JP2002051067A - 計算機ネットワークシステム - Google Patents

計算機ネットワークシステム

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JP2002051067A
JP2002051067A JP2000232551A JP2000232551A JP2002051067A JP 2002051067 A JP2002051067 A JP 2002051067A JP 2000232551 A JP2000232551 A JP 2000232551A JP 2000232551 A JP2000232551 A JP 2000232551A JP 2002051067 A JP2002051067 A JP 2002051067A
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lan
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Koki Yoshida
弘毅 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機ネットワークシステムのブロードキャ
ストデータの受信処理と廃棄処理の負荷を低減する。 【解決手段】 複数の計算機1〜8が夫々対応するステ
ーション(DST)21〜28を介して基幹LAN20
に接続され計算機のうちの或る計算機が他の計算機に対
してデータをブロードキャストする計算機ネットワーク
システムにおいて、各ステーションには、基幹LAN2
0上を流れるブロードキャストされたデータを通過させ
るか阻止するかの判断に用いる通過許可ポート番号が設
定されており、ブロードキャストデータのポート番号が
通過許可ポート番号に一致したとき当該データを取り込
んで対応する計算機に受信させる。これにより、不要な
ブロードキャストデータを受信することが無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計算機ネットワーク
システムに係り、特に、ブロードキャストされたデータ
による計算機負荷の軽減を図る計算機ネットワークシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、計算機ネットワークの一例を示
す構成図であり、基幹LAN(ローカルエリアネットワ
ーク)20には、データステーション(DST)21を
介して支線LAN(例えば、イーサネット(登録商
標))11が接続され、この支線LAN11に、計算機
(CPU―A)1が接続されている。同様に、基幹LA
N20には、対応するデータステーション22〜28を
介して各支線LAN12〜18が接続され、各支線LA
N12〜18に、夫々計算機(CPU―B〜H)2〜8
が接続され、更に、基幹LAN20には、コントロール
ステーション(CST)29を介して支線LAN19が
接続され、この支線LAN19に、このネットワークシ
ステム全体を監視する監視装置9が接続されている。
【0003】この図7のネットワークにおいて、計算機
1は運転モードがオンライン(図7で、オンライン中の
ものを太枠にて表示)であり、同じ運転モードである計
算機5,6とシステム的なつながりがある。計算機1か
ら計算機5と計算機6に対して送信したブロードキャス
ト電文10は、DST21を介して基幹LAN20へ流
れ、DST25から支線LAN15を通って計算機5に
受信され、同様に、DST26から支線LAN16を通
って計算機6に受信される。
【0004】しかし同時に、基幹LAN20に接続され
ているテストモード(図7で、テストモードの計算機を
二重枠にて表示)で運転中の計算機2や、スタンバイモ
ード(図7で、スタンバイモードの計算機を一重枠で表
示)の計算機3も、ブロードキャスト電文10を受信す
る。これらの計算機2,3は、受信した電文が自身の処
理対象とする電文でないことを判定してから、当該電文
10を廃棄することとなる。このように、従来のネット
ワークにおけるブロードキャスト通信は、関係のない計
算機にもデータ受信処理とその廃棄処理を強要するた
め、処理負荷が増大するという問題がある。
【0005】そこで、例えば、特開平8―223158
号公報記載の従来技術では、分散型データ処理装置にお
いて、データ発信元となる計算機は受信計算機を指定す
る論理回線番号を付加した送信データをネットワークに
ブロードキャストし、ネットワークに接続された計算機
は皆自身を特定する論理回線番号を保持しておき、自身
を指定する論理回線番号が付加された送信データだけを
受信するように構成し、計算機負荷の軽減を図ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の図7に示すシス
テムでは、基幹LAN上に流れるブロードキャスト電文
は、計算機側の要/不要に関わらず、受信処理を余儀な
くされ、受信した電文のポート番号が該当しない場合に
その受信電文を捨てる処理を行っている。また、セキュ
リティの面から受信電文に運転モードに対応した論理回
線番号などのアプリケーションデータ上の識別子を付加
し、各計算機はこの識別子と受信ポートから自運転モー
ドに対応している電文を判定し受信している。
【0007】ネットワークシステムにおいては、オンラ
イン系システムとテスト系システムの自由な組み合わせ
が可能であり、ブロードキャスト通信の特徴である1:
Nの同時データ配信を利用して画面データなどの大容量
データを短時間に多数の端末系計算機へ転送している。
しかし、基幹LANは大容量伝送を可能とする通信容量
を備えているが(例えば、100Mbps)、支線LAN
(イーサネット等)は、10Mbps通信路であり、ブロー
ドキャストで大容量のデータが送信されると支線LAN
のネットワーク負荷が増大し、支線LANを介した通信
ができなくなる。
【0008】また、上位レイヤでデータの要/不要を判
定している為、オンライン系ではテスト系のデータを受
信して捨て去り、テスト系ではオンライン系の不要なデ
ータを受信して捨て去るという余分な負荷がかかってし
まう。更に、オンライン系とテスト系の組み合わせに自
由度がある反面、オンライン系のデータとテスト系のデ
ータの混在が生じる通信環境で、オンラインデータとテ
ストデータの分離が十分でない。
【0009】ブロードキャスト通信は、TCP/IP通
信に比べ、1:Nへ同一情報を配信する場合、通信時間
が短く、送信処理負荷も少ない有利な通信手段である。
このため、受信側が不要なデータを受信しなくて済むシ
ステムを開発することは有用であるが、上述した特開平
8―223158号公報記載の様に、送信データに新た
に論理回線番号を付加した電文を送るようにしたり、受
信側の計算機が自身の論理回線場番号をネットワーク接
続装置に登録するシステムでは、計算機負荷の軽減は図
れるが、汎用性に欠けるという問題がある。
【0010】本発明の目的は、通信で基本的なポート番
号を利用することでデータの信頼性(分離性)を確保し
たり計算機負荷の軽減を図ることができる計算機ネット
ワークシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の計算
機が対応するステーションを介して基幹LANに接続さ
れ前記計算機のうちの或る計算機が他の計算機に対して
データをブロードキャストする計算機ネットワークシス
テムにおいて、各ステーションには、基幹LAN上を流
れる前記ブロードキャストされたデータを通過させるか
阻止するかの判断に用いる通過許可ポート番号が設定さ
れており、前記データのポート番号が前記通過許可ポー
ト番号に一致したとき前記データを取り込んで対応する
計算機に受信させる手段が設けられることで、達成され
る。
【0012】上記において、好適には、前記ステーショ
ンとこれに対応する計算機とは支線LANで接続されて
おり、前記ステーションには、基幹LANから支線LA
N側へのデータ通過を許可する通過許可ポート番号の他
に、支線LAN側から基幹LAN側へのデータ通過を許
可する通過許可ポート番号が設定される。また、前記計
算機のうちの1つが当該計算機ネットワークシステムを
監視する監視装置であり、該監視装置が、前記各ステー
ションに対して夫々の通過許可ポート番号を設定する。
更に、前記監視装置は、定期的またはイベント発生毎に
前記各ステーション内に設定された通過許可ポート番号
を監視して設定内容が変化してないことを確認し、変化
していたときは本来の通過許可ポート番号に再設定し、
更にまた、前記ステーションへの通過許可ポート番号の
設定は、当該計算機の立ち上げ時に行う。
【0013】ネットワークを管理する計算機(監視装
置)は、支線LANに接続されている計算機の運転状態
を把握し、運転状態ごとに定めた通過許可ポート番号を
管理し、該当するステーションにポート番号を設定する
ことにより、ブロードキャストデータ通過の可否判断を
ステーションが行う。また、計算機状態の変化を監視す
ることにより計算機状態移行にあわせてリアルタイムに
該当ポート番号の設定変更を行い、併せて定周期あるい
はイベント発生毎にステーションのポート設定状態を取
得し、設定情報の消失や不整合を検出した場合は、計算
機の状態に合わせてポート番号を再設定する。
【0014】このように、ステーションにおいて、基幹
LANから支線LANへ、支線LANから基幹LANへ
流れるブロードキャストデータの通過可能なポートを設
定することにより、無用なブロードキャスト通信データ
が支線LANへ流出したり、反対に基幹LANへ侵入し
ないようにできる。また、仮にテスト系システムにおい
て、テスト検証が不十分なために誤ったブロードキャス
トデータが送信されても波及防止が行え、これにより計
算機の負荷増加が抑制され、データの信頼性(分離性)を
確保することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。尚、本発明は基幹LAN→支線L
AN方向と、支線LAN→基幹LAN方向の2方向のポ
ートフィルタリングが可能であり、ここでは、基幹LA
N→支線LANの方向について説明するが、逆方向も同
様である。
【0016】図1は、本発明の一実施形態に係る計算機
ネットワークシステムの構成図であり、基本的に、図7
のシステムと同じであり、基幹LAN20には、データ
ステーション(DST)21を介して支線LAN(例え
ば、イーサネット)11が接続され、この支線LAN1
1に、計算機(CPU―A)1が接続されている。同様
に、基幹LAN20には、対応するデータステーション
22〜28を介して各支線LAN12〜18が接続さ
れ、各支線LAN12〜18に、夫々計算機(CPU―
B〜H)2〜8が接続され、更に、基幹LAN20に
は、コントロールステーション(CST)29を介して
支線LAN19が接続され、この支線LAN19に、こ
のネットワークシステム全体を監視する監視装置9が接
続されている。
【0017】ここで、本実施形態の計算機ネットワーク
システムでは、監視装置9が、各データステーション2
1〜28に対して、詳細は後述するようにしてポートフ
ィルタリング設定を行い、ネットワークにブロードキャ
ストされたデータのうち各計算機1〜8は自身に必要な
データだけを受信する様にしている。
【0018】図2は、図1に示すネットワークシステム
における計算機と接続ステーションの対応を示すテーブ
ルであり、例えば計算機(CPU―A)1は、DST2
1により基幹LAN20に接続され、監視装置9は、C
ST29により基幹LAN20に接続されていることが
示されている。このテーブルは、監視装置9内に設けら
れている。
【0019】図3は、各計算機の運転モードと通過許可
ポート番号の対応テーブルである。計算機ネットワーク
システムを構成する計算機には、例えば、自動制御用の
計算機、状態表示用の計算機、計画作成用の計算機、操
作系画面用の計算機、シミュレーション画面用の計算機
(これらを、システム種別という。)などの各種計算機
が有る。そして、夫々の計算機の運転モード毎に、通過
許可ポート番号が、監視装置9からの指示により、当該
計算機に接続されるデータステーションに設定される。
この図3の例では、自動制御用の計算機に対して、運転
モードがオンラインの場合には通過許可ポート番号とし
て“10000〜11999”が設定され、テスト1モ
ードでは“20000〜21999”が設定され、テス
ト2モードでは“30000〜31999”が設定され
る。このテーブルは、監視装置9内に設けられている。
【0020】図4は、監視装置9がデータステーション
に対して通過許可ポート番号を設定する(ポートフィル
タ設定)ときの説明図である。図4において、監視装置
9は、基幹LAN20の制御機能、各データステーショ
ンに対するポートフィルタ設定機能、各計算機に対して
運転モード指示を与える構成制御機能、及び、各計算機
の状態監視機能を有する。計算機1をスタンバイモード
からオンラインモードヘの移行させる場合、監視装置9
からDST21に対してオンライン用ポート番号設定電
文50を送信する。その直後に、またDST21に対し
て、ステーション状態取得電文を送信し、DST21か
ら送られてくる状態情報51を受信する。
【0021】監視装置9は、受信した状態情報51か
ら、DST21のポート設定情報を取り出し、オンライ
ン用ポート番号設定電文50の設定値と照合する。照合
の結果が一致した場合、計算機1に対して、オンライン
モード立上げ指示電文(構成制御電文)52を送信す
る。この構成制御電文52を受信した計算機1は、スタ
ンバイモードからオンラインモードヘ移行し、一連の立
上げ処理を完了する。このようにして、各計算機の立上
げ前に、各DSTに対して、ポートフィルタリング設定
を行うため、ポートフィルタリングの効果が計算機立上
げ時に既に有効に機能することとなる。
【0022】図5は、監視装置9が行う、上述したポー
トフィルタ設定手順を示すフローチャートである。ま
ず、ステップ1で、計算機(CPU)立上げ処理が起動
される。入力パラメータとしては、「装置名」「システ
ム種別」「運転モード」が与えられる。次のステップ2
では、ステーション名が取り出される。即ち、入力パラ
メータの「装置名」から、図2のステーション接続対応
テーブルを参照し、ポートフィルタ設定対象とするデー
タステーション(DST)を特定する。
【0023】ステップ3の通過許可ポート番号情報取出
処理では、入力パラメータのシステム種別と運転モード
とから、図3のテーブルを参照し、当該データステーシ
ョン(DST)に設定するポート番号を決定する。次の
ステップ4ではリトライ回数が所定回数に達したか否か
を判定し、所定回数に達してない場合にはステップ5に
進む。このステップ5では、ポートフィルタ設定情報の
送信処理を行う(図4で説明した電文50の送信)。即
ち、ステップ2で特定したデータステーションに対し
て、ステップ3で決定したポート番号を送信する。
【0024】次のステップ6のステーション情報取出処
理では、ステップ5でポート番号を設定したデータステ
ーションに対し、ステーション情報取り出し要求を行
う。取得した情報(図4で説明した状態情報51)には
ポートフィルタ設定値が含まれている。ステップ7で
は、ステップ6で取得したポート番号とステップ5で送
信したポート番号の照合を行う。この照合の結果によ
り、ステップ8で処理が分岐する。
【0025】照合結果が等しい場合には、ポートフィル
タリングが正常に行われたと判断し、ステップ9のCP
U立上げ処理を実施し、この処理手順を終了する。照合
結果が正しくない場合には、ステップ10に進み、リト
ライカウンタ更新を行って再度ステップ4からステップ
5に戻る。リトライは規定の回数行い、ステップ4での
判定にてリトライオーバーとなったとき、ステップ11
に進んで警報出力を行い、この処理手順を終了する。
【0026】ステップ9のCPU立上げ処理では、入力
パラメータである「装置名」と「運転モード」をもとに
該当計算機に構成制御電文を送信する(図4での電文5
2)。これにより、一連のCPU立上げ処理が完了す
る。すなわち、ポートフィルタ設定が完了した後に計算
機(CPU)が立ち上がることとなり、確実にフィルタ
リング効果が発揮できる状態となる。
【0027】図6は、監視装置9がポートフィルタリン
グの再設定行う場合の説明図である。一過性のハードウ
ェアトラブルや計画的なステーション停止が発生した場
合、設定していたポート番号の情報が復旧時に消失され
ることが想定される。システム監視装置9は、例えばD
ST23の回復を該DST23から送られてくるステー
ション状態回復通知53で検知すると、ステーション状
態取得電文54を当該DST23に送信し、DST23
のポート設定情報を監視装置9が取得する。監視装置9
の受信したポート番号が設定値と異なる場合には、監視
装置9は、ポート番号設定電文55をDST23に対し
て送信する。このとき同時にステーション状態取得電文
54も再発行し、ポート番号設定が正しく行われたこと
を確認する。また、監視装置9は、定周期あるいはイベ
ント発生毎にフィルタリング状態取得電文を発行し、受
信したポート番号が設定値と異なる場合には、自動的に
再設定する機能も有する。尚、監視装置9は、自身のネ
ットワーク接続装置であるCST29に対しても、同様
に通過許可ポート番号を設定/再設定する。
【0028】次に、上述のようにして各DST21〜2
8に対して監視装置9からポートフィルタリング設定が
施された計算機ネットワークシステムの動作について説
明する。
【0029】図1において、基幹LAN20に接続され
ているDST21〜28及びCST29には、対応する
計算機1〜8および監視装置9の運転モードに対応した
通過許可ポート番号が、上述したようにして各々設定さ
れている。計算機1から送信されたオンライン用ブロー
ドキャスト電文10は、DST21を通って基幹LAN
20へ流れる。オンライン用のポート番号が指定された
電文10は、DST22に入るが、DST22には、計
算機2のテストモード対応の通過許可ポート番号が設定
されているため、ポート番号不一致により、この電文1
0は支線LAN12へは流れない。同様に、DST23
やCST29においても、ポート番号が一致しないた
め、支線LAN13や支線LAN19へ電文10は流れ
ない。
【0030】計算機5や計算機6のように、オンライン
モードの計算機が接続しているDST25とDST26
には、オンライン対応の通過許可ポート番号が設定され
ている。このため、オンライン用ブロードキャスト電文
10は、DST25の通過許可ポート番号と一致するた
め、支線LAN15へ渡り、計算機5に受信される。D
ST26においても通過許可ポート番号と一致するた
め、支線LAN16へ渡り、計算機6に受信される。
【0031】計算機2から送信されたテスト用ブロード
キャスト電文40も同様に、テストモードである計算機
7及び計算機8が接続しているDST27とDST28
では、テストモード対応の通過許可ポート番号と一致す
るため、支線LAN17及び支線LAN18へ流れるこ
とができ、計算機7と計算機8に受信される。しかし、
テストモード用以外の通過許可ポート番号が設定されて
いるDST21,DST23〜26及びCST29で
は、テスト用ブロードキャスト電文40は、ポート番号
不一致により支線LAN側へ流れることができない。
【0032】このように、ポートフィルタリング機能に
より、基幹LAN20上に流れるブロードキャスト電文
がブロードキャストの1:N通信のメリットをそのまま
に、その電文を必要とする計算機に限定して送信するこ
とができる。従って、電文を必要としない計算機の処理
負荷を上げることがなく、また、オンラインデータとテ
ストデータとの分離にも適応し、セキュリティ上のメリ
ットも得ることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ポートフィルタリング
機能により、基幹LAN上に流れるブロードキャスト電
文がブロードキャストの有用性はそのままに、その電文
を必要とする計算機に限定して送信することができた
め、電文を不要とする計算機の処理負荷を上げることが
無い。また、オンラインデータとテストデータとの分離
にも適応できセキュリティの向上が得られる。同様に、
支線LAN内でのみ使用するブロードキャスト電文が基
幹LANに流れ込むことが無く、基幹LANの負荷低減
が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る計算機ネットワーク
システムの説明図である。
【図2】ステーション接続対応テーブル図である。
【図3】運転モードと通過許可ポート番号の対応テーブ
ルの一例を示す。
【図4】ステーションヘのポートフィルタ設定方法を説
明する図である。
【図5】図4のポートフィルタ設定方法の手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】ステーションへのポートフィルタ再設定方法を
説明する図である。
【図7】従来の計算機ネットワークシステムのブロード
キャストを説明する図である。
【符号の説明】
1〜8 処理計算機 9 システム監視装置 11〜19 支線LAN 20 基幹LAN 21〜28 データステーション(DST) 29 コントロールステーション(CST)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機が夫々対応するステーショ
    ンを介して基幹LANに接続され前記計算機のうちの或
    る計算機が他の計算機に対してデータをブロードキャス
    トする計算機ネットワークシステムにおいて、各ステー
    ションには、基幹LAN上を流れる前記ブロードキャス
    トされたデータを通過させるか阻止するかの判断に用い
    る通過許可ポート番号が設定されており、前記データの
    ポート番号が前記通過許可ポート番号に一致したとき前
    記データを取り込んで対応する計算機に受信させる手段
    が設けられていることを特徴とする計算機ネットワーク
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ステーションと
    当該ステーションに対応する計算機とは支線LANで接
    続されており、前記ステーションには、基幹LANから
    支線LAN側へのデータ通過を許可する通過許可ポート
    番号の他に、支線LAN側から基幹LAN側へのデータ
    通過を許可する通過許可ポート番号が設定されているこ
    とを特徴とする計算機ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    計算機のうちの1つが当該計算機ネットワークシステム
    を監視する監視装置であり、該監視装置が、前記各ステ
    ーションに対して夫々の通過許可ポート番号を設定する
    ことを特徴とする計算機ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記監視装置は、定
    期的またはイベント発生毎に前記各ステーション内に設
    定された通過許可ポート番号を監視して設定内容が変化
    してないことを確認し、変化していた場合には本来の通
    過許可ポート番号に再設定する手段を備えることを特徴
    とする計算機ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4において、前記
    ステーションへの通過許可ポート番号の設定は、当該計
    算機の立ち上げ時に行うことを特徴とする計算機ネット
    ワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5106706B1 (ja) * 2012-01-10 2012-12-26 三菱電機株式会社 ネットワークシステム

Cited By (3)

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