JP2002058832A - 遊技球払出装置 - Google Patents

遊技球払出装置

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JP2002058832A
JP2002058832A JP2000249764A JP2000249764A JP2002058832A JP 2002058832 A JP2002058832 A JP 2002058832A JP 2000249764 A JP2000249764 A JP 2000249764A JP 2000249764 A JP2000249764 A JP 2000249764A JP 2002058832 A JP2002058832 A JP 2002058832A
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payout
ball
power transmission
game
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JP2000249764A
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Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球を払い出すための専用モータを不要と
する。 【解決手段】 発射用カム42は、発射用モータが回転
すると第1ギヤ43と共に回転し、ハンマを作動させて
遊技球を遊技盤内に向けて発射する。貸球払出機構51
のワイヤ57の後端には第2ギヤ58(ウォーム)が取
り付けられている。伝達ギヤ59は、アクチュエータ7
1のロッド71aの先端に取り付けられ、このロッド7
1aが没入すると両ギヤ43,58と噛み合う噛合位置
に位置決めされ、ロッド71aが突出すると両ギヤ4
3,58のいずれとも噛み合わない解除位置に位置決め
される。伝達ギヤ59が噛合位置にあるとき、発射用モ
ータが回転するとそれに伴って第1ギヤ43も回転し、
伝達ギヤ59、第2ギヤ58、フレキシブルワイヤ57
を介してその回転力が貸球払出機構のスプロケットに伝
達され、スプロケットが貸球としての遊技球を払い出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機での貸し玉
時や入賞時などに所定数量の遊技球を払い出すための遊
技球払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機は、貸し玉時や入賞時など
に所定数量の遊技球を払い出すための遊技球払出装置を
備えている。このような遊技球払出装置としては、払出
通路の途中に遊技球を上皿に向かって払い出すスプロケ
ットを設け、このスプロケットを払出用モータによって
回転駆動させて遊技球を一球ずつ送り出し、送り出され
た遊技球を計数カウンタで計数してそのカウント数が所
定数量に達するまでスプロケットを回転駆動させるもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
遊技球払出装置では、遊技球を払い出すための専用モー
タが必要となるため、その分コストが嵩むという問題が
あった。本発明は上記問題点を解決することを課題とす
るものであり、遊技球を払い出すための専用モータが不
要な遊技球払出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明の遊技球払出装置は、遊技球を
遊技盤内に向けて発射するため又は遊技球を遊技機同士
の間若しくは遊技機島台内で移送するための駆動モータ
と、前記駆動モータの動力を利用して遊技球を払い出す
払出手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】本発明の遊技球払出装置によれば、他の動
力源として備え付けてある駆動モータを利用して遊技球
を払い出すため、払出用の専用モータを別途取り付ける
必要がなく、その分、従来に比べてコストを低く抑える
ことができる。本発明の遊技球払出装置は、駆動モータ
の回転を前記払出手段に伝達する動力伝達経路と、この
動力伝達経路を接続又は切断する動力伝達切替手段と、
遊技球の払出要求の有無を検出する要求検出手段と、こ
の要求検出手段により払出要求ありと検出されたなら
ば、動力伝達切替手段により動力伝達経路を接続して駆
動モータの回転を払出手段に伝達させることにより払出
手段に遊技球を払い出させる制御手段とを備えて構成し
てもよい。この場合、制御手段は、要求検出手段により
払出要求ありと検出されたならば、動力伝達切替手段に
より動力伝達経路を接続して駆動モータの回転を払出手
段に伝達させることにより払出手段に遊技球を払い出さ
せる。なお、払出要求がなければ、動力伝達切替手段に
より動力伝達経路を切断してもよいが、駆動モータが他
の動力源として作動中でなければその駆動モータを停止
するだけでもよい。このように動力伝達切替手段及び動
力伝達経路を備えたことにより、駆動モータの回転を利
用して払出手段に遊技球を払い出させるか否かを容易に
制御できる。
【0006】ここで、要求検出手段は、貸球払出要求及
び賞球払出要求の有無を検出し、払出手段は、貸球を払
い出すための貸球払出手段及び賞球を払い出すための賞
球払出手段を備えて構成してもよい。そして、制御手段
は、要求検出手段により貸球払出要求ありと検出された
ならば、動力伝達切替手段により動力伝達経路を接続し
て駆動モータの回転を貸球払出手段に伝達させることに
より貸球払出手段に遊技球を払い出させ、一方、要求検
出手段により賞球払出要求ありと検出されたならば、動
力伝達切替手段により動力伝達経路を接続して駆動モー
タの回転を賞球払出手段に伝達させることにより賞球払
出手段に遊技球を払い出させるようにしてもよい。この
場合、貸球を払い出す動作と賞球を払い出す動作を個別
に制御できるため、本来性格や用途が異なる貸球と賞球
とを区別して管理できる。
【0007】また、動力伝達経路は、駆動モータと共に
回転する第1ギヤと、この第1ギヤと噛み合う噛合位置
と第1ギヤと噛み合わない解除位置とのいずれかに位置
決めされる伝達ギヤと、この伝達ギヤが噛合位置に位置
決めされたときにこの伝達ギヤと噛み合うことにより第
1ギヤの回転を払出手段に伝達する第2ギヤとを備えて
構成してもよい。そして、動力伝達切替手段は、動力伝
達経路を接続するときには伝達ギヤを噛合位置に位置決
めし、動力伝達経路を切断するときには伝達ギヤを解除
位置に位置決めするように構成してもよい。この場合、
動力伝達経路を複数のギヤで構成しているため、構造が
簡素でコストもあまりかからない。
【0008】本発明の遊技球払出装置において、駆動モ
ータは、遊技球を遊技盤内に向けて発射するための発射
用モータであることが好ましい。例えば、遊技球をパチ
ンコ島の上方に揚送する遊技球揚送装置(還元機ともい
う)に使用するモータを本発明の駆動モータとして採用
することも考えられるが、遊技球揚送装置は遊技機ごと
に取り付けるものではないため、一つの駆動モータが複
数の遊技機の払い出しを行うことになり、制御が煩雑化
するおそれがある。これに対して、発射用モータを本発
明の駆動モータとして採用すれば、通常、遊技機ごとに
発射用モータが備え付けられているため、一つの駆動モ
ータが一つの遊技機の払い出しを行うことになり、制御
が簡素化される。
【0009】本発明の遊技球払出装置において、駆動モ
ータとして発射用モータを採用する場合、発射用モータ
の回転位置が遊技球を遊技盤内に向けて発射する手前の
所定位置に達したか否かを検出する位置検出手段を備え
て構成してもよい。このとき、制御手段は、要求検出手
段により払出要求ありと検出されたとき、遊技者が遊技
球の発射動作中ならば、動力伝達切替手段により動力伝
達経路を接続して発射用モータの回転を払出手段に伝達
させることにより払出手段に遊技球を払い出させる。一
方、遊技者が遊技球の発射動作中でなければ、発射用モ
ータの回転位置が所定位置に達したか否かを判断し、否
定判断ならば、発射動作中と同様にして遊技球を払い出
させ、肯定判断ならば、動力伝達切替手段により動力伝
達経路を切断したうえで発射用モータを逆回転させる。
【0010】つまり、遊技球の発射動作中ならば、発射
用モータが回転して遊技球が発射されているため、その
発射用モータの回転を払出手段に伝達させて遊技球を払
い出す。一方、遊技球の発射動作中でなければ、発射用
モータが回転していないので発射用モータを回転駆動さ
せ、その回転を払出手段に伝達させて遊技球を払い出す
のであるが、そのまま発射用モータが回転し続けると遊
技球を発射してしまうので、発射用モータの回転位置が
遊技球を発射する手前の所定位置に達した時点で逆回転
させて遊技球を発射するのを防止するのである。この結
果、遊技球の発射動作中であっても発射動作中でなくて
も、支障なく遊技球の払い出しを行うことができる。な
お、発射用モータの回転位置を制御することを考慮すれ
ば、位置制御しやすいステップモータ等を発射モータと
して用いることが好ましい。また、遊技者が遊技球の発
射動作中か否かを検出する発射動作検出手段を備えて構
成してもよい。
【0011】ここで、本発明の遊技機払出装置は、発射
レール上の遊技球に向かって付勢されたハンマと、この
ハンマと一体に設けられたカムフォロアと、発射用モー
タの回転に伴って回転し、その回転時にカムフォロアを
押圧してハンマを反付勢方向に傾動させたあとカムフォ
ロアから外れる発射用カムとを備え、位置検出手段は、
発射用カムがカムフォロアから外れる手前の所定位置に
達したか否かを検出するように構成してもよい。この場
合、ハンマ、カムフォロア、発射用モータ、発射用カム
という一般的によく用いられる遊技球発射装置を備えた
遊技機に、本発明の遊技球払出装置を有効に適用でき
る。なお、その他の遊技球発射装置であっても、発射用
モータを用いるものであれば本発明の遊技球払出装置を
適用可能であることはいうまでもない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本実施形態
のパチンコ機の正面図、背面図である。図1に示すよう
に、弾球遊技機としてのパチンコ機1は、ほぼプラスチ
ック製で上辺2aのみが木製の外枠2、ヒンジ3により
外枠2に蝶着されているプラスチック製の中枠4を備え
ており、中枠4にて他の各部を支持し、その中枠4を外
枠2にて支持する構造である。
【0013】中枠4は遊技盤5を保持しており、その遊
技盤5の前面側はガラス板6によって覆われている。ま
た、図示は省略するが遊技盤5には公知の入賞装置、図
柄表示装置、障害釘、障害風車等が設置されている。ま
た中枠4は上受皿7を保持しており、上受皿7の内側に
は、パチンコ機1の本体内部に通じる上皿出口7aが開
口している。この上受皿7は賞球として排出された遊技
球の貯留皿であり発射用の遊技球を貯留しておく発射球
供給皿でもある。
【0014】上受皿7の下方においては、下受皿8が、
中枠4の前面側に固着されている。下受皿8の内側に
は、パチンコ機1の本体内部に通じる下皿出口8aが開
口している。また、下受皿8の右側では、遊技球を発射
する際に操作する発射ハンドル9が中枠4に取付けられ
ている。
【0015】外枠2のヒンジ3の縦辺2bには、貸出ス
イッチ10a、プリペイドカードの返却を要求する返却
要求を入力するための返却スイッチ10b及びプリペイ
ドカードの残高を表示するための残高表示器10cを有
する、操作パネル10が設置されている。
【0016】貸出スイッチ10a及び返却スイッチ10
bは、それぞれ押込操作するとオンになり押込力が解除
されるとオフに復帰する形式のスイッチである。残高表
示器10cは2個の7セグメントLEDからなり、各7
セグメントLEDが0〜9の数字を表示でき、全体とし
て2桁の数字を表示できる。なお、本実施例では、残高
表示器10cの表示は100円を単位としており、例え
ば01なら100円、10なら1000円を表してい
る。また、各7セグメントLEDは数字以外にE、F、
H等の文字や文字ともならない記号等も表示できる。
【0017】図1及び図2に示すように、パチンコ機1
には、CRユニット11が付属している。このCRユニ
ット11は、図1に示されるカード受入口11aから差
し込まれたプリペイドカードを取り込み、記録されてい
るデータを読み取り、書き換え、カード受入口11aか
ら排出できる。
【0018】図2に示すように、中枠4の上辺に沿って
賞球タンク12が設けられている。パチンコ機1を遊技
店内に設置した際には、遊技店内の補給樋(図示略)か
らの遊技球が賞球タンク12に供給される。賞球タンク
12には、遊技球を整列させながら流下させるプラスチ
ック製のタンクレール13が接続されており、タンクレ
ール13は賞球タンク12から流出してくる遊技球を2
本の整列溝(図示略)にて2列に整列して、下流端に接
続されている遊技球払出装置50に供給する。
【0019】その詳細は後述するが、遊技球払出装置5
0はタンクレール13から供給される遊技球を貸球また
は賞球として払い出し、払い出された遊技球は、排出球
誘導路15に流入する。排出球誘導路15は、外枠2の
縦辺2bに沿って下降する下降部15a、下降部15a
の下流端に連設された斜行部15b、斜行部15bの進
行方向側に連設されている上皿誘導部15c、斜行部1
5bから斜行部15bとは逆傾斜する方向に分岐してか
らUターンするように屈曲している下皿誘導部15dか
ら構成され、上皿誘導部15cは上皿出口7aに連通さ
れ、下皿誘導部15dは下皿出口8aに連通されてい
る。こうした構成により、遊技球払出装置50から排出
球誘導路15に排出された遊技球は、下降部15aを落
下し、斜行部15bにて方向を変えられ、通常は上皿誘
導部15cから上受皿7に流入する。しかし、上受皿7
が満杯となって上皿誘導部15cまでが遊技球で満たさ
れると、後続の遊技球は斜行部15bから上皿誘導部1
5cへの進行を阻まれて下皿誘導部15dへ流入し、下
受皿8に誘導される。
【0020】また、中枠4の背面には、遊技盤5に設置
されている可変入賞装置や図柄表示装置、中枠4に取付
けられている発射装置等の各種の電気部品の制御を司る
遊技機制御装置17が取付けられている。遊技機制御装
置17は、周知のCPU、ROM、RAM、入出力回路
等を備えるマイクロコンピュータである(その構成は周
知のものと変わるところはないので図示と説明は省
略)。
【0021】図3は遊技球発射装置の概略説明図であ
る。図3に示すように、遊技球発射装置30は、主にハ
ンマ31、発射用モータ40、発射用カム42、発射ハ
ンドル9などから構成されている。ハンマ31は、基板
32上の揺動軸33に揺動自在に支持され、先端に打球
部31aを有すると共にその打球部31aと揺動軸33
との間に掛止部31bを有している。このハンマ31
は、掛止部31bの反対側にローラ状のカムフォロア3
1cを備えている。一方、基板32上には滑車34が取
り付けられ、その外周には掛止部34aが設けられてい
る。そして、ハンマ31の掛止部31bと滑車34の掛
止部34aとの間にはスプリング35が架設され、この
スプリング35によって打球部31aは発射レール36
上の遊技球に向かって付勢され、ハンマ31はハンマス
トッパ37に押し当てられた状態で停止している。
【0022】滑車34は初期位置(図3の位置)を超え
て図中時計回りに回転しないように規制されている。こ
のため、滑車34が初期位置にあるとき、スプリング3
5はハンマ31を所定の付勢力で付勢しているが、滑車
34がワイヤ38により初期位置から図中反時計回り
(矢印方向)に回転されるにつれ、ハンマ31を付勢す
る力が強くなる。
【0023】発射用モータ40は、ステップモータであ
って、基板32に対向して立設された対向基板41に固
定され、その回転軸40aには発射用カム42及び第1
ギヤ43が取り付けられている。発射用カム42と第1
ギヤ43は回転軸40aが回転するのに伴って一体にな
って回転する。
【0024】発射用カム42は、円弧状に形成されたカ
ム面42aを有しており、回転軸40aからカム面42
aまでの距離は、図3において時計回りに進むにつれ徐
々に長くなるように形成されている。このため、発射用
カム42が図3において反時計回りに回転してハンマ3
1のカムフォロア31cがこのカム面42aを追従する
と、ハンマ31は打球部31aが発射レール36上の遊
技球から離間する方向に傾動していき、カムフォロア3
1cがカム面42aの先端に達した後カムフォロア31
cがカム面42aから外れると、ハンマ31は打球部3
1aがスプリング35によって発射レール36上の遊技
球に向かって付勢され、ついには遊技球を打つ。この結
果、遊技球は遊技盤5内に発射されることになる。な
お、カムフォロア31cがカム面42aから外れた後、
ハンマ31はハンマストッパ37に当たって停止する。
【0025】発射ハンドル9は、基板32上に取り付け
られている。この発射ハンドル9には、遊技者が発射動
作中であるか否かを検出する発射動作検出手段としての
タッチセンサ45(図6参照)が設けられている。ま
た、発射ハンドル9は、ハンドル操作により回転軸9a
が回転するのに伴って、ワイヤ38を介して滑車34が
図3にて反時計回りに回転するように構成されている。
このため、遊技者が発射ハンドル9を回転させる回転量
に応じて、滑車34が図3にて反時計方向に回転する回
転量、ひいてはスプリング35がハンマ31を付勢する
力が決まる。例えば、発射ハンドル9を大きく回転させ
れば、スプリング35がハンマ31を付勢する力が強く
なるため、遊技球は強打される。
【0026】図4は遊技球払出装置の概略説明図であ
る。図4に示すように、遊技球払出装置50は、貸球払
出機構51と賞球払出機構61から構成されている。貸
球払出機構51は、スプロケット52、ウォームギヤ5
3、ストッパ54、計数センサ55を備えている。スプ
ロケット52は、外周面に遊技球を載置する凹部52a
が複数形成された部材であり、遊技球をこの凹部52a
に載せて貸球通路56へ送り出す役割を果たす。ウォー
ムギヤ53は、スプロケット52と同軸上に形成された
ウォーム歯車53aと、発射用モータ40の回転を伝達
するフレキシブルワイヤ57の先端に取り付けられたウ
ォーム53bとによって構成され、フレキシブルワイヤ
57が軸回転するのに伴ってウォーム53bが軸回転す
ると、ウォーム歯車53aがスプロケット52と一体に
なって回転する。ストッパ54は、ロッド54aが突出
・没入可能なアクチュエータであり、ロッド54aが突
出すると、その先端がウォーム歯車53aの歯と歯の間
に入り込み、ウォーム歯車53a及びスプロケット52
が回転するのを阻止し、一方、ロッド54aが没入する
と、その先端がウォーム歯車53aの歯と歯の間から離
れ、ウォーム歯車53a及びスプロケット52が回転す
るのを許容する。計数センサ55は、スプロケット52
の下流側に設けられ、貸球通路56を横切るように光を
発射する発光素子55aと、その光を受光する受光素子
55bとから構成されている。
【0027】賞球払出機構61も、貸球払出機構51と
同様、スプロケット62、ウォームギヤ63、ストッパ
64、計数センサ65を備えている。スプロケット62
は、外周面に遊技球を載置する凹部62aが複数形成さ
れた部材であり、遊技球をこの凹部62aに載せて賞球
通路66へ送り出す役割を果たす。ウォームギヤ63
は、スプロケット62と同軸上に形成されたウォーム歯
車63aと、発射用モータ40の回転を伝達するフレキ
シブルワイヤ67の先端に取り付けられたウォーム63
bとによって構成され、フレキシブルワイヤ67が軸回
転するのに伴ってウォーム63bが軸回転すると、ウォ
ーム歯車63aがスプロケット62と一体になって回転
する。ストッパ64は、ロッド64aが突出・没入可能
なアクチュエータであり、ロッド64aが突出すると、
その先端がウォーム歯車63aの歯と歯の間に入り込
み、ウォーム歯車63a及びスプロケット62が回転す
るのを阻止し、一方、ロッド64aが没入すると、その
先端がウォーム歯車63aの歯と歯の間から離れ、ウォ
ーム歯車63a及びスプロケット62が回転するのを許
容する。計数センサ65は、スプロケット62の下流側
に設けられ、賞球通路66を横切るように光を発射する
発光素子65aと、その光を受光する受光素子65bと
から構成されている。
【0028】ここで、フレキシブルワイヤ57,67の
後端周辺の構成について説明する。図5はフレキシブル
ワイヤ後端周辺の構成を表す説明図である。図5に示す
ように、貸球払出機構51のフレキシブルワイヤ57の
後端には第2ギヤ58(ウォーム)が取り付けられてい
る。また、伝達ギヤ59は、アクチュエータ71のロッ
ド71aの先端に取り付けられ、このロッド71aが没
入すると第1ギヤ43及び第2ギヤ58の両方と噛み合
う噛合位置に位置決めされ(図5の実線位置)、ロッド
71aが突出すると第1ギヤ43及び第2ギヤ58のい
ずれとも噛み合わない解除位置に位置決めされる(図5
の二点鎖線位置)。
【0029】賞球払出機構61のフレキシブルワイヤ6
7の後端には第2ギヤ68(ウォーム)が取り付けられ
ている。また、伝達ギヤ69は、アクチュエータ81の
ロッド81aの先端に取り付けられ、このロッド81a
が没入すると第1ギヤ43及び第2ギヤ68の両方と噛
み合う噛合位置に位置決めされ(図5の実線位置)、ロ
ッド81aが突出すると第1ギヤ43及び第2ギヤ68
のいずれとも噛み合わない解除位置に位置決めされる
(図5の二点鎖線位置)。
【0030】図6は本実施形態の遊技機の電気的構成を
表す概略ブロック図である。遊技機制御装置17は、遊
技盤5に設置されている図柄表示装置や装飾ランプの制
御などを行うものであるが、貸球払出機構51や賞球払
出機構61との関連では、CRユニット11や、発射用
モータ40や、遊技盤5に設けられた入賞装置44や、
発射ハンドル9に設けられたタッチセンサ45や、貸球
通路・賞球通路に設けられた受光素子55b,65bか
らの信号を入力するように接続されると共に、発射用モ
ータ40や、貸球払出機構・賞球払出機構のストッパ5
4,64及びアクチュエータ71,81へ制御信号を出
力するように接続されている。
【0031】次に、本実施形態の動作について図7及び
図8のフローチャートに基づいて説明する。遊技機制御
装置17は、所定タイミングごとに発生するタイマ割込
により、図示しないROMに記憶されたモータ駆動制御
プログラムを読み出して、図示しないRAM等にデータ
を一時記憶させながらこのプログラムを実行する。ここ
で、所定タイミングとは、例えば発射用モータ40が所
定角度θ(例えば5°)進むのに要する時間、具体的に
は発射用モータ40の周期T(1回転するのに要する時
間、例えば1分間に99回遊技球を発射するならば60
/99秒)にθ/360°を乗じた時間とする。
【0032】なお、初期状態においては、貸球払出機構
・賞球払出機構のストッパ54,64はロッド54a,
64aが突出してウォーム歯車53a,63aの回転を
禁止しており、また、アクチュエータ71,81はロッ
ド71a、81aが突出して伝達ギヤ59,69を解除
位置に位置決めしているものとする。
【0033】さて、遊技機制御装置17は、このプログ
ラムが開始されると、まずステップ(以下Sと略す)1
00において、CRユニット11から貸球要求信号が送
られてきたか否かを判断する。ここで、貸球要求信号と
は、使用可能なプリペイドカードがカード受入口11a
に差し込まれた状態で貸出スイッチ10aが押されたと
きに発生する信号である。貸球要求信号が送られてきた
ならば(S100でYES)、貸球要求フラグをセット
し(S110)、貸球払出機構51のストッパ54のロ
ッド54aを没入させてウォーム歯車53a及びスプロ
ケット52の回転を許容する(S120)。
【0034】続いて、遊技者が遊技球の発射動作中か否
かを判断する(S130)。この判断は、発射ハンドル
9のタッチセンサ45からの信号に基づいて行われる。
S130において、発射動作中であれば(S130でY
ES)、貸球払出機構51のアクチュエータ71のロッ
ド71aを没入させて伝達ギヤ59を噛合位置に位置決
めし(S140)、その後S200へと進む。この結
果、発射用モータ40が回転したとき、その回転を利用
してスプロケット52を回転させて貸球を払い出す準備
が整ったことになる。
【0035】一方、S130において、発射動作中でな
ければ(S130でNO)、発射用モータ40の回転位
置が遊技球を遊技盤5内に向けて発射する手前の所定位
置に達したか否かを判断する(S150)。ここで、所
定位置とは、図9に示すように、発射用カム42のカム
面42aがハンマ31のカムフォロア31cから外れる
レットオフ位置よりも手前の位置(本実施形態では発射
用モータ40が所定角度θずつ進むため、レットオフ位
置よりも所定角度θ以上手前の位置)に設定されてい
る。発射用モータ40はステップモータであるため、予
めこの所定位置を定めておけば、発射用モータ40から
出力される信号に基づいて発射用モータ40が所定位置
に達したか否かを容易に判断できる。
【0036】そして、S150において、発射用モータ
40が所定位置に達していなければ(S150でN
O)、後述のS300で発射用モータ40を所定角度θ
だけ進めたとしてもカム面42aがカムフォロア31c
から外れて遊技球が発射してしまうことがないため、前
述のS140に進んで、貸球払出機構51のアクチュエ
ータ71のロッド71aを没入させて伝達ギヤ59を噛
合位置に位置決めし、その後S200へと進む。
【0037】一方、S150において、発射用モータ4
0が所定位置に達したならば(S150でYES)、も
し後述のS300で発射用モータ40を所定角度θだけ
進めるとすれば発射動作中でないにもかかわらず遊技球
が発射してしまうため、これを避けるために貸球払出機
構51のアクチュエータ71のロッド71aを突出させ
て伝達ギヤ59を解除位置に位置決めし(S160)、
発射用モータ40を逆回転させ(S170)、その後S
200へと進む。なお、S170で発射用モータ40を
逆回転させたとしても、伝達ギヤ59が解除位置に位置
決めされて動力伝達経路が切断されているため、スプロ
ケット52が逆回転することはない。
【0038】また、S100において、CRユニット1
1から貸球要求信号が送信されていなければ(S100
でNO)、貸球要求フラグがセットされているか否かを
判断し(S180)、貸球要求フラグがセットされてい
れば、貸球としての遊技球を所定数払い出したか否かを
判断する(S182)。ここで、遊技球を所定数払い出
したか否かは、貸球通路56内の受光素子55bから出
力される信号に基づいて貸球通路56を通過した遊技球
を計数し、その計数した値と所定数とを比較することに
より判断する。そして、S182において、所定数払い
出していなければ(S182でNO)、既に述べたS1
30以下の処理を実行し、所定数払い出していれば(S
182でYES)、貸球要求フラグをリセットし(S1
84)、ストッパ54のロッド54aを突出させてウォ
ーム歯車53及びスプロケット52の回転を禁止すると
共に(S186)、アクチュエータ71のロッド71a
を突出させて伝達ギヤ59を解除位置に位置決めし(S
188)、その後S200へと進む。一方、S180に
おいて、貸球要求フラグがセットされていない、つまり
リセット状態であれば、貸球を払い出す必要がないた
め、S186及びS188の処理を行った後、S200
へと進む。
【0039】続いて、遊技機制御装置17は、S200
において、入賞装置44から賞球要求信号が送られてき
たか否かを判断する。ここで、賞球要求信号とは、遊技
盤5内の図示しない入賞口に遊技球が入ったときに発生
する信号である。賞球要求信号が送られてきたならば
(S200でYES)、賞球要求フラグをセットし(S
210)、賞球払出機構61のストッパ64のロッド6
4aを没入させてウォーム歯車63a及びスプロケット
62の回転を許容する(S220)。
【0040】続いて、遊技者が遊技球の発射動作中か否
かを判断し(S230)、発射動作中であれば(S23
0でYES)、賞球払出機構61のアクチュエータ81
のロッド81aを没入させて伝達ギヤ69を噛合位置に
位置決めし(S240)、発射用モータ40を順方向に
所定角度θだけ進ませる(S300)。この結果、貸球
払出機構51においてウォーム歯車53aの回転が許容
され且つ伝達ギヤ59が噛合位置に位置決めされていれ
ば、発射用モータ40が回転するのに伴ってスプロケッ
ト52が回転して貸球通路56に向かって遊技球が払い
出され、また、賞球払出機構61においてウォーム歯車
63aの回転が許容され且つ伝達ギヤ69が噛合位置に
位置決めされていれば、発射用モータ40が回転するの
に伴ってスプロケット62が回転して賞球通路66に向
かって遊技球が払い出される。
【0041】一方、S230において、発射動作中でな
ければ(S230でNO)、発射用モータ40の回転位
置が遊技球を遊技盤5内に向けて発射する手前の所定位
置に達したか否かを判断し(S250)、発射用モータ
40が所定位置に達していなければ(S250でN
O)、S300で発射用モータ40を所定角度θだけ進
めたとしてもカム面42aがカムフォロア31cから外
れて遊技球が発射してしまうことがないため、既に述べ
たS240以下の処理を行う。
【0042】一方、S250において、発射用モータ4
0が所定位置に達したならば(S250でYES)、も
しS300で発射用モータ40を所定角度θだけ進める
とすれば発射動作中でないにもかかわらず遊技球が発射
してしまうため、これを避けるために賞球払出機構61
のアクチュエータ81のロッド81aを突出させて伝達
ギヤ69を解除位置に位置決めし(S260)、更に発
射用モータ40を逆回転させ(S270)、このプログ
ラムを終了する。なお、S270で発射用モータ40を
逆回転させたとしても、伝達ギヤ69が解除位置に位置
決めされて動力伝達経路が切断されているため、スプロ
ケット62が逆回転することはない。
【0043】また、S200において、入賞装置44か
ら賞球要求信号が送信されていなければ(S200でN
O)、賞球要求フラグがセットされているか否かを判断
し(S280)、賞球要求フラグがセットされていれ
ば、賞球としての遊技球を所定数払い出したか否かを判
断する(S282)。ここで、遊技球を所定数払い出し
たか否かは、賞球通路66内の受光素子65bから出力
される信号に基づいて賞球通路66を通過した遊技球を
計数し、その計数した値と所定数とを比較することによ
り判断する。そして、S282において、所定数払い出
していなければ(S282でNO)、既に述べたS23
0以下の処理を実行し、所定数払い出していれば(S2
82でYES)、賞球要求フラグをリセットし(S28
4)、ストッパ64のロッド64aを突出させてウォー
ム歯車63及びスプロケット62の回転を禁止すると共
に(S286)、アクチュエータ81のロッド81aを
突出させて伝達ギヤ69を解除位置に位置決めする(S
288)。その後、遊技者が遊技球の発射動作中か否か
を判断し(S290)、発射動作中ならば(S290で
YES)、既に述べたS300に進み、発射動作中でな
ければ(S290でNO)、このプログラムを終了す
る。
【0044】ここで、本実施形態の構成要素と本発明の
構成要素との対応関係について述べる。本実施形態のス
プロケット52,62が本発明の払出手段に相当し、第
1ギヤ43、伝達ギヤ59,69、第2ギヤ58,68
(更にはフレキシブルワイヤ57,67、ウォームギヤ
53,63)が動力伝達経路に相当し、アクチュエータ
71,81が動力伝達切替手段に相当し、遊技機制御装
置17が要求検出手段及び制御手段に相当し、ステップ
モータである発射用モータ40が本発明の駆動モータ及
び位置検出手段に相当する。
【0045】以上詳述した本実施形態によれば、以下の
効果が得られる。 遊技球払出装置50は、遊技球を遊技盤5内に向けて
発射するための発射用モータ40の動力を利用して遊技
球を払い出すため、発射用モータ40とは別に払出用モ
ータを取り付ける必要がなく、その分、従来に比べてコ
ストを低く抑えることができる。
【0046】動力伝達切替手段としてのアクチュエー
タ71,81、動力伝達経路としての第1ギヤ43、伝
達ギヤ59,69、第2ギヤ58,68を備えたことに
より、発射用モータ40の回転を利用して各払出機構5
1,61に遊技球を払い出させるか否かを容易に制御で
きる。
【0047】遊技球払出装置50は、貸球払出機構5
1と賞球払出機構61とを備えているため、貸球を払い
出す動作と賞球を払い出す動作を個別に制御でき、本来
性格や用途が異なる貸玉と賞球とを区別して管理でき
る。 動力伝達経路を第1ギヤ43、伝達ギヤ59,69、
第2ギヤ58,68で構成しているため、構造が簡素で
コストもあまりかからない。
【0048】貸球又は賞球払出要求がある場合、遊技
球の発射動作中ならば、発射用モータ40が回転して遊
技球が発射されているため、その発射用モータ40の回
転を各スプロケット52,62に伝達させて遊技球を払
い出す。一方、遊技球の発射動作中でなければ、発射用
モータ40が回転していないので発射用モータ40を回
転駆動させ、その回転を各スプロケット52,62に伝
達させて遊技球を払い出すのであるが、そのまま発射用
モータ40が回転し続けると遊技球を発射してしまうの
で、発射用モータ40の回転位置が遊技球を発射する手
前の所定位置に達した時点で逆回転させて遊技球を発射
するのを防止している。この結果、遊技球の発射動作中
であっても発射動作中でなくても、支障なく遊技球の払
い出しを行うことができる。
【0049】遊技球払出装置50は、ハンマ31、カ
ムフォロア31c、発射用モータ40、発射用カム42
という一般的によく用いられる遊技球発射装置30を備
えたパチンコ機1に有効に適用できる。尚、本発明の実
施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではな
く、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り
得ることはいうまでもない。
【0050】例えば、上記実施形態では発射用モータの
動力を利用して遊技球を払い出す場合について説明した
が、発射用モータを他の駆動モータとしてもよい。例え
ば、そのような駆動モータとしては、遊技球をパチンコ
島の上方に揚送する遊技球揚送装置(還元機ともいう)
に使用する駆動モータや、パチンコ島内にて遊技球を下
方から斜め上方に移動させるためのミニコンベヤに使用
する駆動モータなどが挙げられる。この場合であって
も、払出用の専用モータを無くすことができるため、そ
の分コストが低減する。
【0051】また、上記実施形態では貸球と賞球とを同
時に払い出すようにしたが、貸球と賞球とが混在して払
い出されることにより遊技者が混乱するおそれのある場
合には、貸球と賞球とを区別して払い出すようにしても
よい。例えば、貸球を払い出している途中で賞球要求信
号が発生したときは、貸球が所定数払い出されるまで賞
球の払い出しを行わず、貸球が所定数払い出された後に
賞球の払い出しを開始すればよい。同様に、賞球を払い
出している途中で貸球要求信号が発生したときは、賞球
が所定数払い出されるまで貸球の払い出しを行わず、賞
球が所定数払い出された後に貸球の払い出しを開始すれ
ばよい。あるいは、貸球の払出口と賞球の払出口を別々
に設けておけば、貸球と賞球とを同時に払い出したとし
ても遊技者が混乱するおそれはない。
【0052】更に、一般に遊技者が発射ハンドル9のタ
ッチセンサ45から手を離すと遊技機制御装置17は発
射用モータ40を所定の停止位置に位置決めすることか
ら、予め、発射動作中でなくなった時点から発射用モー
タ40が遊技球を発射する手前の所定位置に至るまでの
所要時間を算出しておき、その所要時間が経過したか否
かによって、発射用モータ40を逆回転するかどうかを
判断してもよい。つまり、S150又はS250におい
て、発射動作中でなくなった時点から上記所要時間を経
過したか否かを判断するようにし、上記所要時間を経過
したならばS160(又はS260)以下の処理を実行
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のパチンコ機の正面図である。
【図2】 本実施形態のパチンコ機の背面図である。
【図3】 本実施形態の遊技球発射装置の概略説明図で
ある。
【図4】 本実施形態の遊技球払出装置の概略説明図で
ある。
【図5】 フレキシブルワイヤ後端周辺の構成を表す説
明図である。
【図6】 本実施形態の遊技機の電気的構成を表す概略
ブロック図である。
【図7】 モータ駆動制御プログラムのフローチャート
である。
【図8】 モータ駆動制御プログラムのフローチャート
である。
【図9】 発射用モータ周辺の構成を表す説明図であ
る。
【符号の説明】
1・・・パチンコ機、9・・・発射ハンドル、10・・
・操作パネル、10a・・・貸出スイッチ、11・・・
CRユニット、11a・・・カード受入口、17・・・
遊技機制御装置、30・・・遊技球発射装置、31・・
・ハンマ、31c・・・カムフォロア、35・・・スプ
リング、40・・・発射用モータ、42・・・発射用カ
ム、42a・・・カム面、43・・・第1ギヤ、44・
・・入賞装置、45・・・タッチセンサ、50・・・遊
技球払出装置、51・・・貸球払出機構、52,62・
・・スプロケット、53,63・・・ウォームギヤ、5
4,64・・・ストッパ、55,65・・・計数セン
サ、56・・・貸球通路、57,67・・・フレキシブ
ルワイヤ、58,68・・・第2ギヤ、59,69・・
・伝達ギヤ、61・・・賞球払出機構、66・・・賞球
通路、71,81・・・アクチュエータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 BA37 BA40 BA41 BA56 BA88 BA89 BA96 BA97

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を遊技盤内に向けて発射するため
    又は遊技球を遊技機同士の間若しくは遊技機島台内で移
    送するための駆動モータと、 前記駆動モータの動力を利用して遊技球を払い出す払出
    手段と を備えたことを特徴とする遊技球払出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技球払出装置であっ
    て、 前記駆動モータの回転を前記払出手段に伝達する動力伝
    達経路と、 前記動力伝達経路を接続又は切断する動力伝達切替手段
    と、 遊技球の払出要求の有無を検出する要求検出手段と、 前記要求検出手段により払出要求ありと検出されたなら
    ば、前記動力伝達切替手段により前記動力伝達経路を接
    続して前記駆動モータの回転を前記払出手段に伝達させ
    ることにより前記払出手段に遊技球を払い出させる制御
    手段とを備えたことを特徴とする遊技球払出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遊技球払出装置であっ
    て、 前記要求検出手段は、貸球払出要求及び賞球払出要求の
    有無を検出し、 前記払出手段は、貸球を払い出すための貸球払出手段及
    び賞球を払い出すための賞球払出手段を備え、 前記制御手段は、前記要求検出手段により貸球払出要求
    ありと検出されたならば、前記動力伝達切替手段により
    前記動力伝達経路を接続して前記駆動モータの回転を前
    記貸球払出手段に伝達させることにより前記貸球払出手
    段に遊技球を払い出させ、前記要求検出手段により賞球
    払出要求ありと検出されたならば、前記動力伝達切替手
    段により前記動力伝達経路を接続して前記駆動モータの
    回転を前記賞球払出手段に伝達させることにより前記賞
    球払出手段に遊技球を払い出させることを特徴とする遊
    技球払出装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の遊技球払出装置で
    あって、 前記動力伝達経路は、 前記駆動モータと共に回転する第1ギヤと、 前記第1ギヤと噛み合う噛合位置と前記第1ギヤと噛み
    合わない解除位置とのいずれかに位置決めされる伝達ギ
    ヤと、 前記伝達ギヤが噛合位置に位置決めされたときにこの伝
    達ギヤと噛み合うことにより前記第1ギヤの回転を前記
    払出手段に伝達する第2ギヤとを備え、 前記動力伝達切替手段は、前記動力伝達経路を接続する
    ときには前記伝達ギヤを噛合位置に位置決めし、前記動
    力伝達経路を切断するときには前記伝達ギヤを解除位置
    に位置決めすることを特徴とする遊技球払出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の遊技球
    払出装置であって、 前記駆動モータは、遊技球を遊技盤内に向けて発射する
    ための発射用モータであることを特徴とする遊技球払出
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の遊技球払出装置であっ
    て、 前記発射用モータの回転位置が遊技球を遊技盤内に向け
    て発射する手前の所定位置に達したか否かを検出する位
    置検出手段とを備え、 前記制御手段は、 前記要求検出手段により払出要求ありと検出されたと
    き、 遊技者が遊技球の発射動作中ならば、前記動力伝達切替
    手段により前記動力伝達経路を接続し、前記発射用モー
    タの回転を前記払出手段に伝達させることにより前記払
    出手段に遊技球を払い出させ、 遊技者が遊技球の発射動作中でなければ、前記位置検出
    手段の検出結果により前記発射用モータの回転位置が所
    定位置に達したか否かを判断し、肯定判断ならば、前記
    動力伝達切替手段により前記動力伝達経路を切断したう
    えで前記発射用モータを逆回転させ、否定判断ならば、
    前記動力伝達切替手段により前記動力伝達経路を接続
    し、前記発射用モータの回転を前記払出手段に伝達させ
    ることにより前記払出手段に遊技球を払い出させること
    を特徴とする遊技球払出装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の遊技球払出装置であっ
    て、 発射レール上の遊技球に向かって付勢されたハンマと、 前記ハンマと一体に設けられたカムフォロアと、 前記発射用モータの回転に伴って回転し、その回転時に
    前記カムフォロアを押圧して前記ハンマを反付勢方向に
    傾動させたあと前記カムフォロアから外れる発射用カム
    とを備え、 前記位置検出手段は、前記発射用カムが前記カムフォロ
    アから外れる手前の所定位置に達したか否かを検出する
    ことを特徴とする遊技球払出装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626962U (ja) * 1992-09-11 1994-04-12 株式会社バンダイ スロット付きパチンコ玩具
JP2000084198A (ja) * 1998-09-08 2000-03-28 Brother Ind Ltd 玉払出装置

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