JP2002057977A - 動画像生成装置および動画像生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

動画像生成装置および動画像生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002057977A
JP2002057977A JP2000239709A JP2000239709A JP2002057977A JP 2002057977 A JP2002057977 A JP 2002057977A JP 2000239709 A JP2000239709 A JP 2000239709A JP 2000239709 A JP2000239709 A JP 2000239709A JP 2002057977 A JP2002057977 A JP 2002057977A
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Hiroshi Uchida
浩 内田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作成や編集が容易なデータによって効率よく
動画像データを生成することが可能な動画像生成装置の
提供。 【解決手段】 動画像生成部2は、記憶装置1に記憶さ
れた静止画像ファイル11および文字ファイル12を取
得し、データ解読部21により解読し、解読されたファ
イル名をファイル名分解部22により各属性データとし
てのパラメータに分解し、分解された各パラメータに基
づいて動作解読部23により静止画像ファイル11や文
字ファイル12それぞれの静止画像データや文字データ
に対する動作内容を解読し、動画像組立部24によりそ
れぞれの静止画像データや文字データに対して動作内容
の処理を行い動画像データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRT、TV、液
晶、プラズマやLEDパネル等の表示機に表示させるた
めの動画像を生成する動画像生成装置および動画像生成
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高性能な中央演算処理装置(以
下、「CPU」と称す)の開発や、このCPU等のコン
ピュータシステムの各種資源を管理し、アプリケーショ
ンがこれを利用できるようにする基本ソフトウェアであ
るオペレーティングシステム(以下、「OS」と称す)
の開発によって、動画像の表示などのマルチメディア技
術が発展してきている。このマルチメディア技術によっ
て取り扱われるデータは、主にAVIファイル形式やM
PEGファイル形式等の標準フォーマットによって記述
される。
【0003】AVIファイルとはマイクロソフト社のM
icrosoft Video for Window
sで用いられるマルチメディアファイルの1つであり、
オーディオ・ビデオ(動画像)・静止画像等のデータを
含むものである。MPEGファイルも同様に、標準化さ
れたデジタル圧縮技術により圧縮されたマルチメディア
ファイルである。
【0004】AVIファイルやMPEGファイルといっ
た動画像データを含むファイル(本明細書中、「動画像
ファイル」と称す)は、データ量が多くなるため専用の
プログラム(コーデック)によって圧縮されており、O
S上で表示および再生させるためには専用の伸張コーデ
ックが必要になる。
【0005】図7は従来の画像表示装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0006】図7において、記憶装置52には表示機5
1へ画像を表示するための元となる画像データがMPE
Gファイル53として記憶されている。MPEGファイ
ル53は、動画像解読部54に読み込まれ、解読(デコ
ード)されて、ビデオメモリ55へ転送される。表示機
51は、ビデオメモリ55の内容を各ドットの色データ
として点灯し、動画像として表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで用いられるMP
EGファイル53等の動画像ファイルを作成するために
は、それぞれの形式に応じた特別なアルゴリズムによる
専用のソフトウェア(ノンリニア編集ソフトウェア等)
や特別なハードウェア(キャプチャーボード等)を使用
しなければならない。さらに、これらのソフトウェアや
ハードウェアを操作する技術を取得する必要があり、標
準的なOS環境ではMPEGファイル53等の動画像フ
ァイルを作成することは困難である。
【0008】また、このようにして作成した動画像ファ
イルの一部分を変更したい場合、動画像ファイル作成と
同じシーケンスを再度実行し、動画像ファイルのすべて
を作成しなおす必要がある。これは、ネットワークによ
り接続された遠方環境においてこの動画像ファイルを利
用するシステムの場合、大容量の動画像ファイルをすべ
て転送することになり効率的でない。
【0009】そこで、本発明においては、作成や編集が
容易なデータによって効率よく動画像データを生成する
ことが可能な動画像生成装置および動画像生成プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提
供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像データと
して静止画像データのみを含む静止画像ファイルと文字
データとして文字コードのみを含む文字ファイルとのい
ずれかまたは両方からそれぞれ取得した静止画像データ
および文字データを組み合わせることにより動画像デー
タを生成するように構成したものである。
【0011】これにより、作成や編集が容易な静止画像
ファイルや文字ファイルによって動画像データを生成す
ることが可能となる。また、動画像データの一部分を変
更する場合には相当する静止画像ファイルや文字ファイ
ルを変更するだけでよく、動画像データの編集作業を簡
素化することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、画像デ
ータとして静止画像データのみを含む静止画像ファイル
と文字データとして文字コードのみを含む文字ファイル
とのいずれかまたは両方を記憶する記憶手段と、同記憶
手段より取得した前記静止画像ファイルの静止画像デー
タおよび文字ファイルの文字データのいずれかまたは両
方を組み合わせることにより動画像データを生成する動
画像生成手段と、を備えた動画像生成装置としたもので
あり、作成や編集が容易な静止画像ファイルや文字ファ
イルによって動画像データを作成することが可能とな
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記静止画像フ
ァイルおよび文字ファイルは、表示順序を示す第1の属
性データおよび表示方法を示す第2の属性データを含
み、前記動画像生成手段は、前記第1の属性データに基
づいて前記静止画像データおよび文字データを順序づ
け、前記第2の属性データに基づいて前記静止画像デー
タおよび文字データを処理するものであることを特徴と
する請求項1記載の動画像生成装置としたものであり、
動画像データの作成の際、その元となる静止画像ファイ
ルや文字ファイルの表示順序および表示方法を自由に設
定することが可能となる。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記第1および
第2の属性データは、前記静止画像ファイルおよび文字
ファイルを識別するファイル名として含まれることを特
徴とする請求項2記載の動画像生成装置としたものであ
り、動画像データの元となる静止画像ファイルや文字フ
ァイルの表示順序および表示方法の設定を、それぞれの
ファイル名の簡単な修正によって変更することが可能と
なる。
【0015】請求項4に記載の発明は、画像データとし
て静止画像データのみを含む静止画像ファイルと文字デ
ータとして文字コードのみを含む文字ファイルとのいず
れかまたは両方からそれぞれ取得した静止画像データお
よび文字データを組み合わせることにより動画像データ
を生成する動画像生成手段としてコンピュータを機能さ
せる動画像生成プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体としたものであり、このようなソフ
トウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記録媒体
に記録されたプログラムコードを読み出し実行すること
によって、請求項1に記載の発明と同様の作用を得るこ
とができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、前記静止画像フ
ァイルおよび文字ファイルは、表示順序を示す第1の属
性データおよび表示方法を示す第2の属性データを含
み、前記動画像生成手段は、前記第1の属性データに基
づいて前記静止画像データおよび文字データを順序づ
け、前記第2の属性データに基づいて前記静止画像デー
タおよび文字データを処理するものであることを特徴と
する請求項4記載の動画像生成プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体としたものであり、
前述と同様、請求項2に記載の発明と同様の作用を得る
ことができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、前記第1および
第2の属性データは、前記静止画像ファイルおよび文字
ファイルを識別するファイル名として含まれることを特
徴とする請求項5記載の動画像生成プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体としたものであ
り、前述と同様、請求項3に記載の発明と同様の作用を
得ることができる。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。
【0019】(実施の形態)図1は本発明の実施の形態
における画像表示装置の構成を示すブロック図である。
【0020】図1に示すように、本発明の実施の形態に
おける画像表示装置は、動画像生成の元となる静止画像
ファイル11や文字ファイル12を記憶する記憶手段と
して機能する記憶装置1と、記憶装置1より取得した静
止画像ファイル11や文字ファイル12を組み合わせる
ことにより動画像データを生成する動画像生成手段とし
て機能する動画像生成部2と、動画像生成部2により生
成した動画像データを一時記憶するビデオメモリ3と、
ビデオメモリ3の内容を各ドットの色データとして点灯
することにより動画像を表示する表示機4とを備える。
【0021】静止画像ファイル11は、例えば、BMP
(ビットマップ)ファイルやJPEGファイル等の標準
グラフィック形式のものであって、画像データとして静
止画像データのみを含むバイナリファイルである。ここ
で、画像データとして静止画像データのみを含むとは、
静止画像ファイル11に含まれるバイナリデータのうち
の画像データを示す部分が動画像データを含まず、静止
画像データのみで構成されることを指す。また、この静
止画像ファイル11は、標準的なOS環境において動作
する静止画像形成ソフトウェアにより作成や編集が容易
なものである。
【0022】文字ファイル12は、文字データとして文
字コード(キャラクタコード)のみを含む標準文字形式
のテキストファイルである。ここで、文字データとして
文字コードのみを含むとは、文字ファイル12に含まれ
る制御コードや文字データ等のデータのうちの文字デー
タを示す部分がASCIIコード等の文字コードのみで
構成されることを指す。この文字ファイル12は、コン
ピュータのキーボード等によって入力することにより作
成や編集が容易なものである。
【0023】これらの静止画像ファイル11および文字
ファイル12は、一つの動画像データを生成するための
元となるため、特定のフォルダにまとめられて記憶装置
1に記憶されている。なお、図中、静止画像ファイル1
1および文字ファイル12をそれぞれ2つずつ示してい
るが、これらの個数はそれぞれいくつであってもよい。
【0024】記憶装置1に記憶されている静止画像ファ
イル11および文字ファイル12は、動画像生成部2に
読み込まれ、そこで生成された動画像データがビデオメ
モリ3によって展開されて表示機4に転送される。表示
機4は、ビデオメモリ3の内容を各ドットの色データと
して点灯し、動画像として表示する。
【0025】図2は図1の動画像生成部2の詳細な構成
を示すブロック図である。
【0026】図2に示すように、動画像生成部2は、記
憶装置1より取得した静止画像ファイル11や文字ファ
イル12に含まれるデータを解読する手段としてのデー
タ解読部21と、データ解読部21により解読されたフ
ァイル名を各属性データとしてのパラメータに分解する
手段としてのファイル名分解部22と、ファイル名分解
部22により分解された各パラメータに基づいて静止画
像ファイル11や文字ファイル12それぞれの静止画像
データや文字データに対する動作内容を解読する手段と
しての動作解読部23と、静止画像ファイル11や文字
ファイル12それぞれの静止画像データや文字データに
対して動作解読部23により解読した動作内容の処理を
行い動画像を組み立てる手段としての動画像組立部24
とにより構成される。
【0027】データ解読部21は、記憶装置1より取得
したファイルの識別を行い、静止画像ファイル11であ
ればこれに含まれる静止画像データの各要素を解読して
保持し、文字ファイル12であればこれに含まれる文字
データの各要素を解読して保持する。ここで、静止画像
ファイル11や文字ファイル12のファイル名はファイ
ル名分解部22へと送られる。
【0028】図3は図2のファイル名分解部22の詳細
な構成を示すブロック図である。
【0029】静止画像ファイル11や文字ファイル12
にはそれぞれのファイルを識別する図3に示すファイル
名が付与されている。ファイル名は、表示順序を示すシ
ーケンス番号と、データ名称と、それぞれ表示方法を示
す動作モード、速度および時間とをそれぞれ示すパラメ
ータによって構成され、これらの各パラメータがハイフ
ン記号によって結合されたものである。
【0030】ファイル名分解部22は、図3に示すよう
に、ファイル名からシーケンス番号を示すパラメータを
分解して取り出す手段としてのシーケンス番号分解部2
5、同じくデータ名称を示すパラメータを分解して取り
出す手段としてのデータ名称分解部26、同じく動作モ
ードを示すパラメータを分解して取り出す手段としての
動作分解部27、同じく速度を示すパラメータを分解し
て取り出す手段としての速度分解部28、および、同じ
く時間を示すパラメータを分解して取り出す手段として
の時間分解部29によって構成される。なお、このファ
イル名分解部22を構成する各手段は一例であって、静
止画像ファイル11および文字ファイル12のファイル
名を分解して各パラメータを解読する構成であればどの
ようなものであっても構わない。
【0031】データ解読部21により送られたファイル
名は、シーケンス番号分解部25、データ名称分解部2
6、動作分解部27、速度分解部28および時間分解部
29によって、それぞれシーケンス番号、データ名称、
動作モード、速度および時間を示すパラメータに分解さ
れ、動画像組立部24へと送られる。ここで、シーケン
ス番号は、そのファイルのデータの表示順序を示し、動
画像組立部24によって動画像を組み立てる際、このシ
ーケンス番号に基づいてファイルの組立順序が決定され
る。データ名称は、ユーザがそのファイルを識別するた
めに任意に付与する名前である。動作モードは、そのフ
ァイルのデータをどのように処理し動作させるかを示
し、例えば、ブラインドのような動作で外から中に向か
って処理を行う「ブラインドIN」や、カーテンのよう
な動作で左から右へ処理を行う「カーテン右」等を指定
することができる。速度および時間は、この動作モード
に対して処理を行う速度および時間をそれぞれ示すもの
である。
【0032】動作解読部23は、ファイル名分解部22
によって分解された前述の各パラメータに基づいてその
ファイルのデータに対する動作内容を解読し、動作デー
タとして動画像組立部24へ送る。
【0033】動画像組立部24は、データ解読部21に
より送られた静止画像データまたは文字データに対し、
動作解読部23により送られた動作データに基づいてさ
まざまな効果処理(スクロール、ワイプやロール等)を
行う。以下、図4〜図6を例にとって動画像組立部24
による処理について詳細に説明する。なお、以下に示す
例では、ファイル名は、“シーケンス番号_データ名称
_動作モード.拡張子”のフォーマットにて示してい
る。
【0034】図4は静止画像ファイル11の例を示す図
であって、それぞれ(a)ファイル名“000_表紙1
_ブラインドIN.jpg”、(b)ファイル名“00
1_表紙2_カーテン右.jpg”、(c)ファイル名
“002_表紙3_カーテン下.jpg”である。
【0035】まず、動画像生成部2が記憶装置1から図
4(a)の静止画像ファイル11を取得した場合、デー
タ解読部21によって解読される。この静止画像ファイ
ル11の拡張子は“jpg”であるため、静止画像ファ
イル11であることが解読され、静止画像ファイル11
に含まれる静止画像データが動画像組立部24へ送られ
るとともにファイル名“000_表紙1_ブラインドI
N.jpg”がファイル名分解部22へと送られる。フ
ァイル名分解部22では、ファイル名“000_表紙1
_ブラインドIN.jpg”がシーケンス番号分解部2
5、データ名称分解部26、動作分解部27によってそ
れぞれシーケンス番号“000”、データ名称“表紙
1”、動作モード“ブラインドIN”を示すパラメータ
に分解される。さらに、動作モード“ブラインドIN”
は、動作解読部23によってその動作内容が解読され、
動作データとして動画像組立部24へ送られる。
【0036】動画像組立部24では、データ解読部21
より送られた静止画像データを動作解読部23より送ら
れた動作データに基づいて動作処理を行う。図4(a)
に示す静止画像に対する動作モードは、“ブラインドI
N”であるため、ブラインドのような動作で外から中へ
向かって描画されるように動画像データの組立が行われ
る。同様に、図4(b)および図4(c)に対する静止
画像データについてもそれぞれの動作モードは、“カー
テン右”および “カーテン下”であるため、カーテン
のような動作でそれぞれ左から右へ、上から下へ描画さ
れるように動画像データの組立が行われる。このとき、
図4(a)〜(c)のシーケンス番号の順序で表示され
るよう動画像データが生成される。
【0037】こうして動画像生成部2により生成された
動画像データは、ビデオメモリ3によって展開されて表
示機4に転送され、表示機4はビデオメモリ3の内容を
各ドットの色データとして点灯し、動画像として表示す
る。図4の例では、まず図4(a)の画像がブラインド
のような動作で外から中へ向かって描画されたのち、続
けて同図(b)の画像がカーテンのような動作で左から
右へ描画される。さらに、同図(c)の画像がカーテン
のような動作で上から下へ描画されることによって、表
示機4上には動画像が表示される。
【0038】図5は静止画像ファイル11の例を示す図
であって、それぞれ(a)ファイル名“003_PH3
2S2_アニメ−01.jpg”、(b)ファイル名
“003_PH32S2_アニメ−02.jpg”、
(c)ファイル名“003_PH32S2_アニメ−0
3.jpg”である。図5(a)〜(c)に示す静止画
像ファイル11が動画像生成部2によって処理される
と、データ解読部21を経てファイル名分解部22によ
りそれぞれの動作モード“アニメ−01”、“アニメ−
02”、“アニメ−03”を示すパラメータに分解さ
れ、動作解読部23によってその動作内容が解読され
る。動作モード“アニメ”はこれに続く“−”の後の数
値の順に図5(a)〜(c)に示す静止画像データが表
示されるようにするものであって、動画像組立部24で
はこれに基づき静止画像データの組立が行われ、動画像
データが生成される。
【0039】図6は静止画像データに文字データを組み
合わせた例を示す図である。
【0040】文字ファイル12に含まれる文字データが
「サーチウェイブ機能でスムーズに」であって、そのフ
ァイル名は、“004_サーチウェイブ_ズーム.tx
t”である。動画像生成部2は記憶装置1からこの文字
ファイル12を取得され、データ解読部21によって解
読される。この文字ファイル12の拡張子は“txt”
であるため、文字データを含むファイルであることが解
読され、文字ファイル12に含まれる文字データが動画
像組立部24へ送られるとともにファイル名“004_
サーチウェイブ_ズーム.txt”がファイル名分解部
22へと送られる。ファイル名分解部22では動作モー
ド“ズーム”を示すパラメータに分解され、動作解読部
23によってその動作内容が解読される。動作モード
“ズーム”は、図6(a)および(b)に示すように既
に表示されている画像上に文字ファイル12に含まれる
文字データ「サーチウェイブ機能でスムーズに」を徐々
に拡大しながら重ねて表示されるようにするものであ
る。動画像組立部24ではこの動作モードに基づき文字
データの組立が行われ、動画像データが生成される。
【0041】以上のように、記憶装置1のフォルダにま
とめて記憶されている静止画像ファイル11および文字
ファイル12を動画像生成部2によって読み込み、シー
ケンス番号を示すパラメータに基づいて静止画像ファイ
ル11に含まれる静止画像データおよび文字ファイル1
2に含まれる文字ファイルを順序立てて連続処理する。
このとき、それぞれのファイル名として含まれる動作モ
ードを示すパラメータに基づいて静止画像データおよび
文字データを処理し、それぞれ静止した状態ではなく動
作した状態に表示されるように動画像データが生成され
る。
【0042】したがって、作成や編集が容易な静止画像
ファイル11や文字ファイル12によって動画像データ
を生成することが可能となる。また、動画像データの一
部分を変更する場合には相当する静止画像データに対す
る静止画像ファイル11や文字データに対する文字ファ
イル12を変更するだけでよく、動画像データの編集作
業を簡素化することが可能となる。さらに、静止画像デ
ータや文字データに与える動作は、ファイル名に含まれ
る動作モードを示すパラメータによって決定されるもの
であるため、動作のみを変更する際には、相当するファ
イル名のパラメータ部分の簡単な修正だけでよい。
【0043】なお、図4〜図6の例では、ファイル名に
速度や時間を示すパラメータを含まないものについて説
明したが、これらのパラメータを含む場合、動画像デー
タや文字データを動作モードに基づいて動作させる際、
どれくらいの速度でどれくらいの時間実行させるのかが
決定される。また、これらのパラメータの他にもさまざ
まなパラメータを設定することが可能であることは言う
までもない。
【0044】なお、上記実施形態における記憶装置1お
よび動画像生成部2は本発明の動画像生成装置を構成
し、また本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録
媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータが記録媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形
態の機能を実現することになり、そのプログラムコード
を記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0045】このようなプログラムコードを供給するた
めの記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク
(フロッピー(登録商標)ディスク)、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカードやROMな
どを用いることができる。また、インターネット・プロ
バイダ等のサーバ上におかれたこれらの記録媒体にプロ
グラムコードを格納し、インターネットを介してこのプ
ログラムコードを提供する形態であっても本発明を構成
する。
【0046】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0047】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、作成や編集が容易な静
止画像ファイルや文字ファイルによって動画像データを
生成することが可能となり、作業効率が向上する。ま
た、動画像データの一部分を変更する場合には相当する
静止画像ファイルや文字ファイルを変更するだけでよ
く、動画像データの編集作業を簡素化することが可能と
なる。また、動画像データの作成に用いられる静止画像
データや文字データはそのデータ量が少ないため、ネッ
トワークを通じて通信によりこれらのデータの交換等を
行う際に特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像表示装置の構
成を示すブロック図
【図2】図1の動画像生成部の詳細な構成を示すブロッ
ク図
【図3】図2のファイル名分解部の詳細な構成を示すブ
ロック図
【図4】静止画像ファイルの例を示す図
【図5】静止画像ファイルの例を示す図
【図6】静止画像データに文字データを組み合わせた例
を示す図
【図7】従来の画像表示装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 記憶装置 2 動画像生成部 3 ビデオメモリ 4 表示機 11 静止画像ファイル 12 文字ファイル 21 データ解読部 22 ファイル名分解部 23 動作解読部 24 動画像組立部 25 シーケンス番号分解部 26 データ名称分解部 27 動作分解部 28 速度分解部 29 時間分解部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 BA08 BA20 DA02 EA19 EA24 FA02 5C023 AA01 AA11 AA21 AA34 AA38 BA01 BA11 BA15 BA16 CA01 CA05 DA04 DA08 5C053 FA14 FA21 FA23 GB06 GB37 HA21 HA29 KA04 KA24 LA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データとして静止画像データのみを
    含む静止画像ファイルと文字データとして文字コードの
    みを含む文字ファイルとのいずれかまたは両方を記憶す
    る記憶手段と、同記憶手段より取得した前記静止画像フ
    ァイルの静止画像データおよび文字ファイルの文字デー
    タのいずれかまたは両方を組み合わせることにより動画
    像データを生成する動画像生成手段と、を備えた動画像
    生成装置。
  2. 【請求項2】 前記静止画像ファイルおよび文字ファイ
    ルは、表示順序を示す第1の属性データおよび表示方法
    を示す第2の属性データを含み、前記動画像生成手段
    は、前記第1の属性データに基づいて前記静止画像デー
    タおよび文字データを順序づけ、前記第2の属性データ
    に基づいて前記静止画像データおよび文字データを処理
    するものであることを特徴とする請求項1記載の動画像
    生成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の属性データは、前
    記静止画像ファイルおよび文字ファイルを識別するファ
    イル名として含まれることを特徴とする請求項2記載の
    動画像生成装置。
  4. 【請求項4】 画像データとして静止画像データのみを
    含む静止画像ファイルと文字データとして文字コードの
    みを含む文字ファイルとのいずれかまたは両方からそれ
    ぞれ取得した静止画像データおよび文字データを組み合
    わせることにより動画像データを生成する動画像生成手
    段としてコンピュータを機能させる動画像生成プログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記静止画像ファイルおよび文字ファイ
    ルは、表示順序を示す第1の属性データおよび表示方法
    を示す第2の属性データを含み、前記動画像生成手段
    は、前記第1の属性データに基づいて前記静止画像デー
    タおよび文字データを順序づけ、前記第2の属性データ
    に基づいて前記静止画像データおよび文字データを処理
    するものであることを特徴とする請求項4記載の動画像
    生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の属性データは、前
    記静止画像ファイルおよび文字ファイルを識別するファ
    イル名として含まれることを特徴とする請求項5記載の
    動画像生成プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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