JP2002059730A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2002059730A JP2000252328A JP2000252328A JP2002059730A JP 2002059730 A JP2002059730 A JP 2002059730A JP 2000252328 A JP2000252328 A JP 2000252328A JP 2000252328 A JP2000252328 A JP 2000252328A JP 2002059730 A JP2002059730 A JP 2002059730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高効率ディーゼルエンジン等を搭載した車両
であっても、車内を迅速に暖房する。 【解決手段】 第3流量調整手段14を閉じて暖房運転
を行う場合、水温検出手段25で検出されるエンジン2
2の冷却水温度に基づいて、ヒータコア5のみでは暖房
が不十分であると判断すれば、クラッチ8を接続してコ
ンプレッサ7を駆動させる。このとき、圧力検出手段1
7での検出圧力が第1基準圧力Ps1を越えてから、設
定時間Ts経過する前に第2基準圧力Ps2を越えるこ
とにより故障していると判断し、クラッチ8を遮断する
と共に、その旨を表示手段27に表示させる。一方、ヒ
ータコア5のみで暖房が十分であると判断すれば、クラ
ッチ8を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置では、エンジン冷
却水を車内側の空調ユニット内に配設したヒータコアに
供給することにより、車内を暖房できるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
高効率ディーゼルエンジン等では、エンジン自体の温度
上昇を抑える構成となっているため、エンジン冷却水の
温度上昇もそれ程望めない。このため、前記ヒータコア
では、特にエンジン始動直後に車内を迅速に暖房するこ
とができず、早期に快適な空調状態を得ることが困難で
ある。
【0004】そこで、本発明は、高効率ディーゼルエン
ジン等を搭載した車両であっても、車内を迅速に暖房す
ることのできる車両用空調装置を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、空調ユニット内に、エンジン
の冷却水が流動するヒータコアを備えた車両用空調装置
において、前記エンジンの冷却水温度を検出する水温検
出手段と、前記エンジンからの動力をコンプレッサに伝
達又は遮断するクラッチと、前記コンプレッサからの吐
出圧力を検出する圧力検出手段と、ブロア風量を検出す
る風量検出手段と、前記コンプレッサ、該コンプレッサ
から吐出された熱交換媒体の流量を調整する第1流量調
整手段、該第1流量調整手段を通過した熱交換媒体と周
囲の空気とで熱交換する熱交換器を環状に接続した第1
経路、前記流量調整手段及び熱交換器に第1減圧手段及
び第2流量調整手段を並列接続した第2経路、並びに、
前記流量調整手段及び熱交換器に第3流量調整手段、車
外側熱交換器及び第2減圧手段を並列接続した第3経路
からなる熱交換媒体回路と、前記第3流量調整手段を閉
じて暖房運転を行う場合、前記水温検出手段で検出され
るエンジンの冷却水温度に基づいて、前記ヒータコアの
みでは暖房が不十分であると判断すれば、前記クラッチ
を接続してコンプレッサを駆動させ、前記圧力検出手段
での検出圧力が第1基準圧力を越えてから、設定時間経
過する前に第2基準圧力を越えることにより故障してい
ると判断し、前記クラッチを遮断すると共に、その旨を
表示手段に表示させる一方、ヒータコアのみで暖房が十
分であると判断すれば、前記クラッチを遮断する制御手
段とを備えたものである。
【0006】この構成により、コンプレッサの始動直後
で、エンジン冷却水温度が低い状態であっても、車内側
熱交換器に十分な量の熱交換媒体を供給して早期に車内
暖房を開始することができる。また、コンプレッサの始
動から圧力検出手段での検出圧力が第1基準圧力を越え
た後、設定時間経過する前に第2基準圧力を越えること
により、流量調整手段等に故障が発生し、コンプレッサ
からの吐出圧力を制御不能であると判断することができ
る。
【0007】さらに、前記コンプレッサを再起動させる
ためのリセットスイッチを備え、前記制御装置は、前記
故障判断した後は、前記リセットスイッチを操作しない
限り、前記コンプレッサの再起動を禁止すると、コンプ
レッサが故障に至ることをも未然に防止することができ
る点で好ましい。
【0008】前記制御手段により、前記設定時間及び前
記第2基準圧力のうち、少なくともいずれか一方を、外
気温度、車速検出手段で検出される車速、圧力検出手段
で検出される吐出圧力に基づいて補正すると、より一層
適切に故障判断を行うことができる点で好ましい。
【0009】前記制御手段により、第3流量調整手段を
開けることにより冷房運転を行う場合、前記暖房運転を
行う場合に比べて設定時間を短くするか、あるいは、第
2基準圧力を高くすればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。図1は、本実施形態に係る車
両用空調装置の概略図である。この車両用空調装置で
は、車内側の空調ユニット1内に、ブロア2、車内側熱
交換器3、エアミックスダンパ4、及び、ヒータコア5
が配設されている。
【0011】ブロア2はブロアモータ6の駆動により回
転駆動し、外気又は内気を空調ユニット1内に導入す
る。
【0012】車内側熱交換器3は、コンプレッサ7の駆
動により熱交換媒体が循環する熱交換媒体回路Bの途中
に接続されている。コンプレッサ7は、後述するエンジ
ン22によって駆動するようになっており、その駆動力
はクラッチ8により接続又は遮断可能となっている。ま
た、熱交換媒体回路Bは、第1キャピラリーチューブ
9、第1流量調整バルブ10及びマフラー11が接続さ
れる第1経路b1と、第2キャピラリーチューブ12及
び第2流量調整バルブ13が接続される第2経路b2
と、第3流量調整バルブ14、車外側熱交換器15及び
第3キャピラリーチューブ16が接続される第3経路b
3とで構成されている。前記コンプレッサ7の吐出口の
近傍には、圧力検出センサ17が設けられ、コンプレッ
サ7から吐出される熱交換媒体の圧力を検出できるよう
になっている。前記マフラー11は、第1流量調整バル
ブ10を通過した熱交換媒体が車内側熱交換器3内で異
音を発生させないようにするためのものである。なお、
19及び20は、第1逆止弁及び第2逆止弁であり、2
1は、コンプレッサ7に液体が流入することを防止する
ためのアキュムレータである。
【0013】エアミックスダンパ4は、車内側熱交換器
3で加熱又は冷却した空気を分流する割合を変更する。
すなわち、ヒータコア5により加熱する空気量を調整す
ることにより、車内側への送風温度を調整するために使
用される。
【0014】ヒータコア5は、エアミックスダンパ4に
よって分流された流路の一方に配設され、エンジン22
の冷却水をラジエータ23で冷却する冷却水回路Aより
分岐した回路に接続され、内部をエンジン冷却水が流動
するようになっている。ラジエータには、バイパス通路
aが並列接続されている。ラジエータ23への冷却水の
流動は、三方弁24によって許容又は遮断されるように
なっている。また、エンジン22側から流出する冷却水
の温度は、水温検出センサ25によって検出されるよう
になっている。
【0015】前記コンプレッサ7の駆動及び停止させる
ためのクラッチ8の接続及び遮断、三方弁24の切替
え、流量調整バルブ10の開度の調整等は、前記水温検
出センサ25での検出温度tや、圧力検出センサ17で
の検出圧力pに基づいて制御装置26によって行われる
ようになっている。また、制御装置26は、後述するよ
うにして故障表示部27にコンプレッサ7の故障状況を
表示させる。なお、28は後述するようにしてコンプレ
ッサ7の再起動禁止を解除するために使用する。
【0016】次に、前記制御装置26による車両用空調
装置の駆動制御について図2及び図3のフローチャート
に従って説明する。
【0017】エンジン22が始動され、車両用空調装置
による暖房が開始されれば(ステップS1)、水温検出
センサ25での検出温度tを読み込む(ステップS
2)。そして、この検出温度tが第1設定温度T1より
も高いか否かを判断する(ステップS3)。第1設定温
度T1は、冷却水をラジエータ23で放熱して冷却する
必要がない最大値(例えば、80℃)としている。
【0018】検出温度tが第1設定温度T1よりも高け
れば、エンジン冷却水を冷却する必要があるので、三方
弁24を切り替えることにより、ラジエータ23に通水
させて冷却する(ステップS4)。そして、クラッチ8
を遮断してコンプレッサ7の駆動を停止する(ステップ
S5)。
【0019】一方、検出温度tが第1設定温度T1以下
であれば、冷却水がラジエータ23に通水しないように
三方弁24を切り替え(ステップS6)、さらに、検出
温度tが第2設定温度T2よりも高いか否かを判断する
(ステップS7)。第2設定温度T2は、ヒータコア5
による空調ユニット1内を通過する空気の加熱が十分に
行える最小値としている。
【0020】検出温度tが第2設定温度T2よりも高け
れば、ヒータコア5のみによって十分に車内暖房が行え
ると判断し、前記同様、クラッチ8を遮断してコンプレ
ッサ7の駆動を停止する(ステップS8)。一方、検出
温度tが第2設定温度T2以下であれば、ヒータコア5
のみによっては十分に車内を暖房できないため、クラッ
チ8を接続し、コンプレッサ7を駆動して補助暖房を開
始する(ステップS9)。
【0021】補助暖房では、熱交換媒体が車内側熱交換
器3で冷却されるので、前記モータバルブの開度調整に
よっては、コンプレッサ7からの吐出圧力の低下を防止
できず、異常停止又は故障に至る第1設定圧力P1(例
えば、8kgf/cm2G)よりも低い値まで低下する
ことがある。そこで、コンプレッサ7からの吐出圧力p
を読み込み(ステップS10)、この検出圧力pが、第
1設定圧力P1よりも低いか否かを判断し(ステップS
11)、検出圧力pが第1設定圧力P1よりも低くなれ
ば、流量調整バルブ10を閉塞する(ステップS1
2)。これにより、車内側熱交換器3への流入が阻止さ
れ、第2キャピラリーチューブ12を通過してコンプレ
ッサ7に還流する流量が増大する。この結果、コンプレ
ッサ7の作動条件が満たされ、異常停止や故障等が防止
される。
【0022】また、これら一連の補助暖房の開始及び停
止中、前記検出圧力pが第2設定圧力P2(例えば、2
0kgf/cm2G)よりも高いか否かを判断する(ス
テップS13)。検出圧力pが第2設定圧力P2よりも
高ければ、コンプレッサ7内の駆動を続行すると、故障
に至る恐れがあると判断し、クラッチ8によりエンジン
22からの動力を遮断し、コンプレッサ7を停止する
(ステップS14)。これにより、エンジン22に無理
な負荷がかからず、又、消費燃料の抑制が可能となる。
【0023】このとき、流量調整バルブ10の開度を上
方修正(又は全開)することにより、熱交換媒体の冷却
を促進させる。すなわち、熱交換媒体は、車内側熱交換
器3側に比べてコンプレッサ7側の方が圧力(温度)が
高い状態にあるため、コンプレッサ7側から車内側熱交
換器3側に流入する。また、車内側熱交換器3の外部に
は、車内空調を行っている限り空気の流れがある。した
がって、流量調整バルブ10の開度を上方修正(又は全
開)すると、熱交換媒体の放熱が促進され、早期に、そ
の温度及び圧力を降下させ、コンプレッサ7を作動条件
を満足するまで復帰させることが可能となる。例えば、
流量調整バルブ10として電磁開閉弁を使用し、コンプ
レッサ7の停止後、この電磁開閉弁を閉状態とした場合
と開状態とした場合とで熱交換媒体の圧力及び温度の変
化を比較した。その結果は、図5(a)のグラフに示す
通り、電磁開閉弁を開状態とすることにより、コンプレ
ッサ7の停止時間を短くすることができた。また、図5
(b)のグラフに示す通り、コンプレッサ7の駆動時間
が長くなるため、早期に送風温度を上昇させることが可
能となった。
【0024】その後、エンジン22の駆動が続行される
と、それ自身の温度が上昇し、前記水温検出センサ25
での検出温度tも上昇してくるので、前述のように、前
記ステップ3で、自動的に三方弁24が切り替えられ、
エンジン冷却水がラジエータ23で冷却される(ステッ
プS4)。
【0025】また、前記補助暖房では、図4のフローチ
ャートに示すようにして故障診断を行う。すなわち、圧
力検出センサ17での検出圧力pすなわちコンプレッサ
7からの吐出圧力を読み込む(ステップS21)。そし
て、この検出圧力pが第1基準圧力Ps1(例えば、1
1kgf/cm2G)を越えたか否かを判断する(ステ
ップS22)。検出圧力pが第1基準圧力Ps1を越え
れば、その時点からカウントを開始すると共に(ステッ
プS23)、検出圧力pが第2基準圧力Ps2(例え
ば、20kgf/cm2G)を越えたか否かを判断する
(ステップS24)。検出圧力pが第1基準圧力Ps1
を越えてから設定時間Tsが経過するまでの間に(ステ
ップS25)、第2基準圧力Ps2を越えれば、第1流
量調整バルブ10、第2流量調整バルブ13又は第3流
量調整バルブ14のいずれかが損傷しているためにコン
プレッサ7からの吐出圧力が高くなり過ぎていると判断
し、リセットスイッチ28が操作されない限り(ステッ
プS26)、故障表示部27に故障である旨を表示し
(ステップS27)、クラッチ8を遮断してコンプレッ
サ7を停止すると共に(ステップS28)、コンプレッ
サ7の再起動を禁止する(ステップS29)。
【0026】このように、前記実施形態によれば、コン
プレッサ7の駆動後、検出圧力pに基づいて第1流量調
整バルブ10等の故障を適切に診断することができるの
で、故障のままで補助暖房が続行されることはない。ま
た、一旦故障と診断された後は、コンプレッサ7の再起
動が禁止されるので、コンプレッサ7が熱交換媒体を吸
引し過ぎて損傷に至る、いわゆるロック状態となること
もない。
【0027】なお、前記第2基準圧力Ps2及び設定時
間Tsは、図6ないし図8に示すグラフに従って、外気
温度、車速、又は、ブロア風量のうち、いずれか1つの
パラメータに応じて変更するのが好ましい。
【0028】また、前記実施形態では、三方弁24によ
って流路を切り替えるようにしたが、適宜開閉弁等を設
けることにより、ラジエータ23のみならず、ヒータコ
ア5への流水を停止するようにしてもよい。
【0029】また、前記実施形態では、車内暖房につい
て説明したが、前記構成の車両用空調装置によれば、第
1流量調整バルブ10及び第2流量調整バルブ13を閉
じ、第3流量調整バルブ14を開放することにより、車
外側熱交換器15で放熱させ、車内側熱交換器3を冷却
用として利用することが可能である。この場合、前述の
暖房時に比べて、設定時間Tsを短くするか、あるい
は、第2基準圧力Psを高くする必要がある。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ヒータコアのみでは暖房が不十分であると判
断すれば、クラッチを接続してコンプレッサを駆動させ
るようにしたので、熱交換器を補助暖房に利用すること
により、早期に車内暖房を開始することができる。
【0031】特に、圧力検出手段での検出圧力が第1設
定圧力を越えてから、設定時間経過する前に第2設定圧
力を越えることにより、流量調整手段等が故障している
と判断するようにしたので、正確な故障判定が可能とな
り、故障したままで駆動して付随的な問題が発生するこ
ともない。
【0032】また、設定時間及び第2設定圧力のうち、
少なくともいずれか一方を、外気温度、車速検出手段で
の検出速度、ブロア風量に基づいて補正したので、より
一層正確な故障診断が可能となる。
【0033】さらに、第3流量調整手段を開けることに
より冷房運転を行う場合、暖房運転を行う場合に比べて
設定時間を短くするか、あるいは、第2設定圧力を高く
するようにしたので、冷暖房いずれの場合であっても適
切に故障検出を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る車両用空調装置の概略図で
ある。
【図2】 図1の制御装置による空調制御を示すフロー
チャートである。
【図3】 図1の制御装置による空調制御を示すフロー
チャートである。
【図4】 図1の制御装置による故障診断処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】 図1の流量調整バルブを開状態又は閉状態と
した場合で比較した熱交換媒体の圧力の変化(a)及び
温度の変化(b)を示すグラフである。
【図6】 外気温度と、第2基準圧力との関係(a)及
び設定時間との関係(b)を示すグラフである。
【図7】 車速と、第2基準圧力との関係(a)及び設
定時間との関係(b)を示すグラフである。
【図8】 ブロア風量と、第2基準圧力との関係(a)
及び設定時間との関係(b)を示すグラフである。
【符号の説明】
1…空調ユニット 2…ブロア 3…車内側熱交換器 5…ヒータコア 6…ブロアモータ 7…コンプレッサ 8…クラッチ 9…第1キャピラリーチューブ 10…第1流量調整バルブ 12…第2キャピラリーチューブ 13…第2流量調整バルブ 14…第3流量調整バルブ 15…車外側熱交換器 16…第3キャピラリーチューブ 17…圧力検出センサ 22…エンジン 23…ラジエータ 24…三方弁 25…水温検出センサ 26…制御装置 27…故障表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ユニット内に、エンジンの冷却水が
    流動するヒータコアを備えた車両用空調装置において、 前記エンジンの冷却水温度を検出する水温検出手段と、 前記エンジンからの動力をコンプレッサに伝達又は遮断
    するクラッチと、 前記コンプレッサからの吐出圧力を検出する圧力検出手
    段と、 ブロア風量を検出する風量検出手段と、 前記コンプレッサ、該コンプレッサから吐出された熱交
    換媒体の流量を調整する第1流量調整手段、該第1流量
    調整手段を通過した熱交換媒体と周囲の空気とで熱交換
    する熱交換器を環状に接続した第1経路、前記流量調整
    手段及び熱交換器に第1減圧手段及び第2流量調整手段
    を並列接続した第2経路、並びに、前記流量調整手段及
    び熱交換器に第3流量調整手段、車外側熱交換器及び第
    2減圧手段を並列接続した第3経路からなる熱交換媒体
    回路と、 前記第3流量調整手段を閉じて暖房運転を行う場合、前
    記水温検出手段で検出されるエンジンの冷却水温度に基
    づいて、前記ヒータコアのみでは暖房が不十分であると
    判断すれば、前記クラッチを接続してコンプレッサを駆
    動させ、前記圧力検出手段での検出圧力が第1基準圧力
    を越えてから、設定時間経過する前に第2基準圧力を越
    えることにより故障していると判断し、前記クラッチを
    遮断すると共に、その旨を表示手段に表示させる一方、
    ヒータコアのみで暖房が十分であると判断すれば、前記
    クラッチを遮断する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記コンプレッサを再起動させ
    るためのリセットスイッチを備え、 前記制御装置は、前記故障判断した後は、前記リセット
    スイッチを操作しない限り、前記コンプレッサの再起動
    を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両用空
    調装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記設定時間及び前記
    第2基準圧力のうち、少なくともいずれか一方を、外気
    温度に基づいて補正することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 さらに、車速を検出する車速検出手段を
    備え、 前記制御手段は、前記設定時間及び前記第2基準圧力の
    うち、少なくともいずれか一方を、前記車速検出手段で
    検出される車速に基づいて補正することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記設定時間及び前記
    第2基準圧力のうち、少なくともいずれか一方を、前記
    圧力検出手段で検出される吐出圧力に基づいて補正する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、第3流量調整手段を開
    けることにより冷房運転を行う場合、前記暖房運転を行
    う場合に比べて設定時間を短くするか、あるいは、第2
    基準圧力を高くすることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005981A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Denso Corp 車両用空調装置
JP2012247182A (ja) * 2012-08-13 2012-12-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機
JP2019162894A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社デンソー 車両用空調ユニット

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