JP2002055931A - データ自動送信装置 - Google Patents
データ自動送信装置Info
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- JP2002055931A JP2002055931A JP2001008383A JP2001008383A JP2002055931A JP 2002055931 A JP2002055931 A JP 2002055931A JP 2001008383 A JP2001008383 A JP 2001008383A JP 2001008383 A JP2001008383 A JP 2001008383A JP 2002055931 A JP2002055931 A JP 2002055931A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内容の異なる文書やデータを、内容を改ざん
されることなしに、Eメールによって複数の相手に連続
して自動的に送信するためのデータ自動送信装置を提供
することである。 【解決手段】 送信先のデータをコンピュータの内部記
憶装置に記録する送信先データ記録手段と、送信しよう
とする内容を記したデータを内部記憶装置に記録する送
信内容データ記録手段と、内部記憶装置に記録された送
信先データと送信内容データを、それぞれのデータに付
された対応するキー符号を介して結合して、内部記憶装
置に記録する結合データ記録手段と、結合データをHT
ML形式に変換する変換手段と、HTML形式に変換さ
れた結合データを暗号化処理する暗号化手段と、暗号化
処理された結合データをメール送信するメール送信手段
とを備えていることを特徴とする。
されることなしに、Eメールによって複数の相手に連続
して自動的に送信するためのデータ自動送信装置を提供
することである。 【解決手段】 送信先のデータをコンピュータの内部記
憶装置に記録する送信先データ記録手段と、送信しよう
とする内容を記したデータを内部記憶装置に記録する送
信内容データ記録手段と、内部記憶装置に記録された送
信先データと送信内容データを、それぞれのデータに付
された対応するキー符号を介して結合して、内部記憶装
置に記録する結合データ記録手段と、結合データをHT
ML形式に変換する変換手段と、HTML形式に変換さ
れた結合データを暗号化処理する暗号化手段と、暗号化
処理された結合データをメール送信するメール送信手段
とを備えていることを特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、データ自動
送信装置に関する。より詳細には、本発明は、内容の異
なる文書やデータをその内容を改ざんされることなしに
Eメールによって複数の相手に連続して自動的に送信す
るためのデータ自動送信装置に関する。また、本発明
は、企業の人事部や総務部などが社員宛に定期的又は不
定期的に送信する文書に、社外の業者などから掲載依頼
された広告を添付してEメールによって連続して自動的
に送信するためのデータ自動送信装置に関する。本発明
の対象となる文書やデータには、発注書、見積書、支払
明細書、利用明細書、給与明細書等が含まれる。
送信装置に関する。より詳細には、本発明は、内容の異
なる文書やデータをその内容を改ざんされることなしに
Eメールによって複数の相手に連続して自動的に送信す
るためのデータ自動送信装置に関する。また、本発明
は、企業の人事部や総務部などが社員宛に定期的又は不
定期的に送信する文書に、社外の業者などから掲載依頼
された広告を添付してEメールによって連続して自動的
に送信するためのデータ自動送信装置に関する。本発明
の対象となる文書やデータには、発注書、見積書、支払
明細書、利用明細書、給与明細書等が含まれる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】企業においては、発注
書や支払明細書等のように、相手先によって内容の異な
る文書やデータを作成して送付しなければならない場合
が数多くある。従来は、このような場合、担当者が電
話、ファクシミリ、郵送等の手段を用いて文書やデータ
を相手に知らせたり送信・送付したりしていた。しかし
ながら、電話の場合には、言い間違いや聞き間違いが発
生する可能性があり、ファクシミリや郵送の場合には、
転記ミスが発生したり、手間がかかるという不都合もあ
る。
書や支払明細書等のように、相手先によって内容の異な
る文書やデータを作成して送付しなければならない場合
が数多くある。従来は、このような場合、担当者が電
話、ファクシミリ、郵送等の手段を用いて文書やデータ
を相手に知らせたり送信・送付したりしていた。しかし
ながら、電話の場合には、言い間違いや聞き間違いが発
生する可能性があり、ファクシミリや郵送の場合には、
転記ミスが発生したり、手間がかかるという不都合もあ
る。
【0003】また、企業では、毎月所定日に従業員に給
与明細書が渡されるが、給与明細書の印刷、封入・封
緘、および配布には、かなりの手間がかかっているのが
実情である。
与明細書が渡されるが、給与明細書の印刷、封入・封
緘、および配布には、かなりの手間がかかっているのが
実情である。
【0004】現状では、上述のような不都合を解消すべ
く、Eメールを利用して、発注書、支払明細書、給与明
細書等の書類を複数の相手に送信することも考えられ
る。しかしながら、インターネットで通常使用されてい
るHTML形式を用いた場合、内容を改ざんされるおそ
れがあるため、Eメールは、発注書、支払明細書、給与
明細書等の文書には馴染まないという事情もある。
く、Eメールを利用して、発注書、支払明細書、給与明
細書等の書類を複数の相手に送信することも考えられ
る。しかしながら、インターネットで通常使用されてい
るHTML形式を用いた場合、内容を改ざんされるおそ
れがあるため、Eメールは、発注書、支払明細書、給与
明細書等の文書には馴染まないという事情もある。
【0005】一方、給与明細書や賞与明細書などのよう
に、企業の総務部や人事部などが社員宛に定期的又は不
定期的に文書を送信する場合がある。このような文書
に、社外の業者から募集した広告を添付してEメールで
送信することができれば、業者から広告料を徴収するこ
とも可能になるとともに、社員に商品広告などを提示し
て福利厚生の一環ともなり、企業にとっても社員にとっ
ても意義がある。
に、企業の総務部や人事部などが社員宛に定期的又は不
定期的に文書を送信する場合がある。このような文書
に、社外の業者から募集した広告を添付してEメールで
送信することができれば、業者から広告料を徴収するこ
とも可能になるとともに、社員に商品広告などを提示し
て福利厚生の一環ともなり、企業にとっても社員にとっ
ても意義がある。
【0006】したがって、本発明は、内容の異なる文書
やデータを、内容を改ざんされることなしに、Eメール
によって複数の相手に連続して自動的に送信するための
データ自動送信装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、企業の人事部や総務部などが社員宛に
定期的又は不定期的に送信する文書に、社外の業者など
から掲載依頼された広告を添付してEメールによって連
続して自動的に送信するためのデータ自動送信装置を提
供することを目的としている。
やデータを、内容を改ざんされることなしに、Eメール
によって複数の相手に連続して自動的に送信するための
データ自動送信装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、企業の人事部や総務部などが社員宛に
定期的又は不定期的に送信する文書に、社外の業者など
から掲載依頼された広告を添付してEメールによって連
続して自動的に送信するためのデータ自動送信装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載のデ
ータ自動送信装置は、送信先のデータをコンピュータの
内部記憶装置に記録する送信先データ記録手段と、送信
しようとする内容を記したデータを内部記憶装置に記録
する送信内容データ記録手段と、内部記憶装置に記録さ
れた送信先データと送信内容データを、それぞれのデー
タに付された対応するキー符号を介して結合して、内部
記憶装置に記録する結合データ記録手段と、結合データ
をHTML形式に変換する変換手段と、HTML形式に
変換された結合データを暗号化処理する暗号化手段と、
暗号化処理された結合データをメール送信するメール送
信手段とを備えていることを特徴とするものである。
ータ自動送信装置は、送信先のデータをコンピュータの
内部記憶装置に記録する送信先データ記録手段と、送信
しようとする内容を記したデータを内部記憶装置に記録
する送信内容データ記録手段と、内部記憶装置に記録さ
れた送信先データと送信内容データを、それぞれのデー
タに付された対応するキー符号を介して結合して、内部
記憶装置に記録する結合データ記録手段と、結合データ
をHTML形式に変換する変換手段と、HTML形式に
変換された結合データを暗号化処理する暗号化手段と、
暗号化処理された結合データをメール送信するメール送
信手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0008】本願請求項2に記載のデータ自動送信装置
は、前記請求項1の装置において、暗号化手段が、指定
文字列と2つの乱数により暗号化処理を行う第1の手段
と、2つの乱数を初期値とする順次排他的論理和により
暗号化処理を行う第2の手段と、文字列による排他的論
理和により暗号化処理を行う第3の手段と、別の乱数文
字列による加算処理を行う第4の手段と、86進数変換
を行い、数値データをアスキーコードに変換する第5の
手段とを有していることを特徴とするものである。
は、前記請求項1の装置において、暗号化手段が、指定
文字列と2つの乱数により暗号化処理を行う第1の手段
と、2つの乱数を初期値とする順次排他的論理和により
暗号化処理を行う第2の手段と、文字列による排他的論
理和により暗号化処理を行う第3の手段と、別の乱数文
字列による加算処理を行う第4の手段と、86進数変換
を行い、数値データをアスキーコードに変換する第5の
手段とを有していることを特徴とするものである。
【0009】本願請求項3に記載のデータ自動送信装置
は、送信先データをコンピュータの内部記憶装置に記録
する送信先データ記録手段を備え、前記送信先データに
は、送信先の社員の属性を記した属性データが付されて
おり、送信しようとする内容を記したデータを内部記憶
装置に記録する送信内容データ記録手段と、送信内容デ
ータに添付される広告データを内部記憶装置に記録する
広告データ記録手段とを備え、前記広告データには、広
告データを添付しようとする送信内容データの送信先に
対応した適合符号が付されており、内部記憶装置に記録
された送信先データと送信内容データを、それぞれのデ
ータに付された対応するキー符号を介して結合し、更
に、送信先データの前記属性データと広告データの前記
適合符号が合致する場合には、当該送信内容データに広
告データを添付して、内部記憶装置に記録する結合デー
タ記録手段と、前記結合データをメール送信するメール
送信手段とを備えていることを特徴とするものである。
は、送信先データをコンピュータの内部記憶装置に記録
する送信先データ記録手段を備え、前記送信先データに
は、送信先の社員の属性を記した属性データが付されて
おり、送信しようとする内容を記したデータを内部記憶
装置に記録する送信内容データ記録手段と、送信内容デ
ータに添付される広告データを内部記憶装置に記録する
広告データ記録手段とを備え、前記広告データには、広
告データを添付しようとする送信内容データの送信先に
対応した適合符号が付されており、内部記憶装置に記録
された送信先データと送信内容データを、それぞれのデ
ータに付された対応するキー符号を介して結合し、更
に、送信先データの前記属性データと広告データの前記
適合符号が合致する場合には、当該送信内容データに広
告データを添付して、内部記憶装置に記録する結合デー
タ記録手段と、前記結合データをメール送信するメール
送信手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0010】本願請求項4に記載のデータ自動送信装置
は、前記請求項3の装置において、前記属性データ及び
前記適合符号には、社員の年齢、性別、配偶者の有無、
扶養家族数が含まれることを特徴とするものである。
は、前記請求項3の装置において、前記属性データ及び
前記適合符号には、社員の年齢、性別、配偶者の有無、
扶養家族数が含まれることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態に係るデータ自動送信装置のシステム
構成図であり、図2は、該装置により実行される処理の
フローである。
実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態に係るデータ自動送信装置のシステム
構成図であり、図2は、該装置により実行される処理の
フローである。
【0012】コンピュータの内部記憶装置(一般的に
は、ハードディスク)には、送信先データファイルが格
納されている。送信先データファイルは、送信先の会社
(社員)名、会社(社員)コード、Eメールアドレス、
パスワード等の送信先データを集めたファイルである。
送信先データファイルの各データ列(送信先の会社(社
員)名、会社(社員)コード、Eメールアドレス、パス
ワード)には、キー符号がそれぞれ付されている。
は、ハードディスク)には、送信先データファイルが格
納されている。送信先データファイルは、送信先の会社
(社員)名、会社(社員)コード、Eメールアドレス、
パスワード等の送信先データを集めたファイルである。
送信先データファイルの各データ列(送信先の会社(社
員)名、会社(社員)コード、Eメールアドレス、パス
ワード)には、キー符号がそれぞれ付されている。
【0013】まず、発注データ、見積データ、支払明細
データ、利用明細データ、給料明細データ等の送信しよ
うとする内容を記したデータ(以下「送信内容データ」
という)を準備する。各送信内容データには、送信先デ
ータファイルのキー符号と同様な、送信先に対応したキ
ー符号がそれぞれ付されている。
データ、利用明細データ、給料明細データ等の送信しよ
うとする内容を記したデータ(以下「送信内容データ」
という)を準備する。各送信内容データには、送信先デ
ータファイルのキー符号と同様な、送信先に対応したキ
ー符号がそれぞれ付されている。
【0014】コンピュータの中央処理装置は、送信内容
データを、フロッピー(登録商標)ディスクなどの外部
記憶装置又はLAN(ローカルエリアネットワーク)を
介して、コンピュータの内部記憶装置に読み込む。この
段階で、キー符号を介して送信内容データと送信先デー
タが結合され(以下、このデータを「結合データ」とい
う)、送信先毎に別のファイルとして内部記憶装置に記
憶される(これを以下「結合データファイル」とい
う)。
データを、フロッピー(登録商標)ディスクなどの外部
記憶装置又はLAN(ローカルエリアネットワーク)を
介して、コンピュータの内部記憶装置に読み込む。この
段階で、キー符号を介して送信内容データと送信先デー
タが結合され(以下、このデータを「結合データ」とい
う)、送信先毎に別のファイルとして内部記憶装置に記
憶される(これを以下「結合データファイル」とい
う)。
【0015】次いで、中央処理装置は、メール送信プロ
グラムに結合データを渡すための送信指示プログラムを
作成し、送信指示プログラムを内部記憶装置に記憶す
る。
グラムに結合データを渡すための送信指示プログラムを
作成し、送信指示プログラムを内部記憶装置に記憶す
る。
【0016】次いで、中央処理装置は、データを暗号化
処理する暗号化起動ファイルを作成する。
処理する暗号化起動ファイルを作成する。
【0017】次いで、中央処理装置は、結合データをH
TML形式に変換し(以下、このデータを「変換済み結
合データ」という)、送信先毎に別のファイルとして内
部記憶装置に記憶する(以下、このファイルを「変換済
み結合データファイル」という)。
TML形式に変換し(以下、このデータを「変換済み結
合データ」という)、送信先毎に別のファイルとして内
部記憶装置に記憶する(以下、このファイルを「変換済
み結合データファイル」という)。
【0018】次いで、中央処理装置は、暗号化起動ファ
イルを起動させ、以下の手順に従って、変換済み結合デ
ータを暗号化処理して改ざんできないようにする。暗号
化起動ファイルにおける暗号化処理は、次の通りであ
る。まず、変換済み結合データについて指定文字列と2
つの乱数により暗号化処理を行う(第1ステップ)。次
に、2つの乱数を初期値とする順次排他的論理和により
暗号化処理を行う(第2ステップ)。次に、文字列によ
る排他的論理和により暗号化処理を行う(第3ステッ
プ)。次に、別の乱数文字列による加算処理を行う(第
4ステップ)。最後、86進数変換を行い、数値データ
をアスキー(ASCII)コードに変換する(第5ステ
ップ)。これにより、変換済み結合データを改ざんする
ことができなくなる(このようにして得られたデータを
「暗号化処理データ」という)。
イルを起動させ、以下の手順に従って、変換済み結合デ
ータを暗号化処理して改ざんできないようにする。暗号
化起動ファイルにおける暗号化処理は、次の通りであ
る。まず、変換済み結合データについて指定文字列と2
つの乱数により暗号化処理を行う(第1ステップ)。次
に、2つの乱数を初期値とする順次排他的論理和により
暗号化処理を行う(第2ステップ)。次に、文字列によ
る排他的論理和により暗号化処理を行う(第3ステッ
プ)。次に、別の乱数文字列による加算処理を行う(第
4ステップ)。最後、86進数変換を行い、数値データ
をアスキー(ASCII)コードに変換する(第5ステ
ップ)。これにより、変換済み結合データを改ざんする
ことができなくなる(このようにして得られたデータを
「暗号化処理データ」という)。
【0019】次いで、中央処理装置は、送信指示プログ
ラムを起動させて、暗号化処理データをメール送信プロ
グラムに送り、暗号化処理データは、メール送信プログ
ラムにより各送信先に自動的に送信される。
ラムを起動させて、暗号化処理データをメール送信プロ
グラムに送り、暗号化処理データは、メール送信プログ
ラムにより各送信先に自動的に送信される。
【0020】以上のようにして送信されたデータは、暗
号化処理されているので、送信先において改ざんされる
ことはない。
号化処理されているので、送信先において改ざんされる
ことはない。
【0021】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
データ自動送信装置のシステム構成図であり、図4は、
該装置により実行される処理のフローである。
データ自動送信装置のシステム構成図であり、図4は、
該装置により実行される処理のフローである。
【0022】コンピュータの内部記憶装置(一般的に
は、ハードディスク)には、送信先データファイルが格
納されている。送信先データファイルは、送信先の社員
名、社員コード、Eメールアドレス、パスワード、属性
データ等の送信先データを集めたファイルである。な
お、属性データとは、社員の年齢、性別、配偶者の有
無、扶養家族数などの各社員の属性を表すデータであ
る。
は、ハードディスク)には、送信先データファイルが格
納されている。送信先データファイルは、送信先の社員
名、社員コード、Eメールアドレス、パスワード、属性
データ等の送信先データを集めたファイルである。な
お、属性データとは、社員の年齢、性別、配偶者の有
無、扶養家族数などの各社員の属性を表すデータであ
る。
【0023】送信先データファイルの各データ列(送信
先の社員名、社員コード、Eメールアドレス、パスワー
ド、社員の年齢や性別などの各属性データ)には、キー
符号がそれぞれ付されている(例えば、社員Aにはキー
符号0001、社員Bにはキー符号0002が付されて
いる)。
先の社員名、社員コード、Eメールアドレス、パスワー
ド、社員の年齢や性別などの各属性データ)には、キー
符号がそれぞれ付されている(例えば、社員Aにはキー
符号0001、社員Bにはキー符号0002が付されて
いる)。
【0024】まず、給料明細データ又は賞与明細データ
(以下「送信内容データ」という)を準備する。各送信
内容データには、送信先データファイルのキー符号と同
様な、送信先に対応したキー符号がそれぞれ付されてい
る(例えば、社員Aに送信すべき送信内容データにはキ
ー符号0001、社員Bに送信すべき送信内容データに
はキー符号0002が付されている)。
(以下「送信内容データ」という)を準備する。各送信
内容データには、送信先データファイルのキー符号と同
様な、送信先に対応したキー符号がそれぞれ付されてい
る(例えば、社員Aに送信すべき送信内容データにはキ
ー符号0001、社員Bに送信すべき送信内容データに
はキー符号0002が付されている)。
【0025】さらに、送信内容データに添付すべき広告
データを準備する。広告データには、広告主のホームペ
ージアドレスが記載されており、容易にアクセスできる
ようになっている。また、広告データには、広告データ
を添付しようとする送信内容データの送信先に対応した
適合符号が付されている。例えば、或る広告データを3
0歳以下の未婚女性に送信される送信内容データにのみ
添付しようとする場合には、広告データに、年齢(30
歳以下)、性別(女性)、配偶者(なし)に対応した適
合符号が付される。
データを準備する。広告データには、広告主のホームペ
ージアドレスが記載されており、容易にアクセスできる
ようになっている。また、広告データには、広告データ
を添付しようとする送信内容データの送信先に対応した
適合符号が付されている。例えば、或る広告データを3
0歳以下の未婚女性に送信される送信内容データにのみ
添付しようとする場合には、広告データに、年齢(30
歳以下)、性別(女性)、配偶者(なし)に対応した適
合符号が付される。
【0026】コンピュータの中央処理装置は、送信内容
データ及び広告データを、フロッピーディスクなどの外
部記憶装置又はLAN(ローカルエリアネットワーク)
を介して、コンピュータの内部記憶装置に読み込む。こ
の段階で、キー符号を介して送信内容データと送信先デ
ータが結合される。そして、送信先データの属性データ
と広告データの適合符号が合致する場合には、当該送信
内容データに広告データが添付され、それ以外の場合に
は、送信内容データに広告データは添付されない。以上
のように生成されたデータを結合データといい、結合デ
ータは、送信先毎に別のファイルとして内部記憶装置に
記憶される(これを以下「結合データファイル」とい
う)。
データ及び広告データを、フロッピーディスクなどの外
部記憶装置又はLAN(ローカルエリアネットワーク)
を介して、コンピュータの内部記憶装置に読み込む。こ
の段階で、キー符号を介して送信内容データと送信先デ
ータが結合される。そして、送信先データの属性データ
と広告データの適合符号が合致する場合には、当該送信
内容データに広告データが添付され、それ以外の場合に
は、送信内容データに広告データは添付されない。以上
のように生成されたデータを結合データといい、結合デ
ータは、送信先毎に別のファイルとして内部記憶装置に
記憶される(これを以下「結合データファイル」とい
う)。
【0027】次いで、中央処理装置は、メール送信プロ
グラムに結合データを渡すための送信指示プログラムを
作成し、送信指示プログラムを内部記憶装置に記憶す
る。
グラムに結合データを渡すための送信指示プログラムを
作成し、送信指示プログラムを内部記憶装置に記憶す
る。
【0028】次いで、中央処理装置は、送信指示プログ
ラムを起動させ、結合データをメインメモリに読み込
む。送信指示プログラムは、結合データに予め決められ
た記述(例えば、送信先の社員名、Eメールアドレスな
ど)があることを確認した後、結合データをメール送信
プログラムに送り、結合データは、メール送信プログラ
ムにより各送信先に自動的に送信される。
ラムを起動させ、結合データをメインメモリに読み込
む。送信指示プログラムは、結合データに予め決められ
た記述(例えば、送信先の社員名、Eメールアドレスな
ど)があることを確認した後、結合データをメール送信
プログラムに送り、結合データは、メール送信プログラ
ムにより各送信先に自動的に送信される。
【0029】なお、第2の実施の形態に係るデータ自動
送信装置において、第1の実施の形態に係るデータ自動
送信装置と同様に、送信しようとするデータに暗号化処
理を施してもよい。
送信装置において、第1の実施の形態に係るデータ自動
送信装置と同様に、送信しようとするデータに暗号化処
理を施してもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1及び2に記載した発明によれ
ば、暗号化処理した内容の異なるデータが複数の相手に
連続して自動的に送信されるので、送信に要する手間を
省き、送信に伴う人為ミスをなくすることができるとと
もに、送信データの内容を改ざんされることによる不都
合を回避することができる。
ば、暗号化処理した内容の異なるデータが複数の相手に
連続して自動的に送信されるので、送信に要する手間を
省き、送信に伴う人為ミスをなくすることができるとと
もに、送信データの内容を改ざんされることによる不都
合を回避することができる。
【0031】また、請求項3及び4に記載した発明によ
れば、広告主の希望する属性(例えば、年齢、性別な
ど)を有する社員にのみ広告メールを自動的に送信する
ことができ、広告主から広告料を徴収することができる
とともに、社員の福利厚生の一助ともなる。
れば、広告主の希望する属性(例えば、年齢、性別な
ど)を有する社員にのみ広告メールを自動的に送信する
ことができ、広告主から広告料を徴収することができる
とともに、社員の福利厚生の一助ともなる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデータ自動送
信装置のシステム構成図である。
信装置のシステム構成図である。
【図2】図1のデータ自動送信装置により実行される処
理のフローである。
理のフローである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るデータ自動送
信装置のシステム構成図である。
信装置のシステム構成図である。
【図4】図3のデータ自動送信装置により実行される処
理のフローである。
理のフローである。
Claims (4)
- 【請求項1】 内容の異なる文書やデータをEメールに
よって複数の相手に連続して自動的に送信するためのデ
ータ自動送信装置であって、 送信先のデータをコンピュータの内部記憶装置に記録す
る送信先データ記録手段と、 送信しようとする内容を記したデータを内部記憶装置に
記録する送信内容データ記録手段と、 内部記憶装置に記録された送信先データと送信内容デー
タを、それぞれのデータに付された対応するキー符号を
介して結合して、内部記憶装置に記録する結合データ記
録手段と、 結合データをHTML形式に変換する変換手段と、 HTML形式に変換された結合データを暗号化処理する
暗号化手段と、 暗号化処理された結合データをメール送信するメール送
信手段とを備えていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 前記暗号化手段が、指定文字列と2つの
乱数により暗号化処理を行う第1の手段と、2つの乱数
を初期値とする順次排他的論理和により暗号化処理を行
う第2の手段と、文字列による排他的論理和により暗号
化処理を行う第3の手段と、別の乱数文字列による加算
処理を行う第4の手段と、86進数変換を行い、数値デ
ータをアスキーコードに変換する第5の手段とを有して
いることを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 内容の異なる文書をEメールによって複
数の社員に連続して自動的に送信するためのデータ自動
送信装置であって、 送信先データをコンピュータの内部記憶装置に記録する
送信先データ記録手段を備え、前記送信先データには、
送信先の社員の属性を記した属性データが付されてお
り、 送信しようとする内容を記したデータを内部記憶装置に
記録する送信内容データ記録手段と、 送信内容データに添付される広告データを内部記憶装置
に記録する広告データ記録手段とを備え、前記広告デー
タには、広告データを添付しようとする送信内容データ
の送信先に対応した適合符号が付されており、 内部記憶装置に記録された送信先データと送信内容デー
タを、それぞれのデータに付された対応するキー符号を
介して結合し、更に、送信先データの前記属性データと
広告データの前記適合符号が合致する場合には、当該送
信内容データに広告データを添付して、内部記憶装置に
記録する結合データ記録手段と、 前記結合データをメール送信するメール送信手段とを備
えていることを特徴とする装置。 - 【請求項4】 前記属性データ及び前記適合符号には、
社員の年齢、性別、配偶者の有無、扶養家族数が含まれ
ることを特徴とする請求項3に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008383A JP2002055931A (ja) | 2000-05-29 | 2001-01-17 | データ自動送信装置 |
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