JP2002057313A - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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JP2002057313A JP2000241568A JP2000241568A JP2002057313A JP 2002057313 A JP2002057313 A JP 2002057313A JP 2000241568 A JP2000241568 A JP 2000241568A JP 2000241568 A JP2000241568 A JP 2000241568A JP 2002057313 A JP2002057313 A JP 2002057313A
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千織 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換素子パネルに配置されたTFTを駆
動させるVg線が途中で断線することで生ずるクロスト
ークを防止する。 【解決手段】 光電変換素子パネル16では、ゲートド
ライバ13の各ドライバ(Dr1〜Dr4)から複数の
Vg線4に印加されるバイアス電圧により、マトリック
ス状に配置された複数のTFT1(t11〜tm4)を駆動さ
せ、光電変換素子であるコンデンサ2(c11〜cm4)に蓄
積された信号を、信号線5からソースドライバ11に転
送する。又、信号転送後に、複数のVs線3に接続され
た複数のコンデンサ2(c11〜cm4)の第2の電極に蓄積
された電子を除去する。Vg線4は、Vg線4にバイアス
電圧を印加するゲートドライバ13と反対側で、半導体
層7と金属配線8によって、定電位手段たるGND電位
に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、TFTを用いた光
電変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタ(TFT)を用いたパ
ネルの大画面化が急速に進んでいる。TFTを用いた液
晶パネルの製造技術の発展や、光電変換素子を有するエ
リアセンサーの各分野への利用(例えばX線撮像装置)
の進展によるものである。又、その大画面化の流れとと
もに、パターンピッチの微細化が進んでいる。
【0003】この大画面化とパターンピッチの微細化の
流れに伴い、パネル製造工程における歩留まりの低下が
おこっている。その原因として、次のようなことが考え
られる。
【0004】まず、パネルの大画面化が進むにつれて、
パネルあたりの配線距離が増加し、断線確率が上がった
ことである。
【0005】又、パネルの微細化が進むにつれて、パネ
ルあたりのTFTや配線クロス部の面積が増加し、上下
の金属配線間のショート確率が上がったことである。
又、開口率をアップさせるためには、配線幅を細くし、
膜厚を上昇させる必要があるため、微細なパターン露光
と配線エッチング技術とが要求され、このことが、配線
の断線確率を更に上げる要因となっている。
【0006】更に、静電気放電(ESD)によるものが
ある。これは、パネルサイズの大画面化によって、パネ
ルとの接触部の面積が大きくなり、静電気の発生量が増
加し、不良発生確率が上がったことである。
【0007】歩留まりの向上を確保するには、上記技術
課題を解決することが必要である。
【0008】図2は、従来の光電変換装置を構成する光
電変換素子パネル及びその周辺回路の等価回路図であ
る。
【0009】この光電変換素子パネル6では、ゲートド
ライバ13の各ドライバ(Dr1〜Dr4)から複数の
Vg線(Cr配線からなるゲート線)4に印加されるバ
イアス電圧により、マトリックス状に配置された複数の
TFT1(t11〜tm4)が駆動され、ソースドライバ(信
号処理回路)11から送られる信号が、複数の信号線
(Al配線)5を通じて、各TFT1と対になるコンデ
ンサ2(c11〜cm4)へ転送され、すべてのマトリックス
素子に信号が伝えられる。又、複数のVs線(Al配線
からなる共通電極バイアス線)3に接続された複数のコ
ンデンサ2(c11〜m4)の第2電極に蓄積された電子が
除去されて、この光電変換素子パネル6は駆動される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この光
電変換素子パネル6において、図2に示した断線箇所で
あるA部のようなVg線4に断線が発生した際には、コ
ンデンサ2(c33〜cm3)から信号を呼び出すためのTF
T(t33〜tm3)を駆動させるVg線4が、Vg線4へ電圧
を印加するゲートドライバ13から分離されて欠陥とな
り、いわゆるライン欠陥が発生する。
【0011】通常、このライン欠陥が発生した部分に
は、隣接する光電変換素子によって、画像補正がかけら
れる。しかし、駆動バイアス電圧を与えるべきVg線が
電気的に浮遊状態(フローティング)となってしまうた
め、隣接する光電変換素子がライン欠陥部のクロストー
クを受けて、画像問題を引き起こしてしまう。その結
果、ライン欠陥部の画像補正を行う隣接光電変換素子が
特性エラーを起こしてしまい、完全な画像補正が行え
ず、不良品となって歩留まりの低下を招いていた。
【0012】そこで、本発明は、光電変換素子パネルに
配置されたTFTを駆動させるVg線が途中で断線して
も、その断線によってフローティング電位になってしま
うVg線が原因のクロストークを防止することを課題と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、コンデンサを有する光電変換素子と薄膜ト
ランジスタとの組を基板上に配列し、上記各コンデンサ
の一方の電極に接続される共通電極バイアス線と、上記
薄膜トランジスタのゲート電極に接続される複数のゲー
ト線と、上記薄膜トランジスタのドレインに接続される
複数の信号線と、上記ゲート線を介して上記薄膜トラン
ジスタのゲート電極にバイアス電圧を印加する手段とを
備え、上記コンデンサの他方の電極は、同一セルの上記
薄膜トランジスタのソースに接続された光電変換装置に
おいて、上記各ゲート線が上記バイアス電圧印加手段と
の接続端と反対側の端部で、定電位手段に接続される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0015】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係わる光電変換装置を構成する光電変換素子パネル
及びその周辺回路の等価回路図である。
【0016】この光電変換素子パネル16では、ゲート
ドライバ13の各ドライバ(Dr1〜Dr4)から複数
のVg線(Cr配線からなるゲート線)4に印加される
バイアス電圧により、マトリックス状に配置された複数
のTFT(薄膜トランジスタ)1(t11〜tm4)を駆動さ
せ、光電変換素子であるコンデンサ2(c11〜cm4)に蓄
積された信号を、信号線5からソースドライバ(信号処
理回路)11に転送する。又、信号転送後に、複数のV
s線(Al配線からなる共通電極バイアス線)3に接続
された複数のコンデンサ2(c11〜cm4)の第2の電極に
蓄積された電子を除去するという駆動方式となってい
る。
【0017】この光電変換素子パネル16において、V
g線4は、Vg線4にバイアス電圧を印加するゲートドラ
イバ13と反対側で、半導体層7と金属配線8によっ
て、定電位手段たるGND電位に接続されている。
【0018】以下、図2に示した従来例との対比におい
て発明の動作について説明する。
【0019】図2において、ゲートドライバ13のドラ
イバDr3を通じてゲートバイアス電圧を印加するVg
線4が、A部すなわち薄膜トランジスタt23とt33との間
で断線している。よって、t33〜tm3のTFT1にそれら
を駆動するためのバイアス電圧を印加することができな
くなる。このため、t33〜tm3の位置にある光電変換素子
が欠陥となり、いわゆるライン欠陥が発生する。又、駆
動電位を与えるべきVg線4が電気的に浮遊状態(フロ
ーティング)となってしまうため、電気的に不安定とな
って、隣接する光電変換素子にクロストークを発生さ
せ、その結果、画像補正処理が満足なレベルとならず、
歩留まりの低下を招いている。
【0020】図3は、図1に示した実施形態1に係わる
光電変換装置を構成する光電変換素子パネル16及びそ
の周辺回路において、実際にVg線4の断線が発生した
箇所を示す等価回路図である。
【0021】図3において、ゲートドライバ13からド
ライバDr3を通じてゲートバイアス電圧を印加するV
g線4が、A部すなわち薄膜トランジスタt23とt33との
間で断線している。よって、t33〜tm3のTFT1に、そ
れらを駆動させるためのバイアス電圧を印加することが
できなくなる。
【0022】このため、t33〜tm3の位置にある光電変換
素子は欠陥となり、いわゆるライン欠陥が発生する。し
かし、半導体層7と金属配線8によって、断線したVg
線4は、浮遊状態(フローティング)でなく、定電位手
段たるGNDの電位すなわち零電位となる。したがっ
て、電気的に安定となり、隣接する光電変換素子へのク
ロストークが防止され、ライン欠陥が起こった部分の画
像が補正される。
【0023】図4は、図3に示した光電変換装置を構成
する光電変換素子パネル16及びその周辺回路におい
て、オン状態(導通状態)のバイアス電圧が印加される
TFTに対応するVg線と、それらに隣接する部分の回
路を抽出した図である。
【0024】図4において、ドライバ(i)には、対応す
るTFTをオン状態にするバイアス電圧VgHが、又、
ドライバ(i-1)及びドライバ(i+1)には、TFTをオフ状
態(非導通状態)にするバイアス電圧VgLが印加され
ている。
【0025】各Vg線4は、半導体層7の抵抗Rnによっ
て定電位手段たるGNDと短絡し、金属配線8の抵抗R
mによってGNDと短絡している。又、光電変換素子パ
ネル16内に2次元配列された各光電変換素子の中で、
TFTのオン/オフ状態を切り替えるバイアス電圧を印
加するゲートドライバ13側の端部の光電変換素子と、
そのゲートドライバ13と反対側の端部の光電変換素子
との間のVg線4の配線抵抗を、Rvgとしている。
【0026】ここで、各Vg線4は、上述したようにG
NDと短絡しているため、ゲートドライバ13から印加
された電圧と異なる電位となる。したがって、正常にT
FTを駆動させるためには以下の条件を満たしているこ
とが望ましい。
【0027】まず、TFTをオン状態にするバイアス電
圧VgHを与えるドライバ(i)上の電位Bが、十分な転送
効率を与える最小値Vg ON以上であることが望ましい。
又、TFTをオフ状態にするバイアス電圧VgLを与え
るドライバ(i-1)及びドライバ(i+1)上の電位Cが、TF
Tのスレッシュホールド電圧Vthを超えない値であるこ
とが望ましい。
【0028】ここで、ワーストケース、すなわちドライ
バ(i-1)、ドライバ(i)、ドライバ(i+1)及びGNDが直
列的に短絡した場合でも、電位B、電位Cが上述した電
位を維持するように、抵抗Rnと抵抗Rmの抵抗値を調整
することが望ましい。
【0029】よって、上述した各電圧すなわちVgH、
VgL、Vth及びVg onの電圧値、及び各抵抗すなわち
Rvg、Rm及びRnの抵抗値が、
【0030】
【数2】VgH−RVg(VgH−VgL)/2(Rvg+R
n)>(Vg on) VgH−RVg・VgH/(Rvg+Rn+Rm)>(Vg on) VgL+RVg(VgH−VgL)/2(Rvg+Rn)<Vth VgL+RVg・(−VgL)/(Rvg+Rn+Rm)<Vth という条件を満たせば、正常なTFTの駆動となり、V
g線が断線した場合の歩留まりの低下が防止される。
【0031】本実施形態においては、VgH=15
(V)、VgL=−5(V)、Vth=2(V)、Vg on
=12(V)、Rvg=40(kΩ)、Rm=100〜5
00(Ω)とし、更に、上述した条件を満たすように、
半導体層による接続抵抗Rnを、 Rn>160(kΩ) とした。
【0032】又、半導体層7は、光電変換素子及びTF
Tを形成しているn型半導体及びi層であり、金属配線
8はAlを使用している。
【0033】図5は、本実施形態における、Vg線とG
NDとを接続する半導体層7及び金属配線8のパネル配
線に対する配置位置のイメージ図である。
【0034】光電変換素子パネル16は、光電変換素子
14と、ゲートドライバ(図3の符号13)接続部9
と、共通電極ドライバ(図3の符号12)及びソースド
ライバ(図3の符号11)の接続部10とで形成されて
いる。そして、スライス端面Dの近傍には、Vg線とG
NDとを接続する半導体層7及び金属配線8が配置され
ている。金属配線8は、光電変換素子パネル16の対向
する2箇所の角に配置された2個のチェックパッド15
と接続部10とに接続されており、GND電位は、この
接続部10に接続される図示しないICより供給され
る。
【0035】光電変換素子パネル16は、実際には、大
画面化(大パネル化)のために、図5に示した光電変換
素子パネル16を、一角を共有するスライス端面D、E
が中心となるように、4枚貼り合わせて形成する構成が
とられており、スライス端面D、Eは、配置された光電
変換素子14の近傍でスライスされている。具体的に
は、4枚貼り合わされた各光電変換素子14の配列ピッ
チと同じピッチ部以内の箇所でスライスされている。こ
のため、パネルをスライスする工程で、いわゆるガラス
チッピングによって光電変換素子14を破壊する確率が
高くなる。
【0036】よって、金属配線8を、スライス端面D、
E近傍の光電変換素子14の外周に配置し、2個のチェ
ックパッド15と接続し、その2個のチェックパッド間
の導通検査を行うことによって、パネルをスライスする
工程後に、チッピングによる光電変換素子14の破壊の
有無が確認が行われる。
【0037】(実施形態2)図6は、本発明の実施形態
2に係わる光電変換装置を構成する光電変換素子パネル
及びその周辺回路の等価回路である。
【0038】この光電変換素子パネル26では、ゲート
ドライバ13の各ドライバ(Dr1〜Dr4)から複数
のVg線(Cr配線)4に印加されるバイアス電圧によ
り、マトリックス状に配置された複数のTFT1(t11
〜tm4)を駆動させ、光電変換素子であるコンデンサ2
(c11〜cm4)に蓄積された信号を、信号線5からソース
ドライバ(信号処理回路)11に転送する。又、信号転
送後に、複数のVs線(Al配線)3に接続された複数
のコンデンサ2(c11〜cm4)の第2の電極に蓄積された
電子を除去するという駆動方式になっている。
【0039】この光電変換素子パネル26において、V
g線4は、Vg線4にバイアス電圧を印加するゲートドラ
イバ13と反対側で、半導体層7と金属配線8によっ
て、定電位手段たるGND電位に接続されている。
【0040】本実施形態によれば、Vg線4が断線して
も、半導体層7と金属配線8によって、断線したVg線
4が浮遊状態(フローティング)でなく、GND電位す
なわち定電位となる。したがって、電気的に安定とな
り、隣接する光電変換素子へのクロストークが防止さ
れ、ライン欠陥が起こった部分の画像が補正される。
【0041】図7は、図6に示した光電変換装置を構成
する光電変換素子パネル16及びその周辺回路におい
て、オン状態(導通状態)のバイアス電圧が印加される
TFTに対応するVg線と、それらに隣接する部分の回
路を抽出した図である。
【0042】TFTをオン状態(導通状態)にするバイ
アス電圧をVgH、TFTをオフ状態(非導通状態)に
するバイアス電圧をVgL、Vg線4をGNDと接続する
半導体層7の抵抗と金属配線8の抵抗を、それぞれ、R
n及びRmとする。又、TFTのオン/オフ状態を切り替
えるバイアス電圧を印加するゲートドライバ13側の端
部の光電変換素子と、そのゲートドライバ13と反対側
の端部の光電変換素子との間のVg線4の配線抵抗を、
Rvgとしている。更に、TFTのスレッシュホールド電
圧をVth、TFTに十分な転送効率を与える駆動バイア
ス電圧の最小値をVg onとしたときに、上述した各電圧
値及び各抵抗値が、
【0043】
【数3】VgH−RVg(VgH−VgL)/2(Rvg+R
n)>(Vg on) VgH−RVg・VgH/(Rvg+Rn+Rm)>(Vg on) VgL+RVg(VgH−VgL)/2(Rvg+Rn)<Vth VgL+RVg・(−VgL)/(Rvg+Rn+Rm)<Vth という条件を満たせば、正常なTFTの駆動となり、V
g線が断線した場合の歩留まりの低下が防止される。
【0044】本実施形態においても、実施形態1と同様
に、VgH=15(V)、VgL=−5(V)、Vth=2
(V)、Vg on=12(V)、Rvg=40(kΩ)、R
m=100〜500(Ω)とし、更に、上述した条件を
満たすように、半導体層による接続抵抗Rnを、 Rn>160(kΩ) とした。
【0045】又、半導体層7は、光電変換素子及びTF
Tを形成しているn型半導体及びi層であり、金属配線
8はAlを使用している。
【0046】次に、図6及び図7に示した抵抗R0は、
抵抗Rnと同様に、半導体層で形成されており、Vg線4
に直行するVs線3と金属配線8とを接続する接続抵抗
である。この接続により、マトリックス状のVs線3と
Vg線4とが電気的に接続されて、同電位となるため、
静電気対策が有効なものとなる。
【0047】図8は、本実施形態における、Vg線4と
GNDとを接続する、半導体層7及び金属配線8の接続
部の拡大平面図である。
【0048】図8において、パネル端面近傍では、半導
体層7と金属配線8とで、Vg線4と図示しないGND
とを接続する配置がされている。金属配線8は、光電変
換素子の近傍に配置されている。そして、光電変換素子
パネル26への光の透過を防止することとにより、ガラ
ス内での光の乱反射を防止している。又、図示しないG
ND接続をすることにより、ガラス端部の光電変換素子
の外周部からの電気的シールドの役割を果たしている。
【0049】以上、光電変換装置を例にとって本発明の
内容を具体的に説明したが、本発明は、液晶表示装置な
どの半導体装置の画素基板の断線に適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、TFTマ
トリックスパネルを用いた光電変換装置において、Vg
線とGNDとを接続することにより、Vg線の断線部に
よるクロストークが防止され、画像補正が可能となる。
この結果、光電変換素子パネルの歩留まりの向上が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施形態1の光電変換装置の等
価回路図である。
【図2】従来の光電変換装置の等価回路図である。
【図3】図1に示した光電変換装置のパネル上の欠陥に
対する効果を示す等価回路図である。
【図4】本発明に係わる実施形態1の光電変換装置のT
FTをオン状態にするVg線近傍の簡略回路図である。
【図5】本発明に係わる実施形態1の光電変換装置を構
成するパネルをスライスした後のイメージ図である。
【図6】本発明に係わる実施形態2の光電変換装置の等
価回路図である。
【図7】本発明に係わる実施形態2の光電変換装置のT
FTをオン状態にするVg線近傍の簡略回路図である。
【図8】本発明に係わる実施形態2の光電変換装置を構
成するパネルのパネル配線の接続部の拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
1 TFT(薄膜トランジスタ) 2 コンデンサ 3 Vs線(共通電極バイアス線) 4 Vg線(ゲート線) 5 信号線 6 光電変換素子パネル 7 半導体層 8 金属配線 9 ゲートドライバ接続部 10 共通電極ドライバ・ソースドライバの接続部 11 ソースドライバ(信号処理回路) 12 共通電極ドライバ 13 ゲートドライバ 16 光電変換素子パネル 26 光電変換素子パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 Fターム(参考) 4M118 AA05 AA09 AA10 AB01 BA04 BA05 FB09 FB13 FB16 FB30 HA21 5C024 CX11 GY31 GZ00 HX44 5F049 MA01 NB05 RA02 RA08 UA01 UA20 5F110 AA26 BB01 BB10 DD02 EE04 NN72

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサを有する光電変換素子と薄膜
    トランジスタとの組を基板上に配列し、 前記各コンデンサの一方の電極に接続される共通電極バ
    イアス線と、 前記薄膜トランジスタのゲート電極に接続される複数の
    ゲート線と、 前記薄膜トランジスタのドレインに接続される複数の信
    号線と、 前記ゲート線を介して前記薄膜トランジスタのゲート電
    極にバイアス電圧を印加する手段とを備え、 前記コンデンサの他方の電極は、同一セルの前記薄膜ト
    ランジスタのソースに接続された光電変換装置におい
    て、 前記各ゲート線は、前記バイアス電圧印加手段との接続
    端と反対側の端部で、定電位手段に接続されることを特
    徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート線と前記定電位手段とを接続
    する接続部は、 半導体層、又は半導体層と金属配線により形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記組は、前記基板上に行列状に配列さ
    れ、その基板はスライスされて複数枚貼り合わせられる
    とともに、 前記金属配線は、 当該光電変換装置を形成する金属膜と同時に成膜され、 前記基板のスライス辺に引き回されることを特徴とする
    請求項2記載の光電変換装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体層は、前記薄膜トランジスタ
    又は前記光電変換素子を形成する半導体膜と同時に成膜
    され、 前記半導体膜は、不純物半導体層又は不純物半導体層を
    含む複数の半導体層から形成されることを特徴とする請
    求項2記載の光電変換装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲート線の配線抵抗をRvg、 前記接続部のうち、前記不純物半導体による配線抵抗を
    Rn、前記金属配線による配線抵抗をRm、 前記薄膜トランジスタの駆動時のゲートバイアス電圧の
    うち、 前記薄膜トランジスタをオンする際に印加するバイアス
    電圧をVgH、 前記薄膜トランジスタをオフする際に印加するバイアス
    電圧をVgL、 前記薄膜トランジスタをオンするために必要な駆動バイ
    アス電圧をVg on、 前記薄膜トランジスタのスレッシュホールド電圧をVth
    とするとともに、 前記定電位手段の電位を零電位としたときに、 【数1】VgH−RVg(VgH−VgL)/2(Rvg+R
    n)>(Vg on) VgH−RVg・VgH/(Rvg+Rn+Rm)>(Vg on) VgL+RVg(VgH−VgL)/2(Rvg+Rn)<Vth VgL+RVg・(−VgL)/(Rvg+Rn+Rm)<Vth を満たすことを特徴とする請求項2記載の光電変換装
    置。
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