JP2002045430A - 経鼻カテーテルを固定する絆創膏 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、鼻腔に管を通して流動食を補給
する時に鼻腔の近辺でこの経鼻カテーテルを短時間にし
っかり固定するものである。 【解決手段】 点線３の部分に隙間のある絆創膏を鼻と
人中と人中部分に出きるたわみを利用してこの経鼻カテ
ーテルを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、摂食嚥下困難な
患者さんが、持続的に栄養を確保するために経鼻カテー
テルを使用しなければならない場合この経鼻カテーテル
を迅速かつ安全に固定するための絆創膏である。

【０００２】

【従来の技術】従来は、専用の固定用具が無かったの
で、ガムテープを鼻に幾重にも貼り合わせるしか方法は
無かった。この作業は、簡単な様に思えるが、大変な手
間を要し、大変忙しい看護婦さんにとって悩みの種でし
た。この経鼻カテーテルをいいかげんに固定すると、こ
の先で肺や胃を傷つけたり、これが抜けて流動食が胃に
入らなかったりして、重大な事故につながります。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした医
療現場の安全性と簡単に取付けたいという要望と見た目
を気にする患者さんの願望にこたえたものです。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、医療現場から
の強い要請を受け、非常に簡単な方法で解決したので以
下それを説明します。 （イ） 絆創膏の点線３の部分に隙間を設ける。 （ロ） 裏面の剥離シール２をはがし、点線３より上部
分が鼻、点線３より下部分が人中、隙間が鼻腔にくる様
に絆創膏をくっつける。 （ハ） 人中部に当たる絆創膏のところにたわみが生じ
る。 （ハ） そのたわみの部分でこの経鼻カテーテルを上か
ら包み込む様に固定する。 以上の方法でこの経鼻カテーテルを固定する。

【０００５】

【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を述べる
と、経鼻カテーテルを通して流動食を確保している患者
さんに、点線３の部分に隙間の空いた絆創膏を鼻と人中
部分と人中部に当たる絆創膏の一部のたわみでこの経鼻
カテーテルを簡単に固定できる。なお、図２、図３の様
に鼻の立体構造に平面の絆創膏をよりフィットさせるた
めに複数の隙間を設けたり、絆創膏に伸縮性を持たせる
事で目的は達成される。ただ、隙間が多すぎると接着面
どうしくっつきやすくなる。また、絆創膏に、通気性を
持たせる事で、皮膚のむれを防止できる。

【０００６】

【発明の効果】１枚の絆創膏で （イ） しっかり固定できる。 （ロ） 短時間に出来る。 （ハ） 簡単に出来る。 （ニ） 見た目がいい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の平面図

【図２】本発明の他実施例の平面図

【図３】本発明の他実施例の平面図

【図４】本発明の断面図

【符号の説明】

１ 絆創膏 ２ 剥離シール ３ 隙間 ４ 隙間 ５ 隙間 ６ 隙間 ７ 隙間 ８ 隙間 ９ 隙間 １０隙間 １１隙間 １２隙間 １３隙間 但し３から１３まで全て点線部分を指す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】点線３の部分に隙間を設けた経鼻カテーテ
   ルを固定する絆創膏
2. 【請求項２】点線３以外の部分に１ヶ所隙間を設けた、
   請求項１の経鼻カテーテルを固定する絆創膏
3. 【請求項３】点線３以外の部分に複数隙間を設けた、請
   求項１の経鼻カテーテルを固定する絆創膏