている。29は冷凍室17からの吸気方向と冷凍室17への排気方向とで直角方向に方向転換する通気ダクトであり、熱交換器28はフィンブロックの除去部を通気ダクト29の方向転換部に嵌合するよう配置している。
【0050】
以上のような構成において、通気ダクト29が異形形状であっても一つの熱交換器28でダクト形状に合わせて配置することができ、これにより庫内風路のいわゆる、隙間的な部分に熱交換器28を設けることが可能となり、設置スペースの省スペース化が図れ、冷凍室17など庫内スペースを有効に活用できる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の発明は、冷媒が流れる伝熱管の管軸方向に互いに間隔をとりながら重ねられ、且つ、伝熱管に貫通して固定される独立した平板状フィンとで構成したフィン群を所定の間隔をおいて複数設けるとともに、蛇行状に折り曲げて複数列,複数段のフィンブロックを形成したものにおいて、伝熱管の管軸方向に垂直なフィンブロックの投影断面形状が、矩形の仮想外形を基準として少なくとも1ブロック分のフィンブロックを除去した形状となるとともに、除去するフィンブロック部分には、伝熱管のみを配置した熱交換器であり、フィンブロックの除去部分の形状を利用して熱交換器自体や熱交換器を含めた組品がコンパクトに省スペースで配置構成でき、また機能効率を高めることができる。また、熱交換器を冷却器として使用した場合に平板状フィンを有しない伝熱管周辺部分の着霜が疎になって全体の着霜分布のバランスがとれ、冷却効率や除霜効率を高めることができる。
【0052】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、隣接するフィンブロックの伝熱管を、空気の流通方向に対して同一投影線上に配置したので、矩形の仮想外形を基準として少なくとも1ブロック分のフィンブロックを除去した形状を容易に実現できる。
【0053】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の角部のフィンブロックとしたので、段付き形状の周辺構造体に上手く適合し、スペース効率を高めることができる。また、フィンブロックの除去部分に他の機能部品等を配置すれば、機能部品の作用を熱交換器の角部の2面に対して効率よく及ぼすことができる。
【0054】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の角部とこれに隣接するフィンブロックとしたので、熱交換器が配置される周辺の構造体の形状が段付き形状となる部分にも上手く適合し、スペース効率を高めることができる。また、フィンブロックの除去部分に他の機能部品等を配置すれば、機能部品の作用を熱交換器の角部とこれに隣接する2面に対して効率よく及ぼすことができる。
【0055】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の外周部のうち角部以外のフィンブロックとこれに隣接する内側のフィンブロックとしたので、フィンブロックの除去部分に他の機能部品や構造体を食い込ませて配置すれば、配置効率を高めることができる。また、機能部品が深く配置されれば、その作用も熱交換器の3面に対して一層効率よく及ぼすことができる。
【0056】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の内側のフィンブロックのみとしたので、フィンブロックの除去部分に他の機能部品等を配置すれば、熱交換器全体に対して効率よく作用を及ぼすことができる。
【0058】
また、請求項に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器と、前記熱交換器のフィンブロックの除去部分に配置した前記熱交換器の除霜用の放射ヒーターとを備えた熱交換ユニットであり、熱交換器が放射ヒーターから直接放射熱を受け取る面が増大することにより、除霜効率を高めることができる。また、放射ヒーターが熱交換器のフィンブロック外形内に食い込む配置となり設置スペースのコンパクト化を図ることができる。
【0059】
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の熱交換器と、前記熱交換器の伝熱管のみを配置した部分に近接して前記熱交換器の除霜用の放射ヒーターを備えた熱交換ユニットであり、平板状フィンを有しない伝熱管内に滞留した冷媒が蒸発しやすく、熱交換器内で再凝縮することにより、除霜を促進することができ、電力消費を低減できる。
【0060】
また、請求項に記載の発明は、請求項または請求項に記載の発明に、さらに、除霜用の放射ヒーターの上部にヒーターカバーを備えたので、除霜水がヒーターの直接落下による蒸発音を防止することができる。また、ヒーターへの直接の衝撃をさけ、部品の耐久信頼性を高めることができる。
【0061】
また、請求項10に記載の発明は、請求項に記載の発明において、熱交換器と除霜用の放射ヒーターを一体的に組み込んだので、組み立て品としての精度を高め、製品への組み込み作業性を向上することができる。
【0062】
また、請求項11に記載の発明は、請求項から請求項10のいずれか一項に記載の熱交換ユニットと、熱交換器で冷却した空気を強制送風する送風機と、前記送風機からの冷却空気によって冷却される貯蔵室とを備えた冷却貯蔵庫であり、フィンブロックの除去部分の形状を加味して、特有の形状の構造体との組み合わせや除去部分への除霜ヒーターの配置が可能となり、熱交換器自体や熱交換器を含めた組品が省スペースで配置でき、貯蔵室内の有効スペースを拡大することができる。また、熱交換器の除霜効率を高めることができ、電力消費を低減できる。
【0063】
また、請求項12に記載の発明は、請求項3に記載の熱交換器と、強制送風用の送風機と、送風機からの冷却空気によって冷却される貯蔵室と、貯蔵室からの吸気方向と貯蔵室への排気方向とで直角方向に方向転換する通気ダクトとを備え、熱交換器を通気ダクトの方向転換部分に嵌合するよう配置した冷却貯蔵庫であり、通気ダクトが異形形状であっても一つの熱交換器でダクト形状に合わせて配置することができ、庫内スペースを有効に活用できる。
【0064】
また、請求項13に記載の発明は、請求項11または請求項12に記載の発明において、伝熱管内を流動する冷媒を可燃性冷媒としたので、除霜効率の向上に伴い、除霜用放射ヒーターの温度を低下させることができ、冷媒漏れが発生した場合でも放射ヒーターの表面温度を可燃性冷媒の発火点以下に抑えて安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱交換ユニットを備えた冷却貯蔵庫の実施の形態1の断面図
【図2】同実施の形態の熱交換ユニットを備えた冷却貯蔵庫の要部断面図
【図3】本発明による熱交換ユニットを備えた冷却貯蔵庫の実施の形態2の要部断面図
【図4】本発明による熱交換ユニットを備えた冷却貯蔵庫の実施の形態3の要部断面図
【図5】本発明による熱交換ユニットを備えた冷却貯蔵庫の実施の形態4の要部断面図
【図6】本発明による熱交換ユニットを備えた冷却貯蔵庫の実施の形態5の要部断面図
【図7】本発明による熱交換器を備えた冷却貯蔵庫の実施の形態6の要部断面図
【図8】従来の冷蔵庫の要部断面図
【符号の説明】
16 冷蔵庫(冷却貯蔵庫)
17 冷凍室(貯蔵室)
18,24,25,26,27,28 熱交換器
19 送風機
21 伝熱管
22 平板状フィン
23 放射ヒーター
29 通気ダクト

Claims (13)

  1. 内部を冷媒が流動する伝熱管と、前記伝熱管の管軸方向に互いに間隔をとりながら重ねられ、且つ、前記伝熱管に貫通される形で固定される独立した平板状フィンとでフィン群を構成し、前記フィン群を所定の間隔をおいて複数設けるとともに、蛇行状に折り曲げて複数列,複数段のフィン群を有するフィンブロックを形成したものにおいて、前記伝熱管の管軸方向に垂直な前記フィンブロックの投影断面形状が、矩形の仮想外形を基準として少なくとも1ブロック分のフィンブロックを除去した形状となるとともに、除去するフィンブロック部分には、伝熱管のみを配置したことを特徴とする熱交換器。
  2. 隣接するフィンブロックの伝熱管を、空気の流通方向に対して同一投影線上に配置したことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の角部のフィンブロックとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  4. 除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の角部とこれに隣接するフィンブロックとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  5. 除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の外周部のうち角部以外のフィンブロックとこれに隣接する内側のフィンブロックとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  6. 除去するフィンブロックを、矩形の仮想外形の内側のフィンブロックのみとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。前記小さい氷を生成する製氷皿は、前記感温変位素子は形状変化を起こす温度帯が2つあり、一方の温度帯と他方の温度帯との間には少なくとも5度以上の隔たりがあるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動製氷装置
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器と、前記熱交換器のフィンブロックの除去部分に配置した前記熱交換器の除霜用の放射ヒーターとを備えたことを特徴とする熱交換ユニット。
  8. 請求項に記載の熱交換器と、前記熱交換器の伝熱管のみを配置した部分に近接して前記熱交換器の除霜用の放射ヒーターを備えたことを特徴とする熱交換ユニット。
  9. 除霜用の放射ヒーターの上部にヒーターカバーを備えたことを特徴とする請求項または請求項に記載の熱交換ユニット。
  10. 熱交換器と除霜用の放射ヒーターを一体的に組み込んだことを特徴とする請求項に記載の熱交換ユニット。
  11. 請求項から請求項10のいずれか一項に記載の熱交換ユニットと、熱交換器で冷却した空気を強制送風する送風機と、前記送風機により送られた冷却空気によって冷却される貯蔵室とを備えたことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  12. 請求項3に記載の熱交換器と、前記熱交換器で冷却した空気を強制送風する送風機と、前記送風機により送られた冷却空気によって冷却される貯蔵室と、前記貯蔵室からの吸気方向と前記貯蔵室への排気方向とで直角方向に方向転換する通気ダクトとを備え、前記熱交換器を前記通気ダクトの方向転換部分に嵌合するよう配置したことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  13. 伝熱管内を流動する冷媒を可燃性冷媒としたことを特徴とする請求項11または請求項12に記載の冷却貯蔵庫。
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