JP2002047758A - ブロック - Google Patents
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- JP2002047758A JP2002047758A JP2000234954A JP2000234954A JP2002047758A JP 2002047758 A JP2002047758 A JP 2002047758A JP 2000234954 A JP2000234954 A JP 2000234954A JP 2000234954 A JP2000234954 A JP 2000234954A JP 2002047758 A JP2002047758 A JP 2002047758A
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- Japan
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- blocks
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- vertical direction
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】壁面を構成して公園等の敷地内を好適に緑化す
るブロックを提供する。 【解決手段】ブロック1が、同じ構成を有するもの同
士、或いは異なる構成を有する他のブロック2と組み合
わせ、複数個を鉛直方向及び水平方向に略沿って並設す
ることにより鉛直方向に起立した壁面Hを構成するもの
であり、その鉛直面である前後両面1a、1bに、植物
Pを植える植栽土Qを載置するための前後面1a、1b
に開口して厚み方向に凹陥する凹部11、12を設けて
いる。
るブロックを提供する。 【解決手段】ブロック1が、同じ構成を有するもの同
士、或いは異なる構成を有する他のブロック2と組み合
わせ、複数個を鉛直方向及び水平方向に略沿って並設す
ることにより鉛直方向に起立した壁面Hを構成するもの
であり、その鉛直面である前後両面1a、1bに、植物
Pを植える植栽土Qを載置するための前後面1a、1b
に開口して厚み方向に凹陥する凹部11、12を設けて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、民家や工場等の敷
地を外部と仕切る外壁等として好適に利用される緑化用
のブロックに関するものである。
地を外部と仕切る外壁等として好適に利用される緑化用
のブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、急傾斜地における土留を行う
べく配置される護岸用のブロックがある。この種のブロ
ックは、コンクリート製であるため、無機質な印象を与
えやすいため、近年、この護岸用のブロックに緑化機能
を付与して表面を植物により覆うことにより、景観保護
と自然保護の両立を図っているものがある。具体的に
は、この種のブロックは、前板部と、後板部と、この前
後両板部を連結する連結板部とを備えてなり、前記前板
部と後板部の間に形成したポット部に土を充填し、この
土に植物を植えるようにしている。そして、このブロッ
クは、前記ポット部の後側部分が重なるように順次上方
に階段状に積み重ねされ、地山等の急傾斜面を護岸する
ように積施工される。
べく配置される護岸用のブロックがある。この種のブロ
ックは、コンクリート製であるため、無機質な印象を与
えやすいため、近年、この護岸用のブロックに緑化機能
を付与して表面を植物により覆うことにより、景観保護
と自然保護の両立を図っているものがある。具体的に
は、この種のブロックは、前板部と、後板部と、この前
後両板部を連結する連結板部とを備えてなり、前記前板
部と後板部の間に形成したポット部に土を充填し、この
土に植物を植えるようにしている。そして、このブロッ
クは、前記ポット部の後側部分が重なるように順次上方
に階段状に積み重ねされ、地山等の急傾斜面を護岸する
ように積施工される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな護岸用の緑化ブロックの多くは、傾斜面に階段状に
積施工しているものが殆どで、略鉛直方向に起立して配
置されるものは殆どないのが実状である。
うな護岸用の緑化ブロックの多くは、傾斜面に階段状に
積施工しているものが殆どで、略鉛直方向に起立して配
置されるものは殆どないのが実状である。
【0004】ところで、近年、ガーデニングがブームと
なり、民家や工場等の敷地を外部と仕切る外壁は勿論、
公園やアミューズメントパーク等の敷地内に鉛直起立し
て配置した壁面を植物で装飾して敷地内の美化を図って
いるものがある。具体的には、植物を植えたハンギング
ポットを壁面にぶら下げるなどしているものが殆どであ
り、ブロック自体に緑化機能を付与しているものは殆ど
見当たらないのが実状である。
なり、民家や工場等の敷地を外部と仕切る外壁は勿論、
公園やアミューズメントパーク等の敷地内に鉛直起立し
て配置した壁面を植物で装飾して敷地内の美化を図って
いるものがある。具体的には、植物を植えたハンギング
ポットを壁面にぶら下げるなどしているものが殆どであ
り、ブロック自体に緑化機能を付与しているものは殆ど
見当たらないのが実状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題に鑑み、本発
明は、同じ構成を有するもの同士、或いは異なる構成を
有する他のブロックと組み合わせ、複数個を少なくとも
鉛直方向に略沿って並設することにより鉛直方向に起立
した壁面を構成するものであり、その鉛直面の少なくと
も一方側に、植物を植える植栽土を載置するための前記
鉛直面に開口して厚み方向に凹陥する凹部を設けている
ことを特徴とするブロックに関するものである。
明は、同じ構成を有するもの同士、或いは異なる構成を
有する他のブロックと組み合わせ、複数個を少なくとも
鉛直方向に略沿って並設することにより鉛直方向に起立
した壁面を構成するものであり、その鉛直面の少なくと
も一方側に、植物を植える植栽土を載置するための前記
鉛直面に開口して厚み方向に凹陥する凹部を設けている
ことを特徴とするブロックに関するものである。
【0006】このような構成のものにおいて、前記凹部
に植栽土をプランタ等に収納して配置して植物を栽培す
ると、特に、その植物が壁面に這って繁茂するような蔓
性植物や垂れ下がって繁茂する植物である場合には、植
物の繁茂に従って壁面の略全体或いはこのブロックを適
用している一部が該植物で埋め尽くされて緑化されるこ
ととなる。このように、本発明の構成であると、ブロッ
クを並設することにより敷地内を区切ったりするための
壁面の構成を行い得るとともに、その壁面を緑化して敷
地内の美化をも図ることが可能となる。すなわち、従来
のコンクリート製品では難しいとされていた壁面の鉛直
面の緑化が可能となる上、同じ構成を有するブロックや
異なる構成を有するブロックと組み合わせて様々な緑化
デザインを施すことが可能であり、緑化デザインのバリ
エーションを大きく広げることが可能となる。特に、こ
の場合に、略直方体状の規格化された周知の他のブロッ
クと組み合わせることができるように、少なくとも高さ
寸法や幅寸法を略同じにしておくと、従来と同様のブロ
ック組み立て作業により、容易に壁面を形成することが
可能となる。
に植栽土をプランタ等に収納して配置して植物を栽培す
ると、特に、その植物が壁面に這って繁茂するような蔓
性植物や垂れ下がって繁茂する植物である場合には、植
物の繁茂に従って壁面の略全体或いはこのブロックを適
用している一部が該植物で埋め尽くされて緑化されるこ
ととなる。このように、本発明の構成であると、ブロッ
クを並設することにより敷地内を区切ったりするための
壁面の構成を行い得るとともに、その壁面を緑化して敷
地内の美化をも図ることが可能となる。すなわち、従来
のコンクリート製品では難しいとされていた壁面の鉛直
面の緑化が可能となる上、同じ構成を有するブロックや
異なる構成を有するブロックと組み合わせて様々な緑化
デザインを施すことが可能であり、緑化デザインのバリ
エーションを大きく広げることが可能となる。特に、こ
の場合に、略直方体状の規格化された周知の他のブロッ
クと組み合わせることができるように、少なくとも高さ
寸法や幅寸法を略同じにしておくと、従来と同様のブロ
ック組み立て作業により、容易に壁面を形成することが
可能となる。
【0007】好適な実施の形態としては、対向する鉛直
面を有するものであり、前記凹部が、前記対向する鉛直
面の両側に設けてあるものが挙げられる。
面を有するものであり、前記凹部が、前記対向する鉛直
面の両側に設けてあるものが挙げられる。
【0008】ブロックの強度を一定に保持しながら植栽
土を載置するスペースを確保することを可能とするに
は、対向する鉛直面の両側に設けた凹部同士が互いに鉛
直方向に変位した位置にあることが望ましい。
土を載置するスペースを確保することを可能とするに
は、対向する鉛直面の両側に設けた凹部同士が互いに鉛
直方向に変位した位置にあることが望ましい。
【0009】植栽土の落下を有効に防止することができ
るような構成とするには、前記上向面が、奥方に向かっ
て水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面であることが
望ましい。
るような構成とするには、前記上向面が、奥方に向かっ
て水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面であることが
望ましい。
【0010】ブロックの強度を極力損なうことなしに、
凹部の開口入口の面積を大きく確保して凹部内に入射す
る日照量を増加させると共に、雨が降った際等に雨水が
前記凹部の中に入り込みやすいような構成として植物の
生育促進を図るには、前記凹部を構成する下向面が、奥
方に向かって水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面で
あることが望ましい。
凹部の開口入口の面積を大きく確保して凹部内に入射す
る日照量を増加させると共に、雨が降った際等に雨水が
前記凹部の中に入り込みやすいような構成として植物の
生育促進を図るには、前記凹部を構成する下向面が、奥
方に向かって水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面で
あることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0012】本実施の形態のブロック1は、図1及び図
2に示すように、異なる構成を有する他のブロックであ
る直方体ブロック2と共に、複数個を鉛直方向及び水平
方向に並設することにより鉛直方向に起立した壁面Hを
構成し、民家や工場等の敷地を外部と仕切る外壁等とし
て利用されるものである。
2に示すように、異なる構成を有する他のブロックであ
る直方体ブロック2と共に、複数個を鉛直方向及び水平
方向に並設することにより鉛直方向に起立した壁面Hを
構成し、民家や工場等の敷地を外部と仕切る外壁等とし
て利用されるものである。
【0013】ブロック1は、図3及び図4に示すよう
に、コンクリート製で平面視略矩形状のものである。こ
のブロック1は、使用位置において鉛直面となる前後両
面1a、1bに開口し、内方に向かって凹陥する凹部1
1、12を有しており、この凹部11、12を構成する
上向面11a、12aに植物Pを植えるための植栽土Q
を載置して図1及び図2に示すように壁面Hの緑化を図
るようにしている。この凹部11、12は、その両側方
が開放しているものであり、該凹部11、12を構成す
る上向面11a、12aは、奥方に向かって水平位置か
ら僅かに下方に向かって傾斜する傾斜面であり、さら
に、該凹部11、12を構成する下向面11b、12b
は、奥方に向かって水平位置から若干下方に向かって傾
斜する傾斜面となっている。そして、これら前後両面1
a、1bに設けた凹部11、12は、互いに上下方向に
変位して位置している。
に、コンクリート製で平面視略矩形状のものである。こ
のブロック1は、使用位置において鉛直面となる前後両
面1a、1bに開口し、内方に向かって凹陥する凹部1
1、12を有しており、この凹部11、12を構成する
上向面11a、12aに植物Pを植えるための植栽土Q
を載置して図1及び図2に示すように壁面Hの緑化を図
るようにしている。この凹部11、12は、その両側方
が開放しているものであり、該凹部11、12を構成す
る上向面11a、12aは、奥方に向かって水平位置か
ら僅かに下方に向かって傾斜する傾斜面であり、さら
に、該凹部11、12を構成する下向面11b、12b
は、奥方に向かって水平位置から若干下方に向かって傾
斜する傾斜面となっている。そして、これら前後両面1
a、1bに設けた凹部11、12は、互いに上下方向に
変位して位置している。
【0014】また、このブロック1は、上下面1c、1
dに側面視略台形状に凹陥する配筋溝13を有してお
り、この配筋溝13に鉄筋を配筋して適宜の手段で複数
個のブロック1及び直方体ブロック2を連結するように
している。さらに、このブロック1は、水抜きのための
凹溝14を有している。具体的には、この凹溝14は、
凹部11、12の上向面11a、12aに上端が連通す
るように鉛直方向に沿って設けたものであり、該凹溝1
4内にビニール製の管等を配設して、植物Pを植えた植
栽土Qに供給した水の余剰分や雨水等を壁面Hの下方ま
で落とし込むようにしている。
dに側面視略台形状に凹陥する配筋溝13を有してお
り、この配筋溝13に鉄筋を配筋して適宜の手段で複数
個のブロック1及び直方体ブロック2を連結するように
している。さらに、このブロック1は、水抜きのための
凹溝14を有している。具体的には、この凹溝14は、
凹部11、12の上向面11a、12aに上端が連通す
るように鉛直方向に沿って設けたものであり、該凹溝1
4内にビニール製の管等を配設して、植物Pを植えた植
栽土Qに供給した水の余剰分や雨水等を壁面Hの下方ま
で落とし込むようにしている。
【0015】直方体ブロック2は、略直方体状の規格化
された周知のものであり、本実施の形態のブロック1
は、この直方体ブロック2と高さ寸法及び幅寸法を略同
じに設定してある。
された周知のものであり、本実施の形態のブロック1
は、この直方体ブロック2と高さ寸法及び幅寸法を略同
じに設定してある。
【0016】また、植栽土Qは、本実施の形態では、周
知のプランタやポット等に充填して前記凹部11、12
の上向面11a、12aに載置するようにしているが、
適宜の手段で固めたものを載置するようにしてもよい。
知のプランタやポット等に充填して前記凹部11、12
の上向面11a、12aに載置するようにしているが、
適宜の手段で固めたものを載置するようにしてもよい。
【0017】このような構成のものであると、前記凹部
11、12に植栽土Qを充填したプランタ等を載置して
植物Pを栽培すると、特に、その植物Pが壁面Hに這っ
て繁茂するような蔓性植物や垂れ下がって繁茂する植物
である場合には、植物の繁茂に従って壁面Hの略全体或
いはこのブロック1を適用している一部が該植物Pで埋
め尽くされて緑化されることとなる。このように、上述
した構成であると、ブロック1を並設することにより敷
地内を区切ったりするための壁面Hの構成を行い得ると
ともに、その壁面Hを緑化して敷地内の美化をも図るこ
とが可能となる。すなわち、従来のコンクリート製品で
は難しいとされていた壁面Hの鉛直面の緑化が可能とな
る上、同じ構成を有するブロック1や、本実施の形態の
ように異なる構成を有するブロック2と組み合わせて様
々な緑化デザインを施すことができ、緑化デザインのバ
リエーションを大きく広げることが可能となる。特に、
本実施の形態のように、略直方体状の規格化された周知
の他のブロック2と組み合わせることができるように、
少なくとも高さ寸法や幅寸法を略同じにしておくと、従
来と同様のブロック組み立て作業により、容易に壁面H
を形成することが可能となる。
11、12に植栽土Qを充填したプランタ等を載置して
植物Pを栽培すると、特に、その植物Pが壁面Hに這っ
て繁茂するような蔓性植物や垂れ下がって繁茂する植物
である場合には、植物の繁茂に従って壁面Hの略全体或
いはこのブロック1を適用している一部が該植物Pで埋
め尽くされて緑化されることとなる。このように、上述
した構成であると、ブロック1を並設することにより敷
地内を区切ったりするための壁面Hの構成を行い得ると
ともに、その壁面Hを緑化して敷地内の美化をも図るこ
とが可能となる。すなわち、従来のコンクリート製品で
は難しいとされていた壁面Hの鉛直面の緑化が可能とな
る上、同じ構成を有するブロック1や、本実施の形態の
ように異なる構成を有するブロック2と組み合わせて様
々な緑化デザインを施すことができ、緑化デザインのバ
リエーションを大きく広げることが可能となる。特に、
本実施の形態のように、略直方体状の規格化された周知
の他のブロック2と組み合わせることができるように、
少なくとも高さ寸法や幅寸法を略同じにしておくと、従
来と同様のブロック組み立て作業により、容易に壁面H
を形成することが可能となる。
【0018】ブロック1が、対向する鉛直面である前後
面1a、1bを有するものであり、前記凹部11、12
が、前記前後面1a、1b両側に設けてあるので、壁面
Hの対向面の両側を緑化して、より良好な壁面Hの緑化
が可能となる。
面1a、1bを有するものであり、前記凹部11、12
が、前記前後面1a、1b両側に設けてあるので、壁面
Hの対向面の両側を緑化して、より良好な壁面Hの緑化
が可能となる。
【0019】前記凹部11、12同士が互いに鉛直方向
に変位した位置にあるので、ブロック1の強度を一定に
保持しながら植栽土Qを載置するスペースを有効に確保
することが可能となる。
に変位した位置にあるので、ブロック1の強度を一定に
保持しながら植栽土Qを載置するスペースを有効に確保
することが可能となる。
【0020】前記上向面11a、12aが、奥方に向か
って水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面であるの
で、植栽土Qの落下を有効に防止することができる。
って水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面であるの
で、植栽土Qの落下を有効に防止することができる。
【0021】前記凹部11、12を構成する下向面11
b、12bが、奥方に向かって水平位置から若干下方に
傾斜する傾斜面であるので、ブロック1の強度を極力損
なうことなしに、凹部11、12の開口入口の面積を大
きく確保することができ、凹部11、12内に入射する
日照量を増加させると共に、雨が降った際等に雨水が前
記凹部11、12の中に入り込みやすい構成とすること
が可能である。
b、12bが、奥方に向かって水平位置から若干下方に
傾斜する傾斜面であるので、ブロック1の強度を極力損
なうことなしに、凹部11、12の開口入口の面積を大
きく確保することができ、凹部11、12内に入射する
日照量を増加させると共に、雨が降った際等に雨水が前
記凹部11、12の中に入り込みやすい構成とすること
が可能である。
【0022】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、本実施
の形態では、このブロック1を他のブロック2と組み合
わせて壁面Hを構成したが、ブロック1単独で壁面Hを
構成するようにしてもよいのは勿論である。さらに、図
5に示すブロック101のように、植栽土を配置する凹
部111を前面側と後面側の何れか一方側に設けるよう
にしてもよいのは勿論である。さらに、図6に示すブロ
ック201のように、前後両面側に設けた凹部211の
位置を上下方向で略同位置となるように設けるようにし
てもよい。その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
たものに限定されないのは勿論である。例えば、本実施
の形態では、このブロック1を他のブロック2と組み合
わせて壁面Hを構成したが、ブロック1単独で壁面Hを
構成するようにしてもよいのは勿論である。さらに、図
5に示すブロック101のように、植栽土を配置する凹
部111を前面側と後面側の何れか一方側に設けるよう
にしてもよいのは勿論である。さらに、図6に示すブロ
ック201のように、前後両面側に設けた凹部211の
位置を上下方向で略同位置となるように設けるようにし
てもよい。その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。
施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】すなわち、本発明は、同じ構成を有するも
の同士、或いは異なる構成を有する他のブロックと組み
合わせ、複数個を少なくとも鉛直方向に略沿って並設す
ることにより鉛直方向に起立した壁面を構成するもので
あり、その鉛直面の少なくとも一方側に、植物を植える
植栽土を載置するための前記鉛直面に開口して厚み方向
に凹陥する凹部を設けているので、従来のコンクリート
製品では難しいとされていた壁面の鉛直面の緑化が可能
となる上、同じ構成を有するブロックや異なる構成を有
するブロックを利用して、様々な緑化デザインを施すこ
とが可能であり、緑化デザインのバリエーションを大き
く広げて民家の外壁は勿論、公園等の敷地内の緑化や美
化を有効に図ることが可能となる。
の同士、或いは異なる構成を有する他のブロックと組み
合わせ、複数個を少なくとも鉛直方向に略沿って並設す
ることにより鉛直方向に起立した壁面を構成するもので
あり、その鉛直面の少なくとも一方側に、植物を植える
植栽土を載置するための前記鉛直面に開口して厚み方向
に凹陥する凹部を設けているので、従来のコンクリート
製品では難しいとされていた壁面の鉛直面の緑化が可能
となる上、同じ構成を有するブロックや異なる構成を有
するブロックを利用して、様々な緑化デザインを施すこ
とが可能であり、緑化デザインのバリエーションを大き
く広げて民家の外壁は勿論、公園等の敷地内の緑化や美
化を有効に図ることが可能となる。
【0025】対向する鉛直面を有するものであり、前記
凹部が、前記対向する鉛直面の両側に設けてあるなら
ば、壁面の対向面の両側を緑化して、より良好な壁面の
緑化が可能となる。
凹部が、前記対向する鉛直面の両側に設けてあるなら
ば、壁面の対向面の両側を緑化して、より良好な壁面の
緑化が可能となる。
【0026】対向する鉛直面の両側に設けた凹部同士が
互いに鉛直方向に変位した位置にあるならば、ブロック
の強度を一定に保持しながら植栽土を載置するスペース
を有効に確保することが可能となる。
互いに鉛直方向に変位した位置にあるならば、ブロック
の強度を一定に保持しながら植栽土を載置するスペース
を有効に確保することが可能となる。
【0027】前記上向面が、奥方に向かって水平位置か
ら若干下方に傾斜する傾斜面であるならば、植栽土の落
下を有効に防止することができる。
ら若干下方に傾斜する傾斜面であるならば、植栽土の落
下を有効に防止することができる。
【0028】前記凹部を構成する下向面が、奥方に向か
って水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面であるなら
ば、ブロックの強度を極力損なうことなしに、凹部の開
口入口の面積を大きく確保することができ、凹部内に入
射する日照量を増加させると共に、雨が降った際等に雨
水が前記凹部の中に入り込みやすい等の利点がある。
って水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面であるなら
ば、ブロックの強度を極力損なうことなしに、凹部の開
口入口の面積を大きく確保することができ、凹部内に入
射する日照量を増加させると共に、雨が降った際等に雨
水が前記凹部の中に入り込みやすい等の利点がある。
【図1】本発明の一実施の形態においてブロックを積み
重ねて壁面を構成した状態を示す全体斜視図。
重ねて壁面を構成した状態を示す全体斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】同ブロックを示す斜視図。
【図4】同側面図。
【図5】同一変形例を示す斜視図。
【図6】同他の変形例を示す斜視図。
1、101、201…ブロック 11、12、111、211…凹部 11a、12a…上向面 11b、12b…下向面 H…壁面 P…植物 Q…植栽土
Claims (5)
- 【請求項1】同じ構成を有するもの同士、或いは異なる
構成を有する他のブロックと組み合わせ、複数個を少な
くとも鉛直方向に略沿って並設することにより鉛直方向
に起立した壁面を構成するものであり、その鉛直面の少
なくとも一方側に、植物を植える植栽土を載置するため
の前記鉛直面に開口して厚み方向に凹陥する凹部を設け
ていることを特徴とするブロック。 - 【請求項2】対向する鉛直面を有するものであり、前記
凹部が、前記対向する鉛直面の両側に設けてあることを
特徴とする請求項1記載のブロック。 - 【請求項3】対向する鉛直面の両側に設けた凹部同士が
互いに鉛直方向に変位した位置にあることを特徴とする
請求項2記載のブロック。 - 【請求項4】前記上向面が、奥方に向かって水平位置か
ら若干下方に傾斜する傾斜面であることを特徴とする請
求項1、2又は3記載のブロック。 - 【請求項5】前記凹部を構成する下向面が、奥方に向か
って水平位置から若干下方に傾斜する傾斜面であること
を特徴とする請求項1、2、3又は4記載のブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000234954A JP2002047758A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000234954A JP2002047758A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002047758A true JP2002047758A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18727243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000234954A Pending JP2002047758A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002047758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004061255A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Nissho Jyutaku Co., Ltd. | 緑化ブロック及び緑化ブロック塀 |
CN116076265A (zh) * | 2022-12-05 | 2023-05-09 | 北方工业大学 | 一种内外双面砌筑型立体绿化模块 |
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2000
- 2000-08-02 JP JP2000234954A patent/JP2002047758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004061255A1 (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-22 | Nissho Jyutaku Co., Ltd. | 緑化ブロック及び緑化ブロック塀 |
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