JP2002050118A - データ記録装置、データ記録方法、及び、記録媒体 - Google Patents

データ記録装置、データ記録方法、及び、記録媒体

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JP2002050118A
JP2002050118A JP2000230462A JP2000230462A JP2002050118A JP 2002050118 A JP2002050118 A JP 2002050118A JP 2000230462 A JP2000230462 A JP 2000230462A JP 2000230462 A JP2000230462 A JP 2000230462A JP 2002050118 A JP2002050118 A JP 2002050118A
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Jun Tanaka
潤 田中
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの著作権を保護すると共に、データを
効率よく記録する。 【解決手段】 制御部7は、再生部1及び記録部2を制
御し、CD(Compact Disc)に記録されている所定の楽
曲データをMD(Mini Disc )に高速ダビングする。記
憶部3は、CDの各楽曲データについて高速記録禁止対
象であるか否かを示す著作権情報を記憶する。制御部7
は、著作権情報から、高速ダビング対象の楽曲データが
高速ダビング禁止対象であるか否かを判別し、高速ダビ
ング禁止対象でないと判別した場合に高速ダビングを行
う。また、制御部7は、高速ダビングを開始する際、高
速ダビングする楽曲データが高速ダビング禁止対象であ
ることを示すように著作権情報を更新し、高速ダビング
を開始してから所定時間が経過した後、高速ダビングし
た楽曲データが高速記録禁止対象でないことを示すよう
に著作権情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録装置に
関し、特に、著作権保護機能を有するデータ記録装置に
関する。また、本発明は、著作権を保護すると共にデー
タを高速度で記録する方法に関する。さらに、本発明
は、著作権を保護すると共にデータを高速度で記録する
ためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc)等に記録されてい
る楽曲データをダビングする際、MD(Mini Disc )等
の光磁気ディスクを用いることにより、音質の劣化等を
ほとんど伴わずに楽曲データを記録することができる。
【0003】オーディオ装置を用いて楽曲データをCD
からMDにダビングする際、通常の再生速度よりも早い
速度(倍速以上)でダビングすることにより、短時間で
楽曲データをMDに記録することができる。
【0004】しかし、以上のような高速ダビングを連続
して行うことにより、同一の楽曲データが多量にコピー
されてしまう。このため、高速ダビングを行った場合、
高速ダビングに用いたCDの種類を判別し、所定のダビ
ング禁止時間内(例えば74分間)は同一種類のCDを
用いて再度高速ダビングすることを禁止することによ
り、著作権を保護するオーディオ装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記著作権保
護機能を有するオーディオ装置は、高速ダビングに用い
るCDの種類を判別しているだけなので、所定の楽曲デ
ータを高速ダビングするのに時間がかかってしまう場合
がある。
【0006】例えば、1つの楽曲データだけを高速ダビ
ングした場合でも、所定のダビング禁止時間が経過しな
い限り、同一種類のCDを用いて再び高速ダビングする
ことはできない。このため、高速ダビングしていない楽
曲データを高速ダビングしたい場合でも、上記高速ダビ
ング禁止時間の経過を待たなければならず、高速ダビン
グを終了するまでに非常に長い時間がかかってしまう場
合がある。言い換えると、著作権保護機能を備えたオー
ディオ装置は、著作権の保護と、効率の良いデータの記
録とを同時に実現することができないという問題があ
る。
【0007】従って、本発明は、著作権を保護すると共
に、効率よくデータの記録を行うデータ記録装置及びデ
ータ記録方法を提供することを目的とする。また、本発
明は、著作権を保護すると共に、効率よくデータの記録
を行うことを可能にする記録媒体を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかるデータ記録装置は、所
定の再生用媒体に記録されている所定のデータを所定の
記録用媒体に高速度で記録(高速記録)する記録手段
と、高速記録されたデータと同一の再生用媒体に記録さ
れているデータのそれぞれについて、高速記録禁止対象
であるか否かを示す禁止情報を記憶する記憶手段と、前
記禁止情報を用いて、高速記録対象のデータが高速記録
禁止対象であるか否かを判別する判別手段と、前記判別
手段が高速記録対象のデータは高速記録禁止対象でない
と判別した場合に、前記記録手段に該データを所定の記
録用媒体に高速記録させる制御手段と、から構成されて
いることを特徴とする。この発明によれば、著作権を保
護すると共に、データを効率よく記録することができ
る。
【0009】前記制御手段は、前記記録手段にデータを
高速記録させる際、該データが高速記録禁止対象である
ことを示すように前記禁止情報を更新し、前記記録手段
がデータの高速記録を開始してから所定時間が経過した
後、該データが高速記録禁止対象でないことを示すよう
に前記禁止情報を更新してもよい。
【0010】前記禁止情報は、データが高速記録禁止対
象であることを2値の一方で示し、データが高速記録禁
止対象でないことを2値の他方で示してもよい。
【0011】本発明の第2の観点にかかるデータ記録方
法は、所定の再生用媒体に記録されている所定のデータ
を所定の記録用媒体に高速度で記録(高速記録)する記
録工程と、高速記録されたデータと同一の再生用媒体に
記録されているデータのそれぞれについて、高速記録禁
止対象であるか否かを示す禁止情報を記憶する記憶工程
と、前記禁止情報を用いて、高速記録対象のデータが高
速記録禁止対象であるか否かを判別する判別工程と、前
記判別工程で高速記録対象のデータは高速記録禁止対象
でないと判別した場合に、前記記録工程で該データを所
定の記録用媒体に高速記録させる制御工程と、を備える
ことを特徴とする。
【0012】前記制御工程は、前記記録工程でデータを
高速記録させる際、該データが高速記録禁止対象である
ことを示すように前記禁止情報を更新する工程と、前記
記録工程でデータの高速記録を開始してから所定時間が
経過した後、該データが高速記録禁止対象でないことを
示すように前記禁止情報を更新する工程と、を備えても
よい。
【0013】本発明の第3の観点にかかるコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、所定の再
生用媒体に記録されている所定のデータを所定の記録用
媒体に高速度で記録(高速記録)する記録手段と、高速
記録されたデータと同一の再生用媒体に記録されている
データのそれぞれについて、高速記録禁止対象であるか
否かを示す禁止情報を記憶する記憶手段と、前記禁止情
報を用いて、高速記録対象のデータが高速記録禁止対象
であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段が高
速記録対象のデータは高速記録禁止対象でないと判別し
た場合に、前記記録手段に該データを所定の記録用媒体
に高速記録させる制御手段と、から構成されていること
を特徴とするデータ記録装置として機能させるためのプ
ログラムを記録している。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態にかか
るダビング装置について図面を参照して説明する。本発
明の実施の形態にかかるダビング装置は、オーディオ装
置等に備えられ、CD(Compact Disc)に記録されてい
る楽曲データをMD(Mini Disc )に高速度で記録(高
速ダビング)する。上記ダビング装置が行う高速ダビン
グには、2つの方式(全曲ダビングモードとプログラム
ダビングモード)がある。
【0015】全曲ダビングモードは、所定のCDに記録
されている全ての楽曲データを記録されている順番でM
Dに高速ダビングする方式である。プログラムダビング
モードは、利用者が選択する任意の楽曲データを利用者
が設定する順番で高速ダビングする方式である。上記ダ
ビング装置は、図1に示すように、再生部1と、記録部
2と、記憶部3と、表示部4と、計時部5と、入力部6
と、制御部7と、から構成されている。
【0016】再生部1は、CDを所定速度で回転させる
スピンドルモータ、所定波長のレーザ光をCDに照射
し、CDに記録されている情報(データ)を読み出す光
ピックアップ、光ピックアップをCDの径方向に移動さ
せるスレッドモータ、及び、DSP(Digital Signal P
rocessor)等から構成されている。再生部1は、所定枚
数のCDを収納し、各CDに記録されているTOC(Ta
ble Of Contents )情報を再生して制御部7に出力す
る。なお、再生部1に収納されるCDは、その収納位置
に応じて、例えばディスク1、ディスク2、・・・とい
うディスク番号により区別される。そして、各CDのT
OC情報は、各CDのディスク番号と対応付けられて制
御部7に出力される。また、再生部1は、CDに記録さ
れている所定の楽曲データを通常速度又は高速度で再生
し、記録部2に出力する。
【0017】記録部2は、MDを所定速度で回転させる
スピンドルモータ、MDに情報(データ)を記録する磁
気ヘッド、MDに所定波長のレーザ光を照射し、MDに
記録されている情報(データ)を読み出す光ピックアッ
プ、磁気ヘッド及び光ピックアップをMDの径方向に移
動させるスレッドモータ、及び、DSP(Digital Sign
al Processor)等から構成されている。記録部2は、M
Dを収納し、再生部1が通常速度で再生した楽曲データ
をMDに通常速度で記録し、再生部1が高速度で再生し
た楽曲データをMDに高速度で記録する。
【0018】記憶部3は、RAM(Random Access Memo
ry)等から構成され、再生部1に収納されているCDの
TOC情報、及び、楽曲データの著作権を保護するため
の著作権情報を記憶する。
【0019】TOC情報は、図2(a)に示すように、
CDの最大トラック数(MAX TNO )、トータル再生時間
(TOTAL TIME)、及び、各楽曲データの通常速度での再
生時間(個別再生時間)等から構成され、上記ディスク
番号と対応付けられて記憶される。著作権情報は、図2
(b)に示すように、CDの最大トラック数(MAX TNO
)、トータル再生時間(TOTAL TIME)、及び、著作権
保護用フラグから構成されている。なお、上記トータル
再生時間は、図2(a)及び図2(b)に示すように、
○○分○○秒○○フレームのように表される。そして、
CDの種類は、上記最大トラック数及びトータル再生時
間により識別される。また、上記著作権保護用フラグ
は、CDに記録されている各楽曲データが高速ダビング
禁止対象であるか否かを2値で示す。例えば、高速ダビ
ング禁止対象である場合を1、高速ダビング禁止対象で
ない場合を0(ゼロ)で示す。このため、著作権保護用
フラグは、CDに記録可能な楽曲データの最大数(例え
ば99)と同一数のビットから構成されている。
【0020】表示部4は、液晶パネル等から構成され、
ダビング装置の動作状況等を所定の文字列やマーク等に
より表示する。
【0021】計時部5は、楽曲データ毎に設定され、高
速ダビングされた楽曲データの再高速ダビングを禁止す
る高速ダビング禁止時間(例えば74分)を計測する。
具体的には、計時部5は、制御部7から供給される高速
ダビング開始信号に応答して、高速ダビングを開始され
た楽曲データの高速ダビング禁止時間を計測する。そし
て、計時部5は、高速ダビング禁止時間が経過すると、
高速ダビング禁止時間が経過した楽曲データを示す経過
信号を制御部7に出力する。なお、計時部5は、例えば
楽曲データ毎に74分のタイマをセットして高速ダビン
グ禁止時間をカウントしてもよく、所定時間毎に高速ダ
ビング開始信号を供給された時刻と現在時刻との差を取
って高速ダビング禁止時間を計測してもよい。
【0022】入力部6は、複数の入力ボタン等を備え、
ダビング装置の利用者により操作される。入力部6は、
利用者の操作に従って、高速ダビングを実行するための
様々な信号を制御部7に出力する。例えば、入力部6
は、上記全曲ダビングモードで高速ダビングするか、又
は、上記プログラムダビングモードで高速ダビングする
かを示すモード信号を制御部7に出力する。また、入力
部6は、全曲ダビングモードで高速ダビングする際、高
速ダビング対象となるCDのディスク番号を全曲ダビン
グ開始信号として制御部7に出力する。また、入力部6
は、プログラムダビングモードで高速ダビングする際、
高速ダビング対象の楽曲データが記録されているCDの
ディスク番号とトラック番号、及び、高速ダビングする
順番を示すプログラムダビング開始信号を制御部7に出
力する。
【0023】制御部7は、CPU(Central Processing
Unit )及び周辺LSI(Large Scale Integration )
等から構成されるマイクロコンピュータ等から構成さ
れ、ダビング装置を構成する上記各部の動作を制御す
る。制御部7は、入力部6から供給される上記全曲ダビ
ング開始信号に応答して後述する全曲ダビング処理を行
い、所定の楽曲データをCDからMDに高速ダビングす
る。また、制御部7は、入力部6から供給される上記プ
ログラムダビング開始信号に応答して後述するプログラ
ムダビング処理を行い、所定の楽曲データを所定の順番
でCDからMDに高速ダビングする。また、制御部7
は、高速ダビングする際、上記TOC情報から上記著作
権情報を作成する。また、制御部7は、高速ダビングの
開始時に高速ダビング開始信号を計時部5に出力し、上
記高速ダビング禁止時間を計測させる。また、制御部7
は、計時部5から供給される上記経過信号に応答して、
高速ダビング禁止時間が経過した楽曲データの著作権保
護用フラグを1から0にリセットする。そして、制御部
7は、全楽曲データの著作権保護用フラグがゼロとなっ
たCDに関する情報を、例えば所定データを上書きする
ことにより、著作権情報から完全に消去する。なお、制
御部7の詳しい動作については後述する。
【0024】次に、以上のように構成されたダビング装
置の動作について説明する。始めに、ダビング装置の利
用者は、高速ダビング対象の楽曲データを記録している
所定枚数のCDを再生部1にセットし、ダビング先であ
るMDを記録部2にセットする。
【0025】再生部1は、セットされたCDのTOC情
報を再生する。そして、再生部1は、再生したTOC情
報と、CDのディスク番号とをそれぞれ対応付けて制御
部7に出力する。
【0026】制御部7は、再生部1から供給される、デ
ィスク番号と対応付けられたTOC情報を記憶部3に記
憶させる。その後、ダビング装置の利用者は、入力部6
を所定の手順で操作し、高速ダビングの方式(全曲ダビ
ングモード又はプログラムダビングモード)を選択す
る。
【0027】(1)プログラムダビングモード ダビング装置の利用者がプログラムダビングモードを選
択すると、入力部6は、プログラムダビングモードで高
速ダビングすることを示すモード信号を制御部7に出力
する。
【0028】制御部7は、入力部6から供給される上記
モード信号に応答して表示部4を制御し、高速ダビング
する楽曲データの選択を指示するメッセージ等を表示す
る。ダビング装置の利用者は、表示部4が表示するメッ
セージ等に従って入力部6を操作し、高速ダビングする
楽曲データを選択する。具体的には、利用者は、高速ダ
ビングする楽曲データが記録されているCDのディスク
番号、及び、高速ダビングする楽曲データが何番目に記
録されているかを示すトラック番号を、高速ダビングす
る順番に選択(入力)する。
【0029】入力部6は、利用者が選択したディスク番
号とトラック番号、及び、ダビングする順番を示すプロ
グラムダビング開始信号を制御部7に出力する。なお、
ダビングする順番は、利用者がディスク番号及びトラッ
ク番号を選択した順番により設定される。制御部7は、
入力部6から供給されるプログラムダビング開始信号に
応答して、図3に示すプログラムダビング処理を開始す
る。
【0030】始めに、制御部7は、プログラムダビング
開始信号が示すディスク番号及びトラック番号を1つ、
例えばダビング順が1番のディスク番号及びトラック番
号を取得する。そして、制御部7は、取得したディスク
番号のCDに関する情報が記憶部3の著作権情報に記録
されているか否かを判別する(ステップS101)。具
体的には、制御部7は、記憶部3が記憶しているTOC
情報から、取得したディスク番号のCDの最大トラック
数及びトータル再生時間を取得する。そして、制御部7
は、取得した最大トラック数及びトータル再生時間と一
致するものが上記著作権情報に記録されているか否かを
判別する。これにより、制御部7は、取得したディスク
番号のCDに関する情報が記憶部3の著作権情報に記録
されているか否かを判別する。
【0031】著作権情報に記録されていると判別した場
合(ステップS101;YES)、制御部7は、著作権
情報の著作権保護用フラグから、高速ダビングする楽曲
データは高速ダビング禁止対象であるか否かを判別する
(ステップS102)。具体的には、制御部7は、上記
プログラムダビング開始信号から取得したトラック番号
と同一番目のビットが1であるか0であるかを判別す
る。例えば、取得したトラック番号が3である場合、制
御部7は、著作権保護用フラグの3ビット目が1である
か0であるかを判別する。これにより、制御部7は、高
速ダビングする楽曲データが高速ダビング禁止対象であ
るか否かを判別する。
【0032】高速ダビング禁止対象でないと判別した場
合(ステップS102;NO)、制御部7は、後述する
ステップS105の処理を行う。一方、高速ダビング禁
止対象であると判別した場合(ステップS102;YE
S)、制御部7は、表示部4を制御し、プログラムした
楽曲データは高速ダビング禁止対象である旨のメッセー
ジ等を表示し(ステップS103)、後述するステップ
S107の処理を行う。なお、この際、制御部7は、計
時部5から高速ダビング禁止時間の残り時間を取得し、
表示部4に表示させてもよい。
【0033】上記ステップS101の処理で著作権情報
に記録されていないと判別した場合(ステップS10
1;NO)、制御部7は、記憶部3のTOC情報から上
記著作権情報を作成して記憶部3に記憶させる(ステッ
プS104)。なお、この時点では、新たに作成した著
作権情報の著作権保護用フラグは全てゼロ、即ち、全て
の楽曲データは高速ダビング禁止対象でないことを示し
ている。
【0034】その後、制御部7は、高速ダビングする楽
曲データの著作権保護用フラグに1を立てる(ステップ
S105)。具体的には、制御部7は、上記プログラム
ダビング開始信号から取得したトラック番号と同一番目
のビットに1を立てる。例えば、取得したトラック番号
が3である場合、制御部7は、著作権保護用フラグの3
ビット目に1を立て、著作権保護用フラグを更新する。
【0035】続いて、制御部7は、再生部1及び記録部
2を制御し、上記プログラムダビング開始信号から取得
したディスク番号及びトラック番号に記録されている楽
曲データをCDからMDに高速ダビングする(ステップ
S106)。この際、制御部7は、高速ダビング開始信
号を計時部5に出力し、高速ダビングを開始した楽曲デ
ータの高速ダビング禁止時間を計測させる。
【0036】そして、制御部7は、次の高速ダビング対
象である楽曲データが存在するか否かを判別する(ステ
ップS107)。存在すると判別した場合(ステップS
107;YES)、制御部7は、ステップS101にリ
ターンする。一方、存在しないと判別した場合(ステッ
プS107;NO)、制御部7は、プログラムダビング
処理を終了する。
【0037】以上のように、CDの種類だけでなく、各
楽曲データが高速ダビング禁止対象であるか否かを示す
情報を著作権情報として作成することにより、楽曲デー
タ毎に高速ダビングを実行するか否かを判別することが
できる。具体的には、CDの最大トラック数及びトータ
ル再生時間だけでなく、上記著作権保護用フラグから著
作権情報を構成することにより、高速ダビングする楽曲
データとその順番を自由に設定することができる。この
ため、各楽曲データの著作権を保護すると共に、効率よ
く楽曲データの高速ダビングを行うことができる。
【0038】(2)全曲ダビングモード ダビング装置の利用者が全曲ダビングモードを選択する
と、入力部6は、全曲ダビングモードで高速ダビングす
ることを示すモード信号を制御部7に出力する。制御部
7は、入力部6から供給される上記モード信号に応答し
て表示部4を制御し、高速ダビングする楽曲データを記
録しているCDの選択を指示するメッセージ等を表示す
る。
【0039】ダビング装置の利用者は、表示部4が表示
するメッセージ等に従って入力部6を操作し、高速ダビ
ングする楽曲データを記録しているCDのディスク番号
を選択する。入力部6は、利用者が選択したディスク番
号を示す全曲ダビング開始信号を制御部7に出力する。
制御部7は、入力部6から供給される全曲ダビング開始
信号に応答して、図4に示す全曲ダビング処理を開始す
る。
【0040】始めに、制御部7は、全曲ダビング開始信
号が示すディスク番号のCDに関する情報が記憶部3の
著作権情報に記録されているか否かを判別する(ステッ
プS201)。具体的には、制御部7は、記憶部3が記
憶しているTOC情報から、取得したディスク番号のC
Dの最大トラック数及びトータル再生時間を取得する。
そして、制御部7は、取得した最大トラック数及びトー
タル再生時間と一致するものが上記著作権情報に記録さ
れているか否かを判別する。これにより、制御部7は、
取得したディスク番号のCDに関する情報が記憶部3の
著作権情報に記録されているか否かを判別する。
【0041】著作権情報に記録されていると判別した場
合(ステップS201;YES)、制御部7は、CDに
記録されている楽曲データの中に高速ダビング禁止対象
の楽曲データが存在すると判別し、全曲ダビング処理を
終了する。なお、この際、制御部7は、表示部4を制御
し、高速ダビング禁止対象の楽曲データがあるため高速
ダビングを終了する旨のメッセージを表示してもよい。
【0042】一方、著作権情報に記録されていないと判
別した場合(ステップS201;NO)、制御部7は、
記憶部3のTOC情報から上記著作権情報を作成し、記
憶部3に記録させる(ステップS202)。なお、この
時点では、新たに作成した著作権情報の著作権保護用フ
ラグは全てゼロ、即ち、全ての楽曲データは高速ダビン
グ禁止対象でないことを示している。
【0043】次に、制御部7は、高速ダビングする楽曲
データの著作権保護用フラグに1を立てる(ステップS
203)。例えば、高速ダビングする楽曲データがCD
の1番目に記録されている場合、制御部7は、著作権保
護用フラグの1ビット目に1を立てる。
【0044】そして、制御部7は、再生部1及び記録部
2を制御し、著作権保護用フラグに1を立てた楽曲デー
タをCDからMDに高速ダビングする(ステップS20
4)。この際、制御部7は、高速ダビング開始信号を計
時部5に出力し、高速ダビングを開始した楽曲データの
高速ダビング禁止時間を計測させる。
【0045】その後、制御部7は、次の高速ダビング対
象の楽曲データが存在するか否かを判別する(ステップ
S205)。存在すると判別した場合(ステップS20
5;YES)、制御部7は、ステップS203にリター
ンする。一方、存在しないと判別した場合、即ち、所定
のCDに記録されている全ての楽曲データを高速ダビン
グしたと判別した場合(ステップS205;NO)、制
御部7は、全曲ダビング処理を終了する。
【0046】以上のようにして、所定のCDに記録され
ている全ての楽曲データがMDに順次高速ダビングされ
る。また、所定のCDに高速ダビング禁止対象の楽曲デ
ータが含まれる場合は高速ダビングを行わないので、楽
曲データの著作権を保護することができる。
【0047】(具体例)次に、上記ダビング装置の動作
を、それぞれ異なるCDに記録されている3つの楽曲デ
ータを高速ダビングする場合について説明する。始め
に、ダビング装置の利用者は、高速ダビング対象の楽曲
データを記録している3枚のCDを再生部1にセット
し、ダビング先であるMDを記録部2にセットする。
【0048】再生部1は、所定位置にセットされた各C
Dに記録されているTOC情報を再生し、図5(a)に
示すように、各CDのディスク番号と対応付けて制御部
7に出力する。制御部7は、再生部1から供給される、
ディスク番号と対応付けられたTOC情報を記憶部3に
記憶させる。
【0049】その後、ダビング装置の利用者は、入力部
6を所定の手順で操作し、高速ダビングの方式(全曲ダ
ビングモード又はプログラムダビングモード)を選択す
る。この場合、ダビング装置の利用者は、プログラムダ
ビングモードを選択する。これにより、入力部6は、プ
ログラムダビングモードで高速ダビングすることを示す
モード信号を制御部7に出力する。制御部7は、入力部
6から供給される上記モード信号に応答して表示部4を
制御し、高速ダビングする楽曲データの選択を指示する
メッセージ等を表示する。
【0050】ダビング装置の利用者は、表示部4が表示
するメッセージ等に従って入力部6を操作し、高速ダビ
ングする楽曲データが記録されているCDのディスク番
号及びトラック番号をダビングする順番で選択する。具
体的には、利用者は、1番目にディスク2及びトラック
1を、2番目にディスク3及びトラック2を、3番目に
ディスク1及びトラック3を選択する。これにより、1
番目にディスク2のトラック1に記録されている楽曲デ
ータを、2番目にディスク3のトラック2に記録されて
いる楽曲データを、3番目にディスク1のトラック3に
記録されている楽曲データを高速ダビングすることが設
定される。
【0051】入力部6は、利用者が選択したディスク番
号とトラック番号、及び、ダビングする順番を示すプロ
グラムダビング開始信号を制御部7に出力する。なお、
ダビングする順番は、利用者がディスク番号及びトラッ
ク番号を選択した順番により設定される。制御部7は、
入力部6から供給されるプログラムダビング開始信号に
応答して、図3に示すプログラムダビング処理を開始す
る。
【0052】始めに、制御部7は、上記プログラムダビ
ング開始信号から、ダビング順が1番であるディスク番
号及びトラック番号としてディスク2及びトラック1を
取得する。そして、制御部7は、記憶部3のTOC情報
から、ディスク2のCDの最大トラック数及びトータル
再生時間を取得し、これらと一致するものが記憶部3の
著作権情報に記録されているか否かを判別する。これに
より、制御部7は、ディスク2のCDに関する情報が記
憶部3の著作権情報に記録されているか否かを判別する
(ステップS101)。なお、記憶部3は、図5(b)
に示す著作権情報を記憶している。
【0053】この場合、図5(a)及び図5(b)に示
すように、ディスク2のCDの最大トラック数及びトー
タル再生時間と一致するものは著作権情報に記録されて
いない。このため、制御部7は、著作権情報に記録され
ていないと判別し(ステップS101;NO)、図6
(a)に示すように、ディスク2のCDに関する著作権
情報を作成して記憶部3に記憶させる。なお、この時点
では、図6(a)に示すように、新たに作成した著作権
情報の著作権保護用フラグは全てゼロである。
【0054】その後、制御部7は、高速ダビングする楽
曲データの著作権保護用フラグに1を立てる(ステップ
S105)。具体的には、制御部7は、上記プログラム
ダビング開始信号から取得したトラック番号が1である
ので、図6(b)に示すように、著作権保護用フラグの
1ビット目に1を立てる。
【0055】続いて、制御部7は、再生部1及び記録部
2を制御し、ダビング順が1番であるディスク2のトラ
ック1に記録されている楽曲データをCDからMDに高
速ダビングする(ステップS106)。この際、制御部
7は、高速ダビング開始信号を計時部5に出力し、高速
ダビングを開始した楽曲データの高速ダビング禁止時間
を計測させる。
【0056】そして、制御部7は、次の高速ダビング対
象である楽曲データが存在するか否かを判別する(ステ
ップS107)。この場合、制御部7は、存在すると判
別し(ステップS107;YES)、ステップS101
にリターンする。そして、制御部7は、ダビング順が2
番であるディスク3のトラック2に記録されている楽曲
データについて上記処理を行う。
【0057】但し、図5(a)及び図5(b)に示すよ
うに、ディスク3のCDの最大トラック数及びトータル
再生時間と一致するものが著作権情報に記録されてい
る。このため、制御部7は、上記ステップS101の処
理で、著作権情報に記録されていると判別する(ステッ
プS101;YES)。
【0058】そして、制御部7は、ディスク3のトラッ
ク2に記録されている楽曲データが高速ダビング禁止対
象であるか否かを判別する(ステップS102)。具体
的には、制御部7は、ディスク3のCDに関する著作権
情報を構成する著作権保護用フラグの2ビット目が1で
あるか否かを判別する。
【0059】図5(b)に示すように、ディスク3のC
Dに関する著作権情報を構成する著作権保護用フラグの
2ビット目はゼロであるので、制御部7は、ディスク3
のトラック2に記録されている楽曲データは高速ダビン
グ禁止対象でないと判別する(ステップS102;N
O)。
【0060】そして、制御部7は、ディスク3のCDに
関する著作権情報を構成する著作権保護用フラグの2ビ
ット目に1を立て(ステップS105)、ディスク3の
トラック2に記録されている楽曲データをCDからMD
に高速ダビングする(ステップS106)。
【0061】その後、制御部7は、次の高速ダビング対
象である楽曲データが存在するか否かを判別する(ステ
ップS107)。この場合、制御部7は、存在すると判
別し(ステップS107;YES)、ステップS101
にリターンする。そして、制御部7は、ダビング順が3
番であるディスク1のトラック3に記録されている楽曲
データについて上記処理を行う。
【0062】図5(a)及び図5(b)に示すように、
ディスク1のCDの最大トラック数及びトータル再生時
間と一致するものが著作権情報に記録されているため、
制御部7は、上記と同様に、ステップS101の処理
で、著作権情報に記録されていると判別する(ステップ
S101;YES)。
【0063】そして、制御部7は、ディスク1のトラッ
ク3に記録されている楽曲データが高速ダビング禁止対
象であるか否かを判別する(ステップS102)。具体
的には、制御部7は、ディスク1のCDに関する著作権
情報を構成する著作権保護用フラグの3ビット目が1で
あるか否かを判別する。
【0064】図5(b)に示すように、ディスク1のC
Dに関する著作権情報を構成する著作権保護用フラグの
3ビット目は1であるので、制御部7は、ディスク1の
トラック3に記録されている楽曲データは高速ダビング
禁止対象であると判別する(ステップS102;YE
S)。
【0065】そして、制御部7は、表示部4を制御し、
ディスク1のトラック3に記録されている楽曲データは
高速ダビング禁止対象である旨のメッセージ等を表示し
(ステップS103)、次の高速ダビング対象である楽
曲データが存在するか否かを判別する(ステップS10
7)。
【0066】この場合、高速ダビング対象として設定し
た楽曲データは3つであるので、制御部7は、存在しな
いと判別し(ステップS107;NO)、プログラムダ
ビング処理を終了する。
【0067】以上のように、CDの種類だけでなく、各
楽曲データが高速ダビング禁止対象であるか否かを示す
情報を著作権情報として作成することにより、楽曲デー
タ毎に高速ダビングを実行するか否かを判別することが
できる。具体的には、CDの最大トラック数及びトータ
ル再生時間だけでなく、上記著作権保護用フラグから著
作権情報を構成することにより、高速ダビングする楽曲
データとその順番を自由に設定することができる。この
ため、各楽曲データの著作権を保護すると共に、効率よ
く楽曲データの高速ダビングを行うことができる。
【0068】なお、上記実施の形態では、プログラムダ
ビング処理で、高速ダビング禁止対象の楽曲データを高
速ダビングせず、高速ダビング禁止対象でない楽曲デー
タのみを高速ダビングする例を示した。しかし、プログ
ラムダビング処理で高速ダビング禁止対象の楽曲データ
に対する処理を、ダビング装置の利用者が選択できるよ
うにしてもよい。
【0069】例えば、高速ダビング禁止対象の楽曲デー
タを通常速度でダビングする(通常ダビング)か、高速
ダビング禁止対象の楽曲データを飛ばして次の楽曲デー
タを高速ダビングする(スキップ)か、又は、プログラ
ムダビング処理を終了する(終了)か、を利用者が選択
できるようにしてもよい。
【0070】具体的には、図7に示すように、プログラ
ムダビング処理のステップS102で高速ダビング対象
の楽曲データは高速ダビング禁止対象であると判別した
場合(ステップS102;YES)、制御部7は、利用
者が選択する処理方法(通常ダビング、スキップ、又
は、終了)を判別する(ステップS301)。なお、処
理方法の選択は、高速ダビングする楽曲データを設定す
る際に行ってもよく、制御部7がステップS301で処
理方法の選択を指示するメッセージ等を表示部4に表示
させて行ってもよい。
【0071】通常ダビングすると判別した場合(ステッ
プS301;通常)、制御部7は、再生部1及び記録部
2を制御し、高速ダビング禁止対象であると判別した楽
曲データを通常速度でCDからMDにダビングする(ス
テップS302)。そして、制御部7は、表示部4を制
御し、通常速度でダビングを実行していることを表示し
(ステップS303)、ステップS107の処理を行
う。
【0072】また、スキップすると判別した場合(ステ
ップS301;スキップ)、制御部7は、表示部4を制
御し、高速ダビング禁止対象であるためダビングしない
旨を表示し(ステップS304)、ステップS107の
処理を行う。
【0073】また、プログラムダビング処理を終了する
と判別した場合(ステップS301;終了)、制御部7
は、表示部4を制御し、高速ダビング禁止対象の楽曲デ
ータが存在するためプログラムダビング処理を終了する
旨を表示し(ステップS305)、プログラムダビング
処理を終了する。以上のように、楽曲データ毎の著作権
情報を作成するため、楽曲データ毎に様々な処理を行う
ことができ、各楽曲データの著作権を保護すると共に、
効率よく楽曲データのダビングを行うことができる。
【0074】また、上記著作権情報の著作権保護用フラ
グを構成するビットの数は、CDの容量やフォーマット
等の変化に応じて、CDに記録可能な楽曲データの最大
数と同一となるように変更してもよい。
【0075】また、上記著作権情報を構成する著作権保
護用フラグの代わりに、楽曲データが高速ダビング済で
あるか否かを示すために、例えば、楽曲データが示す楽
曲固有の情報であるISRC(International Standard
Recording Code )等を用いてもよい。
【0076】また、上記ダビング装置は、CDからMD
への楽曲データの高速ダビングだけでなく、プログラム
やデータ等の高速ダビング一般に適用することができ
る。例えば、CD−RAM、DVD−RAM等の記録媒
体に画像データやプログラム等を高速ダビングする場合
にも適用することができる。
【0077】また、本発明の装置は、専用の装置を用い
る必要はなく、通常のコンピュータにより実現すること
ができる。例えば、コンピュータに上記した各処理を実
行させるためのプログラム及びデータを記録媒体(フロ
ッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等)に記録
して配布し、これをインストールしてOS上で実行する
ことにより、この発明の装置を実現できる。また、プロ
グラム及びデータは、CD−ROM等に限らず、通信回
線等を介して配布してもよい。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、データの著作権を保護すると共に、データを
効率よく記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるダビング装置の構
成図である。
【図2】(a)は、図1に示すダビング装置を構成する
記憶部が記憶するTOC(Table Of Contents )情報を
示す図であり、(b)は、記憶部が記憶する著作権情報
を示す図である。
【図3】図1に示すダビング装置を構成する制御部が行
うプログラムダビング処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1に示すダビング装置を構成する制御部が行
う全曲ダビング処理を示すフローチャートである。
【図5】(a)は、図1に示すダビング装置を構成する
記憶部が記憶するTOC情報の具体例を示す図であり、
(b)は、記憶部が記憶する著作権情報の具体例を示す
図である。
【図6】(a)は、図5(b)の著作権情報に新たな著
作権情報を追加した例を示す図であり、(b)は、新た
に追加した著作権情報の著作権保護用フラグを更新した
例を示す図である。
【図7】図1に示すダビング装置を構成する制御部が行
うプログラムダビング処理の変形例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 再生部 2 記録部 3 記憶部 4 表示部 5 計時部 6 入力部 7 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の再生用媒体に記録されている所定の
    データを所定の記録用媒体に高速記録する記録手段と、 高速記録されたデータと同一の再生用媒体に記録されて
    いるデータのそれぞれについて、高速記録禁止対象であ
    るか否かを示す禁止情報を記憶する記憶手段と、 前記禁止情報を用いて、高速記録対象のデータが高速記
    録禁止対象であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段が高速記録対象のデータは高速記録禁止対
    象でないと判別した場合に、前記記録手段に該データを
    所定の記録用媒体に高速記録させる制御手段と、 から構成されていることを特徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記記録手段にデータを
    高速記録させる際、該データが高速記録禁止対象である
    ことを示すように前記禁止情報を更新し、前記記録手段
    がデータの高速記録を開始してから所定時間が経過した
    後、該データが高速記録禁止対象でないことを示すよう
    に前記禁止情報を更新する、ことを特徴とする請求項1
    に記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】前記禁止情報は、データが高速記録禁止対
    象であることを2値の一方で示し、データが高速記録禁
    止対象でないことを2値の他方で示す、ことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】所定の再生用媒体に記録されている所定の
    データを所定の記録用媒体に高速記録する記録工程と、 高速記録されたデータと同一の再生用媒体に記録されて
    いるデータのそれぞれについて、高速記録禁止対象であ
    るか否かを示す禁止情報を記憶する記憶工程と、 前記禁止情報を用いて、高速記録対象のデータが高速記
    録禁止対象であるか否かを判別する判別工程と、 前記判別工程で高速記録対象のデータは高速記録禁止対
    象でないと判別した場合に、前記記録工程で該データを
    所定の記録用媒体に高速記録させる制御工程と、 を備えることを特徴とするデータ記録方法。
  5. 【請求項5】前記制御工程は、 前記記録工程でデータを高速記録させる際、該データが
    高速記録禁止対象であることを示すように前記禁止情報
    を更新する工程と、 前記記録工程でデータの高速記録を開始してから所定時
    間が経過した後、該データが高速記録禁止対象でないこ
    とを示すように前記禁止情報を更新する工程と、 を備えることを特徴とする請求項4に記載のデータ記録
    方法。
  6. 【請求項6】コンピュータを、 所定の再生用媒体に記録されている所定のデータを所定
    の記録用媒体に高速記録する記録手段と、 高速記録されたデータと同一の再生用媒体に記録されて
    いるデータのそれぞれについて、高速記録禁止対象であ
    るか否かを示す禁止情報を記憶する記憶手段と、 前記禁止情報を用いて、高速記録対象のデータが高速記
    録禁止対象であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段が高速記録対象のデータは高速記録禁止対
    象でないと判別した場合に、前記記録手段に該データを
    所定の記録用媒体に高速記録させる制御手段と、 から構成されていることを特徴とするデータ記録装置と
    して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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