JP2002047217A - クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造方法 - Google Patents
クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造方法Info
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- JP2002047217A JP2002047217A JP2000234313A JP2000234313A JP2002047217A JP 2002047217 A JP2002047217 A JP 2002047217A JP 2000234313 A JP2000234313 A JP 2000234313A JP 2000234313 A JP2000234313 A JP 2000234313A JP 2002047217 A JP2002047217 A JP 2002047217A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオ
ロシクロブタンと効率よく回収できる方法を提供する。 【解決手段】 クロロテトラフルオロエタンとオクタフ
ルオロシクロブタンとを含む原料混合物を第1精留塔に
供給し、その塔の塔頂から計算して全長の95%〜10
0%にある精留域から中間留分を引き抜き、該中間留分
を第2精留塔に供給し、第2精留塔によりオクタフルオ
ロシクロブタンより高い沸点を有する少なくとも1種の
化合物を含む缶出物を塔底から回収し、第2精留塔の塔
頂よりクロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシ
クロブタンとの混合物を含む留出物を回収することを特
徴とする。
ロシクロブタンと効率よく回収できる方法を提供する。 【解決手段】 クロロテトラフルオロエタンとオクタフ
ルオロシクロブタンとを含む原料混合物を第1精留塔に
供給し、その塔の塔頂から計算して全長の95%〜10
0%にある精留域から中間留分を引き抜き、該中間留分
を第2精留塔に供給し、第2精留塔によりオクタフルオ
ロシクロブタンより高い沸点を有する少なくとも1種の
化合物を含む缶出物を塔底から回収し、第2精留塔の塔
頂よりクロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシ
クロブタンとの混合物を含む留出物を回収することを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロロテトラフル
オロエタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物の
製造方法に関し、さらに詳しくは、クロロジフルオロメ
タンの熱分解により生じた流出ガスから、テトラフルオ
ロエチレンを分離して回収した後に、その流出ガスから
効率良くクロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロ
シクロブタンとの混合物を得る方法に関する。
オロエタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物の
製造方法に関し、さらに詳しくは、クロロジフルオロメ
タンの熱分解により生じた流出ガスから、テトラフルオ
ロエチレンを分離して回収した後に、その流出ガスから
効率良くクロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロ
シクロブタンとの混合物を得る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テトラフルオロエチレン(TFE)は、
(モノ)クロロジフルオロメタン(R22)を熱分解す
ることにより製造されているが、その際に、ジクロロジ
フルオロメタン(R12)、(モノ)クロロテトラフル
オロエタン(R124(CF3CHClF)および/ま
たはR124a(CHF2CClF2))、オクタフルオ
ロシクロブタン(c318)およびこれらより高沸点の
種々の化合物(例えばパーフルオロブテン、ヘキサフル
オロモノクロロプロパン等のクロロ炭化水素、フルオロ
炭化水素および/またはクロロ−フルオロ炭化水素、以
下、HBと呼ぶ)が副生する。
(モノ)クロロジフルオロメタン(R22)を熱分解す
ることにより製造されているが、その際に、ジクロロジ
フルオロメタン(R12)、(モノ)クロロテトラフル
オロエタン(R124(CF3CHClF)および/ま
たはR124a(CHF2CClF2))、オクタフルオ
ロシクロブタン(c318)およびこれらより高沸点の
種々の化合物(例えばパーフルオロブテン、ヘキサフル
オロモノクロロプロパン等のクロロ炭化水素、フルオロ
炭化水素および/またはクロロ−フルオロ炭化水素、以
下、HBと呼ぶ)が副生する。
【0003】R124aはTFEの原料として有用であ
り、c318は、溶媒として有用なフッ素化合物である
ので、これらの化合物を、テトラフルオロエチレンの製
造工程からのガス流れから効率良く回収することが望ま
れる。
り、c318は、溶媒として有用なフッ素化合物である
ので、これらの化合物を、テトラフルオロエチレンの製
造工程からのガス流れから効率良く回収することが望ま
れる。
【0004】尚、特許第2848980号公報には、ク
ロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタ
ンとの混合物の製造方法が開示されている。この製造方
法では、クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロ
シクロブタンとの混合物を精留塔から中間留分として引
き抜くが、この中間留分の引き抜きを、精留塔の頂部か
ら計算して塔全長の5〜90%を含む精留塔領域で行っ
ている。
ロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタ
ンとの混合物の製造方法が開示されている。この製造方
法では、クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロ
シクロブタンとの混合物を精留塔から中間留分として引
き抜くが、この中間留分の引き抜きを、精留塔の頂部か
ら計算して塔全長の5〜90%を含む精留塔領域で行っ
ている。
【0005】この製造方法では、精留領域の中間部から
引き抜くため、クロロテトラフルオロエタンとオクタフ
ルオロシクロブタンに加えて、それらの沸点より高いま
たは低い成分も同時に含まれる。例えば、当該特許に具
体的に開示されているように、出発混合物の供給位置よ
り高い位置にある精留領域から引き抜くと、比較的多量
の低沸点成分も同時に含まれることになり、引き抜いた
中間留分を目的の用途に用いるために、更に精製する必
要がある。
引き抜くため、クロロテトラフルオロエタンとオクタフ
ルオロシクロブタンに加えて、それらの沸点より高いま
たは低い成分も同時に含まれる。例えば、当該特許に具
体的に開示されているように、出発混合物の供給位置よ
り高い位置にある精留領域から引き抜くと、比較的多量
の低沸点成分も同時に含まれることになり、引き抜いた
中間留分を目的の用途に用いるために、更に精製する必
要がある。
【0006】従って、R124aおよび/またはR12
4(以下、まとめてR124aとも呼ぶ)ならびにc3
18を効率的に回収する方法を新たに提供することが望
まれている。
4(以下、まとめてR124aとも呼ぶ)ならびにc3
18を効率的に回収する方法を新たに提供することが望
まれている。
【0007】尚、上述のようなテトラフルオロエチレン
の製造工程からの流出ガスには、これらの副生成物に加
えて、未反応のR22も含まれている。含まれるR22
は、回収してTFE製造工程にリサイクルするのが望ま
しい。そのために流出ガスをR22を回収する精留工程
に付す。この際、R22の回収率を高めるのが望ましい
が、流出ガスに含まれるR12もR22と一緒に回収さ
れ易く、その結果、R12がTFE製造工程の系内に蓄
積するので好ましくない。一緒に回収されるR12を減
らすには、この精留工程における還流比を大きくする必
要があるので、エネルギー消費量が増大することとな
る。
の製造工程からの流出ガスには、これらの副生成物に加
えて、未反応のR22も含まれている。含まれるR22
は、回収してTFE製造工程にリサイクルするのが望ま
しい。そのために流出ガスをR22を回収する精留工程
に付す。この際、R22の回収率を高めるのが望ましい
が、流出ガスに含まれるR12もR22と一緒に回収さ
れ易く、その結果、R12がTFE製造工程の系内に蓄
積するので好ましくない。一緒に回収されるR12を減
らすには、この精留工程における還流比を大きくする必
要があるので、エネルギー消費量が増大することとな
る。
【0008】従って、R124aおよび/またはR12
4ならびにc318を効率的に回収する方法を提供する
にあたっては、上記精留工程の還流比を小さくしながら
も、R22を回収でき、更に、R124aおよびR12
4ならびにc318を効率的に回収できることが望まし
い。
4ならびにc318を効率的に回収する方法を提供する
にあたっては、上記精留工程の還流比を小さくしながら
も、R22を回収でき、更に、R124aおよびR12
4ならびにc318を効率的に回収できることが望まし
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術が有する問題点を解決し、クロロテトラフル
オロエタンとオクタフルオロシクロブタンと効率よく回
収できる方法を提供しようとするものである。
な従来技術が有する問題点を解決し、クロロテトラフル
オロエタンとオクタフルオロシクロブタンと効率よく回
収できる方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、クロロテトラフルオロエタン(R124
aおよび/またはR124)とオクタフルオロシクロブ
タン(c318)とを含む原料混合物を第1精留塔に供
給し、その塔の塔頂から計算して全長の95%〜100
%にある精留域から中間留分を引き抜き、該中間留分を
第2精留塔に供給し、第2精留塔によりオクタフルオロ
シクロブタンより高い沸点を有する少なくとも1種の化
合物を含む缶出物を塔底から回収し、第2精留塔の塔頂
よりクロロテトラフルオロエタン(R124aおよび/
またはR124)とオクタフルオロシクロブタンとの混
合物を含む留出物を回収することを特徴とする、クロロ
テトラフルオロエタン(R124aおよび/またはR1
24)とオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造
方法を提供する。
に、本発明は、クロロテトラフルオロエタン(R124
aおよび/またはR124)とオクタフルオロシクロブ
タン(c318)とを含む原料混合物を第1精留塔に供
給し、その塔の塔頂から計算して全長の95%〜100
%にある精留域から中間留分を引き抜き、該中間留分を
第2精留塔に供給し、第2精留塔によりオクタフルオロ
シクロブタンより高い沸点を有する少なくとも1種の化
合物を含む缶出物を塔底から回収し、第2精留塔の塔頂
よりクロロテトラフルオロエタン(R124aおよび/
またはR124)とオクタフルオロシクロブタンとの混
合物を含む留出物を回収することを特徴とする、クロロ
テトラフルオロエタン(R124aおよび/またはR1
24)とオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造
方法を提供する。
【0011】本発明の方法では、クロロテトラフルオロ
エタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物が塔頂
から回収されるので、先に説明した低沸点化合物の上記
混合物への混入が最小限に抑制されるという利点があ
る。尚、回収されるクロロテトラフルオロエタンとオク
タフルオロシクロブタンとの混合物は、不可避的に含ま
れる他の成分を含んでよい。
エタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物が塔頂
から回収されるので、先に説明した低沸点化合物の上記
混合物への混入が最小限に抑制されるという利点があ
る。尚、回収されるクロロテトラフルオロエタンとオク
タフルオロシクロブタンとの混合物は、不可避的に含ま
れる他の成分を含んでよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の方法において、原料混合
物は、クロロテトラフルオロエタンおよびオクタフルオ
ロシクロブタンに加えて、クロロテトラフルオロエタン
より低沸点の少なくとも1種の化合物(例えば、ジフル
オロモノクロロエタン(R22)、ヘキサフルオロプロ
ピレン(HFP)、ジクロロジフルオロメタン(R1
2)、クロロトリフルオロエチレン(CF2=CFC
l)のようなテトラフルオロエチレンの製造工程にて生
成する流出ガスに含まれる化合物、以下、低沸点成分と
も呼ぶ)を含む。
物は、クロロテトラフルオロエタンおよびオクタフルオ
ロシクロブタンに加えて、クロロテトラフルオロエタン
より低沸点の少なくとも1種の化合物(例えば、ジフル
オロモノクロロエタン(R22)、ヘキサフルオロプロ
ピレン(HFP)、ジクロロジフルオロメタン(R1
2)、クロロトリフルオロエチレン(CF2=CFC
l)のようなテトラフルオロエチレンの製造工程にて生
成する流出ガスに含まれる化合物、以下、低沸点成分と
も呼ぶ)を含む。
【0013】また、原料混合物は、クロロテトラフルオ
ロエタンおよびオクタフルオロシクロブタンに加えて、
オクタフルオロシクロブタンより高沸点の少なくとも1
種の化合物(例えば、パーフルオロブテン(C4F8)、
ヘキサフルオロモノクロロプロパン(HC3F6Cl)の
ようなテトラフルオロエチレンの製造工程にて生成する
流出ガスに含まれる化合物、以下、高沸点成分とも呼
ぶ)を含む。
ロエタンおよびオクタフルオロシクロブタンに加えて、
オクタフルオロシクロブタンより高沸点の少なくとも1
種の化合物(例えば、パーフルオロブテン(C4F8)、
ヘキサフルオロモノクロロプロパン(HC3F6Cl)の
ようなテトラフルオロエチレンの製造工程にて生成する
流出ガスに含まれる化合物、以下、高沸点成分とも呼
ぶ)を含む。
【0014】中間留分は、R124および/またはR1
24aならびにc318に加えて、不可避的に含まれる
他の成分として低沸点成分および高沸点成分を含むが、
原料混合物に含まれるR124および/またはR124
aならびにc318の大部分(例えば少なくとも80
%、好ましくは少なくとも90%、より好ましくは少な
くとも95%)を含むのが好ましい。尚、中間留分にお
いて、R124aとc318との重量比は、例えば1:
4〜4:1である。
24aならびにc318に加えて、不可避的に含まれる
他の成分として低沸点成分および高沸点成分を含むが、
原料混合物に含まれるR124および/またはR124
aならびにc318の大部分(例えば少なくとも80
%、好ましくは少なくとも90%、より好ましくは少な
くとも95%)を含むのが好ましい。尚、中間留分にお
いて、R124aとc318との重量比は、例えば1:
4〜4:1である。
【0015】そして、原料混合物に含まれる低沸点成分
の大部分は、第1精留塔において塔頂から留出物として
回収されるのが好ましい。例えば、重量基準で原料混合
物に含まれる低沸点成分の少なくとも80%、好ましく
は少なくとも90%、より好ましくは少なくとも95%
が留出物に含まれる。しかしながら、それが操作条件お
よび/または装置条件によって容易でない場合には、あ
るいは別の目的で必要に応じて、更に別の第2の中間留
分を上記中間留分(区別の明瞭化のため、第1中間留分
とも呼ぶ)を引き抜く箇所と塔頂との間で引き抜いても
よい。この場合、第2中間留分は、低沸点成分に加え
て、R124および/またはR124aならびにc31
8、ならびに高沸点成分を含んでよい。特に、第2中間
留分を原料混合物を供給する位置より下方から引きぬく
場合には、R124および/またはR124aならびに
c318、ならびに高沸点成分が通常含まれる。
の大部分は、第1精留塔において塔頂から留出物として
回収されるのが好ましい。例えば、重量基準で原料混合
物に含まれる低沸点成分の少なくとも80%、好ましく
は少なくとも90%、より好ましくは少なくとも95%
が留出物に含まれる。しかしながら、それが操作条件お
よび/または装置条件によって容易でない場合には、あ
るいは別の目的で必要に応じて、更に別の第2の中間留
分を上記中間留分(区別の明瞭化のため、第1中間留分
とも呼ぶ)を引き抜く箇所と塔頂との間で引き抜いても
よい。この場合、第2中間留分は、低沸点成分に加え
て、R124および/またはR124aならびにc31
8、ならびに高沸点成分を含んでよい。特に、第2中間
留分を原料混合物を供給する位置より下方から引きぬく
場合には、R124および/またはR124aならびに
c318、ならびに高沸点成分が通常含まれる。
【0016】例えば、低沸点成分としてR22に加え
て、R12および/またはCF2=CFClが原料混合
物に含まれる場合に、原料混合物からR22を留出物と
して回収して例えばTFEの製造に再使用したい時に、
回収されるR22に含まれるR12および/またはCF
2=CFClの量を効率的に減らすために、上述のよう
に第2中間留分を少量引き抜くのが有効である。この場
合、第2中間留分は、R12および/またはCF2=C
FClに加えて、不可避的に含まれる他の成分を含む。
て、R12および/またはCF2=CFClが原料混合
物に含まれる場合に、原料混合物からR22を留出物と
して回収して例えばTFEの製造に再使用したい時に、
回収されるR22に含まれるR12および/またはCF
2=CFClの量を効率的に減らすために、上述のよう
に第2中間留分を少量引き抜くのが有効である。この場
合、第2中間留分は、R12および/またはCF2=C
FClに加えて、不可避的に含まれる他の成分を含む。
【0017】第2精留塔から回収される留出物は、R1
24および/またはR124aならびにc318に加え
て、不可避的に含まれる他の成分として低沸点成分を含
むが、高沸点成分は実質的に含まないのが好ましい。こ
の留出物は、中間留分に含まれるR124および/また
はR124aならびにc318の大部分(例えば重量基
準で少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、
より好ましくは少なくとも95%)を含むのが好まし
い。R124および/またはR124aならびにc31
8は共沸組成物を構成するので、留出物は、これらを共
沸組成物として含んでよい。
24および/またはR124aならびにc318に加え
て、不可避的に含まれる他の成分として低沸点成分を含
むが、高沸点成分は実質的に含まないのが好ましい。こ
の留出物は、中間留分に含まれるR124および/また
はR124aならびにc318の大部分(例えば重量基
準で少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%、
より好ましくは少なくとも95%)を含むのが好まし
い。R124および/またはR124aならびにc31
8は共沸組成物を構成するので、留出物は、これらを共
沸組成物として含んでよい。
【0018】第2精留塔から回収される缶出物は、第1
中間留分から留出物を除いた残りから構成され、具体的
には、高沸点成分を含み、これに加えて、R124およ
び/またはR124aならびにc318を含んでよく、
更に、不可避的に含まれる他の成分として低沸点成分を
含んでよい。この缶出物は、第1精留塔に戻すのが好ま
しく、この際、第1中間留分を引き出す箇所またはそれ
より下方に戻す。第1留分を引き出す箇所と同じ場合に
は、第1留分を気相で抜き出し、同じ箇所の液相に戻
す。
中間留分から留出物を除いた残りから構成され、具体的
には、高沸点成分を含み、これに加えて、R124およ
び/またはR124aならびにc318を含んでよく、
更に、不可避的に含まれる他の成分として低沸点成分を
含んでよい。この缶出物は、第1精留塔に戻すのが好ま
しく、この際、第1中間留分を引き出す箇所またはそれ
より下方に戻す。第1留分を引き出す箇所と同じ場合に
は、第1留分を気相で抜き出し、同じ箇所の液相に戻
す。
【0019】本発明の方法では、第1中間留分を第1精
留塔の塔頂から計算して全長の95〜100%にある精
留領域から引き抜く(いわゆるサイドカットする)。全
長とは、精留に有効に寄与する、精留塔の精留領域の長
さ(または高さもしくは段数)である。具体的には、精
留塔として充填塔を用いる場合には有効充填高さが全長
に対応し、また、段塔を用いる場合には、総段数(理論
段数または実段数のどちらでもよい)が全長に対応す
る。尚、100%とは、塔底部を意味し、この場合、中
間留分であるので、塔底部の気相からの引き抜きを意味
する。塔底以外からの引き抜きは、液相であっても、あ
るいは気相であっても、これらの双方(混相)であって
もよい。例えば、塔底より理論段で1段〜3段、特に1
段または2段上方の箇所から引き出すのが好ましい。
留塔の塔頂から計算して全長の95〜100%にある精
留領域から引き抜く(いわゆるサイドカットする)。全
長とは、精留に有効に寄与する、精留塔の精留領域の長
さ(または高さもしくは段数)である。具体的には、精
留塔として充填塔を用いる場合には有効充填高さが全長
に対応し、また、段塔を用いる場合には、総段数(理論
段数または実段数のどちらでもよい)が全長に対応す
る。尚、100%とは、塔底部を意味し、この場合、中
間留分であるので、塔底部の気相からの引き抜きを意味
する。塔底以外からの引き抜きは、液相であっても、あ
るいは気相であっても、これらの双方(混相)であって
もよい。例えば、塔底より理論段で1段〜3段、特に1
段または2段上方の箇所から引き出すのが好ましい。
【0020】クロロテトラフルオロエタンとオクタフル
オロシクロブタンとを含む、本発明の方法の原料混合物
は、どのようなソースから得られるものであってもよ
い。工業的には、上述のようにR22からテトラフルオ
ロエチレンを製造する際に生成する熱分解生成物である
流出ガスからテトラフルオロエチレンを回収した後に、
場合によっては、その後に、(比較的小さい還流比に
て)未反応R22を可及的に効率的に回収した後に、得
られる流出ガスを原料混合物として使用できる。尚、原
料混合物は、気体であっても、液体であっても、あるい
は気液混合物であってもよい。
オロシクロブタンとを含む、本発明の方法の原料混合物
は、どのようなソースから得られるものであってもよ
い。工業的には、上述のようにR22からテトラフルオ
ロエチレンを製造する際に生成する熱分解生成物である
流出ガスからテトラフルオロエチレンを回収した後に、
場合によっては、その後に、(比較的小さい還流比に
て)未反応R22を可及的に効率的に回収した後に、得
られる流出ガスを原料混合物として使用できる。尚、原
料混合物は、気体であっても、液体であっても、あるい
は気液混合物であってもよい。
【0021】上述のような流出ガスには、例えば600
℃以上の温度におけるクロロジフルオロメタンの熱分解
から生じたガス流からメタノールによりクロロテトラフ
ルオロエタンを抽出除去したガス流を例示できる。その
ような流出ガスには、典型的には以下のような成分が含
まれている:低沸点成分(R22、HFP、R12およ
びCF2=CFCl等)、R124a(R124を含
む)、c318および高沸点成分HB(C4F8およびH
C3F6Cl等)。
℃以上の温度におけるクロロジフルオロメタンの熱分解
から生じたガス流からメタノールによりクロロテトラフ
ルオロエタンを抽出除去したガス流を例示できる。その
ような流出ガスには、典型的には以下のような成分が含
まれている:低沸点成分(R22、HFP、R12およ
びCF2=CFCl等)、R124a(R124を含
む)、c318および高沸点成分HB(C4F8およびH
C3F6Cl等)。
【0022】このような流出ガスを本発明の原料混合物
として用いる場合、本発明の1つの態様では、第1精留
塔において原料混合物を精留処理して、R22および不
可避的に含まれる他の成分(例えばHFP、R12、C
F2=CFCl、R124a、c318等)を含む第1
留出物を塔頂から得、R12およびCF2=CFClな
らびにこれらに不可避的に同伴される他の成分(例えば
R22、HFP、R124a、c318、HB等)を含
む第2中間留分を得、R124およびc318ならびに
HB、ならびに不可避的に同伴される他の成分(例えば
HFP、R12、CF2=CFCl等)を含む第1中間
留分を得、HBおよび不可避的に同伴される他の成分
(例えばHFP、R124a、c318等)を含む第1
缶出物を塔底から得る。
として用いる場合、本発明の1つの態様では、第1精留
塔において原料混合物を精留処理して、R22および不
可避的に含まれる他の成分(例えばHFP、R12、C
F2=CFCl、R124a、c318等)を含む第1
留出物を塔頂から得、R12およびCF2=CFClな
らびにこれらに不可避的に同伴される他の成分(例えば
R22、HFP、R124a、c318、HB等)を含
む第2中間留分を得、R124およびc318ならびに
HB、ならびに不可避的に同伴される他の成分(例えば
HFP、R12、CF2=CFCl等)を含む第1中間
留分を得、HBおよび不可避的に同伴される他の成分
(例えばHFP、R124a、c318等)を含む第1
缶出物を塔底から得る。
【0023】例えば、上述の第1留出物は、TFEの製
造工程にリサイクルしてよい。例えば、上述の第2中間
留分は、更に精製処理に付して分離するか、あるいは少
量の場合には廃棄してよい。例えば、上述の第1缶出物
は、更に精製処理に付して分離するか、あるいは少量の
場合には廃棄してよい。
造工程にリサイクルしてよい。例えば、上述の第2中間
留分は、更に精製処理に付して分離するか、あるいは少
量の場合には廃棄してよい。例えば、上述の第1缶出物
は、更に精製処理に付して分離するか、あるいは少量の
場合には廃棄してよい。
【0024】上記第1中間留分は、第2精留塔に供給さ
れ、そこにおいて精留処理され、R124およびc31
8ならびに不可避的に同伴される他の成分(例えばHF
P、R12、CF2=CFCl等)を含む第2留出物を
塔頂から得、残り(HBならびに不可避的に存在するR
124およびc318)を塔底から第2缶出物として得
る。
れ、そこにおいて精留処理され、R124およびc31
8ならびに不可避的に同伴される他の成分(例えばHF
P、R12、CF2=CFCl等)を含む第2留出物を
塔頂から得、残り(HBならびに不可避的に存在するR
124およびc318)を塔底から第2缶出物として得
る。
【0025】上述の第2缶出物は、更に精製処理に付し
て分離するか、あるいは少量の場合には廃棄してよい
が、第1精留塔に第1留分を引き出した箇所より下方に
て戻すのが好ましい。また、上述の第2留出物は、R1
24およびc318の最低共沸物として得ることができ
るが、必ずしもそうでなくてもよい。第2留出物は、抽
出精留工程に付して、メタノールによりクロロテトラフ
ルオロエタンを抽出して、第2留出物における濃度より
高い濃度でオクタフルオロシクロブタンを含む留出物を
得ることができる。
て分離するか、あるいは少量の場合には廃棄してよい
が、第1精留塔に第1留分を引き出した箇所より下方に
て戻すのが好ましい。また、上述の第2留出物は、R1
24およびc318の最低共沸物として得ることができ
るが、必ずしもそうでなくてもよい。第2留出物は、抽
出精留工程に付して、メタノールによりクロロテトラフ
ルオロエタンを抽出して、第2留出物における濃度より
高い濃度でオクタフルオロシクロブタンを含む留出物を
得ることができる。
【0026】尚、本明細書において、「不可避的に同伴
される(または存在する)他の成分」とは、精留操作に
おいては完全な分離は実際には不可能であり、精留の操
作条件および装置条件により分離の程度が依存すること
を考慮して、目的とする成分(具体的に含まれていると
明記している成分)以外にも他の成分が含まれることを
避けられない場合が多く、そのような他の成分を意味す
る。
される(または存在する)他の成分」とは、精留操作に
おいては完全な分離は実際には不可能であり、精留の操
作条件および装置条件により分離の程度が依存すること
を考慮して、目的とする成分(具体的に含まれていると
明記している成分)以外にも他の成分が含まれることを
避けられない場合が多く、そのような他の成分を意味す
る。
【0027】次に、本発明の方法の一具体例を示す図1
のフローシートを参照して、本発明の方法を一具体例に
よって更に詳細に説明する。
のフローシートを参照して、本発明の方法を一具体例に
よって更に詳細に説明する。
【0028】R22、HFP、R12、CF2=CFC
l、R124a、c318およびHBを含む原料混合物
10は、第1精留塔12に供給される。この原料混合物
10は、テトラフルオロエチレンの製造工程から流出す
るガスからテトラフルオロエチレンを分離回収した後
に、含まれている副生物であるR12の同伴量を可能な
限り少なくしてR22を回収した後に得られたものであ
ってよい。R12の同伴量を抑制するために、原料混合
物10には未反応のR22が比較的多量に含まれてい
る。
l、R124a、c318およびHBを含む原料混合物
10は、第1精留塔12に供給される。この原料混合物
10は、テトラフルオロエチレンの製造工程から流出す
るガスからテトラフルオロエチレンを分離回収した後
に、含まれている副生物であるR12の同伴量を可能な
限り少なくしてR22を回収した後に得られたものであ
ってよい。R12の同伴量を抑制するために、原料混合
物10には未反応のR22が比較的多量に含まれてい
る。
【0029】従って、TFEの製造工程から流出するガ
スからTFEを分離した後に、未反応のR22の回収に
際して、還流比を大きくすることによってR12の同伴
を抑制してR22の回収率を上げてエネルギー消費を多
くする必要がない。代りに、還流比を小さくして、R2
2の回収率を小さくしても、その後でR22とR12を
効率的に分離できるという利点がある。
スからTFEを分離した後に、未反応のR22の回収に
際して、還流比を大きくすることによってR12の同伴
を抑制してR22の回収率を上げてエネルギー消費を多
くする必要がない。代りに、還流比を小さくして、R2
2の回収率を小さくしても、その後でR22とR12を
効率的に分離できるという利点がある。
【0030】第1精留塔12において、塔頂からR22
を主成分として含む第1留出物14を得、R124a、
c318およびHBを主成分として含む第1中間留分1
6を得、これを第2精留塔18に供給する。第2精留塔
18では、塔頂からR124aおよびc318を主成分
とする第2留出物20を得、残りを第2缶出物22とし
て塔から得る。第2缶出物は、HBを含み、それに加え
て、第1中間留分の組成、操作条件および/または装置
条件に応じて、R124aおよびc318を含んでいて
もよい。
を主成分として含む第1留出物14を得、R124a、
c318およびHBを主成分として含む第1中間留分1
6を得、これを第2精留塔18に供給する。第2精留塔
18では、塔頂からR124aおよびc318を主成分
とする第2留出物20を得、残りを第2缶出物22とし
て塔から得る。第2缶出物は、HBを含み、それに加え
て、第1中間留分の組成、操作条件および/または装置
条件に応じて、R124aおよびc318を含んでいて
もよい。
【0031】第2缶出物22を第1精留塔12の第1中
間留分16の引き抜き位置より低い位置(塔底でもよ
い)に戻し、最終的にR124aおよびc318ならび
にHBを主成分とする第1缶出物24を塔底から得る。
間留分16の引き抜き位置より低い位置(塔底でもよ
い)に戻し、最終的にR124aおよびc318ならび
にHBを主成分とする第1缶出物24を塔底から得る。
【0032】尚、図示した態様では、第1中間留分22
を引き抜く箇所より高い位置においてR12、CF2=
CFCl、R124a、c318を主成分として含む第
2中間留分26を引き抜いている。
を引き抜く箇所より高い位置においてR12、CF2=
CFCl、R124a、c318を主成分として含む第
2中間留分26を引き抜いている。
【0033】本発明の方法において精留塔を用いて実施
するそれぞれの精留工程は、目的とする分離におうじ
て、いずれの適当な条件および装置を用いて実施しても
よく、連続的に実施するのが好ましい。通常加圧で実施
するのが好ましい。
するそれぞれの精留工程は、目的とする分離におうじ
て、いずれの適当な条件および装置を用いて実施しても
よく、連続的に実施するのが好ましい。通常加圧で実施
するのが好ましい。
【0034】
【実施例】理論段数30段の第1精留塔12(塔径30
0mm)および理論段数20段の第2精留塔18(塔径
200mm)を用いて、本発明を実施した。尚、原料混
合物10(気体)を第1精留塔の第5段に供給し、第1
中間留分16(気体)を第29段から引き出し、第2精
留塔の第20段に供給した。第1留出物14および第2
留出物20をそれぞれ塔頂から得、第1缶出物24およ
び第2缶出物22をそれぞれ塔底から得た。第2缶出物
22は、第1精留塔12の第30段に戻した。また、第
1中間留分26を第15段から引き抜いた。尚、段数は
いずれも、塔頂を第1段として数える。
0mm)および理論段数20段の第2精留塔18(塔径
200mm)を用いて、本発明を実施した。尚、原料混
合物10(気体)を第1精留塔の第5段に供給し、第1
中間留分16(気体)を第29段から引き出し、第2精
留塔の第20段に供給した。第1留出物14および第2
留出物20をそれぞれ塔頂から得、第1缶出物24およ
び第2缶出物22をそれぞれ塔底から得た。第2缶出物
22は、第1精留塔12の第30段に戻した。また、第
1中間留分26を第15段から引き抜いた。尚、段数は
いずれも、塔頂を第1段として数える。
【0035】尚、第1精留塔において、供給原料混合
物:還流の比(重量基準)は、1:5であり、第2精留
塔において、第2留出物:還流の比(重量基準)は1:
2であり、これらを連続的に運転した。
物:還流の比(重量基準)は、1:5であり、第2精留
塔において、第2留出物:還流の比(重量基準)は1:
2であり、これらを連続的に運転した。
【0036】定常状態における操作条件およびストリー
ムの組成を下記の表1に示す:
ムの組成を下記の表1に示す:
【表1】
【図1】 図1は、本発明の方法の一具体例を示すフロ
ーシートである。
ーシートである。
【符号の説明】 10…原料混合物、12…第1精留塔、14…第1留出
物、16…第1中間留分、18…第2精留塔、20…第
2留出物、22…第2缶出物、24…第1缶出物、26
…第2中間留分。
物、16…第1中間留分、18…第2精留塔、20…第
2留出物、22…第2缶出物、24…第1缶出物、26
…第2中間留分。
Claims (8)
- 【請求項1】 クロロテトラフルオロエタン(R124
aおよび/またはR124)とオクタフルオロシクロブ
タン(c318)とを含む原料混合物を第1精留塔に供
給し、その塔の塔頂から計算して全長の95%〜100
%にある精留域から中間留分を引き抜き、該中間留分を
第2精留塔に供給し、第2精留塔によりオクタフルオロ
シクロブタンより高い沸点を有する少なくとも1種の化
合物を含む缶出物を塔底から回収し、第2精留塔の塔頂
よりクロロテトラフルオロエタン(R124aおよび/
またはR124)とオクタフルオロシクロブタンとの混
合物を含む留出物を回収することを特徴とする、クロロ
テトラフルオロエタン(R124aおよび/またはR1
24)とオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造
方法。 - 【請求項2】 原料混合物は、クロロテトラフルオロエ
タンより低い沸点を有する少なくとも1種の化合物を含
み、この化合物の大部分は、第1精留塔の留出物として
回収される請求項1に記載の製造方法。 - 【請求項3】 第2精留塔の缶出物は、中間留分を引き
抜く箇所より低い箇所にて第1精留塔に戻す請求項1ま
たは2に記載の製造方法。 - 【請求項4】 中間留分より上方にて第2中間留分を第
1精留塔から引き抜く請求項1〜3のいずれかに記載の
製造方法。 - 【請求項5】 原料混合物は、ジフルオロモノクロロエ
タン、ヘキサフルオロプロピレン、ジクロロジフルオロ
メタン)およびクロロトリフルオロエチレンから選択さ
れる少なくとも1種の化合物、ならびにパーフルオロブ
テン、ヘキサフルオロモノクロロプロパンから選択され
う少なくとも1種の化合物を含む請求項1〜4のいずれ
かに記載の製造方法。 - 【請求項6】 原料混合物は、ジフルオロモノクロロエ
タンの熱分解によりテトラフルオロエチレンの製造する
工程にて生成する流出ガスに由来する請求項1〜5のい
ずれかに記載の製造方法。 - 【請求項7】 引き抜かれた該中間留分に含まれるクロ
ロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタン
との重量比は、1:4〜4:1の範囲にある請求項1〜
6のいずれかに記載の製造方法。 - 【請求項8】 原料混合物は、600℃以上の温度にお
けるクロロジフルオロメタンの熱分解により生じたガス
流からメタノールによりクロロテトラフルオロエタンを
抽出除去した後に得られる請求項1〜7のいずれかに記
載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000234313A JP2002047217A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000234313A JP2002047217A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002047217A true JP2002047217A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18726698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000234313A Pending JP2002047217A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | クロロテトラフルオロエタンとオクタフルオロシクロブタンとの混合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002047217A (ja) |
-
2000
- 2000-08-02 JP JP2000234313A patent/JP2002047217A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100614 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100810 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101221 |