JP2002053418A - 歯科シリコーンゴム用接着材組成物 - Google Patents
歯科シリコーンゴム用接着材組成物Info
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Abstract
で用いられてきた歯科シリコ−ンゴム用接着材組成物と
比較して同等以上の接着力を持つにも拘らず、生体に対
する安全性に優れ、更に樹脂材料の表面を浸食すること
のない歯科シリコ−ンゴム用接着材組成物を提供する。 【解決手段】 歯科シリコ−ンゴム用接着材組成物を、 A)1,3ジオキソラン及び/又は炭酸ジメチル 50.0〜99.9重量% B)接着性付与剤 0.1〜50.0重量% から成る構成とする。この歯科シリコ−ンゴム用接着材
組成物には、無機あるいは有機の着色剤,重合禁止剤等
を添加したものであることがある。
Description
の裏装用として用いるシリコーン系裏装材や印象採得に
用いるシリコーン系印象材等のシリコ−ンゴム材料を樹
脂製の義歯床やトレーと接着させる際に用いる歯科シリ
コ−ンゴム用接着材組成物に関するものである。
装着している患者は、一般的に歯槽堤が骨吸収を起こし
易く、歯槽堤粘膜も萎縮により薄くなるので、咬合咀嚼
圧の衝撃は緩和されずに直接歯槽骨に伝えられることに
なる。このような場合、硬い樹脂性の義歯床が装着され
続けると咬合時における義歯の沈下により骨の最も高い
ところの周辺に当たりが出てきてしまい疼痛の原因とな
る。
れている義歯床を直接装着したのでは義歯の維持・安定
及び支持に良い結果が得られない。そこで義歯床の粘膜
面をシリコーンゴムなどの軟らかい材料で裏装して失わ
れた顎堤粘膜の粘弾性を補い、クッション性を与え咬合
時の衝撃を緩和する必要がある。この軟質裏装材として
は、常温硬化型シリコーン等のシリコーンゴム系の裏装
材が広く用いられている。
粘膜に炎症を起こした場合、暫間的に裏装材に代えてよ
り変形し易くて柔らかい粘膜調整材を使用することがあ
り、この時も粘膜調整材としてシリコーンゴム系の材料
を義歯床と口腔粘膜との間に使用することがある。
の印象を採得する際にシリコーンゴム系の印象材が使用
されている。このシリコーン系印象材は、樹脂製の歯科
印象採得用トレーに盛られて使用されることがある。
ン系粘膜調整材,シリコーン系印象材のようなシリコー
ンゴムから成る歯科用材料は、樹脂に対する接着性がな
いため、通常は専用の歯科シリコーンゴム用接着材組成
物を用いて樹脂製の義歯床やトレー等と接着させる必要
がある。この時使用される歯科シリコーンゴム用接着材
組成物の具体例としては例えば、特開平7−70246
号公報に開示されているような側鎖にSiH反応点を有
するポリオルガノシロキサンを有するシリコーン装飾ア
クリル系ランダム共重合体や、特開平2−43209号
公報に開示されているような(メタ)アクリル酸アルキ
ルと(メタ)アクリル酸ジメチルビニルシリルアルキル
エステルとの共重合体を用いたシリコーン系樹脂や、特
開平4−68007号公報に開示されているような(メ
タ)アクリル酸アルキルと(メタ)アクリル酸ジメチル
ハイドロジェンシリルアルキルエステルとの共重合体を
用いたシリコーン修飾アクリル系樹脂等を挙げることが
できる。
物の成分中には接着性付与剤を溶解し、歯科シリコーン
ゴム用接着材組成物を樹脂表面に塗布した際には迅速に
揮発して塗布面を乾燥した状態とするために多量の有機
溶剤が含有されている。有機溶剤としては、接着性付与
剤の溶解性が高く、その沸点が比較的低いことが要求さ
れるため、通常トルエン(沸点:110.6℃),塩化
メチレン(沸点:40.2℃),テトラヒドロフラン
(沸点:66℃),クロロホルム(沸点:61.2℃)
などが広く使用されている。
充分揮発しきらずに口腔内に入ると危険であり(急性経
口毒性LD50=トルエン;636mg/kg,塩化メ
チレン;1600mg/kg,テトラヒドロフラン;1
650mg/kg,クロロホルム;908mg/kg)、
また口腔内組織と接触した場合に炎症等を起こすことも
問題であった。更に、歯科シリコーンゴム用接着材組成
物を塗布し乾燥する時点においても、沸点が低く大気中
に拡散し易いので呼吸器系より体内に吸収・接触する危
険があり、特に印象採得の操作は義歯の裏装と比較して
診療中に行われる頻度が高いため、直接吸収及び溶剤が
院内に揮発することによる呼吸器系への悪影響は患者の
みならず歯科医,衛生士に対しても非常に重大な問題で
あった。
を義歯に塗布する際、トルエンや塩化メチレンような溶
剤は、義歯床に使用されているアクリル樹脂,ポリスル
ホン樹脂,ポリカ−ボネ−ト樹脂等の表面を浸食し易い
ため、歯科シリコーンゴム用接着材組成物を塗布した
後、溶剤の影響で義歯床表面に微細なクラックが入って
しまう問題があった。この微細なクラックの発生は義歯
床が食物等で汚れ易くなるばかりでなく義歯の強度の低
下も引き起こすので、義歯の耐久性が低下することが問
題となっていた。
力や操作性は従来と同等であり従来の歯科シリコーンゴ
ム用接着材組成物と比較して生体に対する安全性に優
れ、更に樹脂材料の表面を浸食することのない歯科シリ
コ−ンゴム用接着材組成物を提供することを課題とす
る。
解決するために鋭意検討した結果、従来の歯科シリコ−
ンゴム用接着材組成物に用いられていた溶剤に代えて特
定の溶剤を用いると前記課題を達成できることを究明し
て本発明を完成した。
ンゴム用接着材組成物は、 A)1,3ジオキソラン及び/又は炭酸ジメチル 50.0〜99.9重量% B)接着性付与剤 0.1〜50.0重量% から成る歯科シリコ−ンゴム用接着材組成物であり、接
着性付与剤としてはシリコ−ンレジン,シランカップリ
ング剤,アルケニル基を有するオルガノポリシロキサ
ン,1分子中に水素原子を少なくとも2個有するオルガ
ノポリシロキサン,シリコ−ン変成アクリル樹脂より選
ばれる1種又は2種以上の組み合わせを例示することが
できる。
組成物において、溶剤であるA成分は1,3ジオキソラ
ン及び/又は炭酸ジメチルであり、後述するB成分であ
る接着性付与剤を溶解・分散させるために用いる。これ
らの特定の溶剤は従来の溶剤と比較して生体に対して安
全であり、しかも樹脂材料を浸食することないため義歯
床表面等にマイクロクラック等の損傷を与えない溶剤成
分である。
キサシクロペンタン)は、その沸点が75.6℃で揮発
性に優れ、急性経口毒性LD50が3000mg/kg
の液体である。また、炭酸ジメチル(別名:ジメチルカ
ーボネート)はその沸点が90.3℃で急性経口毒性L
D50が13000mg/kgと高く毒性が極めて低い
液体である。このように1,3ジオキソランと炭酸ジメ
チルとは、従来から使用されている溶剤の沸点と同等な
沸点であるため、歯科シリコーンゴム用接着材組成物の
溶媒として用いても塗布後の乾燥が速く、歯科シリコ−
ンゴム用接着材組成物に適切な操作性を与えることがで
きる。
9重量%配合され、50.0重量%未満であると歯科シ
リコーンゴム用接着材組成物の乾燥速度が著しく遅くな
ってしまい適切でない。一方、99.9重量%を超えて
配合すると歯科シリコーンゴム用接着材組成物の接着力
が不充分となってしまう。
る歯科シリコーンゴム用接着材組成物に義歯床等の樹脂
に対する接着力を付与するために用いられる成分であ
る。接着性付与剤は、樹脂とシリコーンゴムとを接着で
きるものであれば特に限定されず、分子内に合成樹脂に
対して親和性の高い部分とシリコーンゴム若しくはその
前駆体に対して反応性を有する基(具体的にはビニル
基、SiH基等)を持つ化合物であれば良い。これらの
接着性付与剤を例示すると、シリコ−ンレジン,シラン
カップリング剤,アルケニル基を有するオルガノポリシ
ロキサン,1分子中に水素原子を少なくとも2個有する
オルガノポリシロキサン,シリコ−ン変成アクリル樹脂
等を挙げることができ、これらの接着性付与剤は1種で
も使用可能であるし、2種以上の接着性付与剤を混合し
て用いても良い。
結合を構造単位に持ち三次元網状構造を有するポリマ−
であり、更に詳しくは(CH3)3SiO1 / 2単位とSiO2
単位とから成る平均分子量10万〜80万のポリマーで
ある。シランカップリング剤は、YCH3SiX3の一般
式で表され、Xはアルコシル基,ハロゲン等の加水分解
性の置換基であり、Yは有機基と反応するビニル基,エ
ポキシ基,アミノ基等である。
サンは、直鎖状オルガノポリシロキサンであり、この中
に含まれるアルケニル基としてはビニル基が好ましい。
またアルケニル基を有するオルガノポリシロキサン生ゴ
ムも使用することができる。
るオルガノポリシロキサンは、付加型シリコ−ンゴムの
架橋剤として用いられており、その分子中にけい素原子
に直結した水素原子を少なくとも2個有するオルガノポ
リシロキサンである。
ン結合を有する有機基を有するアクリル酸アルキル重合
体であり、例えば下記化学式1のような構造のシリコー
ン変成アクリル樹脂を例示できる。化学式1中のシロキ
サン結合を有する有機基とアクリル酸アルキル重合体と
の結合部位やその数の変更は勿論、式中のアルキル重合
体のアルキル基はメチル基だけでなく、エチル基,プロ
ピル基,ブチル基等に置換できるのは勿論である。
独で用いても2種以上を組み合わせて用いても良い。接
着性付与剤の含有量は、組成物中に0.1〜50.0重量
%であり、0.1重量%未満であると歯科シリコーンゴ
ム用接着材組成物の接着力が低下し、50.0重量%を
超えて配合すると歯科シリコーンゴム用接着材組成物の
塗布後の乾燥が著しく遅くなるため適当ではない。
着材組成物においては、組成物の特性を失わない範囲で
各種の添加物、例えば無機あるいは有機の着色剤,重合
禁止剤等を添加しても良い。
明するが、本発明はこれ等に限定されるものではない。
た。 A成分として、 1,3ジオキソラン 65.0重量% B成分として、 シリコ−ンレジン(平均分子量:50万) 35.0重量%
>上記歯科シリコーンゴム用接着材組成物について生体
に対しての安全性を評価するため、ハムスターを用いた
口腔粘膜刺激性試験を行った。市販の義歯床用アクリル
樹脂(商品名:アクロン,ジーシー社製)を通法に従っ
て重合し、直径15mm,厚さ1.5mmの試験体を作
製した。前記歯科シリコーンゴム用接着材組成物を試験
体全面に塗布後、ハムスターの頬袋に一つずつ入れて1
4日間放置後、頬袋内組織の観察を行った。結果を表1
に示す。
後の樹脂の表面性状>上記歯科シリコーンゴム用接着材
組成物塗布による義歯床への影響を次の方法で確認し
た。義歯床用アクリル樹脂(製品名:アクロン,ジ−シ
−社製)を通法に従って重合し、直径20mm,厚さ2
mmに成形した後、上記歯科シリコーンゴム用接着材組
成物を塗布し乾燥させた後、SEMにて表面観察を行っ
た。結果を表1に併せて示す。
リル樹脂(製品名:アクロン,ジ−シ−社製)にて直径
12mm,厚さ30mmの試験体を通法に従って作製
し、この試験体2個の表面に前記歯科シリコーンゴム用
接着材組成物を塗布後、歯科シリコーン軟質裏装材(製
品名:ジ−シ−リラインエクストラソフト,ジ−シ−社
製)0.6gを盛り付けて軽く挟み、37℃温水中に2
4時間浸積した後に万能試験機(商品名:オ−トグラ
フ,島津製作所社製)にて引張試験を行い、試験体間に
おける歯科シリコーンゴム用接着材組成物の接着力を求
めた。結果を表1に示す。
た。 A成分として、 1,3ジオキソラン 99.0重量% B成分として、 前記化学式1で示されるシリコ−ン変成アクリル樹脂 1.0重量% (a:b=1:3,R=水素原子,c=75,d=40) この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に纏めて示す。
た。 A成分として、 1,3ジオキソラン 70.0重量% 炭酸ジメチル 20.0重量% B成分として、 前記化学式1で示されるシリコ−ン変成アクリル樹脂 10.0重量% (a:b=1:6,R=水素原子,c=20,d=20) この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に纏めて示す。
た。 A成分として、 炭酸ジメチル 80.0重量% B成分として、 分子鎖両末端にビニル基を有するジメチルポリシロキサン 10.0重量% シリコ−ンレジン(平均分子量:20万) 10.0重量% この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に示す。
た。 A成分として、 1,3ジオキソラン 65.0重量% B成分として、 前記化学式1で示されるシリコ−ン変成アクリル樹脂 34.5重量% (a:b=1:7,R=アリル基,c=10,d=50) 重合禁止剤として、 ハイドロキノン 0.5重量% この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に示す。
ゴム用接着材組成物を作製した。 A成分として、 塩化メチレン 99.0重量% B成分として、 前記化学式1で示されるシリコ−ン変成アクリル樹脂 1.0重量% (a:b=1:12,R=水素原子,c=20,d=20) この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に示す。
ゴム用接着材組成物を作製した。 A成分として、 トルエン 65.0重量% B成分として、 シリコ−ンレジン(平均分子量:20万) 35.0重量% この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に示す。
ゴム用接着材組成物を作製した。 A成分として、 アセトン 99.0重量% B成分として、 シリコ−ンレジン(平均分子量:60万) 1.0重量% この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に示す。
コーンゴム用接着材組成物を作製した。 A成分として、 テトラヒドロフラン 99.0重量% B成分として、 前記化学式1で示されるシリコ−ン変成アクリル樹脂 1.0重量% (a:b=1:3,R=水素原子,c=75,d=40) この歯科シリコーンゴム用接着材組成物について実施例
1と同様の試験を行った。結果を表1に示す。
用接着材組成物は、比較例と比べて口腔内粘膜刺激性が
低いことが確認できた。また、本発明に係る歯科シリコ
ーンゴム用接着材組成物は、溶媒として従来から使用さ
れていた有機溶剤に比べてLD50値の大きい有機溶剤
を使用しているため、生体安定性に優れた歯科シリコー
ンゴム用接着材組成物が得られたものである。また、本
発明に係る歯科シリコーンゴム用接着材組成物を塗布し
た場合も義歯床やトレー等の樹脂材料に何らの影響も与
えることがない。更に、接着力は従来の歯科シリコ−ン
ゴム用接着材組成物と同等以上であり、歯科シリコーン
用接着材組成物として優れていることが確認できた。
シリコ−ンゴム用接着材組成物は、従来から歯科治療で
用いられてきたシリコ−ンゴム用接着材組成物と比較し
て同等以上の接着力を持つにも拘らず、急性経口毒性L
D50値が大きく且つ口腔内粘膜刺激性が低いので生体
安全性に優れ、しかも義歯床やトレー等の樹脂材料に何
らの損傷も与えない。そのため、本発明に係る歯科シリ
コ−ンゴム用接着材組成物は、患者のみならず、歯科
医,衛生士,技工士何れにおいても安心して使用できる
ものであり、歯科界に貢献する価値は非常に大きなもの
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 A)1,3ジオキソラン及び/又は炭酸ジメチル 50.0〜99.9重量% B)接着性付与剤 0.1〜50.0重量% から成ることを特徴とする歯科シリコ−ンゴム用接着材
組成物。 - 【請求項2】 接着性付与剤が、シリコ−ンレジン,シ
ランカップリング剤,アルケニル基を有するオルガノポ
リシロキサン,1分子中に水素原子を少なくとも2個有
するオルガノポリシロキサン,シリコ−ン変成アクリル
樹脂より選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記
載の歯科シリコ−ンゴム用接着材組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000242836A JP4703825B2 (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | 歯科シリコーンゴム用接着材組成物 |
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- 2000-08-10 JP JP2000242836A patent/JP4703825B2/ja not_active Expired - Fee Related
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