JP2002046295A - 転写画像形成方法および転写画像形成装置 - Google Patents

転写画像形成方法および転写画像形成装置

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JP2002046295A
JP2002046295A JP2000235417A JP2000235417A JP2002046295A JP 2002046295 A JP2002046295 A JP 2002046295A JP 2000235417 A JP2000235417 A JP 2000235417A JP 2000235417 A JP2000235417 A JP 2000235417A JP 2002046295 A JP2002046295 A JP 2002046295A
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Tomoko Mita
とも子 三田
Hidetomo Sasaki
英知 佐々木
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被転写体の所定の位置に転写画像を設けること
ができ、且つ転写工程を自動化、及び、個々の異なる情
報の画像を転写させることが可能な転写画像形成置を提
供する。 【解決手段】基材上に剥離可能な画像形成層を備えた転
写媒体の画像形成層側と、被転写体の感熱接着層側とを
対向させ、位置合わせをする搬送位置合わせ手段と、加
熱・加圧により画像形成層を被転写体に転写するための
転写手段17、18とを備えた転写画像形成装置であっ
て、被転写体の感熱接着層が設けてある領域の端部の位
置を検出する被転写体位置検出手段22と、転写媒体の
画像形成されている位置を検出する画像形成部位置検出
手段21と、被転写体と転写媒体の位置が定まった状態
で画像形成層を被転写体に転写開始することを特徴とす
る転写画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録或いはそ
の他の手段により、基材上に剥離可能な画像形成層に転
写させる画像を形成し、転写媒体から被転写体にこの画
像形成層を転写することにより、被転写体に画像を形成
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一方の面に画像が形成されている
転写媒体の画像形成層に、反転された転写画像を形成
し、その画像情報を被転写体に転写することにより正規
の転写画像を形成する画像形成方法が提案されている。
この方法によれば、紙類、プラスチック品、金属品、ガ
ラス類等の多種多様なものに対応でき、被転写体として
例えば、クレジットカード、IDカード、パスポート、
身分証明証等に顔写真、住所などの本人固有の情報を設
ける手段として直接、これらの物に転写して、画像情報
を設けている。また、直接転写が難しいものには、一
旦、粘着シールに画像形成層を転写しておき、この粘着
シールを対象物品に貼り付ける方法も採られている。
【0003】いずれにしても転写する際、被転写体の所
定の位置に転写画像を設けること必要である。しかし、
ただ単に、被転写体の感熱接着層( プライマー層) と転
写媒体の画像形成層を対向させて目視で位置合わせを行
い転写させると転写位置がバラツキ、また転写工程の能
率が悪い。また、粘着シールは、図5に示すように所定
の形状、サイズで剥がすための切れ目(65)が一般に
設けてあり、輪郭の先端から転写されにくいという現象
があった。
【0004】また、上記のように個々に異なった情報を
記録する必要がある被転写体に対応するには、従来のオ
フセット、凸版、グラビア、スクリーン印刷方式で異な
った画像を有する転写媒体を作成することは、コスト
面、作業工程等を考慮すると、ほとんど不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みてなされたものであり、被転写体の所定の位置に
転写画像を設けることができ、且つ転写工程を自動化、
及び、個々の異なる情報の画像を転写させることが可能
な転写画像形成方法、及び転写画像形成装置を提供する
ことを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めになされた請求項1に記載の発明は、基材上に少なく
とも該基材から剥離可能な画像形成層に画像が形成され
ている転写媒体を用い、該画像が転写される位置に予め
感熱接着層(プライマー層)が設けられている被転写体
に画像を転写する際、熱ローラーによる転写開始位置
を、被転写体の感熱接着層(プライマー層)を塗り分け
た境目に設定することを特徴とする転写画像形成方法で
ある。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、転写媒体
の画像形成層に画像を形成する手段として、画像形成層
が転写箔から画像を受像する機能を有する受像層であ
り、コンピュータで作成された画像データを、プリンタ
ーによって該受像層に画像を形成したことを特徴とする
請求項1に記載の転写画像形成方法である。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、コンピュ
ータで作成された画像データを形成する方法として、プ
リンターが、転写箔を用い転写媒体の受像層に転写印刷
(記録)する感熱転写方式であることを特徴とする請求
項2に記載の転写画像形成方法である。
【0009】感熱接着層(プライマー層)が加熱・加圧
により活性化されるので、熱ローラーによる転写開始位
置を、被転写体の感熱接着層(プライマー層)を塗り分
けた境目に設定し、転写媒体の画像形成層の画像と位置
関係を合わせることで、所定の位置に画像を形成するこ
とが可能となる。転写媒体に同一の画像を形成する場合
には、通常のオフセット、グラビア、凸版、スクリーン
印刷等の印刷で画像を形成した転写媒体でよい。しか
し、個々に異なった画像を転写する必要が生じるクレジ
ットカード、IDカード、パスポート、身分証明証等の
場合には、コンピュータで作成された画像、例えば電子
カメラで撮影された顔写真、キーボードから入力された
住所、氏名等の文字画像を転写媒体の画像形成層である
受像層にプリンターを用い印刷(記録)することで、個
々の異なった画像を転写できるので好都合である。
【0010】受像層に画像を印刷(記録)する方法とし
て、図2に示すようなY,M,C,K更にはホログラム
が転写できる転写箔(30)を用いた感熱転写方式のプ
リンターで印刷(記録)すると耐候性を有する画像が形
成でき、更にホログラムを転写させると偽造防止効果が
高まった画像を得ることができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、基材上に
少なくとも該基材から剥離可能な画像形成層を備えた転
写媒体の画像形成層側と、被転写体の感熱接着層(プラ
イマー層)側とを対向させ、該転写媒体又は被転写体の
いずれか片方又は双方を搬送し位置合わせをする搬送位
置合わせ手段と、上記、転写転写の画像形成層側と被転
写体の感熱接着層(プライマー層)側とを対向させ位置
合わせた状態で、加熱・加圧により画像形成層を被転写
体に転写するための転写手段とを備えた転写画像形成装
置であって、被転写体の感熱接着層(プライマー層)が
設けてある領域の端部の位置を検出する被転写体位置検
出手段と、転写媒体の画像形成されている位置を検出す
る画像形成部位置検出手段と、被転写体と転写媒体の位
置が定まった状態で画像形成層を被転写体に転写開始す
ることを特徴とする転写画像形成装置である。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、転写媒体
の画像形成層に画像を形成する手段として、画像形成層
である受像層に、コンピュータで作成された画像データ
を印刷(記録)するプリンターを備えていることを特徴
とする請求項4に記載の転写画像形成装置である。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、前記画像
形成層である受像層に、コンピュータで作成された画像
データを印刷(記録)するプリンターが、転写箔を用い
た感熱転写方式であることを特徴とする請求項5に記載
の転写画像形成装置である。
【0014】また、請求項7に記載の発明は、前記被転
写体位置検出手段、及び画像形成部位置検出手段で位置
を検出させるためのレジスターマークを被転写媒体及び
転写媒体に設けてあることを特徴とする請求項4、5、
6のいずれか1項に記載の転写画像形成装置である。
【0015】また、請求項8に記載の発明は、前記レジ
スターマークが人が認識しにくい白色又は透明な赤外吸
収インキ、紫外吸収インキで形成されていることを特徴
とする請求項7に記載の転写画像形成装置である。
【0016】被転写体の所定の位置に、転写媒体から画
像を転写して被転写体に画像を形成するには、両者の位
置関係を検出する必要があり、この位置を検出するため
に、画像と重ならない端部等にレジスターマークを設
け、レジスターマークをCCDカメラ等の読取センサー
で検出し、互いの位置を設定する。また、このレジスタ
ーマークを人が認識しにくい白色又は透明な赤外吸収イ
ンキ、紫外吸収インキで作成し、これを感知するセンサ
ーで位置決めをすれば、画像と重なる位置にもレジスタ
ーマークを設けることができ、レジスターマークを設け
る位置の自由度か大きくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明を以下、図を参照しながら
詳細に説明する。図1は、転写箔を用いて、コンピュー
タ(CPU)で作成された画像データを感熱転写プリン
ターで転写媒体の画像形成層である受像層に印刷(記
録)させた後に、被転写体に画像を形成する装置を示す
概略構成図である。
【0018】すなわち、転写媒体巻出ロール(12)か
ら巻き出された転写媒体(12a)は、感熱転写プリン
ター(13)に導かれる。一方、転写箔巻出ロール(1
1)から巻き出された転写箔(11a)も感熱プリンタ
ーに導かれる。この受像層と転写箔の転写層を対向さ
せ、コンピュータ(CPU)(10)で作成された画像
データに基づいて受像層に画像が印刷(記録)される。
【0019】図2は、転写箔の平面図を示すものであ
り、Y色(32Y)、M色(32M)、C色(32
C)、BK色(32BK)の色を転写させるインキ部
で、それぞれにはインキ部の位置を示すレジスターマー
ク(31)が設けてある。この転写箔(30)は、コン
ピュータ(10)で色分解された画像データに基づい
て、受像層に転写されてカラー画像が転写媒体に印刷
(記録)される。また、必要に応じて、ホログラムを転
写させて偽造防止効果を高める場合には、転写箔にホロ
グラム部(32H)を設けておき、インキ部と同様に感
熱転写プリンターで転写させることも可能である。
【0020】このように転写媒体の受像層に画像が形成
された状態を図3に示す。
【0021】図3(a)は、画像形成層である受像層
(45)に画像が印刷(記録)された状態を示す転写媒
体の平面図である。必要に応じて、画像(42)は被転
写体に転写された時に、正規の画像となるように左右が
逆転した画像にすることが行われる。また、画像の位置
関係を示すレジスターマーク(41)を画像と重ならな
い場所に有している。図3(b)は、(a)の状態に於
ける構成断面図であり、転写媒体基材(43)に、画像
形成層(45)を基材(43)から剥離させ分離させる
ための剥離層(44)、転写箔から転写、受像して画像
が形成される画像形成層(45)、この画像形成層(4
5)上に画像(42)が形成された構成を有している。
【0022】転写媒体基材(43)はポリエチレンテレ
フタレート(PET),ポリエチレンナフタレート(P
EN),ナイロン(Ny)等のプラスチックフィルム、
剥離層(44)はアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、シリコーン樹脂にシリコンワックス、ス
テアリン酸等の剥離剤を混入させたもの、画像形成層で
ある受像層(40)はポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、ポリアクリル
酸、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル等
のアクリル系樹脂、ポリビニルブチラール、スチレンー
ブタジエン共重合体等のビニル系樹脂に、ブロッキング
防止を目的として、テフロン(登録商標)系微粒子、シ
リコン系微粒子を添加したものが使用される。
【0023】上記のように画像形成層に画像が形成され
た転写媒体(40)は、被転写体に転写させるために加
熱・加圧転写部に導かれ、被転写体の感熱接着層(プラ
イマー層)とと、転写媒体の画像形成層を対向させて、
加熱・加圧させることで被転写体に画像を形成させる。
被転写体には,図4(b)に示すように、予め画像を転
写させる領域に感熱接着層(プライマー層)(52)が
塗布されており、感熱接着層(プライマー層)の位置を
示すレジスターマーク(51)がCCDカメラ等の読取
センサーで検出されたら熱ローラーの位置で停止させ
る。一方、転写媒体(40)のレジスターマーク(4
1)がセンサーで検出され、被転写体と転写媒体の位置
関係が決まると、熱ローラー(17、18)によって、
両者を挟み込み加熱・加圧すると感熱接着層(プライマ
ー層)領域に転写媒体の画像が被転写体に転写され、図
5(c)に示すような正規(正向き)の画像が被転写体
に形成される。
【0024】レジスターマークとして、人が認識しにく
い白色又は透明な赤外吸収剤、紫外吸収剤でインキ化さ
れたインキで印刷すると、レジスターマークを設ける位
置の自由度が大きくなり好適である。このような赤外吸
収インキとしては、五二酸化燐(P2 5 )を主成分と
し、酸化鉄、酸化銅のいずれか又は双方を含んだガラス
系粉末を用いてインキ化したもの、紫外吸収インキとし
て酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウムの粉末をインキ
化したものが挙げられる。
【0025】直接、被転写体に転写できない場合、或い
は直接、被転写体に転写しない方が良い場合には、図5
に示すような粘着シールに転写させる方法がしばしば採
用されることがある。すなわち、粘着シール支持体(6
1a)上に、シリコンの剥離層(61b)、粘着層(6
2a),シール基材(62b)を積層した通常使用され
ている粘着シールに感熱接着層(プライマー層)(62
c)を塗布し、上記の転写画像形成方法、及び転写画像
転写装置を用いて転写画像を形成する。この画像が転写
された粘着シールを剥離層(61b)と粘着層(62
a)で剥離、分離させて対象物品に貼り付ける。
【0026】上記の説明では、転写媒体に画像を形成す
る方法として、個々の異なった画像を形成するのに適し
た装置について説明したが、同一の絵柄を転写する場合
は、直接転写媒体の画像形成層に通常のオフセット、グ
ラビア、凸版、スクリーン印刷で印刷して設けることが
コスト面、効率面からみて好ましいことは言うまでもな
い。すなわち、このような場合は、コンピュータに接続
されているプリンターは不要となる。
【0027】
【発明の効果】被転写体の画像を転写させる際、被転写
体に画像が転写される場所に予め感熱接着層(プライマ
ー層)を設けておき、転写媒体の画像形成層と被転写体
の感熱接着層の位置関係を決定して加熱・加圧させて転
写させるので、所定の場所に画像が転写される。また、
位置関係をレジスターマークを検出して決めるので画像
が転写される位置のバラツキがなくなる。また、コンピ
ュータで作成された画像をプリンターで転写媒体の画像
形成層に印刷(記録)することで、個々の異なる画像情
報を被転写体に設けることが可能となり、クレジットカ
ード、身分証明証、免許証等の作製が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写画像形成装置を説明する構成概略
図である。
【図2】本発明で用いる転写箔の平面図である。
【図3】画像形成層(受像層)に画像が形成された転写
媒体を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図4】被転写体に画像を転写する工程を説明するもの
であり、(a)は画像形成層(受像層)に画像が形成さ
れた転写媒体、(b)は被転写体の画像が転写される前
のプライマー層を設けた状態、(c)は被転写体に画像
が転写され形成された状態を、それぞれ示す平面図であ
る。
【図5】粘着シールに転写画像を設けたものであり、
(a)は転写シールの平面図、(b)は、この構成断面
図である。
【符号の説明】
10…コンピュータ 11…転写箔巻出
ロール 11a…転写箔 12…転写媒体巻
出ロール 12a…転写媒体 13…感熱転写プ
リンタ 14…転写箔巻取ロール 15…画像が形成
された転写媒体 16…バックアップロール 17…熱転写ロー
ル 18…熱転写ロール 20…被転写体 21…センサー 22…センサー 30…転写箔 31…レジスター
マーク 32Y…イエローインキ部 32M…マゼンタ
インキ部 32C…シアンインキ部 32BK…ブラッ
クインキ部 32H…ホログラム部 40…転写媒体 41…レジスター
マーク 42…画像 43…転写媒体基
材 44…剥離層 45…受像層 50…被転写体 51…レジスター
マーク 52…感熱接着層(プライマー層) 53…画像 60…粘着シール 61…剥離シール
部 61a…剥離シール支持体 61b…剥離層 62…シール部 62a…粘着層 62b…シール基材 62c…感熱接着
層(プライマー層) 63…画像形成部 63a…画像層 63b…受像層 63c…表面保護
層 64…画像形成された粘着シール 65…切れ目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42D 15/10 501 B41J 3/20 109J B65C 9/32 117A 9/44 B41M 5/26 H // B41J 3/36 A Fターム(参考) 2C005 HA02 HA17 HB01 JA18 JB04 KA26 KA38 KA40 LA14 LA19 LA26 LB53 2C055 CC00 CC01 2C065 AA01 AB09 AF02 CJ02 CJ03 CJ07 DA24 DA33 DA38 2H111 AA40 AA44 CA01 DA06 3E095 AA01 AA20 BA10 CA10 DA03 DA13 DA42 DA55 DA59 DA65 DA82 EA02 EA03 EA09 EA13 EA22 EA23 EA26 EA34 FA06 FA13 FA17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に少なくとも該基材から剥離可能な
    画像形成層に画像が形成されている転写媒体を用い、該
    画像が転写される位置に予め感熱接着層(プライマー
    層)が設けられている被転写体に画像を転写する際、熱
    ローラーによる転写開始位置を、被転写体の感熱接着層
    (プライマー層)を塗り分けた境目に設定することを特
    徴とする転写画像形成方法。
  2. 【請求項2】転写媒体の画像形成層に画像を形成する手
    段として、画像形成層が転写箔から画像を受像する機能
    を有する受像層であり、コンピュータで作成された画像
    データを、プリンターによって該受像層に画像を形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の転写画像形成方
    法。
  3. 【請求項3】コンピュータで作成された画像データを形
    成する方法として、プリンターが、転写箔を用い転写媒
    体の受像層に転写印刷(記録)する感熱転写方式である
    ことを特徴とする請求項2に記載の転写画像形成方法。
  4. 【請求項4】基材上に少なくとも該基材から剥離可能な
    画像形成層を備えた転写媒体の画像形成層側と、被転写
    体の感熱接着層(プライマー層)側とを対向させ、該転
    写媒体又は被転写体のいずれか片方又は双方を搬送し位
    置合わせをする搬送位置合わせ手段と、上記、転写転写
    の画像形成層側と被転写体の感熱接着層(プライマー
    層)側とを対向させ位置合わせた状態で、加熱・加圧に
    より画像形成層を被転写体に転写するための転写手段と
    を備えた転写画像形成装置であって、 被転写体の感熱接着層(プライマー層)が設けてある領
    域の端部の位置を検出する被転写体位置検出手段と、転
    写媒体の画像形成されている位置を検出する画像形成部
    位置検出手段と、被転写体と転写媒体の位置が定まった
    状態で画像形成層を被転写体に転写開始することを特徴
    とする転写画像形成装置。
  5. 【請求項5】転写媒体の画像形成層に画像を形成する手
    段として、画像形成層である受像層に、コンピュータで
    作成された画像データを印刷(記録)するプリンターを
    備えていることを特徴とする請求項4に記載の転写画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】前記画像形成層である受像層に、コンピュ
    ータで作成された画像データを印刷(記録)するプリン
    ターが、転写箔を用いた感熱転写方式であることを特徴
    とする請求項5に記載の転写画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記被転写体位置検出手段、及び画像形成
    部位置検出手段で位置を検出させるためのレジスターマ
    ークを被転写媒体及び転写媒体に設けてあることを特徴
    とする請求項4、5、6のいずれか1項に記載の転写画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】前記レジスターマークが人が認識しにくい
    白色又は透明な赤外吸収インキ、紫外吸収インキで形成
    されていることを特徴とする請求項7に記載の転写画像
    形成装置。
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