JP2002043079A - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents

無電極放電灯点灯装置

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JP2002043079A
JP2002043079A JP2000224681A JP2000224681A JP2002043079A JP 2002043079 A JP2002043079 A JP 2002043079A JP 2000224681 A JP2000224681 A JP 2000224681A JP 2000224681 A JP2000224681 A JP 2000224681A JP 2002043079 A JP2002043079 A JP 2002043079A
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Shingo Masumoto
進吾 増本
Hiroshi Kido
大志 城戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】始動性が良くて小型化が可能で且つ安定した動
作が得られる無電極放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】交流電源Vsを全波整流する整流器DB
と、スイッチング素子Q1がチョッパ制御回路1により
オンオフ制御される昇降圧チョッパ回路と、平滑コンデ
ンサC1の端子間電圧を入力とし直流電圧を出力する第
2の電源回路2と、第2の電源回路2の出力電圧を高周
波電圧に変換する発振・増幅回路3と、昇降圧チョッパ
回路の出力電圧を電源電圧とし発振回路3の高周波電圧
を増幅する主増幅回路とを備えている。チョッパ制御回
路1の負極側端子を整流器DBの負側直流出力端子およ
び発振・増幅回路3の負極側端子および第2の電源回路
2の負極側端子と共通電位としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無電極放電灯点灯
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、商用電源よりなる交流電源か
ら直流電源を得る電源装置としてチョッパ回路を用いた
ものが広く知られており、例えばAC100Vの交流電
源からDC120Vの直流電源を得る場合には、昇降圧
チョッパ回路が用いられている。
【0003】昇降圧チョッパ回路を用いた電源装置とし
ては、例えば図3に示す構成ものが知られている。図3
に示す構成の電源装置は、交流電源Vsを高周波阻止用
のフィルタ回路FLを介してダイオードブリッジからな
る整流器(全波整流器)DBで全波整流した後に、昇降
圧チョッパ回路により昇降圧して抵抗、放電灯点灯装置
などの負荷5へ所望の直流電圧を供給する。
【0004】ここにおいて、昇降圧チョッパ回路は、交
流電源Vsを整流器DBにより全波整流して得た脈流電
圧を電源とし、整流器DBの直流出力端間にインダクタ
ンス素子L1とMOSFETよりなるスイッチング素子
Q1との直列回路を接続し、さらに、平滑コンデンサC
1とダイオードD1との直列回路をインダクタンス素子
L1に並列接続した構成を有し、平滑コンデンサC1の
両端電圧を出力電圧とするものである。さらに説明する
と、図3における昇降圧チョッパ回路は、整流器DBの
負側直流出力端子にスイッチング素子Q1であるMOS
FETのソースが接続され、スイッチング素子Q1であ
るMOSFETのドレインにインダクタンス素子L1の
一端が接続され、インダクタンス素子L1の他端が整流
器DBの正側直流出力端子に接続され且つ接地されてい
る。また、インダクタンス素子L1の他端に平滑コンデ
ンサC1の負極端子が接続され、平滑コンデンサC1の
正極端子にダイオードD1のカソードが接続され、ダイ
オードD1のアノードがインダクタンス素子L1の一端
に接続されている。
【0005】ところで、図3に示した構成の電源装置に
おいては、平滑コンデンサC1の両端子間に平滑コンデ
ンサC1の端子間電圧(両端電圧)VC1を検出する電圧
検出回路6が接続されている。図示例における電圧検出
回路6は、2つの抵抗R1,R2の直列回路により構成
してある。また、上述の電源装置は、電圧検出回路6の
出力電圧に基づいて平滑コンデンサC1の端子間電圧V
C1を略一定とする(所望の電圧にする)ようにスイッチ
ング素子Q1のオン期間を制御する制御信号(スイッチ
ング信号)を発生する制御回路CRと、制御回路CRか
ら出力される制御信号に基づいてスイッチング素子Q1
をオンオフ駆動する駆動回路DRとを備えている。
【0006】また、図3に示した構成の電源装置におい
ては、駆動回路DRの負極側端子の電位とスイッチング
素子Q1であるMOSFETのソースの電位とが異なる
ので、駆動回路DRとスイッチング素子Q1であるMO
SFETのゲート・ソース間との間に絶縁用の駆動トラ
ンスT5を介在させている。
【0007】上述の電圧検出回路6、制御回路CR、駆
動回路DRはいずれも負極側端子をグランド端子とし
て、インダクタンス素子L1の上記他端、つまり平滑コ
ンデンサC1の負極端子と共通電位としている。また、
制御回路CRの負極側端子の電位と整流器DBの負側直
流出力端子の電位とが異なるので、制御回路CRおよび
駆動回路DRなどの動作電源は、交流電源Vsを低周波
トランスT4により降圧して、ダイオードD0および平
滑コンデンサC0で整流および平滑することにより得て
いる。
【0008】以下、図3に示した電源装置の動作につい
て図4および図5を参照しながら説明する。
【0009】図示しない電源スイッチにより交流電源V
sが投入されると、整流器DBの直流出力端子間電圧V
DBは図4に示すように、正弦波電圧を全波整流した脈流
電圧となる。
【0010】昇降圧チョッパ回路は、整流器DBの出力
電圧である脈流電圧を電源としており、制御回路CRか
ら図5(a)に示すような矩形波電圧よりなる制御信号
S1が出力されると、スイッチング素子Q1は制御信号
S1がハイレベルの期間はオン、ローレベルの期間はオ
フとなる。スイッチング素子Q1がオンのときは、図3
中に矢印付きの破線X1で示すように、整流器DB−イ
ンダクタンス素子L1−スイッチング素子Q1−整流器
DBの経路で電流が流れ、インダクタンス素子L1に流
れる電流が時間経過に伴って増加してインダクタンス素
子L1に電磁エネルギが蓄積される。また、スイッチン
グ素子Q1がオフのときは、インダクタンス素子L1の
保持電流によって、図3中に矢印付きの破線X2で示す
ように、インダクタンス素子L1−ダイオードD1−平
滑コンデンサC1−インダクタンス素子L1の経路で電
流が流れ、平滑コンデンサC1が充電される。
【0011】したがって、定常状態においては、スイッ
チング素子Q1に流れる電流IQ1は図3中の矢印の向き
を正の向きとすると、図5(b)に示すような波形とな
り、インダクタンス素子L1に流れる電流IL1は図3中
の矢印の向きを正の向きとすると、図5(c)に示すよ
うな波形となり、ダイオードD1に流れる電流ID1は図
3中の矢印の向きを正の向きとすると図5(d)に示す
ような波形となり、平滑コンデンサC1の端子間電圧V
C1は図3中の矢印の向きを正の向きとすると、図5
(e)に示すような波形となる。
【0012】一方、電圧検出回路6は、平滑コンデンサ
C1の端子間電圧VC1を抵抗R1,R2で分圧して検出
し、制御回路CRは、電圧検出回路6による検出電圧に
基づいて平滑コンデンサC1の端子間電圧VC1を一定と
するようにオン期間の時間幅(オンデューティ)を調節
した制御信号S1を出力する。ここに、制御回路CRは
駆動回路DRを通してスイッチング素子Q1をオンオフ
制御することになる。
【0013】上述の昇降圧チョッパ回路を有する電源装
置では、交流電源Vsから流れる入力電流Iinに休止期
間が発生せず、入力電流Iinの波形歪みが少なく、力率
が高くなる。
【0014】また、この種の電源装置としては、図6に
示す構成のものも知られている。図6に示した電源装置
の基本構成は図3に示した電源装置と略同じであって、
電圧検出回路6、制御回路CR、および駆動回路CRの
各負極側端子を整流器DBの負側直流出力端子と共通電
位になるように変更したものであり、電圧検出回路6、
制御回路CR、および駆動回路DRの動作電源を、整流
器DBから出力される脈流電圧を抵抗R11などを用い
て降圧することで得ている。すなわち、図6に示す構成
の電源装置では、整流器DBの直流出力端子間に抵抗R
11とダイオードD11と平滑コンデンサC11との直
列回路が接続されており、制御回路CRは、平滑コンデ
ンサC11の端子間電圧を電源としている。また、図6
における電圧検出回路6は、抵抗R31とフォトカプラ
PCの発光ダイオードLEとツェナダイオードZDとの
直列回路を昇降圧チョッパ回路の平滑コンデンサC1の
端子間に接続し、平滑コンデンサC11の両端子間にフ
ォトカプラPCのフォトトランジスタPTrと抵抗R3
2との直列回路を接続してあり、制御回路CRは抵抗R
32の両端電圧VR32を監視して平滑コンデンサC1の
端子間電圧VC1が一定の電圧(所望の電圧)になるよう
に制御信号S1のオンデューティを適宜制御する。他の
構成は図3の構成と同様なので、同様の構成要素に同一
の符号を付して説明を省略する。
【0015】上記従来の電源装置を利用した無電極放電
灯点灯装置においては、上述の負荷5が昇降圧チョッパ
回路(第1の電源回路)とは別の第2の電源回路の出力
電圧を高周波電圧に変換する発振・増幅回路と、昇降圧
チョッパ回路の出力を電源として発振・増幅回路の高周
波電圧を増幅する主増幅回路と、主増幅回路から出力さ
れた高周波電圧が供給される誘導コイルと、誘導コイル
に近接して配置された無電極放電灯とを含んでおり、制
御回路CRと駆動回路DRとで構成されるチョッパ制御
回路の動作周波数が数十kHz、発振・増幅回路の動作
周波数が数百kHz〜数MHzとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昇降圧チョ
ッパ回路を用いた電源装置は、入力電流Iinの波形歪み
が小さく、力率が高いという利点がある反面、整流器D
Bの直流出力端間の電圧VDBと平滑コンデンサC1の端
子間電圧VC1との極性が異なる。このため、図3に示し
た構成の電源装置のように、平滑コンデンサC1の負極
側端子をグランド端子とし、電圧検出回路6、制御回路
CRおよび駆動回路DRの各負極側端子を平滑コンデン
サC1の負極側端子と共通電位としてあるので、制御回
路CRおよび駆動回路DRの動作電源を整流器DBの直
流出力端子間から得ることができない。制御回路CRお
よび駆動回路DRの動作電源を例えば平滑コンデンサC
1の正極端子からとろうとすると、電源装置が一旦始動
すればスイッチング素子Q1を制御することが可能だ
が、スイッチング素子Q1がオンしない限り制御回路C
Rおよび駆動回路DRの電源が入らないので、制御回路
CRおよび駆動回路DRを始動させる回路が別途必要に
なってしまう。
【0017】これに対して、図6に示した電源装置で
は、制御回路CRおよび駆動回路DRの動作電源のとり
方の問題はなくなる。しかしながら、図6に示した電源
装置を利用した無電極放電灯点灯装置においては、上述
の主増幅回路に大電流が流れ且つ主増幅回路の動作周波
数が高いのが一般的なので、発振・増幅回路などの負極
側端子の電位によっては、制御回路CR、駆動回路DR
および発振・増幅回路が主増幅回路の大電流の影響を受
けやすくなり、安定した動作が得られないことがあると
いう不具合があった。
【0018】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、始動性が良くて安定した動作が得ら
れる無電極放電灯点灯装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、交流電源を整流する整流器と、
スイッチング素子、インダクタンス素子、ダイオードお
よび平滑コンデンサを含み整流器から得られる脈流電圧
を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第1の電源回
路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧になるよ
うに前記スイッチング素子をオンオフさせるチョッパ制
御回路と、平滑コンデンサの両端電圧を入力とし直流電
圧を出力する第2の電源回路と、第2の電源回路から出
力された直流電圧を高周波電圧に変換する発振・増幅回
路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅回路から出
力された高周波電圧を増幅する主増幅回路と、主増幅回
路から出力された高周波電圧が供給される誘導コイル
と、誘導コイルに近接して配置された無電極放電灯とを
備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流器の負側直
流出力端子および発振・増幅回路の負極側端子と共通電
位としてなることを特徴とするものであり、チョッパ制
御回路の負極側端子を整流器の負側直流出力端子および
発振・増幅回路の負極側端子と共通電位としてあるの
で、始動性が良くて小型化が可能で、さらに、チョッパ
制御回路および発振・増幅回路が主増幅回路の大電流の
影響を受けにくく、第1の電源回路である昇降圧チョッ
パ回路の動作が安定するので、装置全体の動作が安定す
る。
【0020】請求項2の発明は、交流電源を整流する整
流器と、スイッチング素子、インダクタンス素子、ダイ
オードおよび平滑コンデンサを含み整流器から得られる
脈流電圧を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第1
の電源回路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧
になるように前記スイッチング素子をオンオフさせるチ
ョッパ制御回路と、整流器から得られる脈流電圧を入力
とし直流電圧を出力する第2の電源回路と、第2の電源
回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換する発
振・増幅回路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅
回路から出力された高周波電圧を増幅する主増幅回路
と、主増幅回路から出力された高周波電圧が供給される
誘導コイルと、誘導コイルに近接して配置された無電極
放電灯とを備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流
器の負側直流出力端子および発振・増幅回路の負極側端
子と共通電位としてなることを特徴とするものであり、
チョッパ制御回路の負極側端子を整流器の負側直流出力
端子および発振・増幅回路の負極側端子と共通電位とし
てあるので、始動性が良くて小型化が可能で、さらに、
チョッパ制御回路および発振・増幅回路が主増幅回路の
大電流の影響を受けにくく、第1の電源回路である昇降
圧チョッパ回路の動作が安定するので、装置全体の動作
が安定する。
【0021】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記第2の電源回路の負極側端子を
前記整流器の負側直流出力端子と共通電位にしてあるの
で、第2の電源回路も主増幅回路の大電流の影響を受け
にくくなる。
【0022】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記第2の電源回路の負極側端子を
前記平滑コンデンサの負極端子と共通電位にしてあるの
で、前記第2の電源回路の電源電圧を前記平滑コンデン
サの正極端子からとれるようになり、電源の取り方が容
易になる。
【0023】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記平滑コンデンサの両端電圧を検
出する電圧検出回路と、電圧検出回路の検出出力を前記
チョッパ制御回路へ伝達するフォトカプラとを備え、前
記チョッパ制御回路は、電圧検出回路による検出出力に
基づいて前記平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧に
なるようにスイッチング素子をオンオフさせるので、チ
ョッパ制御回路と電圧検出回路とを電気的に絶縁するこ
とができる。
【0024】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記チョッパ制御回路の電源電圧
は、前記交流電源から低周波トランスを介して供給され
るので、前記チョッパ制御回路の電源を容易に得ること
ができる。
【0025】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記整流器の直流出力端子間に挿入
された抵抗とコンデンサとの直列回路を備え、前記チョ
ッパ制御回路の電源電圧は、前記コンデンサから供給さ
れてなるので、チョッパ制御回路へ交流電源から低周波
トランスを介して電源を供給する必要がなくて小型化を
図ることができ、電源投入時にはスイッチング素子がオ
ンする以前にチョッパ制御回路の電源が入るからチョッ
パ制御回路を始動させる回路を別途に設ける必要がな
く、始動性を損なうことなく小型化および軽量化を図る
ことができる。
【0026】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記主増幅回路は、C級増幅回路、
D級増幅回路、E級増幅回路から選択されるので、高効
率化を図ることができる。
【0027】請求項9の発明は、交流電源を整流する整
流器と、スイッチング素子、インダクタンス素子、ダイ
オードおよび平滑コンデンサを含み整流器から得られる
脈流電圧を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第1
の電源回路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧
になるように前記スイッチング素子をオンオフさせるチ
ョッパ制御回路と、平滑コンデンサの両端電圧を入力と
し直流電圧を出力する第2の電源回路と、第2の電源回
路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換する発振
・増幅回路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅回
路から出力された高周波電圧を増幅する主増幅回路と、
主増幅回路から出力された高周波電圧が供給される誘導
コイルと、誘導コイルに近接して配置された無電極放電
灯とを備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流器の
負側直流出力端子および発振・増幅回路の負極側端子と
共通電位にし、整流器の直流出力端子間に抵抗とコンデ
ンサとの直列回路を接続し、当該コンデンサの両端電圧
をチョッパ制御回路の電源電圧とし、主増幅回路がD級
増幅回路からなることを特徴とするものであり、チョッ
パ制御回路の負極側端子を整流器の負側直流出力端子お
よび発振・増幅回路の負極側端子と共通電位とし、整流
器の直流出力端子間に抵抗とコンデンサとの直列回路を
接続し、当該コンデンサの両端電圧をチョッパ制御回路
の電源電圧としてあるので、電源投入時にはスイッチン
グ素子がオンする以前にチョッパ制御回路の電源が入る
からチョッパ制御回路を始動させる回路を別途に設ける
必要がなくて始動性が改善され、また、チョッパ制御回
路の電源を低周波トランスを利用して得る必要がなくて
小型化および軽量化を図ることができ、さらに、チョッ
パ制御回路および発振・増幅回路が主増幅回路の大電流
の影響を受けにくく、第1の電源回路である昇降圧チョ
ッパ回路の動作が安定するので、装置全体の動作が安定
する。
【0028】請求項10の発明は、交流電源を整流する
整流器と、スイッチング素子、インダクタンス素子、ダ
イオードおよび平滑コンデンサを含み整流器から得られ
る脈流電圧を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第
1の電源回路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電
圧になるように前記スイッチング素子をオンオフさせる
チョッパ制御回路と、整流器から得られる脈流電圧を入
力とし直流電圧を出力する第2の電源回路と、第2の電
源回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換する
発振・増幅回路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増
幅回路から出力された高周波電圧を増幅する主増幅回路
と、主増幅回路から出力された高周波電圧が供給される
誘導コイルと、誘導コイルに近接して配置された無電極
放電灯とを備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流
器の負側直流出力端子および発振・増幅回路の負極側端
子と共通電位にし、整流器の直流出力端子間に抵抗とコ
ンデンサとの直列回路を接続し、当該コンデンサの両端
電圧をチョッパ制御回路の電源電圧とし、主増幅回路が
D級増幅回路からなることを特徴とするものであり、チ
ョッパ制御回路の負極側端子を整流器の負側直流出力端
子および発振・増幅回路の負極側端子と共通電位とし、
整流器の直流出力端子間に抵抗とコンデンサとの直列回
路を接続し、当該コンデンサの両端電圧をチョッパ制御
回路の電源電圧としてあるので、電源投入時にはスイッ
チング素子がオンする以前にチョッパ制御回路の電源が
入るからチョッパ制御回路を始動させる回路を別途に設
ける必要がなくて始動性が改善され、また、チョッパ制
御回路の電源を低周波トランスを利用して得る必要がな
くて小型化および軽量化を図ることができ、さらに、チ
ョッパ制御回路および発振・増幅回路が主増幅回路の大
電流の影響を受けにくく、第1の電源回路である昇降圧
チョッパ回路の動作が安定するので、装置全体の動作が
安定する。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態の無電
極放電灯点灯装置は、図1に示すように、商用電源より
なる交流電源Vsを整流するダイオードブリッジよりな
る整流器DBと、MOSFETよりなるスイッチング素
子Q1、インダクタンス素子L1、ダイオードD1およ
び平滑コンデンサC1を含み整流器DBから得られる脈
流電圧を入力電圧として直流−直流変換を行う昇降圧チ
ョッパ回路からなる第1の電源回路を備えている。ここ
において、スイッチング素子Q1は、チョッパ制御回路
1によりオンオフされる。なお、昇降圧チョッパ回路の
構成は図3に示した従来構成と同じであって、チョッパ
制御回路1は上記図3で説明した制御回路CRと駆動回
路DRとを備えている。
【0030】また、本実施形態の無電極放電灯点灯装置
は、平滑コンデンサC1の両端子間に抵抗R1,R2の
直列回路よりなる電圧検出回路が並列接続されており、
チョッパ制御回路1は、電圧検出回路の出力をトランス
T3を通して得て、電圧検出回路の出力電圧に基づいて
平滑コンデンサC1の端子間電圧を一定にする(所望の
電圧にする)ようにスイッチング素子Q1をオンオフさ
せるように構成されている。
【0031】また、本実施形態の無電極放電灯点灯装置
は、平滑コンデンサC1の端子間電圧を入力(電源Vc
c)とし直流電圧を出力する第2の電源回路2と、第2
の電源回路2から出力された直流電圧を高周波電圧に変
換する発振・増幅回路3と、昇降圧チョッパ回路の出力
電圧を電源電圧とし発振・増幅回路3から出力された高
周波電圧を増幅する主増幅回路と、主増幅回路から出力
された高周波電圧がインダクタンス素子L2とコンデン
サC2とで構成される共振回路を介して供給される誘導
コイルL3と、誘導コイルL3に近接して配置された無
電極放電灯4とを備え、誘導コイルL3へ高周波電圧を
供給することで無電極放電灯4を点灯させるものであ
る。なお、無電極放電灯4は、透光性容器(一般にはガ
ラスバルブ)の中に不活性ガスや金属蒸気を放電ガスと
して封入して構成されている。また、無電極放電灯4の
点灯周波数は一般に数百kHz〜数MHzである。
【0032】上述の主増幅回路は、D級増幅回路であっ
て、MOSFETよりなる2個のスイッチング素子Q
2,Q3をプッシュプル動作させてD級増幅を行い、イ
ンダクタンス素子L2とコンデンサC2との共振回路を
通して高周波電力を出力する。つまり、2個のスイッチ
ング素子Q2,Q3のドレイン−ソースは直列接続さ
れ、発振回路3の出力がトランスT1を介してゲート−
ソース間に供給されることにより、両スイッチング素子
Q2,Q3がプッシュプル動作してD級増幅を行うので
ある。発振・増幅回路3には上述のように第2の電源回
路2から電源が供給され、主増幅回路には昇降圧チョッ
パ回路よりなる第1の電源回路から電源が供給されてい
る。なお、昇降圧チョッパ回路の動作は従来例と同様な
ので説明を省略する。
【0033】ところで、本実施形態では、チョッパ制御
回路1の負極側端子を整流器DBの負側直流出力端子お
よび発振・増幅回路3の負極側端子および第2の電源回
路2の負極側端子と共通電位としてある。
【0034】また、チョッパ制御回路1と2つの抵抗R
1,R2の直列回路からなる電圧検出回路とはグランド
が共通ではないので、電圧検出回路の検出信号はトラン
スT3を介してチョッパ制御回路1に入力されるように
してある。なお、トランスT3を設ける代わりに、平滑
コンデンサC1の両端間に設けた抵抗R1,R2の直列
回路からなる電圧検出回路の検出信号をフォトカプラを
介してチョッパ制御回路1へ伝達するようにしてもよ
く、この場合も電圧検出回路とチョッパ制御回路1とを
電気的に絶縁して信号を伝達することができる。このよ
うに電圧検出回路の検出信号をフォトカプラを介してチ
ョッパ制御回路1へ伝達することにより、検出信号の伝
達にトランスT3を利用している場合に比べて、小型化
および軽量化を図ることができる。また、チョッパ制御
回路1の電源電圧を交流電源Vsから低周波トランスT
4を介して供給しているので、容易に電源をとることが
できる。
【0035】ところで、交流電源Vsを低周波トランス
T4で降圧して整流平滑してチョッパ制御回路1の動作
電源を得る場合には、低周波トランスT4の部品形状が
比較的大きいので小型化が難しくなるが、本実施形態で
は、チョッパ制御回路1の負極側端子を整流器DBの負
側直流出力端子および発振・増幅回路3の負極側端子お
よび第2の電源回路2の負極側端子と共通電位としてあ
るので、チョッパ制御回路1の動作電源を整流器DBか
ら出力される脈流電圧を抵抗などにより降圧して整流平
滑することにより得ることが可能となり、電源投入時に
はスイッチング素子Q1がオンする以前にチョッパ制御
回路1の電源が入るのでチョッパ制御回路1を始動させ
る回路を別途に設ける必要がなくて始動性が改善され、
また、チョッパ制御回路1の電源を低周波トランスT4
を利用して得る必要がなくて小型化および軽量化を図る
ことができ、さらに、チョッパ制御回路1および発振・
増幅回路3が主増幅回路の大電流の影響を受けにくく、
第1の電源回路である昇降圧チョッパ回路の動作が安定
するので、装置全体の動作が安定する。
【0036】要するに、本実施形態においては、チョッ
パ制御回路1、第2の電源回路2および発振・増幅回路
3のグランドのいずれもが主増幅回路のグランドと同電
位ではないので、チョッパ制御回路1、第2の電源回路
2および発振・増幅回路3のいずれも主増幅回路の大電
流の影響を受けにくいのである。
【0037】また、図1に示した例では、平滑コンデン
サC1の端子間電圧を第2の電源回路2の電源Vccとし
ているが、第2の電源回路2は、整流器DBから得られ
る脈流電圧を電源Vccとして入力し、直流電圧を出力す
るように構成してもよい。また、主増幅回路とD級増幅
回路を用いているので、高効率化を図ることができる
が、D級増幅回路以外に、C級増幅回路、E級増幅回路
を採用しても高効率化を図ることができる。
【0038】(実施形態2)本実施形態の無電極放電灯
点灯装置の基本構成は実施形態1と略同じであって、第
2の電源回路2の負極側端子を整流器DBの負側直流出
力端子と共通電位にするのではなく、図2に示すよう
に、第2の電源回路2の負極側端子を平滑コンデンサC
1の負極端子と共通電位にした点と、整流器DBの正側
直流出力端子と負側直流出力端子との間に抵抗R3,R
4の直列回路を接続するとともに、抵抗R3,R4の接
続点にコンデンサC6の正極端子を接続し、コンデンサ
C6の負極端子を整流器DBの正側直流出力端子に接続
し、整流器DBの出力電圧を分圧した電圧によりチョッ
パ制御回路1の電源を得ている(つまり、コンデンサC
6の端子間電圧をチョッパ制御回路1の電源としてい
る)点に特徴がある。なお、実施形態1と同様の構成要
素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】本実施形態の無電極放電灯点灯装置では、
第2の電源回路2の負極側端子を平滑コンデンサC1の
負極端子と共通電位にしてあるので、チョッパ制御回路
1の電源の取り方を容易にできる。また、電源投入時に
はスイッチング素子Q1がオンする以前にチョッパ制御
回路1の電源が入るので、チョッパ制御回路1を始動さ
せる回路を別途に設ける必要がなくて始動性が改善さ
れ、また、チョッパ制御回路1の電源を実施形態1で説
明した低周波トランスT4を利用して得る必要がなくて
小型化および軽量化を図ることができ、さらに、チョッ
パ制御回路1および発振回路3が主増幅回路の大電流の
影響を受けにくく、第1の電源回路である昇降圧チョッ
パ回路の動作が安定するので、装置全体の動作が安定す
る。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、交流電源を整流する
整流器と、スイッチング素子、インダクタンス素子、ダ
イオードおよび平滑コンデンサを含み整流器から得られ
る脈流電圧を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第
1の電源回路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電
圧になるように前記スイッチング素子をオンオフさせる
チョッパ制御回路と、平滑コンデンサの両端電圧を入力
とし直流電圧を出力する第2の電源回路と、第2の電源
回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換する発
振・増幅回路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅
回路から出力された高周波電圧を増幅する主増幅回路
と、主増幅回路から出力された高周波電圧が供給される
誘導コイルと、誘導コイルに近接して配置された無電極
放電灯とを備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流
器の負側直流出力端子および発振・増幅回路の負極側端
子と共通電位としてなるものであり、チョッパ制御回路
の負極側端子を整流器の負側直流出力端子および発振・
増幅回路の負極側端子と共通電位としてあるので、始動
性が良くて小型化が可能で、さらに、チョッパ制御回路
および発振・増幅回路が主増幅回路の大電流の影響を受
けにくく、第1の電源回路である昇降圧チョッパ回路の
動作が安定するので、装置全体の動作が安定するという
効果がある。
【0041】請求項2の発明は、交流電源を整流する整
流器と、スイッチング素子、インダクタンス素子、ダイ
オードおよび平滑コンデンサを含み整流器から得られる
脈流電圧を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第1
の電源回路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧
になるように前記スイッチング素子をオンオフさせるチ
ョッパ制御回路と、整流器から得られる脈流電圧を入力
とし直流電圧を出力する第2の電源回路と、第2の電源
回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換する発
振・増幅回路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅
回路から出力された高周波電圧を増幅する主増幅回路
と、主増幅回路から出力された高周波電圧が供給される
誘導コイルと、誘導コイルに近接して配置された無電極
放電灯とを備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流
器の負側直流出力端子および発振・増幅回路の負極側端
子と共通電位としてなるものであり、チョッパ制御回路
の負極側端子を整流器の負側直流出力端子および発振・
増幅回路の負極側端子と共通電位としてあるので、始動
性が良くて小型化が可能で、さらに、チョッパ制御回路
および発振・増幅回路が主増幅回路の大電流の影響を受
けにくく、第1の電源回路である昇降圧チョッパ回路の
動作が安定するので、装置全体の動作が安定するという
効果がある。
【0042】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記第2の電源回路の負極側端子を
前記整流器の負側直流出力端子と共通電位にしてあるの
で、第2の電源回路も主増幅回路の大電流の影響を受け
にくくなるという効果がある。
【0043】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記第2の電源回路の負極側端子を
前記平滑コンデンサの負極端子と共通電位にしてあるの
で、前記第2の電源回路の電源電圧を前記平滑コンデン
サの正極端子からとれるようになり、電源の取り方が容
易になるという効果がある。
【0044】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記平滑コンデンサの両端電圧を検
出する電圧検出回路と、電圧検出回路の検出出力を前記
チョッパ制御回路へ伝達するフォトカプラとを備え、前
記チョッパ制御回路は、電圧検出回路による検出出力に
基づいて前記平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧に
なるようにスイッチング素子をオンオフさせるので、チ
ョッパ制御回路と電圧検出回路とを電気的に絶縁するこ
とができるという効果がある。
【0045】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記チョッパ制御回路の電源電圧
は、前記交流電源から低周波トランスを介して供給され
るので、前記チョッパ制御回路の電源を容易に得ること
ができるという効果がある。
【0046】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記整流器の直流出力端子間に挿入
された抵抗とコンデンサとの直列回路を備え、前記チョ
ッパ制御回路の電源電圧は、前記コンデンサから供給さ
れてなるので、チョッパ制御回路へ交流電源から低周波
トランスを介して電源を供給する必要がなくて小型化お
よび軽量化を図ることができ、電源投入時にはスイッチ
ング素子がオンする以前にチョッパ制御回路の電源が入
るからチョッパ制御回路を始動させる回路を別途に設け
る必要がなく、始動性を損なうことなく小型化を図るこ
とができるという効果がある。
【0047】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記主増幅回路は、C級増幅回路、
D級増幅回路、E級増幅回路から選択されるので、高効
率化を図ることができるという効果がある。
【0048】請求項9の発明は、交流電源を整流する整
流器と、スイッチング素子、インダクタンス素子、ダイ
オードおよび平滑コンデンサを含み整流器から得られる
脈流電圧を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第1
の電源回路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧
になるように前記スイッチング素子をオンオフさせるチ
ョッパ制御回路と、平滑コンデンサの両端電圧を入力と
し直流電圧を出力する第2の電源回路と、第2の電源回
路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換する発振
・増幅回路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅回
路から出力された高周波電圧を増幅する主増幅回路と、
主増幅回路から出力された高周波電圧が供給される誘導
コイルと、誘導コイルに近接して配置された無電極放電
灯とを備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流器の
負側直流出力端子および発振・増幅回路の負極側端子と
共通電位にし、整流器の直流出力端子間に抵抗とコンデ
ンサとの直列回路を接続し、当該コンデンサの両端電圧
をチョッパ制御回路の電源電圧とし、主増幅回路がD級
増幅回路からなるものであり、チョッパ制御回路の負極
側端子を整流器の負側直流出力端子および発振・増幅回
路の負極側端子と共通電位とし、整流器の直流出力端子
間に抵抗とコンデンサとの直列回路を接続し、当該コン
デンサの両端電圧をチョッパ制御回路の電源電圧として
あるので、電源投入時にはスイッチング素子がオンする
以前にチョッパ制御回路の電源が入るからチョッパ制御
回路を始動させる回路を別途に設ける必要がなくて始動
性が改善され、また、チョッパ制御回路の電源を低周波
トランスを利用して得る必要がなくて小型化および軽量
化を図ることができ、さらに、チョッパ制御回路および
発振・増幅回路が主増幅回路の大電流の影響を受けにく
く、第1の電源回路である昇降圧チョッパ回路の動作が
安定するので、装置全体の動作が安定するという効果が
ある。
【0049】請求項10の発明は、交流電源を整流する
整流器と、スイッチング素子、インダクタンス素子、ダ
イオードおよび平滑コンデンサを含み整流器から得られ
る脈流電圧を入力とする昇降圧チョッパ回路からなる第
1の電源回路と、平滑コンデンサの両端電圧が所望の電
圧になるように前記スイッチング素子をオンオフさせる
チョッパ制御回路と、整流器から得られる脈流電圧を入
力とし直流電圧を出力する第2の電源回路と、第2の電
源回路から出力された直流電圧を高周波電圧に変換する
発振・増幅回路と、平滑コンデンサを電源とし発振・増
幅回路から出力された高周波電圧を増幅する主増幅回路
と、主増幅回路から出力された高周波電圧が供給される
誘導コイルと、誘導コイルに近接して配置された無電極
放電灯とを備え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流
器の負側直流出力端子および発振・増幅回路の負極側端
子と共通電位にし、整流器の直流出力端子間に抵抗とコ
ンデンサとの直列回路を接続し、当該コンデンサの両端
電圧をチョッパ制御回路の電源電圧とし、主増幅回路が
D級増幅回路からなるものであり、チョッパ制御回路の
負極側端子を整流器の負側直流出力端子および発振・増
幅回路の負極側端子と共通電位とし、整流器の直流出力
端子間に抵抗とコンデンサとの直列回路を接続し、当該
コンデンサの両端電圧をチョッパ制御回路の電源電圧と
してあるので、電源投入時にはスイッチング素子がオン
する以前にチョッパ制御回路の電源が入るからチョッパ
制御回路を始動させる回路を別途に設ける必要がなくて
始動性が改善され、また、チョッパ制御回路の電源を低
周波トランスを利用して得る必要がなくて小型化および
軽量化を図ることができ、さらに、チョッパ制御回路お
よび発振・増幅回路が主増幅回路の大電流の影響を受け
にくく、第1の電源回路である昇降圧チョッパ回路の動
作が安定するので、装置全体の動作が安定するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路図である。
【図2】実施形態2を示す回路図である。
【図3】従来例示す回路図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】他の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 チョッパ制御回路 2 第2の電源回路 3 発振・増幅回路 4 無電極放電灯 C1 平滑コンデンサ DB 整流器 L3 誘導コイル Q1 スイッチング素子 Vs 交流電源

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流する整流器と、スイッチ
    ング素子、インダクタンス素子、ダイオードおよび平滑
    コンデンサを含み整流器から得られる脈流電圧を入力と
    する昇降圧チョッパ回路からなる第1の電源回路と、平
    滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧になるように前記
    スイッチング素子をオンオフさせるチョッパ制御回路
    と、平滑コンデンサの両端電圧を入力とし直流電圧を出
    力する第2の電源回路と、第2の電源回路から出力され
    た直流電圧を高周波電圧に変換する発振・増幅回路と、
    平滑コンデンサを電源とし発振・増幅回路から出力され
    た高周波電圧を増幅する主増幅回路と、主増幅回路から
    出力された高周波電圧が供給される誘導コイルと、誘導
    コイルに近接して配置された無電極放電灯とを備え、チ
    ョッパ制御回路の負極側端子を整流器の負側直流出力端
    子および発振・増幅回路の負極側端子と共通電位として
    なることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を整流する整流器と、スイッチ
    ング素子、インダクタンス素子、ダイオードおよび平滑
    コンデンサを含み整流器から得られる脈流電圧を入力と
    する昇降圧チョッパ回路からなる第1の電源回路と、平
    滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧になるように前記
    スイッチング素子をオンオフさせるチョッパ制御回路
    と、整流器から得られる脈流電圧を入力とし直流電圧を
    出力する第2の電源回路と、第2の電源回路から出力さ
    れた直流電圧を高周波電圧に変換する発振・増幅回路
    と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅回路から出力
    された高周波電圧を増幅する主増幅回路と、主増幅回路
    から出力された高周波電圧が供給される誘導コイルと、
    誘導コイルに近接して配置された無電極放電灯とを備
    え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流器の負側直流
    出力端子および発振・増幅回路の負極側端子と共通電位
    としてなることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の電源回路の負極側端子を前記
    整流器の負側直流出力端子と共通電位にしてなることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の無電極放電灯
    点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の電源回路の負極側端子を前記
    平滑コンデンサの負極端子と共通電位にしてなることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の無電極放電灯
    点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記平滑コンデンサの両端電圧を検出す
    る電圧検出回路と、電圧検出回路の検出出力を前記チョ
    ッパ制御回路へ伝達するフォトカプラとを備え、前記チ
    ョッパ制御回路は、電圧検出回路による検出出力に基づ
    いて前記平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧になる
    ようにスイッチング素子をオンオフさせることを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の無電極
    放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記チョッパ制御回路の電源電圧は、前
    記交流電源から低周波トランスを介して供給されること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の無電極放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 前記整流器の直流出力端子間に挿入され
    た抵抗とコンデンサとの直列回路を備え、前記チョッパ
    制御回路の電源電圧は、前記コンデンサから供給されて
    なることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載の無電極放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記主増幅回路は、C級増幅回路、D級
    増幅回路、E級増幅回路から選択されることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の無電極放
    電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 交流電源を整流する整流器と、スイッチ
    ング素子、インダクタンス素子、ダイオードおよび平滑
    コンデンサを含み整流器から得られる脈流電圧を入力と
    する昇降圧チョッパ回路からなる第1の電源回路と、平
    滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧になるように前記
    スイッチング素子をオンオフさせるチョッパ制御回路
    と、平滑コンデンサの両端電圧を入力とし直流電圧を出
    力する第2の電源回路と、第2の電源回路から出力され
    た直流電圧を高周波電圧に変換する発振・増幅回路と、
    平滑コンデンサを電源とし発振・増幅回路から出力され
    た高周波電圧を増幅する主増幅回路と、主増幅回路から
    出力された高周波電圧が供給される誘導コイルと、誘導
    コイルに近接して配置された無電極放電灯とを備え、チ
    ョッパ制御回路の負極側端子を整流器の負側直流出力端
    子および発振・増幅回路の負極側端子と共通電位にし、
    整流器の直流出力端子間に抵抗とコンデンサとの直列回
    路を接続し、当該コンデンサの両端電圧をチョッパ制御
    回路の電源電圧とし、主増幅回路がD級増幅回路からな
    ることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】 交流電源を整流する整流器と、スイッ
    チング素子、インダクタンス素子、ダイオードおよび平
    滑コンデンサを含み整流器から得られる脈流電圧を入力
    とする昇降圧チョッパ回路からなる第1の電源回路と、
    平滑コンデンサの両端電圧が所望の電圧になるように前
    記スイッチング素子をオンオフさせるチョッパ制御回路
    と、整流器から得られる脈流電圧を入力とし直流電圧を
    出力する第2の電源回路と、第2の電源回路から出力さ
    れた直流電圧を高周波電圧に変換する発振・増幅回路
    と、平滑コンデンサを電源とし発振・増幅回路から出力
    された高周波電圧を増幅する主増幅回路と、主増幅回路
    から出力された高周波電圧が供給される誘導コイルと、
    誘導コイルに近接して配置された無電極放電灯とを備
    え、チョッパ制御回路の負極側端子を整流器の負側直流
    出力端子および発振・増幅回路の負極側端子と共通電位
    にし、整流器の直流出力端子間に抵抗とコンデンサとの
    直列回路を接続し、当該コンデンサの両端電圧をチョッ
    パ制御回路の電源電圧とし、主増幅回路がD級増幅回路
    からなることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
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