JP2002049458A - キーボードを含むリストバンドを有する携帯物 - Google Patents
キーボードを含むリストバンドを有する携帯物Info
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- G04G21/00—Input or output devices integrated in time-pieces
- G04G21/08—Touch switches specially adapted for time-pieces
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- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/14—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストランドにキーボードを形成させ、ケース
内にプロセッサを備え、それらの間のでき的な接続導体
の数を少なくする。 【解決手段】 ストランド(3)内にキーボードのキー
を多数も受けるとともに、そのキーの押し下げによるス
イッチオンを検出して、そのオンとされたスイッチに対
応する信号を符号化して直列に送り出す符号化回路
(9)を設けた。
内にプロセッサを備え、それらの間のでき的な接続導体
の数を少なくする。 【解決手段】 ストランド(3)内にキーボードのキー
を多数も受けるとともに、そのキーの押し下げによるス
イッチオンを検出して、そのオンとされたスイッチに対
応する信号を符号化して直列に送り出す符号化回路
(9)を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リストバンドの長
さ方向で読みとることができるような方向を向いた記号
を有する制御キーであって、リストバンドの長さにわた
って配置されている制御キーが設けられているキーボー
ドと、上記キーボードを用いて入力されるデータの処理
装置と、リストバンドの長さ方向に表示する少なくとも
1つのディスプレイ装置と、上記キーボードを用いて入
力され、かつ上記処理装置によって処理されるキャラク
タと、携帯物の電子部品に電力を供給する電源とを含
む、リストバンドを有する携帯物に関するものである。
上記携帯物は、腕時計であることが好ましい。
さ方向で読みとることができるような方向を向いた記号
を有する制御キーであって、リストバンドの長さにわた
って配置されている制御キーが設けられているキーボー
ドと、上記キーボードを用いて入力されるデータの処理
装置と、リストバンドの長さ方向に表示する少なくとも
1つのディスプレイ装置と、上記キーボードを用いて入
力され、かつ上記処理装置によって処理されるキャラク
タと、携帯物の電子部品に電力を供給する電源とを含
む、リストバンドを有する携帯物に関するものである。
上記携帯物は、腕時計であることが好ましい。
【0002】
【従来の技術】たいていの人は、通常、腕時計や、リス
トバンド、アラーム信号発生装置、アクセサリまたは製
品を収容するためのコンパートメントを有する装置、ま
たはその他の装置のような様々な携帯物を腕に装着して
いる。一般にこのような人々は、どこにいる場合であっ
ても時間を知る必要を感じているため、腕時計は日常活
動において最も一般的に用いられる物体である。
トバンド、アラーム信号発生装置、アクセサリまたは製
品を収容するためのコンパートメントを有する装置、ま
たはその他の装置のような様々な携帯物を腕に装着して
いる。一般にこのような人々は、どこにいる場合であっ
ても時間を知る必要を感じているため、腕時計は日常活
動において最も一般的に用いられる物体である。
【0003】従来のように時刻および日付を提供するこ
とに加え、腕時計の多くの例は、たとえば計算機や高度
計、温度計またはその他の構成要素などの付加機能装置
を備えることが提案されている。前記腕時計に組み込ま
れるこれらの付加装置は、とかく無くしたり忘れたりし
がちな他の独立した携帯装置を所持する必要性を無くす
ことができるという利点を有するものである。
とに加え、腕時計の多くの例は、たとえば計算機や高度
計、温度計またはその他の構成要素などの付加機能装置
を備えることが提案されている。前記腕時計に組み込ま
れるこれらの付加装置は、とかく無くしたり忘れたりし
がちな他の独立した携帯装置を所持する必要性を無くす
ことができるという利点を有するものである。
【0004】腕時計と組み合わされている計算機を使用
すれば、たとえば製品の価格や銀行利子の金額、または
確実な数量などを計算するために必要な場合には、種々
の専門的活動やレジャーに役立つかもしれない。英国特
許第1 574 730号は、上記のような計算機が設
けられた電子腕時計を開示している。上記のようにする
ため、上記計算機のキーは、腕時計のケースの近くにあ
る金属リストバンドの2つのストランド上に配置されて
おり、これによって上記キーは腕時計の装着者の指を用
いて容易に操作できると共に、デジタル時刻および日付
表示を補足するデジタル・ディスプレイ上に示される数
字を読み取ることが可能である。上記キーはすべて、腕
時計のケースを貫通する導線ストリップによって、上記
腕時計ケースの内側に位置する中央処理装置に接続され
る。上記リストバンド内には、計算機に電力を供給する
ため電池も配置されている。
すれば、たとえば製品の価格や銀行利子の金額、または
確実な数量などを計算するために必要な場合には、種々
の専門的活動やレジャーに役立つかもしれない。英国特
許第1 574 730号は、上記のような計算機が設
けられた電子腕時計を開示している。上記のようにする
ため、上記計算機のキーは、腕時計のケースの近くにあ
る金属リストバンドの2つのストランド上に配置されて
おり、これによって上記キーは腕時計の装着者の指を用
いて容易に操作できると共に、デジタル時刻および日付
表示を補足するデジタル・ディスプレイ上に示される数
字を読み取ることが可能である。上記キーはすべて、腕
時計のケースを貫通する導線ストリップによって、上記
腕時計ケースの内側に位置する中央処理装置に接続され
る。上記リストバンド内には、計算機に電力を供給する
ため電池も配置されている。
【0005】上記キーはすべて、容易に使用できるよう
に、および前記腕時計の装着者がそのディスプレイ上に
示される数字および演算をチェックできるように、腕時
計ケースの近くになければならない。上記キー上の記号
は、腕時計が装着されている時に計算機が使用されると
仮定して、ディスプレイ装置上の時刻を読み取るのと同
じ方向で読み取ることができるように配される。
に、および前記腕時計の装着者がそのディスプレイ上に
示される数字および演算をチェックできるように、腕時
計ケースの近くになければならない。上記キー上の記号
は、腕時計が装着されている時に計算機が使用されると
仮定して、ディスプレイ装置上の時刻を読み取るのと同
じ方向で読み取ることができるように配される。
【0006】上記キーが腕時計ケースの近くになければ
ならないという要求事項は、ユーザーの指で押して作動
することが可能なキーの数が限定されていることを意味
する。このため、本書類において提示されているような
配列で、または逆にキーの使用は不便になるもののその
サイズを小さくすることによって、たとえば英数字のキ
ーボードに相当するような多数のキーを付加するという
考えは、思いもよらぬものである。また、腕時計ケース
を貫通する多数の導線ストリップを用いた中央装置に前
記キーを電気的に接続するということは、リストバンド
を交換することができないということである。
ならないという要求事項は、ユーザーの指で押して作動
することが可能なキーの数が限定されていることを意味
する。このため、本書類において提示されているような
配列で、または逆にキーの使用は不便になるもののその
サイズを小さくすることによって、たとえば英数字のキ
ーボードに相当するような多数のキーを付加するという
考えは、思いもよらぬものである。また、腕時計ケース
を貫通する多数の導線ストリップを用いた中央装置に前
記キーを電気的に接続するということは、リストバンド
を交換することができないということである。
【0007】計算機を含むリストバンドを有する携帯物
の別の例は、日本特許第52−0021 120号に開
示されている。計算機のキーボードにおけるいくつかの
制御キーが、リストバンドの長さ方向で読みとることが
可能であるような方向を向いた記号を有しているという
特色を備えたリストバンドのストランドの1つに配され
ている。この携帯物が作業面上に置かれた場合、この携
帯物のケース内にあるディスプレイ装置が、上記キーボ
ードを介して入力されるデータをリストバンドの長さ方
向に示すことができる。上記キーボードのすべてのキー
は、金属路によって上記携帯物のケースに組み込まれた
処理回路に接続され、これにより上記回路は受け取った
データを処理し、これをディスプレイ装置で表示する。
の別の例は、日本特許第52−0021 120号に開
示されている。計算機のキーボードにおけるいくつかの
制御キーが、リストバンドの長さ方向で読みとることが
可能であるような方向を向いた記号を有しているという
特色を備えたリストバンドのストランドの1つに配され
ている。この携帯物が作業面上に置かれた場合、この携
帯物のケース内にあるディスプレイ装置が、上記キーボ
ードを介して入力されるデータをリストバンドの長さ方
向に示すことができる。上記キーボードのすべてのキー
は、金属路によって上記携帯物のケースに組み込まれた
処理回路に接続され、これにより上記回路は受け取った
データを処理し、これをディスプレイ装置で表示する。
【0008】この例の主な欠点は、たとえ計算機がケー
スに組み込まれた場合、処理回路に接続するためには多
数の金属路が携帯物のケースを貫通しなければならない
ということにある。リストバンドがコンピュータのキー
ボードのキーを含んでいる場合、上記キーを処理回路に
接続しなければならない金属路の数は大きくなりすぎ、
携帯物のリストバンドとケースとの間の接続に対する問
題が提起される。
スに組み込まれた場合、処理回路に接続するためには多
数の金属路が携帯物のケースを貫通しなければならない
ということにある。リストバンドがコンピュータのキー
ボードのキーを含んでいる場合、上記キーを処理回路に
接続しなければならない金属路の数は大きくなりすぎ、
携帯物のリストバンドとケースとの間の接続に対する問
題が提起される。
【0009】別の欠点は、制御キーのタイプを変更した
いと思った場合にリストバンドが交換される際、上記ケ
ースを貫通するこの多くの経路は耐水性の問題を提起す
るということである。後者の場合、リストバンドは専門
家に交換してもらわなければならず、このことは欠点で
ある。
いと思った場合にリストバンドが交換される際、上記ケ
ースを貫通するこの多くの経路は耐水性の問題を提起す
るということである。後者の場合、リストバンドは専門
家に交換してもらわなければならず、このことは欠点で
ある。
【0010】同じ技術関係において、日本特許第56−
074765号は計算機型腕時計を開示している。制御
キーボードのキーは、腕時計のケースの各側にあるリス
トバンドの2つのストランド上に配される。計算機の使
用を容易にするため、腕時計のケース上に配された制御
ボタンによってディスプレイ装置のディスプレイ方向を
変更することが可能となる。
074765号は計算機型腕時計を開示している。制御
キーボードのキーは、腕時計のケースの各側にあるリス
トバンドの2つのストランド上に配される。計算機の使
用を容易にするため、腕時計のケース上に配された制御
ボタンによってディスプレイ装置のディスプレイ方向を
変更することが可能となる。
【0011】リストバンドの上記2つのストランドはキ
ーボードのキーを有しているため、各キーを腕時計のケ
ース内に収容される処理装置に接続するために上記ケー
スの2つの対向する側を貫通する金属路が存在していな
ければならない。これは二重の欠点である。また別の欠
点は、望ましい型のキーボードの機能としてリストバン
ドを変更するためには専門家が必要であるということで
ある。
ーボードのキーを有しているため、各キーを腕時計のケ
ース内に収容される処理装置に接続するために上記ケー
スの2つの対向する側を貫通する金属路が存在していな
ければならない。これは二重の欠点である。また別の欠
点は、望ましい型のキーボードの機能としてリストバン
ドを変更するためには専門家が必要であるということで
ある。
【0012】数字と文字とを有する一組のキーを備えた
腕時計の例は、英国特許第2 254 454号で提案
されている。この一組のキーは、アームに沿って延びる
と共に前記腕時計のケースも構成するような構造の一部
を形成している。前記腕時計のユーザは、キーボードの
キーを用いて、時刻表示と同じ方向、すなわちリストバ
ンドの長さに垂直な方向で、液晶ディスプレイ上に英数
字のキャラクタを入力することが可能である。
腕時計の例は、英国特許第2 254 454号で提案
されている。この一組のキーは、アームに沿って延びる
と共に前記腕時計のケースも構成するような構造の一部
を形成している。前記腕時計のユーザは、キーボードの
キーを用いて、時刻表示と同じ方向、すなわちリストバ
ンドの長さに垂直な方向で、液晶ディスプレイ上に英数
字のキャラクタを入力することが可能である。
【0013】このような腕時計は扱いにくく魅力的でな
い、さらにすべてのキーが利用可能であると共にこれを
読み取ることができなければならず、またその一方で、
ディスプレイ上になされる入力を見ることができるよう
にしなければならないため、いくつかの欠点を有してお
り、装着者には不便なものとなる可能性がある。この腕
時計は、前記キーボードが使用される際に腕に装着され
るものであるため、たとえばメッセージを打ち込むため
には片方の手しか使うことができない。
い、さらにすべてのキーが利用可能であると共にこれを
読み取ることができなければならず、またその一方で、
ディスプレイ上になされる入力を見ることができるよう
にしなければならないため、いくつかの欠点を有してお
り、装着者には不便なものとなる可能性がある。この腕
時計は、前記キーボードが使用される際に腕に装着され
るものであるため、たとえばメッセージを打ち込むため
には片方の手しか使うことができない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、上記先行技術の上述した欠点を克服し、ユーザーフ
レンドリーで製造の容易な制御キーを備えたキーボード
を有するリストバンドを携帯物に備えさせることであ
る。
は、上記先行技術の上述した欠点を克服し、ユーザーフ
レンドリーで製造の容易な制御キーを備えたキーボード
を有するリストバンドを携帯物に備えさせることであ
る。
【0015】本発明の別の目的は、上記先行技術の欠点
を克服し、リストバンドが交換される際にいかなる問題
も提起されないような、リストバンド上に配置されるキ
ーと携帯物のケース内に収容される処理装置との間でデ
ータの移動を行うためのインターフェースを提供するこ
とにある。
を克服し、リストバンドが交換される際にいかなる問題
も提起されないような、リストバンド上に配置されるキ
ーと携帯物のケース内に収容される処理装置との間でデ
ータの移動を行うためのインターフェースを提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、キーボード
のキーと携帯物体のケース内に組み込まれた処理装置と
の間の通信インターフェースとして作用する少なくとも
1つの組み込まれた符号化回路がリストバンド内に配置
されることを特徴とする携帯物によって達成される。
のキーと携帯物体のケース内に組み込まれた処理装置と
の間の通信インターフェースとして作用する少なくとも
1つの組み込まれた符号化回路がリストバンド内に配置
されることを特徴とする携帯物によって達成される。
【0017】本発明による携帯物の1つの利点は、一旦
腕から外されると適切な作業土台上に平らに置くことが
可能であるということにあり、各キー上にマークされた
文字および数字はリストバンドの長さ方向に並べられて
おり、リストバンドは、キーボードを用いてデータを入
力できるようにユーザと向き合っている。
腕から外されると適切な作業土台上に平らに置くことが
可能であるということにあり、各キー上にマークされた
文字および数字はリストバンドの長さ方向に並べられて
おり、リストバンドは、キーボードを用いてデータを入
力できるようにユーザと向き合っている。
【0018】上記キーボードのキーが置かれるリストバ
ンドの長さは、従来のコンピュータのキーボードにおけ
る文字が占有するのと同等の寸法であって構わない。上
記文字キーの位置は前記従来のキーボードのキーに相当
しており、パーソナル・コンピュータ上での作業に慣れ
ているユーザの指が上記キーを操作する上で何らかの問
題が生ずることを避けられるようになされている。
ンドの長さは、従来のコンピュータのキーボードにおけ
る文字が占有するのと同等の寸法であって構わない。上
記文字キーの位置は前記従来のキーボードのキーに相当
しており、パーソナル・コンピュータ上での作業に慣れ
ているユーザの指が上記キーを操作する上で何らかの問
題が生ずることを避けられるようになされている。
【0019】本携帯物の別の利点は、符号化回路がリス
トバンドの各ストランドに配置可能であるということで
ある。前記回路は上記キーの1つまたはその他のキーに
よって入力される情報を受け取り、リストバンドとケー
スとの間に配されるインターフェースに、2つのワイヤ
接続を介して、処理装置によって処理されるすべてのデ
ータをそのデータをディスプレイに表示させるために適
切に伝送する。組み込まれた符号化回路の、2つうち一
方の電力供給ワイヤで処理装置に伝送されるデータは、
前記組み込まれた符号化回路の供給電圧Vddに付加さ
れる、またはこれから減じられる電圧パルスである。こ
のためこの符号化回路により、上記携帯物のリストバン
ドとケースとの間のインターフェースにおける接続ワイ
ヤ数を限定することが可能となる。
トバンドの各ストランドに配置可能であるということで
ある。前記回路は上記キーの1つまたはその他のキーに
よって入力される情報を受け取り、リストバンドとケー
スとの間に配されるインターフェースに、2つのワイヤ
接続を介して、処理装置によって処理されるすべてのデ
ータをそのデータをディスプレイに表示させるために適
切に伝送する。組み込まれた符号化回路の、2つうち一
方の電力供給ワイヤで処理装置に伝送されるデータは、
前記組み込まれた符号化回路の供給電圧Vddに付加さ
れる、またはこれから減じられる電圧パルスである。こ
のためこの符号化回路により、上記携帯物のリストバン
ドとケースとの間のインターフェースにおける接続ワイ
ヤ数を限定することが可能となる。
【0020】上記携帯物は、腕時計、ディスプレイ装置
を備えたリストバンド、アラーム信号を伝送する装置、
アクセサリまたは製品を収容するためのコンパートメン
トを備えた装置、または制御キーを備えたキーボードを
有するその他の装置であってもよい。
を備えたリストバンド、アラーム信号を伝送する装置、
アクセサリまたは製品を収容するためのコンパートメン
トを備えた装置、または制御キーを備えたキーボードを
有するその他の装置であってもよい。
【0021】腕時計としての上記携帯物の別の利点は、
腕時計がユーザと向き合うリストバンドの長さを有する
作業面上に置かれ、キーボードによって入力される情報
の表示が当該腕時計の長さ方向に行われるということで
ある。このため腕時計が時刻機能に対してデジタル表示
を有する場合、当該腕時計が腕に装着されると、前記情
報のディスプレイ表示は通常の時刻機能の表示に対して
90°回転されたものとなる。キーボードのキーの1つ
またはその他のキーに基づくアクションによって時刻機
能表示が自動的に行われることは一切ない。上記キーに
基づく反復的なアクションのみによって、時刻表示モー
ドとデータ・エントリ・モードとの切り換えが行われ、
これにより入力される情報が読み取り可能となる。
腕時計がユーザと向き合うリストバンドの長さを有する
作業面上に置かれ、キーボードによって入力される情報
の表示が当該腕時計の長さ方向に行われるということで
ある。このため腕時計が時刻機能に対してデジタル表示
を有する場合、当該腕時計が腕に装着されると、前記情
報のディスプレイ表示は通常の時刻機能の表示に対して
90°回転されたものとなる。キーボードのキーの1つ
またはその他のキーに基づくアクションによって時刻機
能表示が自動的に行われることは一切ない。上記キーに
基づく反復的なアクションのみによって、時刻表示モー
ドとデータ・エントリ・モードとの切り換えが行われ、
これにより入力される情報が読み取り可能となる。
【0022】制御キーを備えたキーボードを含むリスト
バンドを有する携帯物の上記目的、利点、および特徴
は、図解される実施例に関する以下の説明において、よ
り明瞭になると思われる。
バンドを有する携帯物の上記目的、利点、および特徴
は、図解される実施例に関する以下の説明において、よ
り明瞭になると思われる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下の記述は、リストバンドを有
し、最も一般的に使用されるキーボードおよび制御キー
を備えた腕時計の形式の携帯物として説明するが、その
実施形態に限定されるものではない。また前記腕時計の
種々の部品を形成する、時計製作分野の当業者には公知
であるようなすべての部品または電子ユニットについて
は詳細には説明せず、本発明による腕時計の好ましい実
施形態を詳述する上で必要な部品についてのみ、説明す
る。
し、最も一般的に使用されるキーボードおよび制御キー
を備えた腕時計の形式の携帯物として説明するが、その
実施形態に限定されるものではない。また前記腕時計の
種々の部品を形成する、時計製作分野の当業者には公知
であるようなすべての部品または電子ユニットについて
は詳細には説明せず、本発明による腕時計の好ましい実
施形態を詳述する上で必要な部品についてのみ、説明す
る。
【0024】図1aは、時刻および日付のデジタル表示
を備えた腕時計の好ましい第一の実施形態を概略的に示
している。この腕時計1は、特に、図示されない計時回
路を収容するケース2と、上記ケースに固定される保護
ガラスの下側に封入されるドット・マトリックス型の従
来の液晶ディスプレイ装置6と、たとえば本発明の技術
分野において公知の何らかの手段によって再充電可能な
電池または蓄電池であるような、腕時計1の電子部品の
ための電源とを備えている。上記ケースは、プラスチッ
ク材料からなることが好ましい。
を備えた腕時計の好ましい第一の実施形態を概略的に示
している。この腕時計1は、特に、図示されない計時回
路を収容するケース2と、上記ケースに固定される保護
ガラスの下側に封入されるドット・マトリックス型の従
来の液晶ディスプレイ装置6と、たとえば本発明の技術
分野において公知の何らかの手段によって再充電可能な
電池または蓄電池であるような、腕時計1の電子部品の
ための電源とを備えている。上記ケースは、プラスチッ
ク材料からなることが好ましい。
【0025】2つのストランドを含むリストバンド3
は、腕時計1のケース2の2つの対向する側に、取り外
し可能なようにかつ回転軸10のまわりに回転可能なよ
うに取り付けられている。ケース2の接続部と反対側の
リストバンド3の端部には、腕時計をユーザの腕に固定
するバックル止め手段が含まれている。バックル止め手
段は、英数字用キーボードが使用される際に、作業面、
たとえば平坦面上に腕時計を置くことができるように分
離することが可能である。図1aに図解されている以外
の、本発明の技術分野における技術を有する者にとって
公知のあらゆるタイプの固定手段は、分離可能という条
件で使用することが可能である。
は、腕時計1のケース2の2つの対向する側に、取り外
し可能なようにかつ回転軸10のまわりに回転可能なよ
うに取り付けられている。ケース2の接続部と反対側の
リストバンド3の端部には、腕時計をユーザの腕に固定
するバックル止め手段が含まれている。バックル止め手
段は、英数字用キーボードが使用される際に、作業面、
たとえば平坦面上に腕時計を置くことができるように分
離することが可能である。図1aに図解されている以外
の、本発明の技術分野における技術を有する者にとって
公知のあらゆるタイプの固定手段は、分離可能という条
件で使用することが可能である。
【0026】一般的な習慣としてはリストバンドの各ス
トランド長さは等しくないが、簡素化の目的のため、図
1aでは等しい寸法のものとして示されている。
トランド長さは等しくないが、簡素化の目的のため、図
1aでは等しい寸法のものとして示されている。
【0027】主に英数字のキャラクタから形成されるキ
ーボードの40以上ある3列のキー4は、リストバンド
3の2つのストランド上に配置されている。通常はリス
トバンドの上側に間隔を空けて配されるキー4の寸法
は、ユーザの指がキーの1つまたはその他のキーを独立
して作動させることができるように選択する。キー4上
の文字および数字のマークは、腕時計の長さ方向におい
て、すなわちデジタル腕時計の従来の時刻表示に対して
90°回転した方向において読み取ることが可能となっ
ている。アルファベットの文字を表すキーは、従来のコ
ンピュータのキーボードのそれと全く同一に配列され、
腕時計が適切な平坦作業面上に置かれた場合に腕時計の
長さ方向においてディスプレイ装置6上に表示されるメ
ッセージを、たとえば両手を用いて容易に入力すること
ができるようになっている。
ーボードの40以上ある3列のキー4は、リストバンド
3の2つのストランド上に配置されている。通常はリス
トバンドの上側に間隔を空けて配されるキー4の寸法
は、ユーザの指がキーの1つまたはその他のキーを独立
して作動させることができるように選択する。キー4上
の文字および数字のマークは、腕時計の長さ方向におい
て、すなわちデジタル腕時計の従来の時刻表示に対して
90°回転した方向において読み取ることが可能となっ
ている。アルファベットの文字を表すキーは、従来のコ
ンピュータのキーボードのそれと全く同一に配列され、
腕時計が適切な平坦作業面上に置かれた場合に腕時計の
長さ方向においてディスプレイ装置6上に表示されるメ
ッセージを、たとえば両手を用いて容易に入力すること
ができるようになっている。
【0028】リストバンド3は、ユーザの腕から外され
て平坦な作業面上に置かれた時に上向きに湾曲すること
がないようにするため、ゴムのような材料で形成するこ
とが好ましい。リストバンドの長さ方向における寸法
は、従来のコンピュータ・キーボードの文字が占有する
寸法に相当するが、ただしその幅は、ほぼ3cm程度と
する。
て平坦な作業面上に置かれた時に上向きに湾曲すること
がないようにするため、ゴムのような材料で形成するこ
とが好ましい。リストバンドの長さ方向における寸法
は、従来のコンピュータ・キーボードの文字が占有する
寸法に相当するが、ただしその幅は、ほぼ3cm程度と
する。
【0029】リストバンド3の第一ストランドは、図1
aに示される17の文字とESCキーおよびSPACE
キーに加え、腕時計機能を制御するキー8を含む。図1
aにおいては8つあるキー8は、たとえば水平ディスプ
レイ・モード7bで時刻および日付を設定するため、お
よびアラームを設定するため、ならびに垂直ディスプレ
イ・モード7aに、すなわち腕時計の長さ方向に入力さ
れるメッセージを表示、移動、記憶、および削除するた
めに使用することが可能である。キー8は、水平ディス
プレイ・モードから垂直ディスプレイ・モードに、また
はその逆にするためにも使用可能である。もちろん、図
1aにおいては4つのものとして示される制御ボタン5
もまた、特に時刻機能に関してはキー8と均等な機能を
実行することが可能である。
aに示される17の文字とESCキーおよびSPACE
キーに加え、腕時計機能を制御するキー8を含む。図1
aにおいては8つあるキー8は、たとえば水平ディスプ
レイ・モード7bで時刻および日付を設定するため、お
よびアラームを設定するため、ならびに垂直ディスプレ
イ・モード7aに、すなわち腕時計の長さ方向に入力さ
れるメッセージを表示、移動、記憶、および削除するた
めに使用することが可能である。キー8は、水平ディス
プレイ・モードから垂直ディスプレイ・モードに、また
はその逆にするためにも使用可能である。もちろん、図
1aにおいては4つのものとして示される制御ボタン5
もまた、特に時刻機能に関してはキー8と均等な機能を
実行することが可能である。
【0030】通常、たとえば1分間などの所定の時間が
経過した後、英数字キャラクタを有するキー4のうちの
1つ上に何らかのアクションがない場合、腕時計は水平
ディスプレイ・モード7bで時刻および/または日付を
表示する。垂直ディスプレイ・モード7aは、腕時計が
腕から外されて作業面上に置かれている時に一定の時間
少なくとも1つのキー4を押すことによってのみ始動さ
れる。これは、垂直ディスプレイ・モード7aが導入さ
れる面に対してキー4が何らかの形で不注意に押される
ことにより、たとえば時刻および/または日付の表示が
瞬間的に消えるという結果になるのを避けるためであ
る。
経過した後、英数字キャラクタを有するキー4のうちの
1つ上に何らかのアクションがない場合、腕時計は水平
ディスプレイ・モード7bで時刻および/または日付を
表示する。垂直ディスプレイ・モード7aは、腕時計が
腕から外されて作業面上に置かれている時に一定の時間
少なくとも1つのキー4を押すことによってのみ始動さ
れる。これは、垂直ディスプレイ・モード7aが導入さ
れる面に対してキー4が何らかの形で不注意に押される
ことにより、たとえば時刻および/または日付の表示が
瞬間的に消えるという結果になるのを避けるためであ
る。
【0031】キーボード4のキーおよびファンクション
・キー8を有するリストバンド3は、異なる国で腕時計
を使用するかどうかによって、上記型のコンピュータ・
キーボードの型機能として交換することが可能である。
・キー8を有するリストバンド3は、異なる国で腕時計
を使用するかどうかによって、上記型のコンピュータ・
キーボードの型機能として交換することが可能である。
【0032】リストバンドのキー操作を起点とする、腕
時計ケース内に統合される中央処理装置への電気信号の
伝送について、図2および3を参照しながら以下の記述
において詳細に説明する。
時計ケース内に統合される中央処理装置への電気信号の
伝送について、図2および3を参照しながら以下の記述
において詳細に説明する。
【0033】図1bは、コンピュータ・キーボードを備
えた腕時計の第二の実施形態を示す。図1aの要件に対
応する図1bの要件には、同一の参照番号が付されてい
る。
えた腕時計の第二の実施形態を示す。図1aの要件に対
応する図1bの要件には、同一の参照番号が付されてい
る。
【0034】アナログ型の電子腕時計1は、特に、図示
されない計時回路と、時刻を表示する針16を駆動する
ギヤ列と組み合わされたステップ・モータとを収容する
金属ケース2と、ディスプレイ装置6と、たとえば本発
明の技術分野において公知の何らかの手段によって再充
電可能な電池または蓄電池であるような、腕時計1の電
子部品のための電源とを含む。ディスプレイ装置6は、
針16による時刻表示の文字盤を形成するドット・マト
リックス型の従来の液晶ディスプレイ装置6であって、
上記ケースに固定される保護ガラスの下側に封入されて
いる。
されない計時回路と、時刻を表示する針16を駆動する
ギヤ列と組み合わされたステップ・モータとを収容する
金属ケース2と、ディスプレイ装置6と、たとえば本発
明の技術分野において公知の何らかの手段によって再充
電可能な電池または蓄電池であるような、腕時計1の電
子部品のための電源とを含む。ディスプレイ装置6は、
針16による時刻表示の文字盤を形成するドット・マト
リックス型の従来の液晶ディスプレイ装置6であって、
上記ケースに固定される保護ガラスの下側に封入されて
いる。
【0035】本第二実施形態においては2つの部分から
なるリストバンド3は金属製であり、図1aを参照して
説明されたように、コンピュータ・キーボードのキー4
または機能制御キー8を有するリンクとして形成され
る。ほとんどのリンクが各々3つのキー4または8を有
する。一般的な習慣としては、リストバンドの各ストラ
ンド長は等しくないが、簡素化の目的のため、図1bは
各ストランドを等しい寸法のものとして示している。
なるリストバンド3は金属製であり、図1aを参照して
説明されたように、コンピュータ・キーボードのキー4
または機能制御キー8を有するリンクとして形成され
る。ほとんどのリンクが各々3つのキー4または8を有
する。一般的な習慣としては、リストバンドの各ストラ
ンド長は等しくないが、簡素化の目的のため、図1bは
各ストランドを等しい寸法のものとして示している。
【0036】図1bには示されない金属路を有する可撓
性を有するバンドは、キーを腕時計ケース2内に組み込
まれた処理装置と電気的に接続されている。このバンド
は、上記リストバンドの各リンクを貫通し、そのリンク
の各金属部からは電気的に絶縁されている。
性を有するバンドは、キーを腕時計ケース2内に組み込
まれた処理装置と電気的に接続されている。このバンド
は、上記リストバンドの各リンクを貫通し、そのリンク
の各金属部からは電気的に絶縁されている。
【0037】平行六面体形の各キー4または8の底部に
は外縁が設けられており、その外縁がキーの通路用とし
て各リンクに設けられた対応する開口の内縁に支えられ
ている。各キーは、たとえばばねまたはゴムのような環
状要素のいずれかであることが可能な従来の復帰手段に
よって、バンドから離れた位置に保持される。金属また
は導電性炭素をベースとした材料からなるディスクが各
キーの底部の下側に配置され、キーが押された際には2
つの金属路が短絡し、ディスプレイ表示される記号の処
理装置に対して対応する電気的コマンドが与えられる。
は外縁が設けられており、その外縁がキーの通路用とし
て各リンクに設けられた対応する開口の内縁に支えられ
ている。各キーは、たとえばばねまたはゴムのような環
状要素のいずれかであることが可能な従来の復帰手段に
よって、バンドから離れた位置に保持される。金属また
は導電性炭素をベースとした材料からなるディスクが各
キーの底部の下側に配置され、キーが押された際には2
つの金属路が短絡し、ディスプレイ表示される記号の処
理装置に対して対応する電気的コマンドが与えられる。
【0038】図1aを参照して説明されているように、
ケース2との接続部と反対側のリストバンド3の端部
は、コンピュータ・キーボードが使用される際に平坦面
上で腕時計を配置することができるようにするため分離
可能でなければならないような固定手段を含む。
ケース2との接続部と反対側のリストバンド3の端部
は、コンピュータ・キーボードが使用される際に平坦面
上で腕時計を配置することができるようにするため分離
可能でなければならないような固定手段を含む。
【0039】機能制御キー8および制御ボタン5には、
特に時刻および/または日付調整クラウンが含まれる
が、図1aの第一実施形態を参照して説明されたのと同
一の機能を実行することが可能である。
特に時刻および/または日付調整クラウンが含まれる
が、図1aの第一実施形態を参照して説明されたのと同
一の機能を実行することが可能である。
【0040】図2は、コンピュータ・キーボードのキー
またはファンクション・キーと腕時計ケース2内に組み
込まれた部品との間の電気信号の伝送に必要な電子部品
を概略的に示している。
またはファンクション・キーと腕時計ケース2内に組み
込まれた部品との間の電気信号の伝送に必要な電子部品
を概略的に示している。
【0041】リストバンド3の2つのストランドは、そ
のうち一方のみが図2に示されており、各々、腕時計ケ
ース2に接続されるリストバンド3の端部近くにある組
み込まれた符号化回路9を含む。組み込まれた符号化回
路は、一方では金属路15によって、コンピュータ・キ
ーボードのキーまたは腕時計機能制御キーの各々から形
成される一連のスイッチ14に接続され、他方では2つ
の金属路17および18によって、腕時計ケース2に接
続されるリストバンド3の端部において2つの導電性切
り欠き12に接続される。各金属路の幅は、ほぼ0.1
5mm程度であってもよい。スイッチ14の1つまたは
その他のスイッチがそれらの対応するキーを押すことに
よって閉じられ、キー記号情報を組み込まれた符号化回
路9に与える。
のうち一方のみが図2に示されており、各々、腕時計ケ
ース2に接続されるリストバンド3の端部近くにある組
み込まれた符号化回路9を含む。組み込まれた符号化回
路は、一方では金属路15によって、コンピュータ・キ
ーボードのキーまたは腕時計機能制御キーの各々から形
成される一連のスイッチ14に接続され、他方では2つ
の金属路17および18によって、腕時計ケース2に接
続されるリストバンド3の端部において2つの導電性切
り欠き12に接続される。各金属路の幅は、ほぼ0.1
5mm程度であってもよい。スイッチ14の1つまたは
その他のスイッチがそれらの対応するキーを押すことに
よって閉じられ、キー記号情報を組み込まれた符号化回
路9に与える。
【0042】リストバンドが開口部10および13を貫
通するプラスチックのピンによってケースに固定される
と、少なくとも一方の壁が導電性を有する2つの切り欠
き12が、電源およびデータを伝送するためのプラスチ
ック腕時計ケース2から突出している相補的形状の2つ
の金属ソケット11と機械的に接触する。
通するプラスチックのピンによってケースに固定される
と、少なくとも一方の壁が導電性を有する2つの切り欠
き12が、電源およびデータを伝送するためのプラスチ
ック腕時計ケース2から突出している相補的形状の2つ
の金属ソケット11と機械的に接触する。
【0043】腕時計ケース内の処理装置19は電池また
は蓄電池で形成される電源20によって電圧Valim
の電力が供給される。処理装置19は、2つの供給ライ
ンを介して組み込まれた各符号化回路9と通信する。リ
ストバンド3が腕時計ケース2に接続されると、第一供
給ラインGNDがリストバンド内の金属路17に接続さ
れ、第二伝送ラインVDD+SIGが金属路18に接続
される。
は蓄電池で形成される電源20によって電圧Valim
の電力が供給される。処理装置19は、2つの供給ライ
ンを介して組み込まれた各符号化回路9と通信する。リ
ストバンド3が腕時計ケース2に接続されると、第一供
給ラインGNDがリストバンド内の金属路17に接続さ
れ、第二伝送ラインVDD+SIGが金属路18に接続
される。
【0044】キーボードまたはファンクション・キーの
うちの1つを押すことによって、これに対応するスイッ
チ14が閉じ、2つの金属路15を短絡する。この瞬間
から、2つの金属路17および18によって電圧を供給
される符号化回路9は押されたキーからのコマンドを受
け取り、ライン18上の供給電圧VDD+SIGを変調
することによってシリアル形式で、押されたキーに関す
る情報を処理装置19に伝送する。
うちの1つを押すことによって、これに対応するスイッ
チ14が閉じ、2つの金属路15を短絡する。この瞬間
から、2つの金属路17および18によって電圧を供給
される符号化回路9は押されたキーからのコマンドを受
け取り、ライン18上の供給電圧VDD+SIGを変調
することによってシリアル形式で、押されたキーに関す
る情報を処理装置19に伝送する。
【0045】組み込まれた符号化回路は、クロック信号
生成ユニット、発振器ユニットによってクロックが与え
られる4ビット・マイクロプロセッサ、押されたキーの
記号に対応したバイナリ・ワードをライン18で直列に
送るためのハードワイヤード論理などからなり、これに
よってその動作が処理装置によって処理される。
生成ユニット、発振器ユニットによってクロックが与え
られる4ビット・マイクロプロセッサ、押されたキーの
記号に対応したバイナリ・ワードをライン18で直列に
送るためのハードワイヤード論理などからなり、これに
よってその動作が処理装置によって処理される。
【0046】符号化回路の各クロック信号生成ユニット
のキャパシタの充電および放電によって生成される周波
数は、誤差の生ずる余地を±20%として約32KHz
に確定され、腕時計ケース内に組み込まれた処理装置に
向けられる供給電圧を押されたキーに対応した信号で変
調することができる。1つの回路から別の回路へのこの
周波数の変化は、キーボードが処理装置に入力するキャ
ラクタの認識には何の影響も与えるものではない。
のキャパシタの充電および放電によって生成される周波
数は、誤差の生ずる余地を±20%として約32KHz
に確定され、腕時計ケース内に組み込まれた処理装置に
向けられる供給電圧を押されたキーに対応した信号で変
調することができる。1つの回路から別の回路へのこの
周波数の変化は、キーボードが処理装置に入力するキャ
ラクタの認識には何の影響も与えるものではない。
【0047】処理装置19においては、水平時刻および
/または日付ディスプレイ・モードから垂直メッセージ
・ディスプレイ・モードへの変化を制御するために切り
換え手段を設けても良い。この切り換え手段は、腕時計
が腕に装着されている時に衝撃が与えられて水平モード
から垂直モードに切り換えられるということが避けらる
ために、たとえばコンピュータ・キーボードのキーの1
つが十分な時間押されたあとにただちに作動するように
なっている。
/または日付ディスプレイ・モードから垂直メッセージ
・ディスプレイ・モードへの変化を制御するために切り
換え手段を設けても良い。この切り換え手段は、腕時計
が腕に装着されている時に衝撃が与えられて水平モード
から垂直モードに切り換えられるということが避けらる
ために、たとえばコンピュータ・キーボードのキーの1
つが十分な時間押されたあとにただちに作動するように
なっている。
【0048】リストバンド3の各ストランドに組み込ま
れた符号化回路9を装備させることにより、リストバン
ド3と腕時計ケース2との間のインターフェースにおけ
る電気的接続ワイヤの数を減少させることが可能とな
り、またリストバンドが交換される際にいかなる問題が
生ずることも避けることが可能となる。ワイヤは、回路
の電源に対しておよびデータの伝送に対しては2本だけ
で十分であり、このことは本発明の技術分野においては
十分に公知のことである。
れた符号化回路9を装備させることにより、リストバン
ド3と腕時計ケース2との間のインターフェースにおけ
る電気的接続ワイヤの数を減少させることが可能とな
り、またリストバンドが交換される際にいかなる問題が
生ずることも避けることが可能となる。ワイヤは、回路
の電源に対しておよびデータの伝送に対しては2本だけ
で十分であり、このことは本発明の技術分野においては
十分に公知のことである。
【0049】図示されないクォーツ発振器ユニットによ
って与えられるほぼ32KHz程度の周波数でクロック
パルスを送り込まれるマイクロコントローラとすること
ができる処理装置が、記号またはキャラクタをディスプ
レイ装置上に表示するために、押されたキーの記号に対
応するコマンドをディスプレイ装置6の駆動回路21に
伝送する。分周チェーンを備えた発振器は、腕時計の計
時回路と共有することが可能であるということに留意さ
れたい。
って与えられるほぼ32KHz程度の周波数でクロック
パルスを送り込まれるマイクロコントローラとすること
ができる処理装置が、記号またはキャラクタをディスプ
レイ装置上に表示するために、押されたキーの記号に対
応するコマンドをディスプレイ装置6の駆動回路21に
伝送する。分周チェーンを備えた発振器は、腕時計の計
時回路と共有することが可能であるということに留意さ
れたい。
【0050】一旦単数または複数のメッセージが特に英
数字キャラクタ・キーによって打ち込まれ、液晶ディス
プレイ装置6のいくつかのライン上に表示されると、垂
直ディスプレイ・モードにおいて今後の操作を行う上で
メッセージを表示することができるようにするため、自
動的に、もしくはファンクション・キーまたは腕時計制
御ボタンを作動することによって、そのメッセージを処
理装置のメモリ内に記憶することが可能である。記憶さ
れたメッセージは、無線周波数伝送および/または受信
手段を用いて無線リンクによってワークステーションに
伝送することも可能である。伝送および/または受信手
段には、たとえば無線周波数信号を介してデータを伝送
および/または受信する、腕時計ケース内に組み込まれ
たアンテナが含まれる。
数字キャラクタ・キーによって打ち込まれ、液晶ディス
プレイ装置6のいくつかのライン上に表示されると、垂
直ディスプレイ・モードにおいて今後の操作を行う上で
メッセージを表示することができるようにするため、自
動的に、もしくはファンクション・キーまたは腕時計制
御ボタンを作動することによって、そのメッセージを処
理装置のメモリ内に記憶することが可能である。記憶さ
れたメッセージは、無線周波数伝送および/または受信
手段を用いて無線リンクによってワークステーションに
伝送することも可能である。伝送および/または受信手
段には、たとえば無線周波数信号を介してデータを伝送
および/または受信する、腕時計ケース内に組み込まれ
たアンテナが含まれる。
【0051】入力されたメッセージは電子日記としても
使用可能であるから、音響手段によって、または垂直モ
ードで対応するメッセージを表示することによって記憶
された時刻および日付におけるイベントを表示するた
め、アラーム時刻および日付を記憶する計時回路の電子
要素によって制御されるアラーム装置に処理装置を接続
することが可能である。
使用可能であるから、音響手段によって、または垂直モ
ードで対応するメッセージを表示することによって記憶
された時刻および日付におけるイベントを表示するた
め、アラーム時刻および日付を記憶する計時回路の電子
要素によって制御されるアラーム装置に処理装置を接続
することが可能である。
【0052】ディスプレイ装置上に表示されるキャラク
タが数理演算に対応し得るものであるということは、言
うまでもないことである。これらの状況において処理装
置は、計算機に関してはキーボードのキーによって入力
される計算結果を供給することが可能である。
タが数理演算に対応し得るものであるということは、言
うまでもないことである。これらの状況において処理装
置は、計算機に関してはキーボードのキーによって入力
される計算結果を供給することが可能である。
【0053】図3は、第一実施形態における英数字キー
のキー4の一部断面図を示す。図1aを参照して説明し
たように、リストバンド3は主にゴムのような材料で製
作される。
のキー4の一部断面図を示す。図1aを参照して説明し
たように、リストバンド3は主にゴムのような材料で製
作される。
【0054】少なくとも1つの面に銅金属ワイヤ15を
有する、たとえばKaptonメフィルムなどといった
フレキシブル印刷回路31のストリップは、ゴムのよう
な材料30および32という2層間に封入されている。
第一層30は、キー4を形成するような形状をしてお
り、第二層32は腕時計の装着者の腕に直接接触するよ
うに意図されており、ストリップ31のベースとして作
用する。
有する、たとえばKaptonメフィルムなどといった
フレキシブル印刷回路31のストリップは、ゴムのよう
な材料30および32という2層間に封入されている。
第一層30は、キー4を形成するような形状をしてお
り、第二層32は腕時計の装着者の腕に直接接触するよ
うに意図されており、ストリップ31のベースとして作
用する。
【0055】印刷回路ストリップの補助なしに層32上
に直接金属路を作成することも考えられるが、ゴムのよ
うな層30および32に弾性があるとすれば、リストバ
ンドが伸びた時に金属路が破壊されることになり得る。
に直接金属路を作成することも考えられるが、ゴムのよ
うな層30および32に弾性があるとすれば、リストバ
ンドが伸びた時に金属路が破壊されることになり得る。
【0056】円錐形の各キー4は、その頂部の下側に、
停止した状態で金属路から離れて保持される金属ディス
クまたは炭素をベースとした導電性ディスク14を含
む。キー4のうち1つの頂部を押すと、押されたキーの
記号に対応するコマンドを組み込まれた符号化回路に送
るため、スイッチとしてのディスク14が2つの金属路
15を短絡させる。先に押されたキー4を放すと、ゴム
のような材料の弾性によって、キーは停止位置、すなわ
ちストリップ31から離れた位置に戻る。
停止した状態で金属路から離れて保持される金属ディス
クまたは炭素をベースとした導電性ディスク14を含
む。キー4のうち1つの頂部を押すと、押されたキーの
記号に対応するコマンドを組み込まれた符号化回路に送
るため、スイッチとしてのディスク14が2つの金属路
15を短絡させる。先に押されたキー4を放すと、ゴム
のような材料の弾性によって、キーは停止位置、すなわ
ちストリップ31から離れた位置に戻る。
【0057】勿論、各キーボードまたはファンクション
制御キーについては、対応するキーを押さなくてもディ
スクがストリップから離れているよう保持しながらその
他の形状を実現することは可能である。腕時計が腕に装
着されている時にリストバンドが曲げられても、導電性
ディスク14は金属路15から十分に遠く離れた位置に
保持され、キーボードのキーの1つにアクションが意図
されることなくコマンドが入力されるということが避け
られる。
制御キーについては、対応するキーを押さなくてもディ
スクがストリップから離れているよう保持しながらその
他の形状を実現することは可能である。腕時計が腕に装
着されている時にリストバンドが曲げられても、導電性
ディスク14は金属路15から十分に遠く離れた位置に
保持され、キーボードのキーの1つにアクションが意図
されることなくコマンドが入力されるということが避け
られる。
【0058】図示されない代替的実施形態においては、
リストバンドの2つのストランドに設けられたキーボー
ドおよびファンクション・キーは、容量性キーまたは圧
電抵抗性キーであることが可能である。容量性キーであ
る場合、組み込まれた回路に伝送される情報は、ユーザ
の指を近づけることによるキャパシタンスの変化に関す
るものであり、圧電抵抗性キーの場合、情報は、ユーザ
の指が接触することによる抵抗の変化に関するものであ
る。
リストバンドの2つのストランドに設けられたキーボー
ドおよびファンクション・キーは、容量性キーまたは圧
電抵抗性キーであることが可能である。容量性キーであ
る場合、組み込まれた回路に伝送される情報は、ユーザ
の指を近づけることによるキャパシタンスの変化に関す
るものであり、圧電抵抗性キーの場合、情報は、ユーザ
の指が接触することによる抵抗の変化に関するものであ
る。
【0059】これまでの説明から、制御キーを有するキ
ーボードを備えた携帯物は、本発明の範囲から離れるこ
となく当業者によって多数の変形物が考えられるもので
ある。たとえば携帯物は、2つのストランドを備えたリ
ストバンドを持つ代わりに、一端がケースの1つの側に
固定されており、他端が携帯物のケースの反対側に配さ
れる補足手段と協同するリストバンドを固定する手段を
含むような単一ストランドを備えたリストバンドを含む
ようにしても構わない。リストバンドのハウジング内に
は電源も配置して、携帯物、特に腕時計のすべての電子
部品に電力を供給することも可能である。この電源は、
たとえば光源にさらされる太陽電池から電力を受け取る
パワー・蓄電池で形成しても構わない。
ーボードを備えた携帯物は、本発明の範囲から離れるこ
となく当業者によって多数の変形物が考えられるもので
ある。たとえば携帯物は、2つのストランドを備えたリ
ストバンドを持つ代わりに、一端がケースの1つの側に
固定されており、他端が携帯物のケースの反対側に配さ
れる補足手段と協同するリストバンドを固定する手段を
含むような単一ストランドを備えたリストバンドを含む
ようにしても構わない。リストバンドのハウジング内に
は電源も配置して、携帯物、特に腕時計のすべての電子
部品に電力を供給することも可能である。この電源は、
たとえば光源にさらされる太陽電池から電力を受け取る
パワー・蓄電池で形成しても構わない。
【図1】a、bそれぞれ可撓性を有する非金属リストバ
ンドを含む、本発明によるキーボードおよび制御キーを
備えた腕時計としての携帯物の異なる実施形態を示す。
ンドを含む、本発明によるキーボードおよび制御キーを
備えた腕時計としての携帯物の異なる実施形態を示す。
【図2】電子エレメントおよびその結線回路を備えた図
1aの腕時計の一部を概略的に示す。
1aの腕時計の一部を概略的に示す。
【図3】図1aの腕時計のリストバンドにおけるキーの
三次元による一部断面を示す。
三次元による一部断面を示す。
1 時計、2 ケース、3 リストバンド、6 ディス
プレイ装置、19 処理装置、20 電源
プレイ装置、19 処理装置、20 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−ジャック・ボーン スイス国・シイエイチ−1110・モージュ・ リュ ルイ デ サボイ・59 (72)発明者 ジャン−ピエール・ミニョ スイス国・シイエイチ−2034・ペシュー・ シャスラ・13 Fターム(参考) 5B019 DA00 JA01 5B020 CC12 DD02 DD11 DD22 DD55
Claims (17)
- 【請求項1】 リストバンド(3)の長さ方向に読み取
り可能な方向を向いた記号を有する制御キーであって、
上記リストバンド(3)の長さにわたって配置される制
御キーを備えたキーボードと、上記キーボードを介して
入力されるデータの処理装置(19)と、上記キーボー
ドを用いて入力され、上記処理装置によって処理される
キャラクタを上記リストバンド(3)の長さ方向で表示
する少なくとも1つのディスプレイ装置(6)と、携帯
物の電子部品の電力供給用電源(20)とを含むリスト
バンド(3)を有する携帯物であって、少なくとも1つ
の組み込まれた符号化回路(9)が、上記キーボードの
キー(4)と上記携帯物のケース内に組み込まれた処理
装置(19)との間の通信インターフェースとして作用
するように配置されていることを特徴とする携帯物。 - 【請求項2】 前記形態物が腕時計(1)であり、かつ
前記ディスプレイ装置(6)は処理装置(19)によっ
て与えられる時刻機能を表示可能であり、同時にキャラ
クタをも表示可能にすることを特徴とする請求項1に記
載の携帯物。 - 【請求項3】 前記キーボードのキー(4)は上記リス
トバンド(3)の長さ方向に3列にわたって配されてお
り、上記キーは仕向国によって配列の異なるコンピュー
タ・キーボードのように配置される文字および句読点を
有することを特徴とする請求項1に記載の携帯物。 - 【請求項4】 前記組み込まれた符号化回路(9)は、
キーボード制御キーの金属電気接続路(15)に接続さ
れ、2つの電気供給ラインのうち一方で上記キーボード
のキーによって入力される各キャラクタを表す電気信号
を処置装置に伝送し、仕向国によって異なるキーボード
打ち込みデータをさらに含むことを特徴とする請求項1
および2に記載の携帯物。 - 【請求項5】 前記ケースの2つの相補的な金属ソケッ
ト(11)に接触する前記ケースに固定されたリストバ
ンドの端部に少なくとも一方の壁が金属であるような2
つの切り欠き(12)が配されて、上記ケース内に配さ
れる処理装置(19)と上記リストバンド内に配される
符号化装置(9)との間に電気的接続が確立されること
を特徴とする請求項4に記載の携帯物。 - 【請求項6】 前記電源(20)は、上記ディスプレイ
装置(6)の処理装置(19)および前記組み込まれた
符号化回路(9)に電気を供給するための、携帯物のケ
ース(2)の内側に配される電池または電力蓄電池であ
ることを特徴とする請求項4に記載の携帯物。 - 【請求項7】 前記リストバンド(3)は、取り外し可
能な方法で上記ケース(2)の2つの対抗する側に固定
される2つのストランドから形成され、前記キーボード
のキー(4)は上記2つのストランドの長さの大部分に
わたって配置され、かつ、上記ケースに近接する各スト
ランド上にそれぞれ配置される2つの組み込まれた符号
化回路(9)を含み、および、各符号化回路の電源は携
帯物の各ストランドの端部の一つとケースとの間の相補
的な金属による電気接続部(11、12)を通ることを
特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の携帯物。 - 【請求項8】 アナログ・タイプの時刻機能のためのデ
ィスプイ装置(16)とキャラクタを表示するためのデ
ジタル・ディスプレイ装置(6)とを含むことを特徴と
する請求項2に記載の携帯物。 - 【請求項9】 前記デジタル・ディスプレイ装置はアナ
ログ・ディスプレイ装置の文字盤を構成することを特徴
とする請求項8に記載の携帯物。 - 【請求項10】 ディスプレイ装置(6)は、時刻機能
(7b)の表示をキャラクタ(7a)のディスプレイと
垂直な方向にするデジタル・ディスプレイ装置であるこ
とを特徴とする請求項2に記載の携帯物。 - 【請求項11】 前記キーボードの少なくとも1つのキ
ー(4)が所定の時間押された時に時刻機能ディスプレ
イ(7a)からキャラクタ・ディスプレイ(7b)に移
行させる切り換え手段が設けられていることを特徴とす
る請求項10に記載の携帯物。 - 【請求項12】 前記リストバンド(3)は、上記キー
ボードが使用される時には前記リストバンドの全長が作
業面上に位置を占めるようにするためゴムのような材料
でできた第一および第二の重ね合わされた層(30、3
2)と、各キー(4)をそれぞれの組み込まれた回路
(9)に接続するための金属路(15)とを含み、前記
組み込まれた回路は、上記ゴムのような材料の2層間に
挿入されていることを特徴とする請求項4から7のいず
れかに記載の携帯物。 - 【請求項13】 前記金属路(15)は、上記2層間に
挿入される可撓性を有する絶縁フィルム(31)上に形
成され、前記フィルムの第一面は上記第一層(32)に
固定されており、上記金属路を有する前記フィルムの第
二面は上記第二層(30)に固定されること、および、
上記第二層(30)は上記キーボードの各キーとなる突
起を含んでおり、上記突起の内面には導電ディスクが配
されており、この導電ディスクが前記突起が押されてい
ないとき上記金属路から距離をおいて保持されており、
上記ディスクはキーボードのキーが押された時に2つの
金属路を短絡させて、押されたキーに対応する記号の情
報を組み込まれた回路に与えるように使用されること特
徴とする請求項12に記載の携帯物。 - 【請求項14】 前記リストバンド(3)は、前記キー
ボード(4)のキーを有し、それぞれの組み込まれた回
路(9)と各キーとの電気的接続のために互いに機械的
または電気的に接続される金属リンクによって形成され
ることを特徴とする請求項4から7のいずれかに記載の
携帯物。 - 【請求項15】 前記腕時計の機能を制御するキー
(8)は上記リストバンド(3)上に配されていること
特徴とする請求項2に記載の携帯物。 - 【請求項16】 前記処理装置(19)は、携帯物のケ
ース上に配される制御ボタン(5)または上記リストバ
ンド上に配される機能制御キー(8)を押すことによっ
てディスプレイ装置(6)上に記憶されるデータを表示
させるために、キーボード(4)を通して入力されるデ
ータを記憶する手段を含むことを特徴とする請求項1、
2、および15のいずれかに記載の携帯物。 - 【請求項17】 前記キーボード(4)によって入力さ
れ、かつ記憶手段に記憶されるデータを、無線周波数信
号を読み取る手段、または上記処理装置(19)によっ
て処理される無線周波数信号によってデータを受け取る
手段が設けられたワークステーションに伝送するため、
携帯物のケース(2)内に、上記処理装置(19)に接
続される無線周波数信号を伝送および/または受信する
手段が設けられていることを特徴とする請求項16に記
載の携帯物。
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