JP2002057890A - 画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体Info
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Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 符号化された画像から正確に文字を抽出す
ること。 【解決手段】 圧縮されていない画像データを入力する
時、変倍や色変換等の処理が行われた画像データのうち
のG成分G1と同じ解像度の画像信号から文字検出の処
理を行う。一度JPEGによって圧縮された画像データ
を入力する時、伸張処理、RGB画像へと変換され、変
倍や色変換等の処理を行うとともに、文字検出の処理を
行い、文字判定信号MJの出力が行われる。ブロック処
理された8×8エリアのブロック毎に、平均化による解
像度の変換を行ない、画像データGAの出力を行い、こ
の画像データGAに対して文字検出の処理を行い、出力
する文字信号MJをそれぞれの処理に対応した解像度に
変換を行い出力を行う。
ること。 【解決手段】 圧縮されていない画像データを入力する
時、変倍や色変換等の処理が行われた画像データのうち
のG成分G1と同じ解像度の画像信号から文字検出の処
理を行う。一度JPEGによって圧縮された画像データ
を入力する時、伸張処理、RGB画像へと変換され、変
倍や色変換等の処理を行うとともに、文字検出の処理を
行い、文字判定信号MJの出力が行われる。ブロック処
理された8×8エリアのブロック毎に、平均化による解
像度の変換を行ない、画像データGAの出力を行い、こ
の画像データGAに対して文字検出の処理を行い、出力
する文字信号MJをそれぞれの処理に対応した解像度に
変換を行い出力を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データから文
字部分を検出する画像処理装置及び画像処理方法並びに
記憶媒体に関するものである。
字部分を検出する画像処理装置及び画像処理方法並びに
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットをはじめ一般の電
子文書においても、多値画像データを取扱うことが多く
なってきている。しかし、テキストデータに比べ、画像
データは、データ量が非常に大きくなる。これは大きな
画像になるにしたがって、また高解像度の画像になるに
したがって、大きな物になっていく。そのため、データ
のハンドリングが悪くなったり、ネット上で扱う場合の
転送時間が多くかかったりしてしまう。そこで、そのよ
うな画像データを取扱うにあたって、画像データの特徴
に合わせた、データ圧縮技術が、標準化されたものとし
て、使われている。その一つとして、多値画像データに
対する、JPEG処理がある。JPEG処理は、RGB
信号を使用した階調画像に対して、最適な圧縮方法とし
て、一般的に使用されている。
子文書においても、多値画像データを取扱うことが多く
なってきている。しかし、テキストデータに比べ、画像
データは、データ量が非常に大きくなる。これは大きな
画像になるにしたがって、また高解像度の画像になるに
したがって、大きな物になっていく。そのため、データ
のハンドリングが悪くなったり、ネット上で扱う場合の
転送時間が多くかかったりしてしまう。そこで、そのよ
うな画像データを取扱うにあたって、画像データの特徴
に合わせた、データ圧縮技術が、標準化されたものとし
て、使われている。その一つとして、多値画像データに
対する、JPEG処理がある。JPEG処理は、RGB
信号を使用した階調画像に対して、最適な圧縮方法とし
て、一般的に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に取扱わ
れるされる画像は、階調画像のみのものばかりではな
く、画像に関する解説など、文字と階調画像とが混在す
るような画像データが多くある。そのような原稿を、ス
キャナ等で読み込んだ場合、本来、黒い文字はRGBの
各信号の値がすべて同じ値で読み込まれ、黒もしくはグ
レーとして取り込まれ、表示することが理想である。し
かし、実際には、CCDやレンズの特性などにより、R
GBの値にずれが生じ、完全なモノクロ信号として取り
こめなかったり、スキャナの振動等によりRGBの各信
号に位置的なずれが生じて、黒い文字の周りに色味が生
じたりしているのが現状である。
れるされる画像は、階調画像のみのものばかりではな
く、画像に関する解説など、文字と階調画像とが混在す
るような画像データが多くある。そのような原稿を、ス
キャナ等で読み込んだ場合、本来、黒い文字はRGBの
各信号の値がすべて同じ値で読み込まれ、黒もしくはグ
レーとして取り込まれ、表示することが理想である。し
かし、実際には、CCDやレンズの特性などにより、R
GBの値にずれが生じ、完全なモノクロ信号として取り
こめなかったり、スキャナの振動等によりRGBの各信
号に位置的なずれが生じて、黒い文字の周りに色味が生
じたりしているのが現状である。
【0004】しかも、画像データを一度JPEGによっ
て圧縮を行うと、8×8DCT処理によりブロック処理
が行われるため、8×8ブロック内での正確なデータは
失われる事となる。つまり、一度JPEGによって圧縮
されたデータに関しては、1画素毎の文字判定の処理を
行っても正確な判定は行えない。
て圧縮を行うと、8×8DCT処理によりブロック処理
が行われるため、8×8ブロック内での正確なデータは
失われる事となる。つまり、一度JPEGによって圧縮
されたデータに関しては、1画素毎の文字判定の処理を
行っても正確な判定は行えない。
【0005】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、符号化された画像から正確に文字を抽出するこ
とを目的とする。
であり、符号化された画像から正確に文字を抽出するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備
える。すなわち、画像データから文字部分を検出する画
像処理装置であって、画像データが符号化されているか
否かを示す信号を入力する入力手段と、当該入力手段か
ら入力された信号が、前記画像データが符号化されてい
ることを示す場合、所定の復号部により前記画像データ
を復号化することで、所定のサイズを有する複数のブロ
ック毎の復号化画像データに対して平均化することで、
解像度の変換を行う、平均化手段と、当該平均化手段に
より平均化された各ブロックの復号化画像データに対し
て文字検出処理を行い、当該復号化画像データに含まれ
る文字データを検出する文字検出手段とを備えることを
特徴とする画像処理装置。
ために、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備
える。すなわち、画像データから文字部分を検出する画
像処理装置であって、画像データが符号化されているか
否かを示す信号を入力する入力手段と、当該入力手段か
ら入力された信号が、前記画像データが符号化されてい
ることを示す場合、所定の復号部により前記画像データ
を復号化することで、所定のサイズを有する複数のブロ
ック毎の復号化画像データに対して平均化することで、
解像度の変換を行う、平均化手段と、当該平均化手段に
より平均化された各ブロックの復号化画像データに対し
て文字検出処理を行い、当該復号化画像データに含まれ
る文字データを検出する文字検出手段とを備えることを
特徴とする画像処理装置。
【0007】更に、所定の出力手段に応じた、所定の変
倍率の設定、解像度補間処理を含む、中間処理を、前記
文字検出手段が検出する文字データに対して行う文字デ
ータ処理手段を備える。
倍率の設定、解像度補間処理を含む、中間処理を、前記
文字検出手段が検出する文字データに対して行う文字デ
ータ処理手段を備える。
【0008】更に、前記文字データに対して、前記文字
データの色味を除去する除去手段を備える。
データの色味を除去する除去手段を備える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明を
好適な実施形態に従って詳細に説明する。
好適な実施形態に従って詳細に説明する。
【0010】[第1の実施形態]近年、コピー機に関し
ても複合化、ネットワーク化が進み、コピー機能のみで
なく、スキャナやプリンタとして使用したり、ネットワ
ーク上のサーバー内にあるデータを出力するなど、さま
ざまな形での利用が行われている。
ても複合化、ネットワーク化が進み、コピー機能のみで
なく、スキャナやプリンタとして使用したり、ネットワ
ーク上のサーバー内にあるデータを出力するなど、さま
ざまな形での利用が行われている。
【0011】図1は、本実施形態の画像処理装置を含む
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【0012】101は、本実施形態における画像処理装
置であり、ネットワークに接続可能な画像処理装置であ
る。
置であり、ネットワークに接続可能な画像処理装置であ
る。
【0013】102は、スキャナであり、CCDにより
原稿を光学的に読み取り、アナログ・デジタル変換によ
って、RGBのデジタル信号とするものである。
原稿を光学的に読み取り、アナログ・デジタル変換によ
って、RGBのデジタル信号とするものである。
【0014】103は、画像処理部であり、デジタル化
されたRGB信号を入力し、フィルタリングや色変換、
変倍などの各種画像処理を行い、各出力先に応じた信
号、例えばカラー2値プリンタの場合、CMYKの2値
信号、カラー多値出力の場合、RGB多値信号等に変更
して出力を行う。また、本実施形態における画像処理部
には黒文字判定手段も含まれており、入力された画像の
黒文字部分を検出し、後述の判定信号を出力する機能も
含んでいる。
されたRGB信号を入力し、フィルタリングや色変換、
変倍などの各種画像処理を行い、各出力先に応じた信
号、例えばカラー2値プリンタの場合、CMYKの2値
信号、カラー多値出力の場合、RGB多値信号等に変更
して出力を行う。また、本実施形態における画像処理部
には黒文字判定手段も含まれており、入力された画像の
黒文字部分を検出し、後述の判定信号を出力する機能も
含んでいる。
【0015】104は、JPEG処理部であり、RGB
データで表された多値の画像信号を入力し、その画像デ
ータをJPEGによって圧縮して出力、またJPEGに
よって圧縮された画像データを入力して、伸長処理を行
い、RGBデータとして出力を行う部分である。
データで表された多値の画像信号を入力し、その画像デ
ータをJPEGによって圧縮して出力、またJPEGに
よって圧縮された画像データを入力して、伸長処理を行
い、RGBデータとして出力を行う部分である。
【0016】105は、メモリであり、スキャナ102
からのRGB画像データや、画像処理部103からの各
種画像データ、JPEG処理部104からのJPEG圧
縮データなど、各種画像データを確保しておく部分で、
RAMなどで構成されている。これによって、同じ画像
データを複数枚出力する時など、スキャナ102を動作
させること無く、メモリ上の画像データを使用すること
によって、処理時間の短縮が可能となる。
からのRGB画像データや、画像処理部103からの各
種画像データ、JPEG処理部104からのJPEG圧
縮データなど、各種画像データを確保しておく部分で、
RAMなどで構成されている。これによって、同じ画像
データを複数枚出力する時など、スキャナ102を動作
させること無く、メモリ上の画像データを使用すること
によって、処理時間の短縮が可能となる。
【0017】106は、プリンタであり、本実施形態で
はCMYKの4色のインクを使用するカラー2値プリン
タとする。しかし、これに限らず、カラーの多階調出力
可能なカラープリンタなどでも良い。
はCMYKの4色のインクを使用するカラー2値プリン
タとする。しかし、これに限らず、カラーの多階調出力
可能なカラープリンタなどでも良い。
【0018】107は、外部インターフェイス(I/
F)であり、本画像処理装置101をネットワークに接
続し、各種画像データの入出力を行うにあたり、各種ネ
ットワークのプロトコルに応じた通信を行うためのイン
ターフェイス部分となる。ネットワーク上には、複数の
画像をまとめて格納しておくサーバー109や、コンピ
ュータ(PC)110などを始め、FAX、LAN、イ
ンターネットなどの各種ネットワークを含むものとす
る。
F)であり、本画像処理装置101をネットワークに接
続し、各種画像データの入出力を行うにあたり、各種ネ
ットワークのプロトコルに応じた通信を行うためのイン
ターフェイス部分となる。ネットワーク上には、複数の
画像をまとめて格納しておくサーバー109や、コンピ
ュータ(PC)110などを始め、FAX、LAN、イ
ンターネットなどの各種ネットワークを含むものとす
る。
【0019】108は、データパス制御部であり、本画
像処理装置101の動作に従って、各処理部分の画像デ
ータの受け渡しを行う役割をする。例えば、コピー動作
を行う場合には、スキャナ102によって原稿画像デー
タを入力し、そのRGB画像データは、データパス制御
部108を介して画像処理部103に送られる。画像処
理部103では、各種画像処理を行いCMYK2値の画
像データとしてデータパス制御部108に、データの出
力を行う。そのCMYK2値データは、メモリ105に
格納されるとともに、プリンタ106に送られ、そこで
カラーコピー出力として紙上に出力される。
像処理装置101の動作に従って、各処理部分の画像デ
ータの受け渡しを行う役割をする。例えば、コピー動作
を行う場合には、スキャナ102によって原稿画像デー
タを入力し、そのRGB画像データは、データパス制御
部108を介して画像処理部103に送られる。画像処
理部103では、各種画像処理を行いCMYK2値の画
像データとしてデータパス制御部108に、データの出
力を行う。そのCMYK2値データは、メモリ105に
格納されるとともに、プリンタ106に送られ、そこで
カラーコピー出力として紙上に出力される。
【0020】上記データパス制御部108の制御をはじ
めとする、各動作モードにおける各処理部分の制御は、
図示されていないCPUによるコントローラ部分によっ
て、設定および制御がなされているものとする。
めとする、各動作モードにおける各処理部分の制御は、
図示されていないCPUによるコントローラ部分によっ
て、設定および制御がなされているものとする。
【0021】次に図20を用いて、従来例における画像
処理部103の内部の構成について説明を行う。
処理部103の内部の構成について説明を行う。
【0022】3001はカラー画像入力手段で、データ
パス制御部108とのインターフェイスの役割をおこな
う。カラー画像入力手段3001は、データパス制御部
108から、画像データであるRGB多値信号の入力を
行う。そして、カラー画像の各画素につきRGBに色分
解された3色分解信号R1,G1,B1の出力を行う。
パス制御部108とのインターフェイスの役割をおこな
う。カラー画像入力手段3001は、データパス制御部
108から、画像データであるRGB多値信号の入力を
行う。そして、カラー画像の各画素につきRGBに色分
解された3色分解信号R1,G1,B1の出力を行う。
【0023】カラー画像入力手段3001によって読み
取られたカラー画像の3色分解信号R1,G1,B1の
一つであるG1信号は、文字検出手段3011に入力
し、その画素が、文字や細線などの線画像に含まれてい
るか、または写真画像や印刷画像などの連続階調画像に
含まれているかを判定し、この画素に対する文字判定信
号MJを出力する。
取られたカラー画像の3色分解信号R1,G1,B1の
一つであるG1信号は、文字検出手段3011に入力
し、その画素が、文字や細線などの線画像に含まれてい
るか、または写真画像や印刷画像などの連続階調画像に
含まれているかを判定し、この画素に対する文字判定信
号MJを出力する。
【0024】さらに上記画素に対する文字判定信号MJ
は、空間フィルタ係数記憶手段3012に入力され、対
応画素が、文字信号の時は図19に示されたとおり、文
字用空間フィルタ係数を、画像信号の時は画像用空間フ
ィルタ係数を選択し、文字用または画像用の空間フィル
タ係数Kijを空間フィルタ係数記憶手段3012から出
力させる。
は、空間フィルタ係数記憶手段3012に入力され、対
応画素が、文字信号の時は図19に示されたとおり、文
字用空間フィルタ係数を、画像信号の時は画像用空間フ
ィルタ係数を選択し、文字用または画像用の空間フィル
タ係数Kijを空間フィルタ係数記憶手段3012から出
力させる。
【0025】3002は、フィルタリング手段である。
ここでは、空間フィルタ係数記憶手段3012からの文
字用または画像用の空間フィルタ係数Kijを用いて、カ
ラー画像の3色分解信号R1,G1,B1に対して、エ
ッジ強調やスムージング等のフィルタリング処理を行
い、夫々R2,G2,B2として出力する。
ここでは、空間フィルタ係数記憶手段3012からの文
字用または画像用の空間フィルタ係数Kijを用いて、カ
ラー画像の3色分解信号R1,G1,B1に対して、エ
ッジ強調やスムージング等のフィルタリング処理を行
い、夫々R2,G2,B2として出力する。
【0026】フィルタリング処理された信号R2,G
2,B2は、フィルタリング手段3002から出力さ
れ、画像変倍手段3003に入力し、変倍処理される。
画像変倍手段3003では、線形補間による拡大・縮小
などの変倍を行うとともに、入力画像と出力画像の解像
度が異なる場合の解像度変換も兼ねて行う。例えば、ス
キャナの解像度が300dpi、プリンタの解像度が6
00dpiである時、等倍で出力を行うと不図示の入力
手段により設定されたときには縦・横とも2倍になるよ
うに線形補間を行うし、スキャナの解像度が300dp
i、プリンタの解像度が600dpiの時、200%拡
大出力を行うと不図示の入力手段により設定されたとき
には、縦・横とも4倍になるように線形補間をおこな
う。
2,B2は、フィルタリング手段3002から出力さ
れ、画像変倍手段3003に入力し、変倍処理される。
画像変倍手段3003では、線形補間による拡大・縮小
などの変倍を行うとともに、入力画像と出力画像の解像
度が異なる場合の解像度変換も兼ねて行う。例えば、ス
キャナの解像度が300dpi、プリンタの解像度が6
00dpiである時、等倍で出力を行うと不図示の入力
手段により設定されたときには縦・横とも2倍になるよ
うに線形補間を行うし、スキャナの解像度が300dp
i、プリンタの解像度が600dpiの時、200%拡
大出力を行うと不図示の入力手段により設定されたとき
には、縦・横とも4倍になるように線形補間をおこな
う。
【0027】また、文字検出(判定)手段3011から
出力された文字判定信号MJは、文字信号変倍手段30
13によって画像データと同様に変倍処理及び解像度変
換を行い、変倍後の文字判定信号MJ2を出力する。こ
の場合は、文字信号MJが2値信号のため、論理和法を
用いて拡大・縮小を行うこととする。
出力された文字判定信号MJは、文字信号変倍手段30
13によって画像データと同様に変倍処理及び解像度変
換を行い、変倍後の文字判定信号MJ2を出力する。こ
の場合は、文字信号MJが2値信号のため、論理和法を
用いて拡大・縮小を行うこととする。
【0028】LOG変換手段3004は、R3,G3,
B3の輝度信号をプリンタ出力用にシアンC1、マセン
ダM1、イエローY1の濃度信号に変換する手段であ
る。変換式は以下のようなものである。
B3の輝度信号をプリンタ出力用にシアンC1、マセン
ダM1、イエローY1の濃度信号に変換する手段であ
る。変換式は以下のようなものである。
【0029】 C=(−255/1.60)×log10(R/255) M=(−255/1.60)×log10(G/255) Y=(−255/1.60)×log10(B/255) この変換の仕組みをハードウェアを用いて構成する場合
には、メモリ(例えばメモリ105)にルックアップテ
ーブルとして対数変換後の値を設定しておき、RGBの
値をアドレスとしてこのメモリに入力させたら、変換後
のCMYの値がメモリから出力される構成をとってもよ
い。
には、メモリ(例えばメモリ105)にルックアップテ
ーブルとして対数変換後の値を設定しておき、RGBの
値をアドレスとしてこのメモリに入力させたら、変換後
のCMYの値がメモリから出力される構成をとってもよ
い。
【0030】黒生成手段3005では、LOG変換手段
3004によって作られた、シアンC1、マセンダM
1、イエローY1の濃度信号を入力し、3色のうちの最
低値を黒K2として出力を行う。C2,M2,Y2は、
それぞれC1,M1,Y1と同等の値とする。
3004によって作られた、シアンC1、マセンダM
1、イエローY1の濃度信号を入力し、3色のうちの最
低値を黒K2として出力を行う。C2,M2,Y2は、
それぞれC1,M1,Y1と同等の値とする。
【0031】出力マスキング手段3006では、黒生成
手段3005から出力されたC2,M2,Y2,K2の
値を入力し、公知のマトリクス演算により出力手段に用
いるプリンタ等の発色特性に合わせた信号値に補正を行
いC3,M3,Y3,K3として出力を行う。
手段3005から出力されたC2,M2,Y2,K2の
値を入力し、公知のマトリクス演算により出力手段に用
いるプリンタ等の発色特性に合わせた信号値に補正を行
いC3,M3,Y3,K3として出力を行う。
【0032】出力ガンマ手段3007では、出力マスキ
ング手段3006から出力されたC3,M3,Y3,K
3の画像信号を予め設定された濃度変換用カーブに従っ
て変換し、濃度やカラーバランスの調整を行い、C4,
M4,Y4,K4として出力を行う。一般的にこの処理
は、RAMなどのメモリを使用したテーブル変換によっ
て、実現する。この時、文字判定信号MJ2を使用し
て、文字部分はコントラストの高い文字用ガンマテーブ
ル、写真部分は階調重視した写真用ガンマテーブルと、
切りかえる事により、上述の文字部分に記載の文字をよ
り鮮明に再現することが出来る。
ング手段3006から出力されたC3,M3,Y3,K
3の画像信号を予め設定された濃度変換用カーブに従っ
て変換し、濃度やカラーバランスの調整を行い、C4,
M4,Y4,K4として出力を行う。一般的にこの処理
は、RAMなどのメモリを使用したテーブル変換によっ
て、実現する。この時、文字判定信号MJ2を使用し
て、文字部分はコントラストの高い文字用ガンマテーブ
ル、写真部分は階調重視した写真用ガンマテーブルと、
切りかえる事により、上述の文字部分に記載の文字をよ
り鮮明に再現することが出来る。
【0033】2値化手段3008では、本実施例の出力
手段をCMYKの2値プリンタとしているため、C4,
M4,Y4,K4の多値画像データを誤差拡散法等の2
値化処理を行って、C5,M5,Y5,K5の2値画像
データに変換し、出力を行う。
手段をCMYKの2値プリンタとしているため、C4,
M4,Y4,K4の多値画像データを誤差拡散法等の2
値化処理を行って、C5,M5,Y5,K5の2値画像
データに変換し、出力を行う。
【0034】画像出力手段3010は、各種画像データ
をデータパス制御手段108に送るインターフェイス部
分である。CMYK2値の出力を行う場合には、2値化
手段3008からの2値画像データ出力C5,M5,Y
5,K5の出力、多値画像信号の出力を行う場合には、
画像変倍手段3003からの出力信号R3,G3,B3
を、データパス制御手段108に送る。
をデータパス制御手段108に送るインターフェイス部
分である。CMYK2値の出力を行う場合には、2値化
手段3008からの2値画像データ出力C5,M5,Y
5,K5の出力、多値画像信号の出力を行う場合には、
画像変倍手段3003からの出力信号R3,G3,B3
を、データパス制御手段108に送る。
【0035】次に図9に示した、文字検出(判定)手段
211において行われる処理のフローチャートを用い
て、同処理に関する詳細な説明を行う。
211において行われる処理のフローチャートを用い
て、同処理に関する詳細な説明を行う。
【0036】ステップS1301において、画像信号を
入力する。なおこの画像信号において、G信号入力8ビ
ットを判定入力信号Dとする。なお以下の説明では、カ
ラー画像入力手段201からの画像信号のうちのG1を
入力例として使用する。
入力する。なおこの画像信号において、G信号入力8ビ
ットを判定入力信号Dとする。なお以下の説明では、カ
ラー画像入力手段201からの画像信号のうちのG1を
入力例として使用する。
【0037】つまり、 D[V][H]=G1[V][H] となる。([V][H]は注目画素の座標) ステップS1302における5×5平均濃度演算では、
エリア処理5×5で、入力データ(D[V][H])の平均
値を求めAVE5として出力する。
エリア処理5×5で、入力データ(D[V][H])の平均
値を求めAVE5として出力する。
【0038】つまり、 AVE5[V][H]=(ΣΣD[V+x][H十y])/25 となる。
【0039】なお加算Σは、−2≦x、y≦2を満たす
全てのx、yに対する加算を示す。
全てのx、yに対する加算を示す。
【0040】ステップS1303におけるエッジ強調成
分抽出は、ステップS1304におけるエッジ強調処理
を行う際の前処理で、エッジ成分の抽出を行う。
分抽出は、ステップS1304におけるエッジ強調処理
を行う際の前処理で、エッジ成分の抽出を行う。
【0041】このエッジ成分抽出(EDD55)では、
図10に示す5×5フィルターを用いて行う。その場合
の式は以下のようになる。
図10に示す5×5フィルターを用いて行う。その場合
の式は以下のようになる。
【0042】EDD55=ΣΣ(D[V+x][H+y]×
KM0[x][y]) なお加算Σは、−2≦x、y≦2を満たす全てのx、y
に対する加算を示す。また、図10において、KM0
(0,0)=8である。
KM0[x][y]) なお加算Σは、−2≦x、y≦2を満たす全てのx、y
に対する加算を示す。また、図10において、KM0
(0,0)=8である。
【0043】一方、図11(a)、(b)に示すような
3×3フィルターを用いても、エッジ成分抽出を行う。
本実施形態の場合、主走査方向EDD33Hと副走査方
向EDD33Vとで別々にエッジ成分抽出を行う。その
場合の式は以下のようになる。
3×3フィルターを用いても、エッジ成分抽出を行う。
本実施形態の場合、主走査方向EDD33Hと副走査方
向EDD33Vとで別々にエッジ成分抽出を行う。その
場合の式は以下のようになる。
【0044】EDD33V=ΣΣ(D[V+x][H+y]
×KM1[x][y]) EDD33H=ΣΣ(D[V+x][H+y]×KM2[x]
[y]) なお加算Σは、−1≦x、y≦1を満たす全てのx、y
に対する加算を示す。また、図11(a)、(b)にお
いて、KM0(0,0)=KM1(0,0)=2であ
る。
×KM1[x][y]) EDD33H=ΣΣ(D[V+x][H+y]×KM2[x]
[y]) なお加算Σは、−1≦x、y≦1を満たす全てのx、y
に対する加算を示す。また、図11(a)、(b)にお
いて、KM0(0,0)=KM1(0,0)=2であ
る。
【0045】ステップS1304におけるエッジ強調処
理では、ステップS1303における前記エッジ強調成
分抽出で算出したエッジ成分に基づいて、注目画素のエ
ッジ強調を行なう。その処理は以下の式のように行い、
異なるエッジ強調をかけた結果として、EDGE1と、
EDGE2の出力を行う。
理では、ステップS1303における前記エッジ強調成
分抽出で算出したエッジ成分に基づいて、注目画素のエ
ッジ強調を行なう。その処理は以下の式のように行い、
異なるエッジ強調をかけた結果として、EDGE1と、
EDGE2の出力を行う。
【0046】 EDGE1[V][H]=D[V][H]+EDD55×EDKYD0+ EDD33V×EDKYD1+EDD33H×EDKYD2 但し、 EDGE1>255の時 EDGE1=255 EDGE1<0の時 EDGE1=0 EDGE2[V][H]=D[V][H]+EDD55×EDKYD3 但し、 EDGE2>511の時 EDGE2=511 EDGE2<−512の時 EDGE2=−512 但し、EDKYD0、EDKYD1、EDKYD2、E
DKYD3は、0,1/1,1/2,1/4,1/8か
らいずれかを選択可能としておき、エッジ強調量の調節
を行う。
DKYD3は、0,1/1,1/2,1/4,1/8か
らいずれかを選択可能としておき、エッジ強調量の調節
を行う。
【0047】ステップS1305における2値化処理で
は、5×5平均値AVE5とエッジ強調の結果EDGE
1を比較して、G成分信号の低い画素を検出する。2値
化結果は、BDT(1bit)として出力を行う。その
処理は以下の式のように行う。
は、5×5平均値AVE5とエッジ強調の結果EDGE
1を比較して、G成分信号の低い画素を検出する。2値
化結果は、BDT(1bit)として出力を行う。その
処理は以下の式のように行う。
【0048】 EDGE1[V][H]<AVE5[V][H]の時 BDT[V][H]=1 EDGE1[V][H]≧AVE5[V][H]の時 BDT[V][H]=0 ステップS1306における孤立量算出では、ステップ
S1305における2値化処理の2値化の結果信号BD
Tを入力して各画素がどれだけ周囲の画素の判定結果に
対して孤立しているのかを孤立量として求める。処理の
詳細は以下のように行う。
S1305における2値化処理の2値化の結果信号BD
Tを入力して各画素がどれだけ周囲の画素の判定結果に
対して孤立しているのかを孤立量として求める。処理の
詳細は以下のように行う。
【0049】図12のa,b,c,dの各方向に2値化
の結果信号BDTを参照し、0・1・0となっていた
時、各方向に対する値を1とする。そして、a,b,
c,dの各々の和をKA1[V][H]とする。
の結果信号BDTを参照し、0・1・0となっていた
時、各方向に対する値を1とする。そして、a,b,
c,dの各々の和をKA1[V][H]とする。
【0050】KA1[V][H]=a+b+c+d つまり、孤立量KA1[V][H]は0から4の値となる。
【0051】但し、図13に示す4パターンの時は、K
A1[V][H]=0とする また次にa,b,c,dの各方向に2値化の結果信号B
DTを参照し、1・0・1となっていた時、各方向に対
する値を1とする。そして、a,b,c,dの各々の和
をKA0[V][H]とする。
A1[V][H]=0とする また次にa,b,c,dの各方向に2値化の結果信号B
DTを参照し、1・0・1となっていた時、各方向に対
する値を1とする。そして、a,b,c,dの各々の和
をKA0[V][H]とする。
【0052】KA0[V][H]=a+b+c+d つまり、孤立量KA0[V][H]も0から4の値となる。
【0053】但し、図14に示す4パターンの時は、K
A0[V][H]=0とする。
A0[V][H]=0とする。
【0054】次に、ステップS1307における孤立量
加算として、各画素の孤立量KA1[V][H]とKA1
[V][H]のそれぞれの値を適当なエリア内で加算し、夫
々の加算値をSUM11、SUM10として出力する。
但し本実施形態では24×24のエリアとする。
加算として、各画素の孤立量KA1[V][H]とKA1
[V][H]のそれぞれの値を適当なエリア内で加算し、夫
々の加算値をSUM11、SUM10として出力する。
但し本実施形態では24×24のエリアとする。
【0055】ステップS1308における網点判定で
は、ステップS1307における孤立量加算での出力値
SUM11、SUM10を閾値K11,K10,K1を
用いて比較処理を行うことで、網点画像領域とそれ以外
の画像との切り分けを行い、網点判定信号PMJを出力
する。条件式は以下のようにする。
は、ステップS1307における孤立量加算での出力値
SUM11、SUM10を閾値K11,K10,K1を
用いて比較処理を行うことで、網点画像領域とそれ以外
の画像との切り分けを行い、網点判定信号PMJを出力
する。条件式は以下のようにする。
【0056】(SUM11[V][H]<K11) 且つ (SUM10[V][H]<K10) 且つ (((SUM11[V][H])+(SUM10[V]
[H]))<K1) を満足する時、PMJ[V][H]=1(網点部以外)。
[H]))<K1) を満足する時、PMJ[V][H]=1(網点部以外)。
【0057】一方、満足しない時、PMJ[V][H]=0
(網点部)。
(網点部)。
【0058】ステップS1309におけるエッジ濃度差
演算では、ステップS1304におけるエッジ強調処理
での出力値EDGE2と、ステップS1302における
5×5平均濃度演算での出力値AVE5を入力信号とし
て2値化を行い、結果をDL0として出力を行う。
演算では、ステップS1304におけるエッジ強調処理
での出力値EDGE2と、ステップS1302における
5×5平均濃度演算での出力値AVE5を入力信号とし
て2値化を行い、結果をDL0として出力を行う。
【0059】処理の詳細は以下のように行う。
【0060】AVE5[V][H]−EDGE2[V][H]>
NOUDOINの時 DL0[V][H]=1 EDGE2[V][H]−AVE5[V][H]>NOUDOO
UTの時 DL0[V][H]=1 それ以外の時、 DL0[V][H]=0 ステップS1310における3×3孤立除去では、5×
5領域を使用し、DL0[V][H]の3×3以下の孤立点
の除去を行い、DL1として出力を行う。処理の詳細は
以下のように行う。
NOUDOINの時 DL0[V][H]=1 EDGE2[V][H]−AVE5[V][H]>NOUDOO
UTの時 DL0[V][H]=1 それ以外の時、 DL0[V][H]=0 ステップS1310における3×3孤立除去では、5×
5領域を使用し、DL0[V][H]の3×3以下の孤立点
の除去を行い、DL1として出力を行う。処理の詳細は
以下のように行う。
【0061】図15に示すような、注目画素を中心とす
る5×5の領域に関してDL0[V][H]を参照して、3
×3ドット以下の孤立判定を行う。本実施形態の場合、
最外周のDL0の判定結果が全て0だった場合、つまり
斜線部分の信号が全て0だった場合、内側の3×3の判
定を全て0としてDL1の出力を行う。それ以外の場合
は、DL1[V][H]=DL0[V][H]として、DL1の
出力を行う。
る5×5の領域に関してDL0[V][H]を参照して、3
×3ドット以下の孤立判定を行う。本実施形態の場合、
最外周のDL0の判定結果が全て0だった場合、つまり
斜線部分の信号が全て0だった場合、内側の3×3の判
定を全て0としてDL1の出力を行う。それ以外の場合
は、DL1[V][H]=DL0[V][H]として、DL1の
出力を行う。
【0062】ステップS1311におけるノッチ補正1
311では、3×3領域のDL1[V][H]を参照して、
不連続部分を補正するとともに、DL1[V][H]の孤立
ドットの除去を行う。処理の詳細は以下のように行う。
311では、3×3領域のDL1[V][H]を参照して、
不連続部分を補正するとともに、DL1[V][H]の孤立
ドットの除去を行う。処理の詳細は以下のように行う。
【0063】DL1[V][H]に対して隣接する位置の2
つのDL1が、図16に示す4パターンのいずれかに該
当する時は、DL2[V]][H]=1、図16に示す4パ
ターンのいずれにも該当しなかった時は、DL2[V]]
[H]=DL1[V][H]としてそのまま出力を行う。
つのDL1が、図16に示す4パターンのいずれかに該
当する時は、DL2[V]][H]=1、図16に示す4パ
ターンのいずれにも該当しなかった時は、DL2[V]]
[H]=DL1[V][H]としてそのまま出力を行う。
【0064】また、DL1[V][H]に対して隣接するD
L1が図17に示すパターンに該当する時、DL2
[V]][H]=0として出力を行い、図17に示すパター
ンに該当しなかった時は、DL2[V]][H]=DL1
[V][H]として出力を行う。
L1が図17に示すパターンに該当する時、DL2
[V]][H]=0として出力を行い、図17に示すパター
ンに該当しなかった時は、DL2[V]][H]=DL1
[V][H]として出力を行う。
【0065】ステップS1312における文字判定で
は、ステップS1308における網点判定での出力網点
判定信号PMJと、ステップS1311におけるノッチ
補正からの出力信号DL2を入力し、文字判定信号KB
DTの出力を行う。その出力条件は以下のように行う。
は、ステップS1308における網点判定での出力網点
判定信号PMJと、ステップS1311におけるノッチ
補正からの出力信号DL2を入力し、文字判定信号KB
DTの出力を行う。その出力条件は以下のように行う。
【0066】 PMJ[V][H]=1 且つ DL2[V][H]=1 を満足する時、KBDT[V][H]=1 (文字部) 満足しない時、KBDT[V][H]=0 (画像部) ステップS1313における太らせ処理では、ステップ
S1312における文字判定からの文字判定信号KBD
Tを入力し、最終的な文字判定信号MJの出力を行う。
この処理はKBDTを3×3領域にて参照し、KBDT
を1画素分広げる処理を行う。処理の詳細は、以下に述
べる。
S1312における文字判定からの文字判定信号KBD
Tを入力し、最終的な文字判定信号MJの出力を行う。
この処理はKBDTを3×3領域にて参照し、KBDT
を1画素分広げる処理を行う。処理の詳細は、以下に述
べる。
【0067】図18のように注目画素のKBDTの周辺
3×3エリア内(図における斜線部)に KBDT[V][H]=1の画素が存在する時、出力信号は
MJ[V][H]=1; KBDT[V][H]=1の画素が1画素も存在しない時、
MJ[V][H]=0; この処理によって文字のエッジ部分の外側まで文字信号
を出力できることとなるため、黒文字のエッジ部分に起
こる色ズレの部分まで文字信号を出力することが出来る
ため、黒文字用の補正処理を色ズレ部分まで行えること
となる。
3×3エリア内(図における斜線部)に KBDT[V][H]=1の画素が存在する時、出力信号は
MJ[V][H]=1; KBDT[V][H]=1の画素が1画素も存在しない時、
MJ[V][H]=0; この処理によって文字のエッジ部分の外側まで文字信号
を出力できることとなるため、黒文字のエッジ部分に起
こる色ズレの部分まで文字信号を出力することが出来る
ため、黒文字用の補正処理を色ズレ部分まで行えること
となる。
【0068】以上のような文字検出手段3011におけ
る判定結果の出力により、文字部分か否かといった文字
判定信号MJが作られることとなる。
る判定結果の出力により、文字部分か否かといった文字
判定信号MJが作られることとなる。
【0069】次に、図3に示すJPEG処理部104に
おける、JPEG処理による画像データ圧縮処理を示す
ブロック図を用いて、同処理の内容について説明する。
おける、JPEG処理による画像データ圧縮処理を示す
ブロック図を用いて、同処理の内容について説明する。
【0070】301は、カラー画像入力手段で、データ
パス制御部108からのRGB画像信号を入力する。
パス制御部108からのRGB画像信号を入力する。
【0071】302は、RGB・YCbCr変換手段
で、図4に示すマトリクス演算を行っている。
で、図4に示すマトリクス演算を行っている。
【0072】303は、8×8DCT(離散コサイン変
換)手段で、図5に示すように、演算は、水平方向の1
次元DCT処理と、垂直方向の1次元DCT処理に分け
て、2次元の8×8エリアに関するDCTを実現してい
る。
換)手段で、図5に示すように、演算は、水平方向の1
次元DCT処理と、垂直方向の1次元DCT処理に分け
て、2次元の8×8エリアに関するDCTを実現してい
る。
【0073】まず、水平方向の1次元DCT処理を図5
に示す方法及び式に従い、水平方向の8画素分の処理を
行い、この処理を8回繰り返して、64画素分のデータ
を処理する。
に示す方法及び式に従い、水平方向の8画素分の処理を
行い、この処理を8回繰り返して、64画素分のデータ
を処理する。
【0074】304はDCT係数のジグザグスキャン手
段で、2次元DCTの結果をスキャンし、1次元の連続
データに変換するもので、図6に示すように、同図の8
×8のDCT係数において、0から63の位置を順番に
スキャン(ジグザグスキャン)し、1次元のデータに変
換する。
段で、2次元DCTの結果をスキャンし、1次元の連続
データに変換するもので、図6に示すように、同図の8
×8のDCT係数において、0から63の位置を順番に
スキャン(ジグザグスキャン)し、1次元のデータに変
換する。
【0075】305は量子化手段で、DCT係数の量子
化で、Y、CbCrに対してそれぞれテーブルをもち、
このテーブルを用いて量子化を行っている。
化で、Y、CbCrに対してそれぞれテーブルをもち、
このテーブルを用いて量子化を行っている。
【0076】306は符号化手段で、データの発生頻度
の高いデータに、より短い符号を割り当て、平均符号語
を短くする可逆符号化で、本実施形態ではハフマン符号
化を用いる。
の高いデータに、より短い符号を割り当て、平均符号語
を短くする可逆符号化で、本実施形態ではハフマン符号
化を用いる。
【0077】307は圧縮データ出力手段で、以上の処
理(JPEG処理)によって圧縮された画像データを、
データパス制御部108に出力を行う。
理(JPEG処理)によって圧縮された画像データを、
データパス制御部108に出力を行う。
【0078】以上のような処理によってJPEG処理に
よる画像データの圧縮が行われる。次に、図7に示す、
JPE処理部104におけるJPEG処理によって圧縮
された画像データの伸長処理を示すブロック図を用い
て、同処理についての説明を行う。基本的に、伸長方法
は圧縮時の処理について、逆変換を行っている。
よる画像データの圧縮が行われる。次に、図7に示す、
JPE処理部104におけるJPEG処理によって圧縮
された画像データの伸長処理を示すブロック図を用い
て、同処理についての説明を行う。基本的に、伸長方法
は圧縮時の処理について、逆変換を行っている。
【0079】701は圧縮画像入力手段で、データパス
制御部から、JPEGによって圧縮された画像信号(J
PEGデータ)を入力する。
制御部から、JPEGによって圧縮された画像信号(J
PEGデータ)を入力する。
【0080】702はデコード手段で、ハフマン符号化
によって符号化されたデータのデコードを行う。
によって符号化されたデータのデコードを行う。
【0081】703は逆量子化手段で、Y、CbCrに
対し、それぞれ逆量子化を行う。
対し、それぞれ逆量子化を行う。
【0082】704はマッピング手段で、ジグザグスキ
ャン手段304によるDCT係数のジグザグスキャンに
よって1次元の連続データに変換されたDCT係数を、
2次元にマッピングし直す。
ャン手段304によるDCT係数のジグザグスキャンに
よって1次元の連続データに変換されたDCT係数を、
2次元にマッピングし直す。
【0083】705は、8×8逆DCT(逆離散コサイ
ン変換)手段で、2次元の8×8エリアに関するDCT
係数に関して、逆変換を行い、YCbCrデータを復元
する。
ン変換)手段で、2次元の8×8エリアに関するDCT
係数に関して、逆変換を行い、YCbCrデータを復元
する。
【0084】706は、YCbCr・RGB変換手段
で、マトリクス演算によってYCbCrデータからRG
Bデータへの変換を行っている。
で、マトリクス演算によってYCbCrデータからRG
Bデータへの変換を行っている。
【0085】707は、カラー画像出力手段で、RGB
画像データを、データバス制御部108に出力を行う。
画像データを、データバス制御部108に出力を行う。
【0086】以上のような処理によってJPEG処理に
よる画像データの伸長処理が行われる。
よる画像データの伸長処理が行われる。
【0087】以上が従来例における、画像処理の詳細で
ある。
ある。
【0088】近年、画像データの高解像度化が進み、取
扱う画像データがおおきなものになっている。すると、
文字検出手段3011の処理をハードウェアで行う際
に、使用する画像領域の拡大に伴うメモリの容量の増大
や、処理回路の複雑化、またソフトウェアで処理を行う
際の、処理時間の増大など、様々な問題が起こってい
る。
扱う画像データがおおきなものになっている。すると、
文字検出手段3011の処理をハードウェアで行う際
に、使用する画像領域の拡大に伴うメモリの容量の増大
や、処理回路の複雑化、またソフトウェアで処理を行う
際の、処理時間の増大など、様々な問題が起こってい
る。
【0089】しかし、画像データを一度JPEGによっ
て圧縮を行うと、8×8DCT処理によりブロック処理
が行われるため、8×8ブロック内での正確なデータは
失われる事となる。つまり、一度JPEGによって圧縮
されたデータに関しては、1画素毎の文字判定の処理を
行っても正確な判定は行えない事となる。
て圧縮を行うと、8×8DCT処理によりブロック処理
が行われるため、8×8ブロック内での正確なデータは
失われる事となる。つまり、一度JPEGによって圧縮
されたデータに関しては、1画素毎の文字判定の処理を
行っても正確な判定は行えない事となる。
【0090】よって、本実施形態では、一度JPEGに
よって圧縮されたデータに関して文字判定を行う際に
は、JPEG処理時に8×8画素にブロック化された各
ブロックを1画素のデータとして取扱う事により、判定
制度の低下を抑えつつ、文字判定処理の簡略化を行う事
を特徴とする。
よって圧縮されたデータに関して文字判定を行う際に
は、JPEG処理時に8×8画素にブロック化された各
ブロックを1画素のデータとして取扱う事により、判定
制度の低下を抑えつつ、文字判定処理の簡略化を行う事
を特徴とする。
【0091】次に図2に示す、本実施形態における画像
処理部103の内部の構成について詳細な説明を行う。
処理部103の内部の構成について詳細な説明を行う。
【0092】本実施形態の特徴は、カラー画像入力手段
201と文字検出手段211の間に、解像度変換手段2
14を置くことである。また、入力画像判別信号JPを
不図示のCPUのコントローラ部から入力し、解像度変
換手段214および文字信号変倍手段213とに入力を
行い、この信号JPに基づいてカラー画像入力手段20
1に入力された画像データがJPEGによって一度圧縮
されているものか、そうでないかによって処理を切りか
える。それ以外の処理手段に関しては、上述の図20を
用いての説明と同じであるので、ここでは説明は省く。
201と文字検出手段211の間に、解像度変換手段2
14を置くことである。また、入力画像判別信号JPを
不図示のCPUのコントローラ部から入力し、解像度変
換手段214および文字信号変倍手段213とに入力を
行い、この信号JPに基づいてカラー画像入力手段20
1に入力された画像データがJPEGによって一度圧縮
されているものか、そうでないかによって処理を切りか
える。それ以外の処理手段に関しては、上述の図20を
用いての説明と同じであるので、ここでは説明は省く。
【0093】まず、JPEGによって圧縮されていない
画像データを入力する時の動作の説明を行う。
画像データを入力する時の動作の説明を行う。
【0094】スキャナ102から入力されたRGB画像
信号や、ネットワーク上から送られてくるJPEG圧縮
されていない画像データは、データパス制御部108を
介して、画像処理部103に入力され、変倍や色変換等
の処理が行われる。
信号や、ネットワーク上から送られてくるJPEG圧縮
されていない画像データは、データパス制御部108を
介して、画像処理部103に入力され、変倍や色変換等
の処理が行われる。
【0095】この時、解像度変換手段214では、解像
度の変換を行わずに入力されたままの画像データのうち
のG(緑)成分G1と同じ解像度の画像信号GAを出力
する。文字検出手段211では、文字検出の処理を行
い、文字信号MJ出力する。文字信号変倍手段213で
は、従来と同じように、画像の変倍率とスキャナおよび
プリンタの解像度に合わせた補間処理を行い文字信号M
J2を出力する。その後の処理に関しては従来例と同様
の処理を行い、出力される。
度の変換を行わずに入力されたままの画像データのうち
のG(緑)成分G1と同じ解像度の画像信号GAを出力
する。文字検出手段211では、文字検出の処理を行
い、文字信号MJ出力する。文字信号変倍手段213で
は、従来と同じように、画像の変倍率とスキャナおよび
プリンタの解像度に合わせた補間処理を行い文字信号M
J2を出力する。その後の処理に関しては従来例と同様
の処理を行い、出力される。
【0096】次に、一度JPEGによって圧縮された画
像データを入力する時の動作の説明を行う。
像データを入力する時の動作の説明を行う。
【0097】ネットワーク上から入力されたJPEGに
よって圧縮された画像信号は、データパス制御部108
を介してJPEG処理部104に入力され、伸張処理が
行われ、RGB画像へと変換される。そのRGB画像デ
ータは、再びデータパス制御部108を介して画像処理
部103に入力される。画像処理部103では、変倍や
色変換等の処理を行うとともに、入力された画像信号に
対する、文字検出の処理を行い、文字判定信号MJの出
力が行われる。
よって圧縮された画像信号は、データパス制御部108
を介してJPEG処理部104に入力され、伸張処理が
行われ、RGB画像へと変換される。そのRGB画像デ
ータは、再びデータパス制御部108を介して画像処理
部103に入力される。画像処理部103では、変倍や
色変換等の処理を行うとともに、入力された画像信号に
対する、文字検出の処理を行い、文字判定信号MJの出
力が行われる。
【0098】この時、解像度変換手段214では、入力
画像判別信号JPをコントローラ部から入力し、現在入
力されている画像データが一度JPEGによって圧縮さ
れたデータであることを検知する。この時、解像度変換
手段214では、JPEG処理部104によって、ブロ
ック処理された8×8エリアのブロック毎に、平均化に
よる解像度の変換を行ない、画像データGAの出力を行
う。文字検出手段211では、8×8にスムージングさ
れたされた画像信号GAに対して文字検出の処理を行
い、文字信号MJ出力する。
画像判別信号JPをコントローラ部から入力し、現在入
力されている画像データが一度JPEGによって圧縮さ
れたデータであることを検知する。この時、解像度変換
手段214では、JPEG処理部104によって、ブロ
ック処理された8×8エリアのブロック毎に、平均化に
よる解像度の変換を行ない、画像データGAの出力を行
う。文字検出手段211では、8×8にスムージングさ
れたされた画像信号GAに対して文字検出の処理を行
い、文字信号MJ出力する。
【0099】文字信号変倍手段213では、文字信号M
Jを、それぞれの処理に対応した解像度に変換を行い出
力を行う。フィルタリング手段202には、文字信号M
Jを縦横それぞれ8倍に補間した文字信号MJ2を出
力、また出力ガンマ手段には、画像の変倍率とスキャナ
およびプリンタの解像度に合わせた補間処理に、縦・横
をそれぞれ8倍に補間した文字信号MJ3を生成し出力
する。その後の処理に関しては従来例と同様の処理を行
い出力する。
Jを、それぞれの処理に対応した解像度に変換を行い出
力を行う。フィルタリング手段202には、文字信号M
Jを縦横それぞれ8倍に補間した文字信号MJ2を出
力、また出力ガンマ手段には、画像の変倍率とスキャナ
およびプリンタの解像度に合わせた補間処理に、縦・横
をそれぞれ8倍に補間した文字信号MJ3を生成し出力
する。その後の処理に関しては従来例と同様の処理を行
い出力する。
【0100】以上のような処理を行うことによって、J
PEG圧縮された画像から正確に文字判定を行うことが
できる。
PEG圧縮された画像から正確に文字判定を行うことが
できる。
【0101】また、JPEG画像が入力されたときの処
理を行うべき画像データが、縦・横それぞれ1/8とな
るため、文字検出処理の負担の軽減が実現される。これ
により、ハードウェアに関しては回路規模、使用するメ
モリの軽減に繋がる。またソフトウェアによって処理を
行う際には処理時間の短縮を実現する事となる。
理を行うべき画像データが、縦・横それぞれ1/8とな
るため、文字検出処理の負担の軽減が実現される。これ
により、ハードウェアに関しては回路規模、使用するメ
モリの軽減に繋がる。またソフトウェアによって処理を
行う際には処理時間の短縮を実現する事となる。
【0102】[第2の実施形態]次に図8を用いて、本
実施形態における画像処理部103の内部の構成につい
て説明を行う。本実施形態における特徴は、第1の実施
形態に加えて、色判定手段1015による無彩色判定を
行った結果と、文字検出(判定)手段1011の結果か
ら黒文字信号を生成し、黒文字部分に関しては、色味を
なくす処理を行い、黒単色で出力を行うことである。そ
の為、色判定手段1015、黒文字生成手段1016を
有する。また、文字判定信号MJを変倍する文字信号変
倍手段1013と、黒文字信号KM1の変倍を行う黒文
字信号変倍手段1017を分けている。
実施形態における画像処理部103の内部の構成につい
て説明を行う。本実施形態における特徴は、第1の実施
形態に加えて、色判定手段1015による無彩色判定を
行った結果と、文字検出(判定)手段1011の結果か
ら黒文字信号を生成し、黒文字部分に関しては、色味を
なくす処理を行い、黒単色で出力を行うことである。そ
の為、色判定手段1015、黒文字生成手段1016を
有する。また、文字判定信号MJを変倍する文字信号変
倍手段1013と、黒文字信号KM1の変倍を行う黒文
字信号変倍手段1017を分けている。
【0103】この時、第1の実施形態と同様に、一度J
PEGによって圧縮されたデータに関して文字判定及び
色判定を行う際には、JPEG処理字時に8×8画素に
ブロック化された各ブロックを1画素のデータとして取
扱う事により、文字判定処理の簡略化を行う事を特徴と
する。
PEGによって圧縮されたデータに関して文字判定及び
色判定を行う際には、JPEG処理字時に8×8画素に
ブロック化された各ブロックを1画素のデータとして取
扱う事により、文字判定処理の簡略化を行う事を特徴と
する。
【0104】以下に本実施形態における詳細な説明を行
う。
う。
【0105】1001はカラー画像入力手段で、データ
パス制御部108とのインターフェイスの役割をおこな
う。カラー画像入力手段1001は、、データパス制御
部108から、画像データであるRGB多値信号の入力
を行う。そして、カラー画像の各画素につきRGBに色
分解された3色分解信号R1,G1,B1の出力を行
う。
パス制御部108とのインターフェイスの役割をおこな
う。カラー画像入力手段1001は、、データパス制御
部108から、画像データであるRGB多値信号の入力
を行う。そして、カラー画像の各画素につきRGBに色
分解された3色分解信号R1,G1,B1の出力を行
う。
【0106】カラー画像入力手段1001によって読み
取られたカラー画像の3色分解信号R1,G1,B1
は、解像度変換手段1014に入力される。この時入力
画像判別信号JPによって入力画像が一度JPEGによ
って圧縮されたのもかどうかによって処理は切りかえら
れる。
取られたカラー画像の3色分解信号R1,G1,B1
は、解像度変換手段1014に入力される。この時入力
画像判別信号JPによって入力画像が一度JPEGによ
って圧縮されたのもかどうかによって処理は切りかえら
れる。
【0107】まず、JPEGによって圧縮されていない
画像データを入力する時の動作の説明を行う。
画像データを入力する時の動作の説明を行う。
【0108】スキャナ102から入力されたRGB画像
信号は、データパス制御部108を介して、画像処理部
103に入力される。画像処理部103では、変倍や色
変換等の処理が行われる。
信号は、データパス制御部108を介して、画像処理部
103に入力される。画像処理部103では、変倍や色
変換等の処理が行われる。
【0109】この時、解像度変換手段1014では、解
像度の変換を行わずに入力されたままの画像データR
1,G1,B1と同じ解像度の画像信号R5,G5,B
5を出力する。
像度の変換を行わずに入力されたままの画像データR
1,G1,B1と同じ解像度の画像信号R5,G5,B
5を出力する。
【0110】次に、一度JPEGによって圧縮された画
像データを入力する時の動作の説明を行う。
像データを入力する時の動作の説明を行う。
【0111】ネットワーク上から入力されたJPEGに
よって圧縮された画像信号は、データパス制御部108
を介してJPEG処理部104に入力され、伸張処理が
行われ、RGB画像へと変換される。そのRGB画像デ
ータは、データパス制御部108を介して画像処理部1
03に入力される。画像処理部103では、変倍や色変
換等の処理が行われる。
よって圧縮された画像信号は、データパス制御部108
を介してJPEG処理部104に入力され、伸張処理が
行われ、RGB画像へと変換される。そのRGB画像デ
ータは、データパス制御部108を介して画像処理部1
03に入力される。画像処理部103では、変倍や色変
換等の処理が行われる。
【0112】この時、解像度変換手段1014では、入
力画像判別信号JPをコントローラ部から入力し、現在
入力されている画像データが一度JPEGによって圧縮
されたデータであることを検知する。この時、解像度変
換手段1014では、JPEG処理部104によってブ
ロック処理された8×8エリアのブロック毎に、平均化
による解像度の変換を行ない、画像データR5,G5,
B5の出力を行う。
力画像判別信号JPをコントローラ部から入力し、現在
入力されている画像データが一度JPEGによって圧縮
されたデータであることを検知する。この時、解像度変
換手段1014では、JPEG処理部104によってブ
ロック処理された8×8エリアのブロック毎に、平均化
による解像度の変換を行ない、画像データR5,G5,
B5の出力を行う。
【0113】以上のような処理を行うことによって、J
PEG画像が入力されたとき、取扱う画像データが、縦
・横ともに1/8になることによって、文字検出処理の
負担の軽減が実現される。これにより、ハードウェアに
関しては回路規模、使用するメモリの軽減に繋がる。ま
たソフトウェアによって処理を行う際には処理時間の短
縮を実現する事となる。
PEG画像が入力されたとき、取扱う画像データが、縦
・横ともに1/8になることによって、文字検出処理の
負担の軽減が実現される。これにより、ハードウェアに
関しては回路規模、使用するメモリの軽減に繋がる。ま
たソフトウェアによって処理を行う際には処理時間の短
縮を実現する事となる。
【0114】解像度変換手段1014から出力信号の一
つであるG5信号は、文字検出手段1011に入力し、
その画素が、文字や細線などの線画像か、または写真画
像や印刷画像などの連続階調画像かを判定し、文字判定
信号MJを出力する。
つであるG5信号は、文字検出手段1011に入力し、
その画素が、文字や細線などの線画像か、または写真画
像や印刷画像などの連続階調画像かを判定し、文字判定
信号MJを出力する。
【0115】さらに文字判定信号MJは、文字信号変倍
手段1013に入力される。ここでは入力画像識別信号
JPを入力しており、入力された画像データがJPEG
によって圧縮されていない場合には、MJ2として文字
信号をMJをそのまま出力する。また、入力された画像
データがJPEGによって圧縮されていた場合には、フ
ィルタリング手段1002で取扱う画像データと大きさ
を合わせる為、MJを縦、横ともに8倍に補間処理を行
ってMJ2として文字信号を出力する。この場合は、黒
文字信号MJが2値信号のため、論理和法を用いて拡大
・縮小を行うこととする。
手段1013に入力される。ここでは入力画像識別信号
JPを入力しており、入力された画像データがJPEG
によって圧縮されていない場合には、MJ2として文字
信号をMJをそのまま出力する。また、入力された画像
データがJPEGによって圧縮されていた場合には、フ
ィルタリング手段1002で取扱う画像データと大きさ
を合わせる為、MJを縦、横ともに8倍に補間処理を行
ってMJ2として文字信号を出力する。この場合は、黒
文字信号MJが2値信号のため、論理和法を用いて拡大
・縮小を行うこととする。
【0116】次に変倍された文字信号MJ2は、空間フ
ィルタ係数記憶手段1012に入力し、対応画素が、文
字信号の時は図19にあるような、文字用空間フィルタ
係数を、画像信号の時は画像用空間フィルタ係数を選択
し、文字用または画像用の空間フィルタ係数Kijを空間
フィルタ係数記憶手段1012から出力させる。
ィルタ係数記憶手段1012に入力し、対応画素が、文
字信号の時は図19にあるような、文字用空間フィルタ
係数を、画像信号の時は画像用空間フィルタ係数を選択
し、文字用または画像用の空間フィルタ係数Kijを空間
フィルタ係数記憶手段1012から出力させる。
【0117】色判定手段1015は、解像度変換手段1
014によって出力されるカラー画像の3色分解信号R
5,G5,B5を入力し、その画素が、白黒(無彩色)
であるかカラー(有彩色)であるかを判定し、有彩色/
無彩色判定信号COLを出力する。
014によって出力されるカラー画像の3色分解信号R
5,G5,B5を入力し、その画素が、白黒(無彩色)
であるかカラー(有彩色)であるかを判定し、有彩色/
無彩色判定信号COLを出力する。
【0118】本実施形態における色判定方法は、下記の
式に従うものとする。
式に従うものとする。
【0119】Max(R5,G5,B5)−Min(R
5,G5,B5)<COL1 の時は、COLは無彩色とし、 Max(R5,G5,B5)−Min(R5,G5,B
5)≧COL1 の時は、COLは有彩色とする。
5,G5,B5)<COL1 の時は、COLは無彩色とし、 Max(R5,G5,B5)−Min(R5,G5,B
5)≧COL1 の時は、COLは有彩色とする。
【0120】但し、COL1は、有彩色か無彩色かを決
定するための閾値である。
定するための閾値である。
【0121】黒文字信号生成手段1016は、文字検出
手段1011の文字判定信号MJと色判定手段1015
の有彩色/無彩色判定信号COLを入力し、文字の部分
で且つ無彩色と判断した画素に関しては黒文字信号KM
1=1とし、それ以外の画素に関しては黒文字信号KM
1=0として出力を行う。
手段1011の文字判定信号MJと色判定手段1015
の有彩色/無彩色判定信号COLを入力し、文字の部分
で且つ無彩色と判断した画素に関しては黒文字信号KM
1=1とし、それ以外の画素に関しては黒文字信号KM
1=0として出力を行う。
【0122】1002は、フィルタリング手段である。
ここでは、空間フィルタ係数記憶手段1012からの文
字用または画像用の空間フィルタ係数Kijをもとに、カ
ラー画像の3色分解信号R1,G1,B1に対して、エ
ッジ強調やスムージング等のフィルタリング処理を行
い、R2,G2,B2として出力する。
ここでは、空間フィルタ係数記憶手段1012からの文
字用または画像用の空間フィルタ係数Kijをもとに、カ
ラー画像の3色分解信号R1,G1,B1に対して、エ
ッジ強調やスムージング等のフィルタリング処理を行
い、R2,G2,B2として出力する。
【0123】フィルタリング処理された信号R2,G
2,B2は、フィルタリング手段1002から出力さ
れ、画像変倍手段1003に入力し、変倍処理される。
画像変倍手段1003では、線形補間による拡大・縮小
などの変倍を行うとともに、入力画像と出力画像の解像
度が異なる場合の解像度変換も兼ねて行う。例えば、ス
キャナの解像度が300dpi、プリンタの解像度が6
00dpiの時に、等倍で出力を行うときには縦・横と
も2倍になるように線形補間を行うし、スキャナの解像
度が300dpi、プリンタの解像度が600dpiの
時に、200%拡大出力を行うときには、縦・横とも4
倍になるように線形補間をおこなう。
2,B2は、フィルタリング手段1002から出力さ
れ、画像変倍手段1003に入力し、変倍処理される。
画像変倍手段1003では、線形補間による拡大・縮小
などの変倍を行うとともに、入力画像と出力画像の解像
度が異なる場合の解像度変換も兼ねて行う。例えば、ス
キャナの解像度が300dpi、プリンタの解像度が6
00dpiの時に、等倍で出力を行うときには縦・横と
も2倍になるように線形補間を行うし、スキャナの解像
度が300dpi、プリンタの解像度が600dpiの
時に、200%拡大出力を行うときには、縦・横とも4
倍になるように線形補間をおこなう。
【0124】また、黒文字信号生成手段1016から出
力された黒文字信号KM1も、黒文字信号変倍手段10
17によって、画像データと同様に変倍処理及び解像度
変換を行い変倍後の黒文字信号KM2を出力する。この
場合は、黒文字信号KM1が2値信号のため、論理和法
を用いて拡大・縮小を行うこととする。
力された黒文字信号KM1も、黒文字信号変倍手段10
17によって、画像データと同様に変倍処理及び解像度
変換を行い変倍後の黒文字信号KM2を出力する。この
場合は、黒文字信号KM1が2値信号のため、論理和法
を用いて拡大・縮小を行うこととする。
【0125】この時、黒文字信号変倍手段1017で
も、入力画像判別信号JPによって入力画像が一度JP
EGによって圧縮されたのもかどうかによって処理は切
りかえられる。
も、入力画像判別信号JPによって入力画像が一度JP
EGによって圧縮されたのもかどうかによって処理は切
りかえられる。
【0126】入力画像信号が、JPEGによって圧縮さ
れたもので無い場合には、黒文字信号変倍手段1017
では、従来と同じように、画像の変倍率とスキャナおよ
びプリンタの解像度に合わせた補間処理を行い黒文字信
号KMを出力する。
れたもので無い場合には、黒文字信号変倍手段1017
では、従来と同じように、画像の変倍率とスキャナおよ
びプリンタの解像度に合わせた補間処理を行い黒文字信
号KMを出力する。
【0127】入力画像信号が、JPEGによって圧縮さ
れたものだった場合には、黒文字信号変倍手段1017
では、画像の変倍率とスキャナおよびプリンタの解像度
に合わせた補間処理に、縦・横をそれぞれ8倍に補間し
た黒文字信号KMを生成し出力する。
れたものだった場合には、黒文字信号変倍手段1017
では、画像の変倍率とスキャナおよびプリンタの解像度
に合わせた補間処理に、縦・横をそれぞれ8倍に補間し
た黒文字信号KMを生成し出力する。
【0128】LOG変換手段1004は、R3,G3,
B3の輝度信号をプリンタ出力用にシアンC1、マセン
ダM1、イエローY1の濃度信号に変換する手段であ
る。変換式は以下のようなものである。
B3の輝度信号をプリンタ出力用にシアンC1、マセン
ダM1、イエローY1の濃度信号に変換する手段であ
る。変換式は以下のようなものである。
【0129】 C=(−255/1.60)×log10(R/255) M=(−255/1.60)×log10(G/255) Y=(−255/1.60)×log10(B/255) ハードウェアで構成する場合には、メモリにルックアッ
プテーブルとして対数変換後の値を設定しておき、RG
Bの値をアドレスとして入力させたら変換後のCMYの
値がメモリから出力されるという構成をとってもよい。
プテーブルとして対数変換後の値を設定しておき、RG
Bの値をアドレスとして入力させたら変換後のCMYの
値がメモリから出力されるという構成をとってもよい。
【0130】黒生成手段1005では、LOG変換手段
1004によって作られた、シアンC1、マセンダM
1、イエローY1の濃度信号を入力し、3色のうちの最
低値を黒K2として出力を行う。C2,M2,Y2は、
それぞれC1,M1,Y1と同等の値とする。
1004によって作られた、シアンC1、マセンダM
1、イエローY1の濃度信号を入力し、3色のうちの最
低値を黒K2として出力を行う。C2,M2,Y2は、
それぞれC1,M1,Y1と同等の値とする。
【0131】出力マスキング手段1006では、黒生成
手段1005から出力されたC2,M2,Y2,K2の
値を入力し、マトリクス演算により出力手段に用いるプ
リンタ等の発色特性に合わせた信号値に補正を行いC
3,M3,Y3,K3として出力を行う。
手段1005から出力されたC2,M2,Y2,K2の
値を入力し、マトリクス演算により出力手段に用いるプ
リンタ等の発色特性に合わせた信号値に補正を行いC
3,M3,Y3,K3として出力を行う。
【0132】出力ガンマ手段1007では、出力マスキ
ング手段1006から出力されたC3,M3,Y3,K
3の画像信号を予め設定された濃度変換用カーブに従っ
て変換し、濃度やカラーバランスの調整を行いC4,M
4,Y4,K4として出力を行う。
ング手段1006から出力されたC3,M3,Y3,K
3の画像信号を予め設定された濃度変換用カーブに従っ
て変換し、濃度やカラーバランスの調整を行いC4,M
4,Y4,K4として出力を行う。
【0133】2値化手段1008では、本実施例の出力
手段をCMYKの2値プリンタとしているため、C4,
M4,Y4,K4の多値画像データを誤差拡散法等の2
値化処理を行って、C5,M5,Y5,K5の2値画像
データに変換し、出力を行う。
手段をCMYKの2値プリンタとしているため、C4,
M4,Y4,K4の多値画像データを誤差拡散法等の2
値化処理を行って、C5,M5,Y5,K5の2値画像
データに変換し、出力を行う。
【0134】黒文字反映手段1018では、2値化手段
1008からの2値画像データC5,M5,Y5,K5
と、黒文字信号変倍手段1017からの黒文字信号KM
を入力し、カラー画像出力信号C6,M6,Y6,K6
を出力する。この時、黒文字信号KM=0の時(黒文字
部分以外)は、C5,M5,Y5,K5の信号をそのま
ま出力し、黒文字信号KM=1の時(黒文字部分)は、
C5,M5,Y5,K5の信号で、ドットを打つ色が1
色でもあった場合には、その色に係わらず黒単色で打つ
ように信号の変換を行いC6,M6,Y6,K6として
出力する。この処理によって、黒文字部分と判定された
ところは黒単色で出力されることとなり、黒文字の再現
が良い出力を得られることとなる。
1008からの2値画像データC5,M5,Y5,K5
と、黒文字信号変倍手段1017からの黒文字信号KM
を入力し、カラー画像出力信号C6,M6,Y6,K6
を出力する。この時、黒文字信号KM=0の時(黒文字
部分以外)は、C5,M5,Y5,K5の信号をそのま
ま出力し、黒文字信号KM=1の時(黒文字部分)は、
C5,M5,Y5,K5の信号で、ドットを打つ色が1
色でもあった場合には、その色に係わらず黒単色で打つ
ように信号の変換を行いC6,M6,Y6,K6として
出力する。この処理によって、黒文字部分と判定された
ところは黒単色で出力されることとなり、黒文字の再現
が良い出力を得られることとなる。
【0135】また、同時に画像変倍手段1003からの
RGB多値画像データR3,G3,B3の入力を行い、
黒文字信号KM=0の時(黒文字部分以外)は、そのま
まの値で、R4,G4,B4の出力を行い、黒文字信号
KM=1の時(黒文字部分)は、RGBの値をそろえて
R4,G4,B4の出力をおこなう。本実施形態では、
そろえる値をRGBの平均値としておくが、最大値、最
小値、またある信号の値に他の信号値をそろえるといっ
た方法でもかまわない。
RGB多値画像データR3,G3,B3の入力を行い、
黒文字信号KM=0の時(黒文字部分以外)は、そのま
まの値で、R4,G4,B4の出力を行い、黒文字信号
KM=1の時(黒文字部分)は、RGBの値をそろえて
R4,G4,B4の出力をおこなう。本実施形態では、
そろえる値をRGBの平均値としておくが、最大値、最
小値、またある信号の値に他の信号値をそろえるといっ
た方法でもかまわない。
【0136】RGBの信号値が同じ値になることによっ
て、RGB画像データは色味のないモノクロ画像とな
る。これによって黒文字部分が色ずれや色味の無いモノ
クロ画像として表されることとなり、黒文字の再現が良
くなる。また、階調画像の部分は、黒文字信号は出力さ
れないため、従来通りの色再現によって出力されること
となり、RGB多値画像における、階調画像と黒文字画
像との再現の両立が実現する。
て、RGB画像データは色味のないモノクロ画像とな
る。これによって黒文字部分が色ずれや色味の無いモノ
クロ画像として表されることとなり、黒文字の再現が良
くなる。また、階調画像の部分は、黒文字信号は出力さ
れないため、従来通りの色再現によって出力されること
となり、RGB多値画像における、階調画像と黒文字画
像との再現の両立が実現する。
【0137】カラー画像出力手段1010は、各種画像
データをデータパス制御手段108に送るインターフェ
イス部分である。CMYK2値の出力を行う場合には、
黒文字反映手段1018からの2値画像データ出力C
6,M6,Y6,K6の出力、多値画像信号の出力を行
う場合には、R4,G4,B4の出力信号を、データパ
ス制御手段108に送る。
データをデータパス制御手段108に送るインターフェ
イス部分である。CMYK2値の出力を行う場合には、
黒文字反映手段1018からの2値画像データ出力C
6,M6,Y6,K6の出力、多値画像信号の出力を行
う場合には、R4,G4,B4の出力信号を、データパ
ス制御手段108に送る。
【0138】[他の実施形態]なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0139】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0140】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0141】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図9に示す)フローチ
ャート(もしくは第2の実施形態で説明した各処理に従
うフローチャート)に対応するプログラムコードが格納
されることになる。
の記憶媒体には、先に説明した(図9に示す)フローチ
ャート(もしくは第2の実施形態で説明した各処理に従
うフローチャート)に対応するプログラムコードが格納
されることになる。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
符号化された画像から正確に文字を抽出することができ
る。
符号化された画像から正確に文字を抽出することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施形態における画像処理装置
を含む構成を示す図である。
を含む構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における画像処理部1
03の内部の構成を示す図である。
03の内部の構成を示す図である。
【図3】JPEG処理部104における、JPEG処理
における画像データ圧縮処理を示すブロック図である。
における画像データ圧縮処理を示すブロック図である。
【図4】RGBからYCbCrへの変換におけるマトリ
クス演算を示す図である。
クス演算を示す図である。
【図5】2次元のDCTの処理を説明するブロック図で
ある。
ある。
【図6】ジグザグスキャンを説明する図である。
【図7】JPEG処理部104におけるJPEG処理に
よって圧縮された画像データの伸長処理を示すブロック
図である。
よって圧縮された画像データの伸長処理を示すブロック
図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における画像処理部1
03の内部の構成を示す図である。
03の内部の構成を示す図である。
【図9】文字検出(判定)手段211において行われる
処理のフローチャートを示す図である。
処理のフローチャートを示す図である。
【図10】5×5フィルタを示す図である。
【図11】3×3フィルタを示す図である。
【図12】孤立量の計算方法を示す図である。
【図13】KA1[V][H]=0となるパターンを示
す図である。
す図である。
【図14】KA0[V][H]=0となるパターンを示
す図である。
す図である。
【図15】3×3ドット以下の孤立判定について示す図
である。
である。
【図16】DL2[V]][H]=1となる4つのパターン
を示す図である。
を示す図である。
【図17】DL2[V]][H]=1となるパターンを示す
図である。
図である。
【図18】文字判定信号MJの判定に用いるパターンを
示す図である。
示す図である。
【図19】文字用と画像用の2つの空間フィルタを示す
図である。
図である。
【図20】従来例における画像処理部103の内部の構
成を示す図である。
成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CD05 CE02 CE03 CE06 CE12 CG02 DA11 DA17 DB02 DB06 DB09 DC22 DC36 5C076 AA03 AA21 AA22 AA26 AA27 BA06 BA09 BB24 BB40 CB01 5C077 MP05 MP06 MP08 PP20 PP21 PP27 PP32 PP33 PP34 PP46 PP66 PP68 PQ18 RR19 RR21
Claims (12)
- 【請求項1】 画像データから文字部分を検出する画像
処理装置であって、 画像データが符号化されているか否かを示す信号を入力
する入力手段と、 当該入力手段から入力された信号が、前記画像データが
符号化されていることを示す場合、所定の復号部により
前記画像データを復号化することで、所定のサイズを有
する複数のブロック毎の復号化画像データに対して平均
化することで、解像度の変換を行う、平均化手段と、 当該平均化手段により平均化された各ブロックの復号化
画像データに対して文字検出処理を行い、当該復号化画
像データに含まれる文字データを検出する文字検出手段
とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 更に、所定の出力手段に応じた変倍率の
設定で解像度補間処理を行う中間処理を、前記文字検出
手段が検出する文字データに対して行う文字データ処理
手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処
理装置。 - 【請求項3】 更に、前記文字データに対して、前記文
字データの色味を除去する除去手段を備えることを特徴
とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記平均化手段は、各ブロックを1画素
とみなした解像度変換を行うことを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記文字検出手段は、前記所定の画像デ
ータに含まれる黒文字部分を検出し、この検出結果を示
す信号を出力することを特徴とする請求項1乃至4のい
ずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記符号化はJPEGによる圧縮符号化
であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項
に記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 画像データから文字部分を検出する画像
処理方法であって、 画像データが符号化されているか否かを示す信号を所定
の入力手段で入力する入力工程と、 当該所定の入力手段から入力された信号が、前記画像デ
ータが符号化されていることを示す場合、所定の復号部
により前記画像データを復号化することで、所定のサイ
ズを有する複数のブロック毎の復号化画像データに対し
て平均化することで、解像度の変換を行う、平均化工程
と、 当該平均化工程により平均化された各ブロックの復号化
画像データに対して文字検出処理を行い、当該復号化画
像データに含まれる文字データを検出する文字検出工程
とを備えることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項8】 更に、所定の出力手段に応じた、所定の
変倍率の設定、解像度補間処理を含む、中間処理を、前
記文字検出工程で検出する文字データに対して行う文字
データ処理工程を備えることを特徴とする請求項7に記
載の画像処理方法。 - 【請求項9】 更に、前記文字データに対して、前記文
字データの色味を除去する除去工程を備えることを特徴
とする請求項7又は8に記載の画像処理方法。 - 【請求項10】 画像データから文字部分を検出する画
像処理装置として機能するプログラムコードを格納する
記憶媒体であって、 画像データが符号化されているか否かを示す信号を所定
の入力手段で入力する入力工程のプログラムコードと、 当該所定の入力手段から入力された信号が、前記画像デ
ータが符号化されていることを示す場合、所定の復号部
により前記画像データを復号化することで、所定のサイ
ズを有する複数のブロック毎の復号化画像データに対し
て平均化することで、解像度の変換を行う、平均化工程
のプログラムコードと、 当該平均化工程により平均化された各ブロックの復号化
画像データに対して文字検出処理を行い、当該復号化画
像データに含まれる文字データを検出する文字検出工程
のプログラムコードとを備えることを特徴とする記憶媒
体。 - 【請求項11】 更に、所定の出力手段に応じた、所定
の変倍率の設定、解像度補間処理を含む、中間処理を、
前記文字検出工程で検出する文字データに対して行う文
字データ処理工程のプログラムコードを備えることを特
徴とする請求項10に記載の記憶媒体。 - 【請求項12】 更に、前記文字データに対して、前記
文字データの色味を除去する除去工程のプログラムコー
ドを備えることを特徴とする請求項10又は11に記載
の記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000239111A JP2002057890A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000239111A JP2002057890A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002057890A true JP2002057890A (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=18730703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000239111A Withdrawn JP2002057890A (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002057890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206186A (ja) * | 2008-04-11 | 2008-09-04 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置および画像処理システムおよび画像処理方法 |
-
2000
- 2000-08-07 JP JP2000239111A patent/JP2002057890A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206186A (ja) * | 2008-04-11 | 2008-09-04 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置および画像処理システムおよび画像処理方法 |
JP4526577B2 (ja) * | 2008-04-11 | 2010-08-18 | 株式会社リコー | 画像処理装置および画像処理システムおよび画像処理方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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