JP2002045832A - 生ごみ処理システムおよび生ごみを利用した燃料電池用ガス供給方法並びにその装置 - Google Patents

生ごみ処理システムおよび生ごみを利用した燃料電池用ガス供給方法並びにその装置

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JP2002045832A
JP2002045832A JP2001138707A JP2001138707A JP2002045832A JP 2002045832 A JP2002045832 A JP 2002045832A JP 2001138707 A JP2001138707 A JP 2001138707A JP 2001138707 A JP2001138707 A JP 2001138707A JP 2002045832 A JP2002045832 A JP 2002045832A
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garbage
gas
fuel cell
unit
methane gas
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JP2001138707A
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Shintaro Fujiwara
慎太郎 藤原
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EXY RESEARCH INSTITUTE
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EXY RES INST
EXY RESEARCH INSTITUTE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明では、生ごみの回収を容易に行なうと共
に、回収された生ごみを利用して、環境破壊を行なうこ
となく電力を安定供給することのできる生ごみ処理シス
テムおよび生ごみを利用した燃料電池用ガス供給方法お
よびその装置を提供する。 【解決手段】生ごみをマヨネーズ状にスラリー化して、
バキュームポンプを用いてスラリー化した生ごみを輸送
パイプで輸送する。そして、生ごみをガス生成部に供給
してガスを発生させ、発生したガスを燃料電池に供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみを利用した
燃料電池用ガス供給方法およびその装置に関し、特に燃
料電池に供給して電力を発生させるためのメタンガスを
生ごみから発生させるための生ごみ処理システムおよび
生ごみを利用した燃料電池用ガス供給方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、有機性廃棄物である生ごみは、
主に海洋投棄や一般ごみと一緒に埋めるか焼却処理され
ていたが、海洋投棄は「ロンドン条約」により禁止さ
れ、埋立や焼却は場所不足と地球温暖化防止策やダイオ
キシン公害等の問題で、次々と操業停止命令が布告され
る等、八方塞の状態に陥った。
【0003】このため、新たな処理方法として、生ごみ
をそのままの状態で腐敗させて、発生したメタンガスを
タービンエンジンの燃料として用いて電力を発生させる
ことが行なわれるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような生
ごみの処理方法では、次のような問題があった。
【0005】1)生ごみが発生した現状の姿の状態でガ
スを醗酵させていたため、ガス化するまでにかなりの時
間を要する。 2)生ごみのパイプ輸送が不可能でありごみ回収車で回
収しなければならず手間を要する。 3)発生したメタンガスを燃焼させてガスタービンエン
ジンを作動させていたため排気ガスや騒音等の問題から
設置場所が限られていた。 4)ガスタービンエンジン発電機は、燃料の種類を運転
中に容易に切り換えることができず、生ごみから抽出さ
れたガス等の供給量が不安定な燃料で電力を安定供給す
ることは不可能であった。このため、電子回路で屋内電
源を制御している場合にはトラブルの原因となる。 5)ガスタービンエンジン発電機では燃焼の過程を経て
いるため、排気ガスによる地球温暖化現象とダイオキシ
ン問題から、次世代に後継できるシステムとは言い難
い。また、エネルギー効率も悪い。
【0006】そこで、本発明では、生ごみの回収を容易
に行なうと共に、回収された生ごみを利用して、環境破
壊を行なうことなく電力を安定供給することのできる生
ごみ処理システムおよび生ごみを利用した燃料電池用ガ
ス供給方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決する手段】上記の目的を達成するために、
本発明の生ごみ処理システムは、生ごみをスラリー化す
るスラリー化手段と、前記生ごみからメタンガスを発生
させるメタンガス発生手段と、スラリー化した前記生ご
みを前記メタンガス発生手段に供給する生ごみ供給手段
と、前記メタンガス発生手段において発生したメタンガ
スを燃料電池に供給するメタンガス供給手段と、前記メ
タンガス発生手段において排出される排水中の残渣を沈
殿させる残渣沈殿手段と、残渣沈殿手段において沈殿し
た残渣を前記メタンガス発生手段に供給する残渣供給手
段と、前記燃料電池を用いて発電する発電手段とを具備
する。
【0008】次に、本発明の燃料電池用ガス供給方法
は、生ごみを運搬する運搬工程と、前記生ごみをスラリ
ー化するスラリー化工程と、スラリー化した前記生ごみ
をガス生成部に供給する生ごみ供給工程と、前記ガス生
成部において発生したメタンガスを燃料電池に供給する
メタンガス供給工程と、前記ガス生成部から排出される
排水中の残渣を沈殿させる沈殿工程と、前記沈殿工程に
おいて沈殿した残渣を、前記ガス生成部に輸送する残渣
輸送工程とを有する。
【0009】また、本発明の燃料電池用ガス供給装置
は、厨房等に設けられた、生ごみをスラリー化するシュ
ーターと、車両等を用いて収集した生ごみをスラリー化
するサテライトユニットと、前記シューターおよび前記
サテライトユニットによりスラリー化された生ごみを貯
蔵する貯蔵部と、前記貯蔵部に貯蔵されている生ごみか
らメタンガスを生成するガス生成部と、前記ガス生成部
において排出される排水を沈殿させる沈降槽と、前記沈
降槽において沈殿した残渣を、前記ガス生成部に輸送す
る輸送装置とを具備する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を用いて詳細に説明する。
【0011】図1には、この発明に係る生ごみDを利用
した燃料電池用ガス供給装置1の一例が示されている。
この燃料電池用ガス供給装置1では、同じ地域の家庭や
ビルの厨房等に設けられている多数のキッチンシュータ
ー3から直接生ごみDを供給したり、あるいは、任意の
場所に設けられているサテライトユニット5から直接若
しくはタンクローリー27等の輸送手段を用いて運搬さ
れてきたマヨネーズ状に液状化(以下、「スラリー化」
という)された生ごみDを供給するようになっている。
【0012】前記キッチンシューター3は生ごみDをス
ラリー化するものであり、生ごみDを水道や下水道のよ
うに食堂や台所から輸送パイプにより所定の場所まで運
搬することができるようにしている。このキッチンシュ
ーター3では、シューターカバーを開くとクラッシャー
が自動運転して、牛の骨等の硬いものでも微細に破砕し
て水分と化合してスラリー化してしまう。
【0013】また、このキッチンシューター3では食器
から直接食べ残しを廃棄する場合を考慮しているため、
誤ってスプーンやフォーク等の金属類が一緒に廃棄され
て、キッチンシューター3の歯を損傷したり、輸送パイ
プPに詰まったりするのを防止するために、図示省略の
金属探知装置が設けられている。
【0014】サテライトユニット5は、図5に示すよう
に、生ごみを投入する投入口70と、液状化生ごみを蓄
積する蓄積タンク71と、液状化生ごみを排出する排出
口72を有しており、投入口70に投入された生ごみD
は、破砕カッター73により破砕、液状化されて、スラ
リー化し、蓄積タンク71に一旦蓄積され、その後、排
出口72から排出させることができる。
【0015】キッチンシューター3およびサテライトユ
ニット5には、図1に示すように、キッチンシューター
3等から供給された生ごみDを貯蔵する貯蔵部としての
ストレージユニット11が連結されている。このストレ
ージユニット11には、スラリー化した生ごみDを輸送
パイプで輸送するため、バキュームポンプ等の吸引装置
が設けられており、生ごみDはストレージユニット11
内に吸引、貯蔵される。
【0016】なお、サテライトユニット5とストレージ
ユニット11とを輸送パイプ等で連結させずに、タンク
ローリー等の輸送手段を用いて生ごみDをサテライトか
らストレージユニットに輸送することもできる。
【0017】ストレージユニット11にはガス生成部で
あるガス生成モジュール17が接続されている。このガ
ス生成モジュール17には、ハイドロライザー19とバ
イオリアクター21とが配設されている。
【0018】ハイドロライザー19では、生ごみに含ま
れている有機物から蟻酸や酢酸などの有機酸を生成する
好気性細菌を用いて生ごみDの加水分解を行う。なお、
ハイドロライザー19で用いられる細菌は、湖沼の汚泥
や廃水処理汚泥等に含まれる、一般的な好気性細菌であ
る。
【0019】この際、加水分解を効率よく行うために、
生ごみDの水分率を図示しない計測器を用いて計測し、
水分が不足する際には水を加え、常に水分率を約90%
以上に保つ。
【0020】例えば、一般的な生ごみをスラリー化した
状態では、水分率が約80%であるため、ハイドロライ
ザー19に生ごみDを供給する際には、生ごみと水とを
約1:1の重量比で供給する。
【0021】なお、供給する水は沈降槽24から排出さ
れる排水を用いることもできる。
【0022】そして、ハイドロライザー19内ではコン
プレッサーを用いて、生ごみ1kgあたり0.25L/
hでエアレーションを行うと共に、温度を30〜40℃
付近に保ち、細菌の繁殖を促進させ、また、スラリー化
した生ごみの成分が偏ることを防止するために、撹拌羽
を用いて撹拌を行い、有機物から有機酸の生成を促進さ
せる。
【0023】次に、生ごみDはハイドロライザー19か
らバイオリアクター21に移され、メタン生成細菌を用
いて、生ごみD内に含まれる蟻酸や酢酸といった有機酸
やメタノール等を分解させ、メタンガス、二酸化炭素が
主成分のガスに変換させる。
【0024】ハイドロライザー19からバイオリアクタ
ー21への生ごみDの輸送は、一度に全量行うのではな
く、例えば一日に400kgの生ごみの処理を行うこと
ができる装置では、6時間おきに約100kgの生ごみ
Dを輸送するなど、複数回に分けて行うことにより、バ
イオリアクター内の細菌への負担を軽減し、メタン発生
の効率化を図ることができる。
【0025】また、バイオリアクター21の内部を嫌気
的雰囲気とすると共に温度を55℃付近に維持して、メ
タン生成菌やその他の有機酸分解菌の繁殖を促進させ
る。
【0026】この際、炭酸化作用を持つカルサイトを約
0.5cm片の大きさに砕き、バイオリアクターの容量
の約10%程度の量をバイオリアクターの内部に入れ
て、有機酸内の溶存酸素の割合を減らすこともできる。
【0027】さらに、バイオリアクター21では、スラ
リー化した生ごみDの成分の偏りを防止するために、サ
ーキュレータ23を用いてスラリーを強制的に循環させ
ることが望ましい。
【0028】さらにまた、バイオリアクター21を複数
個配設して、生ごみDのメタン発酵処理を長時間行い、
生ごみDの単位量あたりのメタン生成量増加を図ること
もできる。
【0029】ガス生成モジュール17からの排水は、ハ
イドロライザー19からバイオリアクター21に生ごみ
Dが移される際に、バイオリアクター21に移される生
ごみDの量とほぼ同量の排水が排出され、沈降槽24に
送られる。
【0030】そして、沈降槽24に送られた排水は、約
1日ほど静鎮させ、沈降部分と上澄みとに分離させる。
このため、沈殿槽24は2以上設置されることが望まし
い。
【0031】沈殿槽で沈殿した沈殿物は、再びハイドロ
ライザー19若しくはバイオリアクター21に送られ
る。これは、沈殿物中には、菌類や十分に分解されずに
残った有機物などが多量に存在するため、沈殿物を再び
ガス生成モジュールに循環させることで、ガス生成モジ
ュール外への菌類の排出を抑制すると共に有機物の分解
率を向上させ、ガスの発生効率を向上させることができ
る。
【0032】また、上澄みの一部は、再びハイドロライ
ザー19に送られて、生ごみDの水分量調整に用いられ
る。ハイドロライザー19に送られなかった上澄みのほ
とんどは排水層26に送られ、廃水処理後、中水道とし
て利用する。
【0033】なお、ガス生成モジュール17からの排水
は農業、園芸等の液体肥料として利用することもでき
る。
【0034】また、このガス生成モジュール17には、
図示しない脂肪分補充装置として、下水道から汚水を汲
み上げて貯蔵しておく下水槽と、この下水槽の汚水から
脂肪分を分離する回収脂肪分離装置を接続し、ガス生成
モジュール17に供給した生ごみDに脂肪分が不足して
いると判断された場合に、前記回収脂肪分離装置により
ガス生成モジュール17に脂肪分を供給して、ガス生成
を促進させることもできる。
【0035】この際、回収脂肪分離装置は、汚水中の脂
肪分のみを分離し、その他の水分等は再び下水槽又は下
水道に排出するため、脂肪分の回収と同時に下水の浄化
を併せて行うことができる。
【0036】ガス生成モジュール17により生成された
メタンガス等は、ガス貯蔵タンク31に送られて貯蔵さ
れる。このガス貯蔵タンク31には、バルブを有するガ
ス管により都市ガスやLPG等の予備燃料37が接続さ
れており、ガス貯蔵タンク31に設けられている図示し
ないセンサにより前記ガス生成モジュール17からのメ
タンガスの供給量が所定の圧力以下になった場合には、
自動的にバルブを開いて予備燃料37を供給する。
【0037】なお、図2に示すように、生ごみ供給源な
どに応じてガス生成モジュール17を複数設置し、各ガ
ス生成モジュール17で発生したガスを同じガス貯蔵タ
ンク31に貯蔵するように構成することもできる。
【0038】この構成では、ガス生成モジュールごと
に、供給される生ごみの種類や量等に応じてガスを効率
よく発生させる環境に設定することも可能となり、ま
た、一つの供給源から供給される生ごみの量では、燃料
電池で発電を行うには十分な量のガスが発生しない場合
であっても、燃料電池に供給するガスの量を各ガス生成
モジュールで発生するガスで相互に補い、発電を行うに
適した量のガスを燃料電池に供給することができるた
め、供給源ごとに発生したガスや残渣の量等を管理しつ
つ燃料電池で効率よく発電を行うことができる。
【0039】以上のようにして生成されたメタンガス
は、図3に示されているような燃料電池39に供給され
る。この燃料電池39の原理は、例えば、特開平4−3
22063号、特開平7−73897号公報等に示され
ているようにすでに良く知られたものなので詳細な説明
は省略して、概略のみ説明することとする。
【0040】前記燃料電池39では、水の電気分解の逆
の反応を利用したものであり、水素と酸素から電気化学
反応により直接電力を取り出す発電装置である。
【0041】図3を参照するに、この燃料電池39で
は、前述の燃料電池用ガス供給装置1から供給されたメ
タンガス等に水蒸気を加えて化学反応により水素を多く
含む水素リッチガスを作り出す改質器41を有してい
る。この改質器41により作成された水素リッチガス
は、脱硫・CO変成器43に送られて二酸化炭素と水素
に変換され、水素は燃料電池の燃料極47に供給され
る。
【0042】一方、前記燃料電池の前記燃料極47に対
向して空気極49が設けられており、空気中の酸素が供
給される。これにより、燃料電池では水素と酸素が化学
反応を起こし、水蒸気と電力と熱源を発生する。このよ
うにして発生した電力は直流であるため、インバータ5
1を介して交流に変換されて出力される。
【0043】この反応の際に生じる熱は冷却モジュール
53により冷却され、水蒸気は水蒸気分離器55により
回収されて冷却水として利用される。また、排熱回収熱
交換器57で熱が取り出され、熱源として利用される。
さらに、水回収熱交換器59は、改質器41からの排気
から水分を取り出して水タンク61に補給し、水処理装
置63を介して冷却水として使用される。
【0044】また、燃料電池から発生する二酸化炭素
は、バイオリアクター、沈降槽、排水槽につながる図示
しないガス配管に送られ、有機物が分解されて発生した
硫化水素やメチルメルカプタンガスなど、環境や燃料電
池に有害なガスの比率を下げると共に、各個所の溶存酸
素量を下げ、メタン生成菌の繁殖を助ける。
【0045】望ましくは、、シューター若しくはサテラ
イトから排水槽までの各個所に図示しない流量センサや
phセンサ等を設け、コンピューターで自動制御および
監視を行うと共に、異常を検知した際には、必要最低限
の範囲で装置を停止させると共に、自動的にメンテナン
ス会社などに連絡が行われる。
【0046】図4には、上述の燃料電池用ガス供給装置
1および燃料電池39を用いた生ごみ処理システム65
の一例が示されている。この生ごみ処理システム65
は、例えば、ショッピングセンターや多数のビル群から
なる地域内にある調理場から処理場までを輸送パイプP
でつなぎ、一貫ラインで生ごみDを電力と熱エネルギー
に変換するシステムである。そして、得られた電力およ
び熱エネルギーを配線Eおよび配管Hによりこの地域内
に供給して賄うことができる。
【0047】このように本実施の形態では、キッチンシ
ューター3により生ごみDをスラリー化して輸送するの
で、輸送パイプPによる輸送が可能になり、地域一帯あ
るいは大きなビル等の生ごみDを容易に処理場へ輸送す
ることができる。また、スラリー化した生ごみDは迅速
に輸送されるので、生ごみDが発する悪臭を無くすこと
ができると共に、衛生面でも改善される。
【0048】また、生ごみDから発生されたメタンガス
を燃料電池39に使用することで、従来のようにガスタ
ービンエンジンを用いてエネルギーを得る場合に比べ
て、排気ガスや騒音の問題がなくエネルギー効率が良い
ので、地域内のどこにでも設置することができる。さら
に、燃焼させないためダイオキシンや地球温暖化の問題
にも対処できる。
【0049】燃料電池39では、燃料の種類を運転中に
容易に切り換えることができるので、生ごみDから抽出
されたメタンガスが不足する場合には都市ガスやLPG
等の予備燃料を代替的に使用でき、安定した電力の供給
を行なうことができる。
【0050】さらに、電力が余った場合には余剰電力を
電力会社に売却することができるので、電気代の節約に
なるのみならず、副収入を得て設備費や維持費を捻出す
ることができる。
【0051】さらにまた、生ごみDを使用することによ
り生ごみDの量を大幅に減少させることができるので、
ごみ公害の防止に貢献することができる。
【0052】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実施
の形態においては、一のビルにおいて使用される場合に
ついて説明したが、多数のビル群を含む地域全体に適用
できることは言うまでもない。
【0053】また、前述の実施の形態に示したような大
規模の場合に限らず、一家庭においても同様に適用する
ことができる。特に、離島のような電力事情が悪い地域
においては、有効な電力供給手段となる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生ごみ処
理システムでは、生ごみからメタンガスを発生させ、こ
のメタンガスを燃料電池に供給して電力を発生させる。
この電力は家庭やビル等に供給されるので、家庭や地域
において生じる生ごみの量を大幅に減少させて、ごみの
焼却や投棄に伴う環境破壊を減少させることができる。
また、ごみの運搬に使用されるごみ袋を減少させると共
に運搬に要する費用を大幅に減少させることができる。
さらに、電力が余った場合には余剰電力を電力会社に売
却して副収入を得ることができるので、投資した設備費
や維持費を考えても経済的な利益がある。
【0055】次に、本発明による生ごみを利用した燃料
電池用ガス供給方法では、生ごみからメタンガスを発生
させ、このメタンガスを燃料電池に供給する。メタンガ
スを生ごみから発生させることにより、廃棄物である生
ごみを有効利用することができる。
【0056】また、本発明による生ごみを利用した燃料
電池用ガス供給装置では、生ごみからメタンガスを発生
させ、このメタンガスを燃料電池に供給する。このた
め、家庭や地域において生じる生ごみの量を大幅に減少
させると共にごみの焼却や投棄に伴う環境破壊を減少さ
せることができる。さらに、得られたメタンガスを燃料
電池に供給することにより電力を得ることができ、家庭
やビルにおいて使用される電力を供給することができる
と共に、電力が余った場合には余剰電力を電力会社に売
却して副収入を得ることができるので、投資した設備費
や維持費を考えても経済的な利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】生ごみを利用した燃料電池用ガス供給装置を示
すブロック構成図
【図2】複数のガス生成部を設けた燃料電池用ガス供給
装置を示すブロック構成図
【図3】生ごみを利用した燃料電池用ガス供給装置によ
りメタンガスを供給されて発電する燃料電池の構成図
【図4】生ごみ処理システムの一例を示す概念図
【図5】サテライトユニットの一例を示す構成図
【符号の説明】
1…ガス供給装置 3…キッチンシューター 5…サテライトユニット 11…ストレージユニット 17…ガス生成モジュール 19…ハイドロライザー 21…バイオリアクター 23…サーキュレータ 24…沈降槽 26…排水層 27…タンクローリー 31…ガス貯蔵タンク 37…予備燃料 39…燃料電池 41…改質器 43…脱硫・CO変成器 47…燃料極 49…空気極 51…インバータ 53…冷却モジュール 55…水蒸気分離器 57…排熱回収熱交換器 59…水回収熱交換器 61…水タンク 63…水処理装置 65…生ごみ処理システム 70…投入口 71…蓄積タンク 72…排出口 73…破砕カッター D…生ごみ P…輸送パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 11/12 H01M 8/04 J H01M 8/00 8/06 R 8/04 B09B 3/00 ZABC 8/06 D Z Fターム(参考) 4D004 AA03 AC05 BA03 BA04 CA04 CA12 CA18 CB04 CB05 CB13 CB26 CB44 CC07 CC11 DA01 DA02 DA06 DA07 DA09 4D059 AA07 AA23 BA03 BA17 BA25 BA29 BA31 BE31 BF15 BJ01 BK11 BK12 CA21 CC01 CC03 DA03 EA02 EA05 EA06 EB02 EB05 EB06 5H027 AA02 BA01 BA13 BA20 DD05 MM09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみをスラリー化するスラリー化手段
    と、 前記生ごみからメタンガスを発生させるメタンガス発生
    手段と、 スラリー化した前記生ごみを前記メタンガス発生手段に
    供給する生ごみ供給手段と、 前記メタンガス発生手段において発生したメタンガスを
    燃料電池に供給するメタンガス供給手段と、 前記メタンガス発生手段において排出される排水中の残
    渣を沈殿させる残渣沈殿手段と、 残渣沈殿手段において沈殿した残渣を前記メタンガス発
    生手段に供給する残渣供給手段と、 前記燃料電池を用いて発電する発電手段とを具備する生
    ごみ処理システム。
  2. 【請求項2】 生ごみを運搬する運搬工程と、 前記生ごみをスラリー化するスラリー化工程と、 スラリー化した前記生ごみをガス生成部に供給する生ご
    み供給工程と、 前記ガス生成部において発生したメタンガスを燃料電池
    に供給するメタンガス供給工程と、 前記ガス生成部から排出される排水中の残渣を沈殿させ
    る沈殿工程と、 前記沈殿工程において沈殿した残渣を、前記ガス生成部
    に輸送する残渣輸送工程とを有する燃料電池用ガス供給
    方法。
  3. 【請求項3】 前記生ごみ供給工程において、 スラリー化された生ごみを吸引して輸送パイプ内を移動
    させる請求項2記載の燃料電池用ガス供給方法。
  4. 【請求項4】 前記ガス生成部において、 予備燃料を補充する手段を具備する請求項2記載の燃料
    電池用ガス供給方法。
  5. 【請求項5】 前記ガス供給工程において、複数の前記
    ガス生成部で発生したメタンガスを前記燃料電池に供給
    することを特徴とする請求項2記載の燃料電池用ガス供
    給方法。
  6. 【請求項6】 生ごみをスラリー化するシューターと、 前記シューターに接続された輸送パイプと、 前記輸送パイプを介して輸送された前記生ごみを貯蔵す
    る貯蔵部と、 前記貯蔵部に貯蔵されている生ごみからメタンガスを生
    成するガス生成部と、 前記ガス生成部において排出される排水を沈殿させる沈
    降槽と、 前記沈降槽において沈殿した残渣を、前記ガス生成部に
    輸送する輸送装置とを具備する燃料電池用ガス供給装
    置。
  7. 【請求項7】 前記運搬手段は、 前記シューターと前記貯蔵部とを結ぶ輸送パイプと、 前記輸送パイプを介して前記スラリー化された生ごみを
    前記貯蔵部に輸送するための吸引装置とを具備する請求
    項6記載の燃料電池用ガス供給装置。
  8. 【請求項8】 生ごみをスラリー化するサテライトユニ
    ットと、 スラリー化された前記生ごみを貯蔵する貯蔵部と、 前記サテライトユニットから前記スラリー化した生ごみ
    を前記貯蔵部に運搬する運搬手段と、 前記貯蔵部に貯蔵されている生ごみからメタンガスを生
    成するガス生成部と、前記ガス生成部において排出され
    る排水を沈殿させる沈降槽と、 前記沈降槽において沈殿した残渣を、前記ガス生成部に
    輸送する輸送装置とを具備する燃料電池用ガス供給装
    置。
  9. 【請求項9】 前記運搬手段は、 前記サテライトユニットと前記貯蔵部とを結ぶ輸送パイ
    プと、 前記輸送パイプを介して前記スラリー化された生ごみを
    前記貯蔵部に輸送するための吸引装置とを具備する請求
    項8記載の燃料電池用ガス供給装置。
  10. 【請求項10】 ある地域に存在する一以上の家庭の台
    所やビルの台所または厨房に設けられて供給された生ご
    みをスラリー化するシューターと、 他の地域より集められた生ごみをスラリー化するサテラ
    イトユニットと、 前記シューターおよび前記サテライトユニットによりス
    ラリー化された生ごみを運搬する運搬手段と、 前記運搬手段により輸送されてきた前記スラリー化され
    た生ごみを貯蔵する貯蔵部と、 前記貯蔵部に貯蔵されている生ごみからメタンガスを生
    成するガス生成部と、 前記ガス生成部において排出される排水を沈殿させる沈
    降槽と、 前記沈降槽において沈殿した残渣を、前記ガス生成部に
    輸送する輸送装置とを具備する燃料電池用ガス供給装
    置。
  11. 【請求項11】 前記運搬手段は、 前記サテライトユニットおよび前記シューターと前記貯
    蔵部とを結ぶ輸送パイプと、 前記輸送パイプを介して前記スラリー化された生ごみを
    前記貯蔵部に輸送するための吸引装置とを具備する請求
    項10記載の燃料電池用ガス供給装置。
  12. 【請求項12】 前記ガス生成部において発生したメタ
    ンガスを貯蔵し、前記燃料電池にメタンガスを供給する
    ガス貯蔵タンクと、 前記燃料電池へのメタンガスの供給量に応じて、前記ガ
    ス貯蔵タンクにメタンガスを補充する予備燃料と、 をさらに具備する請求項6又は8又は10記載の燃料電
    池用ガス供給装置。
  13. 【請求項13】 前記ガス貯蔵タンクにおいて、前記ガ
    ス生成部から供給されたメタンガスの圧力を検出するセ
    ンサと、 前記センサにより検出された圧力が所定の圧力以下とな
    った場合に前記予備燃料を前記ガス貯蔵タンクに補充す
    べく自動で開閉するバルブと、 をさらに具備する請求項12記載の燃料電池用ガス供給
    装置。
  14. 【請求項14】 前記ガス貯蔵タンクは、複数の前記ガ
    ス生成部において発生したメタンガスを貯蔵することを
    特徴とする請求項12記載の燃料電池用ガス供給装置。
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