JP2002057264A - リードフレーム - Google Patents

リードフレーム

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JP2002057264A JP2000244363A JP2000244363A JP2002057264A JP 2002057264 A JP2002057264 A JP 2002057264A JP 2000244363 A JP2000244363 A JP 2000244363A JP 2000244363 A JP2000244363 A JP 2000244363A JP 2002057264 A JP2002057264 A JP 2002057264A
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Yoshiharu Kaneda
芳晴 金田
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い小型の樹脂モールド型電子部品を巾方向
の多数のフレームを連接させたリードフレームで製造す
ると樹脂中にボイドを発生することがあり、樹脂の厚み
が薄いものではボイドの検出が困難であった。 【解決手段】 本発明は多数のフレーム11を巾方向に
連接したリードフレーム10に関し、リードフレーム1
0上の樹脂流動経路の末端に切欠き部18と透孔19と
を隣接配置して易変形部20を形成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造に
用いられるリードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラやノート型パーソナルコン
ピュータのように可搬型の電子回路装置は小型、軽量で
あることが要求され、これらに用いられる電子部品は、
小電力用のものだけでなくモータなど比較的大電流を制
御する電子部品でも小型、軽量化が要求されている。
【0003】このような電子部品のうちリードフレーム
を用いて製造される樹脂モールド型半導体装置の一例を
図8及び図9から説明する。図において、1は電子部品
本体である半導体ペレット2をマウントするアイラン
ド、3は一端がアイランド1の近傍に配置されたリー
ド、4は半導体ペレット2上の電極(図示せず)とリー
ド3とを電気的に接続するワイヤ、5は半導体ペレット
2を含む主要部分を被覆した樹脂を示す。リード3は樹
脂5の側壁から導出され、クランク状に折り曲げ成形さ
れている。
【0004】この半導体装置の製造には図10に示すリ
ードフレーム6が用いられる。図において7は矩形状の
フレーム、8はフレーム7の中央部に配置されたアイラ
ンド1をフレーム7に連結する吊りピン、9はフレーム
7の内周からアイランド1に向かって延びる複数本のリ
ード3の中間部を連結して一体化したタイバを示す。リ
ードフレーム6はこのフレーム7を基本単位として、多
数個長手方向に連接したものである。このリードフレー
ム6は半導体ペレット2をアイランド1に半田や導電ペ
ーストなどの接着剤(図示省略)を介してマウントする
マウント工程、半導体ペレット2上の電極とリード3と
をワイヤ4で電気的に接続するワイヤボンディング工
程、半導体ペレット2を含むタイバ9で囲まれた領域を
樹脂にて外装する樹脂モールド工程、要部が樹脂被覆さ
れたリードフレーム6の樹脂から露呈した扶養部分、即
ちフレーム7、吊りピン8、タイバ9を切断除去し、各
リードを独立させ、個々の半導体装置に分離する切断工
程、電気的特性や外観を検査し選別する検査工程、検査
結果に基づいて樹脂5の表面に捺印する捺印工程を順次
経て、図8に示す半導体装置が製造される。
【0005】この種半導体装置は、小型化、軽量化とと
もに低価格化の要求もあるため、図10に示すフレーム
7を多数列、互いに連接し、一枚のリードフレーム当り
の半導体装置の数を増大させることによりコストダウン
を図っている。このようなリードフレーム6は各フレー
ム7にそれぞれ樹脂5を供給することが困難であるた
め、巾方向に隣接配置されたフレーム7の樹脂被覆予定
部を連通して、リードフレーム6の一側方から供給され
た樹脂5を連接された樹脂被覆予定部に順次移動させて
他の側方に送り、樹脂成形している。
【0006】またこの種半導体装置は、薄型化も要求さ
れており、数Aの電流を開閉制御する半導体装置でも樹
脂厚さが1.0mm以下のものが製造されている。この
ように樹脂厚みが1.0mm以下となると、アイランド
1の厚みを0.15mm、半導体ペレット2の厚みを
0.25mmとすると、半導体ペレット2をマウントし
たアイランド1部分の樹脂5の実質的な厚みは0.6m
m以下となり、上下片側の樹脂厚みは0.3mm以下と
なる。一方、リード3部分やアイランド1とリード3の
間の樹脂の厚みは0.85mm以上で、アイランド1部
分とアイランド1から外れた部分の樹脂5の厚みの差が
大きくなり、樹脂被覆予定部内の樹脂の流動性が大幅に
異なる。このように樹脂被覆予定部内での樹脂の流動性
が大幅に異なると、巾方向に多数の樹脂被覆予定部を連
接したものではそれぞれの樹脂被覆予定部の樹脂5の充
填性が大きくばらつき、未充填などの問題を生じること
があった。
【0007】そのため外観検査を実施し未充填のものを
検出して、成形不良として除去する必要があるが、樹脂
の厚みが薄いものでは、樹脂被覆予定部の外周を樹脂が
被覆することにより外観は正常でも、内部に空洞が形成
され未充填不良は検出できず、このような不良が後続の
リード成形工程に供給されると、リードが成形パンチに
よって引き抜かれ、パンチとダイの間に詰まって装置の
動作を続行させることができなくなるなどの問題があっ
た。また、未充填の半導体装置は耐湿性が劣り、信頼性
が保証できないという問題もあった。そのため、樹脂被
覆予定部とタイバ9の間に形成される樹脂ぱりの状態を
検知して未充填を検出することが知られている。例えば
特開昭59−228727号公報(先行技術1)また樹
脂被覆予定部と隣接するフレームの一部に検知孔を穿設
して、この検知孔への樹脂の充填状態を検知して未充填
を検出することも知られている。例えば特開平1−20
4438号公報(先行技術2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術1、2に
よって樹脂の未充填を検出することは知られているが、
樹脂被覆予定部を多数連接しさらに樹脂厚みが1.0m
m以下の薄いものに、先行技術1に開示された技術を適
用すると、樹脂被覆予定部とタイバの間に充填される樹
脂ばりがわずかで、樹脂ばりがないか欠けているもので
未充填と判定されるものでも、実際には完全に充填され
ているものがあり、樹脂ばりだけで未充填を検出するこ
とができなかった。
【0009】また先行技術2のようにフレームの一部に
検知孔を形成するものでも、樹脂被覆予定部が多数連接
したものでは樹脂の流動経路が長くなり、しかも樹脂被
覆予定部が薄いものでは樹脂の移動中に粘度が上昇して
流動性が低下し末端の樹脂被覆予定部内の樹脂の流動圧
力が小さくなるため樹脂被覆予定部に完全に樹脂が充填
されたとしても検知孔には充填されないことがあり、樹
脂被覆予定部が薄いと必然的にリードフレームの厚みも
薄くせざるを得ないため検知孔に到達した樹脂は金型か
ら熱を受けて硬化し易いため検知孔に樹脂が到達しても
この樹脂を検知孔に押しこむことができず正確に樹脂の
充填状態を検出することができなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、巾方向及び長手方向に
複数のフレームを連接し、各フレーム内にアイランドを
配置し、フレームからアイランドに向かって複数本のリ
ードを延在させ、アイランドにマウントされリードと電
気的に接続された半導体ペレットを含むフレーム内の要
部が樹脂にて被覆されるリードフレームにおいて、上記
巾方向に連接された複数のフレームの一端側から他端側
に向かって樹脂が順次移動する樹脂供給経路の末端で樹
脂被覆予定部と隣接する部分に切欠き部を形成し、この
切欠き部と近接する部分に透孔を形成したことを特徴と
するリードフレームを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるリードフレームは、
半導体ペレットをマウントするアイランドをXY方向に
所定の間隔でマトリックス状に配列し、各アイランドの
近傍にりーどを配置したリードフレームであって、巾方
向に一端側から他端側に向かって樹脂が供給され、各ア
イランドにマウントされた半導体ペレットを含む主要部
分が樹脂被覆されるリードフレームの樹脂供給経路の末
端の樹脂被覆予定部と隣接する部分に切欠き部を形成
し、この切欠き部と近接する部分に透孔を形成したこと
を特徴とするものであるが、上記切欠きと透孔の間に樹
脂被覆予定部に供給された樹脂によって変形し得る易変
形部を形成することによって、リードフレーム上の樹脂
被覆予定部への樹脂充填状態を知ることができる。この
場合、易変形部は巾狭のバーで構成することができる。
そしてバーの中間部にノッチを形成することにより、バ
ーの変形を顕著にでき、樹脂の充填状態の差異をより明
確に知ることができる。同様にバーの一端部または中間
部を切断し自由端とすることもできる。またバーの中間
部を屈曲または湾曲させることによりバーの変形性を向
上させるとともに樹脂の当接面積を増大させることもで
きる。さらには切欠きの巾に比して透孔の巾を広く設定
することにより、バーの変形性を向上できる。この場
合、切欠きの内部角部を透孔に近接させ、バーの中間部
に局部的に巾狭部を形成することもできる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1から説明する。
図において10は金属平板をエッチングやプレス成形し
て形成したリードフレームで、図示点線で囲まれる矩形
枠状のフレーム11を巾方向に複数隣接配置し、これを
長手方向に複数隣接配置したもので、各フレーム11は
例えば図5に示すフレーム7と同様の構造をしており、
各フレーム11の中央部には図2に示すように吊りピン
12を介してアイランド13が配置され、フレーム11
からアイランド13に向かって多数本のリード14が延
在され、各リード14の中間部はタイバ15によって連
結されている。
【0013】このリードフレーム10はフレーム11
a、11b、11cが巾方向に連接しているため各フレ
ーム11の中央の図示点線で囲まれる樹脂被覆予定部1
6a、16b、16cを連通して、リードフレームの一
側方の各樹脂被覆予定部16aから中間及び他端側の樹
脂被覆予定部16b、16cに向かって順次流動化した
樹脂17を供給しリードフレーム10上の要部を樹脂被
覆する。
【0014】小型化と同時に薄型化も要求される電子部
品では被覆樹脂の厚みを1.0mm以下とするために、
リードフレーム10も可及的に薄い、例えば厚さ0.1
5mmのものを用いている。一方、被覆樹脂の厚みを薄
くするとリードフレーム上での樹脂の流動性が低下し、
複数のフレームを巾方向に連接した構造のリードフレー
ムでは、樹脂被覆予定部を順次移動する樹脂は成形金型
から加熱されるため、移動中にも樹脂の粘度が上昇し、
樹脂の成形性が低下する。また複数の樹脂被覆予定部1
6a、16b、16cを連接させ一端側から他端側へ順
次樹脂を流動させる場合、樹脂の注入圧力は漸次低下
し、樹脂の注入口と排出口の位置によってボイドの発生
状態も変化する。
【0015】そのため、ボイドの発生が少なく、樹脂の
流動抵抗が最も小さくなるように樹脂の流動経路が設定
されるが、一般的には、樹脂の注入口と末端の樹脂排出
口とを矩形状の樹脂被覆予定部の対角位置に設定してい
ており、その結果樹脂はリードフレーム上で蛇行し、樹
脂の流動方向が変化する毎に樹脂の注入圧力が低減す
る。
【0016】本発明によるリードフレーム10はこのリ
ードフレーム上における樹脂の移動経路の末端で、樹脂
被覆予定部16cと隣接する位置に平面形状が矩形状の
切欠き部18を形成し、さらにこの切欠き部18と近接
する位置に透孔19を形成したことを特徴とする。この
切欠き部18と透孔19は近接配置され、変形し易い巾
狭のバー20によって分断されている。そして切欠き部
18は樹脂被覆予定部16cに連通し、透孔19は成形
金型の外部に連通している。
【0017】このリードフレーム10は樹脂17の流動
経路の末端に切欠き部18が配置されているため、樹脂
被覆予定部16cに樹脂が供給される間、バー20に圧
力がかかる。先ず、リードフレーム10の一側方の樹脂
被覆予定部16aに樹脂17が供給されると、樹脂被覆
予定部16a、16b、16c内に閉じ込められた空気
が圧縮され、この圧力がバー20にかかり、圧縮された
空気はバー20と成形金型と隙間から金型外部に放出さ
れる。そして樹脂が末端の樹脂被覆予定部16cに到達
すると、樹脂17の圧力がバー20にかかり、さらに圧
縮され空気が排除されて樹脂17が樹脂被覆予定部16
cに充填されると、圧縮空気の圧力より格段に大きい圧
力がバー20にかかる。この圧力によりバー20は延び
て透孔19側に入り込む。ここで仮に樹脂被覆予定部1
6cに空気が残留し閉じ込められている場合、樹脂被覆
予定部16c内の樹脂がかかる圧力は切欠き部18側と
閉じ込められた空気(ボイド)に分散されエアクッショ
ンの作用をするため、切欠き部18にかかる圧力は低下
し、バー20は変形しないか、変形してもわずかであ
る。
【0018】これにより樹脂被覆予定部16cの外周が
樹脂の薄皮で覆われ、外見では樹脂被覆されているよう
に見えても、バー20の変形状態から直ちに未充填であ
ることを知ることができる。一方、ボイドが無い場合に
は、樹脂にかかる圧力がそのままバー20にかかり、バ
ー20を大きく変形させるため、この状態からボイドの
ないことを知ることができる。このように樹脂に被覆さ
れて内部のボイドの状態を直接みることができない場合
でも、バー20の変形状態を見るだけで樹脂の充填状態
を容易に知ることができるため、樹脂の成形条件を設定
する際の成形状態の判定が容易で、成形条件の変化によ
るボイドの発生も直ちに知ることができる。
【0019】このバー20の変形状態は直接目視観察す
ることの他、テレビカメラを用いた画像認識装置により
自動的に行うことができる。またバー20は図示例では
切欠き部18と透孔19とを分断するものであるが、図
3に示すようにバー20の中間部にノッチ20aを形成
して、脆弱部を形成することによりバー20の変形を一
層顕著にすることができ、微細なボイドの発生も検出す
ることができる。さらには図4に示すように、バー20
の中間部または一端部を微細なスリット20bで分断
し、自由端20cとすることができる。これにより、バ
ー20は図3の状態より変形が顕著となりボイドの検出
感度を一層高めることができる。この場合、バー20を
越えて透孔19内に進入した樹脂の状態から、樹脂被覆
予定部16内の樹脂の充填状態を知ることができる。さ
らには、易変形部は直線状のバー20だけでなく図5に
示すように、中間部を屈曲または湾曲させることにより
易変形部の長さを長くし、変形し易くすることができ
る。また切欠き部18と透孔19とは巾を同じに設定す
るだけでなく、図6に示すように透孔19の巾を切欠き
部18の巾より広く設定することができる。これにより
バー20の切欠き部18の一辺である内辺に対して透孔
19の一辺である外辺が長くなるため、内辺に樹脂の圧
力がかかるとバー20は円弧状に変形し変形性が向上す
るだけでなく変形状態の確認も容易となる。
【0020】また図7に示すように切欠き部18内部の
角部を透孔19に近接させることにより、局部的に巾狭
部が形成され、バー20にかかる圧力が巾狭部に集中す
るためバー20の変形を顕著にできる。このように本発
明によるリードフレームは、樹脂被覆予定部16内の樹
脂の流動性が劣り、リードフレームの厚みが薄いことに
より切欠き部18に対する樹脂の注入圧力も制限される
ような場合でも、リードフレーム上の樹脂流動経路末端
に易変形部を形成したから樹脂被覆予定部の樹脂の充填
状態を確実に知ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多数の樹
脂被覆予定部を巾方向に連通したリードフレームの各樹
脂被覆予定部への樹脂の充填状態を正確に検出すること
ができるリードフレームを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるリードフレームの要部平面図
【図2】 図1に示すリードフレームのフレーム構造を
示す要部平面図
【図3】 図1に示すリードフレームの易変形部の変形
例を示す要部拡大平面図
【図4】 図1に示すリードフレームの易変形部の他の
変形例を示す要部拡大平面図
【図5】 図1に示すリードフレームの易変形部の他の
変形例を示す要部拡大平面図
【図6】 図1に示すリードフレームの易変形部の他の
変形例を示す要部拡大平面図
【図7】 図1に示すリードフレームの易変形部の他の
変形例を示す要部拡大平面図
【図8】 樹脂モールド型電子部品の一例を示す一部断
面平面図
【図9】 図3に示す電子部品の正断面図
【図10】 図3に示す電子部品の製造に用いられるリ
ードフレームの要部平面図
【符号の説明】 10 リードフレーム 11 フレーム 11a、11b、11c フレーム 12 吊りピン 13 アイランド 14 リード 15 タイバ 16、16a、16b、16c 樹脂被覆予定部 17 樹脂 18 切欠き部 19 透孔 20 バー(易変形部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巾方向及び長手方向に複数のフレームを連
    接し、各フレーム内にアイランドを配置し、フレームか
    らアイランドに向かって複数本のリードを延在させ、ア
    イランドにマウントされリードと電気的に接続された半
    導体ペレットを含むフレーム内の要部が樹脂にて被覆さ
    れるリードフレームにおいて、 上記巾方向に連接された複数のフレームの一端側から他
    端側に向かって樹脂が順次移動する樹脂供給経路の末端
    で樹脂被覆予定部と隣接する部分に切欠き部を形成し、
    この切欠き部と近接する部分に透孔を形成したことを特
    徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】切欠きと透孔の間に樹脂被覆予定部に供給
    された樹脂によって変形し得る易変形部を形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載のリードフレーム。
  3. 【請求項3】易変形部が巾狭のバーであることを特徴と
    する請求項2に記載のリードフレーム。
  4. 【請求項4】バーの中間部にノッチを形成したことを特
    徴とする請求項3に記載のリードフレーム。
  5. 【請求項5】バーの一端部または中間部が自由端である
    ことを特徴とする請求項3に記載のリードフレーム。
  6. 【請求項6】バーの中間部が屈曲または湾曲しているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のリードフレーム。
  7. 【請求項7】切欠きの巾に比して透孔の巾が広く設定さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載のリードフレー
    ム。
  8. 【請求項8】切欠きの内部角部を透孔に近接させたこと
    を特徴とする請求項7に記載のリードフレーム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017221581A1 (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社三井ハイテック リードフレーム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017221581A1 (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社三井ハイテック リードフレーム
JP2017228706A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社三井ハイテック リードフレーム

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