JP2002054949A - 多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路 - Google Patents
多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路Info
- Publication number
- JP2002054949A JP2002054949A JP2000244206A JP2000244206A JP2002054949A JP 2002054949 A JP2002054949 A JP 2002054949A JP 2000244206 A JP2000244206 A JP 2000244206A JP 2000244206 A JP2000244206 A JP 2000244206A JP 2002054949 A JP2002054949 A JP 2002054949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- winding
- circuit
- variable reluctance
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】故障を容易に検出できる多重巻線バリアブルリ
ラクタンスレゾルバ、およびレゾルバ故障検出回路を得
る。 【解決手段】バリアブルリラクタンスレゾルバにおい
て、回転子12の回転に従ってX成分、Y成分を各々出
力する固定子に巻回した複数の出力巻線17X1、17
X2および、18Y1、18Y2を設けた。バリアブル
リラクタンスレゾルバの異常を検出する異常検出手段
と、前記出力巻線の出力をディジタル信号に変換する変
換手段と、前記異常検出手段の状態をモニターする制御
手段と、前記出力巻線の出力を選択して出力する出力巻
線選択手段とを備え、前記制御手段は、前記異常検出手
段の出力に応じて出力巻線選択手段により複数の出力巻
線のうち正常な巻線の組み合わせを選択して前記変換手
段に接続する。
ラクタンスレゾルバ、およびレゾルバ故障検出回路を得
る。 【解決手段】バリアブルリラクタンスレゾルバにおい
て、回転子12の回転に従ってX成分、Y成分を各々出
力する固定子に巻回した複数の出力巻線17X1、17
X2および、18Y1、18Y2を設けた。バリアブル
リラクタンスレゾルバの異常を検出する異常検出手段
と、前記出力巻線の出力をディジタル信号に変換する変
換手段と、前記異常検出手段の状態をモニターする制御
手段と、前記出力巻線の出力を選択して出力する出力巻
線選択手段とを備え、前記制御手段は、前記異常検出手
段の出力に応じて出力巻線選択手段により複数の出力巻
線のうち正常な巻線の組み合わせを選択して前記変換手
段に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレゾルバに関し、特
に巻線に短絡が生じた時にも異常を速やかに検出するこ
とが出来るバリアブルリラクタンスレゾルバと、かかる
異常を検出するための異常検出回路に関する。
に巻線に短絡が生じた時にも異常を速やかに検出するこ
とが出来るバリアブルリラクタンスレゾルバと、かかる
異常を検出するための異常検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】レゾルバはシンクロ発信機の一種でその
回転子の回転角度のX、Y成分に応じた波高に変調した
信号を出力巻線から出力するものであり、従来サーボ機
構の検出系、三角法の演算、自動車のステアリング装置
の制御などに用いられている。例えば、回転子を四角形
などの形状にして回転子には巻線を巻回せず、固定子に
複数個の極を設けて、固定子の同じ極に励磁巻線と出力
巻線を巻回して、複数の極の出力巻線の出力の和を一つ
の出力巻線の出力として得る構造のバリアブルリラクタ
ンスレゾルバと呼ばれるものがある。
回転子の回転角度のX、Y成分に応じた波高に変調した
信号を出力巻線から出力するものであり、従来サーボ機
構の検出系、三角法の演算、自動車のステアリング装置
の制御などに用いられている。例えば、回転子を四角形
などの形状にして回転子には巻線を巻回せず、固定子に
複数個の極を設けて、固定子の同じ極に励磁巻線と出力
巻線を巻回して、複数の極の出力巻線の出力の和を一つ
の出力巻線の出力として得る構造のバリアブルリラクタ
ンスレゾルバと呼ばれるものがある。
【0003】かかるバリアブルリラクタンスレゾルバ
は、回転子のX方向成分を出力する出力巻線の出力電圧
Vxは励磁巻線に加える交流電圧VPをEsinωtとす
ると式1で示される。ここでωは角周波数で2πfで表
される。ただしfは周波数、a、bは励磁巻線、出力巻
線、および回転子と固定子の特性で決まる定数である。 Vx=Ksinθ・Esinωt (式1)
は、回転子のX方向成分を出力する出力巻線の出力電圧
Vxは励磁巻線に加える交流電圧VPをEsinωtとす
ると式1で示される。ここでωは角周波数で2πfで表
される。ただしfは周波数、a、bは励磁巻線、出力巻
線、および回転子と固定子の特性で決まる定数である。 Vx=Ksinθ・Esinωt (式1)
【0004】同様にして、回転子のY方向成分を出力す
る出力巻線の出力は回転子に対して位相が90度ずれて
いるように巻回してあるので、式2のように表せる。 Vy=Kcosθ・Esinωt (式2)
る出力巻線の出力は回転子に対して位相が90度ずれて
いるように巻回してあるので、式2のように表せる。 Vy=Kcosθ・Esinωt (式2)
【0005】かかるバリアブルリラクタンスレゾルバで
は巻線間の短絡などの異常が発生することがあり、異常
検出をすることがバリアブルリラクタンスレゾルバを用
いた装置の信頼性を高める上で必要であった。
は巻線間の短絡などの異常が発生することがあり、異常
検出をすることがバリアブルリラクタンスレゾルバを用
いた装置の信頼性を高める上で必要であった。
【0006】図6は、バリアブルリラクタンスレゾルバ
とそれを用いた異常検出回路の従来例で2個のバリアブ
ルリラクタンスレゾルバを用いる。励磁巻線61、61
を備える2個のバリアブルリラクタンスレゾルバのそれ
ぞれを同一の軸に取り付けた回転子601と602のX
方向成分を出力する出力巻線62、62と、回転子のY
方向成分を出力する出力巻線63、63には各々にレゾ
ルバディジタル回路64、64を接続する。ここで、レ
ゾルバディジタル回路64は、バリアブルリラクタンス
レゾルバの回転子の回転角度に対応して出力巻線に得ら
れる出力をディジタル出力するものである。両レゾルバ
ディジタル回路64、64は、両レゾルバディジタル回
路64、64の出力の差が予め定めた偏差値E以上の時
に出力するディジタル演算回路65が接続されている。
ここで偏差値は2個のバリアブルリラクタンスレゾルバ
の特性の違いによる出力のばらつきの影響を除くために
ディジタル演算回路65の出力が予め定めた値以上にな
ったときに出力するようにする比較値である。
とそれを用いた異常検出回路の従来例で2個のバリアブ
ルリラクタンスレゾルバを用いる。励磁巻線61、61
を備える2個のバリアブルリラクタンスレゾルバのそれ
ぞれを同一の軸に取り付けた回転子601と602のX
方向成分を出力する出力巻線62、62と、回転子のY
方向成分を出力する出力巻線63、63には各々にレゾ
ルバディジタル回路64、64を接続する。ここで、レ
ゾルバディジタル回路64は、バリアブルリラクタンス
レゾルバの回転子の回転角度に対応して出力巻線に得ら
れる出力をディジタル出力するものである。両レゾルバ
ディジタル回路64、64は、両レゾルバディジタル回
路64、64の出力の差が予め定めた偏差値E以上の時
に出力するディジタル演算回路65が接続されている。
ここで偏差値は2個のバリアブルリラクタンスレゾルバ
の特性の違いによる出力のばらつきの影響を除くために
ディジタル演算回路65の出力が予め定めた値以上にな
ったときに出力するようにする比較値である。
【0007】バリアブルリラクタンスレゾルバ601と
602が正常のときにはレゾルバディジタル回路64、
64の出力が等しく、ディジタル演算回路65の出力は
ゼロである。バリアブルリラクタンスレゾルバ601と
602の何れか一方、又は両方が異常になると、レゾル
バディジタル回路64、64の出力は異なり、ディジタ
ル演算回路65の出力はゼロで無くなり異常を検出す
る。
602が正常のときにはレゾルバディジタル回路64、
64の出力が等しく、ディジタル演算回路65の出力は
ゼロである。バリアブルリラクタンスレゾルバ601と
602の何れか一方、又は両方が異常になると、レゾル
バディジタル回路64、64の出力は異なり、ディジタ
ル演算回路65の出力はゼロで無くなり異常を検出す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したバリアブルリ
ラクタンスレゾルバ異常検出回路は、バリアブルリラク
タンスレゾルバを2個使用するのでバリアブルリラクタ
ンスレゾルバを装置に取り付ける場合、同一軸に取り付
けるので、構造が複雑になる。また、その取り付けスペ
ースが必要である。そして、価格も高くなるなどの問題
点があった。更に、バリアブルリラクタンスレゾルバが
異常であることが判明するのみで、異常の箇所がわから
ない欠点がある。従って、本来いずれか一方のバリアブ
ルリラクタンスレゾルバは正常で使用できる場合にもか
かわらず、バリアブルリラクタンスレゾルバ全体が異常
であると判断されることになり使用できなくなる問題も
あった。
ラクタンスレゾルバ異常検出回路は、バリアブルリラク
タンスレゾルバを2個使用するのでバリアブルリラクタ
ンスレゾルバを装置に取り付ける場合、同一軸に取り付
けるので、構造が複雑になる。また、その取り付けスペ
ースが必要である。そして、価格も高くなるなどの問題
点があった。更に、バリアブルリラクタンスレゾルバが
異常であることが判明するのみで、異常の箇所がわから
ない欠点がある。従って、本来いずれか一方のバリアブ
ルリラクタンスレゾルバは正常で使用できる場合にもか
かわらず、バリアブルリラクタンスレゾルバ全体が異常
であると判断されることになり使用できなくなる問題も
あった。
【0009】本発明は係る問題を解消し、一つ又は複数
のレゾルバの出力巻線が異常になっても残りの正常な出
力巻線を用いてバリアブルリラクタンスレゾルバとして
の動作が可能であり、巻線の取り付け構造を簡単にし、
少スペースで低価格の多重巻線バリアブルリラクタンス
レゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾル
バ回路を提供し、信頼性の高いレゾルバを用いたシステ
ムを実現することを目的としてなされたものである。
のレゾルバの出力巻線が異常になっても残りの正常な出
力巻線を用いてバリアブルリラクタンスレゾルバとして
の動作が可能であり、巻線の取り付け構造を簡単にし、
少スペースで低価格の多重巻線バリアブルリラクタンス
レゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾル
バ回路を提供し、信頼性の高いレゾルバを用いたシステ
ムを実現することを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1記載の多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバは、回転子と、固定子と、該固定子に巻回した1個
の励磁巻線と、前記回転子の回転に従ってX成分、Y成
分を各々出力する前記固定子に巻回した出力巻線を複数
個設けたことを特徴とする。
に請求項1記載の多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバは、回転子と、固定子と、該固定子に巻回した1個
の励磁巻線と、前記回転子の回転に従ってX成分、Y成
分を各々出力する前記固定子に巻回した出力巻線を複数
個設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の多重巻線バリアブルリラク
タンスレゾルバ回路は、回転子と、固定子と、該固定子
に巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従っ
てX成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した
出力巻線を複数個設けた多重巻線バリアブルリラクタン
スレゾルバと、該バリアブルリラクタンスレゾルバの異
常を検出する異常検出手段と、前記出力巻線の出力をデ
ィジタル信号に変換する変換手段と、前記異常検出手段
の状態をモニターする制御手段と、前記出力巻線の出力
を選択して出力する出力巻線選択手段とを備え、前記制
御手段は、前記異常検出手段の出力に応じて前記出力巻
線選択手段により前記多重巻線バリアブルリラクタンス
レゾルバの複数の出力巻線のうち正常な巻線の組み合わ
せを選択して前記変換手段に接続することを特徴とす
る。
タンスレゾルバ回路は、回転子と、固定子と、該固定子
に巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従っ
てX成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した
出力巻線を複数個設けた多重巻線バリアブルリラクタン
スレゾルバと、該バリアブルリラクタンスレゾルバの異
常を検出する異常検出手段と、前記出力巻線の出力をデ
ィジタル信号に変換する変換手段と、前記異常検出手段
の状態をモニターする制御手段と、前記出力巻線の出力
を選択して出力する出力巻線選択手段とを備え、前記制
御手段は、前記異常検出手段の出力に応じて前記出力巻
線選択手段により前記多重巻線バリアブルリラクタンス
レゾルバの複数の出力巻線のうち正常な巻線の組み合わ
せを選択して前記変換手段に接続することを特徴とす
る。
【0012】請求項3記載の多重巻線バリアブルリラク
タンスレゾルバ回路は、前記出力巻線に異常がある場合
に前記制御手段は、前記異常検出手段の出力に応じて前
記出力巻線の状態を出力することを特徴とする。
タンスレゾルバ回路は、前記出力巻線に異常がある場合
に前記制御手段は、前記異常検出手段の出力に応じて前
記出力巻線の状態を出力することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の多重巻線バリアブルリラク
タンスレゾルバ回路は回転子と、固定子と、該固定子に
巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従って
X成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した複
数個の出力巻線の各々に、出力巻線の出力を二乗する二
乗回路を接続し、該二乗回路の出力を各々加算する加算
回路と、該加算回路の出力が予め定めた値を超えた場合
にを論理回路レベルに変換した信号を出力して多重巻線
バリアブルリラクタンスレゾルバの異常を検出する異常
検出手段を備えたことを特徴とする。
タンスレゾルバ回路は回転子と、固定子と、該固定子に
巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従って
X成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した複
数個の出力巻線の各々に、出力巻線の出力を二乗する二
乗回路を接続し、該二乗回路の出力を各々加算する加算
回路と、該加算回路の出力が予め定めた値を超えた場合
にを論理回路レベルに変換した信号を出力して多重巻線
バリアブルリラクタンスレゾルバの異常を検出する異常
検出手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに本発明に係る多重巻線バリ
アブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブル
リラクタンスレゾルバを用いた異常検出回路について図
面により説明する。図1は本発明の多重巻線バリアブル
リラクタンスレゾルバの一実施例、図2は本発明の多重
巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路のブロック
図、図3は本発明の異常検出回路である。
アブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブル
リラクタンスレゾルバを用いた異常検出回路について図
面により説明する。図1は本発明の多重巻線バリアブル
リラクタンスレゾルバの一実施例、図2は本発明の多重
巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路のブロック
図、図3は本発明の異常検出回路である。
【0015】図1において、多重巻線バリアブルリラク
タンスレゾルバは1個の励磁巻線16と、回転子12の
X方向成分を出力する二組の出力巻線17X1、17X
2と、回転子のY方向成分を出力する二組の出力巻線1
8Y1、18Y2とを有する。図1においては、出力巻
線17X1、17X2及び18Y1、18Y2はX成
分、Y成分各々2組としてあるが、2組以上あっても良
い事はいうまでもない。固定子11には複数の極15―
1〜15−8が、また、回転子12は、固定子の極数が
8極なので、1回転で2サイクルの出力を得るために楕
円形にしてある。
タンスレゾルバは1個の励磁巻線16と、回転子12の
X方向成分を出力する二組の出力巻線17X1、17X
2と、回転子のY方向成分を出力する二組の出力巻線1
8Y1、18Y2とを有する。図1においては、出力巻
線17X1、17X2及び18Y1、18Y2はX成
分、Y成分各々2組としてあるが、2組以上あっても良
い事はいうまでもない。固定子11には複数の極15―
1〜15−8が、また、回転子12は、固定子の極数が
8極なので、1回転で2サイクルの出力を得るために楕
円形にしてある。
【0016】固定子11の全ての極には、励磁巻線16
が巻回されている。そして8個の極を2分割して、回転
子12のX方向成分を出力する1組の出力巻線17X1
を極極15−1〜15−4に、他の出力巻線17X2を
極極15−5〜15−8に巻回する。また、回転子のY
方向成分を出力する1組の出力巻線18Y1を極15−
2〜15−5に、他の出力巻線18Y2を極極15−6
〜15−1に巻回して、出力巻線17X1、17X2に
対しておのおの位相が90度ずれるように1極分ずれて
巻回するようにして、2組の出力巻線を設ける。
が巻回されている。そして8個の極を2分割して、回転
子12のX方向成分を出力する1組の出力巻線17X1
を極極15−1〜15−4に、他の出力巻線17X2を
極極15−5〜15−8に巻回する。また、回転子のY
方向成分を出力する1組の出力巻線18Y1を極15−
2〜15−5に、他の出力巻線18Y2を極極15−6
〜15−1に巻回して、出力巻線17X1、17X2に
対しておのおの位相が90度ずれるように1極分ずれて
巻回するようにして、2組の出力巻線を設ける。
【0017】上記のごとく極を半分づつ用いると、コイ
ル間の短絡などによる故障が同時に別の極で発生する確
率は低いので、後述すように出力巻線を切り替えること
で、レゾルバとしての機能を果たさなくなる確立を著し
く減少することが出来る。
ル間の短絡などによる故障が同時に別の極で発生する確
率は低いので、後述すように出力巻線を切り替えること
で、レゾルバとしての機能を果たさなくなる確立を著し
く減少することが出来る。
【0018】上記以外に、出力電圧を増加する目的で全
ての極に出力巻線を巻回してもよい。すなわち、回転子
12のX方向成分を出力する2組の出力巻線17X1、
17X2を極15−1〜15−8に巻回する。また、回
転子のY方向成分を出力する2組の出力巻線18Y1、
18Y2を極15−2〜15−1に巻回して、出力巻線
17X1、17X2に対して位相が90度ずれるように
1極分ずれて巻回するようにしても良い。
ての極に出力巻線を巻回してもよい。すなわち、回転子
12のX方向成分を出力する2組の出力巻線17X1、
17X2を極15−1〜15−8に巻回する。また、回
転子のY方向成分を出力する2組の出力巻線18Y1、
18Y2を極15−2〜15−1に巻回して、出力巻線
17X1、17X2に対して位相が90度ずれるように
1極分ずれて巻回するようにしても良い。
【0019】前記レゾルバでは回転子の1回転で2サイ
クルの出力が生じるレゾルバの場合なので出力巻線を2
組設けたが、更に又、回転子、固定子の極数を増加して
1回転で3サイクルの出力が生じるレゾルバの場合3組
の出力巻線を、1回転で4サイクルの出力が生じるレゾ
ルバの場合2組又は4組の出力巻線を設けるようにして
も良い。以下同様にして、サイクル数と出力巻線の組数
を増加しても良いことは明らかである。
クルの出力が生じるレゾルバの場合なので出力巻線を2
組設けたが、更に又、回転子、固定子の極数を増加して
1回転で3サイクルの出力が生じるレゾルバの場合3組
の出力巻線を、1回転で4サイクルの出力が生じるレゾ
ルバの場合2組又は4組の出力巻線を設けるようにして
も良い。以下同様にして、サイクル数と出力巻線の組数
を増加しても良いことは明らかである。
【0020】複数の極15に上記のごとく巻回された構
造の多重巻線バリアブルレゾルバの励磁巻線16と、回
転子12のX方向成分を出力する2組の出力巻線17X
1、17X2、および、回転子のY方向成分を出力する
2組の出力巻線18Y1、18Y2、の出力について説
明する。
造の多重巻線バリアブルレゾルバの励磁巻線16と、回
転子12のX方向成分を出力する2組の出力巻線17X
1、17X2、および、回転子のY方向成分を出力する
2組の出力巻線18Y1、18Y2、の出力について説
明する。
【0021】式1から、X方向成分を出力する一方の出
力巻線17X1の出力Vx1は式3のように表せる。
力巻線17X1の出力Vx1は式3のように表せる。
【0022】 Vx1=Ksinθ・Esinωt (式3)
【0023】X方向成分を出力する他方の出力巻線17
X2出力Vx2は式4のように表せる。
X2出力Vx2は式4のように表せる。
【0024】 Vx2=Ksinθ・Esinωt (式4)
【0025】同様にして、回転子のY方向成分を出力す
る一方の出力巻線18Y1の出力Vy1は回転子に対し
て位相が90度ずれているように巻回してあるので、式
5のように表せる。
る一方の出力巻線18Y1の出力Vy1は回転子に対し
て位相が90度ずれているように巻回してあるので、式
5のように表せる。
【0026】 Vy1=Kcosθ・Esinωt (式5)
【0027】Y方向成分を出力する他方の出力巻線18
Y2の出力Vy2は式6のように表せる。
Y2の出力Vy2は式6のように表せる。
【0028】 Vy2=Kcosθ・Esinωt (式6)
【0029】前記多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバを適用した回路を図2に示す。図2において、多重
巻線バリアブルリラクタンスレゾルバは、図示していな
い励磁巻線と、回転子12、図示していない固定子に巻
回された前記回転子のX方向成分を出力する2組の出力
巻線17X1、17X2および、回転子のY方向成分を
出力する2組の出力巻線18Y1、18Y2からなる。
そして、各出力巻線は、図3で後述する異常検出回路2
1の入力C1〜C8と、図4で後述するスイッチ回路2
0の入力I1〜I8に各々接続されている。
ルバを適用した回路を図2に示す。図2において、多重
巻線バリアブルリラクタンスレゾルバは、図示していな
い励磁巻線と、回転子12、図示していない固定子に巻
回された前記回転子のX方向成分を出力する2組の出力
巻線17X1、17X2および、回転子のY方向成分を
出力する2組の出力巻線18Y1、18Y2からなる。
そして、各出力巻線は、図3で後述する異常検出回路2
1の入力C1〜C8と、図4で後述するスイッチ回路2
0の入力I1〜I8に各々接続されている。
【0030】異常検出回路21の出力端子E00〜E0
3はマイクロプロセッサ22の入力端子D1〜D4に接
続され、スイッチ回路20の出力O1〜O4は前記した
レゾルバディジタル回路23の入力ID1〜ID4に接
続されている。マイクロプロセッサ22の出力端子CN
1、CN2は前記スイッチ回路20の制御端子DS1、
DS2に接続され、また別の出力端子MOnは図示して
いないシステムに接続されている。そして、レゾルバデ
ィジタル回路23の出力端子ODnも図示していないシ
ステムに接続されている。
3はマイクロプロセッサ22の入力端子D1〜D4に接
続され、スイッチ回路20の出力O1〜O4は前記した
レゾルバディジタル回路23の入力ID1〜ID4に接
続されている。マイクロプロセッサ22の出力端子CN
1、CN2は前記スイッチ回路20の制御端子DS1、
DS2に接続され、また別の出力端子MOnは図示して
いないシステムに接続されている。そして、レゾルバデ
ィジタル回路23の出力端子ODnも図示していないシ
ステムに接続されている。
【0031】図2の動作について説明する。ここで、マ
イクロプロセッサ22には内蔵するメモリに所定のプロ
グラムが組み込まれていて、所定の動作を行うものとす
る。
イクロプロセッサ22には内蔵するメモリに所定のプロ
グラムが組み込まれていて、所定の動作を行うものとす
る。
【0032】異常検出回路21の出力は、多重巻線バリ
アブルリラクタンスレゾルバのどの出力巻線も異常がな
いときには出力端子E00〜E03はいずれもゼロにな
るようになっている。マイクロプロセッサ22は、異常
検出回路21の出力端子E00〜E03がいずれもゼロ
の時には正常であると判断し、スイッチ回路20の中に
ある、図示していないスイッチを以下のように接続する
ように出力端子CN1、CN2に制御信号を出力する。
アブルリラクタンスレゾルバのどの出力巻線も異常がな
いときには出力端子E00〜E03はいずれもゼロにな
るようになっている。マイクロプロセッサ22は、異常
検出回路21の出力端子E00〜E03がいずれもゼロ
の時には正常であると判断し、スイッチ回路20の中に
ある、図示していないスイッチを以下のように接続する
ように出力端子CN1、CN2に制御信号を出力する。
【0033】即ち、どの出力巻線も異常の無いときに、
出力巻線17X1がスイッチ回路20の出力端子O1と
O2に、出力巻線18Y1がO3とO4にそれぞれ接続
されて出力される。そして出力端子O1とO2、O3と
O4にそれぞれ接続されたレゾルバディジタル回路23
は、回転子12の角度に対応した出力を端子ODnに出
力する。
出力巻線17X1がスイッチ回路20の出力端子O1と
O2に、出力巻線18Y1がO3とO4にそれぞれ接続
されて出力される。そして出力端子O1とO2、O3と
O4にそれぞれ接続されたレゾルバディジタル回路23
は、回転子12の角度に対応した出力を端子ODnに出
力する。
【0034】出力巻線に異常があるときに、異常検出回
路21は、多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバの
巻線の異常に対応して後述するように出力端子E00〜
E03に出力する。例えば、出力巻線17X1が異常の
ときには出力端子E00とE02が出力され、マイクロ
プロセッサ22は、出力巻線17X1に異常あると判断
する。そしてスイッチ回路20の中にある、図示してい
ないスイッチを切り替えて、出力巻線17X2が出力端
子O1とO2に接続されて出力されるように制御信号を
出力端子CN1、CN2に出力する。
路21は、多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバの
巻線の異常に対応して後述するように出力端子E00〜
E03に出力する。例えば、出力巻線17X1が異常の
ときには出力端子E00とE02が出力され、マイクロ
プロセッサ22は、出力巻線17X1に異常あると判断
する。そしてスイッチ回路20の中にある、図示してい
ないスイッチを切り替えて、出力巻線17X2が出力端
子O1とO2に接続されて出力されるように制御信号を
出力端子CN1、CN2に出力する。
【0035】図示していないシステムは、マイクロプロ
セッサ22の出力端子MOnから前記レゾルバの状態
を、また、レゾルバディジタル回路23の出力ODnか
ら回転子12の角度に応じた出力を各々得て、適用され
ているシステムを制御する。
セッサ22の出力端子MOnから前記レゾルバの状態
を、また、レゾルバディジタル回路23の出力ODnか
ら回転子12の角度に応じた出力を各々得て、適用され
ているシステムを制御する。
【0036】図4は前記スイッチ回路20の1実施例で
ある。スイッチ回路20はこれ以外に、例えばリレーや
半導体で構成されるアナログスイッチマトリクス回路な
どあっても良い。また、出力巻線17X1はスイッチ回
路20の入力端子I1、I2に各々接続されていて、出
力巻線18Y1はスイッチ回路20の入力端子I5、I
6に各々接続されている。同様にして、出力巻線17X
2はスイッチ回路20の入力端子I3、I4に各々接続
されていて、出力巻線18Y2はスイッチ回路20の入
力端子I7、I8に各々接続されている。
ある。スイッチ回路20はこれ以外に、例えばリレーや
半導体で構成されるアナログスイッチマトリクス回路な
どあっても良い。また、出力巻線17X1はスイッチ回
路20の入力端子I1、I2に各々接続されていて、出
力巻線18Y1はスイッチ回路20の入力端子I5、I
6に各々接続されている。同様にして、出力巻線17X
2はスイッチ回路20の入力端子I3、I4に各々接続
されていて、出力巻線18Y2はスイッチ回路20の入
力端子I7、I8に各々接続されている。
【0037】図4において、41a、41b、41c、
41d、はリレーなどで構成するリレー接点である。リ
レー接点41aは入力端子I1につながる接点aと入力
端子I3につながる接点bを有している。そして、図示
していない駆動コイルによって、接点aとbは切り替え
られ入力端子I1、又はI2の電圧を出力端子O1に伝
える。そして図示していない駆動コイルは、駆動回路4
2によって励磁される。駆動回路42の入力端子DS1
とDS2は、前記マイクロプロセッサ22の出力端子C
N1、CN2に接続されていてマイクロプロセッサ22
によりリレー接点を切り替える。
41d、はリレーなどで構成するリレー接点である。リ
レー接点41aは入力端子I1につながる接点aと入力
端子I3につながる接点bを有している。そして、図示
していない駆動コイルによって、接点aとbは切り替え
られ入力端子I1、又はI2の電圧を出力端子O1に伝
える。そして図示していない駆動コイルは、駆動回路4
2によって励磁される。駆動回路42の入力端子DS1
とDS2は、前記マイクロプロセッサ22の出力端子C
N1、CN2に接続されていてマイクロプロセッサ22
によりリレー接点を切り替える。
【0038】そして図示していない駆動コイルによって
接点aとbを切り替えて入力端子I1又はI3の電圧を
出力端子O1に出力する。同様にしてリレー接点41b
は入力端子I2又はI4の電圧を出力端子O2に出力す
る。同様にしてリレー接点41cは入力端子I5又はI
7の電圧を出力端子O3に出力する。同様にしてリレー
接点41dは入力端子I6又はI8の電圧を出力端子O
4に出力する。
接点aとbを切り替えて入力端子I1又はI3の電圧を
出力端子O1に出力する。同様にしてリレー接点41b
は入力端子I2又はI4の電圧を出力端子O2に出力す
る。同様にしてリレー接点41cは入力端子I5又はI
7の電圧を出力端子O3に出力する。同様にしてリレー
接点41dは入力端子I6又はI8の電圧を出力端子O
4に出力する。
【0039】各接点は最初全て接点a側に接続されてい
る。そして前記マイクロプロセッサ22は、後述する異
常検出回路21の状態を判断して適正なスイッチを選択
するように出力端子CN1、CN2から制御信号をスイ
ッチ回路20に出力する。
る。そして前記マイクロプロセッサ22は、後述する異
常検出回路21の状態を判断して適正なスイッチを選択
するように出力端子CN1、CN2から制御信号をスイ
ッチ回路20に出力する。
【0040】図3は異常検出回路21の1実施例であ
る。図3において多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバの回転子のX方向成分を出力する2組の出力巻線1
7X1、17X2および、回転子のY方向成分を出力す
る2組の出力巻線18Y1、18Y2は、その出力を二
乗する二乗回路31に各々以下のように接続されてい
る。即ち、出力巻線17X1には二乗回路31aが、出
力巻線17X2には二乗回路31bが、出力巻線18Y
1には二乗回路31cが、出力巻線18Y2には二乗回
路31dが接続されている。ここで二乗回路31は交流
電圧を入力して出力に直流電圧を出力する機能を有する
二乗回路とする。係る回路は交流電圧を整流して、直流
電圧を二乗する二乗回路との組み合わせで容易に構成で
きるので詳述しない。
る。図3において多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバの回転子のX方向成分を出力する2組の出力巻線1
7X1、17X2および、回転子のY方向成分を出力す
る2組の出力巻線18Y1、18Y2は、その出力を二
乗する二乗回路31に各々以下のように接続されてい
る。即ち、出力巻線17X1には二乗回路31aが、出
力巻線17X2には二乗回路31bが、出力巻線18Y
1には二乗回路31cが、出力巻線18Y2には二乗回
路31dが接続されている。ここで二乗回路31は交流
電圧を入力して出力に直流電圧を出力する機能を有する
二乗回路とする。係る回路は交流電圧を整流して、直流
電圧を二乗する二乗回路との組み合わせで容易に構成で
きるので詳述しない。
【0041】二乗回路31は以下のように加算回路32
の入力に接続され、更に加算回路32の出力は比較回路
33の入力に各々接続されている。比較回路33は、比
較回路33の入力値が予め定めた比較値ECから外れた
ときに出力端子に出力する機能を有し、比較値ECは予
め端子Eに加えられている。ここで比較値ECは回転
子、固定子のギャップや、出力巻線等のばらつきによっ
て各比較回路33ごとに別々に設定しても良い。更に、
比較回路33の出力はデコーダ34の入力に接続されて
いる。
の入力に接続され、更に加算回路32の出力は比較回路
33の入力に各々接続されている。比較回路33は、比
較回路33の入力値が予め定めた比較値ECから外れた
ときに出力端子に出力する機能を有し、比較値ECは予
め端子Eに加えられている。ここで比較値ECは回転
子、固定子のギャップや、出力巻線等のばらつきによっ
て各比較回路33ごとに別々に設定しても良い。更に、
比較回路33の出力はデコーダ34の入力に接続されて
いる。
【0042】加算回路32は、出力巻線17X1の出力
の二乗と、出力巻線18Y1の出力の二乗をおのおの加
算するように二乗回路31aと31cが接続されてい
て、加算回路32aの出力をA1とする。同様にして、
加算回路32bは、出力巻線17X2の出力の二乗と、
出力巻線18Y2の出力の二乗をおのおの加算するよう
に二乗回路31bと31dが接続されていて、加算回路
32の出力をA2とする。更に加算回路32cは、出力
巻線17X1の出力の二乗と、出力巻線18Y2の出力
の二乗をおのおの加算するように二乗回路31aと31
dが接続されていて、加算回路32の出力をA3とす
る。そして加算回路32dは、出力巻線17X2の出力
の二乗と、出力巻線18Y1の出力の二乗をおのおの加
算するように二乗回路31bと31cが接続されてい
て、加算回路32の出力をA4とすると、各加算回路3
2の出力は式3〜6を用いて、式7〜10のように表せ
る。
の二乗と、出力巻線18Y1の出力の二乗をおのおの加
算するように二乗回路31aと31cが接続されてい
て、加算回路32aの出力をA1とする。同様にして、
加算回路32bは、出力巻線17X2の出力の二乗と、
出力巻線18Y2の出力の二乗をおのおの加算するよう
に二乗回路31bと31dが接続されていて、加算回路
32の出力をA2とする。更に加算回路32cは、出力
巻線17X1の出力の二乗と、出力巻線18Y2の出力
の二乗をおのおの加算するように二乗回路31aと31
dが接続されていて、加算回路32の出力をA3とす
る。そして加算回路32dは、出力巻線17X2の出力
の二乗と、出力巻線18Y1の出力の二乗をおのおの加
算するように二乗回路31bと31cが接続されてい
て、加算回路32の出力をA4とすると、各加算回路3
2の出力は式3〜6を用いて、式7〜10のように表せ
る。
【0043】 A1=Vx12+Vy12 =(Ksinθ・Esinωt)2+(Kcosθ・Esinωt)2 =(sin2θ+cos2θ)・(K・Esinωt)2 (式7)
【0044】 A2=Vx22+Vy22 =(sin2θ+cos2θ)・(K・Esinωt)2 (式8)
【0045】 A3=Vx12+Vy22 =(sin2θ+cos2θ)・(K・Esinωt)2 (式9)
【0046】 A4=Vx22+Vy12 =(sin2θ+cos2θ)・(K・Esinωt)2 (式10)
【0047】式7〜10から明らかなように、いずれも
出力巻線に異常がない時には、(sin2θ+cos2θ)は常
に1で、又、Esinωtは一定なので出力は回転角度に
無関係に一定になる。
出力巻線に異常がない時には、(sin2θ+cos2θ)は常
に1で、又、Esinωtは一定なので出力は回転角度に
無関係に一定になる。
【0048】しかし、何れかの出力巻線に異常が生じる
と上記の関係が崩れ、一定値でなくなる。例えば、式7
からは、出力巻線17X1、17X2の何れかが異常に
なると加算回路32の出力A1は一定値から外れ、出力
巻線17X1、18Y1の何れかが異常であることが知
れる。
と上記の関係が崩れ、一定値でなくなる。例えば、式7
からは、出力巻線17X1、17X2の何れかが異常に
なると加算回路32の出力A1は一定値から外れ、出力
巻線17X1、18Y1の何れかが異常であることが知
れる。
【0049】同様にして各加算回路32の出力A2、A
3、A4についての関係を図表5(a)に示す。即ち、
出力巻線17X1、17X2、18Y1、18Y2のい
ずれかが異常になった状態をXで示すと、各加算回路3
2の出力A1、A2、A3、A4即ち、比較回路33の
入力端子と比較の出力端子A、B、C、Dの関係は以下
のようになる。
3、A4についての関係を図表5(a)に示す。即ち、
出力巻線17X1、17X2、18Y1、18Y2のい
ずれかが異常になった状態をXで示すと、各加算回路3
2の出力A1、A2、A3、A4即ち、比較回路33の
入力端子と比較の出力端子A、B、C、Dの関係は以下
のようになる。
【0050】即ち、比較回路33bの出力端子Bに出力
されるときは出力巻線17X2、18Y2のいずれか
が、比較回路33cの出力端子Cに出力されるときは出
力巻線17X1、18Y2のいずれかが、比較回路33
dの出力端子Dに出力されるときは出力巻線18Y1、
17X2のいずれかが異常であることを示している。
されるときは出力巻線17X2、18Y2のいずれか
が、比較回路33cの出力端子Cに出力されるときは出
力巻線17X1、18Y2のいずれかが、比較回路33
dの出力端子Dに出力されるときは出力巻線18Y1、
17X2のいずれかが異常であることを示している。
【0051】図表5(b)は、前記各比較回路33の出
力A、B、C、Dをデコーダ34の入力端子20、21、
22、23に加えて、デコードした結果を示したものであ
る。出力巻線17X1、17X2、18Y1、18Y2
の異常箇所をそれぞれX1、X2、Y1、Y2で表示し
てある。そして、デコーダ34の各入力端子20、21、
22、23に比較器33の出力A、B、C、Dを加えたと
きのデコーダ34の出力端子O0〜O15の関係を示し
てある。
力A、B、C、Dをデコーダ34の入力端子20、21、
22、23に加えて、デコードした結果を示したものであ
る。出力巻線17X1、17X2、18Y1、18Y2
の異常箇所をそれぞれX1、X2、Y1、Y2で表示し
てある。そして、デコーダ34の各入力端子20、21、
22、23に比較器33の出力A、B、C、Dを加えたと
きのデコーダ34の出力端子O0〜O15の関係を示し
てある。
【0052】異常箇所に対して起こり得る場合は16通
りあり、 デコーダ出力「O0」に出力しているときにはすべての
巻線が正常、 デコーダ出力「O5」に出力しているときにはX1の異
常 デコーダ出力「O10」に出力しているときにはX2の
異常 デコーダ出力「O9」に出力しているときにはY1の異
常 デコーダ出力「O13」に出力しているときにはX1と
Y1の異常 デコーダ出力「O11」に出力しているときにはX2と
Y1の異常 デコーダ出力「O6」に出力しているときにはY2異常 デコーダ出力「O7」に出力しているときにはX1とY
2の異常 デコーダ出力「O14」に出力しているときにはX2と
Y2の異常を表す。
りあり、 デコーダ出力「O0」に出力しているときにはすべての
巻線が正常、 デコーダ出力「O5」に出力しているときにはX1の異
常 デコーダ出力「O10」に出力しているときにはX2の
異常 デコーダ出力「O9」に出力しているときにはY1の異
常 デコーダ出力「O13」に出力しているときにはX1と
Y1の異常 デコーダ出力「O11」に出力しているときにはX2と
Y1の異常 デコーダ出力「O6」に出力しているときにはY2異常 デコーダ出力「O7」に出力しているときにはX1とY
2の異常 デコーダ出力「O14」に出力しているときにはX2と
Y2の異常を表す。
【0053】以上の場合には出力巻線17X1、17X
2、18Y1、18Y2の何れか一つ、又は二つの巻線
の異常であるが、交換可能な巻線が残っているので、使
用する出力巻線を変えることで継続してレゾルバとして
の使用が可能である。即ち、出力巻線17X1が異常の
場合には出力巻線17X2と交換し、逆に出力巻線17
X2が異常の場合には出力巻線17X1と交換する。ま
た、出力巻線18Y1が異常の場合には出力巻線18Y
2と交換し、逆に出力巻線18Y2が異常の場合には出
力巻線18Y1と交換する。
2、18Y1、18Y2の何れか一つ、又は二つの巻線
の異常であるが、交換可能な巻線が残っているので、使
用する出力巻線を変えることで継続してレゾルバとして
の使用が可能である。即ち、出力巻線17X1が異常の
場合には出力巻線17X2と交換し、逆に出力巻線17
X2が異常の場合には出力巻線17X1と交換する。ま
た、出力巻線18Y1が異常の場合には出力巻線18Y
2と交換し、逆に出力巻線18Y2が異常の場合には出
力巻線18Y1と交換する。
【0054】その他の出力端子に出力しているときには
出力巻線17X1、17X2、18Y1、18Y2のう
ち、17X1と17X2、又は18Y1と18Y2、又
は3個以上の出力巻線が同時に異常となるので、出力巻
線を切り替えてもレゾルバとしての機能をはたさず使用
不可能の状態である。従って、どの巻線かを判別する必
要はなく、異常であると判断出来れば良い。
出力巻線17X1、17X2、18Y1、18Y2のう
ち、17X1と17X2、又は18Y1と18Y2、又
は3個以上の出力巻線が同時に異常となるので、出力巻
線を切り替えてもレゾルバとしての機能をはたさず使用
不可能の状態である。従って、どの巻線かを判別する必
要はなく、異常であると判断出来れば良い。
【0055】なお、デコーダ34は前述したようにマイ
クロプロセッサ22などと組み合わせて使用する時には
マイクロプロセッサ22に内蔵されているデコーダの機
能を用いるようにして良いことはいうまでもない。
クロプロセッサ22などと組み合わせて使用する時には
マイクロプロセッサ22に内蔵されているデコーダの機
能を用いるようにして良いことはいうまでもない。
【0056】また、本発明のレゾルバを自動車のパワー
ステアリング装置などに用いてもよい。一般にパワース
テアリング装置は、手動の舵取り機構の途中に設けられ
たサーボ機構の形をとることが多く、手動の変位が入力
信号としてサーボ機構に与えられ、出力機構がそれに追
随する動きをするもので、現在では油圧力を動力とする
ものがほとんどである。しかし、近年、自動車にガソリ
ンを用いることの弊害があるために電気自動車が実用化
されつつあり、これに伴って、パワーステアリング装置
もモータを用いたものが望まれている。
ステアリング装置などに用いてもよい。一般にパワース
テアリング装置は、手動の舵取り機構の途中に設けられ
たサーボ機構の形をとることが多く、手動の変位が入力
信号としてサーボ機構に与えられ、出力機構がそれに追
随する動きをするもので、現在では油圧力を動力とする
ものがほとんどである。しかし、近年、自動車にガソリ
ンを用いることの弊害があるために電気自動車が実用化
されつつあり、これに伴って、パワーステアリング装置
もモータを用いたものが望まれている。
【0057】本発明のレゾルバを自動車のパワーステア
リング装置などに用いる場合、本発明のレゾルバは、上
記のごとく、故障検出が容易であるので、特に安全性を
重視した、自動車のパワーステアリング装置、エンジン
制御、燃料バルブの制御、などの自動車のモーターを使
用している装置全般、また、それ以外の、サーボモータ
を使用した装置、工作機械などに使えることは明らかで
ある。
リング装置などに用いる場合、本発明のレゾルバは、上
記のごとく、故障検出が容易であるので、特に安全性を
重視した、自動車のパワーステアリング装置、エンジン
制御、燃料バルブの制御、などの自動車のモーターを使
用している装置全般、また、それ以外の、サーボモータ
を使用した装置、工作機械などに使えることは明らかで
ある。
【0058】
【発明の効果】本発明の多重巻線バリアブルリラクタン
スレゾルバによれば、回転子と、固定子と、該固定子に
巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従って
X成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した出
力巻線を複数個設けたことで、出力巻線の異常で使用で
きない出力巻線が生じた場合、他の巻線に切り変えて使
用出来るので、レゾルバの信頼性を高められる。
スレゾルバによれば、回転子と、固定子と、該固定子に
巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従って
X成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した出
力巻線を複数個設けたことで、出力巻線の異常で使用で
きない出力巻線が生じた場合、他の巻線に切り変えて使
用出来るので、レゾルバの信頼性を高められる。
【0059】また、回転子と、固定子と、該固定子に巻
回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従ってX
成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した出力
巻線を複数個設けた多重巻線バリアブルリラクタンスレ
ゾルバと、該バリアブルリラクタンスレゾルバの異常を
検出する異常検出手段と、前記出力巻線の出力をディジ
タル信号に変換する変換手段と、前記異常検出手段の状
態をモニターする制御手段と、前記出力巻線の出力を選
択して出力する出力巻線選択手段とを備え、前記制御手
段は、前記異常検出手段の出力に応じて前記出力巻線選
択手段により前記多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバの複数の出力巻線のうち正常な巻線の組み合わせを
選択して前記変換手段に接続することで、多重巻線バリ
アブルリラクタンスレゾルバの故障率を低減できる。
回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従ってX
成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した出力
巻線を複数個設けた多重巻線バリアブルリラクタンスレ
ゾルバと、該バリアブルリラクタンスレゾルバの異常を
検出する異常検出手段と、前記出力巻線の出力をディジ
タル信号に変換する変換手段と、前記異常検出手段の状
態をモニターする制御手段と、前記出力巻線の出力を選
択して出力する出力巻線選択手段とを備え、前記制御手
段は、前記異常検出手段の出力に応じて前記出力巻線選
択手段により前記多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバの複数の出力巻線のうち正常な巻線の組み合わせを
選択して前記変換手段に接続することで、多重巻線バリ
アブルリラクタンスレゾルバの故障率を低減できる。
【0060】更に、前記出力巻線に異常がある場合に前
記制御手段は、前記異常検出手段の出力に応じて前記出
力巻線の状態を出力する多重巻線バリアブルリラクタン
スレゾルバ回路で、システムに組み込んだときの安全性
を向上できる。
記制御手段は、前記異常検出手段の出力に応じて前記出
力巻線の状態を出力する多重巻線バリアブルリラクタン
スレゾルバ回路で、システムに組み込んだときの安全性
を向上できる。
【0061】そして、回転子と、固定子と、該固定子に
巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従って
X成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した複
数個の出力巻線の各々に、出力巻線の出力を二乗する二
乗回路を接続し、該二乗回路の出力を各々加算する加算
回路と、該加算回路の出力が予め定めた値を超えた場合
にを論理回路レベルに変換した信号を出力して多重巻線
バリアブルリラクタンスレゾルバの異常を検出する異常
検出手段を備えた多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバ回路で、多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ
の異常検出を行うことができる。
巻回した1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従って
X成分、Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した複
数個の出力巻線の各々に、出力巻線の出力を二乗する二
乗回路を接続し、該二乗回路の出力を各々加算する加算
回路と、該加算回路の出力が予め定めた値を超えた場合
にを論理回路レベルに変換した信号を出力して多重巻線
バリアブルリラクタンスレゾルバの異常を検出する異常
検出手段を備えた多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバ回路で、多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ
の異常検出を行うことができる。
【図1】本発明の多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバの一実施例を示す図である。
ルバの一実施例を示す図である。
【図2】本発明の多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバ回路のブロック図である。
ルバ回路のブロック図である。
【図3】本発明の多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバ回路の異常検出回路である。
ルバ回路の異常検出回路である。
【図4】本発明の多重巻線バリアブルリラクタンスレゾ
ルバ回路のスイッチ回路である。
ルバ回路のスイッチ回路である。
【図5】出力巻線の異常を検出する説明図である。
【図6】従来のバリアブルリラクタンスレゾルバとそれ
を用いた異常検出回路である。
を用いた異常検出回路である。
11 固定子 12 回転子 16 励磁巻線 20 スイッチ回路 21 異常検出回路 22 マイクロプロセッサ 23 レゾルバディジタル回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA35 CA02 EA03 GA22 2F077 AA04 AA09 FF34 PP07 PP26 QQ05 TT06 TT32 TT35 TT38 TT85
Claims (4)
- 【請求項1】回転子と、固定子と、該固定子に巻回した
1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従ってX成分、
Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した出力巻線を
複数個設けたことを特徴とする多重巻線バリアブルリラ
クタンスレゾルバ。 - 【請求項2】回転子と、固定子と、該固定子に巻回した
1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従ってX成分、
Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した出力巻線を
複数個設けた多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ
と、該バリアブルリラクタンスレゾルバの異常を検出す
る異常検出手段と、前記出力巻線の出力をディジタル信
号に変換する変換手段と、前記異常検出手段の状態をモ
ニターする制御手段と、前記出力巻線の出力を選択して
出力する出力巻線選択手段とを備え、前記制御手段は、
前記異常検出手段の出力に応じて前記出力巻線選択手段
により前記多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバの
複数の出力巻線のうち正常な巻線の組み合わせを選択し
て前記変換手段に接続することを特徴とする多重巻線バ
リアブルリラクタンスレゾルバ回路。 - 【請求項3】前記出力巻線に異常がある場合に前記制御
手段は、前記異常検出手段の出力に応じて前記出力巻線
の状態を出力することを特徴とする請求項2記載の多重
巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路。 - 【請求項4】回転子と、固定子と、該固定子に巻回した
1個の励磁巻線と、前記回転子の回転に従ってX成分、
Y成分を各々出力する前記固定子に巻回した複数個の出
力巻線の各々に、出力巻線の出力を二乗する二乗回路を
接続し、該二乗回路の出力を各々加算する加算回路と、
該加算回路の出力が予め定めた値を超えた場合にを論理
回路レベルに変換した信号を出力して多重巻線バリアブ
ルリラクタンスレゾルバの異常を検出する異常検出手段
を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の多重
巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244206A JP2002054949A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244206A JP2002054949A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002054949A true JP2002054949A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18734923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244206A Pending JP2002054949A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002054949A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6930423B2 (en) * | 2003-12-04 | 2005-08-16 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Rotation angle detector |
US7005771B2 (en) * | 2002-08-02 | 2006-02-28 | Minebea Co., Ltd. | Variable reluctance resolver |
US7135860B2 (en) * | 2003-08-11 | 2006-11-14 | Minebea Co., Ltd. | Variable reluctance resolver including rotor with multiple detection portions |
JP2007139739A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-06-07 | Denso Corp | 回転角度検出装置 |
KR100737519B1 (ko) * | 2006-06-01 | 2007-07-10 | 주식회사 협성사 | 레졸버 |
EP2078662A2 (en) * | 2008-01-11 | 2009-07-15 | Nidec Corporation | Resolver, motor, power steering apparatus and method of manufacturing the resolver |
JP2012220406A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Minebea Co Ltd | 角度検出装置 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244206A patent/JP2002054949A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7005771B2 (en) * | 2002-08-02 | 2006-02-28 | Minebea Co., Ltd. | Variable reluctance resolver |
US7135860B2 (en) * | 2003-08-11 | 2006-11-14 | Minebea Co., Ltd. | Variable reluctance resolver including rotor with multiple detection portions |
US6930423B2 (en) * | 2003-12-04 | 2005-08-16 | Tamagawa Seiki Kabushiki Kaisha | Rotation angle detector |
JP2007139739A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-06-07 | Denso Corp | 回転角度検出装置 |
KR100737519B1 (ko) * | 2006-06-01 | 2007-07-10 | 주식회사 협성사 | 레졸버 |
EP2078662A2 (en) * | 2008-01-11 | 2009-07-15 | Nidec Corporation | Resolver, motor, power steering apparatus and method of manufacturing the resolver |
JP2009168493A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Nippon Densan Corp | レゾルバ、モータ、パワーステアリング装置およびレゾルバの製造方法 |
EP2078662A3 (en) * | 2008-01-11 | 2014-06-11 | Nidec Corporation | Resolver, motor, power steering apparatus and method of manufacturing the resolver |
JP2012220406A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Minebea Co Ltd | 角度検出装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108778896B (zh) | 电动机控制系统及具备电动机控制系统的电动助力转向装置 | |
CN108352800B (zh) | 电动助力转向装置及其控制方法 | |
JP5803428B2 (ja) | 回転センサ、及び回転角検出装置 | |
US7603250B2 (en) | Abnormality judging apparatus | |
CN101188388B (zh) | 功率转换设备和电机系统 | |
US20140132197A1 (en) | Electric Actuator For Automobile | |
JP2013038950A (ja) | 3相回転機の制御装置 | |
CN102835020A (zh) | 用于测量电动机的特征的方法与系统 | |
JP6582488B2 (ja) | 電動機システム | |
JP6844617B2 (ja) | モータモジュール、モータステップ動作制御システム、およびモータ制御装置 | |
JP2002054949A (ja) | 多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ、及び多重巻線バリアブルリラクタンスレゾルバ回路 | |
JP4295059B2 (ja) | 直流電圧検出回路の故障診断装置およびモータ制御システム | |
CN103487069B (zh) | 旋转角传感器 | |
JPWO2019097627A1 (ja) | モータ制御装置 | |
CN110798115A (zh) | 与多通道电机有关的改进 | |
JP5081633B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP3671770B2 (ja) | 三相交流電流の平衡状態検出方法を利用した電流センサの故障検出方法 | |
WO2019054089A1 (ja) | モータ駆動装置、モータ、および電動パワーステアリング装置 | |
KR102514642B1 (ko) | 조향모터제어장치 및 방법 | |
US20230086012A1 (en) | Motor parameter diagnosis device and system | |
JPH06351278A (ja) | 誘導電動機のベクトル制御装置 | |
CN103109454A (zh) | 用于在无传感器的情况下对电子换向的电机进行位置识别的方法和装置 | |
JP2013044679A (ja) | レゾルバ、回転センサ、及び回転角検出装置 | |
US12054206B2 (en) | Steering power assistance system and electronic control device | |
JP2001136786A (ja) | インバータ装置 |