JP2002052140A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002052140A
JP2002052140A JP2001131642A JP2001131642A JP2002052140A JP 2002052140 A JP2002052140 A JP 2002052140A JP 2001131642 A JP2001131642 A JP 2001131642A JP 2001131642 A JP2001131642 A JP 2001131642A JP 2002052140 A JP2002052140 A JP 2002052140A
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player
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So Sugawara
創 菅原
Yasuhiro Takeuchi
康浩 武内
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スロットマシンの遊技機において、フラグ成
立後において、クイズが表示され、そのクイズに正解す
ると、遊技者に有利となる遊技価値の獲得を可能にする
ことを特徴とする。 【解決手段】 中役入賞(入賞フラグF=2)が成立す
ると、クイズが表示され(S101、S102)、その
クイズに正解すると、中役入賞となる図柄が揃って、遊
技者に有利となる遊技価値の獲得を可能にする(S11
1)構成であるので、図柄を揃えることに不慣れな遊技
者に対して、クイズで是正を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ等を用いて遊技態様を制御する遊技機であって、複
数の図柄を可変表示する図柄表示部として、機械的な回
転駆動するリールからなる機械的表示手段、或いは、液
晶、LED、CRT等の電機的表示手段を備えたスロッ
トマシン等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンは、よく
知られた方法で、複数種の図柄を変動表示開始して可変
表示ゲームを行い、ストップ手段(ストップ釦)を操作
することによって、入賞抽選手段によって、入賞フラグ
Fには外れ、小役入賞、中役入賞、大役入賞等のいずれ
かが選定される。そして、遊技者は、前記小役入賞、中
役入賞、大役入賞に対応する停止図柄となるように、ス
トップ釦の操作を行い、特に、大役入賞が成立した後に
おいて、大役入賞図柄で停止表示させると、多くのメダ
ルの獲得ができる第1の遊技価値を獲得することができ
るので興味を持つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ス
ロットマシンにおいては、前記何れかの入賞フラグが成
立していても、遊技者の技量によって、うまく、図柄を
揃えることができず、メダルを獲得することができず、
不利益を被ることになるので、その対策が望まれてい
る。そこで、本発明は、かかる不都合を是正する遊技機
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、可
変表示ゲームにおいて、入賞フラグが成立するとクイズ
が表示され、そのクイズに正解すると、遊技者に有利と
なる遊技価値の獲得を可能にする形式である。例えば、
中役入賞(入賞フラグF=2)が成立すると、クイズが
提示され、そのクイズに正解すると、その後、中役入賞
となる図柄が揃って、遊技価値を獲得できる構成である
ので、図柄を揃えることに不慣れな遊技者に対して、ク
イズで是正を図ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明すると、図1は遊技機(スロットマシン)の
正面図である。このスロットマシン1は箱状の本体2
と、この本体の前面に設けたフロントパネル3を備え、
このフロントパネル3には、ほぼ中央に、3個の図柄表
示窓5A、5B、5Cが並んで設けてある。そして、各
図柄表示窓5A〜5Cの奥には、ステッピングモータ等
に回転する図柄変動表示装置として、3個の回転リール
6A、6B、6Cが、それぞれその表面を各図柄表示窓
に臨ませてあり、各図柄表示窓5A〜5Cには、3個の
図柄が縦列に表示可能である。又、前記各回転リール6
A〜6Cの表面には、図2に示すように、「7」「チェ
リー」「R」「BAR」等の複数種の図柄が表示されて
いて、各回転リールを変動表示させることにより、各図
柄表示窓には、複数の図柄が上下方向に移動表示する。
【0006】そして、遊技者に有利な状態となる入賞
(例えば、小役入賞、中役入賞、大役入賞)を得るため
に、小役入賞は少なくとも図柄表示窓5A(回転リール
6A)に「チェリー」が停止表示したときであり、中役
入賞は図柄表示窓5A、5B、5C(回転リール6A、
6B、6C)に「R」「R」「7」で停止したときとす
る。又、大役入賞は図柄表示窓5A、5B、5C(回転
リール6A、6B、6C)に「7」「7」「7」で停止
したときとする。尚、前記回転リール6Cの図柄の配列
は、「7」で停止させるに当たって、現在の規格に4図
柄を変更表示可能(所謂、4滑り)を許容することを前
提に「7」が4図柄おきに配列してあり、特に、中役入
賞を獲得し易く構成してある。
【0007】又、各図柄表示窓5A、5B、5Cには、
各図柄表示窓を結ぶ5本の入賞ライン7が表示してあ
り、これらの入賞ライン7は、回転リール6A〜6Cが
回転してから停止した状態で、停止図柄の組合せを判定
するラインであって、各図柄表示窓の上段を結ぶ上ライ
ン、中段を結ぶ中ライン、下段を結ぶ下ライン、斜めに
結ぶ2本の斜めラインである。そして、前記入賞ライン
に予め設定の図柄の組合せが表示されると、遊技者に第
1の価値を与える大役入賞が成立すると共に価値を与
え、第2の価値の中役入賞と第3の価値の小役入賞に対
して、対応する価値を提供する。
【0008】又、前記フロントパネル3には、図柄表示
窓の左斜め下に、各回転リールの図柄を一斉に移動表示
させるスタート手段(スタート釦等)8が設置してあ
る。又、図柄表示窓の下には、前記スタート釦8により
回転している回転リール6A、6B、6Cの回転を停止
させて、図柄の変動表示を、個々の図柄表示窓毎に停止
させるストップ手段(ストップ釦等)10A、10B、
10Cが設置してある。
【0009】又、前記フロントパネル3には、図柄表示
窓の右斜め下に、スロットマシンにメダルを投入するた
めのメダル投入口11が設けてある。又、そのメダル投
入口11の直下には、メダル投入口11から投入され、
予めクレジットメダルとして貯留されたメダルを、遊技
に供するメダルとして投入するためのクレジットメダル
投入釦12が設けてある。クレジットメダル投入釦の右
には、精算釦13が設けてあり、この精算釦13を操作
すると、スロットマシンの内部にクレジットされたメダ
ルを排出すると共に、各種の変数を電源投入時と同様に
クリアする。
【0010】又、前記スロットマシン1の下には、本体
内部に配置された、メダル付与手段としてのホッパー装
置からのメダルを排出されるメダル排出口14と、この
メダル排出口の下に設けられ、メダル排出口から排出さ
れたメダルを貯留するメダル排出皿15が設けてある。
又、図柄表示窓5A、5B、5Cの上部には、後記で詳
述する、クイズ等の種々の情報を遊技者に報知する特別
報知手段(例えば、液晶等の表示器)20が設置してあ
る。
【0011】次に、上記構成のスロットマシンの遊技方
法について、概念を示す制御フロー(図3〜図8)を参
照して説明する。先ず、スロットマシン1の電源を投
入、又は、精算釦13を操作すると、図3(A)に示す
ように、後記で詳述する入賞フラグF、大役入賞中であ
る旨を示すFx、大役入賞が成立中である旨の特別表示
数FR、回転リールが回転中である旨の回転指示変数H
aの初期化を行う(S1、S2)。次に、図3(B)に
示す、今回のゲームが入賞か否か等の判定処理を行うた
めに、先ず、大役入賞中であるか否か、即ち、Fx=0
か否かを判定し(S10)、大役入賞中であるときに
は、この制御フローの処理を行わず、後述の図7、8に
示す制御フローで処理する。
【0012】反対に、大役入賞中でないとき(Fx=
0)には、スタート釦8が押されたか否かを判定し(S
11)、押されていないときには、この処理を終了す
る。反対に、スタート釦8が押されたときには、メダル
が投入されたか否かを判定する(S12)。この時、投
入されたメダルの枚数によって、大役入賞図柄等を表示
する入賞ラインが選択され、1枚のときには中ライン
が、2枚のときには上ライン、中ライン及び下ライン
が、3枚のときには全てのラインが該当する。
【0013】そして、スタート釦8が押されると、回転
リール6A、6B、6Cが一斉に回転が開始して可変表
示ゲームが始まり、回転指示変数Haを1にセットし
て、回転リールが回転中であることを示す(S13)。
次に、大役入賞が成立しているか(入賞フラグF=3)
か否か、即ち、特別表示数FRが1であるか否かを判定
し(S14)、かかる場合には入賞抽選手段による選定
を行わず、大役入賞状態(入賞フラグF=3)を維持す
る。しかし、そうでないときには、入賞抽選手段によ
り、今回のゲームが、外れ(入賞フラグF=0)、小役
入賞(入賞フラグF=1)、中役入賞(入賞フラグF=
2)或いは大役入賞(入賞フラグF=3)の選定を行う
(S15)。尚、この入賞抽選手段は、乱数等を介して
予め設定の値によって選定するという、よく知られた方
法を採用する。
【0014】次に、図4は、中役入賞に対する特別処理
(クイズ)を行うフローであり、先ず、「入賞フラグF
=2」であるか否かを判断する(S101)。中役入賞
が成立しているときには、特別報知手段20にクイズを
提示する(S102)。例えば、「日本で1番大きな湖
は何れか、A:琵琶湖、B:河口湖、C:阿寒湖」の3
択問題や、「日本で1番大きな湖は何れか、A:琵琶
湖、B:河口湖」の2択問題のようなクイズを表示す
る。このクイズに対して、遊技者は正解と思う、ストッ
プ釦A〜Cの何れかを押すが、最初に、何れのストップ
釦を押したかを判断するために、ステップ103〜10
8を実行する。即ち、ストップ釦Aが押されたときには
a=1、ストップ釦Bが押されたときにはa=2、スト
ップ釦Cが押されたときにはa=3を記憶する。
【0015】次に、前記aの値(遊技者が正解と思って
押した最初のストップ釦)が、正解の番号であるか否か
を判断し(109)、不正解であるときには、判定値T
を「0」にセットして終了する(S110)。一方、正
解であるときには、判定値Tを「1」にセットすると共
に、回転リール6A、6B、6Cの中ライン(入賞ライ
ン)に停止表示する、中役入賞の「特定図柄」の「R」
「R」「7」を選定する(S111)。
【0016】次に、図5は、回転リール6A、6B、6
Cの停止を行う制御フローであり、各回転リール6A〜
6Cの停止図柄は、よく知られているように、「外
れ」、「小役入賞」、「中役入賞」、「大役入賞」に対
応する予め設定された図柄の組合せで停止表示される。
そこで、この制御フローでは、先ず、何れかの回転リー
ル6A、6B、6Cが回転しているか否か、即ち、回転
指示変数Haが1であるか否かを判定し(S20)、1
でないときには回転していないので、この処理を終了す
る。一方、回転リール6A、6B、6Cが回転中である
ときは、先ず、ストップ釦10Aが押されたか否かを判
定し(S21)、ストップ釦10Aが押されたときは、
判定値Tが「1」であるか否かを判断する(S22)。
そして、判定値Tが「1」であるときには、回転リール
Aに前記ステップ111で選定の特定図柄「R」を停止
表示する(S120)が、そうでないときには、他の図
柄(外れ)を表示する(S121)。
【0017】次に、ストップ釦10Aが押されていない
ときには、ストップ釦10Bが押されたか否かを判定し
(S23)、ストップ釦10Bが押されたときは、判定
値Tが「1」であるか否かを判断する(S24)。そし
て、判定値Tが「1」であるときには、回転リールBに
前記ステップ111で選定の特定図柄「R」を停止表示
する(S122)が、そうでないときには、他の図柄
(外れ)を表示する(S123)。同様に、ストップ釦
10Cが押されたときには(S25)、判定値Tが
「1」であるか否かを判断する(S26)。そして、判
定値Tが「1」であるときには、回転リールCに前記ス
テップ111で選定の特定図柄「7」を停止表示する
(S124)が、そうでないときには、他の図柄(外
れ)を表示する(S125)。
【0018】尚、この回転リール6Cの図柄の配列は、
図柄表示変更が4図柄まで許容される規格に於て、
「7」が4図柄おきに配列して、「7」で停止し易く構
成してある。即ち、本来、中役入賞フラグ(入賞フラグ
F=2)が成立したとき、ストップ釦10A〜10Cを
介して「R、R、7」で停止するように操作することが
必要であるが、前記「クイズ」に正解すると、「R、
R、7」で停止するように操作される。その結果、遊技
に不慣れな遊技者であっても、クイズに正解すると、中
役入賞を獲得することができ、遊技者の不慣れに対する
是正を図っている。そして、次に、大役入賞が成立(入
賞フラグF=3)であるか否かを判定し(S33)、大
役入賞が成立のときには、特別表示数FRを1にセット
する。
【0019】次に、全てのストップ釦10A、10B、
10Cが押されて回転リールが停止したか否かを判定し
(S35)、全ての図柄が停止表示していないときには
ステップ21に戻り、停止表示の場合には、回転リール
が停止している状態である回転指示変数Haを0にセッ
トして(S36)、この処理を終了する。。以上のよう
に、大役入賞が成立しているとき(入賞フラグF=3)
には、有効ラインに大役図柄が表示されるまで、即ち、
大役入賞が生起するまで、前記ステップ14によって、
入賞抽選を行わず、大役入賞(入賞フラグF=3)を維
持し、以上のステップを繰り返すことになる。しかしな
がら、前記中役入賞が成立しているとき(入賞フラグF
=2)には、その直後に、特別報知手段20に表示され
るクイズに正解にならない限り、中役入賞を獲得するこ
とができない構成である。しかしながら、複数回のチャ
ンスを与えるように構成してもよいことは言うまでもな
い。
【0020】次に、図6は、メダル(遊技価値)を与え
る制御フローであって、先ず、外れ(入賞フラグF=
0)であるか否かを判定し(S40)、外れであるとき
には、この処理を終了する。次に、小役入賞(入賞フラ
グF=1)であるか否かを判定し(S41)、小役入賞
であるときには、入賞ラインの停止図柄が、小役図柄
(例えば「チェリー」「*」、「*」)に一致している
か否かを判定し(S42)、図柄が成立のときには、予
め設定のメダル枚数の払出を行う(S43)。
【0021】又、前記ステップ41で、小役入賞(入賞
フラグF=1)でないときには、中役入賞(入賞フラグ
F=2)であるか否かを判断し(S44)、中役入賞
(入賞フラグF=2)であるときには、入賞ライン(中
ライン)の停止図柄が、中役図柄(「R」、「R」、
「7」)に一致しているか否かを判断する(S45)。
そして、中役図柄に一致しているときには、中役入賞に
相当するメダル(例えば、5枚のメダル)をメダル排出
口14に排出する(S46)。
【0022】次に、前記ステップ44に於て、中役入賞
(入賞フラグF=2)でないときには、大役入賞が成立
(入賞フラグF=3)しているので、入賞ラインの停止
図柄が大役図柄(「7」、「7」、「7」)に一致して
いるかを判定し(S47)、一致しているときには大役
入賞に相当するメダル数(例えば15枚)をメダル排出
口14を介して遊技者に払出すと共に、入賞フラグFを
0に、大役入賞中である旨を示すFxを1にセットす
る。又、大役入賞中におけるゲーム数を計数するゲーム
カウンタI、大役獲得回数Ic、小役の生起回数Ia、
小役の獲得回数Ib、中役の生起回数Ja、中役の獲得
回数Jbを各々初期化すると共に、特別表示数FRを0
にセットして、特別報知手段20で、その旨を報知す
る。
【0023】以上のように、メダルの投入、ストップ釦
の操作による1回のゲームを、図3(B)、図4〜図6
の制御フローで処理し、ゲーム毎に、入賞抽選手段によ
り、小役入賞(入賞フラグF=1)、中役入賞(入賞フ
ラグF=2)を引き当てたときには、1回のゲームで図
柄が揃うことを条件にメダルの排出が行われる。しか
し、中役入賞(入賞フラグF=2)を引き当てたときに
は、中役図柄(「R」、「R」、「7」)で停止させる
ことなく、クイズに正解することによって、メダルを獲
得できるので、遊技に不慣れな遊技者であっても、格別
不利にならない。又、一度、大役入賞が成立(入賞フラ
グF=3)したときには、大役図柄が揃うまで、大役入
賞が成立している状態を維持して可変表示ゲームを行う
ことができるため、遊技者は、メダルを投入後、大役図
柄が揃うようにストップ釦10A〜10Cの操作を繰り
返すことになる。
【0024】次に、図7、図8は、前記ステップ48
で、大役入賞が生起した後におけるゲーム処理を行う制
御フローであり、遊技者に有利な多量の賞品(メダル)
の獲得を可能とする。そこで、先ず、大役入賞中である
か否か(Fx=1)を判定する(S50)。大役入賞中
でないときには、この処理を終了する。一方、大役入賞
中であるときには、スタート釦8が押されたか否かを判
定し(S51)、押されていないときにはスタート釦8
が押されるのを待ち、スタート釦8が押されたときに
は、メダルが投入されたか否かを判定する(S52)。
この時、投入されたメダルの枚数によって入賞ラインが
選択され、1枚のときには中ラインが、2枚のときには
上ライン、中ライン及び下ラインが、3枚のときには全
てのラインが該当する。
【0025】そして、大役入賞中におけるゲーム回数を
計数するゲームカウンタIに1を加算し(S53)、一
斉に、回転リール6A、6B、6Cの回転を開始する
(S54)。次に、特別入賞抽選手段により、今回のゲ
ームにおいて、外れ(入賞フラグF=0)、小役入賞
(入賞フラグF=1)、中役入賞(入賞フラグF=2)
或いは大役入賞が成立(入賞フラグF=3)しているか
否かの選定を行う(S55)。この入賞抽選手段は、よ
く知られているもので、乱数等を介して、予め設定の値
によって選定するが、外れとなる割合が少なく、「小役
入賞」と「中役入賞」と「大役入賞」となる割合を高く
設定してある。
【0026】尚、小役入賞(入賞フラグF=1)のとき
には、小役の生起回数Iaに1を加算して、小役となる
可能性の回数を計数するし、中役入賞(入賞フラグF=
2)のときには、中役の生起回数Jaに1を加算して、
中役となる可能性の回数を計数する。そして、ストップ
釦10A、10B、10Cが操作される毎に、回転中の
該当する回転リール6A〜6Cが停止する(S60〜S
65)。そして、全ての回転リール6A、6B、6Cが
停止したか否かを判定し(S66)、停止していないと
きにはステップ60に進み、停止したときにはステップ
70に進む(S66)。
【0027】このステップ70では、先ず、前記特別入
賞抽選手段で外れ(入賞フラグF=0)であるか否かを
判定し、外れであるときには、メダルを払い出すことな
くステップ79に進む。一方、小役入賞(入賞フラグF
=1)であるときには、入賞ラインの停止図柄が小役図
柄と一致しているときには、相当するメダルの排出をす
ると共に、小役の獲得回数Ibに1を加算する。この獲
得回数Ibは遊技者が小役入賞としてメダルを獲得した
回数である(S71、S72、S73)。
【0028】又、前記ステップ71に於て、小役入賞
(入賞フラグF=1)でないときには、中役入賞(入賞
フラグF=2)であるか否かを判断する(S74)。そ
して、中役入賞(入賞フラグF=2)であり、入賞ライ
ンの停止図柄が中役図柄と一致しているときには、相当
するメダルの排出をすると共に、中役の獲得回数Jbに
1を加算する。この獲得回数Jbは、遊技者が中役入賞
としてメダルを獲得した回数である(S75、S7
6)。又、前記ステップ74に於て、中役入賞(入賞フ
ラグF=2)でないときには、大役入賞(入賞フラグF
=3)が成立していて、入賞ラインの停止図柄が大役図
柄と一致しているときには、相当するメダルの排出を行
うと共に、大役獲得回数Icに1を加算して、獲得した
大役入賞回数を計数する(S77、S78)。
【0029】次に、特別報知手段(この報知手段は液晶
等の表示器を使用する)20に、入賞中におけるゲーム
数のゲームカウンタI、小役の生起回数Ia、小役の獲
得回数Ib、中役の生起回数Ja、中役の獲得回数J
b、大役獲得回数Icを表示する。尚、これらの小役の
生起回数Iaと小役の獲得回数Ibの替りに、Ib/I
aの獲得率や、中役の生起回数Jaと中役の獲得回数J
bの替りに、Jb/Jaの獲得率を表示してもよい。
又、特別報知手段20での表示方式は、数字の他にグラ
フでの表示や、数字や獲得確率に対応して異なるキャラ
クターを表示したり、更には、音声での報知であっても
よい。即ち、大役入賞中において、遊技者に、小役、中
役、ゲーム数等が判るように構成して、遊技者に、現在
の状況が判るようにすればよい。
【0030】次に、大役入賞の生起回数は3回に制限し
てあるので、大役獲得回数Icが3以上であるか否かを
判定し(S80)、3回になったときには、外れ状態
(入賞フラグF=0)に設定すると共に、大役入賞中で
ない旨を示すFx=0に設定して、入賞処理を終了し、
通常のゲームに戻る(S82)。尚、前記大役獲得回数
Iaが3以上にならないときであっても、ゲームカウン
タIが30以上になったときも、外れ状態(入賞フラグ
F=0)に設定して、入賞処理を終了し、通常のゲーム
に戻る(S81)。一方、前記大役入賞中が、終了して
いないときには、ステップ51に戻って、可変表示ゲー
ムを続行する。
【0031】尚、前記大役入賞中であるときには(図
7、図8)、中役入賞(入賞フラグF=2)が成立して
もクイズを提示しない構成であるが、図4に示すフロー
の概念を採用して、クイズを介して中役入賞となるよう
に構成してもよい。また、クイズを提示するのは、前記
中役入賞(入賞フラグF=2)に限定されず、小役入賞
等、遊技者に有利となる状態に対して構成してもよい。
又、前記クイズは、特別報知手段20を介して表示し、
ストップ釦で回答する形式であるが、音声等の媒体を介
して行ってもよい。例えば、音声でクイズを発し、音声
で応える等、種々の媒体を介して、遊技者にクイズを提
示し、遊技者が回答する構成であればよい。又、このク
イズを提示する構成は、例えば、パチンコ機に於て、特
定条件が成立するとクイズを提示し、その後、何れかの
入賞口に入賞すると、遊技者に有利になる状態にする
等、他の遊技機に適用できることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、可変表示ゲームに
おいて、入賞フラグが成立するとクイズが表示され、そ
のクイズに正解すると、遊技者に有利となる遊技価値の
獲得を可能にする形式であるので、図柄を揃えることに
不慣れな遊技者に対して、クイズで是正を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機(スロットマシン)の正面図である。
【図2】回転リール6A〜6Cに表示の図柄である。
【図3】(A)は初期化の制御フロー、(B)は小役入
賞等を判定する制御フローである。
【図4】クイズを提示する制御フローである。
【図5】回転リールを停止する制御フローである。
【図6】遊技価値(メダル)を与える制御フローであ
る。
【図7】大役入賞中の処理を行う制御フローである。
【図8】大役入賞中の処理を行う制御フローである。
【符号の説明】
1 スロットマシン 5A、5B、5C 図柄表示窓 6A、6B、6C 回転リール 7 入賞ライン 8 スタート手段(スタート釦等) 10A、10B、10C ストップ手段(ストップ釦
等) 20 特別報知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の図柄を変動表示可能な図柄変動
    表示装置と、前記図柄変動表示装置の図柄変動を開始し
    て可変表示ゲームを開始するスタート手段と、そのスタ
    ート手段の操作に基づいて入賞フラグを発生させる入賞
    抽選手段と、前記図柄変動表示装置の変動図柄を前記入
    賞フラグに対応して予め設定の停止図柄で停止させるス
    トップ手段とを備えた遊技機であって、 前記入賞フラグが成立するとクイズが表示され、 そのクイズに正解すると、遊技者に有利となる遊技価値
    の獲得を可能にすることを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7422396B2 (en) * 2004-08-19 2008-09-09 Osg Corporation Drill having construction suitable for enlarging previously formed hole

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US7422396B2 (en) * 2004-08-19 2008-09-09 Osg Corporation Drill having construction suitable for enlarging previously formed hole

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