JP2002053276A - エレベーター統合監視システム - Google Patents

エレベーター統合監視システム

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JP2002053276A
JP2002053276A JP2000239850A JP2000239850A JP2002053276A JP 2002053276 A JP2002053276 A JP 2002053276A JP 2000239850 A JP2000239850 A JP 2000239850A JP 2000239850 A JP2000239850 A JP 2000239850A JP 2002053276 A JP2002053276 A JP 2002053276A
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monitoring
control device
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JP2000239850A
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Yuji Chiba
裕二 千葉
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベーター制御装置の機種によりデータの
形式が異なってもすべてのエレベーターの詳細な運転情
報を監視するエレベーター統合監視システムを提供す
る。 【解決手段】 複数のエレベーター群を群管理制御する
群管理制御装置1と、前記エレベーターの昇降動作を制
御するエレベーター各台制御装置2と、少なくとも前記
エレベーター各台制御装置及び前記群管理制御装置が接
続される第1の伝送路3と、前記複数のエレベーターを
監視するエレベーター監視装置7と、前記エレベーター
監視装置が接続される第2の伝送路8と、前記第1の伝
送路3と前記第2の伝送路8とに接続され、前記エレベ
ーターの状態データを前記監視装置7で監視するための
所定のデータ形式に変換するデータ変換部5と、前記所
定のデータ形式に変換したデータを蓄積するデータ蓄積
部6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のエレベー
ターを監視する、エレベーター統合監視システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーター監視装置は、特開平
8−198530号公報に掲載されるように、エレベー
ター制御装置や群管理制御装置に直接接続するように構
成されている。図7に従来のエレベーター監視装置の構
成図を示す。図において、1はエレベーターに呼びを割
当てる群管理制御装置、2は群管理制御装置1の割当て
に従って、エレベーターかごの扉の開閉や昇降動作を制
御する各台制御装置、3は制御指令信号や監視情報を伝
送する伝送路、7はエレベーターのかごの位置や扉の開
閉および走行方向などの動作状態を監視する監視装置で
ある。ここで、監視装置7は、群管理制御装置1及び各
台制御装置2が接続されている伝送路3に接続されて、
各エレベーターの制御指令信号やかごの動作情報を入力
して監視情報を表示する。
【0003】また、特許第2502713号公報に、エ
レベーター制御盤とエレベーター監視装置のデータ通信
形態が異なる場合に、そのデータ通信形態をエレベータ
ー監視装置が要求する形態に変換して出力するデータ通
信形態変換手段を備えたエレベーター遠隔監視システム
が掲載されている。
【0004】さらに、特開平11−100179号公報
では、エレベーター監視制御用のエレベーターネットワ
ークとビル内ネットワークとをルーターを介して接続
し、利用者のパソコンにエレベーターの運転状態を表示
するエレベーターの制御装置が掲載されている。さら
に、特開平11−343081号公報では、エレベータ
ー監視制御装置が接続されるネットワークと結合して、
パソコンにエレベーターの運行状況を表示するエレベー
ターの運行状況表示システムが掲載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター監視装置においては、複数の機種の制御装置
が混在するビルでは、それぞれの機種毎にエレベーター
監視装置を設置するか、あるいは、1台のエレベーター
監視装置ですべてのエレベーターを一括管理し監視する
ためには、監視装置で監視するデータの種類を共通化す
るために制限する必要が有り、そのために限られた種類
のデータのみとなってしまい詳細な監視情報を表示でき
なかった。つまり、監視対象を木目細かく監視するため
には、監視対象毎に監視用プログラムを用意する必要が
あった。
【0006】また、監視用の保守ツールをエレベーター
制御装置に直接接続してエレベーターの動作状態を監視
することも可能であるが、この場合には、制御装置の機
種毎に対応する監視用の保守ツールを準備する必要があ
った。
【0007】従来のエレベーター監視装置では、複数の
機種のエレベーター制御装置が混在するビルでは、1台
のエレベーター監視装置ですべてのエレベーターを監視
するためには、監視装置で監視するデータの種類を共通
化して制限する必要が有り、そのために詳細な監視情報
を表示できないという管理上の問題点がある。また、監
視用の保守ツールまたはパソコンなどをエレベーター制
御装置に直接接続してエレベーターの動作状態を監視す
ることも可能であるが、この場合には、機種毎に対応す
る監視用の保守ツールを準備する必要があり、作業効率
を下げてしまうという問題点もある。特に、改修工事等
で特定の制御装置のみ入れ換える場合には、システム全
体を見直して改造する必要が生じる。
【0008】また、エレベーターを監視する時に、エレ
ベーター制御装置に監視データをやり取りする通信負荷
の影響を与えてしまったり、制御装置からのデータの送
信と、監視装置がデータを必要とするタイミングが異な
るような場合に、それぞれの演算処理タイミングを干渉
してしまうという問題もある。
【0009】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、エレベーター制御装置の機種が異なって
もすべてのエレベーターの詳細な運転情報を監視できる
エレベーター統合監視システムを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター統合監視システムは、エレベーターを制御する少な
くとも1以上のエレベーター制御装置と、前記エレベー
ターを監視する少なくとも1以上のエレベーター監視装
置と、前記エレベーター制御装置からエレベーターの状
態データを入力して、前記エレベーター監視装置へ表示
する所定の監視データ形式に変換するデータ変換部と、
前記データ変換部が所定の監視データ形式に変換したデ
ータを記憶するエレベーター監視データ蓄積部とを備え
たものである。
【0011】また、エレベーターを制御する少なくとも
1以上のエレベーター制御装置と、前記エレベーター制
御装置が接続される第1の伝送路と、前記エレベーター
を監視する少なくとも1以上のエレベーター監視装置
と、前記エレベーター監視装置が接続される第2の伝送
路と、前記第1の伝送路に接続されて前記エレベーター
制御装置からエレベーターの状態データを入力し、前記
エレベーター監視装置へ表示する所定の監視データ形式
に変換して、前記第2の伝送路に接続されて変換したデ
ータを出力するデータ変換部と、前記第2の伝送路に接
続されて、前記データ変換部が所定の監視データ形式に
変換したデータを記憶するエレベーター監視データ蓄積
部とを備えたものである。
【0012】また、データ変換部は、エレベーター制御
装置が接続された第1の伝送路に接続して、前記エレベ
ーター制御装置からエレベーターの状態データを入力
し、所定の変換ルールに従ってエレベーターの運転状態
を表現する、中間データに変換する1次データ変換手段
を備えたものである。
【0013】また、1次データ変換手段は、エレベータ
ー制御装置の状態データの形式が異なる機種毎に、エレ
ベーターの状態データの形式に対応する所定の変換ルー
ルを記述した1次データ変換テーブルを備えたものであ
る。
【0014】また、データ変換部は、エレベーターの運
転状態を表現する中間データを入力して、所定の変換ル
ールに従って所定のデータを選択し、エレベーター監視
装置へ表示できる監視データ形式に変換し、前記エレベ
ーター監視装置が接続された第2の伝送路に接続して、
前記変換したデータを出力する2次データ変換手段を備
えたものである。
【0015】また、2次データ変換手段は、エレベータ
ー監視装置の監視データの形式が異なる機種毎に、監視
データの形式に対応する所定の変換ルールを記述した2
次データ変換テーブルを備えたものである。
【0016】また、エレベーター監視データ蓄積部は、
エレベーター監視装置が接続された第2の伝送路に接続
して、データ変換部で前記エレベーター監視装置の機種
毎に対応する、監視データ形式に変換された監視データ
を入力して記憶する監視データ記憶手段と、前記記憶し
た監視データを前記エレベーター監視装置へ送信する監
視データ送信手段とを備えたものである。
【0017】また、監視データ記憶手段は、エレベータ
ー監視装置の監視データの形式が異なる機種毎に、対応
する監視データを記憶する監視データ記憶部を備えたも
のである。
【0018】また、エレベーター監視データ蓄積部は、
データ変換形式を記述した変換テーブルをデータ変換部
へ送信する変換テーブル送信手段を備えたものである。
【0019】また、変換テーブル送信手段は、エレベー
ター制御装置の状態データの形式が異なる機種毎、およ
びエレベーター監視装置の監視データの形式が異なる機
種毎に、対応する所定の変換ルールを記述した変換テー
ブルを記憶する変換テーブル記憶部を備えたものであ
る。
【0020】また、データ変換部は、データ変換部の電
源の立上げを検出する電源立上検出手段と、前記電源検
出手段が電源の立上げを検出した時に、エレベーター監
視データ蓄積部の変換テーブル記憶部に記憶した、変換
テーブルをダウンロードする変換テーブルダウンロード
手段とを備えたものである。
【0021】また、エレベーター監視装置は通信回線を
介して接続した遠隔監視装置を備えたものである。
【0022】また、エレベーターを制御する少なくとも
1以上のエレベーター制御装置と、前記エレベーター制
御装置が接続される第1の伝送路と、前記エレベーター
を監視する少なくとも1以上のエレベーター監視装置
と、前記エレベーター監視装置が接続される第2の伝送
路と、前記第1の伝送路に接続されて前記エレベーター
制御装置からエレベーターの状態データを入力し、前記
エレベーター監視装置へ表示する所定の監視データ形式
に変換するデータ変換部と、前記データ変換部が所定の
監視データ形式に変換したデータを記憶し、前記第2の
伝送路に接続されて監視データを出力するエレベーター
監視データ蓄積部とを備えたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明に
よる実施の形態1.を示すエレベーター統合監視システ
ムのシステム構成図である。図において、1は、エレベ
ーターに呼びを割当てて群管理制御するエレベーター群
管理制御装置、2は、エレベーター群管理制御装置1の
割当てに従って、エレベーターのかご(図示せず)を運
転制御するエレベーター各台制御装置である。3は、エ
レベーター群管理制御装置1、A号機用の各台制御装置
2aおよびB号機用の各台制御装置2bを相互に接続し
て制御データを通信する第1の伝送路であり、エレベー
ターシステム専用ネットワークとして構成する、
【0024】また、5は、エレベーターの群管理制御装
置や各台制御装置からエレベーターの運転状態データを
入力して、エレベーターの運転情報や動作状態などの監
視データのデータ形式に変換するデータ変換部、6は、
データ変換部5でデータ形式を変換した、エレベーター
の運転情報や動作状態などの監視データを記憶しておく
エレベーター監視データ蓄積部である。
【0025】さらに、7は、エレベーターの運転情報や
動作状態を監視するエレベーター監視装置であり、8
は、エレベーター監視装置7を接続して監視データを通
信する第2の伝送路であり、第1の伝送路3のエレベー
ター専用ネットワークとは別に構成する。また、第2の
伝送路8として例えばビル内ネットワーク、あるいはO
Aネットワークを共用しても良い。図ではエレベーター
監視装置として#1号機7aと#2号機7bを第2の伝
送路8に接続して、2台のエレベーター監視装置により
エレベーターを監視するように構成している。ここで、
データ変換部5は、第1の伝送路3と第2の伝送路8の
両方に接続し、双方の伝送路を中継して接続するように
構成する。
【0026】以上のように構成することで、エレベータ
ーの運転情報や動作状態などの監視データをエレベータ
ー監視データ蓄積部6に蓄積して、複数のエレベーター
監視装置7で共有して監視することができる。つまり、
エレベーター監視データ蓄積部6は、エレベーター監視
装置7のデータサーバーとして機能する。また、エレベ
ーター監視データ蓄積部6として、汎用パソコンあるい
はワークステーションを用いても良い。
【0027】また、9は、広域ネットワークの通信回線
であり、10は、第2の伝送路8と通信回線9を接続す
る通信装置、11は、エレベーター遠隔監視装置7cを
通信回線9に接続するための通信装置である。このよう
な構成とすることにより、エレベーターを設置したビル
から離れた、例えば監視センターに設置された異なる機
種のエレベーター遠隔監視装置7cにより、エレベータ
ーの運転状況を遠隔監視できる
【0028】次に、データ変換部5の機能構成を説明す
る。図2はこの発明による実施の形態1.を示すデータ
変換部の機能構成図である。図において、50は、エレ
ベーターの運転状態を表わす中間データであり、エレベ
ーター群管理制御装置1や各台制御装置2と通信して入
力した、制御装置の機種毎に異なる形式のエレベーター
の状態データを、エレベーターの号機毎の運転状態を表
現する所定の形式に変換したデータである。
【0029】また、制御装置の機種により表現形式の異
なるエレベーターの状態データが存在する場合には、エ
レベーター統合監視システム内で統一した中間データに
変換する。例えば、かごの上昇走行指令を表現するデー
タが、制御装置Aでは「11」であるが制御装置Bでは
「21」である場合に、中間データでは「01」をかご
の上昇走行を表わすデータとする。さらに、例えば、制
御データの戸開指令および戸閉指令は戸動作中という運
転状態を表わす中間データに変換する。
【0030】また、51は、エレベーター群管理制御装
置1や各台制御装置2が接続された第1の伝送路3、例
えばエレベーターネットワークを介して、適切なプロト
コルに従って各制御装置と状態データを通信する状態デ
ータ通信手段であり、52は、状態データ通信手段51
がエレベーター群管理制御装置1や各台制御装置2と通
信して入力した状態データを、所定の変換ルールに従っ
て、エレベーターの運転状態を表わす中間データ50に
変換する1次データ変換手段である。また、53は、1
次データ変換手段52が状態データをエレベーターの運
転状態を表わす中間データ50に変換する時に参照す
る、変換ルールを記録した1次データ変換テーブルであ
る。1次データ変換テーブル53は、エレベーター制御
装置の機種毎に異なる変換ルールを所定の領域に記憶し
てある。
【0031】また、54は、中間データ50を入力して
所定の変換ルールに従って所定のデータを選択し、エレ
ベーター監視装置7へ表示する監視データ形式に変換す
る、2次データ変換手段であり、55は、2次データ変
換手段54が中間データ50を、エレベーター監視装置
7へ表示する監視データ形式に変換する時に参照する、
変換ルールを記録した2次データ変換テーブルである。
2次データ変換テーブル55は、エレベーター監視装置
7の機種毎に異なる変換ルールを所定の領域に記憶して
ある。さらに、56は、エレベーター監視装置7が接続
された第2の伝送路8、例えば、ビルネットワークを介
して、適切なプロトコルに従ってエレベーター監視デー
タ蓄積部6と監視データを通信する監視データ通信手段
である。
【0032】次に、57は、データ変換部5の電源の立
ち上がりを検出する電源立上検出手段であり、58は、
電源立上検出手段57が電源の立ち上がりを検出した時
に、エレベーター監視データ蓄積部6に予め記憶してお
いた変換テーブルの中から、対象となる制御装置と監視
装置の機種毎に変換ルールが記述されている、所定の変
換テーブルを、1次データ変換テーブル53および2次
データ変換テーブル55の所定の領域にダウンロードす
る、変換テーブルダウンロード手段である。また、59
は、変換テーブルダウンロード手段58が変換テーブル
をダウンロードする時に、変換対象となるエレベーター
群管理制御装置1、エレベーター各台制御装置2および
エレベーター監視装置7の機種を判別するための情報を
記憶した機種情報テーブルである。
【0033】次に、エレベーター監視データ蓄積部6の
機能構成を説明する。図3はこの発明による実施の形態
1.を示すエレベーター監視データ蓄積部の機能構成図
である。図において、60は、監視データを記憶する監
視データ記憶部であり、エレベーター監視装置7の機種
毎にデータ形式が異なる監視データを所定の領域に記憶
する。61は、データ変換部5から送られるエレベータ
ーの監視データを受信する監視データ受信手段であり、
62は、監視データ受信手段61が受信した監視データ
を監視データ記憶部60の所定の領域に記録する、監視
データ記憶手段である。
【0034】次に、64は、エレベーター監視装置7か
ら送られる監視データ送信要求を受け付ける監視データ
送信要求受付手段であり、65は、監視データ送信要求
受付手段64が受け付けた監視データ送信要求に従っ
て、監視データ記憶部60に記録された、要求したエレ
ベーター監視装置7の機種に対応する監視データを収集
する、監視データ収集手段である。さらに、66は、監
視データ収集手段65が収集した監視データを要求した
エレベーター監視装置7へ送信する監視データ送信手段
である。そして、エレベーター監視装置7は送られた監
視データを表示する。
【0035】次に、67は、データ変換部5から送られ
る変換テーブルのダウンロード要求を受け付けるダウン
ロード要求受付手段である。また、68は、データ変換
部5で1次データ変換手段52および2次データ変換手
段54が、それぞれデータ変換する時に参照する変換ル
ールを記録した変換テーブルを、制御装置および監視装
置の機種毎に記憶しておく変換テーブル記憶部である。
さらに、69は、ダウンロード要求受付手段67が受け
付けた変換テーブルのダウンロード要求に従って、要求
された機種の変換ルールを記録した変換テーブルをデー
タ変換部5へ送信する、変換テーブル送信手段である。
【0036】次に動作について述べる。図4はこの発明
による実施の形態1.を示すデータ変換部の動作フロー
説明図である。図において、ステップS500で電源の
立上げを検出すると、ステップS501で、変換テーブ
ルダウンロード手段58が、機種情報テーブル59に登
録された、エレベーター制御装置とエレベーター監視装
置7の機種情報を読み出して、データ変換に必要な変換
テーブルを選択する。
【0037】次に、ステップS502では、変換テーブ
ルダウンロード手段58が、ステップS501で選択し
た1次データ変換テーブル53と2次データ変換テーブ
ル55に記述される変換ルールを、エレベーター監視デ
ータ蓄積部6に記憶された変換テーブル部68から、デ
ータ変換部5の所定の領域に順次ダウンロードする。変
換に必要な全ての変換テーブルのダウンロードが完了す
ると次のステップS503へ進む。
【0038】ここで、ステップS503では、状態デー
タ通信手段51が、エレベーター群管理制御装置1およ
び各台制御装置2から、かご位置や走行方向などのエレ
ベーター運転状態データを、第1の伝送路3を介して所
定のプロトコルに従って入力し、入力した制御装置の種
別とともに入力データを1次データ変換手段52に送出
する。
【0039】次に、ステップS504では、1次データ
変換手段52が、状態データ通信手段51により入力し
たデータを、入力した制御装置の機種を判別して、1次
データ変換テーブル53に記憶された変換ルールに従っ
て、エレベーターの運転状態を表わす中間データ50に
変換する。そして、ステップS505で、1次データ変
換手段52により変換された中間データ50を所定の領
域に出力する。
【0040】次に、ステップS506で、2次データ変
換手段54が、2次データ変換テーブル55に記憶され
た変換ルールに従って、エレベーター監視装置7の機種
毎に異なる監視データの種類に合わせて、必要な中間デ
ータ50を選択抽出しエレベーター監視装置7が表示で
きる監視データ形式に変換する。
【0041】次に、ステップS507で、監視データー
通信手段56が、2次データ変換手段54により変換さ
れたかご位置や走行方向などの監視データをエレベータ
ー監視装置7の機種毎のデータ形式にまとめて、エレベ
ーター監視データ蓄積部6へ、第2の伝送路8を介して
所定のプロトコルに従って送出する。ここで、ステップ
S503からステップS507までの処理を所定の周期
で繰り返して動作させる。
【0042】次に、エレベーター監視データ蓄積部6の
動作を説明する。データ変換部5の監視データー通信手
段56が送出した、エレベーター監視装置7の機種毎の
監視データを、エレベーター監視データ蓄積部6の監視
データ受信手段61が受信して、監視データ記憶手段6
2がエレベーター監視装置7の機種毎に監視データ記憶
部60の所定の領域に記録する。
【0043】また、エレベーター監視装置7が監視デー
タを表示するために、監視データ蓄積部6に監視データ
を要求すると、監視データ送信要求受付手段64が送信
要求を受け付けて、監視データ収集手段65が要求され
たエレベーター監視装置7の機種毎に監視データを収集
して、監視データ送信手段66が要求した監視装置7へ
監視データを送信する。そして、エレベーター監視装置
7は送られてきた監視データを表示する。
【0044】このように、接続されているエレベーター
群管理制御装置1、各台制御装置2およびエレベーター
監視装置7の機種を判別し、それぞれの機種に応じたデ
ータ変換を行うため、異なった機種の制御装置およびエ
レベーター監視装置7が接続された場合でも、データ変
換部5を備えたことによりエレベーター監視装置7で詳
細な監視データを表示することができる。
【0045】また、エレベーター監視装置7を接続する
伝送路8を、エレベーター制御装置を接続する伝送路3
と分離して構成しているため、エレベーター監視装置7
へ監視データを送信する際の、伝送路のトラフィックの
増加による影響をエレベーター制御装置側の伝送路に与
えることもなく、エレベーター制御装置に対して、監視
データをやり取りする通信負荷の影響を与えることなく
エレベーターを監視することができる。さらに、エレベ
ーターを監視する時に、制御装置からのデータの送信
と、監視装置がデータを必要とするタイミングが異なる
ような場合でも、それぞれの演算処理タイミングを干渉
することなくエレベーターを監視することができる。
【0046】なお、エレベーター監視装置7にエレベー
ターの制御機能を設けることにより、上述の実施例のよ
うにエレベーターの監視を行うだけでなく、例えば、ビ
ルの交通状態に応じてアップピーク運転やダウンピーク
運転などのエレベーターの運転パターンや運転モードを
設定したり、運転時刻予約などのエレベーターの運行に
関する設定を行う場合に、エレベーターを遠隔制御する
こともできる。
【0047】また、上述した実施例では、接続されてい
るエレベーター群管理制御装置1、各台制御装置2の機
種を判別する際に、予め機種情報テーブル59に記憶し
ておいたパラメーターを使用したが、データ変換部5の
電源投入時に、データ変換部5に設けた、エレベーター
群管理制御装置1、各台制御装置2の機種を判別するた
めの、H/Wスイッチの情報を参照して判別しても良
い。さらに、電源投入時に、接続されているエレベータ
ー群管理制御装置1や各台制御装置2に対して機種を問
い合わせて判別しても良い。
【0048】実施の形態2.図5はこの発明による実施
の形態2.を示すエレベーター統合監視システムのシス
テム機能構成図である。図において、符号は図1と同様
である。この実施の形態2.はエレベーター監視装置7
が1種類だけしかない場合に、図1でエレベーター制御
装置側とエレベーター監視装置側に機能を分けて設けて
いた、1次データ変換手段52と2次データ変換手段5
4のうち、エレベーター監視装置側の2次データ変換手
段54を省略した機能構成としたものである。
【0049】すなわち、この実施の形態2.では中間デ
ータ50のデータ形式をエレベーター監視装置7の監視
データ形式と同様の形式とすることで、監視データ通信
手段56が中間データ50をそのまま送出することによ
って、2次データ変換手段54および2次データ変換テ
ーブル55を必要とせず、エレベーター監視データ蓄積
部6に登録しておく変換テーブルの数を削減できるとと
もに、電源投入時に変換テーブルをダウンロードするデ
ータ伝送量も削減できて、立ち上げ時間を短くできる。
【0050】図5において、機能構成は図1の実施の形
態1.から2次データ変換手段54および2次データ変
換テーブル55を削除した以外は図1と同様の構成であ
り、動作フローも2次データ変換手段54および2次デ
ータ変換テーブル55を削除した以外は同様である。
【0051】実施の形態3.図6はこの発明による実施
の形態3.を示すエレベーター統合監視システムのシス
テム機能構成図である。図において、符号は図1と同様
である。この実施の形態3.は、図1ではデータ変換部
5とエレベーター監視データ蓄積部6を分離して独立し
た構成としたが、図6に示すように、エレベーター監視
データ蓄積部6をデータ変換部5に内蔵するように構成
したものである。このような構成とすることにより、小
規模なシステムを構成することができる。また、動作に
ついては、実施の形態1.と同様である。なお、この場
合、監視データ通信手段56から第2の伝送路8を経由
してエレベーター監視データ蓄積部6へ監視データを記
憶させるとしたが、監視データ通信手段56から直接エ
レベーター監視データ蓄積部6へ監視データを書き込む
構成としても良い。
【0052】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果がある。
【0053】この発明に係るエレベーター統合監視シス
テムは、エレベーターを制御する少なくとも1以上のエ
レベーター制御装置と、前記エレベーターを監視する少
なくとも1以上のエレベーター監視装置と、前記エレベ
ーター制御装置からエレベーターの状態データを入力し
て、前記エレベーター監視装置へ表示する所定の監視デ
ータ形式に変換するデータ変換部と、前記データ変換部
が所定の監視データ形式に変換したデータを記憶するエ
レベーター監視データ蓄積部とを備えたことにより、エ
レベーター制御装置の機種が異なってもすべてのエレベ
ーターの詳細な運転情報を監視することができるエレベ
ーター統合監視システムを提供できる。
【0054】また、エレベーターを制御する少なくとも
1以上のエレベーター制御装置と、前記エレベーター制
御装置が接続される第1の伝送路と、前記エレベーター
を監視する少なくとも1以上のエレベーター監視装置
と、前記エレベーター監視装置が接続される第2の伝送
路と、前記第1の伝送路に接続されて前記エレベーター
制御装置からエレベーターの状態データを入力し、前記
エレベーター監視装置へ表示する所定の監視データ形式
に変換して、前記第2の伝送路に接続されて変換したデ
ータを出力するデータ変換部と、前記第2の伝送路に接
続されて、前記データ変換部が所定の監視データ形式に
変換したデータを記憶するエレベーター監視データ蓄積
部とを備えたことにより、エレベーター監視装置側とエ
レベーター制御装置側の相互の通信路を別系統として構
成することができ、エレベーターを監視する時にエレベ
ーター制御装置に通信負荷の影響を与えることなく、エ
レベーターの詳細な運転情報を監視することができるエ
レベーター統合監視システムを提供できる。
【0055】また、データ変換部は、エレベーター制御
装置が接続された第1の伝送路に接続して、前記エレベ
ーター制御装置からエレベーターの状態データを入力
し、所定の変換ルールに従ってエレベーターの運転状態
を表現する、中間データに変換する1次データ変換手段
を備えたことにより、制御装置からのデータ形式が異な
っても、エレベーター監視装置は自身が容易に理解でき
るデータ形式で監視情報を得ることができるエレベータ
ー統合監視システムを提供できる。
【0056】また、1次データ変換手段は、エレベータ
ー制御装置の状態データの形式が異なる機種毎に、エレ
ベーターの状態データの形式に対応する所定の変換ルー
ルを記述した1次データ変換テーブルを備えたことによ
り、エレベーター改修工事等で、エレベーター制御装置
を入換えた場合に、監視システム全体を変更することな
く、使用するデータ変換テーブルを変更するだけでエレ
ベーターを監視することができるエレベーター統合監視
システムを提供できる。
【0057】また、データ変換部は、エレベーターの運
転状態を表現する中間データを入力して、所定の変換ル
ールに従って所定のデータを選択し、エレベーター監視
装置へ表示できる監視データ形式に変換し、前記エレベ
ーター監視装置が接続された第2の伝送路に接続して、
前記変換したデータを出力する2次データ変換手段を備
えたことにより、個々のエレベーター監視装置に最適な
形式で監視データを得ることができるエレベーター統合
監視システムを提供できる。
【0058】また、2次データ変換手段は、エレベータ
ー監視装置の監視データの形式が異なる機種毎に、監視
データの形式に対応する所定の変換ルールを記述した2
次データ変換テーブルを備えたことにより、改修工事等
で、エレベーター監視装置を入換えた場合に、監視シス
テム全体を変更することなく、使用するデータ変換テー
ブルを変更するだけでエレベーターを監視することがで
きるエレベーター統合監視システムを提供できる。
【0059】また、エレベーター監視データ蓄積部は、
エレベーター監視装置が接続された第2の伝送路に接続
して、データ変換部で前記エレベーター監視装置の機種
毎に対応する、監視データ形式に変換された監視データ
を入力して記憶する監視データ記憶手段と、前記記憶し
た監視データを前記エレベーター監視装置へ送信する監
視データ送信手段とを備えたことにより、制御装置から
のデータの送信と、監視装置がデータを必要とするタイ
ミングが異なっても、それぞれの演算処理タイミングを
干渉することなくデータを得ることができるエレベータ
ー統合監視システムを提供できる。
【0060】また、監視データ記憶手段は、エレベータ
ー監視装置の監視データの形式が異なる機種毎に、対応
する監視データを記憶する監視データ記憶部を備えたこ
とにより、複数のエレベーター監視装置で監視データを
共有し、エレベーター制御装置が接続された伝送路のト
ラフィックを増加させることなく、異なる機種の監視装
置でエレベーターの運転状態を監視することができるエ
レベーター統合監視システムを提供できる。
【0061】また、エレベーター監視データ蓄積部は、
データ変換形式を記述した変換テーブルをデータ変換部
へ送信する変換テーブル送信手段を備えたことにより、
エレベーター制御装置や監視装置を入換えたり、データ
変換部を交換した場合に、監視システムを容易に変更す
ることができるエレベーター統合監視システムを提供で
きる。
【0062】また、変換テーブル送信手段は、エレベー
ター制御装置の状態データの形式が異なる機種毎、およ
びエレベーター監視装置の監視データの形式が異なる機
種毎に、対応する所定の変換ルールを記述した変換テー
ブルを記憶する変換テーブル記憶部を備えたことによ
り、エレベーター改修工事等でエレベーター制御装置を
入換えたり、監視装置を入換えた場合に、エレベーター
監視システム全体を改造することなく、変換テーブルを
変更するだけで監視することができるエレベーター統合
監視システムを提供できる。
【0063】また、データ変換部は、データ変換部の電
源の立上げを検出する電源立上検出手段と、前記電源検
出手段が電源の立上げを検出した時に、エレベーター監
視データ蓄積部の変換テーブル記憶部に記憶した、変換
テーブルをダウンロードする変換テーブルダウンロード
手段とを備えたことにより、エレベーター制御装置や監
視装置を入換えたり、データ変換部を交換した場合に、
監視システムを容易に変更することができるエレベータ
ー統合監視システムを提供できる。
【0064】また、エレベーター監視装置は通信回線を
介して接続した遠隔監視装置を備えたことにより、遠隔
地の異なる機種の監視装置からエレベーターを監視する
ことができるエレベーター統合監視システムを提供でき
る。
【0065】また、エレベーターを制御する少なくとも
1以上のエレベーター制御装置と、前記エレベーター制
御装置が接続される第1の伝送路と、前記エレベーター
を監視する少なくとも1以上のエレベーター監視装置
と、前記エレベーター監視装置が接続される第2の伝送
路と、前記第1の伝送路に接続されて前記エレベーター
制御装置からエレベーターの状態データを入力し、前記
エレベーター監視装置へ表示する所定の監視データ形式
に変換するデータ変換部と、前記データ変換部が所定の
監視データ形式に変換したデータを記憶し、前記第2の
伝送路に接続されて監視データを出力するエレベーター
監視データ蓄積部とを備えたことにより、エレベーター
制御装置の機種が異なってもすべてのエレベーターの詳
細な運転情報を監視することができる、小規模で安価な
エレベーター統合監視システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1.を示すエレベ
ーター統合監視システムのシステム構成図。
【図2】 この発明による実施の形態1.を示すデータ
変換部の機能構成図。
【図3】 この発明による実施の形態1.を示すエレベ
ーター監視データ蓄積部の機能構成図。
【図4】 この発明による実施の形態1.を示すデータ
変換部の動作フロー説明図。
【図5】 この発明による実施の形態2.を示すシステ
ム機能構成図。
【図6】 この発明による実施の形態3.を示すシステ
ム機能構成図。
【図7】 従来のエレベーター監視装置のシステム構成
図。
【符号の説明】
1 エレベーター群管理制御装置、2 エレベーター各
台制御装置、3 第1の伝送路、5 データ変換部、6
エレベーター監視データ蓄積部、7 エレベータ監視
装置、8 第2の伝送路、9 通信回線、10 通信装
置、50 中間データ、51 状態データ通信手段、5
2 1次データ変換手段、53 1次データ変換テーブ
ル、54 2次データ変換手段、55 2次データ変換
テーブル、56 監視データ通信手段、57 電源立上
検出手段、58 変換テーブルダウンロード手段、59
機種情報テーブル、60 監視データ記憶部、61
監視データ受信手段、62 監視データ記憶手段、64
監視データ送信要求受付手段、65 監視データ収集
手段、66 監視データ送信手段、67 ダウンロード
要求受付手段、68 変換テーブル記憶部、69 変換
テーブル送信手段。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターを制御する少なくとも1以
    上のエレベーター制御装置と、前記エレベーターを監視
    する少なくとも1以上のエレベーター監視装置と、前記
    エレベーター制御装置からエレベーターの状態データを
    入力して、前記エレベーター監視装置へ表示する所定の
    監視データ形式に変換するデータ変換部と、前記データ
    変換部が所定の監視データ形式に変換したデータを記憶
    するエレベーター監視データ蓄積部とを備えたことを特
    徴とするエレベーター統合監視システム。
  2. 【請求項2】 エレベーターを制御する少なくとも1以
    上のエレベーター制御装置と、前記エレベーター制御装
    置が接続される第1の伝送路と、前記エレベーターを監
    視する少なくとも1以上のエレベーター監視装置と、前
    記エレベーター監視装置が接続される第2の伝送路と、
    前記第1の伝送路に接続されて前記エレベーター制御装
    置からエレベーターの状態データを入力し、前記エレベ
    ーター監視装置へ表示する所定の監視データ形式に変換
    して、前記第2の伝送路に接続されて変換したデータを
    出力するデータ変換部と、前記第2の伝送路に接続され
    て、前記データ変換部が所定の監視データ形式に変換し
    たデータを記憶するエレベーター監視データ蓄積部とを
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーター
    統合監視システム。
  3. 【請求項3】 データ変換部は、エレベーター制御装置
    が接続された第1の伝送路に接続して、前記エレベータ
    ー制御装置からエレベーターの状態データを入力し、所
    定の変換ルールに従ってエレベーターの運転状態を表現
    する、中間データに変換する1次データ変換手段を備え
    たことを特徴とする請求項2に記載のエレベーター統合
    監視システム。
  4. 【請求項4】 1次データ変換手段は、エレベーター制
    御装置の状態データの形式が異なる機種毎に、エレベー
    ターの状態データの形式に対応する所定の変換ルールを
    記述した1次データ変換テーブルを備えたことを特徴と
    する請求項3に記載のエレベーター統合監視システム。
  5. 【請求項5】 データ変換部は、エレベーターの運転状
    態を表現する中間データを入力して、所定の変換ルール
    に従って所定のデータを選択し、エレベーター監視装置
    へ表示できる監視データ形式に変換し、前記エレベータ
    ー監視装置が接続された第2の伝送路に接続して、前記
    変換したデータを出力する2次データ変換手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記
    載のエレベーター統合監視システム。
  6. 【請求項6】 2次データ変換手段は、エレベーター監
    視装置の監視データの形式が異なる機種毎に、監視デー
    タの形式に対応する所定の変換ルールを記述した2次デ
    ータ変換テーブルを備えたことを特徴とする請求項5に
    記載のエレベーター統合監視システム。
  7. 【請求項7】 エレベーター監視データ蓄積部は、エレ
    ベーター監視装置が接続された第2の伝送路に接続し
    て、データ変換部で前記エレベーター監視装置の機種毎
    に対応する、監視データ形式に変換された監視データを
    入力して記憶する監視データ記憶手段と、前記記憶した
    監視データを前記エレベーター監視装置へ送信する監視
    データ送信手段とを備えたことを特徴とする請求項2か
    ら請求項6のいずれかに記載のエレベーター統合監視シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 監視データ記憶手段は、エレベーター監
    視装置の監視データの形式が異なる機種毎に、対応する
    監視データを記憶する監視データ記憶部を備えたことを
    特徴とする請求項7に記載のエレベーター統合監視シス
    テム。
  9. 【請求項9】 エレベーター監視データ蓄積部は、デー
    タ変換形式を記述した変換テーブルをデータ変換部へ送
    信する変換テーブル送信手段を備えたことを特徴とする
    請求項2から請求項8のいずれかに記載のエレベーター
    統合監視システム。
  10. 【請求項10】 変換テーブル送信手段は、エレベータ
    ー制御装置の状態データの形式が異なる機種毎、および
    エレベーター監視装置の監視データの形式が異なる機種
    毎に、対応する所定の変換ルールを記述した変換テーブ
    ルを記憶する変換テーブル記憶部を備えたことを特徴と
    する請求項9に記載のエレベーター統合監視システム。
  11. 【請求項11】 データ変換部は、データ変換部の電源
    の立上げを検出する電源立上検出手段と、前記電源検出
    手段が電源の立上げを検出した時に、エレベーター監視
    データ蓄積部の変換テーブル記憶部に記憶した、変換テ
    ーブルをダウンロードする変換テーブルダウンロード手
    段とを備えたことを特徴とする請求項2から請求項10
    のいずれかに記載のエレベーター統合監視システム。
  12. 【請求項12】 エレベーター監視装置は通信回線を介
    して接続した遠隔監視装置であることを特徴とする請求
    項2から請求項11のいずれかに記載のエレベーター統
    合監視システム。
  13. 【請求項13】 エレベーターを制御する少なくとも1
    以上のエレベーター制御装置と、前記エレベーター制御
    装置が接続される第1の伝送路と、前記エレベーターを
    監視する少なくとも1以上のエレベーター監視装置と、
    前記エレベーター監視装置が接続される第2の伝送路
    と、前記第1の伝送路に接続されて前記エレベーター制
    御装置からエレベーターの状態データを入力し、前記エ
    レベーター監視装置へ表示する所定の監視データ形式に
    変換するデータ変換部と、前記データ変換部が所定の監
    視データ形式に変換したデータを記憶し、前記第2の伝
    送路に接続されて監視データを出力するエレベーター監
    視データ蓄積部とを備えたことを特徴とするエレベータ
    ー統合監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003097504A1 (fr) * 2002-05-16 2003-11-27 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha Systeme de transmission de commande d'ascenseur
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