JP2002047888A - シールド掘進機のカッタビット交換方法及びその装置 - Google Patents

シールド掘進機のカッタビット交換方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストかつ短時間で安全かつ容易に施工で
きるシールド掘進機のカッタビット交換方法及びその装
置を提供する。 【解決手段】 シールド掘進機の前端部の回転カッタ7
前面から機内側まで連続して形成された支持レール21
にカッタビット19を数珠繋ぎ状に支持して、機内側か
ら新たなカッタビットを追加することによって、支持レ
ール21の終端のカッタビットを外周方向に押し出して
順次新しいカッタビットに交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシールド掘進機のカ
ッタビット交換方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シールドトンネル掘削工事の長距
離化に伴い、シールド掘進機のカッタビットの維持管理
が問題となっており、掘進途中におけるカッタビットの
交換方法が各種提案されている。従来のカッタビットの
交換方法には、トンネル掘進予定位置の途中に、予めビ
ット交換のための立坑を構築しておき、この立坑内にシ
ールド掘進機が到達したときに、該立坑内で掘進機前端
のトンネル掘削用カッタに固定されているカッタビット
の交換作業を行うようにした中間立坑によるカッタビッ
ト交換方法がある(第1従来例)。
【0003】また、トンネル掘進予定位置の地盤中に、
地盤硬化剤の注入によって安定度の高い改良地盤層を形
成しておき、この改良地盤層内にシールド掘進機の先端
を進入させた状態で停止させ、チャンバーマンホールよ
りトンネル掘削用カッタの前面側の改良土を人力によっ
て排出し、形成されるトンネル掘削用カッタ前面側の空
間内でビット交換作業を行うようにした事前前面部地盤
改良によるカッタビット交換方法がある(第2従来
例)。
【0004】更に、シールド掘進機がビット交換位置に
到達後、坑内よりシールド掘進機の前面及び前端部周囲
を凍結工法により地盤改良を行い、前述の方法と同様
に、チャンバーマンホールよりトンネル掘削用カッタの
前面側の改良土を人力によって排出し、形成されるトン
ネル掘削用カッタ前面側の空間内でビット交換作業を行
うようにした到達後前面部地盤改良によるカッタビット
交換方法がある(第3従来例)。
【0005】更に、シールド掘進機自体に、カッタビッ
トの交換作業が可能なドライ空間を機械的構造によって
形成したり、掘削用カッタを前後に旋回させたり、坑内
に引き込んだりしたりできるような機械的構造を予めシ
ールド掘進機に設置しておく等の機械構造によるカッタ
ビット交換方法がある(第4従来例)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1〜第4従来例には次のような問題点があった。ま
ず、第1従来例では、交換位置で立坑を構築する必要が
あり、そのためのコストが高くなり、また、立坑構築に
広い用地の確保が必要なため場所的な制約が伴い、更に
工程的に長期間を要する。
【0007】また、第2従来例では、人力によって改良
地盤の掘削、掘削土砂の撤去等の作業を行う必要がある
こと、及びシールド掘進機と改良地盤との間の止水が必
要であること等から、安全性に問題があり、また工程的
に長期間を要するという問題がある。
【0008】さらに、第3従来例では、坑内から凍結工
法によって地盤改良を行うため、小口径のシールドトン
ネルでは施工できず、凍結、解凍によって地盤変動の発
生が予測され、更に、工程的に長期間を要し、工費も高
い等の問題がある。
【0009】また、第4従来例では、トンネル掘削用カ
ッタ部分の構造が複雑になるとともに、カッタ関係の製
作条件としてビット交換構造が支配的となり、シールド
掘進機の製造コストが高く、しかも、構造的に小口径の
シールドトンネルには利用が困難である等の問題があ
る。
【0010】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、低コストかつ短時間で安全かつ容易に
施工できるシールド掘進機のカッタビット交換方法及び
その装置の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシールド掘
進機のカッタビット交換方法は、シールド掘進機の前端
部の回転カッタ前面から機内側まで連続して形成された
支持レールにカッタビットを数珠繋ぎ状に支持して、機
内側から新たなカッタビットを追加することによって、
前記支持レールの終端のカッタビットを外周方向に押し
出して順次新しいカッタビットに交換するものである。
【0012】また、本発明に係るシールド掘進機のカッ
タビット交換装置は、シールド掘進機の前端部の回転カ
ッタ前面から機内側まで連続して形成された支持レール
と、該支持レールに移動可能に連続して支持された複数
のカッタビットと、前記支持レールの後端側に設けられ
て新たなカッタビットを追加すると共に後端側の既設カ
ッタビットを前記支持レールに沿って押し出すカッタビ
ット追加機構とを備えたものである。
【0013】また、支持レールは回転カッタ前面のカッ
タスポークに沿って設けられると共に、回転中心部近傍
から後方に向けて滑らかに屈曲して機内まで延出してな
るものである。
【0014】また、複数のカッタビットは、隣接するも
の相互間を前記支持レール内において連結する連結手段
を備えていることを特徴とするものである。
【0015】また、連結手段は半球状の凸部と該凸部が
嵌入する凹部からなることを特徴とするものである。
【0016】また、カッタビット追加機構は、支持レー
ル後端部に設けられて新カッタビットを装入保持する供
給用水密箱と、該供給用水密箱と前記支持レールとの間
を開閉可能に仕切る開閉手段と、供給用水密箱に装入さ
れた新カッタビットを前記支持レール側に押し込む押し
込み手段と、押し込まれたカッタビットを前記支持レー
ルに沿って押し出す押し出し手段と、最後端のカッタビ
ットを固定するストッパとを備えてなるものである。
【0017】また、支持レールの後端部にグリースを注
入するグリス注入手段を備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、シールド掘進機の前端部
の縦断面で、図2は、シールド掘進機の進行方向から見
た正面図であり、両図面は一部を省略して示している。
また、図3は本実施の形態の要部断面図であり、カッタ
ビットの交換途中の状態を示している。以下、図1〜図
3に基づいて本実施の形態を説明する。シールド掘進機
の前端部は、円筒状のスキンプレート1と、スキンプレ
ート1の前端から少し後方内部に設けられた隔壁3を備
えている。隔壁3の中央部にはコーン状の回転体5が回
転可能に取り付けられ、この回転体5の先端側にスキン
プレート1の前端を覆うようにカッタヘッド7が設けら
れ、カッタヘッド7と隔壁3の間に掘削チャンバー8が
形成されている。そして、カッタヘッド7には複数のカ
ッタスポーク9が放射状に形成されている。
【0019】また、回転体5の先端中心部には回転カッ
タ13が設置され、回転体5と一体に回転できるように
なっている。回転体5自体は隔壁3の内側に設置された
駆動モータ15によりリングギア17を介して回転でき
るようになっている。
【0020】各カッタスポーク9には、複数のカッタビ
ット19を一列に支持するL字状のカッタビット支持レ
ール21が取り付けられている。カッタビット支持レー
ル21は、カッタヘッド7の位置ではカッタスポーク9
に沿っており、カッタヘッド7中央部からシールド掘進
機の後方側へ滑らかに屈曲して回転体5を貫通して機内
側まで延出している。このカッタビット支持レール21
は、図3のA−A断面図である図4(a)に示すよう
に、カッタスポーク9に沿う位置では前面が開口する断
面略コ字状をしており、コ字の開口側の両側から対向す
る片に向けて突出する支持部21aが形成されている。
また、カッタビット支持レール21における屈曲後の位
置では、図3のB−B断面図である図4(b)に示すよ
うに、カッタビット全体を覆う筒状になっている。
【0021】そして、このカッタビット支持レール21
には、複数のカッタビット19が、カッタビット支持レ
ール21の支持部21aからビット部を突出させた状態
でレールに沿って移動可能に装着されている。カッタビ
ット支持レール21の先端部は、図1、図3に示すよう
に、斜めの切欠き22が形成されている。この切欠き2
2は、カッタビット19の交換時においてカッタビット
19の排出を容易にするためのものである。また、カッ
タビット支持レール21の後端には、壁体23が設けら
れると共に、カッタビットを追加するための後述のカッ
タビット追加機構が設けられている。
【0022】ここで、カッタビット19の構成について
説明する。図5はカッタビット19の説明図であり、図
5(a)が平面図、図5(b)が正面図、図5(c)が
側面図である。カッタビット19は、ビット部25と、
このビット部25を支持するビット支持駒27とを備
え、ビット支持駒27の後面側の両側にはガイド片2
9,31が設けられている。ガイド片31の先端部には
後述のストッパーに係止する係止部31aが形成されて
いる。また、ビット支持駒27の後面側の下部には連結
用の半球状の凸部33が、ビット支持駒27の後面側の
上部には連結腕35が設けられている。連結腕35の前
面側には半球状の凹陥部35aが形成されている。
【0023】以上のように構成されたカッタビット19
は、図5(b)に示すように、隣接する一方のカッタビ
ット19(2点鎖線で示すもの)の連結腕35の凹陥部
35aを他方のカッタビット19(実線で示すもの)の
凸部33に嵌入することで連結される。このようにして
連結したものが、図1に示すように、カッタビット支持
レール21内に数珠繋ぎに装着されている。
【0024】次に、カッタビット追加機構の構成につい
て説明する。図6(a)(b)、図7(c)(d)はカ
ッタビット追加機構の構造及び動作の説明図である。ま
ず、図6(a)に基づいてカッタビット追加機構の構造
を説明する。カッタビット支持レール21の後端部に
は、カッタビット支持レール21の側方に新カッタビッ
ト50を供給するための供給用水密箱37が設置されて
いる。新カッタビット50は、供給用水密箱37内にお
いて供給用水密箱37の側壁に保持されて図示の姿勢を
保持できるようになっている。
【0025】供給用水密箱37とカッタビット支持レー
ル21との境界には両者の間を開閉するシャッター39
が設けられている。供給用水密箱37には開閉可能な蓋
41が設けられ、この蓋41の外部には供給用水密箱3
7に装入された新カッタビット50をカッタビット支持
レール21側へ押し込む押込み手段43が設置されてい
る。押込み手段43は、例えば油圧シリンダからなり、
シリンダロッドの伸長により新カッタビット50を押し
込むようにする。
【0026】また、カッタビット支持レール21の後端
部の壁体23には追加された新カッタビット50を前方
に押し出す押し出し手段45が設けられている。さら
に、カッタビット支持レール21の後端側壁部には押し
出された新カッタビット50を保持するストッパ47が
設けられている。ストッパ47は、例えば油圧シリンダ
からなり、先端に係止部48aが形成されたロッド48
がカッタビット支持レール21内へ突出して、係止部4
8aが押し出された新カッタビット50の係止片31a
に係止して、新カッタビット50が後方に移動するのを
拘束する。
【0027】これら供給用水密箱37、押し込み手段4
3、シャッター39、押し出し手段45、ストッパー4
7によってカッタビット追加機構が構成されている。な
お、カッタビット支持レール21の後端部にはグリス供
給手段49が設けられており、このグリス供給手段49
からカッタビット支持レール21内へグリス供給され
る。これによって、カッタビット19の腐食と、カッタ
ビット19送り出し時の摩擦を少なくでき、さらに泥水
の逆流を止めることもできる。
【0028】次に、上記のように構成されたカッタビッ
ト交換装置によって、カッタビットを交換する方法につ
いて説明する。図6(a)に示す供給用水密箱37内に
交換用の新カッタビット50を装入し、押し出し手段4
5のロッドを縮退させた状態を出発点として説明する。
図6(a)の状態から、シヤッター39を開けて、カッ
タビット支持レール21と供給用水密箱37とを連通さ
せる。このとき、カッタビット支持レール21内の泥水
等が供給用水密箱37内に入ってくるが、供給用水密箱
37の蓋41を閉めているので、泥水が機内に侵入する
ことはない。シャッター39を開けた状態で、押し込み
手段43によって新カッタビット50をカッタビット支
持レール21側に押し込む。このとき、供給用水密箱3
7の側壁がガイドとなって新カッタビット50は図示の
姿勢を保持したまま移動する。そして、既設のカッタビ
ット19の連結腕35に形成された半球状の凹陥部35
aに新カッタビット50の半球状の凸部33が嵌入し
て、新カッタビット50と既設カッタビット19が連結
される(図6(b))。
【0029】次に、押し出し手段45のロッドを延出さ
せて新カッタビット50を前方に押し出して、新カッタ
ビット50がカッタビット支持レール21に支持される
と、押し込み手段43のロッドを縮退させて、シャッタ
ー39を閉じる。シヤッター39を閉じた状態で、蓋4
1を開放して供給用水密箱37に次回に追加する新カッ
タビット50を入れ、再び蓋41を閉じる。このとき、
蓋41を開放しても、シヤッター39によってカッタビ
ット支持レール21と供給用水密箱37が仕切られてい
るので、カッタビット支持レール21内の泥水等が機内
に侵入することはない。
【0030】押し出し手段45のロッドをさらに延出さ
せて新カッタビット50が所定位置に来ると、ストッパ
ー47のロッド48をカッタビット支持レール21側に
突出させて、その係止部48aと新カッタビット50の
係止片31aとを係合させ、新カッタビット50が後方
に移動するのを防止する。ところで、押し出し手段45
のロッドによって新カッタビット50を前方に押し出す
と、既設のカッタビット19は数珠繋ぎ状で全体に前進
し、最先端のカッタビット19はカッタスポーク9の外
方に突出して後方に位置するカッタビットとの嵌合が外
れて、外部に排出されることになる。このとき、カッタ
ビット支持レール21の先端部に切欠き22が形成され
ているので、カッタビット19がカッタビット支持レー
ル21から外れやすく排出が容易にできる。
【0031】以上がカッタビット1サイクルの交換動作
であるが、トンネル掘削土質によって、複数サイクルの
交換を行ったり、または、全ビット支持駒を交換するこ
ともできる。
【0032】以上のように、本実施の形態においては、
カッタビット19を数珠繋ぎ状態にし、後方から押し出
して、カッタヘッド7の最外周のものから順に交換する
ようにしたので、最も摩耗の激しいものから順次交換で
き、最も合理的である。さらに、短時間の掘進作業停止
での交換が可能であり、経済性も高い。
【0033】また、支持レール21を回転カッタ前面の
カッタスポーク9に沿って設けると共に、回転中心部近
傍から後方に向けてに滑らかに屈曲して機内まで延出さ
せたので、カッタビット19を連続して円滑に追加でき
る。また、作業をシールド掘進機内の大気中で行うこと
ができ、しかも交換箇所がカッタ回転中心側後部にあり
点検・作業がしやすい。
【0034】また、各カッタビット19に、隣接するも
の相互間を支持レール21内において連結するための連
結手段として半球状の凸部33と凹陥部35aを設けた
ので、各カッタビット19は支持レール21内において
は互いに連結され、最後端のカッタビット19を固定す
ることで最先端のカッタビット19を固定できる。そし
て、支持レール21から抜け出た状態ではカッタビット
19の連結は外れるので、最先端のカッタビットを後方
から押し出すだけて簡単に排出できる。
【0035】なお、上記の実施の形態のカッタビット1
9は、ビット支持駒27に1個のビット部25を形成し
たものを示したが、1個のビット支持駒27に複数のビ
ット部25を形成するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】上記のように、本発明においては、シー
ルド掘進機の前端部の回転カッタ前面に形成された支持
レールにカッタビットを数珠繋ぎ状に支持して、機内後
方から新たなカッタビットを追加することによって、前
記支持レールの終端のカッタビットを外周方向に押し出
して順次新しいカッタビットに交換するようにしたの
で、シールド掘進機の機内側からの交換が可能となり、
中間立坑の構築や薬液注入、圧気等の作業が不要となっ
て、コストと時間の大幅な削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るカッタビット交
換装置を搭載したシールド掘進機の前端部の縦断面図で
ある。
【図2】 本発明の一実施の形態に係るカッタビット交
換装置を搭載したシールド掘進機の前端部の正面図であ
る。
【図3】 本発明の一実施の形態に係るカッタビット交
換装置の要部の断面図である。
【図4】 図3のA−A断面及びB−B断面を示す図で
ある。
【図5】 本実施の形態に係るカッタビットの説明図で
ある。
【図6】 本発明の一実施の形態に係るカッタビット交
換装置の動作説明図である。
【図7】 本発明の一実施の形態に係るカッタビット交
換装置の動作説明図である。
【符号の説明】
1 スキンプレート 9 カッタスポーク 19 カッタビット 21 カッタビット支持レール 25 ビット部 27 ビット支持駒 33 凸部 35 連結腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 修一 栃木県那須郡西那須野町四区町1534番1号 五洋建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 岡田 英明 東京都文京区後楽2丁目2番8号 五洋建 設株式会社内 Fターム(参考) 2D054 AC01 BA07 BB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機の前端部の回転カッタ前
    面から機内側まで連続して形成された支持レールにカッ
    タビットを数珠繋ぎ状に支持して、機内側から新たなカ
    ッタビットを追加することによって、前記支持レールの
    終端のカッタビットを外周方向に押し出して順次新しい
    カッタビットに交換することを特徴とするシールド掘進
    機のカッタビット交換方法。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機の前端部の回転カッタ前
    面から機内側まで連続して形成された支持レールと、該
    支持レールに移動可能に連続して支持された複数のカッ
    タビットと、前記支持レールの後端側に設けられて新た
    なカッタビットを追加すると共に後端側の既設カッタビ
    ットを前記支持レールに沿って押し出すカッタビット追
    加機構とを備えたことを特徴とするシールド掘進機のカ
    ッタビット交換装置。
  3. 【請求項3】 支持レールは回転カッタ前面のカッタス
    ポークに沿って設けられると共に、回転中心部近傍から
    後方に向けてに滑らかに屈曲して機内まで延出してなる
    ことを特徴とする請求項2記載のシールド掘進機のカッ
    タビット交換装置。
  4. 【請求項4】 複数のカッタビットは、隣接するもの相
    互間を前記支持レール内において連結する連結手段を備
    えていることを特徴とする請求項2又は3記載のシール
    ド掘進機のカッタビット交換装置。
  5. 【請求項5】 連結手段は半球状の凸部と該凸部が嵌入
    する凹部からなることを特徴とする請求項4記載のシー
    ルド掘進機のカッタビット交換装置。
  6. 【請求項6】 カッタビット追加機構は、支持レール後
    端部に設けられて新カッタビットを装入保持する供給用
    水密箱と、該供給用水密箱と前記支持レールとの間を開
    閉可能に仕切る開閉手段と、供給用水密箱に装入された
    新カッタビットを前記支持レール側に押し込む押し込み
    手段と、押し込まれたカッタビットを前記支持レールに
    沿って押し出す押し出し手段と、最後端のカッタビット
    を固定するストッパとを備えてなることを特徴とする請
    求項2〜5のいずれかに記載のシールド掘進機のカッタ
    ビット交換装置。
  7. 【請求項7】 支持レールの後端部にグリースを注入す
    るグリス注入手段を備えたことを特徴とする請求項2〜
    6のいずれかに記載のシールド掘進機のカッタービット
    交換装置。
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