JP2002046392A - 竹皮製品 - Google Patents

竹皮製品

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JP2002046392A
JP2002046392A JP2000234416A JP2000234416A JP2002046392A JP 2002046392 A JP2002046392 A JP 2002046392A JP 2000234416 A JP2000234416 A JP 2000234416A JP 2000234416 A JP2000234416 A JP 2000234416A JP 2002046392 A JP2002046392 A JP 2002046392A
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bamboo
bamboo skin
string
skin
core
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JP2000234416A
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Akira Matsumoto
彰 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 竹の皮の特性を活かした製品を提供する。 【解決手段】 竹の皮を細く巻いた原紐を織り或は編
み、または竹の皮を細く裂いたもの或は他の植物の細長
い部分を乾燥したものを束ねて芯紐とし、これを渦状そ
の他の形に巻き並べて、これを竹の皮で編みつなげて、
敷物,すだれ,籠等の容器とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は竹の皮(筍の皮)を
利用した製品に関する。
【0002】
【従来の技術】竹の皮は従来、その不透水性としなやか
さを利用して生の食品を包むのに使われていたが、新し
い包装材料に追われてしまった。竹の皮の特性を活かし
た品物として一般的な物は無く、特殊な用途(版画を刷
るときのバレン)に非工業的に用いられているに過ぎな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は竹の皮の強靭
である、耐久的耐水性である、美しいと云った特性を活
かし、一方向に裂け易いと云う欠点を回避しつつ更にこ
の点を利点として、各種の品物を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】竹の皮をその繊維方向を
中心線とし、模様のある外面を外にして紐状に巻き込
み、このようにして得られた竹皮の紐を素材として織り
或は編んで各種の容器、敷物等とする。
【0005】或は竹の皮又は他の植物性素材を束ねた紐
を渦状に巻き、それに竹の皮をくぐらせて籠とか敷物と
する。
【0006】
【発明の実施の態様】図1に竹皮の原紐を示す。竹皮の
両端を切除して略矩形の竹皮とし、これを縦に裂いて適
当な幅とし、これを皮の表を外にして巻き込み、細い
(3〜5mm径)紐状とする。竹皮を巻くとき、丸く巻
いても良く、扁平に巻いても良い。それは何を作るかに
よって選択される。このような紐はそれ自身、製品とし
て趣味の物作りの素材として売ることも可能である。
【0007】図2に上述した原紐を用いた製品を例示す
る。図2は丸く巻いた原紐を緯として、すのこ状に織っ
た物で、そのまゝ花瓶敷とか鍋敷として用い、或は小窓
とか書棚に掛けるすだれとすることが出来る。竹皮の色
合いと斑点模様が雅趣を添えるものであり、耐水的であ
るから水洗いも可能である。又包装用として品物を巻い
て贈り物にしても良く、その後を上述したような用途に
当てることも出来、何れにしても趣味的に優雅な物であ
る。一枚の竹の皮で作られる原紐の長さは限られている
が、一枚一枚の端を重ねて巻くことで長くすることが出
来、大きなすだれとか、茣蓙とすることも出来る。
【0008】図3は本発明の他の実施態様における製品
を示す。竹の皮を細く裂き、それを束ねて長い紐状とす
る。この紐は麻紐に比し剛性があり、籠等の骨とするこ
とが出来る。しかも竹そのものより可撓性があるので、
図のように渦巻き状に巻くことが出来る。この渦巻きを
芯として竹の皮を適当な幅に裂いたものをこの芯紐の間
を交互にくぐらせて、渦巻き状の芯を隣同士互いに綴じ
合わせると円形の敷物となる。この敷物は程良い柔軟性
があり、小さな物は土瓶敷とか花瓶敷に、大きく作った
物は円座(丸い座布団)として、床に直接敷き、或は普
通の座布団の上に置くと、冷感があり、風通しも良いの
で夏の敷物として好適である。
【0009】図4(A) は上述実施態様の他の例である。
芯紐を円渦巻き状に巻き、縁を垂直方向に数段巻き上げ
て、これを竹の皮で編んで容器としたものである。縁の
巻き上げ部分は芯紐を輪にしたものを数段重ねても良
い。同じ形,構造で外周を一と回り大きくしたものを作
って、この容器の蓋とすることも出来る。図4(B) は芯
紐を長方形の渦巻き状に巻いて、上述と同様に竹の皮で
編んで長方形の容器としたものである。これらの容器は
軽くて柳等で編んだ物より柔らかで手触りが良く、風通
しが良くて保温性もあるので、弁当等を入れるのに適し
ている。
【0010】上述各例では芯紐として竹の皮を細く裂い
たものを束ねたものを用いたが、芯紐の材料としては竹
の皮を細くして束ねる代わりに0006で述べたように
竹の皮を巻いたものとしても良い。このような芯紐は細
く裂いた竹皮の束に比し柔軟性に欠けるが、その剛直な
所を利用して角のきっちりとした稍硬質の容器とか敷物
を編むこともできる。更に芯紐の材料は竹の皮に限られ
ず、他の植物、例えばシュロの葉とか禾木科植物の長い
葉を乾燥したもの、或はイ草(畳表を作る)を束にして
もよいのである。
【0011】
【発明の効果】本発明製品の第1の特徴は、竹の皮の斑
点文様の美しさが活かされて雅趣に富んだ物であると云
う点にある。第2に竹の皮の強靭で耐久的な性質が活か
されて丈夫で長持ちのする品物となっていると云う点に
ある。第3に竹の皮の不透水性,水を含浸しない性質に
より、水洗いによって容易に洗浄することが出来て、食
品を入れるのに適していると云う点である。第4に竹の
皮は麻とか木綿のように柔軟ではないので、それで編ま
れた本発明製品は風通しが良く、しかも厚みがあるので
保温性も良く、そのため広範な利用範囲が予想されるの
である。上述した各特徴は全て竹の皮の特性に基づいて
いるので、本発明は竹の皮の有効利用として甚だ秀でた
ものと云うとが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様における原紐の作り方を示
す図。
【図2】本発明の上記実施態様の一例の製品の平面図。
【図3】本発明の他の実施態様における製品の一例の斜
視図。
【図4】上記実施態様における製品の他の一例の斜視
図。
【図5】上記実施態様における製品の編み方の一例の説
明図。
【符号の説明】
1 原紐 2 芯紐 3 竹皮
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月2日(2000.8.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竹の皮をその繊維と平行な方向を軸線と
    して巻き込んで細長い原紐とし、この原紐を緯として織
    成した竹皮製品。
  2. 【請求項2】 竹の皮を細く裂いたもの或は他の細長な
    植物乾燥物を束ねて芯紐とし、この芯紐を平行或は渦巻
    き状に並列させ、隣合う芯紐間に竹の皮をくぐらせて、
    芯紐を綴り合わせて敷物状或は籠状等とした竹皮製品。
JP2000234416A 2000-08-02 2000-08-02 竹皮製品 Withdrawn JP2002046392A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7361616B2 (en) 2005-01-21 2008-04-22 Anji Mountain Bamboo Rug Co. Indoor and outdoor bamboo area rug
CN102658569A (zh) * 2012-05-05 2012-09-12 福建省大田县华兴木业有限公司 集装箱底板用竹木复合胶合板结构及其生产方法和产品
US9061482B2 (en) 2005-01-21 2015-06-23 Gfh Enterprises, Inc. Flexible chair pad

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