JP2002054448A - 内燃機関用排気タービン式過給機及び過給システム - Google Patents

内燃機関用排気タービン式過給機及び過給システム

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JP2002054448A
JP2002054448A JP2000240344A JP2000240344A JP2002054448A JP 2002054448 A JP2002054448 A JP 2002054448A JP 2000240344 A JP2000240344 A JP 2000240344A JP 2000240344 A JP2000240344 A JP 2000240344A JP 2002054448 A JP2002054448 A JP 2002054448A
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    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オイル漏洩を低減することができる内燃機関用
排気タービン式過給機を提供することにある。 【解決手段】内燃機関の排気ガスにより回転駆動される
タービンインペラ12は、タービンシャフト10に固定
される。タービンシャフト10は、ラジアル軸受20に
よってラジアル方向に支持され、軸受ハウジング30に
取り付けられている。タービンシャフト10は、タービ
ンインペラ12とラジアル軸受部20の間に形成され、
タービンインペラ側がラジアル軸受部側より外径が大き
くなるように形成された段付き部14を有している。軸
受ハウジング30は、ラジアル軸受部20を潤滑したオ
イルを排油するためのオイルドレン34を有する。ラジ
アル軸受の側壁面から段付き部までの距離Lは、タービ
ン回転数Ntがエンジンのアイドル運転時のタービン回
転数Ntiより大きい領域で、ラジアル軸受の端部から
移動したオイルが上記段付き部に非接触となる距離とし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用排気タ
ービン式過給機及び過給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関用排気タービンでは、タ
ービンシャフトをラジアル軸受により回転支持するとと
もに、ラジアル軸受をオイルにより潤滑している。潤滑
オイルが、タービンインペラ側から排気管中に漏洩する
と白煙を生じる等の問題がある。そこで、従来の内燃機
関用排気タービンでは、例えば、特開昭48−7251
1号公報に記載されているように、タービンシャフトに
段付き部を設け、この段付き部に形成された溝を用い
て、ラジアル軸受側に飛散させることにより、タービン
インペラ側へのオイル漏洩を防止するものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
48−72511号公報に記載されている方式では、飛
散させた潤滑オイルが、タービンシャフトの外表面と軸
受ハウジングの隙間に侵入する場合がある。タービンシ
ャフトと軸受ハウジングの間には、シールリングが設け
られているが、シールリングのタービンインペラ側の圧
力Ptは排気脈動があるのに対して、オイルドレン側の
圧力Phはほぼ大気圧であるので、シールリングの差圧
ΔP(Pt−Ph)は正圧と負圧を繰り返す脈動とな
り、差圧ΔPの負圧のため、タービンインペラ側へオイ
ルが漏洩するという問題があった。
【0004】本発明者らが確認したところによると、タ
ービンの回転数が低いほど、タービンシャフトの外表面
と軸受ハウジングの隙間にオイルが侵入しやすいことが
判明した。最近の自動車は、燃費向上のため、アイドル
回転数を低下させる傾向にあり、必然的にタービン回転
数も低下するため、オイルが漏洩しやすくなってきてい
る。
【0005】本発明の目的は、オイル漏洩を低減するこ
とができる内燃機関用排気タービン式過給機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、内燃機関の排気ガスにより回転駆
動されるタービンインペラに固定されたタービンシャフ
トと、このタービンシャフトをラジアル方向に支持する
とともに軸受ハウジングに取り付けられたラジアル軸受
とを有し、上記タービンシャフトは、上記タービンイン
ペラと上記ラジアル軸受部の間に形成され、タービンイ
ンペラ側がラジアル軸受部側より外径が大きくなるよう
に形成された段付き部を有し、上記軸受ハウジングは、
上記ラジアル軸受部を潤滑したオイルを排油するための
オイルドレンを有する内燃機関用排気タービン式過給機
において、上記ラジアル軸受の側壁面から上記段付き部
までの距離Lを、タービン回転数Ntがエンジンのアイ
ドル運転時のタービン回転数Ntiより大きい領域で、
上記ラジアル軸受の端部から移動したオイルが上記段付
き部に非接触となる距離としたものである。かかる構成
により、オイルの飛散を低減して、オイル漏洩を低減し
得るものとなる。
【0007】(2)また、上記目的を達成するために、
本発明は、内燃機関の排気ガスにより回転駆動されるタ
ービンインペラに固定されたタービンシャフトと、この
タービンシャフトをラジアル方向に支持するとともに軸
受ハウジングに取り付けられたラジアル軸受とを有し、
上記タービンシャフトは、上記タービンインペラと上記
ラジアル軸受部の間に形成され、タービンインペラ側が
ラジアル軸受部側より外径が大きくなるように形成され
た段付き部を有し、上記軸受ハウジングは、上記ラジア
ル軸受部を潤滑したオイルを排油するためのオイルドレ
ンを有する内燃機関用排気タービン式過給機において、
上記オイルドレインは、上記ラジアル軸受の支持部から
上記タービンインペラ側に開放し、上記タービンシャフ
トの段付き部を包括するように形成され、上記ラジアル
軸受部からの開放部面から上記タービンシャフトの段付
き部までの距離Lが、上記ラジアル軸受の挿入孔内径D
と上記タービンシャフトの外径dの片側隙間よりも大き
くしたものである。かかる構成により、オイルの飛散を
低減して、オイル漏洩を低減し得るものとなる。
【0008】(3)上記(1)若しくは(2)におい
て、上記ラジアル軸受部の開放部面と上記ラジアル軸受
の間に、上記タービンシャフト外側に挿入されたリング
状のプレートを備えるようにしたものである。かかる構
成により、さらに、オイルの飛散を低減して、オイル漏
洩を低減し得るものとなる。
【0009】(4)また、上記目的を達成するために、
本発明は、内燃機関の排気ガスにより回転駆動されるタ
ービンインペラに固定されたタービンシャフトと、この
タービンシャフトをラジアル方向に支持するとともに軸
受ハウジングに取り付けられたラジアル軸受とを有する
内燃機関用排気タービン式過給機を用いた過給システム
において、アイドル運転状態がある設定時間以上続いた
後にアイドル回転数を増加させる制御手段を備えるよう
にしたものである。かかる構成により、オイルの飛散を
低減して、オイル漏洩を低減し得るものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本発
明の第1の実施形態による内燃機関用排気タービン式過
給機の構成について説明する。最初に、図1及び図2を
用いて、本実施形態による内燃機関用排気タービン式過
給機の構成について説明する。図1は、本発明の第1の
実施形態による内燃機関用排気タービン式過給機の構成
を示す部分断面図であり、図2は、図1の要部拡大断面
図である。なお、図1及び図2において、同一符号は、
同一部分を示している。
【0011】図1に示すように、タービンシャフト10
の一端には、タービンインペラ12が設けられている。
また、図示は省略しているが、タービンシャフト10の
他端には、コンプレッサインペラが設けられている。タ
ービンシャフト10は、ラジアル軸受20によって、軸
受ハウジング30に対して回転可能に支持されている。
タービンインペラ12は、タービンハウジング40の中
に収納されている。タービンハウジング40は、軸受ハ
ウジング30に固定されている。
【0012】軸受ハウジング30の内部には、オイル供
給通路32が形成されている。ラジアル軸受20には、
外部からオイル供給通路32を介して、潤滑オイルが供
給される。軸受ハウジング30の内周側であって、ラジ
アル軸受20のタービンインペラ12の側には、オイル
ドレイン室34が形成されている。ラジアル軸受20を
潤滑したオイルは、オイルドレイン室34によって外部
に回収される。回収されたオイルは、再び、オイル供給
通路32から供給され、ラジアル軸受20の潤滑に使用
される。
【0013】タービンシャフト10のタービンインペラ
12側には、段付き部14が設けられている。さらに、
段付き部14とタービンインペラ12の間には、溝部1
6が設けられている。
【0014】ここで、図2を用いて、ラジアル軸受部2
0の周辺の詳細構造について説明する。ラジアル軸受2
0は、リング状である。ラジアル軸受20の軸方向の中
央位置には、円周方向に複数の貫通穴20Aが設けられ
ている。オイル供給通路32から供給されたオイルは、
貫通穴20Aを通して、ラジアル軸受20に供給され、
ラジアル軸受20を潤滑する。ラジアル軸受20の両端
部には、C形形状のスナップリング22,24が挿入さ
れている。スナップリング22,24の外周部は、軸受
ハウジング30の内周側に形成された溝に係合してお
り、ラジアル軸受20の径方向移動を阻止して、ラジア
ル軸受20を軸受ハウジング30に保持している。
【0015】タービンシャフト10のタービンインペラ
12側であって、軸受ハウジング30の端部30Aと対
向する部分には、溝10Aが形成されている。この溝1
0Aには、シールリング26が挿入されており、オイル
ドレイン室34の側からタービンインペラ12の側にオ
イルが漏れるのをシールしている。
【0016】タービンシャフト10のタービンインペラ
12側であって、オイルドレイン室34に位置する部分
には、段付き部14が設けられている。さらに、段付き
部14とタービンインペラ12の間には、溝部16が設
けられている。
【0017】ラジアル軸受20を潤滑したオイルは、タ
ービンシャフト10に沿って、タービンインペラ12の
方向に移動する。タービンシャフト10が回転すると、
段付き部14まで移動したオイルは、半径方向に飛散し
て、オイルドレイン室34の内壁面に付着した後、オイ
ルドレイン室34の下方から回収される。オイルドレイ
ン室34の内壁面に付着した後、溝部16に落下したオ
イルは、溝部16の形状を利用し、さらに遠心力により
半径方向外側に飛散して、オイルドレイン室34の内壁
面に付着した後、オイルドレイン室34の下方から回収
される。しかしながら、オイルドレイン室34のタービ
ンインペラ12の側の内壁面34Aにオイルが付着する
と、タービンシャフト10と軸受ハウジング30の間の
隙間に侵入する事になる。シールリング26のタービン
インペラ12の側の圧力Ptと、オイルドレン室34の
側の圧力Phの差圧ΔP(Pt−Ph)は正圧と負圧を
繰り返す脈動となり、差圧ΔPの負圧のため、タービン
インペラ側へオイルが漏洩するとことになる。
【0018】本発明者らは、ラジアル軸受20の開放部
側の軸受ハウジング30の端部30Bから、タービンシ
ャフト10の段付き部14までの距離Lについて着目し
て、オイルの飛散状況について検討を行った。その結果
については、図3を用いて説明する。
【0019】ここで、図3を用いて、本実施形態による
内燃機関用排気タービン式過給機におけるオイルの飛散
状況について説明する。図3は、本発明の第1の実施形
態による内燃機関用排気タービン式過給機におけるオイ
ルの飛散状況の説明図である。
【0020】図3において、横軸は、ラジアル軸受20
の開放部側の軸受ハウジング30の端部30Bから、タ
ービンシャフト10の段付き部14までの距離L(m
m)を示しており、縦軸は、タービン回転数Nt(rp
m)を示している。
【0021】従来の過給機では、距離Lは1.0mmで
あった。従って、タービン回転数Ntが4200rpm
以下の領域ではオイルが飛散することが判明した。それ
に対して、距離Lを大きくするに従って、オイルが飛散
しないタービン回転数Ntが低下することが判明した。
また、タービン回転数が高いほど、オイルが飛散しない
ことが判明した。
【0022】上述のオイルの飛散状況に基づいて、オイ
ルの挙動について検討したところ、ラジアル軸受20の
開放部側の軸受ハウジング30の端部30Bから漏れ出
たオイルは、タービンシャフト10に沿って、段付き部
14の方に移動する。タービン回転数Ntが高い場合に
は、ラジアル軸受20を潤滑したオイルはタービンシャ
フト10の回転による遠心力と重力により、ラジアル軸
受支持部の壁面を伝わり、オイルドレン室34に排出さ
れる。タービン回転数Ntを低下させていくと、オイル
に対するタービンシャフト1の回転による遠心力の影響
が小さくなり、オイルがタービンシャフト10の段付き
部12側へ迫り出してくる。更にタービン回転数Ntを
低下させると、オイルがタービンシャフト10の段付き
部2に到達し、オイルがタービンシャフト10の回転に
よる遠心力により半径方向外側に、オイルドレン室34
内に飛散開始する。距離Lが長いほど、オイルの移動距
離が長くなるため、オイルが段付き部12に到達しにく
くなるため、タービン回転数Ntを低下させても飛散し
にくくなることが判明した。
【0023】オイルの漏れ出る量は、ラジアル軸受20
の挿入孔内径Dと、タービンシャフト10の外径dの間
の片側隙間((D−d)/2)に比例することになる。
そこで、ラジアル軸受20の開放部側の軸受ハウジング
30の端部30Bから、タービンシャフト10の段付き
部14までの距離Lを、ラジアル軸受20の挿入孔内径
Dと、タービンシャフト10の外径dの間の片側隙間
((D−d)/2)以上とすることにより、オイルの飛
散量を低減することができる。例えば、図3に示した例
では、ラジアル軸受20の挿入孔内径Dが10mmあ
り、タービンシャフト10の外径dが6mmであったの
で、片側隙間((D−d)/2)は2mmとなる。距離
Lを2.0mmとすることにより、オイルが飛散するタ
ービン回転数Ntを3000rpmまで低下することが
できる。
【0024】ここで、エンジンのアイドル回転時のター
ビン回転数Ntiは、2500rpmであったので、こ
の回転数Nti以上でオイルを飛散させないようにする
ためには、距離Lを2.6mm以上(片側隙間((D−
d)/2)の1.3倍以上)とすればよいものである。
【0025】また、距離Lを2.8mm(片側隙間
((D−d)/2)の1.4倍以上)とすれば、オイル
が飛散するタービン回転数Ntiは2000rpmまで
低減できるため、オイル飛散は発生しないことになる。
【0026】オイル飛散を低減できることにより、オイ
ルドレイン室34のタービンインペラ12の側の内壁面
34Aに対するオイル付着を低減できるので、タービン
シャフト10と軸受ハウジング30の間の隙間へのオイ
ル侵入を低減でき、タービンインペラ側へオイル漏洩を
低減することができる。
【0027】また、オイル飛散が生じないような距離L
とすることにより、タービンシャフト10と軸受ハウジ
ング30の間の隙間へのオイル侵入を防止でき、タービ
ンインペラ側へオイル漏洩を防止することができる。こ
こで、オイル飛散が生じないような距離Lとは、エンジ
ンのアイドル回転時のタービン回転数Nti以上におい
て、ラジアル軸受20の開放部側の軸受ハウジング30
の端部30Bから漏れ出たオイルが、タービンシャフト
10上を移動して、段付き部14に非接触な距離であ
る。
【0028】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、オイルドレイン室内におけるオイルの飛散を低減し
て、したがって、タービンインペラ側へのオイル漏洩を
低減することができる。
【0029】次に、図4〜図6を用いて、本発明の第2
の実施形態による内燃機関用排気タービン式過給機の構
成について説明する。最初に、図4及び図5を用いて、
本実施形態による内燃機関用排気タービン式過給機の構
成について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態
による内燃機関用排気タービン式過給機の構成を示す部
分断面図であり、図5は、図4の要部拡大断面図であ
る。なお、図1及び図2と同一符号は、同一部分を示し
ている。
【0030】本発明の一実施形態による内燃機関用排気
タービン式過給機の基本的な構成は、図1に示したもの
と同様である。図1と相違する部分は、ラジアル軸受部
20の周辺の構造であり、ラジアル軸受20の両側に
は、スナップリング22A,24が挿入されるととも
に、さらに、スナップリング22Aとラジアル軸受部2
0の間には、リング28が挿入されている。
【0031】ここで、図5を用いて、ラジアル軸受部2
0の周辺の詳細構造について説明する。ラジアル軸受2
0は、リング状である。ラジアル軸受20の軸方向の中
央位置には、円周方向に複数の貫通穴20Aが設けられ
ている。オイル供給通路32から供給されたオイルは、
貫通穴20Aを通して、ラジアル軸受20に供給され、
ラジアル軸受20を潤滑する。ラジアル軸受20の一方
の端部(図中右側の端部)には、C形形状のスナップリ
ング24が挿入されている。また、ラジアル軸受20の
他方の端部(図中左側の端部)には、プレート28を介
して、C形形状のスナップリング22Aが挿入されてい
る。プレート28は、リング状である。スナップリング
22A,24の外周部は、軸受ハウジング30の内周側
に形成された溝に係合しており、ラジアル軸受20の径
方向移動を阻止して、ラジアル軸受20を軸受ハウジン
グ30に保持している。
【0032】ここで、ラジアル軸受部20の外径をR1
とすると、プレート28の外径R2は、R2>R1とし
ている。また、スナップリング22Aの外径をR3とす
ると、R3>R2としている。スナップリング22A
は、上述したようにC字形形状をしているため、外周部
に切り欠きを有している。したがって、図2に示したよ
うな構成の場合、ラジアル軸受部20の外周と軸受ハウ
ジング30の内周側の隙間からタービンインペラ12の
方向に移動した潤滑オイルは、図2に示したスナップリ
ング22Aの切り欠き部からタービンインペラ12の方
向に漏れ出ることになる。それに対して、本実施形態で
は、(プレート28の外径R2)>(ラジアル軸受部2
0の外径R1)としており、プレート28はリング状で
あるため、ラジアル軸受部20の外周と軸受ハウジング
30の内周側の隙間からタービンインペラ12の方向に
移動した潤滑オイルは、プレート28によって阻止さ
れ、タービンインペラ12の方向に漏出し難い構成とな
っている。
【0033】ここで、図6を用いて、本実施形態による
内燃機関用排気タービン式過給機におけるオイルの飛散
状況について説明する。図6は、本発明の第2の実施形
態による内燃機関用排気タービン式過給機におけるオイ
ルの飛散状況の説明図である。
【0034】図3において、横軸は、ラジアル軸受20
の開放部側の軸受ハウジング30の端部30Bから、タ
ービンシャフト10の段付き部14までの距離L1(m
m)を示しており、縦軸は、タービン回転数Nt(rp
m)を示している。
【0035】また、破線は、図3において示した油が飛
散する領域の示している。それに対して、実線で示し、
ハッチングを施した領域が、本実施形態によるプレート
28を用いた場合の油が飛散する領域を示している。即
ち、図示の状態から明らかなように、油が飛散する領域
は、プレート28を用いることによって狭くすることが
できている。
【0036】ここで、エンジンのアイドル回転時のター
ビン回転数Ntiは、2500rpmであったので、こ
の回転数Nti以上でオイルを飛散させないようにする
ためには、距離L1を2.25mm以上(片側隙間
((D−d)/2)の1.125倍以上)とすればよい
ものである。
【0037】また、距離L1を2.5mm(片側隙間
((D−d)/2)の1.25倍以上)とすれば、オイ
ルが飛散するタービン回転数Ntiは2300rpmま
で低減できるため、オイル飛散は発生しないことにな
る。L1=2.5mmの場合、プレートが無い場合のオ
イル飛散開始時のタービン回転数Nto=2800rp
mであり、プレートを入れることでNtoは2300r
pmに低下し、アイドル運転時のタービン回転数Nti
=2500rpm以下になり、オイル飛散を防止でき
る。
【0038】オイル飛散を低減できることにより、オイ
ルドレイン室34のタービンインペラ12の側の内壁面
34Aに対するオイル付着を低減できるので、タービン
シャフト10と軸受ハウジング30の間の隙間へのオイ
ル侵入を低減でき、タービンインペラ側へオイル漏洩を
低減することができる。
【0039】また、オイル飛散が生じないような距離L
1とすることにより、タービンシャフト10と軸受ハウ
ジング30の間の隙間へのオイル侵入を防止でき、ター
ビンインペラ側へオイル漏洩を防止することができる。
ここで、オイル飛散が生じないような距離Lとは、エン
ジンのアイドル回転時のタービン回転数Nti以上にお
いて、ラジアル軸受20の開放部側の軸受ハウジング3
0の端部30Bから漏れ出たオイルが、タービンシャフ
ト10上を移動して、段付き部14に非接触な距離であ
る。
【0040】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、オイルドレイン室内におけるオイルの飛散を低減し
て、したがって、タービンインペラ側へのオイル漏洩を
低減することができる。また、プレートを用いることに
より、オイル漏洩をさらに低減できる。
【0041】次に、図7及び図8を用いて、本発明の第
3の実施形態による内燃機関用排気タービン式過給機を
備えたエンジンシステムの構成及び動作について説明す
る。最初に、図7を用いて、本実施形態による内燃機関
用排気タービン式過給機を備えたエンジンシステムの全
体構成について説明する。図7は、本発明の一実施形態
による内燃機関用排気タービン式過給機を備えた過給シ
ステムの全体構成図である。
【0042】エンジン本体101に吸入される空気流
は、エアークリーナ102から取り入れられ、吸気管1
03に設けられた過給機120のタービンインペラ12
によって過給され、スロットル弁104を通り、コレク
タ105に入る。コレクタ105に吸入された空気は、
エンジン本体101の各シリンダ106内に接続される
各吸気管107に分配され、シリンダ106の燃焼室1
08内に導かれる。燃焼室108からの燃焼排気ガス
は、排気管109を介して、過給機120のコンプレッ
サインペラ121を回転させた後、外気に放出される。
吸気管107と排気管109との燃焼室108への接続
部には、吸気弁110と排気弁111とがカム機構で開
閉動作するように配置されている。また、スロットル弁
104には、スロットルセンサが配置され、更に下流の
吸気管107には圧力センサ113が配置されている。
一方、ガソリンなどの燃料は、インジェクタ116から
吸気管107の中に噴射される。シリンダ106には、
水温センサ131が装着されている。
【0043】各センサの出力信号は、エンジンコントロ
ールユニット(ECU)100に入力され、エンジン1
01の運転状態を示すパラメータであるエンジン水温,
クランク角速度,回転速度,吸気管内圧力,アクセルペ
ダル踏込み量や、スロットル弁104の開度が計測また
は演算される。エンジンコントロールユニット100
は、演算されたエンジンの運転状態を示すパラメータや
アクセルペダル踏込み量やスロットル弁開度に基づき、
点火時期や燃料噴射時期・量等の制御量を演算し、点火
プラグ132,インジェクタ117,スロットル弁10
4等の各種アクチュエータを動作させて、エンジン運転
制御,スロットル弁制御を行っている。
【0044】ここで、過給機120の構成は、図1若し
くは図4に示した構成となっている。さらに、吸気管1
03とコレクタ105を接続して、スロットル弁104
をバイパスする流路には、アイドルアップバルブ140
が設けられている。アイドルアップバルブ140は、エ
ンジンコントロールユニット100によって開閉制御さ
れる。アイドルアップバルブ140が開くことにより、
吸入空気量が増加して、エンジン回転数を上げることが
できる。
【0045】次に、図8を用いて、本実施形態による内
燃機関用排気タービン式過給機を備えたエンジンシステ
ムにおける制御方法について説明する。図8は、本発明
の第3の実施形態による内燃機関用排気タービン式過給
機を備えた過給システムにおける制御方法の説明図であ
る。
【0046】図8(A)において、縦軸はエンジン回転
数を示し、図8(B)において、縦軸はタービン回転数
を示している。また、図8(A),(B)において、横
軸は時間を示している。
【0047】図8において、時刻t1〜t3がアイドル
運転の領域である。エンジンコントロールユニット10
0は、アイドル運転にあるか否かを判断し、アイドル運
転の状態が時間T1継続すると、アイドルアップバルブ
140を開いて、エンジン回転数を増加して、タービン
回転数を増加するように制御する。即ち、本実施形態に
おいては、アイドル運転状態がある設定時間T1の間継
続した後に、アイドル回転数を増加させるようにしてい
る。
【0048】例えば、過給機が図4に示した構成,即
ち、プレート28を備えたものであり、L1=2.0m
mの場合、図6に示したように、オイル飛散開始時のタ
ービン回転数Ntoは、2800rpmである。ここ
で、本実施形態のタービン式過給機が設置されるエンジ
ンのアイドル回転数が800rpmの場合のタービン回
転数Ntが2500rpmであるとすると、アイドル運
転が時間T1以上継続すると、例えば、アイドル回転数
を950rpmに増加させることで、タービン回転数N
tは4000rpmに増加するのでオイル飛散を防止で
きる。
【0049】以上の説明では、プレート28を備えた過
給機としたが、図1に示したようにプレートがない場合
でも、アイドル回転数を950rpmに増加させ、ター
ビン回転数を4000rpmまで増加させることによっ
て、図3に示したように、オイル飛散を防止することが
できる。以上のようにして、過給機の構造変更無しにエ
ンジンアイドル運転時のタービン回転数Ntiをオイル
飛散開始時のタービン回転数Ntoより増加して、オイ
ル飛散を防止することができる。
【0050】以上のようにして、本実施形態では、エン
ジン制御により、オイル飛散を低減することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、内燃機関用排気タービ
ン式過給機におけるオイル漏洩を低減することができ
る。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による内燃機関用排気
タービン式過給機の構成を示す部分断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態による内燃機関用排気
タービン式過給機におけるオイルの飛散状況の説明図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施形態による内燃機関用排気
タービン式過給機の構成を示す部分断面図である。
【図5】図4の要部拡大断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態による内燃機関用排気
タービン式過給機におけるオイルの飛散状況の説明図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態による内燃機関用排気ター
ビン式過給機を備えた過給システムの全体構成図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施形態による内燃機関用排気
タービン式過給機を備えた過給システムにおける制御方
法の説明図である。
【符号の説明】
10…タービンシャフト 14…段付き部 12…タービンインペラ 16…溝 20…ラジアル軸受 22,24…スナップリング 26…シールリング 29…リング 30…軸受ハウジング 34…オイルドレン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 39/14 F02B 39/14 B F02D 23/02 F02D 23/02 N (72)発明者 勝野 敏行 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 千田 輝夫 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 3G005 EA04 EA16 FA31 GB55 GB65 GB73 GB82 GD12 HA02 HA05 HA19 JA06 JA12 JA23 JA39 JA51 JB02 3G092 AA01 AA05 AA18 BA01 BA03 DC04 EA17 FA00 GA04 HA05Z HA06Z HE01Z HE03Z HE08Z HF08Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気ガスにより回転駆動される
    タービンインペラに固定されたタービンシャフトと、こ
    のタービンシャフトをラジアル方向に支持するとともに
    軸受ハウジングに取り付けられたラジアル軸受とを有
    し、 上記タービンシャフトは、上記タービンインペラと上記
    ラジアル軸受部の間に形成され、タービンインペラ側が
    ラジアル軸受部側より外径が大きくなるように形成され
    た段付き部を有し、 上記軸受ハウジングは、上記ラジアル軸受部を潤滑した
    オイルを排油するためのオイルドレンを有する内燃機関
    用排気タービン式過給機において、 上記ラジアル軸受の側壁面から上記段付き部までの距離
    Lを、タービン回転数Ntがエンジンのアイドル運転時
    のタービン回転数Ntiより大きい領域で、上記ラジア
    ル軸受の端部から移動したオイルが上記段付き部に非接
    触となる距離としたことを特徴とする内燃機関用排気タ
    ービン式過給機。
  2. 【請求項2】内燃機関の排気ガスにより回転駆動される
    タービンインペラに固定されたタービンシャフトと、こ
    のタービンシャフトをラジアル方向に支持するとともに
    軸受ハウジングに取り付けられたラジアル軸受とを有
    し、 上記タービンシャフトは、上記タービンインペラと上記
    ラジアル軸受部の間に形成され、タービンインペラ側が
    ラジアル軸受部側より外径が大きくなるように形成され
    た段付き部を有し、 上記軸受ハウジングは、上記ラジアル軸受部を潤滑した
    オイルを排油するためのオイルドレンを有する内燃機関
    用排気タービン式過給機において、 上記オイルドレインは、上記ラジアル軸受の支持部から
    上記タービンインペラ側に開放し、上記タービンシャフ
    トの段付き部を包括するように形成され、 上記ラジアル軸受部からの開放部面から上記タービンシ
    ャフトの段付き部までの距離Lが、上記ラジアル軸受の
    挿入孔内径Dと上記タービンシャフトの外径dの片側隙
    間よりも大きくしたことを特徴とする内燃機関用排気タ
    ービン式過給機。
  3. 【請求項3】請求項1若しくは請求項2のいずれかに記
    載の内燃機関用排気タービン式過給機において、 上記ラジアル軸受部の開放部面と上記ラジアル軸受の間
    に、上記タービンシャフト外側に挿入されたリング状の
    プレートを備えることを特徴とする内燃機関用排気ター
    ビン式過給機。
  4. 【請求項4】内燃機関の排気ガスにより回転駆動される
    タービンインペラに固定されたタービンシャフトと、こ
    のタービンシャフトをラジアル方向に支持するとともに
    軸受ハウジングに取り付けられたラジアル軸受とを有す
    る内燃機関用排気タービン式過給機を用いた過給システ
    ムにおいて、 アイドル運転状態がある設定時間以上続いた後にアイド
    ル回転数を増加させる制御手段を備えたことを特徴とす
    る過給機システム。
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