JP2002047997A - 内燃機関用失火検出装置 - Google Patents

内燃機関用失火検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明では燃料性状が重質燃料であっても、
重質燃料と通常の燃料とで揮発性に違いが生じない運転
状態において失火を検出することができ、揮発性の影響
がでる運転状態では重質燃料が原因で生じる失火を検出
することを防止することができる内燃機関用失火検出装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ステップ104にて燃料性状の判定結果
を参照し、この結果が重質燃料であればステップ105
乃至ステップ106にて失火カウンタCmisと重質燃
料であることを示すフラグXlvgをクリアする。これ
ににより、重質燃料である場合は、始動後から600点
火までに検出される失火をクリアすることができ、重質
燃料が原因で生じる失火を検出することを防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンに発生す
る失火を検出する内燃機関用失火検出装置に関する。
【0002】
【従来技術】内燃機関において、失火を検出する装置と
して特開昭63−183859号公報に開示される技術
が知られている。該公報に示される技術では、内燃機関
の定常運転時のエンジン回転速度変動量を検出し、その
変動量が一定の判定値を越えたときに異常であると判定
している。
【0003】一般的に、吸気系に燃料を噴射するもので
は、噴射された燃料の一部が飽和状態を保って吸気壁面
に付着している。内燃機関の始動時など、機関温度が低
いときには燃料性状によって揮発性が異なることが知ら
れている。重質燃料のように揮発しにくい燃料では、低
温時に吸気壁面に付着する燃料量が大きくなり、通常の
燃料に比べて空燃比がリーンになってしまう。このた
め、空燃比がリーンになり過ぎ、失火が生じる虞があ
る。
【0004】また、吸気壁面に付着する付着燃料は、そ
の量が多いと安定して付着し続けられないために揮発し
にくい重質燃料の場合、付着燃料の一部が解離してしま
う。付着できなくなった燃料の一部が燃焼室内に放出さ
れると、空燃比がリッチになってしまう。その後は燃焼
室内に放出された付着燃料を補正するように燃料噴射さ
れる燃料量が吸気壁面に付着し、空燃比がリーンにな
る。
【0005】このように燃料性状により揮発性の違いが
生じる運転状態では、燃料性状が重質燃料であることに
起因して回転速度変動が発生してしまい、その結果とし
て上述の技術では重質燃料が原因で生じる失火を検出し
ていた。
【0006】本来、失火検出は点火プラグ、燃料噴射
弁、などの燃料性状によらないことが原因で生じる失火
を検出するためのものである。このため、上述のような
重質燃料が原因で生じる失火を検出しないことを目的と
した技術に特許第2956296号が挙げられる。
【0007】特許第2956296号に開示される技術
では、燃料性状が重質燃料であっても失火の誤検出を防
止するために、燃料性状が重質燃料と判定されると失火
を判定するための判定値を大きくすることで上述の課題
を解決しようとする。
【0008】
【発明が解決する課題】ところが、特許第295629
6号の技術では重質燃料であると判定された場合に、常
時失火検出用判定レベルを大きくすることになる。しか
し、燃料性状が重質燃料であっても、機関温度が上昇し
た場合には、燃料性状により揮発性が異なることがな
い。このため、特許第2956296号の技術のように
重質燃料と判定されて燃料性状が重質燃料であると判定
されて、失火を検出するための判定レベルを大きくして
しまうと、暖機後の運転状態では失火を検出するための
判定レベルが大きく設定されてしまうために、失火を検
出することができないという虞がある。
【0009】そこで、本発明では燃料性状が重質燃料で
あっても、上述のような運転状態において失火を検出す
ることができ、揮発性の影響がでる運転状態では重質燃
料が原因で生じる失火を検出することを防止することが
できる内燃機関用失火検出装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、内燃機関の回転速度変動に基づいて失火判定を行う
失火検出装置において、燃料性状判定手段による判定結
果に応じて、所定期間の失火判定結果を無効とする。
【0011】これにより、揮発性の影響がでる運転状態
に、適宜失火を無効化する所定期間を設定することがで
きるので、重質燃料が原因で生じる失火を検出すること
を防止することができる。また、燃料性状に応じて失火
判定レベルを設定することがないので、燃料性状による
影響がでない運転状態であっても失火を精度よく検出す
ることができる。なお、始動又は始動後とは、クランキ
ング信号が入力されてからでも良いし、内燃機関の初爆
を検出してからでも良い。
【0012】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の内燃機関用失火検出装置において、所定期間は、内燃
機関の始動後からの時間、または機関始動後に点火プラ
グが点火した回数に基づいて設定される。
【0013】これにより、燃料性状による揮発性に影響
がでる運転状態に、適宜失火を無効化する所定期間を設
定することができるので、重質燃料による失火の誤検出
を防止することができる。また、燃料性状に応じて失火
判定レベルを可変に設定することがないので、燃料性状
による影響がでない運転状態であっても失火を精度よく
検出することができる。なお、始動又は始動後とは、ク
ランキング信号が入力されてからでも良いし、内燃機関
の初爆を検出してからでも良い。
【0014】請求項3の発明によれば、請求項1乃至請
求項2に記載の内燃機関用失火検出装置において、所定
期間は、重質燃料補正手段により燃料噴射量が補正され
ると終了する。
【0015】重質燃料補正が実行されると、揮発性に影
響がでる運転状態であっても空燃比変動が生じることが
ないように供給燃料量が補正されるために重質燃料にと
もなう回転変動が生じなくなる。すなわち、重質燃料に
伴う失火の誤検出は、生じない。
【0016】よって、重質燃料補正手段が実行されるこ
とに基づいて失火検出を無効にする所定期間を終了する
ことで、重質燃料に起因する失火の誤検出が生じる可能
性がある期間にのみ適宜、失火の無効化を設定すること
ができるので、失火の誤検出を防止することができる。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項1乃至請
求項3のいずれか一つに記載の内燃機関用失火検出装置
において、所定期間は、空燃比が目標空燃比にフィード
バック制御されると終了する。空燃比フィードバック制
御が行われると、揮発性による影響がでる運転状態にお
いても空燃比が目標空燃比に制御されるので重質燃料に
起因する回転速度変動がなくなる。このことから、空燃
比フィードバック制御中は、重質燃料であっても失火を
誤検出することがなくなる。このため、空燃比フィード
バック制御が実施されているか否かを判定することで、
失火の誤検出の虞がある期間のみ、適宜、無効化を実施
することができるので、失火の誤検出を防止することが
できる。
【0018】請求項5の発明によれば、請求項1乃至請
求項4のいずれか一つに記載の内燃機関用失火検出装置
において、前回行われた燃料性状判定結果に基づいて前
記所定期間の失火判定結果を無効にする。
【0019】これにより、目標回転速度と実回転速度と
の偏差に基づいて燃料性状を判定するものにおいて、重
質燃料に通常の燃料が混入し、燃料性状が通常の燃料で
あると判定された場合に重質燃料が原因で生じる失火を
検出することを防止することができる。
【0020】より具体的には、図9に示すように目標回
転速度と実回転速度との偏差に応じたマップにより、燃
料性状を判定するためのカウント値kを設定する。燃料
性状の判定は、このカウント値kが判定値を越えたとき
に重質燃料と判定している。ところが、重質燃料に通常
の燃料が混合された場合は、回転変動が小さくなるため
に、図9において回転速度の偏差が小さいところでは、
カウント値kは、ほぼ0に等しい値が設定されるため、
燃料性状が通常の燃料であると判定されることがある。
このような状況で、重質燃料が原因で生じる失火が検出
されても前回の燃料性状判定結果に基づいて所定期間の
失火判定結果を無効にするので、重質燃料が原因で生じ
る失火を検出することを防止することができる。
【0021】
【実施例】<第1の実施例>本発明の実施の形態である
第1実施例を示す。図1において、1は内燃機関(エン
ジン)、2はECU(Electronic Cont
rol Unit:電子制御装置)である。シリンダ
3、ピストン4、シリンダヘッド5にて内燃機関1の燃
焼室6が形成され、この燃焼室6には点火プラグ7が配
設されている。本実施例の内燃機関は、燃焼室6を6つ
有する6気筒エンジンである。
【0022】内燃機関1の吸気系は、燃焼室6と吸気弁
8を介して連通される吸気ポート9、吸気管10、吸入
空気の脈動を吸収するサージタンク11、吸入空気量を
調節するスロットル弁12、吸入空気量を検出するエア
フローメータ13及びエアクリーナ14等から構成され
ている。
【0023】また、内燃機関1の排気系は、燃焼室6と
排気弁15を介して連通する排気ポート16、排気管1
7及び排出ガスを浄化する触媒コンバータ18等から構
成されている。
【0024】更に、内燃機関1の点火系は、点火に必要
な高電圧を出力するイグナイタ19、図示しないクラン
ク軸に連動してイグナイタ19で発生された高電圧を点
火プラグ7に分配供給するディストリビュータ20等か
ら構成されている。
【0025】更にまた、内燃機関1の燃料供給系は、燃
料であるガソリンGを貯蔵するフューエルタンク21、
ガソリンGを圧送するフューエルポンプ22、ガソリン
G中の異物を取除くフューエルフィルタ23、燃料パイ
プ24を介して圧送されたガソリンGを吸気ポート9に
噴射するインジェクタ(電磁式燃料噴射弁)25、吸気
管圧力に対して燃圧を一定に維持するプレッシャレギュ
レータ(調圧弁)26等から構成されている。なお、圧
送されるガソリンGのうち余分なガソリンGは、プレッ
シャレギュレータ26からリターンパイプ27を介して
フューエルタンク21に戻される。
【0026】上述の各センサ及び各スイッチ等のほか
に、エアクリーナ14の下流側に配設され吸入空気量を
検出するエアフローメータ13、スロットル弁12に連
動してスロットル開度を検出するスロットルポジション
センサ30、シリンダブロック3aの冷却系統に配設さ
れ内燃機関1の冷却水温度を検出する水温センサ31、
排気管17内に配設され排気ガス中の残存酸素(O2)
濃度を検出する酸素センサ32、内燃機関の回転速度を
検出するための回転角度センサ(図示しない)を備えて
いる。
【0027】上述の各センサ及び各スイッチ等からの出
力信号はECU2に入力され、ECU2はこれらの入力
された信号に基づいて内燃機関1におけるインジェクタ
25や点火プラグ7を制御する。また、ECU2にはI
G(イグニッションスイッチ)33からの出力信号及び
バッテリ34の電圧も入力されている。ECU2は、主
として、周知の中央処理装置としてのCPU2a、制御
プログラムを格納したROM2b、各種データを格納す
るRAM2cからなり、論理演算回路として構成され、
コモンバス2dを介して入出力部2eに接続され外部と
の入出力が行われる。
【0028】次に、本発明の実施の形態の第1実施例に
かかる内燃機関の失火検出装置で使用されているECU
2内の制御について説明する。
【0029】図2は、ECU2内のCPU2aにて行わ
れる失火判定回数を無効化するフローチャートである。
まず、ステップ100にて、内燃機関の運転状態が失火
判定の実行条件であるか否かを判定する。燃料カット
時、及び内燃機関の加減速時は、失火判定の実行条件に
該当しない。
【0030】ここで、失火判定の実行条件に該当しない
場合は、そのまま本ルーチンを終了する。実行条件が成
立すれば、ステップ101へ進む。ステップ101で
は、失火判定の実行条件下において、点火プラグによる
点火回数をカウントする。点火回数をカウントするため
に点火回数カウンタCIGをインクリメントし、ステッ
プ102へ進む。ステップ102では、失火判定の処理
が行われる。
【0031】図3のサブルーチンを用いて失火判定処理
の説明をする。失火判定処理では、まずステップ200
では、前回の割り込み時刻と今回の割り込み時刻との偏
差から例えばクランク軸が30°CA回転するのに要し
た時間T30(i)を算出し、ステップ201へ進む。
ステップ201では、今回の割り込みタイミングが例え
ば第3気筒が上死点位置(#TDCの位置)であるか否
かを判定する。ここで、上死点位置ではないと判定され
ると、そのまま本ルーチンを終了する。一方、上死点位
置であると判定されると割込み要求をみたし、ステップ
202へ進む。
【0032】ステップ202では、ステップ100にて
算出したクランク軸が30°CA回転するのに要した時
間T30(i)と、前回求めた時間T30(i−1)、
前々回求めた時間T30(i−2)、および3回前に求
めたT30(i−3)の4回の時間を累計することによ
りクランク軸が120°CA回転するのに要する時間T
120(i)を算出し、ステップ103へ進む。ステッ
プ203ではクランク角120°CA間の平均回転速度
ω(n)を算出する。詳しくは、ステップ102で求め
たT120(i)の逆数を求め平均回転速度ω(n)と
しステップ104へ進む。
【0033】ステップ204では、爆発行程が連続する
2つの気筒間の回転速度偏差と、360°CA前の爆発
行程が連続する2つの気筒間の回転速度偏差との差によ
り最終変動率Δωを算出する。最終変動率Δωの第2項
は、360°CA前の回転速度偏差を第1項から差し引
くことで同一気筒での回転速度変動を算出しており、次
式で示される関係を有する。
【0034】 Δω=(ω(n−1)−ω(n))−(ω(n−4)−ω(n−3))…(1 ) 次に、ステップ205では、(1)式にて算出された最
終変動率Δωが失火を検出するための判定レベルを越え
ているか否かが判定される。ここで、最終変動率Δωが
判定レベルを越えていれば、ステップ206に進む。ス
テップ206では、失火が生じたことを示すフラグXm
fに1をセットし、ステップ207へ進む。ステップ2
07では、失火した回数をカウントする失火カウンタC
misをインクリメントし、本ルーチンを終了する。一
方、ステップ205にて、最終変動率Δωが判定レベル
よりも小さければ、失火が発生していないとしてステッ
プ208にてフラグXmfをクリアして本ルーチンを終
了する。
【0035】このように失火判定が行われると図2のフ
ローチャートに戻り、ステップ103へ進む。ステップ
103では、失火判定が行われた点火回数カウンタCI
Gが所定値として、例えば600点火であるか否かを判
定する。点火回数カウンタCIGが600点火回数以下
であれば、このまま本ルーチンを終了する。一方、点火
回数カウンタCIGが600点火数に達するとステップ
104へ進む。
【0036】ステップ104では、燃料性状の判定が行
われる。燃料性状の判定方法を図4のフローチャートを
用いて説明する。図4に示すフローチャートは、図2の
メインルーチンとは別ルーチンで駆動される制御であ
る。まず、ステップ301で、回転角度センサからの信
号に基づき内燃機関1の機関回転数Neが算出される。
次にステップ302に移行して、水温センサ31からの
信号に基づく冷却水温が所定温度としての0℃より高い
か否かが判定される。この判定条件の根拠としては、0
℃以下の低温側では始動性を確保するために予めリッチ
側の空燃比となるように燃料噴射量が元々設定されてお
り、重質燃料でも所定のドライバビリティ(Driva
bility)が得られることから、判定処理をする必
要がないのである。また、過リッチ側の空燃比にて回転
落ちがあったときには、この回転落ちで重質燃料と判定
してしまうという不具合があるからである。
【0037】ここで、ステップ302の判定条件が成立
し、冷却水温が0℃を越えているときには、ステップ3
03に移行し、内燃機関1の始動後からTS時間以上経
過しているかが判定される。このTS時間はIG33が
オンとされ図示しないスタータが回転されて内燃機関1
が完爆状態に達するであろう時間に設定されている。ス
テップ303の判定条件が成立するときには、ステップ
304に移行し、内燃機関1の始動後経過がTE時間未
満であるかが判定される。これは、例え重質燃料でも始
動後TE時間が経過すれば内燃機関1が暖機されること
で燃焼が安定し、機関回転数Neも安定するため、TE
時間を越えて燃料の蒸留特性を判定する意味がないから
である。
【0038】ステップ304の判定条件が成立するとき
には、ステップ305に移行し、この内燃機関1の機関
回転速度Neが、図5に示すように、一旦、予め設定さ
れている設定回転速度(目標回転速度)NOを越えたの
ち設定回転速度NO以下となっているかが判定される。
ステップ305の判定条件が成立するときには、ステッ
プ306に移行し、実行中フラグが“1”とされる。一
方、ステップ305の判定条件が成立しないときには、
ステップ307に移行し、実行中フラグが1であるかが
判定される。ステップ306の処理後またはステップ3
07の判定条件が成立するときには、ステップ308に
移行し、内燃機関の回転速度Ne が前回までの回転速度
の積算値NT(i−1) に加算されその結果が今回の
回転速度の積算値NT(i) とされる。次にステップ
309に移行して、設定回転速度NOが前回までの設定
回転速度の積算値NOT(i−1) に加算されその結
果が今回の設定回転速度の積算値NOT(i)とされ
る。
【0039】次にステップ310に移行して、ステップ
309で求められた設定回転速度の積算値NOTとステ
ップ308で求められた内燃機関の回転速度の積算値N
Tとの偏差(NOT−NT)が予め設定された重質燃料
のときに発生する偏差VTHを越えているかが判定され
る。つまり、図6に示すように、通常燃料のときには、
内燃機関1の回転速度Neは常に設定回転速度NOの近
傍にあるため、その回転速度の積算値NTは設定回転速
度の積算値NOTとほぼ等しくなる。
【0040】一方、重質燃料または通常燃料+重質燃料
では、通常燃料のときに比べて内燃機関の回転速度の積
算値NTが小さくなるため、設定回転速度の積算値NO
Tからのオフセット値である偏差VTHと比較すること
により通常燃料か否かを判定することができるのであ
る。なお、本実施例においては、設定機関回転数の積算
値NOTをルーチン通過毎に求めているが、設定回転速
度NOは予め分かっているため時間に関する定数として
設定しておいてもよい。
【0041】ステップ310の判定条件が成立し、NO
T−NT>VTHであるときにはステップ311に移行
し、供給燃料が重質であると判定され、本ルーチンを終
了する。一方、ステップ302〜ステップ304または
ステップ307の判定条件が成立しないときには、ステ
ップS112に移行し、実行中フラグが“0”とされた
のち本ルーチンを終了する。また、ステップ310の判
定条件が成立しないときには、何もすることなく本ルー
チンを終了する。
【0042】なお、ステップ311で重質判定されたと
きには、本実施例には示されていないがインジェクタ2
5から内燃機関1への供給燃料の増量補正、図示しない
ISC(Idle Speed Control:アイ
ドル回転数制御)弁に対する高開度補正等を実施するこ
とで内燃機関1の燃焼を安定化させればよい。
【0043】また、燃料性状の判定は、図示しない燃料
性状センサにより行われても良い。
【0044】このような燃料性状の判定結果に基づい
て、図2のメインルーチンのステップ104では、現在
使用している燃料の性状が重質燃料であるか否かが判定
される。重質燃料でないと判定されるとステップ105
乃至ステップ106をバイパスしてステップ107へ進
む。ステップ104にて現在使用している燃料が重質燃
料であると判定されると、ステップ105へ進む。ステ
ップ105では、失火カウンタCmisをクリアするた
めに0を入力する。これは、暖機前の運転状態では、燃
料性状が異なると蒸留特性が異なることに起因する。重
質燃料は、通常の燃料に比して揮発性が悪い特性を持
つ。このため、吸気系に燃料を噴射する際に、吸気壁面
に付着する燃料量は重質燃料の方が通常の燃料に比して
大きくなる。また、吸気壁面に付着する燃料量が大きい
と安定して付着し続けることができなくなり、付着燃料
の一部が解離してしまう。この一部解離した燃料が燃焼
室に流れ込むことで空燃比がリッチになる。さらに、付
着燃料の一部が解離したことにより、燃料噴射弁が噴射
する燃料から一部、補正されるように吸気壁面に付着す
るため空燃比がリーンなる。したがって、暖機前の運転
状態では、通常の燃料に比して重質燃料の蒸留特性が異
なることから空燃比の変動が発生し、回転速度変動を引
き起こす可能性がある。このように、回転速度変動が検
出されると失火と誤判定されてしまうので、蒸留特性が
異なる期間に失火カウンタCmisがカウントした失火
回数をクリアしている。
【0045】次に、ステップ106に進む。ステップ1
06では、重質燃料であることを示すフラグXlvgを
クリアする。これは、点火回数カウンタCIGが次回の
判定タイミングになったときにステップ105の処理を
行わないためであり、本実施例では、始動後の600点
火までの失火回数のみをクリアしている。最初の600
点火以降は空燃比フィードバック制御などにより理論空
燃比に制御され、重質燃料でも失火しないため失火判定
結果を無効にする処理が不要となるためである。
【0046】ステップ107では、失火カウンタCmi
sが所定値以上であるか否かが判定される。所定値以下
であると判定されると、ステップ110に進み、失火は
なかったとして、そのままステップ111へ進む。失火
カウンタCmisが所定値以上であると判定されると、
ステップ108へ進む。ステップ108では、失火あり
として、ステップ109にて図示しない警告ランプを点
灯させてステップ111へ進む。ステップ111では、
失火カウンタCmisと点火カウンタCIGとをクリア
するために0を入力し、本ルーチンを終了する。
【0047】なお、本実施例において燃料性状判定は前
回の判定結果を用いても良い。この場合、目標回転速度
と実回転速度との偏差に応じて燃料性状判定を行うもの
に効果を示す。燃料性状の具体的な判定方法を以下に示
す。図9に示すように目標回転速度と実回転速度との偏
差に応じたマップにより、燃料性状を判定するためのカ
ウント値kを設定する。燃料性状の判定は、このカウン
ト値kが判定値を越えたときに重質燃料と判定してい
る。ところが、重質燃料に通常の燃料が混合された場合
は、回転変動が小さくなるために、図9において回転速
度の偏差が小さいところでは、カウント値kは、ほぼ0
に等しい値が設定されるため、燃料性状が通常の燃料で
あると判定されることがある。このような状況で、重質
燃料が原因で生じる失火が検出されても前回の燃料性状
判定結果に基づいて所定期間の失火判定結果を無効にす
るので、重質燃料が原因で生じる失火を検出することを
防止することができる。
【0048】本実施例において、回転角度信号検出手段
は図示しない回転角度センサに、回転速度算出手段は図
4のステップ301に、失火判定手段は図3のフローチ
ャートに、燃料性状判定手段は図4のフローチャート
に、無効化手段は図2のステップ104〜ステップ10
6に、それぞれ相当し、機能する。
【0049】<第2の実施例>本実施例では、重質燃料
使用時に空燃比がリーンとなる期間のみで失火検出され
た失火検出数を無効化するものである。
【0050】図7のフローチャートは、図2のフローチ
ャートのステップ105以降の処理の代わりに用いられ
る処理である。まず、ステップ401にて現在使用され
ている燃料が重質燃料であるか否かが判定される。重質
燃料であるか否かの判定は、図4のフローチャートの処
理により行われても良いし、また、燃料性状センサなど
により行われても良い。
【0051】燃料の性状が重質燃料では無いと判定され
ると、そのまま本ルーチンを終了し、重質燃料であると
判定されると、ステップ402へ進む。ステップ402
では、重質燃料補正が行われているか否かが判定され
る。重質燃料補正は、始動後の所定期間に行われる始動
性を確保するために実施される補正である。補正方法と
しては、燃料性状判定により重質燃料であると判定され
ると、インジェクタ25から内燃機関1への供給燃料を
増量補正、ISC弁(図示略)に対する高開度補正等を
実施することで内燃機関1の燃焼を安定化させれば良
い。(重質燃料補正手段)重質燃料補正が実施中で無い
と判定されると、そのまま本ルーチンを終了する。重質
燃料補正が実施中であると判定されると、ステップ40
3に進む。ステップ403では、失火カウンタCmis
をクリアしたか否かが判定される。失火カウンタがクリ
アされたことは、後述するフラグCmiscが1か0か
により判定される。ここで、失火カウンタがクリアされ
たことを示すフラグCmiscが1であると、失火カウ
ンタをクリアしてないとして、そのまま本ルーチンを終
了する。一方、Cmiscが1ではないと判定される
と、ステップ404へ進む。ステップ404では、失火
カウンタCmisをクリアし、ステップ405へ進む。
ステップ405では、ステップ404で失火カウンタC
misがクリアされたことを受けて、失火カウンタCm
iscをクリアしたことを示すフラグXcmiscに1
を立てて本ルーチンを終了する。
【0052】このように、失火カウンタCmisをクリ
アする期間を設定することで、重質燃料補正が入るとす
ぐに失火カウンタCmisをクリアすることができるた
め、失火の誤検出の虞がある期間に、適宜、無効化を実
施することができるので、誤検出を防止することができ
る。また、本実施例では、重質燃料補正が行われると、
すぐに失火カウンタCmisの無効化を実施している
が、空燃比を検出し、空燃比が安定したことを判定して
から無効化が実施されるようにディレイを持たせても良
い。
【0053】また、本実施例を第1の実施例に組み合わ
せて用いても良い。
【0054】<第3の実施例>本実施例では、重質燃料
使用時に空燃比がリーンとなる期間のみで失火検出され
た失火検出数を無効化するものである。
【0055】図8のフローチャートは、図2のフローチ
ャートのステップ105以降の処理の代わりに用いられ
る処理である。まず、ステップ501にて現在使用され
ている燃料が重質燃料であるか否かが判定される。重質
燃料であるか否かの判定は、図4のフローチャートの処
理により行われても良いし、また、燃料性状センサなど
により行われても良い。
【0056】燃料の性状が重質燃料では無いと判定され
ると、そのまま本ルーチンを終了し、重質燃料であると
判定されると、ステップ502へ進む。ステップ502
では、空燃比フィードバック制御が行われているか否か
が判定される。空燃比フィードバック制御実施中で無い
と判定されると、そのまま本ルーチンを終了する。空燃
比フィードバック制御が実施中であると判定されると、
ステップ503に進む。空燃比フィードバック制御は、
A/Fセンサが活性状態になったときに開始される。A
/Fセンサが活性状態になると目標空燃比と実際の空燃
比との偏差から実際の空燃比が目標空燃比に追従するよ
うに制御されるものである。(空燃比制御手段)ステッ
プ503では、失火カウンタCmisをクリアしたか否
かが判定される。失火カウンタがクリアされたことは、
後述するフラグCmiscが1か0かにより判定され
る。ここで、失火カウンタがクリアされたことを示すフ
ラグCmiscが1であると、失火カウンタをクリアし
てないとして、そのまま本ルーチンを終了する。一方、
Cmiscが1ではないと判定されると、ステップ50
4へ進む。ステップ504では、失火カウンタCmis
をクリアし、ステップ505へ進む。ステップ505で
は、ステップ504で失火カウンタCmisがクリアさ
れたことを受けて、失火カウンタCmiscをクリアし
たことを示すフラグXcmiscに1を立てて本ルーチ
ンを終了する。
【0057】このように、本実施例では、失火カウンタ
Cmisをクリアする期間を設定することで、空燃比フ
ィードバック制御が行われるとすぐに失火カウンタCm
isをクリアする。空燃比フィードバック制御が実施中
か否かを判定する理由は、空燃比フィードバック制御が
行われると、揮発性による影響がでる運転状態において
も目標空燃比に制御されるので重質燃料に起因する回転
速度変動がなくなるからである。このことから、空燃比
フィードバック制御中は、重質燃料であっても失火を誤
検出することがなくなる。このため、空燃比フィードバ
ック制御が実施されているか否かを判定することで、失
火の誤検出の虞がある期間に、適宜、無効化を実施する
ことができるので、失火の誤検出を防止することができ
る。
【0058】また、本実施例では、空燃比フィードバッ
ク制御が行われると、すぐに失火カウンタCmisの無
効化を実施しているが、空燃比を検出し、空燃比が安定
したことを判定してから無効化が実施されるようにディ
レイを持たせても良い。
【0059】また、本実施例を第1の実施例乃至第2の
実施例に組み合わせて用いても良い。また、上記実施例
においては、機関始動後、燃料性状判定を行い、この結
果に基づいて失火判定結果を無効化するか否かを判断し
ているが、前回の燃料性状判定結果に基づいて、機関始
動後、すぐに失火判定結果を無効化するか否かを判断し
ても良い。またこの場合、失火判定そのものを所定期間
禁止するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成図。
【図2】第1の実施例のメインのフローチャート。
【図3】第1の実施例の失火検出を示すフローチャー
ト。
【図4】第1の実施例の燃料性状の判定を示すフローチ
ャート。
【図5】通常燃料、重質+通常燃料、銃質燃料をそれぞ
れ使用したときの内燃機関の始動後の経過時間と内燃機
関の回転速度との関係を示す特性図。
【図6】通常燃料、重質+通常燃料、銃質燃料をそれぞ
れ使用したときの内燃機関の始動後の経過時間と内燃機
関の回転速度の積算値との関係を示す特性図。
【図7】第2の実施例の失火検出の無効化を示すフロー
チャート。
【図8】第3の実施例の失火検出の無効化を示すフロー
チャート。
【図9】目標回転速度と実回転速度との偏差に基づいて
燃料性状を判定するためのカウント値kを設定するマッ
プ図。
【符号の説明】
1…内燃機関、2…ECU、2a…CPU、18…触媒
コンバータ、20…ディストリビュータ、25…インジ
ェクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/22 305 F02D 41/22 305A F02P 17/12 F02P 17/00 F Fターム(参考) 3G019 AC01 CD09 DC06 GA05 GA08 GA09 GA11 GA16 3G084 AA03 BA00 BA03 BA05 BA09 BA11 BA16 CA01 CA02 DA04 DA10 DA12 DA27 EB08 EB12 EB16 EB22 EC04 FA07 FA10 FA20 FA29 FA34 FA38 3G301 HA01 HA06 JA03 JA08 JA23 JA28 JA29 JB09 KA01 KA05 LA03 LB02 LC02 MA01 MA12 NA05 NA06 NA07 NA09 NB11 NB18 NC02 ND04 ND05 ND12 ND15 ND45 NE01 NE06 NE14 PA01Z PA11Z PB03A PD02Z PE02Z PE03Z PE08Z PE09A PF16Z PG01Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の出力軸により出力される回転
    角度信号を検出する回転角度信号検出手段と、 前記回転角度信号検出手段により検出される回転角度信
    号に基づいて内燃機関の回転速度を算出する回転速度算
    出手段と、 前記回転速度算出手段により算出される内燃機関の回転
    速度に基づいて内燃機関の失火を判定する失火判定手段
    と、 内燃機関で燃焼させる燃料の性状判定を行う燃料性状判
    定手段と、 前記燃料性状判定手段により判定された燃料性状に基づ
    いて、前記失火判定手段により判定された内燃機関の始
    動又は始動後から所定期間の失火判定結果を無効とする
    無効化手段とを備えることを特徴とする内燃機関用失火
    検出装置。
  2. 【請求項2】 前記所定期間は、内燃機関の始動又は始
    動後からの経過時間、または機関始動又は始動後に点火
    プラグが点火した回数に基づいて設定されることを特徴
    とする請求項1に記載の内燃機関用失火検出装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料性状判定手段により判定された
    燃料性状に基づいて燃料噴射量の補正を行う重質燃料補
    正手段を備え、 前記所定期間は、内燃機関が始動してから前記重質燃料
    補正手段による燃料噴射の補正が終了するまでの期間で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の内
    燃機関用失火検出装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関の空燃比を目標空燃比にフィー
    ドバック制御する空燃比フィードバック制御手段を備
    え、 前記所定期間は、内燃機関が始動してから前記フィード
    バック制御手段により空燃比が目標空燃比にフィードバ
    ック制御されるまでの期間であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の内燃機関用失
    火検出装置。
  5. 【請求項5】 前記無効化手段は、燃料性状判定手段に
    より前回判定された結果に基づいて判定されることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の
    内燃機関用失火検出装置。
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DE112010005933B4 (de) * 2010-10-12 2014-01-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Steuervorrichtung für eine Verbrennungskraftmaschine
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