JP2002055540A - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents

転写装置及び画像形成装置

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JP2002055540A
JP2002055540A JP2000239346A JP2000239346A JP2002055540A JP 2002055540 A JP2002055540 A JP 2002055540A JP 2000239346 A JP2000239346 A JP 2000239346A JP 2000239346 A JP2000239346 A JP 2000239346A JP 2002055540 A JP2002055540 A JP 2002055540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境変動に起因する転写画像のぼそつきを抑
えることができる転写装置を提供する。 【解決手段】 2次転写バイアスローラ102から中間
転写ベルト101への2次転写バイアスの付与によって
中間転写ベルト101から2次転写対向ローラ103に
流れる2次転写ニップ電流を、環境変動にかかわらず、
4.8[μA]以上に維持させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体、中間転写
ベルト等の可視像担持ベルトから転写紙等の転写体にト
ナー像等の可視像を転写する転写装置、及びこれを備え
るファクシミリ、プリンタ、複写機等の画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の転写装置として、図4に
示す転写装置が知られている。図において、この転写装
置100は、可視像担持ベルトとしての中間転写ベルト
101、転写電流付与部材である2次転写バイアスロー
ラ102、これに2次転写バイアスを付与する図示しな
い2次転写バイアス電源、2次転写対向ローラ103、
駆動ローラ104、張架ローラ105、1次転写バイア
スローラ106、1次転写アースローラ107などで構
成されている。
【0003】上記中間転写ベルト101は、これら2次
転写対向ローラ103、駆動ローラ104、張架ローラ
105、1次転写バイアスローラ106、1次転写アー
スローラ107に張架されながら、駆動ローラ104に
よって図中矢印B方向に回転駆動せしめられる。この中
間転写ベルト101における1次転写バイアスローラ1
06と1次転写アースローラ107との間に位置する部
分は、両ローラによって画像形成装置の感光体ドラム1
に向けて付勢されることで、感光体ドラム1に積極的に
密着せしめられて1次転写位置を形成している。
【0004】この1次転写位置では、1次転写バイアス
ローラ106から中間転写ベルト101に1次転写電流
が付与されることで、両者間に1次転写電界が形成され
る。中間転写ベルト101に付与された1次転写電流の
多くは、1次転写アースローラ107を経由してアース
に導かれる。
【0005】上記2次転写対向ローラ103は、2次転
写バイアスローラ102との間に中間転写ベルト101
を間に挟み込んで転写位置である2次転写ニップを形成
している。この2次転写ニップでは、2次転写バイアス
ローラ102から中間転写ベルト101へと印加される
トナーとは逆極性の2次転写バイアスによって2次転写
電界が形成される。
【0006】上記駆動ローラ104、張架ローラ105
は、それぞれ上記2次転写ニップよりも下流側、上流側
(以下、単にニップ下流側、ニップ上流側という)で中
間転写ベルト101の裏面に接触し、中間転写ベルト1
01の残留電荷をアースに導くようになっている。
【0007】上記中間転写ベルト101は、その回転駆
動に伴って上記1次転写位置を通過する際に、上記1次
転写電界の作用などによって感光体ドラム1上からトナ
ー像が1次転写される。1次転写されたこのトナー像
は、中間転写ベルト101の回転に伴って上記2次転写
ニップ内に進入する。
【0008】一方、画像形成装置の図示しない給紙手段
は、転写紙10を上記トナー像と重ね合わせ得るタイミ
ングで上記2次転写ニップに向けて送り込む。2次転写
ニップで転写紙10に重ね合わされたトナー像は、ニッ
プ内圧力や上記2次転写電界などの作用によって中間転
写ベルト101から転写紙10へと2次転写される。
【0009】かかる構成の転写装置100において、上
記2次転写バイアス電源が2次転写バイアスローラ10
2に所定の電圧値の2次転写バイアスを付与するもので
ある場合、中間転写ベルト101の電気抵抗が環境変動
に伴って変化すると、2次転写バイアスローラ102か
ら中間転写ベルト101へと流れる2次転写電流が変化
してしまう。このように2次転写電流が変化すると、2
次転写性能が不安定になって安定した品質の2次転写像
が得られなくなってしまう。
【0010】そこで、2次転写バイアス電源を定電流制
御して2次転写バイアスローラ102から中間転写ベル
ト101に流れる2次転写電流を一定にする転写装置が
知られている。かかる転写装置では、中間転写ベルト1
01の電気抵抗の変動にかかわらず、中間転写ベルト1
01に一定の2次転写電流を付与することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、2次転写電
流をこのように定電流制御していても、温度や湿度の環
境によっては、2次転写性能を不安定にする場合があっ
た。
【0012】そこで、本発明者は温度や湿度の環境によ
って2次転写性能を不安定にしてしまう原因について鋭
意研究した結果、次のような現象を見出した。即ち、図
4に示した転写装置において、中間転写ベルト101に
供給された2次転写電流は、図5に示すように、ベルト
内をニップ下流側に伝わって駆動ローラ104に流れ込
む下流側電流A1と、ニップ内でベルト厚み方向に伝わ
って2次転写対向ローラ103に流れ込むニップ電流A
2と、ベルト内をニップ上流側に伝わって張架ローラ1
05に流れ込む上流側電流A3とに分流する。これら下
流側電流A1、ニップ電流A2、上流側電流A3には、
それぞれ下流側抵抗R1、ニップ抵抗R2、上流側抵抗
R3がそれぞれ作用する。この下流側抵抗R1とは、図
6に示すように、中間転写ベルト101の2次転写ニッ
プから駆動ローラ104との接触位置までの長さL1分
における電気抵抗と、駆動ローラ104の電気抵抗との
和のことである。また、ニップ抵抗R2とは、中間転写
ベルト101の厚み分における電気抵抗と、2次転写対
向ローラ103の電気抵抗との和のことである。また、
上流側抵抗R3とは、中間転写ベルト101の2次転写
ニップから張架ローラ105との接触位置までの長さL
2分における電気抵抗と、張架ローラ105の電気抵抗
との和のことである。
【0013】環境変動に伴う電気抵抗の変化は、中間転
写ベルト101のみならず、2次転写対向ローラ10
3、駆動ローラ104、張架ローラ105でも生ずる。
これらローラのうち少なくとも1つが、他のものと異な
った変化率で電気抵抗を変化させると、上記電気抵抗R
1からR3までの和である全抵抗R0に対し、上記ニッ
プ抵抗R2の占める割合が変化する。環境がこの割合を
増加させるように変化すると、当然ながら上記ニップ電
流A2が減少する。そして、この減少量が所定の値に達
すると、トナーを2次転写ニップで中間転写ベルト10
1から転写紙10に移動させるための静電力が不足し
て、転写量不足になってしまうことがわかった。特に、
画像のベタ部など比較的トナーの付着量が多い部分で
は、静電力の不足によって転写量不足を発生させ易く画
像がぼそつく傾向にあった。また、環境が上記ニップ電
流A2を増加させるように変化し、この増加量が所定の
値に達すると、トナーに正規極性とは逆極性の電荷が注
入されてしまう。そして、このことにより、画像が部分
的に転写されずに白抜けとなって現れてしまうことがわ
かった。特に、ハーフトーン部など比較的トナーの付着
量が少ない部分では、トナー粒子1個あたりの電荷注入
量がベタ部よりも多くなって白抜けが生じ易くなる傾向
にあった。
【0014】なお、図4から図6までを用いて、トナー
とは逆極性の2次転写バイアスを中間転写ベルト101
の転写面に印加する転写装置について説明したが、トナ
ーと同極性の2次転写バイアスを中間転写ベルト101
の裏面に印加する転写装置においても同様のぼそつき
(転写量不足)が起こり得る。また、駆動ローラ104
と張架ローラ105とをそれぞれアース接続した転写装
置ではなく、どちらか一方のローラのみをアース接続し
た転写装置においても、同様のぼそつきや白抜けが起こ
り得る。また、2次転写ニップを形成する転写装置では
なく、2次転写対向ローラ103の代わりとなる転写位
置形成ローラが、2次転写バイアスローラ102と対向
しない位置で中間転写ベルト101に接触して2次転写
位置を形成する転写装置でも同様のぼそつきや白抜けが
起こり得る。更に、トナー像を中間転写ベルト101か
ら転写紙10に2次転写する際に生ずるぼそつきや白抜
けについて説明したが、感光体ベルトから転写紙等の転
写体に1次転写する際など、可視像を可視像担持ベルト
から転写体に転写する際にも、同様のぼそつきや白抜け
が生じ得る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の背景
に鑑みなされたものであり、その第1の目的とするとこ
ろは、環境変動に起因する転写画像のぼそつきを抑える
ことができる転写装置を提供することである。
【0016】また、その第2の目的とするところは、上
記第1の目的に加えて、環境変動に起因する転写画像の
白抜けを抑えることができる転写装置及びこれを備える
画像形成装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、図4に示し
た転写装置100と同様の転写装置を用いて、2次転写
バイアスローラ102から中間転写ベルト101を経由
して2次転写対向ローラ103に流れる上記ニップ電流
A2の量と、2次転写性能との関係について調査してみ
た。具体的には、駆動ローラ104や張架ローラ105
を、それぞれ固有の電気抵抗を発揮するものに順次交換
してニップ抵抗R2と上記全抵抗R0との比率を調整し
ながら、ニップ電流A2の量を様々な値に調整した。そ
して、各値のニップ電流A2が流れたときの2次転写像
におけるハーフトーン部の白抜けや、ベタ部のぼそつき
の有無について調査してみた。この調査結果を次の表1
に示す。
【表1】
【0018】表1において、ハーフトーン転写性やベタ
部転写性の「○」は白抜けやぼそつきが視認されなかっ
たことを示し、「△」は僅かながら視認されたことを示
し、「×」は容易に視認されたことを示す。表1に示す
ように、ニップ電流A2を4.8[μA]以上に維持す
れば、ベタ部のぼそつきを視認させなくなるレベルに抑
え得ることがわかる。
【0019】そこで、上記第1の目的を達成するため
に、請求項1の発明は、可視像を担持して所定方向に移
動する可視像担持ベルトと、該可視像担持ベルトに接触
して転写電流を付与する転写電流付与部材と、該可視像
担持ベルトに対して該転写電流付与部材との接触面とは
反対側の面に接触し、該転写電流を該可視像担持ベルト
の厚み方向に導いて該転写電流付与部材との間に転写位
置を形成する転写位置形成部材と、該転写位置形成部材
とは異なる位置で該可視像担持ベルトに接触して電気的
に接地される接地部材とを備え、該可視像担持ベルト上
の可視像を該転写位置に搬送されてくる転写体に転写せ
しめる転写装置において、該転写電流の付与によって該
転写位置形成部材に流れる電流の量を、環境変動にかか
わらず、4.8[μA]以上に維持させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0020】この転写装置においては、環境変動にかか
わらず、可視像担持ベルトから転写位置形成部材に流れ
る電流の量を4.8[μA]以上に維持させるようにし
ている。具体的には、可視像担持ベルト、転写位置形成
部材及び接地部材の組み合わせについて、可視像担持ベ
ルトに所定値の転写電流を付与すれば転写位置形成部材
に流れる電流の量を環境変動にかかわらず4.8[μ
A]以上に維持するような抵抗変化特性を発揮するもの
を用いるなどしている。また、転写位置形成部材に流れ
る電流の量の検知結果に基づいて転写電流の出力値を制
御させることで、転写位置形成部材に流れる電流の量を
環境変動にかかわらず4.8[μA]以上に維持させる
ようにしてもよい。かかる構成においては、表1の「転
写ニップ電流A2≧4.8[μA]」という条件を具備
するようになり、環境変動に起因する転写画像のぼそつ
きを視認させなくなるレベルまで抑えることができる。
【0021】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2の発明は、請求項1の転写装置において、上記
転写位置形成部材に流れる電流の量を、環境変動にかか
わらず、4.8[μA]以上、27.0[μA]以下の
範囲に維持させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0022】この転写装置においては、環境変動にかか
わらず、可視像担持ベルトから転写位置形成部材に流れ
るの量を4.8〜27.0[μA]の範囲に維持するこ
とで、環境変動に起因する転写画像のぼそつきに加え
て、環境変動に起因する転写画像の白抜けをも視認させ
なくなるレベルまで抑えることができる。
【0023】請求項3の発明は、請求項2の転写装置で
あって、使用に適した環境条件が指定され、この環境条
件で使用される限りにおいて、上記転写位置形成部材に
電流の量を上記範囲に維持させるような抵抗変化特性を
発揮する材料で、上記可視像担持ベルト、転写位置形成
部材及び接地部材が構成されていることを特徴とするも
のである。
【0024】この転写装置においては、装置に貼られた
シールや取扱説明書に使用に適した温度範囲や湿度範囲
が明記されるなどして、使用に適した環境条件が指定さ
れている。一方、中間転写ベルト等の可視像担持ベル
ト、2次転写対向ローラ等の転写位置形成部材、駆動ロ
ーラや張架ローラ等の接地部材は、それぞれ、この環境
条件下において、該転写位置形成部材に流れる電流の量
を4.8〜27.0[μA]の範囲に維持させるような
抵抗変化特性を発揮する。かかる構成では、指定された
環境条件下において、環境変動に起因する転写画像のぼ
そつきと白抜けとをそれぞれ視認させなくなるレベルに
まで抑えることができる。
【0025】請求項4の発明は、請求項2の転写装置で
あって、10[℃]以上40[℃]以下の温度条件にお
いて、温度変動にかかわらず上記転写位置形成部材に流
れる電流の量を上記範囲に維持させるか、あるいは、1
5[%]以上80[%]以下の湿度条件において、湿度
変動にかかわらず該電流の量を上記範囲に維持させるよ
うな抵抗変化特性を発揮する材料で、上記可視像担持ベ
ルト、転写位置形成部材及び接地部材が構成されている
ことを特徴とするものである。
【0026】この転写装置においては、転写装置の一般
的な機能保証温度条件下(10〜40[℃])あるいは
機能保証湿度条件下(15〜80[%])において、温
度変動あるいは湿度変動にかかわらず、環境変動に起因
する転写画像のぼそつきと白抜けとをそれぞれ視認させ
なくなるレベルにまで抑えることができる。
【0027】請求項5の発明は、請求項2の転写装置に
おいて、上記転写電流付与部材に上記転写電流を供給す
る転写電源と、上記電流の量を検知する電流検知手段を
設け、該電流検知手段に検知される電流量が上記範囲に
なるような出力電流の制御を実施させるように該転写電
源を構成したことを特徴とするものである。
【0028】この転写装置においては、可視像担持ベル
ト、転写位置形成部材及び接地部材のそれぞれの抵抗変
化特性を微妙に調整しなくても、上流側電流の量を転写
電圧電源の制御によって4.8〜27.0[μA]の範
囲内に維持して、環境変動に起因する転写画像のぼそつ
きと白抜けとをそれぞれ視認させなくなるレベルにまで
抑えることができる。
【0029】請求項6の発明は、可視像担持ベルトに可
視像を形成する可視像形成手段と、該可視像を該可視像
担持ベルトから転写体に転写する転写装置とを備え、転
写によって該転写体上に画像を形成する画像形成装置に
おいて、該転写装置として、請求項2、3、4又は5の
ものを設けたことを特徴とするものである。
【0030】この画像形成装置では、請求項2の転写装
置と同様の作用により、転写装置内の環境変動に起因す
る転写画像のぼそつきと白抜けとをそれぞれ視認させな
くなるレベルまで抑えることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真方式のフルカラー複写機(以下、単に「複写
機」という。)に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る複写機の全体的な構成を示す
概略構成図であり、図2は、この複写機の転写部周辺の
構成を示す概略構成図である。
【0032】まず、これら図1及び図2を用いて、本実
施形態の複写機における基本的な構成について説明す
る。各図において、感光体ドラム1は、図中矢印A方向
に回転駆動されながら、その表面が帯電手段としての帯
電チャージャ2によって一様に帯電された後、レーザ光
学装置3から発せられるレーザ光がミラー3aにより所
定方向に導かれることにより、画像情報に基づき走査露
光されて上記表面に静電潜像が形成される。
【0033】上記画像情報は、画像読取手段であるスキ
ャナ4によって読み取られた原稿情報に応じて適切な画
像処理が行われて得られたものであり、所望のフルカラ
ー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色
情報に分解した単色の画像情報である。感光体ドラム1
上には、これら各色の画像情報に基づいた静電潜像が順
次形成される。これら各色に対応する静電潜像は、回転
型現像装置5の回転によって感光体ドラム1との対向位
置に順次移動せしめられるイエロー現像器5Y、マゼン
タ現像記5M、シアン現像器5C、ブラック現像器5B
によってそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クのトナー像に現像される。
【0034】上記感光体ドラム1の図中下方には、中間
転写ベルト101、2次転写バイアスローラ102、2
次転写対向ローラ103、駆動ローラ104、張架ロー
ラ105、1次転写バイアスローラ106、1次アース
ローラ107、図示しない1次転写バイアス電源及び2
次転写バイアス電源などを備える転写装置100が配設
されている。
【0035】可視像担持ベルトとしての上記中間転写ベ
ルト101は、符号103から107までに示した5本
のローラに張架されながら、駆動ローラ104の回転に
より、感光体ドラム1と同期するように図中矢印B方向
に回転駆動せしめられる。この中間転写ベルト101に
は、厚さ150[μm]のPVdF(ポリフッ化ビニリ
デン)等の材質からなり、体積抵抗率が10〜10
14[Ωcm](JISk6911に記載されている測
定方法で100V、10秒値)で、表面抵抗率が10
〜1014[Ω/□](三菱化学製の抵抗測定器ハイレ
スタIPで測定500V、10秒値)のベルトが用いら
れている。なお、これらの抵抗率は、それぞれ温度23
[℃]、湿度50〜60[%]の環境条件下で発揮され
るものである。
【0036】中間転写ベルト101における1次転写バ
イアスローラ106と1次転写アースローラ107との
間に位置する部分は、感光体ドラム1に積極的に密着せ
しめられて1次転写位置を形成している。この1次転写
位置には、1次転写バイアスローラ106から中間転写
ベルト101に1次転写電流が付与されることで、両者
間に1次転写電界が形成される。中間転写ベルト101
に付与された1次転写電流の多くは、1次転写アースロ
ーラ107を経由してアースに導かれる。
【0037】上記1次転写バイアスローラ106に1次
転写バイアスを供給する1次転写バイアス電源は、この
1次転写バイアスを特開平8−314285号公報に記
載されているような差分定電流制御することで、環境変
動にかかわらず、1次転写バイアスローラ106から中
間転写ベルト101へと流れる1次転写電流を一定の値
に維持する。
【0038】転写位置形成部材である上記2次転写対向
ローラ103は、弾性部材で構成された上記2次転写バ
イアスローラ102に対し、中間転写ベルト101を介
して当接して食い込むことで、転写位置としての2次転
写ニップを形成する。この食い込みは、次のようにして
実現される。即ち、本複写機が待機状態にあるときに
は、2次転写バイアスローラ102は、図示のように中
間転写ベルト101から離間した状態になっている。そ
して、複写動作が始まると、所定のタイミングで図示し
ない上昇クラッチによって図中上側に移動せしめられ
て、中間転写ベルト101を介して2次転写対向ローラ
103に当接することで、この2次転写対向ローラ10
3に食い込まれるのである。なお、この2次転写バイア
スローラ102は、図示しない位置決め手段によって2
次転写対向ローラ103との平行度が一定に保たれるよ
うになっている。また、2次転写対向ローラ103との
当接圧は、2次転写バイアスローラ102に設けられた
図示しない位置決めコロにより一定に維持されるように
なっている。
【0039】上記2次転写ニップには、転写電流付与部
材である2次転写バイアスローラ102から中間転写ベ
ルト101に印加されるトナーとは逆極性の2次転写バ
イアスの影響によって2次転写電界が形成される。
【0040】上記2次転写バイアスローラ102に2次
転写バイアスを付与する上記2次転写バイアス電源は、
この2次転写バイアスを定電流制御することで、2次転
写バイアスローラ102から中間転写ベルト101へと
流れる2次転写電流の値を一定に維持する。
【0041】上記駆動ローラ104、張架ローラ105
は、それぞれ上記2次転写ニップよりも下流側、上流側
に配設されてアース接続され、中間転写ベルト101に
保持される残留電荷をアースに導く。よって、これら駆
動ローラ104、張架ローラ105は、それぞれ接地部
材としての機能を発揮する。
【0042】上記感光体ドラム1上で順次現像された各
色の上記トナー像は、上記1次転写位置において、上記
1次転写電界などの作用によって中間転写ベルト101
上に、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナ
ー像毎に順次重ね合わされて1次転写される。全てのト
ナー像の重ね合わせ1次転写が終了すると、中間転写ベ
ルト101上にはフルカラー1次転写像が形成される。
【0043】このように、本複写機は、可視像担持ベル
トである中間転写ベルト101に可視像としてのフルカ
ラー1次転写像を形成するトナー像形成手段を備えてい
る。
【0044】上記上昇クラッチは、イエロー、マゼンタ
及びシアンの3色のトナー像が重なった3色転写像が中
間転写ベルト101の回転に伴って2次転写バイアスロ
ーラ102との対向位置を通過してから、このフルカラ
ー1次転写像がこの対向位置に移動するまでの間に、2
次転写バイアスローラの上昇移動によって上記2次転写
ニップを形成せしめる。
【0045】一方、この2次転写ニップの図中右側に配
設された給紙レジスト部9は、転写体としての転写紙1
0を給紙カセット8や手差しトレイからレジストローラ
対9aに向けて送り出す。そして、このレジストローラ
対9aは、この転写紙10を上記フルカラー1次転写像
と重ね合わせ得るタイミングで上記2次転写ニップの中
間転写ベルト101と2次転写バイアスローラ102と
の間に送り込む。
【0046】上記2次転写ニップで転写紙10と重ねあ
わされた上記フルカラー1次転写像は、ニップ内圧力や
上記2次転写電界の作用によって中間転写ベルト101
から転写紙10に一括して2次転写される。この2次転
写によってフルカラー2次転写像が形成された転写紙1
0は、紙除電チャージャ12によって中間転写ベルト1
01から分離せしめられた後、定着装置13へと送られ
る。そして、ここでフルカラー2次転写像が定着せしめ
られた後、複写機外に排出される。
【0047】上記中間転写ベルト101上への1次転写
後の感光体ドラム1上に若干残留した1次転写残留トナ
ーは、感光体ドラム1の再使用に備えて感光体用クリー
ニング装置15で清掃される。
【0048】また、上記転写紙10上に2次転写されな
かった中間転写ベルト101上の2次転写残留トナー
は、この中間転写ベルト101に接離可能に設けられて
いる中間転写ベルト用クリーニング装置16によって中
間転写ベルト101から除去される。この中間転写ベル
ト用クリーニング装置16には、中間転写ベルト101
に当接してこれの残留トナーを除去するクリーングブレ
ード16aと、板状に形成された潤滑剤よりなるコーテ
ィングバー16bを研磨して中間転写ベルト101上に
塗布する潤滑剤塗布ブラシ16cとが設けられている。
【0049】また、上記2次転写バイアスローラ102
上に付着した付着物は、2次転写バイアスローラ102
に当接しているクリーニングブレード17によって除去
された後、紙転写回収ケース18に収納される。クリー
ニング後の2次転写バイアスローラ102の表面には、
コーティングバー19によって潤滑剤が塗布される。
【0050】本実施形態に係る複写機は、中間転写ベル
ト101上の非画像領域に設けられた位置検出用マーク
(図示せず)がベルトマークセンサ14によって検出さ
れたタイミングに基づいて、画像形成処理を開始するよ
うに構成されている。なお、この複写機によってモノク
ロのコピー画像を形成する場合には、ベルトマークセン
サ14による位置検出用マークの検出を行わずに画像形
成処理を開始してもよい。
【0051】次に、本実施形態に係る複写機の特徴的な
構成について説明する。本複写機では、環境変動にかか
わらず、2次転写バイアスローラ102から中間転写ベ
ルト101を経由して2次転写対向ローラ103に流れ
る2次転写ニップ電流の量を4.8[μA]以上、2
7.0[μA]以下の範囲に維持するように構成されて
いる。2次転写ニップ電流の量をこのように維持させる
方法としては、次の2通りの方法が考えられる。
【0052】第1の方法は、駆動ローラ104と、2次
転写対向ローラ103と、張架ローラ105と、中間転
写ベルト101との組み合わせについて、所定の条件下
で2次転写ニップ電流の量を確実に4.8〜27.0
[μA]の範囲に維持させるような抵抗変化特性を発揮
する材料の組み合わせで構成する方法である。この所定
の条件下とは、装置本体に貼られたシールや取扱説明書
に明記される適正温度範囲や適正湿度範囲、転写装置1
00の一般的な機能保証温度範囲である10[℃]以上
40[℃]以下の温度範囲、あるいは、転写装置100
の一般的な機能保証湿度範囲である15[%]以上80
[%]以下の湿度範囲の何れかを具備する条件である。
【0053】第2の方法は、2次転写ニップ電流の量を
4.8〜27.0[μA]の範囲に維持させるような出
力制御を2次転写バイアス電源に実施させる方法であ
る。図3は、この方法を採用した複写機の要部構成を示
す構成図である。図において、転写装置100は、中間
転写ベルト101から2次転写対向ローラ103に流れ
込む2次転写ニップ電流の値を検知する電流検知手段1
08を備えている。この電流検知手段によって検知され
た電流値は、所定の電気信号に変換されて電流値信号と
して2次転写バイアス電源109に出力される。2次転
写バイアスローラ102に2次転写バイアスを供給する
転写電源である2次転写バイアス電源108は、基本的
には、環境変動にかかわらず、2次転写バイアスローラ
102に対する出力電流値を所定値に維持するように出
力電圧値を変化させる定電流制御を実施する。但し、電
流検知手段108からの上記電流値信号が27.0[μ
A]を超える旨を示す信号である場合には、27.0
[μA]の電流値信号を検知するまで、出力電流値を維
持すべき値よりも低くする。また、上記電流値信号が
4.8[μA]を下回る旨を示す信号である場合には、
4.8[μA]の電流値信号を検知するまで、出力電流
値を維持すべき値よりも高くする。
【0054】本実施形態の複写機は、これら第1の方法
あるいは第2の方法により、環境変動にかかわらず、上
記2次転写ニップ電流の量を4.8〜27.0[μA]
の範囲に維持するように構成されている。よって、先に
表1に示したように、環境変動に起因する転写画像のぼ
そつきと白抜けとを視認させなくなるレベルにまで抑え
ることができる。なお、上記第2の方法を採用した場合
には、駆動ローラ104と、2次転写対向ローラ103
と、張架ローラ105と、中間転写ベルト101とにつ
いて、それぞれの抵抗変化特性を微妙に調整しなくて
も、環境変動に起因する転写画像のぼそつきと白抜けと
を視認させなくなるレベルにまで抑えることができるよ
うになる。
【0055】以上、実施形態の複写機について説明した
が、本発明の実施形態はこの複写機に限定されるもので
はない。
【0056】例えば、現像器を1つだけ備え、単色の画
像を転写紙等の転写体に形成する画像形成装置について
も、本発明の適用が可能であることは言うまでもない。
【0057】また例えば、2次転写バイアスローラ10
3と2次転写バイアスローラとの位置を逆転させ、2次
転写バイアスローラによって中間転写ベルトの裏面にト
ナーと同極性の2次転写バイアスを印加させるようにし
た画像形成装置についても本発明の適用が可能である。
【0058】また例えば、2次転写ニップを形成するの
ではなく、2次転写対向ローラ103の代わりとなる転
写位置形成ローラが、2次転写バイアスローラ102と
対向しない位置で中間転写ベルト101に接触して2次
転写位置を形成する画像形成装置についても本発明の適
用が可能である。
【0059】また例えば、感光体ベルト等の可視像担持
ベルトから転写紙等の転写体に1次転写して2次転写を
行わない画像形成装置や、3次転写以上の転写を行う画
像形成装置についても本発明の適用が可能である。
【0060】また、電子写真プロセスで画像を形成する
画像形成装置ではなく、特開平9−254430号公報
に記載されるようなトナープロジェクションと呼ばれる
直接記録方式の画像形成装置であって、可視像担持ベル
トである対向電極ベルト等のベルトから転写紙等の転写
体に可視像を転写するものについても本発明の適用が可
能である。
【0061】
【発明の効果】請求項1、2、3、4又は5の発明によ
れば、環境変動に起因する転写画像のぼそつきを視認さ
せなくなるレベルまで抑えることができるという優れた
効果がある。
【0062】特に、請求項2、3、4又は5の発明によ
れば、環境変動に起因する転写画像のぼそつきに加え
て、環境変動に起因する転写画像の白抜けをも視認させ
なくなるレベルまで抑えることができるという優れた効
果がある。
【0063】また特に、請求項3の発明によれば、指定
された環境条件下において、環境変動に起因する転写画
像のぼそつきと白抜けとをそれぞれ視認させなくなるレ
ベルにまで抑えることができるという優れた効果があ
る。
【0064】また特に、請求項4の発明によれば、転写
装置の一般的な機能保証温度条件下あるいは機能保証湿
度条件下(15〜80[%])において、温度変動ある
いは湿度変動にかかわらず、環境変動に起因する転写画
像のぼそつきと白抜けとをそれぞれ視認させなくなるレ
ベルにまで抑えることができるという優れた効果があ
る。
【0065】また特に、請求項5の発明によれば、可視
像担持ベルト、転写位置形成部材及び接地部材のそれぞ
れの抵抗変化特性を微妙に調整しなくても、環境変動に
起因する転写画像のぼそつきと白抜けとをそれぞれ視認
させなくなるレベルにまで抑えることができるという優
れた効果がある。
【0066】請求項6の発明によれば、転写装置内の環
境変動に起因する転写画像のぼそつきと白抜けとをそれ
ぞれ視認させなくなるレベルまで抑えることができると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る複写機の全体的な構成を示す概
略構成図。
【図2】同複写機の転写部周辺の構成を示す概略構成
図。
【図3】同複写機の要部構成の一例を示す構成図。
【図4】従来の転写装置を画像形成装置の感光体ドラム
とともに示す概略構成図。
【図5】下流側電流A1と、ニップ電流A2と、上流側
電流A3とを説明する模式図。
【図6】下流側抵抗R1と、ニップ抵抗R2と、上流側
抵抗R3とを説明する模式図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電チャージャ 3 レーザ光学装置 4 スキャナ 5 回転型現像装置 8 給紙カセット 9 給紙レジスト部 100 転写装置 101 中間転写ベルト(可視像担持ベル
ト) 102 2次転写バイアスローラ(転写電流
付与部材) 103 2次転写対向ローラ(転写位置形成
部材) 104 駆動ローラ(接地部材) 105 張架ローラ(接地部材) 108 電流検知手段 109 2次転写バイアス電源(転写電源)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可視像を担持して所定方向に移動する可視
    像担持ベルトと、該可視像担持ベルトに接触して転写電
    流を付与する転写電流付与部材と、該可視像担持ベルト
    に対して該転写電流付与部材との接触面とは反対側の面
    に接触し、該転写電流を該可視像担持ベルトの厚み方向
    に導いて該転写電流付与部材との間に転写位置を形成す
    る転写位置形成部材と、該転写位置形成部材とは異なる
    位置で該可視像担持ベルトに接触して電気的に接地され
    る接地部材とを備え、該可視像担持ベルト上の可視像を
    該転写位置に搬送されてくる転写体に転写せしめる転写
    装置において、該転写電流の付与によって該転写位置形
    成部材に流れる電流の量を、環境変動にかかわらず、
    4.8[μA]以上に維持させるようにしたことを特徴
    とする転写装置。
  2. 【請求項2】請求項1の転写装置において、上記転写位
    置形成部材に流れる電流の量を、環境変動にかかわら
    ず、4.8[μA]以上、27.0[μA]以下の範囲
    に維持させるようにしたことを特徴とする転写装置。
  3. 【請求項3】請求項2の転写装置であって、使用に適し
    た環境条件が指定され、この環境条件で使用される限り
    において、上記転写位置形成部材に電流の量を上記範囲
    に維持させるような抵抗変化特性を発揮する材料で、上
    記可視像担持ベルト、転写位置形成部材及び接地部材が
    構成されていることを特徴とする転写装置。
  4. 【請求項4】請求項2の転写装置であって、10[℃]
    以上40[℃]以下の温度条件において、温度変動にか
    かわらず上記転写位置形成部材に流れる電流の量を上記
    範囲に維持させるか、あるいは、15[%]以上80
    [%]以下の湿度条件において、湿度変動にかかわらず
    該電流の量を上記範囲に維持させるような抵抗変化特性
    を発揮する材料で、上記可視像担持ベルト、転写位置形
    成部材及び接地部材が構成されていることを特徴とする
    転写装置。
  5. 【請求項5】請求項2の転写装置において、上記転写電
    流付与部材に上記転写電流を供給する転写電源と、上記
    電流の量を検知する電流検知手段を設け、該電流検知手
    段に検知される電流量が上記範囲になるような出力電流
    の制御を実施させるように該転写電源を構成したことを
    特徴とする転写装置。
  6. 【請求項6】可視像担持ベルトに可視像を形成する可視
    像形成手段と、該可視像を該可視像担持ベルトから転写
    体に転写する転写装置とを備え、該転写体上に該可視像
    を転写して画像を形成する画像形成装置において、該転
    写装置として、請求項2、3、4又は5のものを設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
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