JP2002056501A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2002056501A
JP2002056501A JP2000243998A JP2000243998A JP2002056501A JP 2002056501 A JP2002056501 A JP 2002056501A JP 2000243998 A JP2000243998 A JP 2000243998A JP 2000243998 A JP2000243998 A JP 2000243998A JP 2002056501 A JP2002056501 A JP 2002056501A
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JP2000243998A
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Manabu Hatanaka
学 畠中
Eiji Ueki
英治 植木
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、磁気記録再生装置に関し、例えば
カメラ一体型ビデオテープレコーダに適用して、従来に
比してさらに一段と全体形状を小型化することができる
ようにする。 【解決手段】 本発明は、記録用ヘッドと、この記録用
ヘッドに対応する再生用ヘッド以外の再生用ヘッドとで
ロータリートランスの巻線を共用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置
に関し、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダに適
用することができる。本発明は、記録用ヘッドと、この
記録用ヘッドに対応する再生用ヘッド以外の再生用ヘッ
ドとでロータリートランスの巻線を共用することによ
り、従来に比してさらに一段と全体形状を小型化するこ
とができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダにおいては、スタジオ等で使用される据え置き型のビ
デオテープレコーダに比して、回転ドラムに搭載する磁
気ヘッドの数を増大し、その分回転ドラムの回転速度を
低速度化することにより、据え置き型のビデオテープレ
コーダと同一の記録パターンにより記録トラックを形成
しつつノイズの発生を少なくするようになされている。
【0003】すなわち図7(A)は、この据え置き型の
ビデオテープレコーダの回転ドラムの構成を示す略線図
であり、据え置き型のビデオテープレコーダにおいて
は、直径81〔mm〕の回転ドラム1Aを例えば90
〔Hz〕の回転速度で回転駆動した状態で、この回転ド
ラム1Aに180度の巻き付け角度により磁気テープ2
を巻き付けて磁気テープ2を走行させる。回転ドラム1
Aには、正及び負のアジマス角による1組の記録用ヘッ
ドRECA及びRECBと、この1組の記録用ヘッドR
ECA及びRECBと180度の角間隔により対向する
1組の記録用ヘッドRECC及びRECDとが配置さ
れ、さらにこれら記録用ヘッドRECA〜RECDに対
して対応する再生用ヘッドPBA〜PBDがそれぞれ9
0度の角間隔だけ離間して配置される。
【0004】これにより据え置き型のビデオテープレコ
ーダにおいては、1組の記録用ヘッドRECA及びRE
CBが磁気テープ2の走査を終了すると、残る1組の記
録用ヘッドRECC及びRECDが磁気テープ2の走査
を開始し、またこの残る1組の記録用ヘッドRECC及
びRECDが磁気テープ2の走査を終了すると、1組の
記録用ヘッドRECA及びRECBが磁気テープ2の走
査を開始するようになされ、これらにより図8(B)に
示すように、記録用ヘッドRECA〜RECDの磁気テ
ープ2の走査に対応するように記録用ヘッドRECA〜
RECDを駆動して、順次磁気テープ2に記録トラック
を形成するようになされている(図8(A))。なおこ
の図8においては、記録用ヘッドRECA〜RECDに
割り当てた符号A〜Dにより対応する記録用ヘッドRE
CA〜RECDの駆動を示し、またこの駆動のタイムチ
ャートに付した数字により記録トラックとの対応関係を
示す。
【0005】これに対して図7(B)は、この据え置き
型のビデオテープレコーダと同一フォーマットに係るカ
メラ一体型ビデオテープレコーダの回転ドラムの構成を
示す略線図である。カメラ一体型ビデオテープレコーダ
においては、据え置き型と同一である直径81〔mm〕
の回転ドラム1Bを所定の回転速度で回転駆動した状態
で、この回転ドラム1Bに180度の巻き付け角度によ
り磁気テープ2を巻き付けて磁気テープ2を走行させ
る。回転ドラム1Bには、2組の記録用ヘッドRECA
〜RECCと、この2組の記録用ヘッドRECA〜RE
CDと180度の角間隔により対向する2組の記録用ヘ
ッドRECE〜RECHとが配置され、さらにこれら記
録用ヘッドRECA〜RECHに対して対応する再生用
ヘッドPBA〜PBHがそれぞれ90度の角間隔だけ離
間して配置される。
【0006】これによりカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダでは、2組の記録用ヘッドRECA〜RECDが磁
気テープ2の走査を終了すると、残る2組の記録用ヘッ
ドRECE〜RECHが磁気テープ2の走査を開始し、
またこの残る2組の記録用ヘッドRECE〜RECHが
磁気テープ2の走査を終了すると、先の2組の記録用ヘ
ッドRECA〜RECDが磁気テープ2の走査を開始す
るようになされ、これにより回転ドラム1Bの1回転
で、据え置き型の2倍である8本の走査軌跡を形成する
ようになされている。
【0007】カメラ一体型ビデオテープレコーダでは、
これにより据え置き型の場合に対して回転ドラム1Bの
回転速度を1/2の45〔Hz〕に設定して回転ドラム
1Bを回転駆動すると共に、図8(C)に示すように、
記録用ヘッドRECA〜RECHの磁気テープ2の走査
に対応するように記録用ヘッドRECA〜RECHを駆
動して、据え置き型の場合と同様の記録パターンにより
順次磁気テープ2に記録トラックを形成するようになさ
れている。なおこのように構成することにより据え置き
型においては、記録用ヘッドにおけるデータ周波数が、
約94〔MHz〕となるのに対し、カメラ一体型ビデオ
テープレコーダにおいては、半分の約47〔MHz〕と
なる。
【0008】このような回転ドラムの構成に係る従来の
ビデオテープレコーダにおいては、図7(A)及び
(B)との対比により図9(A)及び(B)に示すよう
に、180度対向する磁気ヘッドでロータリートランス
の巻線を共用することにより(図9においては、この共
用する関係を実線及び破線により対応する磁気ヘッドを
接続して示す)、ロータリートランスの高さを薄くし、
その分、全体形状を小型化するようになされている。
【0009】すなわちこの種のビデオテープレコーダに
おいては、選択回路を介してロータリートランスの巻線
を磁気ヘッドに接続するようになされており、例えば据
え置き型の場合、記録用ヘッドRECAが磁気テープ2
を走査する期間の間、この記録用ヘッドRECAにロー
タリートランスの2次巻線を接続し、続いて対応する記
録用ヘッドRECCが磁気テープ2を走査する期間の
間、記録用ヘッドRECAに代えて記録用ヘッドREC
Cにロータリートランスの2次巻線を接続する。
【0010】これにより記録時においては、このような
選択回路の切り換えにより180度対向する記録用ヘッ
ドを交互に駆動してビデオデータを記録するようになさ
れ、また再生時においては、同様に180度対向する再
生用ヘッドの出力信号を交互に取り込んで処理すること
により磁気テープ2に記録されたビデオデータを再生で
きるようになされている。またこのような記録の処理と
再生の処理とを同時並列的に実行して、例えば記録用ヘ
ッドによる記録結果を再生用ヘッドによりモニタして、
記録信号の調整作業等を実行できるようになされてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで種のビデオテ
ープレコーダにおいては、更なる小型化が求められてい
おり、特にカメラ一体型ビデオテープレコーダにおいて
は、このような要望が著しい。このような要望に対して
磁気テープの巻き付け角度を180度より大きくし、そ
の分回転ドラムを小径化することにより対応することが
考えられる。
【0012】ところがこのようにすると、上述したよう
な記録用ヘッド及び再生用ヘッドのそれぞれにおいて、
1つの磁気ヘッドが走査を完了すると対応する磁気ヘッ
ドが走査を開始する関係が崩れ、従来と同様の手法によ
っては、記録用ヘッド及び再生用ヘッドのそれぞれにお
いて、ロータリートランスの巻線を共用化することが困
難になる。
【0013】このようにロータリートランスの巻線を共
用化することが困難になると、磁気ヘッドの数の分、ロ
ータリートランスに巻線を配置することが必要になって
ロータリートランスの高さが高くなり、結局、回転ドラ
ムの直径を小さくしても全体形状にあっては小型化する
ことが困難になる問題がある。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比してさらに一段と全体形状を小型化するこ
とができる磁気記録再生装置を提案しようとするもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、磁気記録再生装置に適用
して、ロータリートランスが、記録用ヘッドと、該記録
用ヘッドと対応する再生用ヘッド以外の再生用ヘッドと
で、巻線を共用する。
【0016】記録用ヘッドと、該記録用ヘッドと対応す
る再生用ヘッド以外の再生用ヘッドとで、巻線を共用す
る場合、記録時においては、巻線を記録用ヘッドで使用
して、再生時においては、巻線を再生用ヘッドで使用し
て、記録再生の処理を実行することができる。これによ
り巻き付け角度を180度より大きな角度とした場合で
も、記録再生用ヘッドに関して記録用ヘッド及び再生用
ヘッドの1/2の巻線数によりロータリートランスを構
成することができ、その分ロータリートランスを小型化
することができ、回転ドラムを小径化した場合でも、回
転ドラムの高さを小さくすることができる。その分、全
体として小型の磁気記録再生装置を得ることができる。
また記録用ヘッドと、該記録用ヘッドと対応する再生用
ヘッド以外の再生用ヘッドとで、ロータリートランスの
巻線が共用化されることにより、記録用ヘッドで記録し
ながら、対応する再生用ヘッドで記録結果をモニタする
こともでき、これにより例えば記録電流の調整作業を自
動化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0018】(1)実施の形態の構成 図2は、本発明の実施の形態に係るカメラ一体型ビデオ
テープレコーダを示すブロック図である。このカメラ一
体型ビデオテープレコーダ11において、CCD撮像部
(CCD:Charge Coupled Device )12は、レンズL
によってCCD撮像素子の撮像面に形成される撮像結果
を光電変換処理して撮像信号を得、この撮像信号を信号
処理することにより、赤色、青色、緑色の色信号による
ディジタルビデオ信号を出力する。
【0019】ビデオプロセッサ13は、これら赤色、青
色、緑色の色信号によるディジタルビデオ信号の信号処
理により、ガンマ補正、ニー補正等の処理を実行し、さ
らには輝度信号、色差信号によるディジタルビデオ信号
に変換して出力する。またビデオプロセッサ13は、再
生時、デコーダ14から入力される輝度信号、色差信号
によるディジタルビデオ信号を色信号によるディジタル
ビデオ信号に変換する。
【0020】ビューファインダー15は、ビデオプロセ
ッサ13で処理された赤色、青色、緑色の色信号による
ディジタルビデオ信号により液晶表示パネルを駆動し、
これにより記録時においては、撮像結果をモニタできる
ようにし、また再生時においては、再生結果をモニタで
きるようにする。なおビューファインダー15は、これ
らに加えて図示しないシステムコントローラの制御によ
り種々のメニュー画面を表示するようになされている。
【0021】シリアルデータインターフェース(SD
I:Serial Digital Interface)16は、ディジタルビ
デオ信号のインターフェース回路であり、ビデオプロセ
ッサ13による輝度信号及び色差信号のディジタルビデ
オ信号を受け、所定フォーマットにより出力する。
【0022】エンコーダ18は、オペレータの選択した
記録フォーマットに対応するように、ビデオプロセッサ
13より出力される輝度信号及び色差信号によるディジ
タルビデオ信号を信号処理して出力する。なおここでこ
のカメラ一体型ビデオテープレコーダ11においては、
データ圧縮の相違により3種類の記録フォーマットが用
意され、オペレータによりこれらのフォーマットを選択
できるようになされている。これらフォーマットのうち
の第1のフォーマットは、何らディジタルビデオ信号を
データ圧縮しないフォーマットであり、このフォーマッ
トの場合、後述するECCエンコーダ19の出力データ
における周波数が約94〔MHz〕となり、1つの斜め
トラックのデータ長が64270〔byte〕となるように
なされている。また第2のフォーマットは、MPEG
(Moving Picture Experts Group)の手法によりデータ
圧縮するものであり、このフォーマットの場合、ECC
エンコーダ19の出力データにおける周波数が約45
〔MHz〕となり、1つの斜めトラックのデータ長が5
4816〔byte〕となるようになされている。また第3
のフォーマットは、カメラ一体型ビデオテープレコーダ
に固有のデータ圧縮手法によりデータ圧縮するものであ
り、このフォーマットの場合、ECCエンコーダ19の
出力データにおける周波数が約66〔MHz〕となり、
1つの斜めトラックのデータ長が44764〔byte〕と
なるようになされている。
【0023】ECCエンコーダ19は、このエンコーダ
18の出力データに積符号形式の誤り訂正符号等を付加
し、さらにインターリーブ処理して所定のチャンネル数
により出力する。
【0024】コンバータ20は、回転ドラム21に搭載
された記録用ヘッドに対応するように、このECCエン
コーダ19の出力データのチャンネル数、データ転送速
度、タイミング等を補正して出力する。カメラ一体型ビ
デオテープレコーダ11は、このコンバータ20の出力
信号により所定の駆動回路で記録用ヘッドの駆動信号を
生成する。
【0025】ロータリートランス22は、この記録用ヘ
ッドの駆動信号を1次巻線に受け、選択回路23を介し
て回転ドラム21に搭載された対応する記録用ヘッドに
出力し、また選択回路23を介して回転ドラム21に搭
載された対応する再生ヘッドの出力信号をデコーダ25
A、25Bに出力する。
【0026】選択回路23は、回転ドラム21に搭載さ
れて所定の制御信号により接点を切り換え、ロータリー
トランスの2次巻線出力を記録用ヘッドに供給し、また
再生用ヘッドの出力信号をロータリートランスの2次巻
線に供給する。これらによりカメラ一体型ビデオテープ
レコーダ11では、回転ドラム21に搭載された記録用
ヘッドにより順次斜めに記録トラックを形成してディジ
タルビデオ信号を磁気テープ2に記録できるようになさ
れている。また再生時においては、再生用ヘッドから得
られる再生信号を対応するデコーダ25A及び25Bに
出力できるようになされている。
【0027】デコーダ25A及び25Bは、それぞれ4
チャンネルの信号処理回路であり、再生用ヘッドから出
力される再生信号をロータリートランス22を介して入
力する。デコーダ25A及び25Bは、このようにして
入力する再生信号を波形等化、2値化してディジタルビ
デオ信号を復号して出力する。
【0028】ECCデコーダ26は、このようにしてデ
コーダ25A及び25Bから出力されるディジタルビデ
オ信号を誤り訂正処理して出力する。
【0029】デコーダ14は、エンコーダ18とは逆
に、ECCデコーダ26から出力されるディジタルビデ
オ信号を記録時のフォーマットに応じて信号処理し、こ
れにより一般的な輝度信号及び色差信号によるディジタ
ルビデオ信号を生成してビデオプロセッサ13に出力す
る。これらによりこの実施の形態では、磁気テープ2に
記録されたビデオデータを再生して出力できるようにな
されている。
【0030】図1は、このカメラ一体型ビデオテープレ
コーダ11の回転ドラムの構成を示す略線図である。回
転ドラム21は、図7について上述した回転ドラム1
A、1Bの直径の1/1.5である直径54〔mm〕に
より形成され、周波数45〔Hz〕の回転速度で回転駆
動した状態で、図7について上述した回転ドラム1A、
1Bの1.5倍の270度の巻き付け角度により磁気テ
ープ2が巻き付けられるようになされている。
【0031】回転ドラム21は、180度の角度の範囲
(図1においては、右半分の範囲)に集中して、ほぼ等
間隔に、4組の記録用ヘッドRECA〜RECHが配置
される。また回転ドラム21は、それぞれ記録用ヘッド
RECA〜RECHに対して180度対向するように、
対応する再生用ヘッドPBA〜PBHが配置される。な
お回転ドラム21は、これらの他にフライングイレーズ
ヘッド等が配置される。これにより回転ドラム21は、
図7について上述した従来構成によるものとの対比によ
り図3に示すように、各記録用ヘッドRECA〜REC
Hが一定の時間差を持って、磁気テープ2の巻き付け角
度を増やした分、従来に比して各記録用ヘッドRECA
〜RECHが長い期間の間、磁気テープ2を走査するよ
うになされている。
【0032】これによりカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ11では、回転速度を低速度に維持したまま回転ド
ラム21を小径化して、従来の記録フォーマットにより
順次記録トラックを形成できるようになされている。な
おこのように従来に比して各記録用ヘッドRECA〜R
ECHが長い期間の間、磁気テープ2を走査するように
なされていることにより、このカメラ一体型ビデオテー
プレコーダ11においては、後述するコンバータ20の
処理により、図7について説明したと同一のフォーマッ
トによる記録においては、記録用ヘッドRECA〜RE
CHにおけるデータ周波数が約31.3〔MHz〕とな
るように、各記録用ヘッドRECA〜RECHを駆動す
るようになされている。
【0033】回転ドラム21は、図1(B)に示すよう
に、各記録用ヘッドが、対応する再生用ヘッド以外の再
生用ヘッドとの間で巻線を共用するように接続される。
具体的に、回転ドラム21は、磁気テープ2を先行して
走査する側の記録用ヘッドRECA〜RECDと、後行
して走査する側の記録用ヘッドRECE〜RECHとに
記録用ヘッドRECA〜RECHがグループ化され、ま
た同様に、磁気テープ2を先行して走査する側の再生用
ヘッドPBA〜PBDと、後行して走査する側の再生用
ヘッドPBE〜PBHとに再生用ヘッドPBA〜PBH
がグループ化される。回転ドラム21は、この先行して
走査する側の記録用ヘッドRECA〜RECDによるグ
ループと、後行して走査する側の再生用ヘッドPBE〜
PBHとの間で巻線が共用される。また後行して走査す
る側の記録用ヘッドRECE〜RECHによるグループ
と、先行して走査する側の再生用ヘッドPBA〜PBD
との間で巻線が共用される。
【0034】この実施の形態においては、さらに具体的
に回転ドラム21は、各記録用ヘッドが、磁気テープの
巻き付け角度である270度の分だけほぼ離間して配置
された再生ヘッドとの間で、選択回路23を介してロー
タリートランス22の巻線を共用するようになされる。
すなわち先行して走査する側の記録用ヘッドRECA〜
RECDによるグループと、後行して走査する側の再生
用ヘッドPBE〜PBHとの間では、各記録用ヘッドR
ECA〜RECDが磁気テープ2の走査をほぼ終了する
と走査を開始する再生用ヘッドPBE〜PBHとでそれ
ぞれ巻線が共用化される。これに対して後行して走査す
る側の記録用ヘッドRECE〜RECHによるグループ
と、先行して走査する側の再生用ヘッドPBA〜PBD
とでは、再生用ヘッドPBA〜PBDがほぼ磁気テープ
2の走査を終了すると走査を開始する記録用ヘッドRE
CE〜RECHとそれぞれ巻線が共用化される。これに
より180度より大きな巻き付け角度に設定した場合で
あっても、回転ドラムの高さを低くするようになされて
いる。また1つのグループについて磁気テープ2に所望
のデータを記録しながら、他のグループにより記録結果
をモニタできるようになされ、これにより記録電流の調
整に利用できるようになされている。
【0035】図4は、ECCエンコーダ19及びコンバ
ータ20を詳細に示すブロック図である。ECCエンコ
ーダ19は、図5に示すように、ディジタルビデオ信号
のフレーム周期で繰り返されるフレームパルスFPを基
準にして動作し(図5(A))、誤り訂正符号等を付加
してなるディジタルビデオ信号を繰り返し出力する。こ
のときエンコーダ18は、図7について説明した据え置
きビデオテープレコーダにおいて、対向するように配置
された2組の記録用ヘッドRECA〜RECDに対応す
るように、処理したデータを所定のクロックCKに同期
した2系統により出力する(図5(B1)〜(B
3))。なおこの図4及び図5においては、この記録用
ヘッドRECA〜RECDに対応する出力をそれぞれ符
号A〜Dにより示す。
【0036】コンバータ20は、このECCエンコーダ
19の出力データをフレームパルスFP、クロックCK
を基準にして取り込んだ後、記録用ヘッドRECA〜R
ECHに対応する8系統により出力する。すなわちコン
バータ20において、メモリ30A及び30Bは、それ
ぞれバッファ31A及び31Bを介して、ECCエンコ
ーダ19の出力データを取り込んで保持する。さらにメ
モリ30A及び30Bは、これらのデータを各記録トラ
ックに対応する配列に振り分けてそれぞれ4系統により
出力する。
【0037】バッファ32A〜32Hは、このメモリ3
0A及び30Bの出力データをそれぞれ保持して出力
し、カメラ一体型ビデオテープレコーダ11では、これ
らバッファ32A〜32Hの出力データが図示しない駆
動回路、ロータリートランス22、選択回路23を介し
て各記録用ヘッドRECA〜RECHに出力されるよう
になされている(図5(C))。
【0038】これらの処理において、コンバータ20
は、ドラムパルスDP(図5(D))を基準にして、各
バッファ32A〜32Hより各記録用ヘッドRECA〜
RECHの走査に対応するタイミングにより記録に供す
るデータを出力する。なおここでドラムパルスDPは、
回転ドラム21の回転周期で立ち上がる基準信号であ
り、回転ドラム21を駆動するサーボ回路によりフレー
ムパルスFPに同期するようになされている。またコン
バータ20は、所定のクロックDCK、DRCKを基準
にして各バッファ32A〜32Hより保持したデータを
出力するようになされている。
【0039】タイミングジェネレータ36は、このコン
バータ20の動作基準である各種基準信号、コンバータ
20の動作を制御する制御信号を生成して出力する。タ
イミングジェネレータ36は、この各種制御信号の生成
において、クロックDCK又はDRCKのカウント値と
レジスタに保持した制御データとの比較により、各種制
御信号を出力する。すなわちタイミングジェネレータ3
6は、ドラムパルスDPの立ち下がりのタイミングよ
り、各記録用ヘッドに設定された遅延時間TA〜TH
(図5(C))だけ遅延して、それぞれバッファ32A
〜32Hに保持したデータを出力するように、バッファ
32A〜32Hの動作を制御し、これによりドラムパル
スDPを基準にして各記録用ヘッドRECA〜RECH
が磁気テープ2を走査する期間の間、対応するデータを
出力する。またこれとは逆に、フレームパルスを基準に
したカウント値の判定により、バッファ31A、31B
に対するデータ取り込み開始のタイミイング(図5にお
いて符号t1及びt2により示す期間の設定)、連続し
て取り込むデータ長DTを制御する。
【0040】CPUインターフェース(CPU/IF)
35は、バスBUSを介してこのように動作するタイミ
ングジェネレータ36を外部の中央処理ユニット(CP
U)34に接続し、これによりコンバータ20は、中央
処理ユニット34によりタイミングジェネレータ(T
G)36のレジスタに各種制御データをセットして、こ
の実施の形態に係る回転ドラム21における記録用ヘッ
ドRECA〜RECHの配置の場合だけでなく、種々の
角間隔による記録用ヘッドRECA〜RECHの配置に
対応できるようになされている。
【0041】図6は、記録用ヘッドRECA〜REC
H、再生用ヘッドPBA〜PBHの動作の切り換え制御
に関する構成を示すブロック図である。カメラ一体型ビ
デオテープレコーダ11において、駆動回路40は、コ
ンバータ20から出力される8系統の出力データに応じ
て記録用ヘッドRECA〜RECHの駆動信号を生成し
て出力する。これに対して調整モードにおいては、図示
しない基準信号生成回路より出力される基準信号により
駆動信号を生成して出力する。この処理において、駆動
回路40は、システムコントローラ(シスコン)41よ
り出力される制御信号により決まる利得で駆動信号を生
成して出力する。
【0042】選択回路23は、記録時においては、この
ロータリートランス22の2次巻線出力を対応する記録
用ヘッドRECA〜RECHに出力する。これによりカ
メラ一体型ビデオテープレコーダ11では、記録時、順
次磁気テープ2に斜めトラックを形成してビデオ信号を
記録できるようになされている。これに対して再生時、
選択回路23は、記録用ヘッドRECA〜RECHに代
えて、再生用ヘッドPBA〜PBHをロータリートラン
ス22の2次巻線に接続し、カメラ一体型ビデオテープ
レコーダ11においては、このロータリートランス22
の一次巻線出力がデコーダ25A及び25Bに出力され
るようになされている。これによりカメラ一体型ビデオ
テープレコーダ11では、ロータリートランス22の巻
線を記録用ヘッドと再生用ヘッドとで共用して順次磁気
テープ2に斜め記録されたビデオ信号を再生できるよう
になされている。
【0043】これに対して調整時、選択回路23は、1
つのグループについては、ロータリートランス22の2
次巻線出力を対応する記録用ヘッドRECA〜RECD
又はRECE〜RECHに出力するのに対し、他方のグ
ループについては、再生用ヘッドPBA〜PBD又はP
BE〜PBHをロータリートランス22の2次巻線に接
続する。またシステムコントローラ41の制御により、
このグループの接続を入れ換える。
【0044】信号レベル検出回路42は、システムコン
トローラ41の制御により、調整時、再生用ヘッドに接
続されてなるロータリートランス22の一次巻線出力に
ついて、信号レベルを検出してシステムコントローラ4
1に通知する。かくするにつき、このカメラ一体型ビデ
オテープレコーダ11においては、対応する記録用ヘッ
ドと再生用ヘッドとが異なるグループにグループ化され
ていることにより、この場合、カメラ一体型ビデオテー
プレコーダ11においては、記録用ヘッドにより所定の
基準信号を記録した直後の記録トラックについて、再生
用ヘッドより出力される再生信号の信号レベルを検出す
ることになる。
【0045】システムコントローラ41は、オペレータ
の操作により調整モードに設定されると、信号レベル検
出回路42で検出される信号レベルが所定の基準レベル
となるように、駆動回路40の利得を調整し、記録時に
おいては、このようにして設定した利得により駆動信号
を生成するように、駆動回路40に制御データを出力す
る。これによりカメラ一体型ビデオテープレコーダ11
においては、記録電流を自動調整できるようになされて
いる。
【0046】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、このカメラ一体型ビデオテープレ
コーダ11においては(図2)、CCD撮像部12で得
られる撮像結果がビデオプロセッサ13により輝度信号
及び色差信号によるディジタルビデオ信号に変換された
後、エンコーダ18により所定フォーマットに変換さ
れ、続くECCエンコーダ19により誤り訂正符号が付
加される。撮像結果は、このECCエンコーダ19によ
る処理において、従来構成による4チャンネルの記録用
ヘッドの配置に対応する2チャンネルのデータ列により
出力される(図3、図4、図5、図7)。
【0047】このようにして得られる撮像結果は、続く
コンバータ20において、回転ドラム21に配置した記
録用ヘッドRECA〜RECHに対応する8チャンネル
の出力データに変換された後、所定の駆動回路40によ
り各記録用ヘッドRECA〜RECHの駆動信号に変換
され(図6)、これらがロータリートランス22、選択
回路23を順次介して対応する記録用ヘッドRECA〜
RECHに供給される。
【0048】カメラ一体型ビデオテープレコーダ11に
おいては、回転ドラム21に、このようにディジタルビ
デオ信号の記録に供する記録用ヘッドRECA〜REC
Hが4組、8個配置され、その分、さらに磁気テープ2
が270度の巻き付け角度により巻き付けられているこ
とにより、従来に比して小さい直径による回転ドラム2
1を使用して、この回転ドラム21の1回転で8本の記
録トラックが作成される。これによりカメラ一体型ビデ
オテープレコーダ11では、従来に比して小さな直径に
よる回転ドラム21を用いて、また従来のカメラ一体型
ビデオテープレコーダと同一の低い回転速度により回転
ドラム21を駆動して、従来と同一の記録パターンによ
り記録トラックを形成する。
【0049】このようにして順次斜めトラックを形成す
るカメラ一体型ビデオテープレコーダ11においては、
再生時、選択回路23の接点が切り換えられ、ロータリ
ートランス22の2時巻線が記録用ヘッドRECA〜R
ECHに代えて再生用ヘッドPBA〜PBHに接続され
る。またロータリートランス22の1次巻線出力がデコ
ーダ25A及び25Bにより処理される。これによりカ
メラ一体型ビデオテープレコーダ11では、記録用ヘッ
ドと再生用ヘッドとでロータリートランスの巻線を共用
することができ、その分、ロータリートランスの高さを
低いものとすることができる。従ってカメラ一体型ビデ
オテープレコーダ11では、磁気テープ2の巻き付け角
度を大きくして回転ドラム21の直径を小さくした場合
でも、回転ドラム21の高さを小さいままに維持するこ
とができ、その分、全体形状を従来に比して小型化する
ことができる。
【0050】すなわちこのようにして再生時、ロータリ
ートランス22の1次巻線より各再生用ヘッドPBA〜
PBHの再生信号が得られ、この再生信号がデコーダ2
5A、25Bにより処理されて再生データが得られ、続
くECCデコーダ26により誤り訂正処理される。また
続くデコーダ14によりフォーマットが変換された後、
ビデオプロセッサ13を介してシリアルデータインター
フェース16より外部機器に出力される。
【0051】このようにして記録再生するにつき、工場
出荷時、メンテナンス時等の調整時においては、8個の
記録用ヘッドRECA〜RECHの中で、4個の記録用
ヘッドにより所定の基準信号を記録しながら、記録直後
の再生結果をモニタして記録電流が自動調整される。
【0052】カメラ一体型ビデオテープレコーダ11に
おいては、対応する記録用ヘッドと再生用ヘッドとの間
によるロータリートランスの巻線の共用化を避け(図1
(B))、何ら対応関係の無い記録用ヘッドと再生用ヘ
ッドとの間で、この巻線が共用化されていることによ
り、ロータリートランス22の複数巻線のうちの一部に
ついては、2次巻線を記録用ヘッド側に接続し、この記
録用ヘッドの走査軌跡を走査する対応する再生用ヘッド
をロータリートランス22の2次巻線に接続することが
でき、これによりロータリートランス22の巻線を共用
化して、記録電流を自動調整することができる。
【0053】またほぼ回転ドラム21を180度の角範
囲で区切って、一方にほぼ等間隔により記録用ヘッドを
配置し、他方には同様にほぼ等間隔で再生用ヘッドを配
置し、さらに記録用ヘッド及び再生用ヘッドを先行する
側と後行する側とでグループ化し、それぞれ先行する側
のグループと後行する側のグループとで巻線を共用化し
たことにより、グループ毎に記録電流を自動調整するこ
とができ、その分、自動調整に要する時間を短くするこ
とができる。
【0054】このようにして各記録用ヘッドを駆動する
につき、カメラ一体型ビデオテープレコーダ11では
(図4)、従来構成による回転ドラムの配置に対応する
2系統によりECCエンコーダ19から記録に供するデ
ータが出力され、このデータがコンバータ20におい
て、一旦メモリ30A及び30Bに保持されて記録用ヘ
ッドに対応する複数の系列に振り分けられて出力され
る。さらにこのときタイミングジェネレータ36のレジ
スタに保持した制御データに応じたタイミングにより各
記録用ヘッドRECA〜RECHによる磁気テープ2の
走査に対応したタイミングによりこれら複数系列のデー
タが出力される。これによりカメラ一体型ビデオテープ
レコーダ11においては、このタイミングジェネレータ
36に保持した制御データを更新することにより、この
コンバータ20を種々の記録用ヘッドの配置に対応させ
て使用することができ、その分コンバータ20の適用範
囲を拡大することができる。
【0055】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、記録用ヘッドと、この記録用ヘッ
ドに対応する再生用ヘッド以外の再生用ヘッドとでロー
タリートランスの巻線を共用することにより、180度
より大きな所定の巻き付け角度により回転ドラムに磁気
テープを巻き付ける場合でも、記録電流を自動的に調整
することができ、また従来に比して一段と全体形状を小
型化することができる。
【0056】すなわち所定の選択回路を介してロータリ
ートランスの巻線を共用に係る記録用ヘッドと再生用ヘ
ッドとに接続し、所定の動作モードにおいて、1つの記
録用ヘッドについては巻線を該記録用ヘッドに接続し、
該記録用ヘッドに対応する再生用ヘッドについては、先
の巻線を該再生用ヘッドに接続することにより、記録結
果をモニタして記録電流の自動調整に使用することがで
きる。
【0057】またこのとき所定のメモリを介して記録用
ヘッドに対応するデータ系列により記録に供するデータ
を出力するようにし、このデータの出力を回転ドラムの
回転に同期した基準パルスのタイミングより、所定のレ
ジスタに保持した制御データに応じた遅延時間だけ遅延
したタイミングで出力することにより、種々の回転ドラ
ムの構成に対応して記録用ヘッドを駆動することができ
る。
【0058】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ECCエンコーダよ
り記録に供するデータを2系統により出力した後、コン
バータ20により振り分ける場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、ECCエンコーダより予め記録用
ヘッドに振り分けて出力するようにしてもよい。
【0059】また上述の実施の形態においては、270
度の巻き付け角度により磁気テープを巻き付ける場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、180度より
大きな巻き付け角度による場合に広く適用することがで
きる。
【0060】また上述の実施の形態においては、本発明
をビデオテープレコーダに適用する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、ディジタルオーディオテー
プレコーダ、テープストリーマ等、種々の磁気記録再生
装置に広く適用することができる。
【0061】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、記録用ヘ
ッドと、対応する再生用ヘッド以外の再生用ヘッドとで
ロータリートランスの巻線を共用することにより、18
0度より大きな所定の巻き付け角度により回転ドラムに
磁気テープを巻き付ける場合に、従来に比して一段と全
体形状を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るビデオテープレコー
ダにおける回転ドラムの構成を示す略線図である。
【図2】図1の回転ドラムによるビデオテープレコーダ
を示すブロック図である。
【図3】図2のビデオテープレコーダによる記録フォー
マットの説明に供する略線図である。
【図4】図2のビデオテープレコーダにおけるコンバー
タ及び周辺構成を示すブロック図である。
【図5】図4のコンバータの説明に供する略線図であ
る。
【図6】図4のビデオテープレコーダにおける選択回路
を周辺構成と共に示すブロック図である。
【図7】従来のビデオテープレコーダにおける回転ドラ
ムの構成を示す略線図である。
【図8】図7のビデオテープレコーダによる記録フォー
マットの説明に供する略線図である。
【図9】図7のビデオテープレコーダにおけるロータリ
ートランスの共用化の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1A、1B、21……回転ドラム、2……磁気テープ、
19……ECCエンコーダ、20……コンバータ、22
……ロータリートランス、23……選択回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】180度より大きな巻き付け角度により回
    転ドラムに磁気テープを巻き付け、前記磁気テープに斜
    めトラックを形成して所望のデータを記録する磁気記録
    再生装置において、 前記回転ドラムに、 複数の記録用ヘッドと、 前記複数の記録用ヘッドの走査軌跡をそれぞれが走査す
    る複数の再生用ヘッドと、 記録時、所定の駆動信号出力回路より出力される駆動信
    号を前記記録用ヘッドに供給し、再生時、前記再生用ヘ
    ッドの出力信号を所定の信号処理回路に出力するロータ
    リートランスとを有し、 前記ロータリートランスは、 前記記録用ヘッドと、対応する前記再生用ヘッド以外の
    前記再生用ヘッドとで、巻線を共用することを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記ロータリートランスは、所定の選択回
    路を介して前記巻線を、共用に係る前記記録用ヘッドと
    前記再生用ヘッドとに接続し、 前記磁気記録再生装置は、 所定の動作モードにおいて、 1つの前記記録用ヘッドについて、前記巻線を該記録用
    ヘッドに接続するように、対応する前記選択回路の設定
    を切り換え、 該記録用ヘッドに対応する再生用ヘッドについて、前記
    巻線を該再生用ヘッドに接続するように、対応する前記
    選択回路の設定を切り換えることを特徴とする請求項1
    に記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記駆動信号出力回路は、 入力データを一時保持して複数系統に振り分けて出力す
    るメモリと、 前記メモリの出力データをそれぞれ一時保持して出力す
    るバッファと、 前記バッファの出力データに応じて対応する前記記録用
    ヘッドの駆動信号を出力する駆動回路とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記駆動信号出力回路は、 前記回転ドラムの回転に同期した基準パルスのタイミン
    グより、所定のレジスタに保持した制御データに応じた
    遅延時間だけ遅延したタイミングにより、前記バッファ
    に保持したデータの出力を開始することを特徴とする請
    求項3に記載の磁気記録再生装置。
JP2000243998A 2000-08-07 2000-08-07 磁気記録再生装置 Pending JP2002056501A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008204531A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Sony Corp 磁気記録再生装置
JP2009043347A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Sony Corp 可動ヘッド制御装置及び記録再生装置

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JP2008204531A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Sony Corp 磁気記録再生装置
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