JP2002057940A - 撮影装置、この撮影装置を組み込んだidカード作成システム、撮影方法、およびidカード作成方法 - Google Patents

撮影装置、この撮影装置を組み込んだidカード作成システム、撮影方法、およびidカード作成方法

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JP2002057940A
JP2002057940A JP2000245025A JP2000245025A JP2002057940A JP 2002057940 A JP2002057940 A JP 2002057940A JP 2000245025 A JP2000245025 A JP 2000245025A JP 2000245025 A JP2000245025 A JP 2000245025A JP 2002057940 A JP2002057940 A JP 2002057940A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、外光などの影響を受けることなく
被写体を一定の明るさで撮影でき、品質の高い撮影画像
を提供できる撮影装置、この撮影装置を組み込んだID
カード作成システム、撮影方法、およびIDカード作成
方法を提供することを課題とする。 【解決手段】撮影装置10は、明るさの基準を与える被
写体Oの背景としてのブルーバック12、被写体Oを照
明する照明装置、およびブルーバック12を背景として
被写体Oを撮影するCCDカメラ14を備えた撮影機1
6を有する。撮影機16は、CCDカメラ14を介して
撮影した撮影画像を処理する画像処理部18を有する。
画像処理部18は、撮影画像のうち被写体Oから外れた
背景上の特定領域の明るさを検出し、この特定領域の明
るさが許容範囲から外れている場合に撮影画像の明るさ
を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被写体を撮影す
る撮影装置、この撮影装置を組み込んだIDカード作成
システム、撮影方法、およびIDカード作成方法に係
り、特に、IDカードに付与する人物の顔写真を撮影す
る撮影装置、この撮影装置を組み込んだIDカード作成
システム、撮影方法、およびIDカード作成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影装置として、IDカード用の
顔写真を撮影する撮影装置が知られている。この種の撮
影装置は、被写体としての人物を照明するための照明装
置、および人物を撮影するためのカメラを有する。
【0003】この撮影装置で人物を撮影する場合、一般
に、撮影する部屋の窓などから入り込む外光をできるだ
け遮蔽して外光による影響を少なくした上で、所定の照
明装置で人物を照明し、被写体となる全ての人物に対し
て同等の明るさで撮影が行われるように工夫していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような工
夫をしても、装置の設置場所に応じて、部屋の照明器具
の明るさや外光の明るさなどの環境が異なるため、撮影
環境に応じてカメラの絞りを調節するなどして撮影条件
を整える必要があった。
【0005】特に、自動絞り機能付のカメラで人物を撮
影する場合には、被写体を含む撮影画像全体の明るさに
基づいて自動絞り機能が働くため、例えば、被写体とな
る人物が濃い色の服を着ている場合には、撮影画像が必
要以上に明るくなってしまう問題があった。言い換える
と、自動絞り機能付のカメラで人物を撮影すると、被写
体の明るさによって背景の明るさまで変わってしまう問
題があった。
【0006】また、自動絞りは、撮影画像の明るさに応
じて作動するため、作動するまでに僅かな時間が必要で
あり、多くの人物を連続して撮影する場合には、全体的
な撮影時間が長くなる問題があった。
【0007】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、外光などの影響を受けることなく被写
体を一定の明るさで撮影でき、品質の高い撮影画像を提
供できる撮影装置、この撮影装置を組み込んだIDカー
ド作成システム、撮影方法、およびIDカード作成方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の撮影装置は、明るさの基準を与えるため被
写体の後ろに配置された背景部材と、この背景部材を背
景にして被写体を撮影する撮影機と、この撮影機によっ
て撮影した撮影画像のうち被写体から外れた上記背景部
材上の特定領域の明るさを検出し、この明るさに基づい
て、上記撮影機で撮影した撮影画像の明るさを補正する
画像処理部と、を備えている。
【0009】上記発明によると、被写体の明るさに影響
する外光等の外的要因が同様に影響する背景部材の明る
さを基準にして撮影画像の明るさを補正するため、撮影
装置の設置場所、照明装置、外光、撮影時刻、季節など
の撮影環境が変化しても、略同じ明るさレベルの画像を
撮影でき、品質の高い撮影画像を提供できる。
【0010】また、上述した発明によると、上記画像処
理部は、上記撮影機で撮影した特定領域の画像を複数の
色成分に分解して各色成分毎の画像の明るさを検出する
ことにより上記特定領域の明るさを検出することを特徴
とする。
【0011】また、上述した発明によると、上記画像処
理部は、上記検出した特定領域の明るさを予め設定した
明るさの許容範囲と比較し、上記特定領域の明るさが上
記許容範囲から外れているのに基づき、上記撮影機で撮
影した撮影画像を複数の色成分に分解した各色成分毎の
画像データを上記特定領域の明るさに基づいてそれぞれ
補正することを特徴とする。
【0012】また、上述した発明によると、被写体を照
明する照明手段をさらに備えていることを特徴とする。
【0013】また、本発明のIDカード作成システム
は、人物を撮影する撮影装置と、当該人物の個人情報を
記載した申請書を読み取る読取装置と、カード媒体を供
給するカード供給部と、このカード供給部から供給され
たカード媒体上に、上記撮影装置で撮影した当該人物の
顔写真、および上記読取装置を介して読み取った当該人
物の個人情報を印刷する印刷部と、顔写真および個人情
報が印刷されたカード媒体上に保護膜を形成する保護膜
形成部と、保護膜を形成したIDカードを集積する集積
部と、を有し、上記撮影装置は、明るさの基準を与える
ため人物の後ろに配置された背景部材と、この背景部材
を背景にして人物を撮影する撮影機と、この撮影機によ
って撮影した撮影画像のうち人物から外れた上記背景部
材上の特定領域の明るさを検出し、この明るさに基づい
て、上記撮影機で撮影した撮影画像の明るさを補正する
画像処理部と、を備えている。
【0014】また、上述した発明によると、上記画像処
理部は、上記撮影機で撮影した特定領域の画像を複数の
色成分に分解して各色成分毎の画像の明るさを検出する
ことにより上記特定領域の明るさを検出することを特徴
とする。
【0015】また、上述した発明によると、上記画像処
理部は、上記検出した特定領域の明るさを予め設定した
明るさの許容範囲と比較し、上記特定領域の明るさが上
記許容範囲から外れているのに基づき、上記撮影機で撮
影した撮影画像を複数の色成分に分解した各色成分毎の
画像データを上記特定領域の明るさに基づいてそれぞれ
補正することを特徴とする。
【0016】また、本発明の撮影方法は、明るさの基準
を与えるための背景部材を背景にして被写体を撮影する
撮影工程と、この撮影工程で撮影した撮影画像のうち被
写体から外れた上記背景部材上の特定領域の明るさを検
出する検出工程と、この検出工程で検出した上記特定領
域の明るさに基づいて、上記撮影工程で撮影した撮影画
像の明るさを補正する補正工程と、を備えている。
【0017】また、上述した発明によると、上記検出工
程では、上記特定領域の画像を複数の色成分に分解して
各色成分毎の画像の明るさを検出することにより上記特
定領域の明るさを検出することを特徴とする。
【0018】また、上述した発明によると、上記補正工
程では、上記検出工程で検出した上記特定領域の明るさ
を予め設定した明るさの許容範囲と比較し、上記特定領
域の明るさが上記許容範囲から外れているのに基づき、
上記撮影工程で撮影した撮影画像を複数の色成分に分解
した各色成分毎の画像データを上記特定領域の明るさに
基づいてそれぞれ補正することを特徴とする。
【0019】また、本発明のIDカード作成方法は、明
るさの基準を与えるための背景部材を背景にして人物を
撮影する撮影工程と、この撮影工程で撮影した撮影画像
のうち人物から外れた上記背景部材上の特定領域の明る
さを検出する検出工程と、この検出工程で検出した上記
特定領域の明るさに基づいて、上記撮影工程で撮影した
撮影画像の明るさを必要に応じて補正する補正工程と、
当該人物の個人情報を記載した申請書を読み取る読取工
程と、カード媒体を供給するカード供給工程と、このカ
ード供給工程で供給されたカード媒体上に、上記補正工
程で必要に補正された撮影画像のうちの当該人物の顔写
真、および上記読取工程で読み取った当該人物の個人情
報を印刷する印刷工程と、顔写真および個人情報が印刷
されたカード媒体上に保護膜を形成する保護膜形成工程
と、保護膜を形成したIDカードを集積する集積工程
と、を備えている。
【0020】また、上述した発明によると、上記検出工
程では、上記特定領域の画像を複数の色成分に分解して
各色成分毎の画像の明るさを検出することにより上記特
定領域の明るさを検出することを特徴とする。
【0021】さらに、上述した発明によると、上記補正
工程では、上記検出工程で検出した上記特定領域の明る
さを予め設定した明るさの許容範囲と比較し、上記特定
領域の明るさが上記許容範囲から外れているのに基づ
き、上記撮影工程で撮影した撮影画像を複数の色成分に
分解した各色成分毎の画像データを上記特定領域の明る
さに基づいてそれぞれ補正することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0023】図1には、この発明の実施の形態に係る撮
影装置10を含むIDカード作成システム1(以下、単
にシステム1と称する)の要部の構成を概略的に示して
ある。ここでは、撮影装置10の構成および作用を中心
に説明し、システム1の全体的な構成については後に詳
述する。
【0024】システム1は、被写体としての人物Oを撮
影するための撮影装置10、および撮影した人物Oの顔
写真(撮影画像)をその人物Oの個人情報とともに後述
するカード媒体に印刷してIDカードを作成するIDカ
ード作成装置2を有する。
【0025】撮影装置10は、明るさの基準を与えるた
め被写体Oの後ろに配置された背景部材としてのブルー
バック12、被写体Oを所定の明るさで照明する図示し
ない照明装置、およびブルーバック12を背景にして被
写体Oを撮影するCCDカメラ14を備えた撮影機16
を有する。
【0026】撮影機16は、CCDカメラ14を介して
撮影した撮影画像P(図2参照)を画像処理して、撮影
画像Pの明るさを補正する画像処理部18を有する。画
像処理部18は、明るさの許容範囲として、適正な明る
さの下限および上限に関する明るさデータFmin、Fmax
(後述する)を記憶した図示しないメモリを有する。ま
た、画像処理部18は、ラン等のネットワーク20を介
してIDカード作成装置2に接続されている。
【0027】画像処理部18は、CCDカメラ14を介
して撮影した図2に例示したような撮影画像Pのうち人
物O’から外れたブルーバック12上の2つの円形の特
定領域A1、A2の画像の明るさを検出し、この特定領域
A1、A2の明るさが許容範囲Fmin〜Fmaxから外れてい
る場合に特定領域A1、A2の明るさに基づいて撮影画像
Pの明るさを補正する。本実施の形態では、特定領域A
1、A2を人物O’の両肩の上に設定したが、人物O’が
重なる可能性の低い背景上の位置に特定領域を設定する
ことが望ましい。
【0028】以下、図3に示すフローチャートを参照し
て、上述した撮影装置10による撮影動作を説明する。
【0029】まず、被写体としての人物Oがブルーバッ
ク12を背景にして所定の撮影位置に立つ。そして、図
示しない照明装置を介して人物Oを照明し、所定の撮影
条件に予めセットしたCCDカメラ14を用いて撮影機
16を介して人物Oの顔写真を撮影する(ステップ
1)。撮影された撮影画像Pは、撮影機16の画像処理
部18へ入力される。
【0030】画像処理部18では、まず、撮影画像Pの
うち特定領域A1、A2の明るさを検出する(ステップ
2)。このとき、画像処理部18は、各特定領域A1、
A2の画像をそれぞれ複数の色成分、即ちレッド
(R)、グリーン(G)、ブルー(B)に色分解し、各
色成分毎の画像に関する明るさデータRb、Gb、Bb
を取得する。そして、これら各色成分毎の明るさデータ
Rb、Gb、Bbを平均化した特定領域A1、A2の明る
さデータFb Fb=(Rb、Gb、Bb)/3 を算出し、このFbを特定領域A1、A2の明るさとす
る。
【0031】次に、画像処理部18は、ステップ2で検
出した特定領域A1、A2の明るさFbを図示しないメモ
リに予め記録した許容範囲(Fmin〜Fmax)と比較す
る。許容範囲として、適切な明るさの下限Fminと適切
な明るさの上限Fmaxがメモリに予め記録されている。
そして、この比較の結果、 Fmin≦Fb≦Fmax である場合、即ち特定領域A1、A2の明るさFbが許容
範囲内である場合(ステップ3;YES)、撮影画像P
の明るさを補正する必要のないことが判断され、撮影画
像Pの明るさを補正することなく動作を終了する。
【0032】一方、ステップ3で特定領域A1、A2の明
るさFbを許容範囲と比較した結果、Fbが許容範囲か
ら外れていること、すなわち、 Fmin>Fb Fmax<Fb のうちいずれかであることを判断した場合(ステップ
3;NO)、画像処理部18は、ステップ2で検出した
特定領域A1、A2の明るさFbに基づいて、ステップ1
で撮影した撮影画像Pの明るさを補正する(ステップ
4)。
【0033】画像処理部18にて撮影画像Pの明るさを
補正する場合、まず、次の2通りの演算が選択的に成さ
れる。
【0034】第1に、ステップ2で検出した特定領域A
1、A2の明るさFbがメモリに記録したFminより小さ
い場合、画像を明るくする補正を行なうため予め用意し
た関数fnを用いて、以下の式に基づいて補正計数Fd
を算出する。
【0035】Fd=fn(Fmin,Fb) 第2に、ステップ2で検出した特定領域A1、A2の明る
さFbがメモリに記録したFmaxより大きい場合、画像
を暗くする補正を行なうため予め用意した関数fxを用
いて、以下の式に基づいて補正計数Fdを算出する。
【0036】Fd=fx(Fmax,Fb) そして、上記いずれかの式に従って算出した補正計数F
d、および撮影画像Pを色分解したR、G、Bに関する
画像データI(以下、RGBをまとめてIとする)を予
め用意した所定の関数fに代入し、補正後の各色成分毎
の画像データI’を求める。
【0037】I’=f(I,Fd) 即ち、画像処理部18は、撮影画像Pを各色成分に分解
した各色成分毎の画像データIを上式のI’に変換する
ような画像処理を実行し、撮影画像Pの明るさを補正す
る。
【0038】以上のように、本実施の形態によると、撮
影画像Pのうち被写体O’の明るさに影響を及ぼす撮影
時における外光等の外的要因が同様に影響するブルーバ
ック背景の明るさを検出し、この背景の明るさを基準に
して撮影画像Pの明るさを補正するようにした。このた
め、撮影装置10の設置場所、照明装置、外光、撮影時
刻、季節などの撮影環境が変化しても、略同じ明るさレ
ベルの画像を常に撮影でき、品質の高い撮影画像を提供
できる。
【0039】図4には、この発明の実施の形態に係る上
述したIDカード作成システム1の構成をブロック図に
して示してある。ここでは、上述した撮影装置10につ
いての詳細な説明は省略する。
【0040】システム1は、上述した撮影装置10およ
びIDカード作成装置2(以下、単に作成装置2と称す
る)の他に、IDカードの作成を申請する申請者(人物
O)によってその個人情報が記載された申請書を読み取
るスキャナ(読取装置)30を備えている。
【0041】作成装置2は、撮影装置10で撮影されて
上述した画像処理が必要に応じてなされた人物Oの顔写
真データ、およびスキャナ30を介して申請書から読み
取った個人データを取得するとともに、作成装置2の動
作を制御する制御部としてのCPU21を有する。
【0042】また、作成装置2は、原券としての複数枚
のカード媒体を1枚ずつ供給するカード供給部22、供
給されたカード媒体に人物の顔写真データおよび個人デ
ータをイエロー(Y)インク、マゼンタ(M)インク、
シアン(C)インク、およびブラック(Bk)インクを
用いてカラー印刷する印刷部23、顔写真および個人情
報が印刷されたカード媒体の表面上の少なくとも一部、
例えば顔写真や個人情報が印刷された印刷領域の上に保
護膜を形成するための紫外線硬化液を塗布する塗布部2
4、カード媒体上に塗布された紫外線硬化液に紫外線を
照射して硬化させる硬化処理部25、および硬化処理部
25を通過して保護膜が形成されたカード媒体、即ちI
Dカードをスタックするスタッカ26が接続されてい
る。
【0043】しかして、作成装置2のカード供給部22
からカード媒体が供給され、このカード媒体の表面に印
刷部23を介して人物Oの顔写真および個人情報がカラ
ー印刷される。顔写真および個人情報が印刷されたカー
ド媒体は、塗布部24を通過されて紫外線硬化液が塗布
され、硬化処理部25を通過されて保護膜が形成され
る。保護膜が形成されたIDカードは、スタッカ26に
集積される。
【0044】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。例えば、上述した実施の形態では、人物Pの
両肩の上にある特定領域A1、A2の明るさに基づいて撮
影画像Iの明るさを補正する場合について説明したが、
これに限らず、特定領域の位置、サイズ、形状、個数等
は任意に変更可能である。
【0045】また、上述した実施の形態では、背景部材
としてブルーバック12を用いたが、背景の色はいかな
る色であっても良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の撮影装
置、およびIDカード作成システムは、上記のような構
成および作用を有しているので、外光などの影響を受け
ることなく被写体を一定の明るさで撮影でき、品質の高
い撮影画像を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る撮影装置を含むI
Dカード作成システムを示す概略図。
【図2】図1の撮影装置で撮影した撮影画像の1例を示
す図。
【図3】図1の撮影装置による動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図4】図1のシステムに組み込まれたIDカード作成
装置の詳細な構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…IDカード作成システム、 2…IDカード作成装置、 10…撮影装置、 12…ブルーバック、 14…CCDカメラ、 16…撮影機、 18…画像処理部、 20…ネットワーク、 21…CPU、 22…カード供給部、 23…印刷部、 24…塗布部、 25…効果処理部、 26…スタッカ、 A1、A2…特定領域、 O…人物、 P…撮影画像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/00 G03B 15/00 D 5C052 15/02 15/02 Z 5C053 17/50 17/50 Z G06T 5/00 100 G06T 5/00 100 H04N 5/225 H04N 5/225 F 5/76 5/76 E 5/91 5/91 H Fターム(参考) 2C005 HA30 JB02 KA06 2H002 DB14 DB17 EB09 GA32 GA33 GA35 JA01 JA11 2H104 AA19 BC31 BC41 BC50 5B057 AA11 BA02 BA11 CA01 CA08 CA16 CB01 CB08 CB16 CE11 CE16 CH11 DA20 DB06 DB09 DC22 5C022 AA13 AB19 AC42 CA01 5C052 AA14 DD02 EE10 FA02 FA03 FD02 5C053 FA04 FA08 KA24 LA01 LA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 明るさの基準を与えるため被写体の後ろ
    に配置された背景部材と、 この背景部材を背景にして被写体を撮影する撮影機と、 この撮影機によって撮影した撮影画像のうち被写体から
    外れた上記背景部材上の特定領域の明るさを検出し、こ
    の明るさに基づいて、上記撮影機で撮影した撮影画像の
    明るさを補正する画像処理部と、 を備えていることを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 上記画像処理部は、上記撮影機で撮影し
    た特定領域の画像を複数の色成分に分解して各色成分毎
    の画像の明るさを検出することにより上記特定領域の明
    るさを検出することを特徴とする請求項1に記載の撮影
    装置。
  3. 【請求項3】 上記画像処理部は、上記検出した特定領
    域の明るさを予め設定した明るさの許容範囲と比較し、
    上記特定領域の明るさが上記許容範囲から外れているの
    に基づき、上記撮影機で撮影した撮影画像を複数の色成
    分に分解した各色成分毎の画像データを上記特定領域の
    明るさに基づいてそれぞれ補正することを特徴とする請
    求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 被写体を照明する照明手段をさらに備え
    ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 人物を撮影する撮影装置と、 当該人物の個人情報を記載した申請書を読み取る読取装
    置と、 カード媒体を供給するカード供給部と、 このカード供給部から供給されたカード媒体上に、上記
    撮影装置で撮影した当該人物の顔写真、および上記読取
    装置を介して読み取った当該人物の個人情報を印刷する
    印刷部と、 顔写真および個人情報が印刷されたカード媒体上に保護
    膜を形成する保護膜形成部と、 保護膜を形成したIDカードを集積する集積部と、を有
    し、 上記撮影装置は、 明るさの基準を与えるため人物の後ろに配置された背景
    部材と、 この背景部材を背景にして人物を撮影する撮影機と、 この撮影機によって撮影した撮影画像のうち人物から外
    れた上記背景部材上の特定領域の明るさを検出し、この
    明るさに基づいて、上記撮影機で撮影した撮影画像の明
    るさを補正する画像処理部と、 を備えていることを特徴とするIDカード作成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記画像処理部は、上記撮影機で撮影し
    た特定領域の画像を複数の色成分に分解して各色成分毎
    の画像の明るさを検出することにより上記特定領域の明
    るさを検出することを特徴とする請求項5に記載の撮影
    装置。
  7. 【請求項7】 上記画像処理部は、上記検出した特定領
    域の明るさを予め設定した明るさの許容範囲と比較し、
    上記特定領域の明るさが上記許容範囲から外れているの
    に基づき、上記撮影機で撮影した撮影画像を複数の色成
    分に分解した各色成分毎の画像データを上記特定領域の
    明るさに基づいてそれぞれ補正することを特徴とする請
    求項5または6に記載の撮影装置。
  8. 【請求項8】 明るさの基準を与えるための背景部材を
    背景にして被写体を撮影する撮影工程と、 この撮影工程で撮影した撮影画像のうち被写体から外れ
    た上記背景部材上の特定領域の明るさを検出する検出工
    程と、 この検出工程で検出した上記特定領域の明るさに基づい
    て、上記撮影工程で撮影した撮影画像の明るさを補正す
    る補正工程と、 を備えていることを特徴とする撮影方法。
  9. 【請求項9】 上記検出工程では、上記特定領域の画像
    を複数の色成分に分解して各色成分毎の画像の明るさを
    検出することにより上記特定領域の明るさを検出するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の撮影方法。
  10. 【請求項10】 上記補正工程では、上記検出工程で検
    出した上記特定領域の明るさを予め設定した明るさの許
    容範囲と比較し、上記特定領域の明るさが上記許容範囲
    から外れているのに基づき、上記撮影工程で撮影した撮
    影画像を複数の色成分に分解した各色成分毎の画像デー
    タを上記特定領域の明るさに基づいてそれぞれ補正する
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の撮影方法。
  11. 【請求項11】 明るさの基準を与えるための背景部材
    を背景にして人物を撮影する撮影工程と、 この撮影工程で撮影した撮影画像のうち人物から外れた
    上記背景部材上の特定領域の明るさを検出する検出工程
    と、 この検出工程で検出した上記特定領域の明るさに基づい
    て、上記撮影工程で撮影した撮影画像の明るさを必要に
    応じて補正する補正工程と、 当該人物の個人情報を記載した申請書を読み取る読取工
    程と、 カード媒体を供給するカード供給工程と、 このカード供給工程で供給されたカード媒体上に、上記
    補正工程で必要に補正された撮影画像のうちの当該人物
    の顔写真、および上記読取工程で読み取った当該人物の
    個人情報を印刷する印刷工程と、 顔写真および個人情報が印刷されたカード媒体上に保護
    膜を形成する保護膜形成工程と、 保護膜を形成したIDカードを集積する集積工程と、 を備えていることを特徴とするIDカード作成方法。
  12. 【請求項12】 上記検出工程では、上記特定領域の画
    像を複数の色成分に分解して各色成分毎の画像の明るさ
    を検出することにより上記特定領域の明るさを検出する
    ことを特徴とする請求項11に記載のIDカード作成方
    法。
  13. 【請求項13】 上記補正工程では、上記検出工程で検
    出した上記特定領域の明るさを予め設定した明るさの許
    容範囲と比較し、上記特定領域の明るさが上記許容範囲
    から外れているのに基づき、上記撮影工程で撮影した撮
    影画像を複数の色成分に分解した各色成分毎の画像デー
    タを上記特定領域の明るさに基づいてそれぞれ補正する
    ことを特徴とする請求項11または12に記載のIDカ
    ード作成方法。
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