JP2002047141A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JP2002047141A
JP2002047141A JP2000228981A JP2000228981A JP2002047141A JP 2002047141 A JP2002047141 A JP 2002047141A JP 2000228981 A JP2000228981 A JP 2000228981A JP 2000228981 A JP2000228981 A JP 2000228981A JP 2002047141 A JP2002047141 A JP 2002047141A
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Japan
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hair
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acid
weight
hair cosmetic
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Application number
JP2000228981A
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English (en)
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Hiroyuki Terasaki
博幸 寺崎
Masako Ueno
正子 上野
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 次の(A)〜(F):(A)有機酸
0.1〜20重量%、(B)ポリプロピレングリコール
0.1〜20重量%、(C)塩化ベヘニルトリメチル
アンモニウム 0.5〜10重量%、(D)ベヘニルア
ルコール 1.0〜10重量%、(E)ステアリルアル
コール 0.1〜5重量%及び(F)アミノ変性シリコ
ーン 0.01〜5重量%を含有し、成分(D)と成分
(E)の重量比成分(D)/成分(E)が5/1〜10
/1であって、pHが4.5以下である毛髪化粧料。 【効果】 安定性に優れ、毛髪に柔軟性、油性感を与え
なめらかな感触に優れ、毛髪のツヤ等の光学的性質を改
善する優れた毛髪コンディショニング効果を有し、毛髪
に適用するときの使用感に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、良好な使用感と毛
髪のツヤ改善効果の優れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】シャンプー後の毛髪の感触を向上させる
ためにリンス、コンディショナー、トリートメント等の
毛髪化粧料が使用されている。これらの毛髪化粧料には
カチオン界面活性剤が配合されているが、柔軟性等の感
触向上が不充分で、高級アルコールが併用されている。
この高級アルコールは、毛髪に柔軟性、油性感を与え感
触の向上は達成されるが、融点が高く、高級アルコール
を含有する毛髪化粧料の調製が繁雑でまた調製された毛
髪化粧料の安定性に問題があった(特開2000−72
628号公報等)。また、毛髪のツヤ等の光学的性質を
改善するため、オルガノポリシロキサンオキシアルキレ
ン共重合体、アクリル樹脂等の成分を配合した種々の毛
髪化粧料が提案されている(例えば特開昭55−337
45号公報等)が、これらはいずれも毛髪表面又はその
近傍にあるキューティクルに作用させて光学的性質を改
善するもので、その効果は一時的であって充分ではなか
った。カチオン界面活性剤等を多価アルコール、ヒドロ
キシプロピルセルロース等と併用して毛髪にツヤを付与
する毛髪化粧料が提案されている(特許第299802
7号公報)が、毛髪に塗布して使用する感触に問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安定
性に優れ、毛髪に柔軟性、油性感を与えなめらかな感触
にし、ツヤ等の毛髪の光学的性質を改善する優れた毛髪
コンディショニング効果を有し、毛髪に適用するときの
使用感に優れた毛髪化粧料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、塩化ベヘニ
ルトリメチルアンモニウム及び特定の高級アルコールと
有機酸、ポリプロピレングリコール及びアミノ変性シリ
コーンとを併用し、そのpHを酸性にすると、安定性に
優れ、毛髪コンディショニング効果及び使用感の優れた
毛髪化粧料が得られることを見出した。
【0005】本発明は、(A)有機酸0.1〜20重量
%、(B)ポリプロピレングリコール0.1〜20重量
%、(C)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム0.5
〜10重量%、(D)ベヘニルアルコール1.0〜10
重量%、(E)ステアリルアルコール0.1〜5重量%
及び(F)アミノ変性シリコーン0.1〜10重量%を
含有し、成分(D)と成分(E)の重量比成分(D)/
成分(E)が5/1〜10/1であって、そのpHが
4.5以下である毛髪化粧料を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で使用する成分(A)有機
酸としては、モノカルボン酸、ジカルボン酸、ヒドロキ
シカルボン酸、ポリカルボン酸等が挙げられる。このう
ち、カルボン酸が好ましく、特にジカルボン酸、ヒドロ
キシカルボン酸(特にα−ヒドロキシカルボン酸)が好
ましい。
【0007】ジカルボン酸としては、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、
フタル酸等が挙げられ、特にマレイン酸が好ましい。ヒ
ドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、乳酸、ヒ
ドロキシアクリル酸、オキシ酪酸(特にα−オキシ酪
酸)、グリセリン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸等が
挙げられ、特にα−オキシカルボン酸、中でも乳酸、リ
ンゴ酸が特に好ましい。
【0008】成分(A)は、2種以上を併用してもよ
い。成分(A)は組成物中に0.1〜20重量%(以下
単に%と記載する)、好ましくは0.2〜15%、特に
0.2〜10%含有するのが好ましい。
【0009】成分(B)ポリプロピレングリコールは、
平均分子量(測定法:GPC)が、200〜700であ
って、好ましくは300〜500であるのがよい。
【0010】成分(B)は組成物中に0.1〜20%、
好ましくは0.5〜10%、特に1〜10%含有するの
が好ましい。
【0011】成分(C)塩化ベヘニルトリメチルアンモ
ニウムは組成物中に0.5〜10%、好ましくは1〜1
0%、特に2〜10%含有するのが好ましい。
【0012】成分(D)ベヘニルアルコールは組成物中
に、1.0〜10%、好ましくは2〜10%、特に5〜
10%含有するのが好ましい。
【0013】成分(E)ステアリルアルコールは組成物
中に、0.1〜5%、好ましくは0.1〜2%、特に
0.5〜2%含有するのが好ましい。
【0014】成分(D)と成分(E)は、重量比成分
(D)/成分(E)が5/1〜10/1、好ましくは6
/1〜10/1、特に7/1〜10/1であるのがすす
ぎ時のなめらかさの点で好ましい。
【0015】成分(F)アミノ変性シリコーンとしては
次の一般式(1)
【0016】
【化1】
【0017】〔R1はC1〜C5のアルキル基を、R2はC
1〜C5のアルキル基又は-R3-NH-(CH2) 2-NH2(R3はC3
〜C6のアルキレン基)を示し、少なくとも1つは-R3-N
H-(CH2) 2-NH2であり、xは50〜1,000の数を、y
は1〜20の数を示す。〕で表わされるアミノ変性シリ
コーンか挙げられる。
【0018】成分(F)は、2種以上を併用してもよ
い。成分(F)は組成物中に、0.01〜5%、好まし
くは0.05〜20%、特に0.1〜2%含有するのが
好ましい。
【0019】本発明の毛髪化粧料のpHは、2.0〜
4.5(25℃)であって、好ましくは2.5〜4.5
であるのがツヤの付与の点でよい。pHの調整には、ク
エン酸、乳酸等の成分(A)有機酸や、無機酸及び水酸
化ナトリウム等の塩基物質が使用できる。
【0020】本発明の毛髪化粧料は、水溶液、エタノー
ル溶液、エマルション、サスペンション、ゲル、液晶、
固形、エアゾール等の所望の形態にすることができ、例
えば、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリー
トメント、ヘアパック、ヘアクリーム、コンディショニ
ングムース、ヘアムース、ヘアスプレー、シャンプー、
リーブオントリートメント等に適用できる。特に、ヘア
リンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等
の洗い流して使用する剤型として好適である。
【0021】
【実施例】実施例1〜4 表1に示す毛髪コンディショナーを調製し、すすぎ時の
毛髪のなめらかさ、乾燥後の毛髪のなめからかさ、及び
ツヤを、パネラー20名の官能評価結果を表1に示す。
【0022】毛髪コンディショナーでの毛髪処理 毛束20gをプレーンシャンプー(ポリオキシエチレン
(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム/ジエタノ
ールアミドにて調製)でよく洗浄した後、軽く水を切
り、コンディショナー2gを塗付する。その後、6L/
分の40℃流水で30秒間すすぎ、タオルドライした後
に、ドライヤーの温風で、2〜3分間充分に乾燥させ
た。
【0023】官能評価 パネラー20名の次の基準に基づいた評価点の平均をと
りランク分けを行った。 評価点 なめらかさ 4 非常になめらかである 3 なめらかである 2 ややなめらかである 1 なめらかである 0 なめらかさがない ツヤ 4 顕著なツヤの改善がみられる 3 ツヤの改善がみられる 2 ややツヤの改善がみられる 1 ツヤの改善がみられない 0 ツヤがなくなった ランク 平均評価点 ◎ 3.5〜4.0 ○ 3.0〜3.4 △ 2.0〜2.9 × 1.0〜1.9 ×× 0.0〜0.9
【0024】
【表1】
【0025】本発明の本発明品1〜4はいずれもなめら
かさに優れツヤ改善効果が優れていた。また長期に渡っ
て安定であった。
【0026】
【発明の効果】安定性に優れ、毛髪に柔軟性、油性感を
与えなめらかな感触に優れ、毛髪のツヤ等の光学的性質
を改善する優れた毛髪コンディショニング効果を有し、
毛髪に適用するときの使用感に優れる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB032 AB052 AC071 AC091 AC172 AC231 AC232 AC301 AC302 AC352 AC392 AC691 AC692 AD041 AD042 AD161 AD162 AD282 CC31 CC33 EE06 EE28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(A)〜(F): (A)有機酸 0.1〜20重量% (B)ポリプロピレングリコール 0.1〜20重量% (C)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5〜10重量% (D)ベヘニルアルコール 1.0〜10重量% (E)ステアリルアルコール 0.1〜5重量% (F)アミノ変性シリコーン 0.01〜5重量% を含有し、成分(D)と成分(E)の重量比成分(D)
    /成分(E)が5/1〜10/1であって、pHが4.
    5以下である毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(A)が、ジカルボン酸又はα−ヒ
    ドロキシカルボン酸である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(B)の平均分子量が200〜70
    0である請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
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