JP2002048882A - 電子機器装置及びそれを備えたファクシミリ装置 - Google Patents

電子機器装置及びそれを備えたファクシミリ装置

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JP2002048882A
JP2002048882A JP2000237937A JP2000237937A JP2002048882A JP 2002048882 A JP2002048882 A JP 2002048882A JP 2000237937 A JP2000237937 A JP 2000237937A JP 2000237937 A JP2000237937 A JP 2000237937A JP 2002048882 A JP2002048882 A JP 2002048882A
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timer
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power supply
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Kiyoshi Takano
清 高野
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復旧後の設定時刻の遅延と遅延によるタイ
マー予約送信の不具合とを解消することを目的とする。 【解決手段】 停電時のためのバックアップ電源12
と、前記バックアップ電源により駆動可能な計時手段1
0と、前記バックアップ電源によりバックアップされる
記憶手段11と、前記計時手段が計時する時刻を一定時
間毎に記憶する制御手段1と、前記バックアップ電源に
より前記計時手段が駆動されることにより前記計時手段
が計時した時間を検出する検出手段1とを有し、前記検
出手段により検出された前記計時した時間が所定時間以
内である場合には前記計時した時間を反映した時刻を前
記記憶手段に設定し、前記計時した時間が前記所定時間
より大きい場合には初期化された時刻を前記記憶手段に
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計時手段を備えた
電子機器及びそれを備えたファクシミリ装置に関し、特
に、停電復旧時に正確な時刻の設定が可能な電子機器お
よびそれを備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計時手段を備えたファクシミリ装
置等の電子機器は、時間を計時するための計時部を備え
ており、時刻の表示やタイマー送信などを行っている。
このような装置には、停電や電源断などにより設定され
ていた時間がリセットされないように、計時手段のバッ
クアップを行う2次電源を備えたものがある。
【0003】また、近年では、装置の状態を2次電源を
用いてバックアップされるSRAMに記憶しておき、装
置の復旧時のSRAMの状態及び記憶されている内容を
見て装置の設定を行うものが出てきている。
【0004】しかしながら、この構成では以下のような
問題があった。
【0005】すなわち、計時部を駆動するための電圧
は、SRAMを維持するための電圧よりも高いため、計
時部が正確に駆動されていない場合でも、SRAMに記
憶された内容は正常に維持されている場合がある。
【0006】図9に具体的事象を示す。図9は横軸が停
電後の経過時間を表し縦軸が計時部の遅延時間を表して
いる。計時部は停電してから時間Cが経過した後に遅延
し始める。これは、停電後に計時部に電力を供給するバ
ックアップ電源の出力電圧が時間の経過と共に低下して
ゆくためである。停電してから時間Bが経過すると計時
部は駆動しなくなり計時を停止する。
【0007】図9のグラフの実線Aが傾斜している部分
で装置の電源が停電状態から復旧した場合、縦軸方向の
遅延時間だけ装置の設定時刻が遅れてしまうという問題
があった。
【0008】この問題を解決するために、バックアップ
用の2次電源の電圧を検出するものが特開平5−103
137号公報に開示されているが、電圧を検出するため
のハード構成が必要となりコストがかかるという問題が
あった。
【0009】また、電源復旧時に装置の時刻が遅延する
ため、タイマー送信機能を有するファクシミリ装置など
では、停電時間の間に予約時刻が過ぎてしまった場合、
送信時刻が過ぎているということで発呼しないままにな
ってしまったり、また、送信時刻が過ぎているとた直ち
に発呼するようにすると、予約された時刻以外の時刻に
送信してしまうという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな復旧後の設定時刻の遅延とこの遅延によるタイマー
予約送信の不具合とを解消することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、停電時のためのバックア
ップ電源と、前記バックアップ電源により駆動可能な計
時手段と、前記バックアップ電源によりバックアップさ
れる記憶手段と、前記計時手段が計時する時刻を一定時
間毎に前記記憶手段に設定する制御手段と、電源投入時
に前記バックアップ電源により駆動された前記計時手段
が計時した計時時間を検出する検出手段とを有し、前記
制御手段は、前記計時時間が所定時間以内である場合に
は前記計時時間を反映した時刻を前記記憶手段に設定
し、前記計時時間が前記所定時間より大きい場合には初
期化された時刻を前記記憶手段に設定するという構成を
備えたものである。
【0012】そして、この構成により、停電から復旧し
たときに計時手段が遅れて動作しているたとしてもその
遅れた時刻が設定された状態で装置の動作が再開される
ことが防止され、正しい時刻を使用者が設定した上で動
作が再開される。
【0013】また、請求項2記載の発明では、前記所定
時間は、前記バックアップ電源により前記計時手段が正
確に駆動される時間であるという構成を備えたものであ
る。
【0014】そして、この構成により、計時手段が確実
に正しく動作している場合のみに復旧後に計時手段の計
時する時刻を記憶手段に設定し、それ以外の場合、即ち
計時手段が遅れて動作している可能性のある場合には時
刻の設定を使用者により行うようにすることができる。
【0015】また、請求項3記載の発明は、前記記憶手
段に設定された前記時刻を表示する表示手段を備え、前
記一定時間は、前記計時手段が計時する前記時刻を前記
表示手段で出力可能な最小単位時間であるという構成を
備えたものである。
【0016】そして、この構成により、時刻を記憶手段
にバックアップする処理の回数を低減しながら停電から
の復旧時に精度の高い時刻での動作の再開が可能とな
る。
【0017】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
記載の構成に加え、イマー送信する画情報及びタイマー
送信予約の送信時刻等の設定情報を保持するとともに、
電源が切れても消去されない画情報記憶手段と、電源投
入時に前記画情報記憶手段にタイマー送信予約があるこ
とを検出すると、前記制御手段により設定された時刻が
前記タイマー送信予約の送信時刻よりも進んでいるか否
かを判定し、進んでいる場合には前記タイマー送信予約
を送信するか否かを選択させる選択手段とを備える構成
を備えたものである。
【0018】そして、この構成により、停電から復旧し
たときに計時手段が遅れて動作しているたとしてもその
遅れた時刻が設定された状態で装置の動作が再開される
ことが防止されるので、正確なタイマー送信を行うこと
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0020】図1は、本発明に基づくファクシミリ装置
のハードブロック図である。主制御部1は、装置全体を
制御する制御部であり、後に説明する本発明に基づく処
理フローを実行する。表示部3は、計時部10により計
時された時刻、タイマー送信予約の件数など装置の状態
を表示する部分である。ROM4は、主制御部1が実行
するプログラム等を格納する不揮発性のメモリである。
RAM5、主制御部1が動作するプログラムのワークメ
モリである。回線制御部6とモデム部7は、回線を介し
てファクシミリ通信を行うものである。鳴動部8は、着
信音、送信時の発呼音等を発生する部分である。計時部
10は時刻を測定する部分であり、通常の動作時には電
源部9からの電力により動作している。SRAM11
は、計時部10により測定された時刻を一定の間隔で記
憶したり、タイマー送信予約された画像データなどのデ
ータを記憶したりする部分であり、通常の動作時には電
源部9からの電力により動作している。2次電源部12
は、通常の動作時に電力を蓄えておき停電時には装置が
復旧するまでの電源部9に代わって計時部10及びSR
AM11に電力を供給する。
【0021】図2は、本発明による停電前の処理フロー
図を表している。ステップ20で処理が開始されると、
ステップ21に進み1分が経過したか否かが判定され
る。1分が経過した場合はステップ22に進む。1分が
経過していない場合には、待機状態となり1分が経過し
たところでステップ22に進む。ステップ21での待機
時間は1分であるが、この時間は図1の表示部3で表示
する時間の最小単位と同じ値に設定されている。このよ
うに設定することで、停電が発生した時刻を検出する精
度を保ちながら、検出する回数を最小としている。
【0022】ステップ22では、図1の計時部10が測
定した時刻をSRAM11へ書き込む。ステップ23で
は、停電が発生したか否かを判定し、停電が発生してい
ない場合にはステップ21に進み、以下停電が発生する
までステップ23−21−22−23のループが繰り返
される。
【0023】ステップ23で停電が発生したと判定され
た場合ステップ24に進む。この段階で、SRAM11
には、停電が発生する前の最後に書き込まれた時刻が記
憶されている。
【0024】ステップ24では、2次電源部によって計
時部10及びSRAM11への電力の供給を開始する。
ステップ25では、停電前の処理が終了する。ステップ
24の2次電源部による電力の供給は、停電発生後以下
に説明する復旧まで行われる。
【0025】次に、本発明の動作の概念について図10
を参照しながら説明する。図10には、停電発生からの
時刻tに対して、4通りの復旧のタイミング(ア)、
(イ)、(ウ)及び(エ)が描かれている。図10で
は、AはSRAM11に供給される電圧の低下によりS
RAM11のメモリ内容が消える時刻を表し、Bは計時
部10に供給される電圧の低下により計時部10の計時
動作の遅れが始まる時刻を表し、Cは2次電源部の電圧
が定格値に保たれていて計時部11の動作に遅れが生じ
ない状態が保たれる時刻を表している。時刻Cは、2次
電源部の容量及び計時部10及びSRAM11の消費電
力から予め求められた値である。
【0026】復旧のタイミングが図10の(ア)の場
合、即ち、復旧が時刻Cより前に行われた場合、計時部
10の計時している時刻Tは時刻Cよりも小さいので、
計時部10の動作に遅れは生じていないことが分かる。
従って、復旧時に計時部10の測定している時刻Tをそ
のまま現在の時刻tとして用いることができる。
【0027】復旧のタイミングが図10の(エ)の場
合、即ち、復旧が時刻Aより後に行われた場合、SRA
M11のメモリ内容が消去されているので、時刻の再設
定のみが必要となる。
【0028】復旧のタイミングが図10の(ウ)の場
合、即ち、復旧が時刻Bよりも後で、時刻Aよりも前の
場合、SRAM11のメモリ内容は消えていないので、
時刻Aよりも前であることが分かる。また、計時部10
の計時した時刻Tは時刻Cよりも大きいので、計時部作
に遅れが生じている可能性がある。(イ)及び(ウ)の
場合には、SRAM11にタイマ送信予約データが保存
されていることもあるので、その場合に対処した処理が
必要となる。この段階では、実際の復旧のタイミングが
(イ)及び(ウ)のいずれであるかは分からない。図1
0では、実際に計時部が遅れ始める時刻をBとして表
し、時刻Bの前に復旧が行われた場合を(イ)、時刻B
の後に復旧が行われた場合を(ウ)として場合分けし
た。復旧のタイミング(イ)及び(ウ)場合には、計時
部が遅れないことが確実な時刻Cを経過していて、その
ことは、計時部10の測定する時刻Tが、予め求められ
た時刻Cに対して、T>Cとなることのみで分かる。し
たがって、T>Cの場合、即ち、図10の(イ)、
(ウ)及び(エ)の場合には、計時部11の測定する時
刻が正しくない可能性があるので、これらの場合に時刻
のリセットを行うようにする。
【0029】図3は、本発明による停電復旧の処理フロ
ー図である。ステップ30で復旧時の処理が開始され
る。ステップ31ではSRAM11のデータの有無が判
定される。SRAM11にデータがない場合には、この
場合が図10のタイミング(エ)に相当するものなの
で、ステップ36に進み図1の計時部10の時刻をリセ
ットする処理を行う。このステップ36では、後に説明
するように、サブルーチンとして図12のフローチャト
の処理が行われる。ステップ36で時刻がリセットされ
るとステップ37に進む。
【0030】SRAM11にデータがある場合には、こ
の場合が図10のタイミング(ア)、(イ)及び(ウ)
のいずれかに相当するものなので、ステップ32に進
み、計時部10の測定している時刻(図10の時刻T)
とSRAMに記憶されている時刻(図10の停電発生の
時刻)との比較を行い、停電から復旧までの経過時間を
求める。ステップ33では、経過時間が所定時間(図1
0の時間C)以内であるか否かが判定される。
【0031】経過時間が所定時間より大きい場合には、
この場合が図10のタイミング(イ)又は(ウ)に相当
するものなので、ステップ35に進み図1の計時部の時
刻をリセットする処理を行う。このステップ35では、
後に説明するように、サブルーチンとして図5のフロー
チャトの処理が行われる。ステップ35で時刻がリセッ
トされるとステップ37に進む。
【0032】経過時間が所定時間以内の場合には、この
場合が図10のタイミング(ア)に相当するものなの
で、ステップ34に進み装置の時刻設定を計時部10の
測定している時刻でセットする。このステップ34で
は、サブルーチンとして後に説明する図4のフローチャ
ートの処理が行われる。ステップ34が終了するとステ
ップ36に進み、復旧時の処理が終了する。復旧時の処
理が終了した状態では、図1の表示部3には図6のよう
な通信、コピーができることを示す表示がされている。
【0033】次に図12を参照しながら、復旧時に図1
のSRAM11データが消去されていてデータがない場
合の処理について説明する。
【0034】図12のステップ80で処理が開始され
る。図3のステップ36からのサブルーへチンとして呼
び出された場合もこのステップ80から処理が開始され
る。ステップ81では、図1の表示部3に図8の表示を
行い、使用者が装置への時刻の設定を行うよう促す。ス
テップ82では、時刻の設定が行われるまで待機し、使
用者が時刻の設定を行うとステップ83に進む。ステッ
プ83では時刻設定処理が行われ、使用者により設定さ
れた時刻が図1の計時部10に設定される。次にステッ
プ84に進み図1の表示部3に図6の表示を行う。ステ
ップ84の次はステップ85に進み、この場合の処理が
終了する。図3のステップ36からのサブルーチンとし
て呼び出された場合には、ステップ37から図3のステ
ップ36へ戻る。図12の処理は、サブルーチンとして
ではなく、独立した処理として実行されてもよい。
【0035】次に図4及び図5を参照しながら、復旧時
にタイマー送信予約がある場合の本発明の装置での処理
について説明する。
【0036】図4は、復旧時が図10のタイミング
(ア)の場合で、タイマ送信予約があるときの処理フロ
ーを表している。この場合には、計時部10の測定して
いる時刻が正しいので使用者が時刻設定をリセットする
必要がなく、図3のフローチャートのステップ34に進
んだ場合に相当する。したがって、図4のフローチャー
トの処理手順は、図3のステップ34からのサブルーチ
ンとして実行されるが、単独の処理として実行されても
良い。このように、時刻をリセットする必要がない場合
には、正確な時刻を設定して本装置を動作させるので、
タイマー送信の送信時刻が過ぎていない場合には、その
まま送信時刻まで待機するようになる。また、時刻がリ
セットされた場合は、送信時刻を待っているのか、過ぎ
ているのかが分からないため、利用者に時刻を設定する
旨のエラーメッセージを表示するようにする。特に、こ
の時タイマー送信の予約がある旨を知らしめることが望
ましい。
【0037】図4のステップ40でタイマ送信予約があ
るときの処理が開始される。ステップ41では、予約さ
れた送信時刻を過ぎているか否かが判定される。予約さ
れた送信時刻が過ぎていない場合には、予約された送信
時刻になると送信が行われるので、ステップ47に進
み、図6に示した表示を図1の表示部3に表示する。ス
テップ47の次はステップ48進む。ステップ41で予
約された送信時刻を過ぎている場合には、ステップ42
に進む。
【0038】ステップ42では、図7に示した表示を図
1の表示部3に表示して、ステップ43に進む。ステッ
プ43では、今すぐに送信するか否かを使用者が入力す
ることを促し、使用者の選択が「いますぐ送信する」で
ある場合には、ステップ44に進む。ステップ44で
は、タイマー送信予約されたデータを送信しステップ4
7に進む。ステップ47では、図6に示した表示を図1
の表示部3に表示する。ステップ47の次はステップ4
8進む。
【0039】ステップ43で使用者の選択が「いますぐ
送信」でない場合には、ステップ45に進み、タイマー
送信予約されたデータを削除するか否かを使用者が入力
することを促し、使用者の選択が「削除する」である場
合には、ステップ46に進む。ステップ46では、タイ
マー送信予約されたデータを削除して、ステップ47に
進む。ステップ47では、図6に示した表示を図1の表
示部3に表示する。この場合、予約されたデータは削除
されているので、図6の留守件数は0件となる。
【0040】ステップ45で使用者の選択が「削除す
る」でない場合ステップ47に進み、図6に示した表示
を図1の表示部3に表示する。ステップ47の次はステ
ップ48に進み、タイマ送信予約があるときの処理が終
了する。
【0041】図5は、復旧時が図10のタイミング
(イ)若しくは(ウ)の場合(SRAMの内容が消去さ
れていない場合)で、タイマ送信予約があるときの処理
フローを表している。この場合には、計時部10の時刻
をリセットするので、図3のフローチャートのステップ
35に進んだ場合に相当する。したがって、図5のフロ
ーチャートの処理手順は、図3のステップ35からのサ
ブルーチンとして実行されるが、単独の処理として実行
されても良い。
【0042】図5のステップ50で、処理が開始され
る。ステップ51では、図1の表示部3で図7の表示を
行う。ステップ52では、今すぐに送信するか否かを使
用者が入力することを促し、使用者の選択が「いますぐ
送信する」である場合には、ステップ53に進む。ステ
ップ53では、タイマー送信予約されたデータを送信し
ステップ56に進む。ステップ56では、図8に示した
表示を図1の表示部3に表示する。
【0043】ステップ52で使用者の選択が「いますぐ
送信」でない場合には、ステップ54に進み、タイマー
送信予約されたデータを削除するか否かを使用者が入力
することを促し、使用者の選択が「削除する」である場
合には、ステップ55に進む。ステップ55では、タイ
マー送信予約されたデータを削除して、ステップ56に
進む。ステップ56では、図8に示した表示を図1の表
示部3に表示する。この場合、予約されたデータは削除
されているので、図8の留守件数は0件となる。
【0044】ステップ54で使用者の選択が「削除す
る」でない場合ステップ56に進み、図8に示した表示
を図1の表示部3に表示する。
【0045】ステップ56の次は、ステップ57に進み
使用者が時刻設定するまで待機し、使用者により設定時
刻が入力された後にステップ58に進む。ステップ58
では、使用者により入力された設定時刻が図1の計時部
10にセットされて時刻設定処理が行われる。ステップ
58の次はステップ59Aに進み、図1の表示部2に図
6の表示を行う。ステップ59Aの次はステップ59B
に進み、時刻設定を行う場合であってタイマ送信予約が
ある場合の処理が終了する。
【0046】図5のフローチャートの処理は、時刻設定
を行う前にタイマ送信予約の送信を行うものであるが、
時刻設定を行った後にタイマ送信予約の送信を行う処理
も可能である。このような処理のフローチャトが図11
に示されている。
【0047】図11のステップ60で処理が開始され
る。ステップ61では、図8の表示を図1の表示部3で
行う。ステップ62では、使用者が時刻設定するまで待
機し、使用者により設定時刻が入力された後にステップ
63に進む。ステップ63では、使用者により入力され
た設定時刻が図1の計時部10にセットされて時刻設定
処理が行われる。ステップ63の次はステップ64に進
み、予約された送信時刻を過ぎているか否かが判定され
る。予約された送信時刻が過ぎていない場合には、予約
された送信時刻になると送信が行われるので、ステップ
70に進み図6に示した表示を図1の表示部3に表示す
る。
【0048】ステップ64で予約された送信時刻を過ぎ
ている場合には、ステップ65に進む。ステップ65で
は、図7の表示を図1の表示部3で行う。ステップ65
の次はステップ66に進む。ステップ66では、今すぐ
に送信するか否かを使用者が入力することを促し、使用
者の選択が「いますぐ送信する」である場合には、ステ
ップ69に進む。ステップ69では、タイマー送信予約
されたデータを送信しステップ70に進む。ステップ7
0では、図6に示した表示を図1の表示部3に表示す
る。
【0049】ステップ66で使用者の選択が「いますぐ
送信」でない場合には、ステップ67に進み、タイマー
送信予約されたデータを削除するか否かを使用者が入力
することを促し、使用者の選択が「削除する」である場
合には、ステップ68に進む。ステップ68では、タイ
マー送信予約されたデータを削除して、ステップ70に
進む。ステップ70では、図6に示した表示を図1の表
示部3に表示する。この場合、予約されたデータは削除
されているので、図6の留守件数は0件となる。
【0050】ステップ67で使用者の選択が「削除す
る」でない場合ステップ70に進み、図6に示した表示
を図1の表示部3に表示する。
【0051】ステップ70の次はステップ71に進み、
処理が終了する。この図11の処理も図5の処理と同様
に、図3のステップ35からのサブルーチンとして実行
されるが、単独の処理として実行されても良い。
【0052】このように、電源復旧前に設定されたタイ
マー送信予約があった場合、送信時刻が過ぎている場合
には直ちに発呼することなく、利用者に送信するか否か
を選択させるようにしたので、送信予約時間以外に送信
されてしまうのを防止することができる。また、計時部
10で計時されている時刻が正確な場合にだけ、時刻を
再設定するので、従来のように、電源投入後に装置本体
が誤った時刻に設定されてしまい、タイマー送信の送信
時刻も実際の設定時刻とは異なる時刻に送信してしまう
ことを防止することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1乃至4にそれぞれ記載の発明によれば、時刻を
計時する計時手段がバックアップ電源により正確に駆動
される時間を過ぎて電源が復旧したときに、計時手段が
遅れて動作しているものとして計時部をリセットするの
で、遅れた時刻が設定された状態で装置の動作が再開さ
れることを防止することができる。また、計時部がバッ
クアップ電源により正確に駆動される時間内に電源が復
旧したときは、計時手段は正確に動作しているものとし
て計時部で計時していた時刻を設定し、正確な時刻を設
定した状態で動作を再開することができる。
【0054】また、請求項5に記載の発明によれば、停
電から復旧したときに計時手段が遅れて動作しているた
としてもその遅れた時刻が設定された状態で装置の動作
が再開されることが防止されるので、正確なタイマー送
信を行うことができる。
【0055】さらには、電源復旧前に設定されたタイマ
ー送信予約があった場合、送信時刻が過ぎている場合に
は直ちに発呼することなく、利用者に送信するか否かを
選択させるようにしたので、送信予約時間以外に送信さ
れてしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく装置の構成ブロック図である。
【図2】本発明による停電前の処理フロー図である。
【図3】本発明による停電復旧時の処理フロー図であ
る。
【図4】時刻復帰可能でタイマー予約送信がある場合の
処理フロー図である。
【図5】時刻リセットする場合のタイマー予約送信があ
る場合の処理フロー図である。
【図6】待機状態の表示部の一例を表す図である。
【図7】電源復旧時にタイマー予約送信がある場合の表
示部の一例を表す図である。
【図8】電源復旧時に時刻がリセットされた場合の表示
部の一例を表す図である。
【図9】計時部の遅延時間と停電後の経過時間との関係
を表す図である。
【図10】本発明の処理動作の概念を表す模式図であ
る。
【図11】時刻リセットする場合のタイマー予約送信が
ある場合の処理フロー図である。
【図12】時刻リセットする場合の処理フロー図であ
る。
【符号の説明】
1 主制御部 2 入力部 3 表示部 4 ROM 5 RAM 6 回線制御部 7 モデム部 8 鳴動部 9 電源部 10 計時部 11 SRAM 12 2次電源部 13 本発明の装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停電時のためのバックアップ電源と、
    前記バックアップ電源により駆動可能な計時手段と、前
    記バックアップ電源によりバックアップされる記憶手段
    と、前記計時手段が計時する時刻を一定時間毎に前記記
    憶手段に設定する制御手段と、電源投入時に前記バック
    アップ電源により駆動された前記計時手段が計時した計
    時時間を検出する検出手段とを有し、前記制御手段は、
    前記計時時間が所定時間以内である場合には前記計時時
    間を反映した時刻を前記記憶手段に設定し、前記計時時
    間が前記所定時間より大きい場合には初期化された時刻
    を前記記憶手段に設定することを特徴とする電子機器装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定時間は、前記バックアップ電
    源により前記計時手段が正確に駆動される時間であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子機器装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に設定された前記時刻を
    表示する表示手段を備え、前記一定時間は、前記計時手
    段が計時する前記時刻を前記表示手段で出力可能な最小
    単位時間であることを特徴とする請求項1に記載の電子
    機器装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の電
    子機器装置を備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電子機器装置を備え、
    タイマー送信する画情報及びタイマー送信予約の送信時
    刻等の設定情報を保持するとともに、電源が切れても消
    去されない画情報記憶手段と、電源投入時に前記画情報
    記憶手段にタイマー送信予約があることを検出すると、
    前記制御手段により設定された時刻が前記タイマー送信
    予約の送信時刻よりも進んでいるか否かを判定し、進ん
    でいる場合には前記タイマー送信予約を送信するか否か
    を選択させる選択手段とを備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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