JP2002041989A - 通信情報管理装置、方法、及び媒体 - Google Patents

通信情報管理装置、方法、及び媒体

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JP2002041989A
JP2002041989A JP2000232103A JP2000232103A JP2002041989A JP 2002041989 A JP2002041989 A JP 2002041989A JP 2000232103 A JP2000232103 A JP 2000232103A JP 2000232103 A JP2000232103 A JP 2000232103A JP 2002041989 A JP2002041989 A JP 2002041989A
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Yoshinori Kinouchi
芳則 木ノ内
Yuichi Kojima
祐一 小島
Yasushi Kitagawa
寧 北川
Hiroyuki Kamiya
浩行 神谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】決済者からネットワーク上での商取引を認めら
れた代理の利用者が、正当かつ適切に商品の購入、サー
ビスの利用することができる電子商取引システムを提供
する。 【解決手段】本発明は、利用者端末(1)とサービスサ
イト(4)との間で通信される情報を管理する通信情報
管理装置(5)であり、利用者端末(1)からサービス
サイト(4)にアクセスする利用者に係る情報、その利
用者を利用者グループに分類するグループ情報、及び、
その利用者グループにおいて利用者に係る情報を管理す
る、そのような管理者に係る情報を記録する利用者情報
記録部(53)と、管理者を認証し、利用者情報を登録
または更新させる利用者情報管理部(52)と、サービ
スサイト(4)から提供される商品またはサービスに係
る提供条件を取得し、利用者のサービスサイト(4)へ
のアクセスを管理する通信管理部(55)とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインサービ
ス提供システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年インターネットの発展に伴い、ネッ
トワーク上での商取引が急速に発展している。また、こ
のような商取引の利用者および利用方法の多様化、利用
者が所属する家庭・団体・企業内でのインターネット利
用の増加により、その商取引に対して決済権を有する者
(以下単に決済者という)以外の者がそのような商取引
を行うケースが増加している。ここで、決済者とは、例
えば、ISP(インターネットサービスプロバイダ)と
の契約者、あるいは、商取引の相手に対してクレジット
カードの番号を提示している者等である。
【0003】さらに、そのような商取引で取り扱われる
商品及びサービスの多様化により、利用者を限定して商
品やサービスが取引されることも多い。このような状況
下においては、サービス提供者は、利用者の利用資格及
び適正を確認し、利用者に適応させたサービスを提供す
ることが重要となってきている。
【0004】従来、ネットワーク上での商取引では、決
済者本人が商取引を行うことを前提としている。従っ
て、決済者の代理の利用者、例えば、決済者の親族、企
業における決済者の部下等がこのような商取引を行おう
とした場合、商取引の相手方、すなわち、商品やサービ
スの提供者は、その利用者に関する情報を得ることがで
きない。
【0005】そのため、商品やサービスの提供者は、決
済者が商取引を行っているものと見なして、商品の販売
またはサービスの提供を行っている。
【0006】このように、決済者がインターネット上で
の商品の購入またはサービスの利用を代理の利用者に委
ねた場合に、商品やサービスの提供者は、決済者と代理
の利用者の区別がつかない。そのため、決済者の意に反
して過剰な商品の購入、サービスの利用、または利用者
に対して不適切な商品やサービスを提供してしまう危険
性を秘めている。
【0007】また、クレジットカードでの決済を前提と
した商品の販売やサービスの提供においては、クレジッ
トカードを持たない個人、あるいは、企業・団体による
利用が制限されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。本発明
の技術的課題は、決済者からネットワーク上での商取引
を認められた代理の利用者が、正当かつ適切に商品の購
入、サービスの利用することができる電子商取引システ
ムを提供することである。
【0009】また、本発明の技術的課題は、クレジット
カードを持たない個人、あるいは、企業・団体による商
品の購入、サービスの利用を容易にする電子商取引シス
テムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。
【0011】本発明は、利用者端末(1)とサービスサ
イト(4)との間で通信される情報を管理する通信情報
管理装置(5)であり、利用者端末(1)からサービス
サイト(4)にアクセスする利用者に係る情報、その利
用者を利用者グループに分類するグループ情報、及び、
その利用者グループにおいて利用者に係る情報を管理す
る、そのような管理者に係る情報を記録する利用者情報
記録部(53)と、管理者を認証し、利用者情報を登録
または更新させる利用者情報管理部(52)と、サービ
スサイト(4)から提供される商品またはサービスに係
る提供条件を取得し、前記利用者のサービスサイト
(4)へのアクセスを管理する通信管理部(55)とを
備えたものである。
【0012】好ましくは、この利用者情報記録部(5
3)は、利用者の属性を記録し、その商品またはサービ
スの提供を求める利用者の属性が上記提供条件を充足し
ない場合に、通信管理部(55)は、サービスサイト
(4)から利用者へのその商品またはサービスの提供を
阻止するようにしてもよい。
【0013】好ましくは、利用者情報記録部(53)
は、その利用者の取り引き可能な商品またはサービスの
範囲を規定する情報を記録し、その利用者の取り引き可
能な範囲にない商品またはサービスの提供を要求すると
きに、通信管理部(55)は、その供給を阻止するよう
にしてもよい。
【0014】管理者が商品またはサービスに対する代金
を決済するための決済情報(102)を記録する決済情
報記録部をさらに備え、利用者情報記録部(53)は、
利用者ごとに決済可能な決済限度額を記録し、前記通信
管理部は、その決済限度額の範囲で利用者に提供される
商品またはサービスの代金を決済をするようにしてもよ
い。
【0015】好ましくは、利用者情報記録部(53)
は、利用者を利用者グループに分類するグループ情報
と、その利用者グループに対する決済限度額とを記録
し、通信管理部(55)は、利用者グループごとの決済
額を決済限度額に制限するようにしてもよい。
【0016】好ましくは、複数の利用者グループ間の階
層関係を記録する階層関係記録部(22)をさらに備
え、通信管理部(55)は、各グループにおいてに認証
された利用管理者に、当該グループまたはそのグループ
の下位の階層に含まれるグループに対し、利用者の属性
変更、利用者の取り引き可能な商品もしくはサービスの
範囲の変更、または、利用者の決済限度額の変更をさせ
るようにしてもよい。
【0017】好ましくは、通信管理部(55)は、各グ
ループの管理者により、そのグループの決済限度額の一
部、または、利用範囲の一部を他の階層に譲渡させるよ
うにしてもよい。
【0018】好ましくは、利用者がその利用者の取り引
き可能な商品もしくはサービスの範囲、または、決済限
度額を超えて商品またはサービスの提供を求める場合
に、通信管理部(55)は、その利用者が所属する利用
者グループの管理者に承認手続きを求め、その承認手続
きが実行された後に、その商品またはサービスの代金を
決済をするようにしてもよい。
【0019】好ましくは、サービスサイト(4)が提供
する商品またはサービスの組み合わせからなる定型パタ
ーンを記録する定型パターン記録部(57)をさらに備
え、通信管理部(55)は、利用範囲を定型パターンに
よって設定させるようにしてもよい。
【0020】通信管理部(55)は、利用者端末(1)
からサービスサイト(4)へ通信される情報にその利用
者の属性を付加し、サービスサイト(4)に対して利用
者の適否を判定させるようにしてもよい。
【0021】また、本発明は、利用者端末(1)とサー
ビスサイト(4)との間で通信される情報を管理する通
信情報管理方法であり、利用者端末(1)からサービス
サイト(4)にアクセスする利用者に係る情報、その利
用者を利用者グループに分類するグループ情報、及び、
その利用者グループにおいて利用者に係る情報を管理す
る、そのような管理者を記録する記録手順と(S1)、
管理者を認証する手順(S4)と、利用者情報を登録ま
たは更新させる手順(S7、S8、S11−S17)
と、サービスサイトから提供される商品またはサービス
に係る提供条件(S24、S25、S45、S46)を
取得する手順と、利用者のサービスサイトへのアクセス
を管理する管理手順(S26、S47)とからなるもの
である。
【0022】好ましくは、コンピュータに、このような
手順を実行させるプログラムをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録し、コンピュータに読み出させて、
実行させてもよい。
【0023】好ましくは、受信部を備えたコンピュータ
に、このような手順を実行させるプログラムを搬送波に
よって具現化されたデータ通信信号とし、通信媒体を伝
送させ、受信させてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 《第1実施形態》以下、本発明の第1実施形態に係る電
子商取引システムを図1から図25の図面に基いて説明
する。
【0025】図1から図4は本電子商取引システムのデ
ータフロー図であり、図5から図14は、本電子商取引
システムの表示画面を示す図であり、図15から図19
は、本電子商取引システムにおいて管理されるデータの
データ構造を示す図であり、図20から図25は、本電
子商取引システムの処理手順を示すフローチャートであ
る。 <システム構成>図1から図4に、本電子商取引システ
ムのデータフロー図を示す。図1から図4に示すよう
に、この電子商取引システムは、フィルタリングシステ
ム5と、このフィルタリングシステム5を介して電子商
取引を行う利用者端末1と、フィルタリングシステム5
にアクセスして利用者に係る利用者情報の登録を行う利
用管理者端末2と、フィルタリングシステム5を介して
利用者端末1と通信し電子商取引機能を提供するサーバ
装置4と、サーバ装置4の電子商取引により提供される
商品やサービスに係る情報をサーバ装置4に登録するサ
イト管理者端末3と、これらを接続するネットワーク6
とから構成される。 [利用者端末1]利用者端末1は、ネットワーク6に接
続されたパーソナルコンピュータである。利用者端末1
は、フィルタリングシステム5を介してサーバ装置4に
アクセスし、商品やサービスを注文する。 [利用管理者端末2]利用管理者端末2も、利用者端末
1と同様にネットワーク6に接続されたパーソナルコン
ピュータである。利用管理者端末2は、利用管理者に係
る情報、決済情報102、及び管理対象である利用者に
係る利用者情報等をフィルタリングシステム5に登録す
る。
【0026】また、利用管理者端末2は、利用者端末1
と同様、フィルタリングシステム5を介してサーバ装置
4にアクセスし、商品やサービスを注文する。 [サイト管理者端末3]図3に示したサイト管理者端末
3は、ネットワーク6を介してサーバ装置4に接続され
たパーソナルコンピュータ、または、サーバ装置4に直
結された端末装置である。サイト管理者端末3は、サー
バ装置4の電子商取引において提供されるサービスに係
るサービス情報、販売される商品に係る商品情報等をサ
ーバ装置4のサービス情報データベース41に登録す
る。 [サーバ装置4]サーバ装置4は、電子商取引サービス
を提供し、サービスサイトとしての機能を提供する。サ
ーバ装置4は、提供するサービスや販売する商品に係る
情報をサービス情報データベース41に保持している。
【0027】サーバ装置4は、利用者端末1からの要求
に応答し、サービスサイトの情報をHTTP(ハイパー
テキストトランスファープロトコル)で提供する。ま
た、そのようにして提供した情報に基づき、商品やサー
ビスの注文を受け付ける。 [フィルタリングシステム5]フィルタリングシステム
5は、利用者情報登録装置51と、利用者情報管理装置
52と、利用者情報データベース53と、利用条件設定
メニュー54と、フィルター装置55とを備えている。
【0028】利用者情報登録装置51は、不図示の通信
インターフェースと通信バッファを備えている。利用者
情報登録装置51は、利用管理者端末52と通信し、利
用者情報を利用者情報管理装置52へ引き渡す。
【0029】利用者情報管理装置52は、利用管理者の
登録、利用者の登録、利用者情報のフィルター装置55
への提供等を実行する。ここで、利用管理者とは、サー
バ装置4に構築されたサービスサイトに対して決済でき
る権限を有する者をいう。また、利用者とは、利用管理
者からサービスサイトにアクセスすることを所定の限度
で認められたものをいう。なお、利用者には利用管理者
自身も含まれる。
【0030】フィルター装置55は、アクセスを要求す
る利用者のIDを確認し、所定の限度において、利用者
にサービスサイトからのサービスを利用し、または、商
品を購入することを認める。 <フィルタリングシステム5の機能>フィルタリングシ
ステム5は、以下の機能を提供する。 [利用者登録]決済権を有する利用管理者が利用管理者
登録及び利用者登録を行う。また、その際クレジットカ
ード番号等の決済情報102も登録する。
【0031】利用管理者登録とは、利用管理者自身に係
る情報を登録することをいう。また、利用者登録とは、
利用管理者に利用を許可される家族、従業員、その他、
利用管理者が管理するグループの構成員を登録すること
いう。
【0032】また、利用者は予め設定された解約条件、
例えば、利用期間の超過等により、利用者登録を抹消さ
れる。また、利用者は、利用管理者による手続きに従っ
て、利用者登録を抹消される。 [利用限度額の設定]利用管理者は、利用者ごと、ある
いはグループごとに、指定期間内の利用限度額を設定す
る。利用者は、指定期間内に利用限度額を超えない範囲
で、サービスサイトを利用できる。例えば、小学生に対
して、毎月1000円までの利用を認める等である。ま
た、例えば、企業の職場グループにおいて、期に20
0,0000円の消耗品費用を認める等である。
【0033】利用管理者は、必要に応じて、利用者また
はグループの利用限度額を増額または減額できる。利用
可能な金額から実績を除いた未使用金額は、利用管理者
の指定により、次の期間への持ち越しが認められる。ま
た、例えば、企業の予算管理に対応させて、持ち越さな
い指定も可能である。
【0034】利用管理者は、必要に応じて、利用者ごと
に、または、グループの構成員一律に利用1回当たりの
限度額を設定できる。これは、例えば、企業において、
1回当たり、3000円まで、稟議なしに発注できる等
の仕組みに対応するためである。
【0035】なお、利用管理者は、他の利用管理者との
間で、互いに、利用可能な金額を譲渡できる。これは、
企業内における予算の流用に対応するためである。 [利用範囲の設定]利用管理者は、利用者に対して、決
済サービスの利用を許可するサービスサイト、または、
許可しないサービスサイトを登録できる。また、利用管
理者は、利用者に対して、決済サービスの利用を許可す
る品目やカテゴリー、または、許可しない品目やカテゴ
リーを登録できる。 [スクリーン制御による利用範囲制限]サービスサイト
は、サービスサイトごとに、または、提供する商品やサ
ービスごとに、利用者の適正条件を設定する。本フィル
タリングシステム5は、各サービスサイトに利用者の属
性を送信し、適性条件と比較させることで利用者の範囲
を制限させることができる。これは、例えば、未成年に
対して特定のカテゴリーに属する商品やサービスの提供
を制限する機能である。
【0036】また、利用管理者による利用者の利用範囲
設定の手続きを簡略化するため、本フィルタリングシス
テム5はサービスサイトや提供される商品・サービスを
その属性により分類し、分類ごとに一括して利用の可否
を設定する機能を設ける。
【0037】また、本フィルタイリングシステム5は、
サービスサイトや商品・サービスに分類を付与し、その
分類ごとに利用条件を付与する。これにより、フィルタ
リングシステム5が分類ごとの利用条件と利用者の属性
と照合し、利用の可否を判定する。 [一時利用承認]利用者またはグループに予め設定され
た限度額を超えて利用者がサービスを利用する場合、ま
たは、利用を許可されていないサービスサイトや品目で
の決済サービス利用を希望する場合、利用者による決済
申請の後、利用管理者に一時利用承認の申請が通知され
る。そして、利用管理者による一時利用承認の手続きが
実行された後、決済手続きが代行される。 [利用適正チェック]利用者がサービスサイトへ接続ま
たは決済手続きを希望する場合には、フィルター装置5
5は、サービスサイトから収集したサービスの適正条件
と、利用者情報管理装置52に登録されている利用者属
性及び利用範囲とを照合し、利用の可否を確認する。 [サービスサイトへの利用属性の伝達]利用者がサービ
スサイトを利用する際に、フィルター装置55は、サー
ビスサイトへの電文上に利用者の属性を付加する。この
結果、各サービスサイトにおいて利用者の適正を判断
し、利用者に適したサービスの提供または商品の販売を
行うことができる。 [団体・企業における予算・購買管理]利用者管理装置
52は、企業・団体等の部門に対応するグループを登録
できる。そして、グループの利用限度額として部門ごと
の予算額を利用者情報管理装置52に登録することがで
きる。これにより、各部門内で構成員たる利用者の判断
によって、承認手続きを経ないで直接サービスサイトに
対する支払いが、その利用限度額の範囲で可能になる。 [決済手続き]利用者は本電子商取引システムを利用す
るため、最初に認証手続きを実行する。これにより、利
用者がサービスサイトを利用する際には、決済情報10
2を直接入力することなく決済サービスを受けることが
できる。
【0038】フィルタリングシステム5は、各サービス
サイトでの利用金額を集計する。そして、フィルタリン
グシステム5が決済者への請求を代行し、各サービスサ
イト、各商店での利用金額に応じて売上高を分配する。 <データフロー>図1に、利用者、決済情報102の登
録時のデータフローを示す。利用者には、利用管理者と
利用管理者から権限を一部委譲された利用者が含まれ
る。利用者登録時には、利用管理者端末2から利用管理
者自身または利用者に係る利用者情報101と、決済情
報102が利用者登録装置51に送信される。
【0039】利用者情報101には、利用者の電子メー
ルアドレス、生年月日、性別、サ等が含まれる。決済情
報102には、クレジットカードの番号が含まれる。
【0040】利用者情報101と、決済情報102は、
利用者情報管理装置52を介して利用者情報データベー
ス53に記録される。
【0041】図2に、利用条件(利用範囲)登録時のデ
ータフローを示す。利用管理者端末2は、利用者に係る
利用条件103を利用者情報登録装置51に送信する。
この利用者条件103には、サービスサイトを利用する
時間帯、決済限度額、利用するサービスサイトのカテゴ
リ、利用できないサービスサイトのURL(ユニバーサ
ル・リソース・ロケータ)、利用可能なサービスサイト
のURL等が含まれる。
【0042】本利用者情報管理装置52は、この利用条
件登録において利用管理者端末2に定型の利用条件パタ
ーンを表示させることができる。例えば、小学生パター
ン、中学生パターン、営業職パターン、技術職パターン
等である。
【0043】利用管理者は、そのような利用条件パター
ンを選択することで利用条件を登録できる。また、利用
条件登録において、利用管理者端末2にサービスサイト
のサービス情報または商品情報を表示させることができ
る。
【0044】図3にサービス情報登録時のデータフロー
を示す。サイト管理者は、サービスサイトをサーバ装置
4に開設する際、サイト管理端末3を用いて、提供する
サービスに係るサービス情報や販売する商品に係る商品
情報を入力する。以下、このようなサービス情報や商品
情報を併せてサイト情報と呼ぶ。
【0045】サイト情報には、サイトごとのID、サイ
ト管理者の氏名、電子メールアドレス、そのサイトのU
RL、サイトを運営する企業名、連絡先、優待情報、割
引情報、サイトの運用時間等が含まれる。サイト情報
は、サーバ装置4に設けられたサービス情報データベー
ス41に登録される。
【0046】図4に、サービス利用時のデータフローを
示す。利用者は、利用者端末1を用いて、ネットワーク
6及びフィルタリングシステム5を介してサービスサイ
トにアクセスし、サービスの提供を受ける。
【0047】このとき、フィルタリングシステム5内の
フィルター装置55は、利用条件設定メニュー54から
利用者認証用のメニューを読み出し、利用者端末1に表
示させ、利用者のID等を入力させる。また、フィルタ
ー装置55は、利用者情報データベース53の利用者情
報に基づき、利用者がアクセスするサイトや利用者が受
けるサービスの適正、利用者が購入する商品の決済限度
額等をチェックする。
【0048】チェックの結果、そのアクセスが所定の利
用範囲、所定の決済限度を逸脱する場合、フィルター装
置55は、サービスサイトへのアクセスを認めず、アク
セスできない旨のエラーメッセージを利用者端末1に表
示する。 <画面構成>図5から図14に本電子認証取引システム
の利用者端末1、利用管理者端末2、サイト管理者端末
3に表示される画面を示す。
【0049】図5は、利用者登録時の認証画面である。
この画面は、利用者登録を行う際、利用管理者を認証す
るための画面である。利用者が利用管理者端末2のブラ
ウザに所定のURL(図5ではアドレスとして示されて
いる)を入力すると、図5の画面が表示される。
【0050】この画面で、利用管理者は管理者ID及び
パスワードを入力し、送信する。すると、管理者ID及
びパスワードがフィルタリングシステム5に送信され、
利用管理者の認証が実行される。
【0051】図6は、利用者登録時の利用者情報登録画
面である。また、この画面は、利用条件設定画面を兼ね
ている。利用管理者が図5に示した認証に成功すると、
図6の画面が表示される。
【0052】利用者登録時には、利用管理者は、図6の
画面で、利用者IDを設定し、登録ボタンを押す。本実
施形態のフィルタリングシステム5では、利用者IDは
上位6桁のグループIDと下位4桁の個人IDの組み合
わせで構成される。
【0053】利用者IDとして、管理者IDと同一グル
ープに属し、かつ、現在使用可能なIDが1つ入力欄に
表示される。利用管理者は表示された利用者IDをその
まま使用してもよい。また、個人IDを変更した所望の
IDを入力してもよい。
【0054】登録ボタンが押下されると、そのIDがフ
ィルタリングシステム5に送信され、既存のIDと競合
しないか否かが確認される。競合しない場合には、図7
の画面が表示される。競合する場合には、所定のエラー
メッセージが表示が表示される。
【0055】図6の画面は、既存の利用者の利用条件を
更新する場合にも使用される。画面下部には、図5の画
面で入力された管理者IDの利用管理者が管理する利用
者IDが表示されている。利用管理者が表示された利用
者IDの横のトグルボタンを押下し、さらに、更新ボタ
ンを押下するとその利用者IDの利用者に対して利用条
件を更新するため、図7の画面が表示される。
【0056】図6の画面は、利用者IDを削除する場合
にも使用される。利用管理者が表示された利用者IDの
横のトグルボタンを押下し、さらに、削除ボタンを押下
するとその利用者IDが削除される。
【0057】図7に、利用条件設定・利用者属性等登録
画面を示す。この画面では、表示されている管理者ID
に管理される利用者の利用条件、利用範囲、利用者属性
等が入力される。すなわち、利用者の性別、年齢、1回
購入上限額、期間間購入上限額、期間種別、購入可能な
商品やサービスのカテゴリー等が指定される。そして、
送信ボタンが押されると、指定された利用条件、利用者
属性等がフィルタリングシステム5に送信される。
【0058】なお、利用管理者は、購入可能カテゴリー
を1つ1つ入力してよい。また、利用管理者は、定型的
な利用条件パターンを選択することにより、一括して設
定してもよい。定型パターンボタンを押すと、プルダウ
ンメニューが表示されるので、利用管理者は定型パター
ン、すなわち、利用条件パターンの一つを選択できる。
【0059】図8に、サイト情報登録画面を示す。この
画面は、サイト管理者がサイト情報を登録または更新す
る際に使用する。サイト管理者が、サイト管理者端末3
において、所定のURLを入力し、商店ID、パスワー
ドにより認証を受けると、不図示の商品選択画面が表示
される。
【0060】その商品選択画面において、サイト管理者
が商品IDの新規入力機能を選択、または、更新のため
に既存の商品IDを選択すると、図7の画面が表示され
る。この画面では、サイト管理者は、商品名、商品説
明、その商品を撮影したイメージファイル名、購入可能
年齢、価格、商品カテゴリー等を設定し、送信する。
【0061】図9に、決済フィルタリング処理時の利用
者認証手続き画面を示す。利用者が、利用者端末1にお
いて、所定のURLを入力すると図9の画面が表示され
る。
【0062】利用者は、この画面に対して、利用者ID
及びパスワードを入力して送信する。すると、利用者I
D及びパスワードがフィルタリングシステム5に送信さ
れ、利用者IDの認証が実行される。
【0063】認証が成功すると、利用者端末1は、フィ
ルタリングシステム5を介して、サーバ装置4に接続さ
れ、HTTPのコネクションが確立される。これ以降、
フィルタリングシステム5は、利用者端末から送信され
るHTTPのリクエストを解析し、フィルタリング処理
を実行する。
【0064】図10及び図11は、決済フィルタリング
処理時の決済利用申請画面である。この画面において、
利用者はサーバ装置4上に開設されているサービスサイ
ト内の商店等における商品の購入、サービスの提供を申
請する。
【0065】この画面には、商店名、購入希望の商品
名、商品イメージ(写真)、商品説明、ジャンル、価格
等が表示される。画面上で利用者が購入を選択すると、
購入申請がフィルタリングシステム5に送信される。
【0066】フィルターリングシステム5は、この申請
をチェックし、その利用者に認められた利用条件、利用
範囲、購入限度額に適合するか否かを確認する。適合す
る場合には、図12の決済結果表示画面が表示される。
適合しない場合には、図14のエラー画面が表示され
る。
【0067】図12に、決済フィルタリング処理時の決
済結果表示画面を示す。この画面では、申請した商品の
決済申請が受け付けられたことを示すメッセージ、及
び、ダウンロードを促すメッセージが表示される。利用
者が画面上のダウンロードボタンを押すとダウンロード
が開始する。ダウンロードが正常に完了すると、図13
の購入結果表示画面が表示される。
【0068】図13に、決済フィルタリング処理時の購
入結果表示画面を示す。この画面では、ダウンロード完
了が報告される。『戻る』というボタンを押すことで、
不図示のサービスサイト内の商店一覧画面に戻る。
【0069】図14に決済フィルタリング処理時のエラ
ー画面を示す。エラー画面は、利用者が利用を認められ
ていないサービスの利用、購入を認めれていない商品の
購入、及び、購入上限額を超えた決済を申請した場合、
アクセスを認められていないサービスサイトや商店にア
クセスした場合に表示される。 <データ構成>図15から図18にフィルタリングシス
テム5内に記録される各種データベースのデータ構成を
示す。
【0070】図15に、利用者データベース53内の利
用者属性テーブルを示す。このテーブルには、グループ
ID、個人ID、利用者氏名、電子メールアドレス、生
年月日、性別、続柄、利用期間、支払い方法、1回購入
上限額、月間購入上限額が記録される。
【0071】上記のうち、グループIDは、利用者を分
類するグループをユニークに識別する識別コードであ
る。グループとは、例えば、一家族、友人同士の集団、
特定の企業・団体、その企業・団体内の特定の組織、例
えば、部課係等である。
【0072】また、個人IDは、グループ内で個人をユ
ニークに識別する識別コードである。個人IDの先頭が
Mの場合、その利用者が利用管理者であることを示して
いる。利用管理者は、グループ内の利用者に係る情報を
管理する。
【0073】また、利用管理者の期間期間利用限度額が
そのグループ全体の期間利用限度額である。利用管理者
は、期間利用限度額を他のグループの利用管理者と交換
することで、グループ間で互いに期間利用限度額を融通
する。
【0074】また、続柄は、グループ内での利用者同士
の関係を示す。例えば、家庭内の家族との関係、職場に
おける役職等である。
【0075】利用期間とは、サービスサイトへのアクセ
スが認められている期間をいう。また、利用時間帯と
は、サービスサイトへアクセスする時間帯をいう。
【0076】支払い方法とは、サービスの利用、また
は、商品の購入に対する代金支払い方法である。
【0077】クレジットとは、利用管理者が登録してい
るクレジットカード番号による支払いである。代引きと
は、届けられた商品と引き換えに代金を支払う方法であ
る。
【0078】1回購入限度額とは、利用者の1回の商品
購入、またはサービス供給における支払い限度額であ
る。また、月間購入限度額とは、利用者の月当たりの累
計支払い限度額である。
【0079】図16に、利用者データベース53の利用
範囲テーブルを示す。このテーブルは、利用者が利用可
能なサービスまたは購入可能な商品のカテゴリー、アク
セス禁止ホームページ、アクセス許可ホームページを保
持している。
【0080】IDは、上述したグループIDと個人ID
の組み合わせで構成される利用者IDである。カテゴリ
ーは、サービスサイトでサイト管理者が登録した商品や
サービスのカテゴリーと同一のカテゴリー、または、そ
れらを組み合わせたものである。
【0081】禁止ページポインタには、当該利用者に対
してアクセスが禁止されているホームページの一覧を記
録したテーブルへのポインタを保持する。また、許可ペ
ージポインタには、当該利用者に対してアクセスが許可
されているホームページの一覧を記録したテーブルへの
ポインタを保持する。
【0082】図17に利用範囲分類データベース57の
データ構造を示す。このデータベースには、複数のカテ
ゴリーを組み合わせた定型パターンが記録される。例え
ば、小学生向けには、国語と算数に関する科目に係るサ
ービスまたは商品の購入が推奨されている。
【0083】図18に、利用者がアクセスした際のセッ
ションのログを記録する利用者ログの構造を示す。利用
者ログは、利用者ID、セッション開設期日、セッショ
ン開設時刻、視聴時間、アクセスしたサービスサイト、
利用品目、利用金額、及びそのときの支払い方法が記録
される。
【0084】図19に、サーバ装置4に記録されるサー
ビス情報データベース41のデータ構造を示す。サービ
ス情報データベースのデータは、商店ID、サイト管理
者の氏名、サイト管理者の電子メールアドレス、当該商
店のURL、当該商店を提供する企業の名称、連絡先、
優待情報、優待割引率、利用期間及び利用時間からな
る。 <作用と効果>図20から図24に、この電子商取引シ
ステムの処理を示す。
【0085】図20は、利用者情報管理装置52が実行
する利用管理者登録時の処理手順である。
【0086】この処理では、まず、利用者情報管理装置
52は、利用管理者ID、パスワードを入力させ、利用
者情報データベースに登録する(S1)。
【0087】次に、利用者情報管理装置52は、管理者
の利用者としての属性、すなわち、管理者情報を入力さ
せ、利用者情報データベースに登録する(S2)。管理
者情報とは、例えば、電子メールアドレス、性別、年齢
等である。
【0088】次に、利用者情報管理装置52は、決済情
報102を入力させ、利用者情報データベースに登録す
る(S3)。決済情報102とは、例えば、クレジット
カードの種類、番号、利用期限等である。その後、利用
者情報管理装置52は、利用管理者登録時の処理を終了
する。
【0089】図21は、利用者情報管理装置52が実行
する利用者情報登録時の処理手順である。この処理で
は、利用者属性、例えば、利用者の電子メールアドレ
ス、性別、年齢、続柄等が設定される。
【0090】まず、利用者情報管理装置52は、利用管
理者認証手続きを実行する(S4)。これは、正当な利
用管理者に利用者情報を登録させるためである。
【0091】次に、利用者情報管理装置52は、グルー
プ管理を行うか否かを問い合わせる(S5)。グループ
管理を行う場合には、利用者グループを設定する(S
6)。
【0092】次に、利用者情報管理装置52は、利用者
ID、初期パスワードを入力させ、利用者情報データベ
ースに登録する(S7)。このとき、利用者IDとして
現在利用可能なものが1つ表示される。また、グループ
管理を行う場合には、その利用管理者のグループにおい
て、現在使用可能なものが一つ表示される。従って、利
用管理者は、これらをそのまま使用すればよい。これに
より、利用管理者は新規に登録する利用者IDと既存の
利用者IDとの競合を回避できる。
【0093】次に、利用者情報管理装置52は、利用者
情報を入力させ、利用者情報データベースに登録する
(S8)。
【0094】次に、利用者情報管理装置52は、利用者
登録を終了するか否かを問い合わせ、判定する(S
9)。利用者登録を終了しない場合、利用者情報管理装
置52は、制御をS5に戻す。
【0095】図22は、利用者情報管理装置52が実行
する利用条件設定処理(利用範囲設定処理)の処理手順
である。この処理では、利用者が利用可能なサービス、
購入可能な商品、アクセス可能なサービスサイト等の範
囲が設定される。
【0096】まず、利用者情報管理装置52は、利用管
理者認証手続きを実行する(S10)。これは、正当な
利用管理者に利用条件を登録させるためである。
【0097】次に、利用者情報管理装置52は、利用者
ごとに利用範囲を設定するか、グループの構成員に一律
に利用範囲を設定するかを選択させる。利用者ごとに利
用範囲を設定する場合には、対象利用者を選択させる
(S11)。グループに利用範囲を設定する場合には、
対象グループを選択させる(S12)。これは、通常、
利用管理者の管理するグループである。
【0098】次に、利用者情報管理装置52は、利用範
囲の種別を選択させ、各利用範囲を入力させ、利用者情
報データベースに登録する(S14、S15、S1
6)。利用範囲の種別として、利用商品カテゴリー(S
14)、利用サービスサイト(S15)、利用条件スク
リーン選択、すなわち、定型パターンによる選択(S1
6)がある。
【0099】次に、利用者情報管理装置52は、利用限
度額、視聴時間の限度を入力させ、利用者情報データベ
ースに登録する(S17)。
【0100】次に、利用者情報管理装置52は、終了す
るか否かを問い合わせる(S18)。終了しない場合に
は、利用者情報管理装置52は、制御を対象利用者また
は対象グループの選択に戻す。終了する場合には、利用
者情報管理装置52は、利用範囲設定処理を終了する。
【0101】図23にフィルター装置55が実行するサ
イト閲覧フィルタリング処理の処理手順を示す。
【0102】この処理では、まず、利用者端末1がフィ
ルター装置55に接続要求する(S20)。すると、フ
ィルター装置55は、認証手続きを実行する(S2
1)。次に、フィルター装置55は、利用者属性、利用
条件、利用範囲を利用者情報管理装置52から取得する
(S22)。
【0103】次に、利用者端末1は、アクセスするサー
ビスサイトを指定する(S23)。すると、フィルター
装置55は、サービスサイトに問い合わせ、サービスサ
イト情報を取得する(S24、S25)。フィルター装
置55は、サービスサイト情報と、利用者属性・利用範
囲を照合し、利用条件をチェックする(S26)。
【0104】利用条件が満たされない場合、フィルター
装置55は、エラー情報を利用者端末1に表示させる
(S27)。その後、利用者端末1は、制御をS33に
進める。
【0105】一方、利用条件が満たされた場合、利用者
属性とともに表示要求をサービスサイトに通知する(S
28)。サービスサイトを開設するサーバ装置4は、利
用者属性が商品またはサービスに適合するか否かを確認
する(S29)。適合しない場合には、利用者端末1に
エラー情報を表示させる(S27)。適合する場合に
は、サーバ装置4は、サイト情報を送信する(S3
0)。
【0106】フィルター装置55は、サイト情報を中継
する(S31)。利用者端末1は、サービスサイトを表
示する(S32)。
【0107】次に、利用者端末1は、サービスサイトの
閲覧を終了するか否かを入力させる(S33)。終了し
ない場合、利用者端末1は、制御をS23に戻す。
【0108】図24にフィルター装置55が実行する決
済フィルタリング処理の処理手順を示す。
【0109】この処理でも、まず、利用者端末1がフィ
ルター装置55に接続要求する(S40)。すると、フ
ィルター装置55は、認証手続きを実行する(S4
1)。次に、フィルター装置55は、利用者属性、利用
条件、利用範囲を利用者情報管理装置52から取得する
(S42)。
【0110】次に、利用者端末1は、購入したい商品・
サービスを選択する(S43)。次に、利用者端末1
は、決済利用申請を行う(S44)。フィルター装置5
5は、この決済利用申請を受信する。
【0111】すると、フィルター装置55は、サービス
サイトを開設するサーバ装置4に商品・サービス情報を
問い合わせ、これを受信する(S45、S46)。フィ
ルター装置55は、商品・サービス情報と、利用者属
性、利用範囲を照合し、利用条件をチェックする(S4
7)。
【0112】利用条件が満たされない場合、フィルター
装置55は、エラー情報を利用者端末1に表示させる
(S48)。その後、利用者端末1は、制御をS56に
進める。
【0113】一方、利用条件が満たされた場合、フィル
ター装置55は、決済手続きを実行する。決済手続きに
は、クレジット会社への決済の通知が含まれる。
【0114】次に、フィルター装置55は、決済結果を
サービスサイトと利用者端末1とに通知する(S5
0)。
【0115】決済結果を受信したサービスサイトは、商
品・サービスの販売処理を実行する(S51)。次に、
サービスサイトは、商品・サービスの販売結果を通知す
る(S52)。
【0116】フィルター装置55は、商品・サービスの
販売結果を利用者端末1に中継する(S53)。
【0117】決済結果を受信した利用者端末1は、これ
を表示する(S54)。また、商品・サービスの購入結
果を受信した利用者端末1は、これを表示する(S5
5)。
【0118】次に、利用者端末1は、商品・サービスの
購入を終了するか否かを入力させる(S56)。終了し
ない場合、利用者端末1は、制御をS43に戻す。
【0119】図25に、エラー情報表示処理(図23の
S27、または、図24のS48)の詳細を示す。この
処理では、フィルター装置55は、利用者端末1にエラ
ーメッセージを表示させる(S60)。
【0120】次に、フィルター装置55は、利用者端末
1において利用者に対して、一時承認を申請するか否か
を問い合わせさせる(S61)。
【0121】一時承認を申請しない場合、フィルター装
置55は、処理を終了する。一方、一時承認を申請する
場合には、一時承認申請を利用管理者に通知する。その
後、フィルター装置55は、処理を終了する。
【0122】利用管理者が一時承認した場合には、利用
者は再度、商品またはサービス利用の操作をすることを
により、その商品またはサービスをその場合に限り利用
できる。
【0123】以上述べたように、本フィルタリングシス
テム5を用いて電子商取引システムを構築すると、利用
管理者が設定した範囲で、利用者が商品を購入し、サー
ビスを利用できる。その結果、利用者による過剰な商品
購入やサービス利用、または、利用者による不適切な商
品購入、サービス利用を抑止できる。
【0124】また、本フィルタリングシステム5によれ
ば、利用者の属性と商品・サービスの適正条件を照合さ
せるので、不適切なサービスの利用、商品の提供を防止
できる。
【0125】また、フィルタリングシステム5によれ
ば、本利用管理者は、利用条件パターン(定型パター
ン)を選択することで利用条件を登録できるので、利用
管理者による利用者管理の手間が軽減される。
【0126】また、フィルタリングシステム5によれ
ば、利用限度額を超える商品を決済する場合や、利用が
許可されたいないサービスを受ける場合に、一時利用承
認を得ることができる。その結果、サービスサイトへの
アクセスの管理が柔軟になる。
【0127】また、フィルタリングシステム5によれ
ば、グループ単位で利用限度額の管理をすることができ
る。
【0128】また、本フィルタリングシステム5によれ
ば、利用者がクレジットカードを所有しない場合でも、
利用管理者が利用者を登録することにより、利用者自身
が商品の購入やサービスの利用に対する代金の支払いが
可能になる。
【0129】また、商品の購入やサービスの利用を代理
の利用者に委ねる際、決済情報102を通知する必要が
ないため、決済情報102の漏洩や不正利用を防止でき
る。
【0130】サービスサイトは、決済者と利用者が異な
る場合も利用者を特定でき、利用者の属性に合わせて適
切な商品の販売またはサービスの提供を行える。 <変形例>上記実施形態においては、利用管理者に係る
情報を利用者情報データベース53に格納した。しか
し、本発明の実施はこのようなデータベースの構成には
限定されない。例えば、利用管理者に係る情報を利用管
理者以外の利用者情報とは分離し、利用管理者データベ
ースを設けて管理してもよい。
【0131】上記実施形態では、利用者IDは上位6桁
のグループIDと下位4桁の個人IDの組み合わせで構
成された。しかし、本発明の実施は、このような構成に
は限定されない。例えば、個人IDをグループIDから
分離独立させ、フィルタリングシステム5においてユニ
ークな識別コードにしてもよい。また、グループIDと
個人IDが桁数が各々6桁、及び4桁に限定されるもの
でもない。また、このような個人IDをフィルタリング
システム5内で新たに採番する代わりに、メールアドレ
スを個人IDに使用してもよい。
【0132】上記実施形態においては、HTTPによる
サービスサイトへのアクセスをフィルタ装置55による
チェックの対象とした。しかし、本発明の実施は、HT
TPによるアクセス、その他、アプリケーション層のプ
ロトコルには限定されない。すなわち、サーバ装置4に
おけるアプリケーション層プロトコルを受信可能なアプ
リケーションプログラムをフィルタリングシステム5に
おいて実行させれば、アプリケーション層の種類によら
ずプロトコル本発明の実施は可能である。
【0133】上記実施形態においては、利用管理者の期
間利用限度額を、その利用管理者が管理するグループの
期間利用限度額として用いた。しかし、本発明の実施
は、このような構成には限定されない。例えば、別途、
グループ属性を定義するファイルを設け、グループ属性
の一つとして期間利用限度額を保持してもよい。 《第2実施形態》図26及び図27を参照して本発明の
第2実施形態に係る電子商取引システムを説明する。図
26は、本実施形態において、利用者情報管理装置52
が保持する階層関係管理情報22を示す図であり、図2
7は、この階層関係管理情報22を用いて利用者情報管
理装置52が実行する利用者情報管理処理を示すフロー
チャートである。
【0134】上記第1実施形態では、利用管理者が利用
者を登録して、利用管理者が設定した範囲で、利用者に
商品を購入させ、サービスを利用させるシステムを説明
した。また、上記第1実施形態では、そのような利用者
は、利用管理者が設定したグループに所属させて、一括
管理された。
【0135】本実施形態では、そのようなグループに階
層関係を持たせて、階層的に管理するシステムについて
説明する。他の構成及び作用は第1実施形態と同様であ
るので、必要に応じて図1から図25の図面を参照す
る。 <機能>本実施形態の利用者情報管理装置52は、利用
者が所属するグループを階層化して管理する。その結
果、各階層の利用管理者は与えられた権限の範囲で、当
該階層以下の階層における利用者の利用限度額及び利用
範囲を管理させる機能が提供される。
【0136】例えば、利用管理者に、自己が管理する階
層以下の階層における所定期間内の利用限度額を増額ま
たは減額させる機能が提供される。
【0137】例えば、利用管理者に、自己が管理する階
層以下の階層に属する利用者一律に、1回当たりの利用
限度額を増額または減額させる機能が提供される。
【0138】例えば、利用管理者に、自己が管理する階
層以下の階層に属する利用者一律に、商品またはサービ
スの利用範囲を設定させる機能が提供される。
【0139】例えば、利用管理者に、自己が管理する階
層以下の階層に属する利用者が利用限度額を超えて商品
の購入やサービスの利用を受ける場合に、一時的に利用
承認する機能が提供される。
【0140】また、階層関係を企業や団体の職務レベル
に対応させ、職務レベルごとの利用条件を定義させるこ
とにより、本電子商取引システムを企業や団体の予算管
理、購入管理に使用できる。 <階層関係管理情報>図26にグループ間の階層関係を
記述する階層関係管理情報22を示す。階層関係管理情
報22は、グループ管理テーブル20とポインタテーブ
ル21とから構成される。
【0141】グループ管理テーブル20の各レコード
は、グループID、子グループの数及びポインタテーブ
ル21へのポインタを有している。図26でグループ管
理テーブルの左の列のA1からANは各レコードのアド
レスを示している。
【0142】例えば、アドレスA2のレコードは、グル
ープIDがG11000であり、子グループの数がNで
あり、ポインタテーブル21へのポインタがP2であ
る。
【0143】これにより、グループIDがG11000
のグループは、ポインタテーブル21におけるアドレス
P2のレコードにリンクされる。
【0144】ポインタテーブル21のアドレスP2に
は、親グループへのポインタA1、第1の子グループへ
のポインタA3、第2の子グループへのポインタA
4、...、第Nの子グループへのポインタAN+2が
保持されている。なお、親がないグループについては、
親グループへのポインタがNULLポインタになる。ま
た、子がないグループに対しては、子グループの数が0
になる。
【0145】従って、利用者情報管理装置52は、グル
ープ管理テーブル20とポインタテーブル21を交互に
辿ることによって、各グループの親グループ及び各グル
ープの子グループを辿ることができる。 <作用と効果>図27に、利用者情報管理装置52が実
行する階層関係を有するグループの利用者情報の登録・
変更処理を示す。
【0146】まず、利用者情報管理装置52は、現在変
更操作を行っている利用管理者の管理するグループのグ
ループIDを求める(S70)。
【0147】次に、利用者情報管理装置52は、利用者
情報の登録・変更の対象となるグループのグループID
を入力させる(S71)。
【0148】次に、利用者情報管理装置52は、図26
に示した階層関係管理情報22を検索して、変更対象の
グループが利用管理者のグループの下位の階層に含まれ
るか否かを確認する(S72)。
【0149】変更対象のグループが利用管理者のグルー
プの下位の階層に含まれる場合に、利用者情報管理装置
52は、利用管理者にそのグループの利用者情報の登録
・変更をさせる(S74)。
【0150】変更対象のグループが利用管理者のグルー
プの下位の階層に含まれない場合、利用者情報管理装置
52は、利用管理者端末2にエラーメッセージを表示し
(S75)、処理を終了する。
【0151】以上述べたように、本実施形態の電子商取
引システムでは、利用者を管理するグループに階層関係
を持たせ、各階層のグループの利用管理者に対して、そ
の階層以下のグループにおける利用者情報の登録・変更
を認める。このため、企業や団体における組織を自然に
模擬した管理を電子商取引システムにおいて実現でき
る。 <変形例>上記実施形態では、グループの階層関係を表
現するため、階層関係管理情報22を使用した。しか
し、本発明の実施は、このような構成には限定されな
い。例えば、図15に示した利用者属性テーブルにおい
て、各レコードに親グループ番号と、子グループ番号を
持たせてもよい。子グループ番号は、複数存在し得るた
め、別途、子グループテーブルを設け、そのテーブルの
先頭を示すポインタを図15に示した利用者属性テーブ
ルに保持してもよい。 《コンピュータ読み取り可能な記録媒体》上記実施の形
態のフィルタイリングシステム5において実行される処
理手順からなるコンピュータプログラムを、コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そ
して、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読
み込ませて実行させることにより、上記実施の形態に示
したフィルタリングシステム5として機能させることが
できる。
【0152】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DA
T、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0153】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。 《搬送波に具現化されたデータ通信信号》また、上記プ
ログラムは、コンピュータのハードディスクやメモリに
格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータに配布する
ことができる。この場合、プログラムは、搬送波によっ
て具現化されたデータ通信信号として、通信媒体を伝送
される。そして、その配布を受けたコンピュータを上記
実施の形態のフィルタリングシステム5として機能させ
ることができる。
【0154】ここで通信媒体としては、有線通信媒体、
例えば、同軸ケーブル及びツイストペアケーブルを含む
金属ケーブル類、光通信ケーブル等、または、無線通信
媒体例えば、衛星通信、地上波無線通信等のいずれでも
よい。
【0155】また、搬送波は、データ通信信号を変調す
るための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直
流信号でもよい。この場合、データ通信信号は、搬送波
がないベースバンド波形になる。従って、搬送波に具現
化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバンド
信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0の直
流信号を搬送波とした場合に相当)のいずれでもよい。 《その他》本実施の形態は以下の発明を開示する。
【0156】(付記1) 利用者端末とサービスサイト
との間で通信される情報を管理する通信情報管理装置で
あり、利用者端末からサービスサイトにアクセスする利
用者に係る情報、前記利用者を利用者グループに分類す
るグループ情報、及び、前記利用者グループにおいて利
用者に係る情報を管理する、そのような管理者に係る情
報を記録する利用者情報記録部と、前記管理者を認証
し、前記利用者情報を登録または更新させる利用者情報
管理部と、前記サービスサイトから提供される商品また
はサービスに係る提供条件を取得し、前記利用者のサー
ビスサイトへのアクセスを管理する通信管理部とを備え
た通信情報管理装置(1)。
【0157】(付記2) 前記利用者情報記録部は、利
用者の属性を記録し、その商品またはサービスの提供を
求める利用者の属性が前記提供条件を充足しない場合
に、前記通信管理部は、サービスサイトから利用者への
その商品またはサービスの提供を阻止する付記1記載の
通信情報管理装置。
【0158】(付記3) 前記利用者情報記録部は、そ
の利用者の取り引き可能な商品またはサービスの範囲を
規定する情報を記録し、その利用者の取り引き可能な範
囲にない商品またはサービスの提供を要求するときに、
前記通信管理部は、その供給を阻止する付記1記載の通
信情報管理装置。
【0159】(付記4) 前記管理者が商品またはサー
ビスに対する代金を決済するための決済情報を記録する
決済情報記録部をさらに備え、前記利用者情報記録部
は、利用者ごとに決済可能な決済限度額を記録し、前記
通信管理部は、前記決済限度額の範囲で利用者に提供さ
れる商品またはサービスの代金を決済をする付記1記載
の通信情報管理装置(2)。
【0160】(付記5) 前記利用者情報記録部は、利
用者を利用者グループに分類するグループ情報と、前記
利用者グループに対する決済限度額とを記録し、前記通
信管理部は、利用者グループごとの決済額を前記決済限
度額に制限する請求4記載の通信情報管理装置(3)。
【0161】(付記6)複数の利用者グループ間の階層
関係を記録する階層関係記録部をさらに備え、前記通信
管理部は、各グループにおいてに認証された利用管理者
に、当該グループまたはそのグループの下位の階層に含
まれるグループに対し、利用者の属性変更、利用者の取
り引き可能な商品もしくはサービスの範囲の変更、また
は、利用者の決済限度額の変更をさせる付記5記載の通
信情報管理装置(4)。
【0162】(付記7) 前記通信管理部は、各グルー
プの管理者により、そのグループの決済限度額の一部、
または、前記利用範囲の一部を他の階層に譲渡させる付
記6記載の通信情報管理装置。
【0163】(付記8) 利用者がその利用者の取り引
き可能な商品もしくはサービスの範囲、または、決済限
度額を超えて商品またはサービスの提供を求める場合
に、前記通信管理部は、その利用者が所属する利用者グ
ループの管理者に承認手続きを求め、その承認手続きが
実行された後に、その商品またはサービスの代金を決済
をする付記1記載の通信情報管理装置。
【0164】(付記9) 前記サービスサイトが提供す
る商品またはサービスの組み合わせからなる定型パター
ンを記録する定型パターン記録部をさらに備え、前記通
信管理部は、前記利用範囲を前記定型パターンによって
設定させる付記3記載の通信情報管理装置。
【0165】(付記10)前記通信管理部は、前記利用
者端末からサービスサイトへ通信される情報にその利用
者の属性を付加し、前記サービスサイトに対して利用者
の適否を判定させる付記2記載の通信情報管理装置。
【0166】(付記11) 利用者端末とサービスサイ
トとの間で通信される情報を管理する通信情報管理方法
であり、利用者端末からサービスサイトにアクセスする
利用者に係る情報、前記利用者を利用者グループに分類
するグループ情報、及び、前記利用者グループにおいて
利用者に係る情報を管理する、そのような管理者を記録
する記録手順と、前記管理者を認証する手順と、前記利
用者情報を登録または更新させる手順と、前記サービス
サイトから提供される商品またはサービスに係る提供条
件を取得する手順と、前記利用者のサービスサイトへの
アクセスを管理する管理手順とからなる通信情報管理方
法(5)。
【0167】(付記12) コンピュータに、利用者端
末とサービスサイトとの間で通信される情報を管理させ
るプログラムであり、利用者端末からサービスサイトに
アクセスする利用者に係る情報、前記利用者を利用者グ
ループに分類するグループ情報、及び、前記利用者グル
ープにおいて利用者に係る情報を管理する、そのような
管理者を記録する記録手順と、前記管理者を認証する手
順と、前記利用者情報を登録または更新させる手順と、
前記サービスサイトから提供される商品またはサービス
に係る提供条件を取得する手順と、前記利用者のサービ
スサイトへのアクセスを管理する管理手順とを実行させ
るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。
【0168】(付記13) コンピュータに、利用者端
末とサービスサイトとの間で通信される情報を管理させ
る、そのようなプログラムコード部分を有する搬送波に
具現化されたデータ通信信号であり、利用者端末からサ
ービスサイトにアクセスする利用者に係る情報、前記利
用者を利用者グループに分類するグループ情報、及び、
前記利用者グループにおいて利用者に係る情報を管理す
る、そのような管理者を記録する記録手順と、前記管理
者を認証する手順と、前記利用者情報を登録または更新
させる手順と、前記サービスサイトから提供される商品
またはサービスに係る提供条件を取得する手順と、前記
利用者のサービスサイトへのアクセスを管理する管理手
順とを実行させるプログラムコード部分を有するデータ
通信信号。
【0169】(付記14) コンピュータに、利用者端
末とサービスサイトとの間で通信される情報を管理させ
る通信情報管理プログラムであり、利用者端末からサー
ビスサイトにアクセスする利用者に係る情報、前記利用
者を利用者グループに分類するグループ情報、及び、前
記利用者グループにおいて利用者に係る情報を管理す
る、そのような管理者を記録する記録手順と、前記管理
者を認証する手順と、前記利用者情報を登録または更新
させる手順と、前記サービスサイトから提供される商品
またはサービスに係る提供条件を取得する手順と、前記
利用者のサービスサイトへのアクセスを管理する管理手
順とを実行させるプログラム。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
決済者からインターネット上での商取引を認められた代
理の利用者が、正当かつ適切に商品の購入、サービスの
利用をすることができる。
【0171】また、本発明によれば、クレジットカード
を持たない個人、あるいは、企業・団体による商品の購
入、サービスの利用が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における利用者、決済情
報102の登録時のデータフロー図
【図2】利用条件登録時のデータフロー図
【図3】サービス情報登録時のデータフロー図
【図4】サービス利用時のデータフロー図
【図5】利用者登録時の認証画面
【図6】利用者情報登録画面
【図7】利用条件設定・利用者属性等登録画面
【図8】サイト情報登録画面
【図9】決済フィルタリング処理時の利用者認証手続き
画面
【図10】決済フィルタリング処理時の決済利用申請画
面(1)
【図11】決済フィルタリング処理時の決済利用申請画
面(2)
【図12】決済フィルタリング処理時の決済結果表示画
【図13】決済フィルタリング処理時の購入結果表示画
【図14】決済フィルタリング処理時のエラー画面
【図15】利用者情報データベース53内の利用者属性
テーブルのデータ構造
【図16】利用者情報データベース53の利用範囲テー
ブルのデータ構造
【図17】利用範囲分類データベース57のデータ構造
【図18】利用者ログのデータ構造のデータ構造
【図19】サイト情報データベースのデータ構造
【図20】利用管理者登録時の処理手順(管理者登録フ
ロー)
【図21】利用者情報登録時の処理手順(利用者登録フ
ロー)
【図22】利用範囲設定処理の処理手順(利用者条件設
定フロー)
【図23】サイト閲覧フィルタリング処理の処理手順
【図24】決済フィルタリング処理の処理手順
【図25】エラー情報表示処理
【図26】階層関係管理情報22を示す図
【図27】階層関係を有するグループの利用者情報登録
・変更処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 利用者端末 2 利用管理者端末 3 サイト管理者端末 4 サーバ装置 5 フィルタリングシステム 6 ネットワーク 51 利用者情報登録装置 52 利用者情報管理装置 53 利用者情報データベース 55 フィルター装置 57 利用範囲分類データベース 102 決済情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 寧 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 神谷 浩行 東京都大田区新蒲田一丁目17番25号 株式 会社富士通ラーニングメディア内 Fターム(参考) 3E040 BA18 CA14 DA03 5B049 AA01 BB00 BB11 CC36 FF09 GG04 GG07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者端末とサービスサイトとの間で通
    信される情報を管理する通信情報管理装置であり、 利用者端末からサービスサイトにアクセスする利用者に
    係る情報、前記利用者を利用者グループに分類するグル
    ープ情報、及び、前記利用者グループにおいて利用者に
    係る情報を管理する、そのような管理者に係る情報を記
    録する利用者情報記録部と、 前記管理者を認証し、前記利用者情報を登録または更新
    させる利用者情報管理部と、 前記サービスサイトから提供される商品またはサービス
    に係る提供条件を取得し、前記利用者のサービスサイト
    へのアクセスを管理する通信管理部とを備えた通信情報
    管理装置。
  2. 【請求項2】 前記管理者が商品またはサービスに対す
    る代金を決済するための決済情報を記録する決済情報記
    録部をさらに備え、 前記利用者情報記録部は、利用者ごとに決済可能な決済
    限度額を記録し、 前記通信管理部は、前記決済限度額の範囲で利用者に提
    供される商品またはサービスの代金を決済をする請求項
    1記載の通信情報管理装置。
  3. 【請求項3】 前記利用者情報記録部は、利用者を利用
    者グループに分類するグループ情報と、前記利用者グル
    ープに対する決済限度額とを記録し、 前記通信管理部は、利用者グループごとの決済額を前記
    決済限度額に制限する請求2記載の通信情報管理装置。
  4. 【請求項4】複数の利用者グループ間の階層関係を記録
    する階層関係記録部をさらに備え、 前記通信管理部は、各グループにおいてに認証された利
    用管理者に、当該グループまたはそのグループの下位の
    階層に含まれるグループに対し、利用者の属性変更、利
    用者の取り引き可能な商品もしくはサービスの範囲の変
    更、または、利用者の決済限度額の変更をさせる請求項
    3記載の通信情報管理装置。
  5. 【請求項5】 利用者端末とサービスサイトとの間で通
    信される情報を管理する通信情報管理方法であり、 利用者端末からサービスサイトにアクセスする利用者に
    係る情報、前記利用者を利用者グループに分類するグル
    ープ情報、及び、前記利用者グループにおいて利用者に
    係る情報を管理する、そのような管理者を記録する記録
    手順と、 前記管理者を認証する手順と、 前記利用者情報を登録または更新させる手順と、 前記サービスサイトから提供される商品またはサービス
    に係る提供条件を取得する手順と、 前記利用者のサービスサイトへのアクセスを管理する管
    理手順とからなる通信情報管理方法。
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