JP2002053459A - スクラブ顆粒 - Google Patents

スクラブ顆粒

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JP2002053459A JP2000244157A JP2000244157A JP2002053459A JP 2002053459 A JP2002053459 A JP 2002053459A JP 2000244157 A JP2000244157 A JP 2000244157A JP 2000244157 A JP2000244157 A JP 2000244157A JP 2002053459 A JP2002053459 A JP 2002053459A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 10重量%食塩水での崩壊率が80重量
%以上である内核と、塩感応性の水溶性結合剤を含有す
る外殻とを有する層状構造のスクラブ顆粒。 【効果】 このスクラブ顆粒は、水溶性塩類含有水溶液
中において水溶性塩類濃度の低下によって凝集が崩壊
し、尚且つ、層状構造を有している為、外殻の崩壊と共
に粒子全体が分散し、高い洗い流し性を発現する。さら
に該崩壊性粒子の外殻や内核を構成する一次粒子及び結
合剤の種類、量を適宜選択する事によって使用環境に応
じた優れた使用感と崩壊性の制御が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層構造を有し、
崩壊速度が制御されたスクラブ顆粒に関し、更に詳細に
は、洗浄や濯ぎの過程でそれぞれ異なった崩壊挙動を示
す事により、使用感に優れるスクラブ顆粒に関する。
【0002】
【従来の技術】粒子を配合した洗い流しタイプの洗顔
料、ボディーソープ、固形石鹸等の皮膚洗浄料、マッサ
ージクリーム等は、物理的洗浄において通常の皮膚洗浄
剤等では落としにくい垢(余分な角質)、毛穴に入り込
んだ汚れ等が洗い落とせるという特徴を有する。又、肌
を洗っている時に粒子で洗っている適度な使用感(スク
ラブ感)が得られる為、広く根強い需要がある。
【0003】従来使用されてきた粒子としては、植物の
種子を粉砕したものや、ポリエチレン、ポリスチレン等
の炭化水素系高分子からなる50〜1000μm程度の
粒子が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようといる課題】しかしながら、これら
粒子は、物理的洗浄効果やスクラブ感は強いが、使用後
の洗い流し性が悪く、粒子が残るといった問題があっ
た。このような問題を解決する為に、粒子の大きさやか
たさを調節したスクラブ剤(特開平2−151693
号)や、使用中における指などの圧力により粒子が破壊
される圧縮崩壊性のスクラブ剤(特開昭62−2382
10号)がある。しかしながら、これらもまた、使用感
が満足すべきものではなかった。
【0005】そこで、本発明では、使用時には適度なス
クラブ感を有しながら、洗浄中及びすすぎ過程において
は粒子が自己崩壊する事により、洗い流し性や使用感に
優れたスクラブ顆粒を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、使用まで
の適度な粒子強度と使用後の易崩壊性を両立させる為
に、使用環境において塩濃度が変化する事に着目し、水
中分散性の高い内核と塩感応性の結合剤を含有した外殻
からなる多層構造粒子を形成し、使用までは粒子強度を
維持しつつ、洗浄時には優れた使用感を有し、洗浄後の
濯ぎ過程において塩濃度の低下によって外殻の崩壊と共
に速やかに内核も分散する、洗い流し性に優れるスクラ
ブ顆粒を見出した。
【0007】すなわち、本発明は、10重量%食塩水で
の崩壊率が80重量%以上である内核と、塩感応性の水
溶性結合剤を含有する外殻とを有する層状構造のスクラ
ブ顆粒を提供するものである。また本発明は、10重量
%食塩水での崩壊率が30重量%以下である層状構造の
スクラブ顆粒を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のスクラブ顆粒は、少くと
も内核と外殻とを有する層状構造の造粒物であり、水中
において速やかに分散する性質を有した内核を、塩感応
性の水溶性結合剤を含有した外殻で覆った崩壊性粒子で
あって、使用環境の塩濃度の変化により粒子強度が変化
する。すなわち、製品処方中では長期保存にも十分な強
度を持ちハンドリング時にも壊れる事はないが、使用時
には水で希釈される事により適度なスクラブ感を有する
と共に、心地よい弾力性を感じ使用感に優れる。更に濯
ぎ過程では、塩濃度が低下し、外殻に含有される結合剤
の溶解と共に内核は速やかに分散し、洗い流し性にも優
れたものである。
【0009】本発明のスクラブ顆粒における内核部は、
10重量%食塩水中における崩壊率が80重量%以上で
あるのが、使用時の分散性に優れることから好ましい。
内核部のより好ましい当該崩壊率は90重量%以上であ
る。ここで、10重量%食塩水での崩壊率は、以下の如
くして測定される。すなわち、10重量%食塩水29.
7gに粒子を0.3g加え、35℃の恒温槽に15時間
保存した。次いでこの試料6gを人工皮革上に量り取
り、更にもう1枚の人工皮革で覆い、5g/cm2の荷重
をかけ前後に5往復した後、200メッシュ(篩径74
μm)の篩で濾過し、残渣の乾燥重量を測定する。この
ときに粒子が200メッシュの篩を通過した量比を重量
百分率で表し、10重量%の食塩水崩壊率(重量%)と
した。なお、本発明で崩壊率80重量%以上という場合
の上限は100重量%である。また、崩壊率30重量%
以下という場合の下限は0重量%である。
【0010】また、本発明は、少くとも内核と外殻とを
有する層状構造のスクラブ顆粒であって、当該顆粒の1
0重量%食塩水での崩壊率が30重量%以下とすること
によっても目的は達成される。このスクラブ顆粒の外殻
は、塩感応性の水溶性結合剤を含有する外殻であるのが
好ましい。
【0011】また本発明のスクラブ顆粒には、10重量
%食塩水での崩壊率が80〜100重量%である内核部
と、塩感応性の水溶性結合剤を含有する外殻部とを有す
る層状構造のスクラブ顆粒であって、当該顆粒の10重
量%食塩水での崩壊率が0〜30重量%のスクラブ顆粒
も含まれる。
【0012】前記いずれのスクラブ顆粒においても、そ
の0.9重量%食塩水での崩壊率が70重量%以上、さ
らに80重量%以上、特に90重量%以上であるのが、
濯ぎ過程での崩壊性、洗い流し性などの点から好まし
い。
【0013】かかるスクラブ顆粒の崩壊速度は、40重
量%以上、さらに50重量%以上、特に60重量%以上
であることが望ましい。ここで崩壊速度とは、以下の如
くして測定される。すなわち、1Lビーカーに35℃、
0.9重量%の食塩水1000gを入れ、30mmのスタ
ーラーピースにより300r/minで攪拌し、その中
にスクラブ顆粒1gを投入する。10分攪拌後に該スク
ラブ顆粒分散液を200メッシュの金網でろ過し、10
5℃、1時間乾燥した後、残さ重量を秤量する。この時
の投入したスクラブ顆粒重量に対する200メッシュの
金網を追加した重量を百分率で表わし10分の崩壊速度
[%]とした。
【0014】本発明の層状構造とは、一個粒子の最外殻
層を形成する外殻と、その内容部を形成する内核よりな
る構造である。内核はそれ自体が層状構造であっても良
い。外殻と内核は、それらを形成する一次粒子及び/又
は塩感応性の水溶性結合剤の種類、量の差違により区別
する事が出来る。
【0015】内核に対する外殻の割合は重量比で、(外
殻)/(内核)=2/1〜1/2が好ましい。(外殻)
/(内核)=2/1より大きくなると塩濃度の変化に対
する反応が遅くなり崩壊性の観点から望ましくない。
(外殻)/(内核)=1/2よりも小さくなると、製品
処方中での安定性が不足すると共に、使用時の感触が弱
くなり望ましくない。又、同様の理由により、内核の平
均直径をDとした時の外殻の厚みは、平均でD/2〜D
/4の範囲が好ましい。
【0016】ここでスクラブ顆粒の平均粒径は、レーザ
ー回折/散乱法で測定して100〜800μm、好まし
くは125〜600μm、特に150〜360μmである
のが良く、皮膚洗浄剤、マッサージクリーム等の使用時
における違和感のないスクラブ感が得られるので好まし
い。
【0017】内核と外殻に用いる一次粒子は、同一種の
ものを用いても構わないが、内核の一次粒子径≧外殻の
一次粒子径とすると、粒子強度の制御と易崩壊性が両立
し易い。本発明のスクラブ顆粒には、少くとも1種以上
の水不溶性一次粒子を含むことが好ましい。一次粒子の
組合わせとしては、例えば水不溶性一次粒子、又は水不
溶性一次粒子と水溶性一次粒子の組合わせが挙げられ
る。これら一次粒子は有機粒子でも無機粒子でもよい。
ここで「水不溶性」とは、25℃において水99重量部
に対象粒子1重量部を溶解させたとき、その50重量%
未満が溶解すること、「水溶性」とは同条件でのその5
0重量%以上が溶解することを意味し、水溶液を濾紙
(No.2)で濾過し、濾液中の固形分量より判定す
る。水溶性一次粒子としては、当該溶解性が90重量%
以上のものが好ましい。
【0018】水不溶性一次粒子としては次のものが挙げ
られる。有機粒子としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
スチレンやポリウレタン又はそれらの架橋体、ポリ(メ
タ)アクリル酸ナトリウムやポリ(メタ)アクリル酸エ
ステル又はそれらの架橋体等の他、エチレンゴム、プロ
ピレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、シリコーンゴム等のゴム類又はそれらの架橋体等の
合成高分子;セルロース又はその誘導体、キトサン又は
その誘導体、澱粉、果実の殻等の天然高分子又はその誘
導体が挙げられる。中でも、ポリエチレン、ポリアミ
ド、ポリスチレン、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウ
ム、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、セルロース又は
その誘導体、澱粉等が好ましく用いられる。ここで「ポ
リ(メタ)アクリル酸」は「ポリアクリル酸」と「ポリ
メタアクリル酸」の双方を意味する。
【0019】無機粒子としては、ベントナイト、タル
ク、マイカ、カオリン、セピオライト、シリカ、炭酸カ
ルシウム、酸化チタン、無水珪酸、ヒドロキシ・カルシ
ウム・アパタイト等の他、真珠質が挙げられる。中で
も、ベントナイト、タルク、マイカ、カオリン、シリカ
等が好ましく用いられる。
【0020】水溶性一次粒子としては、次のものが挙げ
られる。有機粒子としては、ポリビニルアルコール又は
その誘導体、ポリ(メタ)アクリル酸アルカリ塩、(メ
タ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合物
のアルカリ塩、アクリル酸/マレイン酸共重合物のアル
カリ塩、ポリビニルピロリドン等の合成高分子;メチル
セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、ヒドロキシアルキルセルロース、変
性澱粉(ヒドロキシアルキル変性澱粉、リン酸エステル
変性澱粉等)、ショ糖、乳糖等の糖類;海藻類、タンパ
ク質等の天然高分子が用いられる。
【0021】無機粒子としては、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化マグネシウム等の塩化物;硫酸ナトリウ
ム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウ
ム等の硫酸塩;炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等
の炭酸塩が挙げられる。尚、塩化ナトリウムの場合、一
般に販売されている食塩、高純度精製塩、天然塩等が使
用される。中でも塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
マグネシウム、炭酸ナトリウム等の無機粒子が好まし
い。
【0022】これらの水溶性及び不溶性の一次粒子は、
真球状、略球状及び、粉砕等により異形の形状でも良
く、また、中空、多孔質の粒子も用いることができる。
【0023】本発明のスクラブ顆粒における水不溶性一
次粒子と水溶性一次粒子との重量比率は、(水不溶性一
次粒子)/(水溶性一次粒子)=1/99〜100/0
の範囲が好ましく、50/50〜100/0が更に好ま
しい。
【0024】これらの一次粒子のレーザー回折/散乱法
で測定した平均粒径は100μm以下、より好ましくは
70μm以下であることが望ましい。一次粒子の平均粒
径が100μm以下の場合、被洗浄体の洗浄過程及び濯
ぎ過程においてスクラブ顆粒が崩壊した場合において、
洗い流し性の点で好ましい。
【0025】本発明における塩感応性の水溶性結合剤
は、該結合剤が、水溶性塩類水溶液中において、該塩類
濃度の低下により溶解し、該塩類濃度の上昇により析出
するものであれば特に制限されないが、ポリビニルアル
コール又はその誘導体(例えばカルボン酸変性ポリビニ
ルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール
等)、ポリ(メタ)アクリル酸アルカリ塩、(メタ)ア
クリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合物のアル
カリ塩、アクリル酸/マレイン酸共重合物のアルカリ
塩、ポリビニルピロリドン等の合成品;メチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース塩
(例えばナトリウム塩、カリウム塩等)、ヒドロキシア
ルキルセルロース、澱粉誘導体等の半合成高分子;澱
粉、海草類、植物粘質物、タンパク質等の天然高分子が
用いられる。
【0026】中でも、カルボン酸変性ポリビニルアルコ
ール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール及びカルボ
キシメチルセルロース塩が好ましい。
【0027】カルボン酸変性ポリビニルアルコールとし
ては、変性種としてアクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸が挙げられ、中でもメタク
リル酸、マレイン酸、イタコン酸が好ましく用いられ
る。変性率は、塩濃度低下による崩壊性及び使用感の観
点より0.1〜8mol%(ポリビニルアルコール組成に
おける変性種を有する単量体の酢酸ビニル及び変性種の
合計に対するモル比)が好ましい。平均重合度としては
300〜2500が好ましく、より好ましくは500〜
2000である。
【0028】スルホン酸変性ポリビニルアルコールは、
スルホン酸塩含有の重合単量体(例えば2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸塩)がポリビニル
アルコール骨格中に組み込まれたものを意味する。変性
率は、塩濃度低下による崩壊性及び使用感の観点より
0.1〜8mol%が好ましい。重合度としては300〜
2500が好ましく、より好ましくは500〜2000
である。
【0029】カルボキシメチルセルロース塩(塩として
アルカリ金属塩、アンモニウム塩等が例示される)の場
合、エーテル化度(セルロースの無水グルコース単位中
3個存在する水酸基のうちカルボキシメチル基で置換さ
れている水酸基の比:0〜3.0の範囲の値をとる)
は、塩濃度低下による崩壊性及び使用感の点より0.2
〜1.2の範囲が好ましく、0.3〜1.1の範囲がよ
り好ましい。
【0030】塩感応性の水溶性結合剤にはカルボン酸変
性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルア
ルコール、カルボキシメチルセルロース塩以外の結合剤
を併用してもよい。
【0031】本発明のスクラブ顆粒においては、前記一
次粒子と、塩感応性の水溶性結合剤とは、同一種の材料
を用いても良いし、異なる材料を用いても良い。
【0032】内核に用いる結合剤は、塩感応性に限らな
いが、外殻に用いられる塩感応性の水溶性結合剤と同一
種のものでも良い。内核に外殻と同一種の結合剤を使用
する場合は、結合剤含有量を外殻のそれより少なくする
事により、内核の分散性を維持するのが好ましい。
【0033】塩感応性の水溶性結合剤は、水に溶解して
使用されるが、防腐剤、帯電防止剤、可塑剤、界面活性
剤などを加えても良い。塩感応性の水溶性結合剤の含有
量は、外殻においては0.5重量%から50重量%であ
るのが粒子の安定性、使用感の点から好ましく、内核に
おいては0.1重量%から30重量%であるのが粒子の
崩壊性、洗い流し性の点から好ましい。
【0034】本発明におけるスクラブ顆粒の製造方法
は、特に限定されないが例えば一次粒子と水溶性バイン
ダーを混合し及び/又は混合しつつ、転動造粒、転動流
動造粒、流動層造粒、攪拌転動造粒、溶融造粒、押出造
粒、噴霧乾燥造粒等の造粒法により内核を形成する工程
と、転動造粒、転動流動造粒、流動層造粒、攪拌転動造
粒等の造粒法により該内核粒子にコーティングを施し外
殻を形成する工程によって製造される。中でも、噴霧乾
燥造粒により内核を形成する工程と、流動乾燥造粒機に
より外殻を形成する工程によって製造される方法が好ま
しい。噴霧乾燥造粒により得られる内核は、形状が球形
となり、外殻のコーティング性、及び、スクラブの使用
感が良好であり好ましい。尚、適宜、内核形成後及び/
又は外殻形成後に篩い工程を入れても良い。
【0035】噴霧乾燥造粒にて内核を製造する事によ
り、攪拌転動造粒等と比較し、高収率で所望粒径の内核
粒子が得られ、また、別途乾燥工程を必要としない為、
生産性が高く有利である。噴霧するスラリーの固形分濃
度としては、30重量%から60重量%が好ましい。ス
ラリーの固形分濃度が30重量%より低いと蒸発水分量
が多く、生産量当たりの熱量が増加すると共に、粒子形
状が歪になり易い。60重量%を超えるとスラリーのハ
ンドリングが困難になり、ノズルの閉塞を起こし易い。
【0036】乾燥流動層でコーティングする事によって
行われる外殻の形成は、熱風流動層に内核を仕込み、一
定温度に保持した後、外殻を形成する一次粒子を塩感応
性結合剤水溶液に分散させたスラリーを内核に噴霧しコ
ーティングするのが好ましい。
【0037】本発明のスクラブ顆粒は、洗浄剤組成物に
配合し、好適に用いられる。該洗浄剤組成物は、前記の
スクラブ顆粒、水溶性塩類、界面活性剤及び水を含有
し、該水溶性塩類の濃度が飽和溶解度未満である。
【0038】洗浄剤組成物へのスクラブ顆粒の配合量
は、感触及び物理的(機械的)洗浄性の点から1〜25
重量%、特に2〜20重量%が好ましい。
【0039】洗浄剤組成物に用いられる水溶性塩類とし
ては、水溶性無機塩及び水溶性有機塩が挙げられるが、
水溶性無機塩が好ましい。
【0040】水溶性無機塩としては、例えば塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等の塩化物;硫
酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸
アルミニウム等の硫酸塩;炭酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウム等の炭酸塩が挙げられる。尚、塩化ナトリウム
の場合、一般に市販されている食塩、高純度精製塩、天
然塩等が使用される。中でも塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、塩化マグネシウム、炭酸ナトリウムが特に好まし
く用いられる。
【0041】水溶性有機塩としては、例えば脂肪酸石
鹸、エステル系燐酸塩類、アシル化アミノ酸塩類、スル
ホコハク酸塩類、タウレート系活性剤等のアニオン系界
面活性剤が使用されるが、これらは上記水溶性無機塩と
併用するのが好ましい。この場合に、重量比率にして
(水溶性無機塩)/(水溶性有機塩)=100/0〜2
0/80の範囲が好ましい。
【0042】これらの水溶性塩類の配合量は、洗浄剤組
成物中の水に対して飽和溶解度未満であるが、スクラブ
顆粒の組成物中での安定性、すすぎや涙による崩壊性及
び洗浄剤の起泡性の点から、1.0重量%以上飽和溶解
度未満が好ましく、1.5重量%以上飽和溶解度未満が
より好ましく、更に2重量%以上飽和溶解度の0.8倍
量以下が特に好ましい。
【0043】洗浄剤組成物に用いる界面活性剤は特に限
定されないが、主界面活性剤としては例えば脂肪酸石
鹸、燐酸エステル類、アシル化アミノ酸類、スルホコハ
ク酸類、タウレート系活性剤、ポリオキシエチレンアル
キル硫酸塩等のアニオン系界面活性剤;アルキルサッカ
ライド類、EO付加型界面活性剤等の非イオン性界面活
性剤等が挙げられる。中でも燐酸エステル類、アシル化
アミノ酸類、アルキルサッカライド等が皮膚刺激が少な
く好ましい。
【0044】なお、洗浄剤に用いる界面活性剤と水溶性
有機塩は一部重複しているが、イオン性界面活性剤であ
って塩として機能するものは、水溶性塩類として使用す
ることができる。かかる主界面活性剤の配合量は特に限
定されないが、洗浄剤が固形状のとき60〜90重量
%、ペースト状のとき40〜70重量%、ゲル状のとき
40〜70重量%、液状のときは10〜50重量%配合
することが好ましい。更に主界面活性剤の他に起泡性向
上剤としてアミンオキサイド、イミダゾリン系界面活性
剤を用いることも好ましい。
【0045】上記成分の他、洗浄剤に通常用いる成分、
例えば、油剤、増粘剤、湿潤剤、着色剤、防腐剤、感触
向上剤、香料、消炎剤、殺菌剤、紫外線吸収剤等を、本
発明の効果を損なわない範囲で用いることができる。
【0046】洗浄剤組成物は、例えば、洗顔料、全身洗
浄料、固形石鹸等の皮膚洗浄料、シャンプー、食器用洗
浄剤、コンタクトレンズ用洗浄剤等に幅広く用いること
ができる。
【0047】
【実施例】実施例1 10Lハイスピードミキサーに、一次粒子としてコーン
スターチ3000gを仕込み、アジテーター回転数32
0r/min、チョッパー回転数2400r/minで
1分間攪拌混合した後、精製水95重量%、カルボキシ
メチルセルロース(CMC)5重量%の結合剤800g
を8分間で徐々に添加した。その後、54分間攪拌転動
造粒を行った。得られた造粒物を電気式乾燥機により6
0℃、一昼夜乾燥し、標準ふるいにより分取し63〜2
50μmの内核Aを823g得た。次に、内核Aを30
0gスパイラフローに仕込み、熱風温度80℃で10分
間予熱した。一方、精製水926.4gにポリビニルア
ルコール(PVA)を48.8g溶解した水溶液にコー
ンスターチを244g分散させたスラリーを調整した。
このスラリー1500gを内核Aの表面に噴霧し、コー
ティングした。その結果、多層構造粒子562gを得、
これを標準ふるいにより分取し、125〜300μmの
スクラブ顆粒466gを得た。
【0048】実施例2 精製水32.8kgにCMC0.6kgを溶解した水溶液
に、コーンスターチ20.0kgを分散させたスラリーを
調整し60℃に予熱する。そのスラリーを噴霧乾燥塔
(塔径φ3200mm,塔高5650mm)にて、送風温度
260℃、排風温度89℃、広角充円錐一流体噴霧ノズ
ル(ノズル径φ1.5mm)、噴霧圧力10kg/cm2の条
件で噴霧乾燥した。その結果、平均粒径273μm、含
水率15.4重量%の乾燥物11.6kgが得られ、これ
を内核Bとした。次に、内核Bを200gスパイラフロ
ーに仕込み、熱風温度80℃で10分間予熱した。一
方、精製水1150gにPVAを60g溶解した水溶液
にゼオライトを300g分散させたスラリーを調整し
た。予熱した内核Bを流動乾燥させつつ、このスラリー
1000gを内核Bの表面に噴霧し、コーティングし
た。その結果、多層構造粒子365gを得、これを標準
ふるいにより分取し、125〜300μmのスクラブ顆
粒248gを得た。
【0049】比較例1 セルロースパウダー45重量部、コーンスターチ55重
量部、合計3kgの粉末を、攪拌造粒機である20Lヘン
シェルミキサーに仕込み、攪拌羽根回転数1260r/
minで20分間混合した。尚、造粒機の攪拌羽根とし
ては、上羽根にY1型、下羽根にA0型を用いた。次に
結合液として、PVA15重量部を精製水85重量部に
溶解し、温度60℃の水溶液1.54kgを10分で添加
した。その後、6分間攪拌を行い排出した。その結果、
温度42℃の造粒物2.93kgが得られた。これらの操
作は連続的に行い、攪拌羽根が回転している間はジャケ
ットに15℃の水道水を通水し冷却した。得られた造粒
物を熱風流動乾燥機で、100℃の熱風で30分間乾燥
させ、乾燥した造粒物1.64kgを得た。乾燥した造粒
物をジャイロ式分級機で分級し、得られた132〜31
1μmの粒子0.63kgをスクラブ顆粒とした。
【0050】尚、これらスクラブ顆粒の製造例で用いた
原料及び製造装置は以下の通りである。 コーンスターチ:日本薬局方とうもろこしでんぷんSpec
ial Starch松谷化学工 業株式会社社製、セルロースパウダー:KCフロックW
−400G日本製紙株式 会社製、CMC:サンローズF FT−3(M/C6=
0.9)日本製紙株式会 社社製、PVA:クラレKポリマー KM−118 ク
ラレ株式会社製、ゼオライト:合成ゼオライト粉末 ト
ヨビルダー 東ソー株式会社社製。 10Lハイスピードミキサー:FS−GC−10型 深
江工業株式会社製、スパイラフロー:SFC−10型
SPIR-A-FLOWフロイント産業株式会社、電気式乾燥機:
DK63型 電気乾燥機 ヤマト科学株式会社製。
【0051】試験例 得られた内核及びスクラブ顆粒について平均粒径及び崩
壊性を次の如く評価した。 (1)平均粒径 レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置LA−910
(堀場製作所(株)製)を使用して測定し、メジアン径
を平均粒径とした。一次粒子の場合は水又はエタノール
に、スクラブ顆粒の場合はイソプロピルアルコールに分
散して測定した。
【0052】(2)崩壊挙動の観察 スクラブ顆粒の断面が見える様破断した粒子を10重量
%食塩水に浸し、崩壊していく様子をCCDカメラで観
察する。
【0053】(3)崩壊率 0.9重量%食塩水29.7gにそれぞれの崩壊性粒子
を0.3g加え、35℃の恒温槽に15時間保存した。
次いでこの試料6gを人工皮革上に計り取り、更にもう
1枚の人工皮革で覆い、5g/cm2の荷重をかけ前後に
5往復した後、200メッシュ(篩径74μm)の篩で
濾過し、残渣の乾燥重量を測定する。このときに崩壊性
粒子が200メッシュの篩を通過した量比を重量百分率
で表し、0.9重量%の食塩水崩壊率A(重量%)とし
た。同様の操作を10重量%食塩水で行い、10重量%
食塩水崩壊率B(重量%)とした。尚、0.9重量%食
塩水崩壊率Aを使用時及び洗い流し時の崩壊性の指標
に、10重量%食塩水崩壊率Bを製品中での安定性の指
標とした。
【0054】(4)崩壊速度 1Lビーカーに35℃、0.9重量%の食塩水1000
gを入れ、30mmのスターラーピースを入れ、300r
/minで攪拌し、その中のスクラブ顆粒1gを投入す
る。10分間攪拌後、200メッシュの篩でろ過し、残
さを105℃、1時間乾燥後秤量する。この時の投入し
たスクラブ顆粒重量に対する200メッシュの篩を通過
した重量を百分率で表わし崩壊速度[%]とする。
【0055】結果を表1〜3に示す。溶解挙動観察から
評価すると、内核が先に分散し、外殻は分散せずに残っ
たことからこれらを洗浄剤として使用した場合に実施例
1及び2は比較例1に比べて良好な物理的洗浄効果と洗
い流し性を有することがわかる。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】
【表3】
【0059】
【発明の効果】本発明のスクラブ顆粒は、水溶性塩類含
有水溶液中において水溶性塩類濃度の低下によって凝集
が崩壊し、尚且つ、層状構造を有している為、外殻が崩
壊すると、高分散性の内核は即座に崩壊し、高い洗い流
し性を発現する。更に、該崩壊性粒子の外殻や内核を構
成する一次粒子及び結合剤の種類、量を適宜選択する事
によって使用環境に応じ優れた使用感と崩壊性の制御が
容易となる。また、本発明のスクラブ顆粒を配合した洗
浄剤組成物は、特に物理的な洗浄効果に優れ、また、経
時安定性に優れていると共に、使用感も良好である。更
に、洗浄過程及び、濯ぎ過程においてスクラブ顆粒が崩
壊し、特に、濯ぎ水や涙により容易に崩壊する事によ
り、洗い流し性が極めて良好である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AD112 AD242 AD272 CC23 DD05 EE06 FF01 4G004 AA02 BA02 NA01 4H003 DA02 DA16 DA17 DC04 EB33 EB41 EB42 FA05 FA21 FA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10重量%食塩水での崩壊率が80重量
    %以上である内核と、塩感応性の水溶性結合剤を含有す
    る外殻とを有する層状構造のスクラブ顆粒。
  2. 【請求項2】 10重量%食塩水での崩壊率が30重量
    %以下である層状構造のスクラブ顆粒。
  3. 【請求項3】 0.9重量%食塩水での崩壊率が70重
    量%以上である請求項1又は2記載のスクラブ顆粒。
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