JP2002044515A - ディジタルカメラ - Google Patents

ディジタルカメラ

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JP2002044515A
JP2002044515A JP2000229304A JP2000229304A JP2002044515A JP 2002044515 A JP2002044515 A JP 2002044515A JP 2000229304 A JP2000229304 A JP 2000229304A JP 2000229304 A JP2000229304 A JP 2000229304A JP 2002044515 A JP2002044515 A JP 2002044515A
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image signal
image
gain
time exposure
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JP2000229304A
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English (en)
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Toru Asaeda
徹 朝枝
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2画面撮影モードが選択されると、長時間露
光および短時間露光によって同じ被写体の長時間露光画
像データおよび短時間露光画像データが生成される。生
成された各々の画像データは、記録媒体44に記録され
る。3画面表示モードが選択されると、長時間露光画像
データおよび短時間露光画像データが記録媒体44から
再生され、乗算器24が各々の画像データに利得を付与
する。乗算器24によって利得が付与された長時間露光
画像データおよび短時間露光画像データは、スイッチS
W2によって合成され、これによって合成画像データが
生成される。ここで、乗算器24の利得は、絞り調整リ
ング60,コントラスト調整リング62およびシフトキ
ー54の操作に応じて任意に調整される。合成画像デー
タに基づく合成画像の画質はこの調整に応じて変化す
る。 【効果】 オペレータの意図した合成画像を容易に得る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルカメラに
関し、特にたとえば、第1露光によって得られた第1画
像信号および第2露光によって得られた第2画像信号に
基づいて、ダイナミックレンジが拡大された合成画像信
号を生成する、ディジタルカメラに関する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種のディジタルカメラとして
は、第1露光に基づく第1画像信号および第2露光に基
づく第2画像信号を生成し、第1画像信号を形成する第
1画素信号および第2画像信号を形成する第2画素信号
のいずれか一方を選択して合成画像信号を生成するもの
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、一旦第1画像信号および第2画像信号が得られる
と、各画像信号のレベルを調整することができず、オペ
レータの意図した合成画像を得るのが困難であった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、オ
ペレータの意図した合成画像を容易に得ることができ
る、ディジタルカメラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、互いに露光
期間の異なる第1露光および第2露光によって得られた
同じ被写体の第1画像信号および第2画像信号に基づい
て合成画像信号を生成するディジタルカメラにおいて、
第1画像信号に第1利得を付与して第3画像信号を生成
する第1利得付与手段、第2画像信号に第2利得を付与
して第4画像信号を生成する第2利得付与手段、第3画
像信号および第4画像信号を合成して合成画像信号を生
成する合成手段、および第1利得および第2利得の少な
くとも一方を任意に調整する調整手段を備えることを特
徴とする、ディジタルカメラである。
【0006】
【作用】互いに露光期間の異なる第1露光および第2露
光によって同じ被写体の第1画像信号および第2画像信
号が得られると、第1画像信号および第2画像信号の各
々に第1利得および第2利得が付与される。これによっ
て、第3画像信号および第4画像信号が生成される。生
成された第3画像信号および第4画像信号は合成手段に
よって合成され、これによって合成画像信号が生成され
る。ここで、第1利得および第2利得の少なくとも一方
が調整手段によって任意に調整され、合成画像データの
画質はこの調整に応じて変化する。
【0007】この発明のある例では、第1露光の露光期
間は第2露光の露光期間よりも長い。このとき、合成手
段は、第3画像信号を形成する各々の画素信号の信号レ
ベルを基準レベルと比較し、比較手段の比較結果に応じ
て第3画像信号および第4画像信号のいずれか一方を選
択する。つまり、第3画像信号または第4画像信号を画
素単位で選択することによって、合成画像信号を生成す
る。
【0008】基準レベルは、好ましくは、第3画像信号
の飽和レベルと所定の関係を有するように第1利得の調
整に応じて変化する。このため、合成画像が部分的に飽
和するような現象を抑えることができる。
【0009】この発明の他の例では、第3画像信号に基
づく第3画像、第4画像信号に基づく第4画像、および
合成画像信号に基づく合成画像が、表示手段によって同
時に表示される。合成画像だけでなく第3画像および第
4画像も表示することによって、画質調整が容易にな
る。
【0010】この発明のその他の例では、第1画像信号
および第2画像信号の両方が一旦記録媒体に記録され
る。第1利得付与手段および第2利得付与手段の各々
は、記録媒体から再生された第1画像信号および第2画
像信号に第1利得および第2利得を付与する。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、第1利得および第2
利得の少なくとも一方を調整手段によって任意に調整す
るようにしたため、オペレータの意図した合成画像を容
易に得ることができる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、光学レンズ12および絞り14を含む。被
写体の光像は、この光学レンズ12および絞り14を経
てCCDイメージャ16の受光面に入射される。受光面
では、入射された光像に対応する画像信号(生画像信
号)が光電変換によって生成される。
【0014】タイミングジェネレータ(TG)18は、
CPU42から処理命令が与えられたとき、CCDイメ
ージャ16に露光を施し、この露光によって生成された
生画像信号をCCDイメージャ16から読み出す。読み
出された生画像信号は、CDS/AGC回路20におけ
る周知のノイズ除去およびレベル調整を経て、A/D変
換器22でディジタル信号である生画像データに変換さ
れる。
【0015】スイッチSW1の接続は、CPU42によ
って制御される。スイッチSW1が端子S1と接続され
ているとき、乗算器24は、A/D変換器20から出力
された画像データ(生画像データ)に所定の係数を乗算
する。一方、スイッチSW1が端子S2と接続されてい
るとき、乗算器24は、第2メモリコントローラ32に
よって第2メモリ34から読み出された画像データ(Y
UVデータ)に所定の係数を乗算する。つまり、乗算器
24は、スイッチSW1によって選択された画像データ
に所定の利得を付与する。
【0016】第1メモリコントローラ26は、CPU4
2から書き込み命令が与えられたとき、乗算器24から
出力された画像データを第1メモリ28に書き込み、C
PU42から読み出し命令が与えられたとき、第1メモ
リ28から画像データを読み出す。
【0017】スイッチSW2の接続もまた、CPU42
によって制御される。スイッチSW2が端子S3に接続
されると、第1メモリコントローラ26によって読み出
された画像データがスイッチSW3に与えられ、スイッ
チSW2が端子S4に接続されると、乗算器24から出
力された画像データがスイッチSW3に与えられる。
【0018】スイッチSW3の接続も、CPU42によ
って制御される。スイッチSW3が端子S6と接続され
たときは、スイッチSW2から出力された画像データが
そのまま第2メモリコントローラ32に与えられる。こ
れに対して、スイッチSW3が端子S5と接続される
と、スイッチSW2によって選択された画像データは、
信号処理回路30を介して第2メモリコントローラ32
に与えられる。信号処理回路30に与えられる画像デー
タはA/D変換器22から出力された生画像データであ
り、信号処理回路30は、この生画像データに色分離,
RGB変換,白バランス調整,YUV変換などの周知の
信号処理を施してYUVデータを生成する。
【0019】第2メモリコントローラ32は、CPU4
2から書き込み命令が与えられたとき、画像データを第
2メモリ34に書き込み、CPU42から読み出し命令
が与えられたとき第2メモリ34から画像データを読み
出す。
【0020】ビデオエンコーダ36は、CPU42から
処理命令が与えられたとき、第2メモリコントローラ3
2に画像データの読み出しを命令する。第2メモリ34
に格納された画像データは第2メモリコントローラ32
によって読み出され、ビデオエンコーダ36に与えられ
る。このとき読み出される画像データはYUVデータで
あり、ビデオエンコーダ36は、読み出されたYUVデ
ータをNTSCフォーマットのコンポジット画像信号に
エンコードする。エンコードされたコンポジット画像信
号はモニタ38に供給され、この結果、コンポジット画
像信号に対応する画像が画面に表示される。
【0021】JPEGコーデック40は、CPU42か
ら圧縮命令を受けたとき、第2メモリコントローラ32
に画像データの読み出しを命令する。画像データは第2
メモリコントローラ32によって第2メモリ34から読
み出され、JPEGコーデック40に与えられる。この
とき読み出される画像データもまたYUVデータであ
り、JPEGコーデック40はこのYUVデータにJP
EG圧縮を施す。具体的には、読み出された画像データ
(CCDイメージャ16と同じ解像度を持つ主画像デー
タ)をそのまま圧縮して圧縮主画像データを生成すると
ともに、間引き処理によって主画像データをサムネイル
画像データに変換してから圧縮して圧縮サムネイル画像
データを生成する。生成された圧縮主画像データおよび
圧縮サムネイル画像データは、CPU42によって記録
媒体44に記録される。記録媒体44内には、圧縮主画
像データおよび圧縮サムネイル画像データが収納された
画像ファイルが形成される。
【0022】一方、CPU42によって記録媒体44に
記録された画像ファイルから圧縮主画像データまたは圧
縮サムネイル画像データが読み出され、JPEGコーデ
ック40に伸長命令が与えられると、JPEGコーデッ
ク40は、再生された圧縮主画像データまたは圧縮サム
ネイル画像データにJPEG伸長を施す。伸長主画像デ
ータまたは伸長サムネイル画像データが得られると、J
PEGコーデック40は、この伸長主画像データまたは
伸長サムネイル画像データの書き込みを第2メモリコン
トローラ32に命令する。第2メモリコントローラ32
は、伸長主画像データまたは伸長サムネイル画像データ
を第2メモリ34に格納する。
【0023】システムコントローラ46には、シャッタ
キー48,カーソルキー50,セットキー52,シフト
キー54,リターンキー56,モード選択スイッチ5
8,絞り調整リング60,およびコントラスト調整リン
グ62が接続される。CPU42からオペレータによっ
てキーステート要求が与えられると、システムコントロ
ーラ46は、その時点のキー状態(リングおよびスイッ
チの状態も含む)を示すキーステート信号をCPU42
に与える。
【0024】ここで、モード選択スイッチ58は、通常
撮影モード,ダイナミックレンジ拡大撮影モード,2画
面撮影モード,通常表示モード(通常再生モード)およ
び3画面表示モード(3画面再生モード)のいずれかを
選択するためのスイッチである。シャッタキー48は所
望の被写体像を記録媒体44に記録するためのトリガを
発するためのキーであり、通常撮影モード,ダイナミッ
クレンジ拡大撮影モードおよび3画面表示モードにおい
て有効となる。
【0025】カーソルキー50は、通常表示モードまた
は3画面表示モードにおいて複数のサムネイル画像がモ
ニタ38にマルチ表示されたときにいずれかのサムネイ
ル画像を選択するためのキーである。セットキー54は
選択されたサムネイル画像に対応する主画像をモニタ3
8に表示するためのキーであり、リターンキー56はモ
ニタ38の表示を主画像から複数のサムネイル画像に戻
すためのキーである。
【0026】絞り調整リング60は、通常撮影モード,
ダイナミックレンジ撮影モードおよび2画面撮影モード
において絞り14を調整し、3画面表示モードにおいて
乗算器24の係数を調整するためのリングである。コン
トラスト調整リング62は、3画面表示モードにおいて
有効となり、絞り調整リング56と協働して乗算器24
の係数を調整するためのリングである。シフトキー60
は、3画面表示モードにおいて乗算器24の係数の算出
処理に関わるキーである。
【0027】なお、図2に示すように、シャッタキー4
8は本体10aの上面に配置され、カーソルキー50,
セットキー52,シフトキー54,リターンキー56お
よびモード選択スイッチ58は本体10aの背面に配置
され、そして、絞り調整リング60およびコントラスト
調整リング62はレンズ12を覆う円筒状のフレーム1
0bの周囲に配置される。
【0028】CPU42は、通常撮影モードが選択され
たとき図3に示すフロー図を処理し、ダイナミックレン
ジ拡大撮影モードが選択されたとき図4および図5に示
すフロー図を処理し、2画面撮影モードが選択されたと
き図6および図7に示すフロー図を処理する。また、通
常表示モードが選択されたとき図8に示すフロー図を処
理し、2画面表示モードが選択されたとき図9〜図11
に示すフロー図を処理する。
【0029】図3を参照して、通常撮影モードでは、ま
ずステップS1で撮影系および表示系を起動する。撮影
系にはTG18,CCDイメージャ16,CDS/AG
C回路20,A/D変換器22などが含まれ、表示系に
はビデオエンコーダ36,モニタ38などが含まれる。
ステップS1では、これらの素子ないし回路に電源を供
給する。次に、ステップS3でスイッチSW1,SW2
およびSW3の各々を端子S1,S4およびS5に接続
する。このため、スイッチSW1はA/D変換器22を
選択し、スイッチSW2は乗算器24を選択し、スイッ
チSW3は信号処理回路30を選択する。
【0030】ステップS5では、システムコントローラ
46にキーステート要求を出力し、返送されたキーステ
ート信号に基づいて絞り調整リング56の現調整値を検
出する。現調整値が検出されると、ステップS7でこの
調整値に従って絞り14を調整する。CPU42はその
後、ステップS9で垂直同期信号Vsyncが発生した
かどうか判断し、垂直同期信号Vsyncの発生に応答
してステップS11〜S15を処理する。ステップS1
1では通常露光モードをTG18に設定し、ステップS
13では初期値(=1)を乗算器24に設定し、ステッ
プS15では画像データの書き込みを第2メモリコント
ローラ32に命令する。
【0031】このため、TG18はCCDイメージャ1
6に通常露光を施し、通常露光によって生成された1画
面分の生画像信号をCCDイメージャ16から読み出
す。この生画像信号に対応する生画像データ(A/D変
換器22から出力)は、スイッチSW1,乗算器24,
スイッチSW2およびSW3を通過し、信号処理回路3
0でYUVデータに変換される。第2メモリコントロー
ラ32は、信号処理回路30から出力されたYUVデー
タを第2メモリに書き込む。
【0032】一方、ステップS1で起動されたビデオエ
ンコーダ36は、第2メモリコントローラ32を通して
第2メモリからYUVデータを読み出し、読み出された
YUVデータをコンポジット画像信号にエンコードす
る。モニタ38には、エンコードされたコンポジット画
像信号に基づく画像が表示される。
【0033】ステップS17では、システムコントロー
ラ46にキーステート要求を発し、返送されたキーステ
ート信号に基づいてシャッタキー48の操作の有無を判
断する。このときオペレータがシャッタキー48を操作
していなければ、CPU42はそのままステップS5に
戻る。この結果、上述のステップS5〜S15の処理が
繰り返され、モニタ38にはリアルタイムの動画像(ス
ルー画)が表示される。
【0034】オペレータがシャッタキー48を操作する
と、CPU42はステップS17からステップS19に
進み、JPEGコーデック40に圧縮命令を与える。J
PEGコーデック40は、第2メモリコントローラ32
を通して第2メモリから1画面分の画像データ(YUV
データ)を読み出し、読み出された画像データにJPE
G圧縮を施す。これによって、圧縮主画像データならび
に圧縮サムネイル画像データが得られる。CPU42は
圧縮命令の出力後ステップS19に進み、JPEGコー
デック40によって生成された圧縮主画像データおよび
圧縮サムネイル画像データをファイル形式で記録媒体4
4に記録する。画像ファイルの記録処理が完了すると、
ステップS5に戻る。
【0035】図4を参照して、ダイナミックレンジ拡大
撮影モードでは、まずステップS31〜S39で図2に
示すステップS1〜S9と同様の処理を行う。ただし、
ステップS33では、スイッチSW1およびSW3の接
続のみを制御する。
【0036】垂直同期信号Vsyncが発生するとステ
ップS39でYESと判断し、ステップS41〜S45
を処理する。ステップS41では長時間露光モードをT
G18に設定し、ステップS43では初期値を乗算器2
4に設定し、ステップS45では長時間露光画像データ
の書き込みを第1メモリコントローラに命令する。この
ため、TG18はCCDイメージャ16に長時間露光を
施し、長時間露光画像信号をCCDイメージャ16から
読み出す。乗算器24はこの長時間露光画像信号に対応
する長時間露光画像データ(A/D変換器22から出
力)をそのまま第1メモリコントローラ26に与え、第
1メモリコントローラ26は与えられた長時間露光画像
データを第1メモリに書き込む。
【0037】ステップS47では、再び垂直同期信号V
syncの発生の有無を判断する。ここでYESとの判
断結果が得られると、ステップS49で短時間露光モー
ドをTG18に設定するとともに、ステップS51で所
定値を乗算器24に設定する。TG18はCCDイメー
ジャ16に短時間露光を施し、乗算器24はこの短時間
露光に基づく画像データ(A/D変換器22から出力さ
れた短時間露光画像データ)に所定利得を付与する。
【0038】ステップS53では、長時間露光画像デー
タの読み出しを第1メモリコントローラ26に命令す
る。第1メモリから読み出された長時間露光画像データ
および乗算器24から出力された短時間露光画像データ
は、同じタイミングで端子S3およびS4の各々に与え
られる。つまり、端子S3およびS4に与えられる画素
データは、互いに同じ画素位置のデータである。
【0039】ステップS55では、続くステップS57
〜S65の処理によって生成される合成画像データの書
き込みを第2メモリコントローラ32に命令する。合成
処理については、まずステップS57で長時間露光画像
データの現画素値を取り込み、ステップS59でこの現
画素値を基準値(CCDイメージャ16の出力飽和レベ
ルに相当)と比較し、そして比較結果に応じてステップ
S61またはS63でスイッチSW2の接続を切り換え
る。つまり、現画素値≦基準値であればステップS61
でスイッチSW2を端子3に接続し、現画素値>基準値
であればステップS63でスイッチSW2を端子4に接
続する。ステップS65では全ての画素値に関する比較
処理が完了したかどうか判断し、YESとの判断結果が
得られるまでステップS57〜S63の処理を繰り返
す。スイッチSW2からは、生画像形式の合成画像デー
タが1画素ずつ出力される。
【0040】長時間露光モードおよび短時間露光モード
におけるCCDイメージャ16の出力特性を図12
(A)および図12(B)に示す。図12(A)によれ
ば、入射光量がL1に達した時点でCCDイメージャ1
6の出力が飽和する。一方、図12(B)によれば、入
射光量がL2(>L1)に達した時点でCCDイメージ
ャ16の出力が飽和する。ステップS59で比較処理に
用いる基準値をCCDイメージャ16の飽和レベルに相
当するため、スイッチSW2の出力特性は乗算器24の
利得に応じて図13(A)または図13(B)に示すよ
うに変化する。なお、図13(A)は乗算器24に利得
N1が設定されたときの出力特性であり、図13(B)
は乗算器24に利得N2が設定されたときの出力特性で
ある。
【0041】スイッチSW2から出力された合成画像デ
ータは、スイッチSW3を介して信号処理回路30に与
えられ、YUV形式の合成画像データに変換される。ス
テップS55で書き込み命令を受けた第2メモリコント
ローラは、このYUV形式の合成画像データを第2メモ
リ34に書き込む。合成画像データはその後、ビデオエ
ンコーダ36からの読み出し命令に基づいて第2メモリ
34から読み出され、ビデオエンコーダ36によってコ
ンポジット画像信号に変換される。モニタ38には、変
換されたコンポジット画像信号に基づく画像(合成画
像)が表示される。
【0042】なお、ステップS57における現画素値の
取り込み処理とステップS61またはS63におけるス
イッチSW2の接続切り換え処理との間のタイムラグを
補償すべく、第1メモリコントローラ26には数画素分
の遅延回路(図示せず)が設けられる。基準値との比較
処理を施される長時間露光画像データは遅延回路を経る
ことなくCPU42に与えられ、スイッチSW3によっ
て合成処理を施される長時間露光画像データは遅延回路
を経て端子S3に与えられる。
【0043】ステップS65でYESと判断されると、
ステップS67〜S71で図3に示すステップS17〜
S21と同様の処理を実行する。したがって、シャッタ
キー48が操作されたときは圧縮された合成画像データ
(圧縮主画像データおよび圧縮サムネイル画像データ)
がファイル形式で記録媒体44に記録される。一方、シ
ャッタキー48が操作されない間はステップS35〜S
65の処理が繰り返され、複数画面分の合成画像からな
るスルー画像がモニタ38に表示される。
【0044】なお、絞り調整リング60の現調整値の検
出および検出された現調整値に基づく絞り14の調整
が、ステップS35〜S65の一連の処理に含まれてい
る。このため、モニタ38に表示されるスルー画像(合
成画像)の画質は、絞り調整リング60の操作に応じて
変化する。
【0045】図6を参照して、2画面撮影モードでは、
まずステップS81およびS83で図2に示すステップ
S1およびS3と同様の処理を行い、ステップS85で
初期値を乗算器24に設定する。続いて、ステップS8
7〜S91で図2に示すステップS5およびS9と同様
の処理を行う。
【0046】垂直同期信号Vsyncが発生するとステ
ップS91でYESと判断し、ステップS93で長時間
露光モードをTG18に設定するとともに、ステップS
95で長時間露光画像データの書き込みを第2メモリコ
ントローラ32に命令する。TG18はCCDイメージ
ャ16に長時間露光を施し、CCDイメージャ16から
長時間露光画像信号を読み出す。この長時間露光画像信
号に対応する画像データ(A/D変換器22から出力)
は、スイッチSW1,乗算器24,スイッチSW2およ
びスイッチSW3を経て信号処理回路30に与えられ、
YUVデータに変換される。第2メモリコントローラ3
2は、この長時間露光に基づく1画面分のYUVデータ
(長時間露光画像データ)を第2メモリ34に書き込
む。
【0047】ステップS95の処理が完了すると、ステ
ップS97で再度垂直同期信号Vsyncの発生の有無
を判断する。ここでYESとの判断結果が得られると、
ステップS99で短時間露光モードをTG18に設定
し、ステップS101で短時間露光画像データの書き込
みを第2メモリコントローラ32に命令する。このた
め、上述と同様の処理が実行され、短時間露光に基づく
1画面分のYUVデータ(短時間露光画像データ)が第
2メモリ34に書き込まれる。つまり、ステップS91
〜S101の処理によって、YUV形式の長時間露光画
像データおよび短時間露光画像データが第2メモリ34
内に得られる。
【0048】ビデオエンコーダ36は、第2メモリ34
に格納された長時間露光画像データおよび短時間露光画
像データの読み出しを第2メモリコントローラ32に命
令し、第2メモリコントローラ32によって読み出され
た長時間露光画像データおよび短時間露光画像データに
基づいてコンポジット画像信号を生成する。生成された
コンポジット画像信号はモニタ38に与えられ、長時間
露光画像および短時間露光画像は図14に示す要領でモ
ニタ38に表示される。
【0049】ステップS103では、シャッタキー48
の操作の有無を判断する。ここで、シャッタキー48が
操作されていなければ、ステップS87〜S101の処
理を繰り返す。この結果、長時間露光に基づくスルー画
像および短時間露光に基づくスルー画像がモニタ38に
表示される。このスルー画像の画質もまた、オペレータ
による絞り調整リング60の操作に応じて変化する。
【0050】一方、シャッタキー48が操作されると、
ステップS105〜S111の処理を行う。まず、ステ
ップS105で長時間露光画像データの圧縮処理をJP
EGコーデック40に命令する。JPEGコーデック4
0は第2メモリコントローラ32を通して第2メモリ3
4から長時間露光画像データを読み出し、JPEG圧縮
を施す。圧縮された1画面分の長時間露光画像データ
(圧縮主画像データおよび圧縮サムネイル画像データ)
が得られると、ステップS107でこの圧縮画像データ
をファイル形式で記録媒体44に記録する。続いて、ス
テップS109で短時間露光画像データの圧縮処理をJ
PEGコーデック40に命令する。JPEGコーデック
40は上述と同じ要領で第2メモリ34から短時間露光
画像データを読み出し、JPEG圧縮を施す。ステップ
S111では、圧縮された1画面分の短時間露光画像デ
ータ(圧縮主画像データおよび圧縮サムネイル画像デー
タ)をファイル形式で記録媒体44に記録する。なお、
互いに関連する画像ファイルには、共通の識別子が割り
当てられる。
【0051】図8を参照して、通常表示モードでは、ま
ずステップS121で表示系を起動し、次にステップS
123で記録済みの複数の画像ファイル(通常撮影モー
ドで記録された画像ファイル)から圧縮サムネイル画像
データを読み出すとともに、ステップS125でこの圧
縮サムネイル画像データの伸長処理をJPEGコーデッ
ク40に命令する。JPEGコーデック40は、各々の
サムネイル画像データにJPEG伸長を施し、伸長され
たサムネイル画像データを第2メモリコントローラ32
を通して第2メモリ34に書き込む。第2メモリ34に
格納されたサムネイル画像データは、ビデオエンコーダ
36からの読み出し命令に基づいて第2メモリコントロ
ーラ32によって読み出される。ビデオエンコーダ36
は読み出されたサムネイル画像データをエンコードし、
エンコードされたコンポジット画像信号をモニタ38に
与える。この結果、複数のサムネイル画像がモニタ38
にマルチ表示される。
【0052】ステップS127では、キャラクタジェネ
レータ(図示せず)を制御していずれかのサムネイル画
像を指向するカーソルをモニタ38にOSD表示する。
続いて、ステップS129およびS131の各々でセッ
トキー52およびカーソルキー50の操作の有無を判断
する。カーソルキー50が操作されたときはステップS
133でカーソルを移動させ、ステップS129に戻
る。一方、セットキー52が操作されたときはステップ
S135に進み、現時点でカーソルが指向しているサム
ネイル画像に対応する画像ファイルを記録媒体44の中
から検出する。ステップS137では検出された画像フ
ァイルから圧縮主画像データを読み出し、続くステップ
S139では読み出された圧縮主画像データの伸長をJ
PEGコーデック40に命令する。
【0053】JPEGコーデック40は、読み出された
圧縮主画像データにJPEG伸長を施し、伸長された主
画像データを第2メモリコントローラ32を通して第2
メモリ34に書き込む。この主画像データは、上述と同
様にビデオエンコーダ36からの読み出し命令によって
読み出され、ビデオエンコーダ36によってエンコード
される。この結果、主画像がモニタ38に表示される。
つまり、モニタ38にマルチ表示された複数のサムネイ
ル画像が主画像によって更新される。
【0054】ステップS141ではリターンキー60の
操作の有無を判断し、操作有りとの判断結果が得られる
と、ステップS121に戻る。したがって、モニタ38
に表示された主画像は、シフトキー54の操作に応答し
て複数のサムネイル画像に戻される。
【0055】図9を参照して、3画面表示モードでは、
まずステップS151〜S165で図8に示すステップ
S121〜S133とほぼ同様の処理を行う。ただし、
ステップS153は図8にはない処理であり、このステ
ップではスイッチSW1およびSW3を端子S2および
S6と接続する。また、ステップS155における圧縮
サムネイル画像データの読み出し先は、2画面撮影モー
ドで生成されたかつ長時間露光画像データが格納された
画像ファイルである。この結果、長時間露光に基づく複
数のサムネイル画像がモニタ38にマルチ表示される。
【0056】カーソルキー50によっていずれかのサム
ネイル画像が選択され、かつセットキー52が操作され
ると、CPU42は、選択されたサムネイル画像に関連
する2つの画像ファイルをステップS167で検出す
る。この2つの画像ファイルは互いに共通する識別子を
持つ長時間露光画像ファイルおよび短時間露光画像ファ
イルである。ステップS169では長時間露光画像ファ
イルから圧縮主画像データを読み出し、続くステップS
171では読み出された圧縮主画像データの伸長処理を
JPEGコーデック40に命令する。JPEGコーデッ
ク40は、この圧縮主画像データにJPEG伸長を施
し、伸長された主画像データ(長時間露光画像データ)
を第2メモリコントローラ32を通して第2メモリ34
に書き込む。ステップS171およびS173では、短
時間露光画像ファイルに格納された圧縮主画像データに
対してステップS169およびS171と同様の処理を
施す。この結果、長時間露光画像データおよび短時間露
光画像データの両方が第2メモリ34に書き込まれる。
【0057】CPU42は続いて、コントラスト調整リ
ング62の現調整値をステップS179で検出するとと
もに、シフトキー54の操作状態をステップS181で
判別する。シフトキー54が押されていればステップS
183に進み、検出された現調整値を“MS”としてレ
ジスタ42aに保持する。一方、シフトキー60が押さ
れていなければステップS185に進み、検出された調
整値を“ML”としてレジスタ42bに保持する。ステ
ップS183またはS185の処理が完了すると、ステ
ップS187で絞り調整リング60の現調整値を検出
し、これをMAとしてレジスタ42cに保持する。
【0058】なお、図示していないが、レジスタ42
a,42bおよび42cに保持されるMS,MLおよび
MAの値は、3画面表示モードの処理の開始時に初期化
される。
【0059】ステップS189では、レジスタ42bお
よび42cの各々に保持された“ML”および“MA”
の掛け算値を乗算器24に設定し、続くステップS19
1およびS193では、長時間露光画像データの読み出
しを第2メモリコントローラ34に、長時間露光画像デ
ータの書き込みを第1メモリコントローラ26にそれぞ
れ命令する。長時間露光画像データは、第2メモリコン
トローラ32によって第2メモリから読み出され、スイ
ッチSW2を経て乗算器24に与えられる。乗算器24
では利得“ML×MA”が長時間露光画像データに付与
され、乗算器24から出力された長時間露光画像データ
は第1メモリコントローラ26によって第1メモリに書
き込まれる。
【0060】CPU42は続いてステップS195に進
み、レジスタ42aおよび42cの各々に保持された
“MS”および“MA”の掛け算値を乗算器24に設定
する。ステップS197では、短時間露光画像データの
読み出しを第2メモリコントローラ32に命令する。短
時間露光画像データは、上述と同様に第2メモリコント
ローラ32によって第2メモリから読み出され、スイッ
チSW2を経て乗算器24に与えられる。乗算器24で
は利得“MS×MA”が短時間露光画像データに付与さ
れ、乗算器24から出力された短時間露光画像データは
端子S4に与えられる。
【0061】CPU42はその後、ステップS199〜
S217の処理を行うが、この処理は図4に示すステッ
プS53〜S71とほぼ同様であるため、重複した説明
はできるだけ省略する。
【0062】スイッチSW2からはYUV形式の合成画
像データが出力され、この合成画像データは、長時間露
光画像データおよび短時間露光画像データに上書きされ
ることなく第2メモリ34に書き込まれる。合成画像デ
ータが第2メモリ34に格納された後、ビデオエンコー
ダ36は、長時間露光画像データおよび短時間露光画像
データに加えて合成画像データも第2メモリから読み出
す。この結果、長時間露光画像,短時間露光画像および
合成画像の3つの画像がモニタ38に表示される。つま
り、モニタ38には、図15に示す要領で長時間露光画
像,短時間露光画像および合成画像が表示される。
【0063】また、シャッタキー48が操作されない間
はステップS179〜S211の処理が繰り返され、合
成画像の画質は、絞り調整リング60,コントラスト調
整リング62およびシフトキー54の操作に応答して変
化する。ただし、3画面表示モードでは、ダイナミック
レンジ拡大撮影モードと異なり、長時間露光画像データ
および短時間露光画像データの両方の利得が調整され
る。このため、ステップS205で比較処理に用いる基
準値は、長時間露光画像データに付与する利得の増大と
ともに上昇する。これによって、合成画像データは図1
3(A)または(B)に示すグラフと同様の特性を示
す。
【0064】シャッタキー48が操作されると、合成画
像データの圧縮処理がステップS215でJPEGコー
デック40に命令され、JPEGコーデック40は、合
成画像データのみを第2メモリから読み出してJPEG
圧縮を施す。圧縮された合成画像データ(圧縮主画像デ
ータおよび圧縮サムネイル画像データ)は、ステップS
217においてファイル形式で記録媒体44に記録され
る。
【0065】以上の説明から分かるように、2画面撮影
モードが選択されたときは、長時間露光および短時間露
光によって同じ被写体の長時間露光画像データおよび短
時間露光画像データが生成される。生成された各々の画
像データは、記録媒体44に記録される。3画面表示モ
ードが選択されると、長時間露光画像データおよび短時
間露光画像データが記録媒体44から再生され、乗算器
24が各々の画像データに利得を付与する。乗算器24
によって利得が付与された長時間露光画像データおよび
短時間露光画像データは、スイッチSW2によって合成
され、これによって合成画像データが生成される。ここ
で、乗算器24の利得は、絞り調整リング60,コント
ラスト調整リング62およびシフトキー54の操作に応
じて任意に調整される。合成画像データに基づく合成画
像の画質はこの調整に応じて変化する。
【0066】合成画像データの生成時、CPU42は、
利得が付与された長時間露光画像データの各々の画素値
を基準値と比較し、比較結果に応じてスイッチSW2を
画素単位で制御する。つまり、画素値が基準値以下であ
ればスイッチSW2に長時間露光画像データを選択さ
せ、画素値が基準値よりも大きければスイッチSW2に
短時間露光画像データを選択させる。ここで、基準レベ
ルは、長時間露光画像データの飽和レベルと常に一致さ
れる。つまり、長時間露光画像データに付与される利得
が大きくなれば基準レベルも上昇し、長時間露光画像デ
ータに付与される利得が小さくなれば基準レベルも下降
する。これによって、合成画像が部分的に飽和するよう
な現象を抑えることができる。
【0067】3画面表示モードでは、長時間露光画像,
短時間露光画像および合成画像の合計3つの画像がモニ
タ38に表示される。このように、合成画像だけでなく
長時間露光画像および短時間露光画像も表示することに
よって、画質調整が容易になる。
【0068】なお、この実施例では、イメージセンサと
してCCD型のセンサを用いるようにしたが、CCD型
に代えてCMOS型のイメージセンサを用いてもよいこ
とは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の外観図である。
【図3】通常撮影モードにおける図1実施例の動作の一
部を示すフロー図である。
【図4】ダイナミックレンジ拡大撮影モードにおける図
1実施例の動作の一部を示すフロー図である。
【図5】ダイナミックレンジ拡大撮影モードにおける図
1実施例の動作の他の一部を示すフロー図である。
【図6】2画面撮影モードにおける図1実施例の動作の
一部を示すフロー図である。
【図7】2画面撮影モードにおける図1実施例の動作の
他の一部を示すフロー図である。
【図8】通常表示モードにおける図1実施例の動作の一
部を示すフロー図である。
【図9】3画面表示モードにおける図1実施例の動作の
一部を示すフロー図である。
【図10】3画面表示モードにおける図1実施例の動作
の他の一部を示すフロー図である。
【図11】3画面表示モードにおける図1実施例の動作
のその他の一部を示すフロー図である。
【図12】(A)は長時間露光時のCCDの出力特性を
示すグラフであり、(A)は短時間露光時のCCDの出
力特性を示すグラフである。
【図13】短時間露光画像信号および長時間露光画像信
号の合成特性を示すグラフである。
【図14】2画面撮影モードにおける短時間露光画像お
よび長時間露光画像の表示例を示す図解図である。
【図15】3画面表示モードにおける短時間露光画像,
長時間露光画像および合成画像の表示例を示す図解図で
ある。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 16…CCDイメージャ 24…乗算器 26…第1メモリコントローラ 28…第2メモリ 30…信号処理回路 32…第2メモリコントローラ 34…第2メモリ 36…ビデオエンコーダ 38…モニタ 54…シフトキー 60…絞り調整リング 62…コントラスト調整リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 101:00 Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 BA23 BA28 CA08 CB08 CE08 5C022 AA13 AB12 AB20 AC03 AC42 AC52 5C024 BX01 CX06 CX47 DX01 EX34 GY01 HX23 HX29 HX58 HX60 5C076 AA19 BA01 BA06 CA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに露光期間の異なる第1露光および第
    2露光によって得られた同じ被写体の第1画像信号およ
    び第2画像信号に基づいて合成画像信号を生成するディ
    ジタルカメラにおいて、 前記第1画像信号に第1利得を付与して第3画像信号を
    生成する第1利得付与手段、 前記第2画像信号に第2利得を付与して第4画像信号を
    生成する第2利得付与手段、 前記第3画像信号および前記第4画像信号を合成して前
    記合成画像信号を生成する合成手段、および前記第1利
    得および前記第2利得の少なくとも一方を任意に調整す
    る調整手段を備えることを特徴とする、ディジタルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】前記第1露光の前記露光期間は前記第2露
    光の前記露光期間よりも長く、 前記合成手段は、前記第3画像信号および前記第4画像
    信号のいずれか一方を選択する選択手段、前記第3画像
    信号を形成する各々の画素信号の信号レベルを基準レベ
    ルと比較する比較手段、および前記比較手段の比較結果
    に応じて前記選択手段を1画素毎に制御する制御手段を
    含む、請求項1記載のディジタルカメラ。
  3. 【請求項3】前記基準レベルは前記第3画像信号の飽和
    レベルと所定の関係を有するように前記第1利得の調整
    に応じて変化する、請求項2記載のディジタルカメラ。
  4. 【請求項4】前記第3画像信号に基づく第3画像、前記
    第4画像信号に基づく第4画像、および前記合成画像信
    号に基づく合成画像を同時に表示する表示手段をさらに
    備える、請求項1ないし3のいずれかに記載のディジタ
    ルカメラ。
  5. 【請求項5】前記第1画像信号を記録媒体に記録する第
    1画像記録手段、および前記第2画像信号を前記記録媒
    体に記録する第2画像記録手段をさらに備え、 前記第1利得付与手段は前記記録媒体から再生された前
    記第1画像信号に前記第1利得を付与し、 前記第2利得付与手段は前記記録媒体から再生された前
    記第2画像信号に前記第2利得を付与する、請求項1な
    いし4のいずれかに記載のディジタルカメラ。
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